★ 釣り日記 (2003年2月) ★

2月1日(土) 2月2日(日) 2月11日(祝)
2月15日(土) 2月16日(日) 2月22日(土)
2月23日(日)    

◆ 2003/2/23(日) 竹原市・忠海東小前波止   

〜 真冬の釣りはこんなもん。 〜

● 朝6時過ぎに起床。今日は,下の娘のフットボールの試合を見に行くことになっている。家を出るのは10時ごろなので,それまで朝の散歩。どっか近場で1〜2時間ほど竿を出すつもりで,田島方面へ。もともと坊地へ行くつもりだったが,途中で気が変わって浦崎方面へ曲がり,戸崎の桟橋をのぞいてみた。先客がいたら田島へ行こうと思ったが,誰もいないのでここに決定。7時過ぎから小1時間釣って,1回も当たりなし。まあ時期も時期じゃし,今日は干潮が9時半ごろで潮も悪いし,しょうがない。諦めて8時過ぎに家へ帰ると,「ママが見に来る言ようるけ,パパは来んでええよ」と娘。その代わり夕飯はパパが作る,という取引をして,晴れてフリーの身になった。

● ところで,戸崎で竿を出しながら思った。今日は,風が全然ない。曇天無風の,最高のコンディション。きのう,この条件で瀬戸田で釣りたかった・・・。みんな今ごろ,気持ちええ釣りやっとんじゃろうなあ。--- なんか悔しい。もう1回瀬戸田へ行ったろうか。でも,今から金を払って島へ渡るのもバカらしい。しかし晩のオカズは調達したい。もともと今日は長時間釣るつもりはなかったので,カキもあんまり残ってない。ちょうど干潮の時間なので,自宅近くでカキを調達。時計は9時過ぎ。う〜ん,今からどこへ行くか。向島に開拓してみようかと思うポイントが1つあるが,この時期ではまだリスクが大きい。結局,今日が2回目になる忠海に決めた。

● 釣り場を選ぶときには,「心理的な距離」みたいなものがある。松永を基点にすると,浦崎方面は自分の庭。田島・横島・向島はお散歩コース。次いで,須波と瀬戸田。このへんまでは「近場」のイメージ。瀬戸田は時間的には25分くらいで行けるが料金がかかるので,心理的にはちょっと遠く感じる。その次が因島・生名島。金も時間も,もうちょっと余計にかかる。ここらまでがだいたい抵抗なく行ける範囲で,そこから先は「遠征」という感じになる。笠岡と竹原が同じくらい。竹原の向こうは「覚悟を決めて」行く距離で,年に数回くらい。倉橋になると,年に1,2回。それより西,および倉敷から東は,もう「旅行」という感じ。 忠海は須波から10分ちょっとなので,さして遠くには感じない。しかし安芸津となると,もう別世界。竹原を越えて行くのは,それくらい心理的に遠い。もちろん実際に時間もかかる。今日の釣り場・忠海は,松永から40分くらい。9時15分ごろ出発して,10時前に現地に着いた。

● 路上に車を止めて,カキを載せた台車を引きずって波止まで2〜3分歩いて行く。先客が数名いたが,みんな波止の先端あたりで竿を出している。サビキでアジ狙いらしいが,全然釣れてない,とのこと。予定どおり,L字の曲がり角の先に入った。天気は相変わらず最高で,上着を脱げるくらい気温も高い。満ちの潮が角から斜めに流れ出していて,いい雰囲気。今日は1.5mと1.8mの竿を持って来たが,とりあえず1.5mを出した。時期が時期だけに,晩のオカズにできる魚が1尾でも釣れてくれればよし。

