オニオコゼ

 

 

釣る

以前は投げ釣りや波止のチヌ釣りの際に時々釣れてましたが,最近は全く見かけません・・・でしたが,上の写真のは2007年9月に瀬戸田・名荷港の波止で釣ったもの。サイズは24cmです。夕方薄暗くなりかけた頃に,竿下の胴突き仕掛け(エサはオキアミ)にヒットしました。

 

(右の写真は「釣りの魚」(保育社)から引用)

食べる

上の写真のオコゼは,刺身で食べました。おいしかったです。アラは赤味噌の味噌汁にするといいと思います。調理するときは,調理用のハサミで毒のある背びれを切り落とします。ハオコゼとは違って,ほっぺたの針には毒はなさそうです。オコゼは今でこそ高級魚ですが,うちの親父の話によると,当地では昔はハゼと同じくらいたくさん獲れたとのこと。ほんまかいな。ところで,オコゼと言えば何と言っても唐揚げ。尾道に「青柳」という老舗(わりと大衆的な店)があって,オコゼの唐揚げが名物です。オコゼは養殖されていないので,もしかしたら韓国産の輸入物かもしれませんが,秘伝のタレに浸して揚げた香ばしい味は最高。尾道に来られたら,ぜひ一度ここで食べてみてください。きっと感動することでしょう。ただし,オコゼ以外の魚は保証の限りではありません。