★ 釣り日記 (2002年8月) ★

8月4日(日) 8月11日(日) 8月16日(金)
8月24日(土)    

◆ 2002/8/24(土) 因島・小用波止   

〜 幽霊の正体見たり・・・ってか〜! 〜

● 置き竿にしておいた3.6m万能竿の先がギュン!と引っ張られて,ガラガラ引きずられて海に落ちそうになる。あわてて竿を握り,リールを巻こうとしたとき,魚は一気に手前の根に向かってくる。道糸が斜めに走って,竿をあおる間もなく根ずれで道糸ごとブチ切られた。時間にしてわずか数秒。引きは,ほとんどコブダイ並み。しかし,コブダイではない。なぜならエサがカキではないからだ。使ったエサは,8cmほどの小アジ。波止先端20mほど沖でヒットした,あの魚は一体何じゃ〜?!あいつを絶対釣り上げちゃる〜!・・・これが,先週土曜日午前6時半ごろの,因島・小用の波止での出来事だった。

● 今日は,リベンジを期して現地に5時半ごろ到着。竿とリールは安物しか持ってないが,仕掛けは全部作り直してある。道糸はナイロン5号。ハリスはコブダイ狙いのときでもめったに使わないトヨフロンLハード4号を2m。ハリはチヌ5号。遊動テンビンに六角オモリ10〜12号をセットした3.6〜4.5mの竿を3本。別の竿でエサになる生きエを釣って,1本バリに背掛けにしてぶっこみ釣りをする。魚の正体は,前回の感触でこう考えた --- 「底を這うような引きじゃったんで,スズキじゃない。8割方○○○。もしかしたらハマチ。あるいはひょっとしてサメ?でも,昼間にサメが釣れるとは思えん・・・」。今朝の車の中では,こう考えていた。100%○○○!ぜったいヒ○○!ヒ○メ!○ラメ!ヒラ○〜!

● 波止には先客はなし。行く途中ちょっと雨が降ったが,とりあえず曇り空で無風。今日は昼ごろが満潮で,先週とは逆の潮になる。先週は下げ初めの時間にヒットした。波止先端に荷物を置いて,まずぶっこみの竿を3本セット。続いてサビキの竿を出し,冷凍アミエビと市販のマキエをまぜてママカリ5号のサビキで足元を釣ってみた。先週と同じく,マキエをすると数cmほどのウマヅラハギの子がわーっと寄って来る。サシエなんかしてもすぐ取られてしまうので,サシエはなし。しばらくやってみたが,掛かるのはハゲやらフグやらスズメダイやらで,ぶっこみのエサになりそうな魚が全然釣れない。このままでは,釣りにならん!--- と焦りまくっていたとき,ようやくまともな引きがきた。しか〜し。釣れたのは18cmくらいのサバ。この半分ぐらいのサイズならエサになるのに・・・と思いつつクーラーにキープ。シメサバにして食べる。

● 30分以上経って満ちの潮が流れ出したところで,ようやく小アジが掛かり出した。7〜10cmくらいの,ちょうど手ごろなサイズが数尾。釣れた端からぶっこみのハリに刺して,正面20〜30m沖に投入。まだまだエサが足りないので,サビキでエサを確保しながらぶっこみの竿先を見るという忙しい釣りになった。小アジの当たりは非常に散発的で,時間は過ぎていく。満ちの潮は右から左へかなり速く流れるので,道糸が流されていく。時々コノシロの子の群れが回ってくるが,まだ食い気がたっていないらしくハリに掛からない。

● 7時半ごろ,立て続けに大きな当たりがきた。先週と同じく,竿先を一気に引きずっていくような当たり。1回目,空振り。2回目,また空振り。1本バリのせいか,掛かりが浅いらしい。孫バリをつけることも考えたが,同じ仕掛けで続行。3度目,今度は掛かった!デカい!ちゅうか,デカいなんてもんじゃない!なんじゃこりゃ〜!という感じ。ところが,先週と同じく10mほど沖の根に入られてしまった。