● 10時20分ごろから釣り始めて,30分ほどの間に当たりは1回。足元で,「ツンツン」という感じの当たりがきた。空振り。アイナメではなさそう。ハゲかも。その後当たりがないので波止真ん中付近へ移動。ここで釣り始めて10分ほどして,手元に「ゴツン」という感じの当たり。手ごたえ十分の引きで,上がってきたのはアイナメ。引きのわりにはサイズが小さかったが,31cm。だいぶ体がふっくらしているので,これなら刺身が取れる。よっしゃ,あとはコブダイでも釣れてくれたら,晩の献立が楽になる。まだ11時半なので,これから潮が満ちてきたらなんか釣れるじゃろ。

● しかし,その後当たりが途絶えた。潮は最初L字のカドから左向きに流れていたが,途中で右向きに変わった。釣り座を曲がり角の手前に移動して,払い出す潮に乗せてサシエを流すと,20mくらい先に着底する。チヌがおれば,食わんはずはない!という感じのいい流れだったが,沖目は当たりなし。あきらめて,足元を釣る。昼前に,1回当たりがあった。しかし,巻き上げ途中でバラシ。足元の岸壁に生えた海草に潜られてしまった。たぶんアイナメだろう。サイズ的には大したことはなさそうだった。12時過ぎに休憩して昼食。再開直後,足元でコブダイがヒット。食べごろサイズの38cm。オッケー。これでほぼ目標達成。どうやって食うかなー。丸揚げのあんかけなんかどうじゃろ?でも油を使う料理は後がめんどくさいし。とか考えながら,結局満潮近くの2時ごろまで釣った。納竿近くに,惜しいバラシがあった。これもたぶんアイナメ。フグと間違えるようなごく小さい当たりが2,3回あって,最後にフワッと竿先が浮いたところで合わせると,強烈な引き。しかし,半分くらい巻き上げたところでハリが外れた。掛かりが浅かったらしい。最初に釣った31cmよりはるかに強い引きで,かなりの大型だろう。今日は,4時間弱釣って当たりは5回。うち3回がアイナメで,取り込んだのは1尾。当たりが少ないのは,この時期どこの波止も同じ。しかしこの波止は,「掛かればデカい」という一発勝負向きの釣り場じゃないかと思う。須波とは目と鼻の先なので,少なくとも今シーズンは,須波よりこっちの方が期待できるだろう。今日は予定外の時間が取れて,気分よく釣りが楽しめた。

 2/23の釣果  (かぶせ釣り)  

  ・アイナメ(31cm) 1尾

  ・コブダイ(38cm) 1尾


◆ 2003/2/22(土) 生口島・茗荷(瀬戸田高校裏)波止   

〜 釣りどころの騒ぎじゃにゃーわ! 〜

● きのうの朝刊によると,今日の降水確率は20%だった。それが,けさ6時過ぎに起きて新聞を見たら,いきなり80%!週末のたびに雨,というのは例年この時期にはありがちのパターン。今日の釣り場は,先週も雨の中でチヌが釣れた瀬戸田。例年ならまだチヌのピークには1か月ぐらい早いが,先週の状況が続けばそろそろ数釣りのチャンスか?3月に入ったらいろいろ行く所があるし,例年この時期には瀬戸田を中心に釣行している。

● 家を出た時点での天候は,曇り。現地に着いたのが7時前。波止付け根に,カップラーメンを食べている若者の団体さんがいた。数えると,人数は8人。波止のあちこちに釣り道具が置いてある。ゆうべから夜通しここで釣りをしていたらしい。何が釣れたか聞いてみたら,リリースサイズのメバルのみ,とのこと。この波止はカサゴの魚影は濃いが,まともな型のメバルは見たことがない。ぼちぼち帰り支度をしているようなので,石垣に降りてカキを採り,車の中でちょっと待つことにした。団体さんが帰った後,波止には誰もいなくなったので,先週と同じ釣り座に荷物を運んだ。仕掛けを用意して,釣りを始めたのが8時前ごろ。仕掛けは先週と同じ1.5mイカダ竿。今日は,干潮が8時半ごろ,満潮が午後2時半ごろの小潮。まだ満ち潮は流れていない。この波止は,最盛期には潮に関係なく朝一番からチヌの当たりが出る。

