2002/4/30 up 

生名島オフ会(4月27〜28日)レポート

 

◆ 参加者 (11人) ◆  ※現地に早く到着した人からご紹介。 

・ 倉敷のタクさん <倉敷から>

・ 倉敷のマサさん <倉敷から>

・ まるさ <福山から>

・ 神戸のヤスさん&息子のユウスケくん(中1) <神戸から>

・ SATさん <福山から>

・ マサミチさん <福山から>

・ 赤鯉さん&あーぶさん <広島・三原から>

・ 井原の陽二さん&ヤスさん <井原から>


 

◆ 4月27日(土) ◆ 

本日はいよいよ,このHP初めてのオフ会の日。

前週の食材調達の予行演習がうまくいかなかったので,担当者は全員必死です。

担当者とは,前週に続いて倉敷のマサさん,マサミチさん,それにわたくし

しかも今回は,前日の金曜日から倉敷のタクさんが現地入りしてくれています。

食い物はある程度持って来てはあるものの,刺身くらいは何とか自前で調達せねば。

 

私は前日夕方カキを採り,さらにシャコも掘りました。狙いはマダイであります。

6時5分の始発のフェリーに乗るため,10分ほど前に長崎桟橋に到着。

車を降りると,先頭に止まった車のそばに怪しい物体が。

近づいてみると,イカダ竿に道糸を通している倉敷のマサさんでした。

岡山方面から来るメバル釣りグループに先を越されないように,1時間前に着いたとか。

気合い入りまくりですね。

私もこの日はそうでした。

でも,マサミチさんの姿が見えない。

全員同じ場所で釣って前週の二の舞になっては困るので,

たぶん別の場所で魚を調達して来るつもりでしょう。

「あとはマサミチさんだけが頼りじゃ〜」ということにならんように,

われわれも気合いを入れ直します。

 

マサさんは集合場所の生名港埋立地(短い波止)へ。私はまず深浦の波止へ。

朝一番のぶっこみ釣りで大物を狙って,満ち潮が流れ出したら移動,という作戦。

満潮が午前11時ごろなので,まだ干潮からあまり時間がたってません。

ところが深浦波止に荷物を運んでみると,既に満ちの潮がビュンビュン流れています。

一応仕掛けを作って投入してみたものの,まるで釣りにならん!

やむなく,すぐに移動。マサさんに合流します。


 

 

この日は,朝から冷たい風。

生名島埋立地の短い波止には,ハゲ釣りの地元のオジサンが数名。

港をはさんで左手の波止を見ると,先端に一人の釣り人が。

もちろん,倉敷のタクさんです。

「スカリ降りとらんで」とマサさん。

おいおい,大丈夫かいな・・・

 

マサさんは内側中央付近で竿出し。

コブダイの当たりはあるようです。

私は最初,先端外向きで足元を狙ってみました。

釣り始めて間もなく,良型のウマヅラハギを掛けました。

しかし,横着して道糸を持って引っ張り上げようとしたところ,途中でハリ外れ。

しもた〜!せっかくの刺身のネタが〜!

 

その後当たりがなくなったので,先端から3mほど入った内向きに釣り座をチェンジ。

満ちの潮が先端へ向けて速く流れる上,正面から風が吹きつける厳しい条件。

それでも魚の気配は多少あり,10時ごろまでに下の魚が釣れました。

シャコで釣れたのは,15cmの赤ちゃんマダイのみ。これでは刺身はちょっと・・・

  4/27の釣果  (かぶせ釣り/ぶっこみ釣り)

  ・コブダイ(45cm) 1尾

  ・チヌ(35cm) 1尾

  ・ウマヅラハギ(30・27・22cm) 3尾

  ・カサゴ(18・17cm) 2尾

  ・マダイ(15cm) 1尾

 


 

 

満潮前,マサさんより一足先に深浦波止へ再度移動。

行ってみると,ハゲ釣りの地元の人に混じって親子連れの姿が。

神戸のヤスさんでした。

ヤスさんはフカセ釣り,息子さんのユウスケくん

投げとサビキで釣っている様子。

潮が速いせいもあって,あまり釣れてないようです。

ここへSATさん到着。

昼間からイカを狙ってみるということで,生名港へ。

さらに倉敷のマサさんとタクさんが合流。

マサさんは短い波止で満潮ごろ当たりが連発したとのこと。

食べごろサイズのコブダイ25cmのチヌ30cmを含む

アイナメ2尾をゲット。

いいポイントに入ったタクさんはバラシがだいぶあったらしく,

まずまずの型のアイナメ1尾

 