● あっちゃ〜!!!何とか出てきてくれ〜!30秒ぐらい待ったがビクともしないので,仕方なく道糸を手で引っ張ったら,オモリが根から外れた。--- 「よっしゃ!まだ魚はついとる!何のためにぶっとい仕掛けにした思うとんじゃ〜!今日は絶対逃がさんど!」 ---- それからは,もう必死。とにかく重さが尋常ではなく,4.5mの竿が弓なりで今にも折れそう。すぐ近くで釣っていた小物釣りの人が,タモ入れしましょうか?と寄ってきた。「ありがたいけど,上がってくるかどうか・・・」「顔だけでも見れんかの〜」 --- てなことを言いながら,ゆっくりゆっくりリールを巻き上げる。オモリが水面近くに上がってきて,魚の姿が見えてきた!茶色い!本命か?!・・・・ あれ?なんか,ちょっと違う・・・ シッポが・・・ついとる・・・

● マサさんふうに言うと,「新種のヒラメ発見か?このヒラメはオナガヒラメと命名」・・・ はい,すいません。例のやつです。さんざん期待しとったのに〜!全然予想もしとらんかったですよ,アジの生きエに掛かるとは。おまえら,アサリが主食じゃなかったんか?--- 見にきたオジサンいわく。「こりゃ本物のエイじゃ」。つまり,トビエイではない,したがって食性が違う,というわけですね。魚屋さんで売っている,いわゆるアカエイ。検寸したらシッポ抜きで40cmほどしかなかったのに,いや重いのなんの。あれがヒラメなら70cmくらいあったじゃろなあ・・・

● というわけで,リベンジは失敗に終わりました。な〜にが「長い釣り人生で3本の指に入る痛恨のバラシ」じゃい!世の中そんな甘いもんじゃないわ!・・・ ということを思い知らされたのでした。まあ,でも久々に興奮したし,釣れたのは食える魚じゃったし・・・。結局11時ごろまで粘って,ぶっこみ釣りではエソ(小アジにヒット)とグチ(コノシロの子にヒット)を追加。グチ(イシモチ)はその名のとおり,スカリに入れたらグウグウ鳴いてやかましかった。昼前には天気も回復して,サヨリやサビキの人がだいぶ大勢入っていた。今日釣れた魚は,全部調理した。グチとエソは唐揚げに。エソはシッポに近い方は小骨がないので刺身も取れる,という情報をメールでいただいたのでやってみたが,サイズが小さいせいもあって刺身にできるほどの身は取れなかった。でも身がしまっているので刺身にできたら美味そうではあった。小サバと小アジはシメサバふうに。エイは,どっからさばくのかよくわからず,ひっくり返して真ん中から切ってみた。ハラの真ん中はほとんど内臓で,中学生のときにやったフナの解剖を思い出した。骨が軟骨なので切りやすく,わりと上手にさばけた。エイの旬は夏。味噌汁も美味いらしいが,今日は煮つけで食べることにした。まあ,たまにはこんなんもいいんでないかい?

 8/24の釣果  (ぶっこみ釣り/サビキ釣り)

   ・アカエイ(40cm級=シッポを除く) 1尾

   ・トカゲエソ(34cm) 1尾

   ・シログチ(30cm) 1尾

   ・小サバ・小アジ(18cm級)=約10尾 


◆ 2002/8/16(金) 因島・生名島・生口島   

〜 出張版・トホホの釣行記 〜

● 女房の実家の広島へ滞在中,めじっこクラブの名誉会長・イチローさんから携帯に連絡が入った。浦崎出身で東京在住のイチローさんとは,去年の夏にも瀬戸田へ一緒に釣行した。今回はちょうど入れ違いになって無理かと思ったが,今日(16日)だけ予定が合ったので,二人で釣行することになった。満越とか横島とか近場で釣る手もあるが,せっかくの機会なのでしまなみ海道沿いにいろんな釣り場を回ってみることにした。ちなみに昨年は瀬戸田へ神戸のヤスさん,ケプさんを含む4人で釣行し,まともな魚はイチローさんが釣った35cmのチヌ1尾のみ。めじっこクラブの釣りレポートは「普通の釣行記」と「トホホの釣行記」の2つのコーナーに分かれていて,去年はトホホの方だった。で,今年は・・・