● 第1投と同時ぐらいに,ポツポツ雨が落ち出した。これは覚悟の上なのでしょうがない。しかし,今日は風も強い。悪いことに,正面から吹きつけてくる。釣り開始から30分ほどで,釣れたのはカサゴ1尾とナマコ1ぴき。ここはナマコが時々掛かる。とりあえずキープ。チヌらしい当たりはなし。その後,先端近くにフカセの人が2〜3人入った。風がだんだん強まって,目を開けるのも辛くなってきた。正面から潮交じりの風が吹いてきて,目に入って痛い。手袋はもうビショ濡れで,手がかじかむ。 --- ♪♪♪の湿った手袋がやがて〜,あの不幸な事件を巻き起こすとは〜あの世にも恐ろしい戦いになるとは〜誰しも思わなかったのだ〜・・・同世代の人なら,元歌知っとるかなあ。

● いったん車に戻り休憩。そのあと,釣り座に荷物を置いたまま左手の埋立地の方へ行って,台船の横でちょっと竿を出してみた。しばらくここで釣ってみて,昼ごろに元の釣り座へ戻るつもり。10時過ぎごろ,月刊釣り情報の記者さん登場。この人は初対面。うちのHPのことは知らないようだったので,教えておいた。それにしても,先週来てくれりゃえかったのに・・・「まだ潮が低いんで,昼過ぎにまた寄ってみてください。その頃にはなんか釣れとるかもしれんので」と言っておいた。で,記者さんが帰ってしばらくして,その事件は起きたのだった。

● アイナメ狙いで足元に落とした竿からちょっと手を離して置き竿にしていたら,竿先がピクピクッと動いた。すぐ竿を左手に握って,大きくしゃくった!・・・その拍子に,雨に濡れた手から竿はつるっとすべり落ち,海へボチャーン。いかん!早う引き上げんと!・・・見ると,竿尻がまだ水面に浮かんでいる。イカダ竿の根元の方はソリッドでなく中空なので,ここに空気が入っているせいだ。しかしスキマからだんだん水が入ってくるので,ほっとくと沈み出す。どうするどうする?そうじゃ,落としダモですくおう!--- 落としダモをすばやく握り,浮かんでいる竿の向こうに投入!ところが,タモにつないだヒモを握りそこねて,ヒモまで一緒に飛んで行ってしまった。落としダモのワクはワイヤーなので,こちらは容赦なく沈む。気がついたときには,竿もタモも海の底・・・。

● えっ?何,何?なにが起きたん?と,しばし茫然自失。我に返って,「これがホントの落としダモ」・・・って,シャレとる場合か〜!どーする,どーする?もう完全にパニック状態。あわてて車に戻り,トランクの中を物色する。なんか,引っ掛けるハリは持って来てないか?しかし,今はタコもイカもシーズンオフで,ハゲの掛けバリも持参してない。とにかく,なんとか回収せにゃいけん。投げ竿に中通しオモリをつけて,チヌバリを3本結んだ仕掛けを作った。これで底をさらえば,引っ掛かってくれるはず。落ちた場所は,だいたい覚えとる。ここは潮が緩いし,流されることはあるまい・・・と,落ち着いて考えるとあんまり焦る必要もなかった。し・か・し。岸壁をうろつくこと30分。まだ回収できず。この間,根掛かりでハリを交換すること2回。だんだん,状況の深刻さが迫ってきた。イカダ竿とリールは,まだあきらめもつく。両方合わせて6,000円ぐらい。確かにもったいないが,買い換えればすむ。でも,落としダモはそういうわけにいかん。このへんの釣具店には売ってないし,何よりあの落としダモは,かぶせ釣りを始めた最初の頃から使っている唯一の道具なのだ。他の道具は何度も買い換えたが,あの落としダモだけは死ぬまで使うつもりでいる。あれだけは絶対回収せにゃ!