深浦では11時過ぎから2時近くまで釣って,

私の釣果はチヌ1尾(39cm)

曲がり角付近の足元でヒットしました。

2時ごろ,そろそろ夕食の支度を始めるため集合場所へ移動。

テンヤでイカを狙ったSATさんは,タコのバラシが1回とのこと。

広島から赤鯉さんとお友達のあーぶさんも到着。

初対面でしたが,赤鯉さんが思ったより若い方だったのにはびっくり。

てっきり私らと同じオッサンだとばかり思ってましたよ(笑)。

あーぶさんは実家が三原だそうで,赤鯉さんは

新幹線で三原まで来て合流したそうです。

お二人ともかぶせ釣りは初めて。

夕食の支度をしている近くで,釣りを始めてもらいます。

 

ここへようやく,マサミチさん登場。

瀬戸田へ行ったのかと尋ねたら,

因島の小用で釣ったとのこと。

「自分のノルマくらいは釣れました」という釣果は,

43cmを頭にチヌを4尾

さらに32cmの良型アイナメにカサゴ

これだけでも晩のオカズに十分なりそうです。

生名島は朝6時5分にならないと渡れないので,

朝一番の時合いを狙って,暗いうちから

小用へ行ったそうです。

やっぱり気合いの勝利ですよ,これは。

 

マサミチさんの釣行レポートはこちら


 

 

正直これほど魚が釣れるとは思ってなかったので,調理はひと仕事でした。

私も一生懸命やったんですが,SATさんの頑張りとマサミチさんの手伝いがなかったら

とうてい夕食には間に合わんかったでしょう。お二人にはお世話になりました。

調理の途中で,井原の陽二さん・ヤスさんも到着。

ビールをいっぱい差し入れしてもらいました。

神戸のヤスさんからは,ペットボトルの水6本。

さらに,タイガース印(!)のデカい缶に入ったナッツの詰め合わせ。

私,今自宅でいただいてます。すいませんね。

 

ところで,調理班以外の方は目の前の波止で暗くなるまで

竿を出していたわけですが,

ここで倉敷のマサさんがコブダイを連発。

コブダイとの格闘を初めて目の前で見る人もいたと思います。

すごかったでしょう。

結局マサさんはこの日,この波止と深浦の波止で

コブダイを8尾ゲット。

深浦の分は,いつもお世話になっているミス生名島

(山久ストアーのお姉さん)にプレゼントしたそうです。

 

皆さんが釣りに熱中している間に,一応夕食が完成。

午後7時近くになりだんだん周囲が暗くなってきたところで,釣りは中断。

埋立地の端のコンクリに座り込んで,宴会の始まりです。

 

夕食の献立は,まずチヌ・アイナメ・ハゲ(キモ添え)の刺身。

それに,ぶつ切りにしたチヌ・コブダイおよびメバルその他小魚の唐揚げ。

あら炊きと味噌汁も作りました。

あと,念のため持って行っておいたソーメンとソーセージを茹でたの。

私はコブダイの西京漬けも持参したんですが,1週間前のものだったので

ちょっと固くなってました。それでもけっこうイケましたが。

極めつけは,SATさんオリジナルのコブダイの中華風蒸し物。

ニョクマムを使っているそうで,全員に大好評でした。

そして,本日の主役(?),SATさんの例のブツ(地鶏の炭火焼き)が登場。

最高ですね,これ。手羽ギョーザも美味かったです。

宮崎の焼酎も美味。余ったやついただきました。これも自宅で飲んでます。

あと,倉敷のマサさんからウツボの唐揚げとか,各自いろんな食材を持ってきて

もらったので,豪勢な夕食になりました。

 

しばらく飲んで話して,釣りがしたい人は適当に釣り座へ。

やっぱり,このスタイルで正解でした。宴会場と釣り場がすぐ目の前なので,

どっちにも好きなときに参加できます。

私はふだん夜釣りをしないので,宴会専門でしたが。

井原のお二人が,1匹だけですがイカをすくってきてくれました。

サイズは10cmちょっと。スルメイカの子でしょうか。

即さばいて,小さく切って出します。

お一人さま一切れ。これもマジに美味かった。

次回のオフ会のときはもっと食べたいですね。

 