● 朝6時に待ち合わせ。ちょっと行き違いがあったが,無事因島北インター出口で合流。最初の行き先・小用へ向かった。今日は干潮が午前10時半ごろ,満潮が午後5時ごろの小さい潮。下げ潮で釣れそうなポイントが思い浮かばないので,久しぶりに小用へ。ただ,先週の倉敷のマサさんのレポートでは,カキは全然ダメらしい。小用にはフカセの人がよく入っているので,フカセ釣り師のイチローさんなら何か釣ってもらえるかも・・・と期待した。7時近くに到着。釣り人の姿はなし。半分くらい潮が下げていて,曲がり角から正面沖へ下げ潮が流れている。イチローさんは曲がり角から数mほど行ったあたりへ。この波止のベストポイントを一目で見極めるのはさすが。

● カキも持って来てはいるが,とりあえず波止先端でサビキをやってみることにした。下をのぞくと,小魚がいっぱい群れている。コノシロの子らしい。この波止では去年1枚だけヒラメを釣っているので,今日も生きエのぶっこみで狙うことにした。エサのコノシロは,5号のママカリサビキ(サシエなし)で釣れる。アミエビをまくと,10cmくらいのハゲの子がわーっと寄ってくる。こいつらがまともなサイズになるのは来年だろう。いつものぶっこみ仕掛けの竿を3本出して,コノシロを背掛けにして左右に投入。続いてかぶせ釣りの道具を出して,ぶっこみの竿を横目で見ながら釣る。

● かぶせ釣りの方は,予想どおり全然当たりなし。ぶっこみの方は,4〜5回当たりがきた。ハリに掛からなかったりバラしたりもあって,取り込んだのは2尾。魚は・・・もちろんエソですよ,ええ。魚の反応はあるけど,全部エソじゃあなあ。コイツを食べようと思ったら,ぶつ切りにしてキュウリの蛇腹切りみたいに細かい切れ目を入れて(骨切り),唐揚げにするしかない。唐揚げならけっこうイケる味で,カルシウムも豊富である。しかし,今日はリリース。イチローさんの方も「エサ取りの反応もない」とのことで,9時ごろ撤収。次の釣り場へ向かう。

● 次の釣り場は,生名島の小さい波止。9時45分のフェリーに乗って,10時ごろから干潮をはさんで満ち上がりを狙う。今日は家族連れが何人か入っていた。この波止は最近かぶせ釣りではさっぱりで,足元はエサ取りしかいない。遠投すると当たりがない。今日も結局,昼まで釣ってコブダイのバラシが2回あったのみ(外向きの遠投)。イチローさんは先端右から沖へ向けて流れる潮の境目あたりを釣っていたが,エサ取りのサバが時々掛かるのみで,こちらもノーヒット。12時20分のフェリーで因島へ戻った。

● 土生港から北へ戻ったところの海沿いにある「レストラン・シーガル」で昼食。ここは初めて入ったが,いわゆる大衆食堂の雰囲気。こういう店が島にあまりないせいか,今日は繁盛していた。イチローさんのフカセ釣りについて話を聞いた。ウキ止めはだいたい底に合わせてつけているが,最近はやりの「スルスル釣り」(ウキ止めなしでサシエを沈めていく)に近い釣り方らしい。今年はこっちへ帰って来てから釜戸(横島)の岩場へも行ったらしいがダメだったとのこと。元気ですねえ。この暑い中をあそこまで荷物を下げて行くとは。めじっこクラブの関東周辺でのオフ会にも,カキが使えるような場所なら参加するんですが。新幹線にカキ積んで。

● 昼食後は,去年も行った瀬戸田へ移動。夕方の満潮まで,ここで最後のチャンスを狙う。今日は曲がり角と先端に先客がいて,先端の先客は足元でサヨリを釣っている。いっぱい群れてはいるが,掛かるのは小型のみ。時々大型も見えるが,あれを選んでハリに掛けるのは至難の業だろう。イチローさんはその手前,去年とほぼ同じポイントへ。波止一帯にサヨリが群れているので,ちょっと狙ってみることにした。サヨリ仕掛けを出して,タナを2mくらいに深く取り,マキエカゴをつけて20mくらい投げて釣る。しかしウキとサシエが離れすぎているので,エサを取られてもわからない。たぶん小型だろう。小型ならいくらでも釣れるので,またぶっこみ竿を出してサヨリの生きエで大物狙いをやってみた。去年と違って,今日は青物の回遊はなかった。

