<このページの記述は2001年9月に修正しました。>

かぶせ釣りの釣期は,だいたい10月〜5月ころです。夏場はカキの身がドロドロに溶けてしまうことが多いため,一般的にはシーズンオフとなります。ベストシーズンは水温が下がり始める11〜12月ころと,多くの魚の産卵期に当たる4〜5月です。真冬は当たりは少なくなりますが,良型が釣れます。ただし,真夏でもカキが使えないわけではありません。採る場所を選べば,サシエに使えるカキもあります。夏場のターゲットは,ほとんどチヌとコブダイになります。

備後地方での主な対象魚の釣期を簡単にまとめると,次のようになります。

魚種

よく釣れる時期

アイナメ

数が釣れるのは正月前後。型狙いなら3〜4月。

コブダイ(カンダイ)

年中釣れる。

チヌ(クロダイ)

12〜1月。型狙いなら4〜5月。

ハゲ(ウマヅラハギ)

11月ごろは中型の数釣り。4〜5月が数・型ともよい。

グレ(メジナ)

秋は小型中心。30cm級は4〜5月が狙い目。

イシダイ

10月がベスト。サンバソウなら9月も。5月ごろ釣れることも。

その他

カレイは11〜1月ころ。タコ・カサゴは年中。