倉敷のタクさんと井原のお二人は,

仕事の都合で泊まりはなし。

最終ごろのフェリーに乗って帰られました。

次回はゆっくり飲んでください。

いただいたビールがいっぱい余ってますので,

次回以降のオフ会に使いたいと思います。

 

夜釣りの方は,神戸のヤスさんメバルを相当釣り上げてました。

ただし型は小さく,15cm級くらいまで

ユウスケくんの投げ竿には,30cm級のチヌアナゴがヒット。

赤鯉さんとあーぶさんは,メバルを狙って深浦波止へ。

徹夜で釣るそうです。元気やな〜。

その後よく覚えてませんが,生名港組は12時ごろには皆さん寝たようです。


 

 

◆ 4月28日(日) ◆ 

 

私は車の中で寝ましたが,疲れていたせいか熟睡してました。

朝方,人の気配で目が覚めてみると,ちょうど6時ごろ。

もうちょっと寝ていたい気もしましたが,始発のフェリーで来る人より先に

釣り座を確保しておかねばならないので,竿を持って波止の方へ。

私はまだ酔いが醒めてなくて,しばらくはぼーっとしてました。

もう釣りを始めている人もいます。

 

深浦から赤鯉さんとあーぶさんが帰還。

本虫のぶっこみ釣りでチヌが何枚か上がったとのこと。

メバルは,あちらも型が小さかったそうです。

いつも宮島あたりで20〜25cmくらいのやつを釣っている赤鯉さんには

物足りなかったでしょうが,ここらへんでは20cm級はめったに釣れんから・・・

 

この日は朝から風もなく条件的には前日よりよかったものの,

お魚の方もお休み。

やっぱり,気合いの差でしょうかね。

食材調達班は特に,前日ほどのせっぱ詰まった気持ちが

なかったでしょうから。

ハングリーさが足りませんでした。

結局昼過ぎまで釣って,私は32cmのチヌ1尾と中型のマダコ1ぱい

埋立地波止の外向きで釣りました。

今回初めてかぶせ釣りにチャレンジしたあーぶさんが,

内側付け根寄りでいきなり良型のハゲ(ウマヅラハギ)を釣り上げました。

ハゲはかぶせ釣りの究極のターゲットで,初心者にはめったに釣れません。

カキで最初に釣った魚がハゲというのは,珍しい&すばらしい!

さらにあーぶさんは,赤鯉さんが車で寝ている間に

27〜8cmくらいのアイナメとマダコもゲット。

けっこうこの日のサオ頭だったかも。

赤鯉さんともども,次回はぜひコブダイと格闘してください。

マサミチさんは50cmオーバーのコブダイ。

倉敷のマサさんは・・・どうじゃったかな?

もうええでしょう,マサさんの釣果は・・・

 

ユウスケくんは,20cm近いアジをサビキでだいぶ釣りました。

それに,終了まぎわに同じくサビキで30cm級のハゲも。

お父さん(ヤスさん)はフカセでチヌ狙い。

ハオコゼに指をさされてしまいました。

でもお土産はだいぶ釣ったことでもあるし,またよろしく。

次回はかぶせ釣りをじっくりやってみてください。

それにしても,あのアジとタコが前日に釣れとったらなあ。

次回は,別の魚を食べたいですね。

ソーメンは朝食に食ったけど,美味かったですよ。

次回はもっとたくさん作ります。

 

結局われわれは,午後3時のフェリーに乗って帰りました。

ひとり残って釣りを続けたSATさんは,このあと夕方までにチヌを釣り上げたそうです。

 

SATさんの釣行レポートはこちら


 

 

というわけで,今回のオフ会は無事に終了しました。

生名島のあの場所は,釣りも宴会もできるし,オフ会にもってこいですね。

次回が楽しみです。

 

※ 写真が一部うまく撮影できませんでした。写ってない方,すいません!

 

ところで,うちのHPの集まりには,何か名前を決めておいた方がいいんでしょうか。

釣りサークルとかいう大げさなものは,当初まったく考えてなかったんですが。

「かぶせ釣り師の会」とか(まんまや〜)・・・

わし,こういうセンスありません。

よかったら誰か考えてください。