● 40分ほどして,ようやく竿の方が引っ掛かってくれた。しかし,その後さらに20分ほどやってみたが,落としダモは掛からない。そうこうするうちに昼になり,釣りの方はこれからが時合い。この作業で時合いを逃して,結局タモも見つからんかったら最悪!--- とりあえず回収作業は後回しにして,元の釣り座へ戻って満潮前の時合いを狙ってみた。しかし相変わらずチヌの気配はなく,たまに当たるのはカサゴのみ。ちっこいカレイも1尾釣れた。フカセの人も時々竿を曲げているが,こちらも上がってくるのは全部カサゴ。車に戻り弁当を食べて,再開した1時過ぎごろ,さっきの月刊釣り情報の記者さんが到着。実はこれこれで・・・と話をしたら,「自分の家はこの近くなので,タコテンヤを取りに戻って一緒に探してあげましょう」と言われた。いや,そんなことまでしてもらうのは悪いんで(まして今日は釣果写真を撮ってもらうような魚も釣れてないし)・・・が,結局10分ほどして戻って来てくれた。さっきの岸壁へ行き,2人で再び底をさらうこと30分以上。「これですか〜?」タコテンヤに引っ掛かって,落としダモのロープが上がってきた。やった〜!ありがとうございます!いやもう,何とお礼を言っていいか・・・(結局,車にいつも積んでいるこのHPのデータ入りCDを差し上げた)。月刊釣り情報の橋本さん,ほんまにありがとうございました。このお礼は,必ずどこかでしますけんね!

● というわけで,今日は全く釣りどころじゃなかった。先週は竿を折って,今週は竿とタモを落として・・・もう恥かきまくり。まあ何にせよ落としダモが戻ってきてひと安心。ナマコだけキープして,あとはリリースして帰った。ちなみに,今日の状況では瀬戸田のチヌはやはりまだ時期が早そう。本格化するのは,もう半月ほど先だろう。は〜,疲れた!

 2/22の釣果  (かぶせ釣り)  

  ・カサゴ(18〜16cm) 3尾

  ・マコガレイ(17cm) 1尾

  ・ナマコ(20cm) 1匹


◆ 2003/2/16(日) 生口島・茗荷(瀬戸田高校裏)波止   

〜 やっぱり一人は気持ちええなー。 〜

● きのうは今年初めて納得のいく釣りができたし,今日はオマケ。天気予報も,ほぼ確実に雨。きのうのカキが余っているので,午前中だけどこか近くで竿を出すことにして,行き先は起きてから考えることにした。朝7時過ぎに起きて外を見ると,予想どおりの雨。さて,どうするか・・・雨が降ってなかったら,忠海も考えた。でも,あそこの波止は足場が高いし釣り座が狭いので,万一足をすべらせて海に落ちたらシャレにならん。田島・横島?うーん。きのうのコバさんの情報では,多少魚の気配が出てきたかも。でも,こないだの一文字のトラウマがあるし,きのうYさんも「田島・横島方面は,今年ほど釣れん年は今までになかった」とか言うとったし。プロの記者さんが言うからには,間違いあるまい。東向きへ行くのはパス。そうなると,西か。須波は今日のような大きい潮だと,流れが速すぎて釣りにならんかもしれん。因島の「70cmの波止」?それとも小用?--- といろいろ悩んだ末,結局この時期通い慣れた瀬戸田へ行くことにした。

● コンビニで買ったサンドイッチを食べながら,車を走らせること30分で現地に到着。先客は,なし。雨降っとるし,当然か。車を降りてみると「こぬか雨」という感じで,風もないし,かぶせ釣りには特に悪い条件ではない。今日は,満潮が11時半ごろの大きい潮。曲がり角の先へ荷物を置いて,仕掛けを作り終えたのがちょうど8時ごろ。今日の狙いは,もちろんチヌ。この波止でこの時期に狙う魚は,チヌしかない。もし蒲刈の釣り場を開拓してなかったら,きのうの取材はダメモトでこの波止へ来ていたはず。ここは例年なら年明け早々からチヌが釣れ出すポイントだが,今年は1月はまるで魚の気配がなかった。果たして今日はどうか?タックルは,いつもの基本形。1.5mイカダ竿に道糸2.5号・ハリス2号・細地チヌ3号。ここはコブダイは大型が多いので,コブダイが掛かったらまず取り込みは無理。チヌが当たらずコブダイが連発するようなら,2.1mの竿に切り替える予定。