● 午後はかなり暑くなって,体力的にだいぶへばってきた。かぶせ釣りもやってみたが,当たりはない。イチローさんのところへ行くと,足元のマキエにサヨリや小サバがわらわら寄って来ている。こういう状態が続いて,結局1時半ごろから4時半ごろまで3時間ほど釣って,かぶせ釣りでの釣果はカサゴ2尾。ぶっこみ釣りは釣果なし。キープしたのは,拾ったタオル1枚。腰にたらして使うタオルはいつも,釣り場で拾うことにしている。今使っているタオルよりきれいなやつが,ちょくちょく落ちているので。右の写真の上が拾ったタオル,下がお役御免になったタオル(地面の色と一緒)。イチローさんの釣果は,キープサイズのサヨリ3尾。今日いろいろ回って得た結論。その1。8月にかぶせ釣りをするもんじゃーない。その2。真夏に1日中竿を出すのは体力的に辛い。その3。イチローさん,来年の夏はどっか釣れる場所を探しときますけんね。--- 以上!

 8/16の釣果  (ぶっこみ釣り/かぶせ釣り)

  ・トカゲエソ(42・30cm) 2尾

  ・カサゴ(18cm) 2尾 (1尾は写真なし) 


◆ 2002/8/11(日) 田島・坊地新波止   

〜 やっぱり夏はシャコのもんですよ 〜

● まず,きのうのご報告。朝5時半ごろから9時過ぎまで因島・消防署前(南側)の波止でかぶせ釣り。コブダイのバラシが1回あったのみでボウズ。足元はエサ取りしかおらず,遠投すると当たりなし。遅れていたコブダイのハラミが終わったのかも。ここも秋までかぶせ釣りはお休み,という雰囲気だった。夕方6時ごろ,田島でシャコ掘り。20匹ほど掘って,今日の釣行に備えた。

● 今日の行き先は,先週下見した田島の坊地新波止。いつものパターンで昼から家族サービスなので,11時半ごろがタイムリミット。道具はいろいろ用意した。メインは,シャコのぶっこみ釣り。同じ仕掛けで,小魚を背掛けにして一発大物狙い。それに,きのう余ったカキを使ったかぶせ釣り。この波止ではまだきちんと竿を出したことがないので,今日はちょっと粘ってみる。干潮が7時・満潮が昼過ぎごろのわりと大きい潮。これで釣れんようでは,今後も見込みは薄い。もっとも,この波止は前から気にはなっていて,秋から冬にかけて本格的に狙ってみようと思っている。水深もあり,波止の位置や形状から考えても,隣の浜沖波止より期待が持てるのは間違いない。今年のハラミの時期にチヌが爆釣だったという情報もある。ただし,今日はダメモトの釣行。かぶせ釣りはシーズンオフだし,生きエのぶっこみ釣りはあまりにも確率が低い。シャコも,場所によってはエサ取りの猛襲で釣りにならないことがある。しかも,今日の波止は先週行ったときにはエイの団体さんが遊びに来ておられて,魚の気配は全然なかった。だいたい,ダメモトで釣行して結果オーライになることは,年に何回もないのだ。きのうもボウズじゃし,今日はなんか写真に撮らんと日記が出せん!というプレッシャーがのしかかる・・・

● 釣り場に着いたのが朝の5時40分ごろ。波止には誰もいない。埋立地が工事中のため,道路のスペースに駐車して波止まで歩いて入る。シャコのブクバケツやカキのバケツをいっぺんに運ぶので,荷物が重たい。人が増えたときなるべく邪魔にならないよう,先端から数m手前に道具を降ろして,内向きと外向きの両方でやってみることにした。まず,ぶっこみ釣りの竿を3本出す。3〜4mくらいの安物の万能竿に,1,500円くらいの安物のスピニングリール。もちろんレバーブレーキとかはない。大物が掛かったらドラグを緩めてやりとりすることになるが,そういう大物はせいぜい1年に1尾くらいしか釣れない。竿が長いので,たいては竿の弾力で持ちこたえられる。道糸は3〜4号。遊動テンビンに六角オモリ10号。ハリス3号を1.5〜2m。チヌバリ3〜4号。エサのシャコをつけて,とりあえず1本を外向きに,1本を内向きにそれぞれ20〜30m沖へ投入。続いて,サヨリのウキ釣り仕掛けを出す。潮は低いが,エンピツサイズのサヨリが波止の外側に群れている。エサを落とすと,すぐ寄って来て簡単にハリに掛かる。これをバケツにキープしておいて,3本目のぶっこみ仕掛けのハリに刺して外側へ投入。しばらく様子を見る。ここまでは予定どおりに進んだ。

● 腹ごしらえをして,7時前ごろからかぶせ釣りを開始。1.5mイカダ竿のライトタックルで,まず外向きを攻めてみた。足元の水深は干潮時でも7〜8mくらいあって,かなり深い。これから潮も満ちてくるし,何か当たるだろう・・・と思ったところが,足元も沖目も全く魚の反応がない。そのまま1時間ほど経過。この頃には釣り人も増えていて,先端でサビキ釣りをしている人がポツポツとママカリを上げている。手前の曲がり角付近の親子連れは,ウキでサヨリ狙い。先端にはダンゴのチヌ釣りの人も入ってきた。付け根あたりにはウキダンゴ釣りのチヌ狙いの人も。まだ誰もチヌを釣った様子はない。

● 今日使ったシャコのサイズは,小さいので3.5cm,大きいので6〜7cmくらいで,4〜5cmくらいのが中心。エサ取りがほとんどいないことがわかったので,なるべく活きがいいようにシッポにハリをチョン掛けして投入。カキもシャコも自前で調達しているので,エサ代はサヨリを釣るのに使ったサシアミパック250円のみ。余ったら冷凍して何度も使うので,実質20〜30円くらいしかかかってない。これで魚が釣れたら言うことなし。きのうの夕方汗だくになってシャコを掘ったのも,まあ日頃の運動不足の解消と思えばええし。

● 釣れそうな雰囲気はあるのに魚の反応が全然ないので半分諦めかけた8時過ぎごろ,背中で突然,竿がガタガタッと引きずられる音がした。見ると,港内に向けて投入していたぶっこみの竿が海へ落ちそうになっている。慌てて釣り座から降りて竿を握り,大きく合わせると,確かな手ごたえ!当たりといい引きといい,チヌに間違いなさそう。よっしゃ〜!久しぶりにシャコでまともな魚が掛かった〜!・・・と,半分くらい巻き上げたところで,竿先がフッと軽くなった。あっちゃ〜!・・・ハリ外れ。この竿はチヌバリ3号。ぶっこみ釣りではもうちょっと大きいハリを使う方が掛かりがいいが,エサのシャコが小さいのでハリも小さめにしていたのが悪かったか。「今のが本日たった1回のチャンスじゃったかもしれんのに・・・」

● 果たしてその10分後,また内向きの竿にヒット。今度はガッチリ掛かっていて,無事取り込み完了。予想どおりのサイズの,36cmのチヌだった。どうも港内向きの方が魚がいそうなので,外向きに投げておいた竿をもう1本内向きに投入。30分ほど経った9時前ごろ,その竿にヒット。今度のはちょっと型がいい。手前へ寄せてくる途中で,何度も下へ突っ込む。根ずれの心配はないので慎重に巻き上げて,取り込み。38cmながら腹がかなり膨れていて,手にずっしりくる。ちょうどこのときは満ち潮が港内へ入ってくる感じでけっこう速く流れていた。この時間帯に2枚釣れたんなら,満潮近くにはもっと釣れるかも・・・ところが,9時過ぎ,目の前を不吉な黒い影が。隣で釣っていた男の子が「お父さん,エイじゃ!でっか〜!」と叫んでいる。ごていねいに,その子の前でジャンプまでしていた。さすがトビエイ。子供は喜んでいたが,その後潮が止まって魚の気配も消え,時間が過ぎる。10時前ごろ,止まっていた潮が今度は左から右へ逆向きに流れ出した。これはチャンスか?と思ったら,内向きと外向きの竿に立て続けに当たり。ほとんど同サイズのチヌが2枚