● 満ちの潮が右から左へかなり速く流れている。釣り始めてすぐ,この波止で時々会う常連さんが手ぶらで来た。先週,チヌやアイナメやコブダイを上げた,という。どこですか,と尋ねたら,何と,左手の埋立地の前につないである作業用台船の上で竿を出したそうだ。そりゃあ,あそこの台船の上で釣ったら,釣れるはずじゃわー。足元が深い浮き桟橋の上で釣るんと一緒じゃもん。「作業の人が来たけど,別に怒られんかったで」とのこと。その人はこれからカキを調達して,後で台船へ行くそうだ。「こっちがダメなら,後で見に行かしてもらいますわ」と言っておいた。う〜ん・・・ちょっと悩む。確かに,向こうの台船の上の方が釣れる確率は高そうな気がする。でも,なんかズルやっとるような気もするし,だいいち「みんな,台船の上はいいポイントですよ」とかこの日記に書いたら,どっかからクレームが来るかもしれんし・・・

● まあとにかく,このポイントで魚が釣れさえすりゃええんじゃ。しかし,潮が速い。サシエがいつ着底したかわからんぐらい流される・・・こういう状態が続く中,時々いつのまにかサシエがなくなることがある。おっかしいな〜,なんかおるんかな−。--- ここは潮の速さや方向が一定せず,サシエの投入ポイントがなかなか難しい。ちょっと遠めに投入すると,あっという間にはるか沖まで流される。逆に近すぎると,潮に引かれて足元までサシエが戻って来る。「だいたいあのへんに着底してくれんかなー」と自分で想定したポイントへ,なかなかサシエが入らない。そうこうするうち,はるか左前方に着底したサシエに小さな当たり。距離が遠いので,思いっきり左腕をしゃくって合わせる。なんか乗った。フグかな?おっ,ちょっと引きが強い。こりゃ,フグでもカサゴでもない。チヌ特有の,ひらひら舞うような動きが伝わってくる。手元に寄せてみると,30cm級のチヌだった。

● この1枚目が釣れたのが,8時半ごろ。それからは,ポツポツ当たりが出始めた。ただし,どれもこれも小さい当たりばっかり。チヌ特有の,竿先を大きくフワフワ上下させる当たりは一つもない。当たるポイントもまちまちで,20mくらい沖で当たることもあれば,数m沖のほとんど足元近くで当たることもある。全部がチヌの当たりではなさそうで,フグやカサゴも混じっていそう。それでも,このあと10時ごろまでにチヌ3枚を追加した。ただし型は小さく,30cm級1枚と手の平ちょっとのが2枚。この波止では,20〜25cm級が釣れ始めると最盛期が近い。まだ3月になってないけど,この分ならこれから一気に上向く可能性もある。