● 予想以上に釣れたので,シャコも残りわずかになった10時半ごろ納竿。結局,外向きでも内向きでも釣れることがわかった。シャコのサイズも関係なし。大きいのにも小さいのにもヒットした。シャコは3cmくらいの小さいやつでも使える。手掘りのシャコは釣具店で売っているのとは活きのよさが全然違うので,やっぱり食いはいい。カキの方は全然ダメ。シャコで釣れるならカキでも,と思ったが,ポイントが遠いのでカキだと届かない。サヨリのぶっこみの方も不発。ただ,仕掛けを上げてみるとエサはきっちり取られていたので,イカかタコかも。先端でダンゴのぶっこみ釣りをしていた人は,手の平〜25cmくらいのチヌを3枚上げていた。この波止は,少なくとも今の時期はかぶせ釣りでは釣果は望めそうにないが,シャコのぶっこみ釣りなら半日釣ったらまずボウズはないんじゃないかと思う。これ専門だと退屈するので,小物釣りなどをやりながら当たりを待つのがよさそう。エサ取りが少ないので,シャコは半日で20匹くらいあればOKだろう。今日も暑かったが,新しい釣り場が開拓できて満足のいく釣行だった。

 8/11の釣果  (ぶっこみ釣りほか)

  ・チヌ(38・37・36・36cm) 4尾 


◆ 2002/8/4(日) 向島・干汐波止 / 生名島・深浦波止   

〜 夢に出てきそうなんですけど・・・ 〜

● きのうは溜まっていた雑用をあれこれ昼間でまでやって,昼ごろ田島へシャコを掘りに行った。干潮位が高く小さいのしか掘れず,シャコとボケを合わせて10数匹。念のため,予定にはなかったがカキもバケツに軽く2杯ほど採る。いったん帰ってシャコをブクバケツのまま仕事場の冷蔵庫に保管。夏場は外に置いておくと水温が上がってシャコがだいぶ死ぬので,翌朝まで冷蔵庫で生かしておく。本当はこのまま夕まずめにぶっこみ釣りをやりたかったが,家族が不在のため犬の散歩やら洗濯物の取り込みやらの家事があって夕方は出かけられない。ちなみに,家族の行き先はモー娘のコンサート。場所は,庄原!--- なぜ「!」がついているかは,広島県の人ならおわかりでしょう。行くだけでくたびれたじゃろうなあ・・・庄原の人,見とったらゴメンね。福山駅前からバスで3時間近くかかるので,家族の帰りは夜遅くになる。ということは,晩メシは一人で食うことになる。こういうチャンスはめったにない。コンビニのつまみを山と積んでテレビの前でビールを飲む自分の姿が,既に昼間のうちから頭に浮かんでいるのだ。この計画をパーフェクトなものにするためには,たっぷり汗をかいておかねばならん。シャコ掘りで相当汗もかいたが,久しぶりに近場でダンゴ釣りでも・・・と思って,3時ごろ車で10分ほどの満越の波止へ行った。

● 久しぶりのダンゴ釣りなので,準備に手間がかかる。ちょうど1年前ごろに買ったマキエが残っていた。マルキューのオカラだんごの匂いが懐かしい。小びきのサナギ粉と溶かしたアミレンガを混ぜて,バケツ半杯ほどのダンゴの素を作り,ウキのタナを取って,ハリに生ミックをつけて,さあ第1投!・・・と足元を見たら,いきなり出ました。こーんなの(見えませんね)。子供用のフトンぐらいありそうなやつが2枚(?),ちょうど釣り座の真下から正面沖に向かって,水面下1mくらいのところを悠然と泳いでいくではありませんか。結局2,3投しただけで気分が滅入って納竿。汗をかく間もなかったので,場所を移動。田島まで足を伸ばした。前から竿を出してみたかった,坊地の新波止(工事中)へ。チヌ釣りの先客が2人。1人はダンゴのぶっこみ釣り。もう1人は落としこみ釣り。どっちもまだ釣果なし,とのこと。先端近く内側へ入って,さっきの道具をそのまま使って,さあ,第1投!・・・いきなり,足元からひらひら〜,というかびろびろ〜,というか,とにかくさっきのリプレイを見るかのように,今度は3匹!投入したウキの方へ泳いでいくではあーりませんか。

● あ〜あ,ここもかいや〜。しかしせっかく来たことでもあるし,1時間近く粘ってみた。まるでダメ。魚の気配すらなし。でも,ハリには掛かりました。ヤツが。スレです。ダンゴが水面に落ちてて1mも落下しないうちに,ちょうどダンゴの落ちていくとこへ泳いでいったのが運のつき。もちろん運のつきなのは相手ではなくてこっちの方。ウキは飛ばされるわ道糸はぐねぐねになるわの末,ハリス切れでバラシ。まあ,釣り上げても始末に困るし。--- というようなわけで,ダンゴの試し釣りは完敗。これだけあいつらがのさばっとったら,どこへ行っても似たようなもんじゃろなあ。 とにかく汗だけはかいたので,夜は予定どおりナイターを見ながら一人でビールをいただく。カープが勝っとりゃ言うことなかったけど。家族が予定より早く10時ごろ帰ってきたので,翌日に備えて就寝。

● で,今日は朝の4時半に起床。シャコを冷蔵庫から出して,干汐へ。5時ごろ着。釣り人はちらほら。先端近くが空いていたのでここへ入って,満潮の6時を過ぎるころまで1時間ちょっとぶっこみ釣りをしてみた。早朝が満潮に当たるというのはこの波止ではベストの条件ではあるが,釣れたのは17cmのキス1尾。小ぶりのシャコを丸呑みしていた。6時を過ぎるとエサ取りの嵐になったので,撤収。車を因島へ走らせる。どうしても一度はシャコで釣ってみたかった深浦波止へ行くことにした。6時50分のフェリーで渡り,7時過ぎごろから釣り開始。もう満潮から1時間ほど経っているので,潮はだいぶ緩い。ぶっこみ竿を2本出して,シャコをつけて30mくらい沖に投入。このあとかぶせ釣りの道具も出して,中央の角の足元で釣ってみた。足元はエサ取りが多く,スズメダイやイソベラが掛かってくる。遠めに投げるとエサ取りは少ないが,当たりもほとんどない。ぶっこみ釣りの方はあまりエサを取られなかったので,たまたま魚が通る時間帯を釣れば釣果は出るかも。今日は全然ダメだった。かぶせ釣りの方は,9時ごろまで釣ってコブダイのバラシ1回のほかは下の写真の釣果。ギザミはかなり大型が釣れたのでランキングポイント(25cm以上は1ポイント)がかせげるかと思ったが,残念ながら24cm。魚の気配はあるが,チヌは今日の潮ではちょっと無理のような感じ。それでも,生名港埋立地に比べたらまだ釣りになる。今日も後であっちへ行って1時間ほどやってみたが,内側はスズメダイとフグの嵐。外側は当たりなしという状況なので,丸一日釣ってもボウズの確率が高い。午後は家族サービスのため,10時半ごろ納竿。埋立地で「船長」が話してくれたところでは,この波止にも「あいつ」は出没するらしく,先日モリで突いたそうだ。今日の深浦だけは姿が見えなかったが,先週までの因島の2つの波止しかり,きのうの満越しかり,坊地しかり。瀬戸内海の食物連鎖の頂点に立つヤツらがこれだけ増えたら,もう夏場はどこへ行っても釣りにならんのじゃないか,とさえ思える。食うて美味けりゃ,ホンキで狙うんじゃけどなあ。

 8/4の釣果  (かぶせ釣りほか)

  ・ギザミ(24・19cm)2尾

  ・シロギス(17cm) 1尾

    ※ リリース:ササノハベラ・コブダイの子・スズメダイ・イソベラ・フグ

 

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