● なんにしても,波止を一人で占領して釣る気分は最高。雨も小降りになってきて,潮も徐々に緩んできた。本来なら時合いになるはずの10時過ぎ頃からは逆にほとんど当たらなくなり,その後は25cmのアイナメを1尾追加したのみ。満潮の潮止まりになった11時半ごろ納竿した。途中でハリ外れのバラシが1回と,大型コブダイのバラシが1回。コブダイの当たりはこれ1回で,チヌの当たりはたぶん釣り上げた魚の倍ぐらいだろう。小さいやつは上手にエサをつつくので,なかなかハリに掛からない。この波止はこれから4月上旬ごろまでがチヌのピークになると思うが,慣れてない人にはちょっと難しいかも。潮が非常に速いので,潮の変わり目をとらえることが大切。それと,技術的なポイントが1つある。こういう流れの速い場所でチヌを釣るときは,「サシエが着底する瞬間に,合わせの態勢になっていること」が絶対条件である。チヌの当たりはサシエが着底した瞬間に出ることが多いので,このとき道糸がたるんでいたり,竿の角度が適当でなかったりすると,当たりがあっても合わせが間に合わなくなる。両軸リールの場合は道糸を水深の分だけあらかじめ引き出して投入するが,サシエの着底ポイントが一定しないので,水面と道糸の角度からサシエの着底のタイミングを測りながら道糸を操作する必要がある。これが結構難しい。スピニングリールの場合はなおさらで,サシエの着底を確認してからリールのベールを倒して糸フケを取っているようでは全然遅い。こういう場所で一番釣果を上げられるのは,おそらくドラグフリーのタイコリールを上手に扱える人だろう。このタイプのリールなら,糸を張ったままサシエを着底させやすい(ただし上手にサミングしないとバックラッシュしやすいので技術が必要)。両軸リールでも原理的には同じことが可能だが,実際は波止釣りでは非常に難しい。

● というわけで,今日は一時的にお魚さんの活性が上がった日だった。もちろん今日釣れたチヌは,まだハラミではない。あと半月ぐらいしたらハラミチヌが釣れ出すだろう。30cmオーバーのを2尾とアイナメをキープして,小型はリリース。帰りに,左手の台船に寄ってみた。岸壁にぴったりくっつけてあり,ちょうど満潮で岸壁と同じくらいの高さに浮き上がっているので,サンダルでひょいひょい渡れる。さっきの常連さんがいたので聞いてみると,まだ竿を出したばかりだが,アイナメを掛けて根ずれでバラしたそうだ。積極的には勧められんけど,ここで釣ってみたい人は止めません。今日の釣行を終えて,ひと言。「Yさ〜ん,きのうの取材,こっちの方がえかった?」

 2/16の釣果  (かぶせ釣り)  

  ・チヌ(32・31・24・23cm) 4尾

  ・アイナメ(25cm) 1尾


◆ 2003/2/15(土) 上蒲刈島・向フェリー桟橋横の波止  月刊レジャーフィッシング取材釣行 

〜 取材は大成功!しかし・・・ 〜

● 水曜日(2月12日)に,なじみのY記者さんから釣行取材の申し込みの電話があった。HPで「土曜日に釣行します」と予告しておいた(しかも自信たっぷりに)のを見て,土曜日に取材したい,とのこと。掲載されるのは「レジャー・フィッシング4月号」。電話で話した内容は,こんな感じ。「福山かしまなみ方面で取材したいんですが」---「まあ,田島・横島は論外として,今年は瀬戸田が絶不調ですからねー。生名島もまだ早いし。実は,土曜日に行くつもりの場所は蒲刈なんですが,かまいませんか?」---「微妙なとこですね。本社と相談してみます」--- しばらくして電話あり。「OKが出ました。蒲刈にしましょう」---「人数は?」---「一人でもかまいませんが,魚が多い方がいいので2人でも3人でも・・・」---その後の経緯は皆さんご存知のとおりで,パートナーは倉敷のマサさんに決定。現地で7時ごろ落ち合うことにした。考えてみたら,マサさんと並んで釣るのも久しぶりじゃなー。

● 現地は,上蒲刈島・向の波止。今まで日記には一番北側の波止を何度か出したが,今回の釣り場・フェリー桟橋横の波止は一度も紹介したことがない。腰を据えて竿を出すのは今回が初めてではあるが,こっち方面へ来たついでに何度か下見と試し釣りはしてある。この波止は水深があって潮が速く,いかにも大物が釣れそうな雰囲気がある。ふかせ釣りでチヌが上がっているとも聞いた。試し釣りをするたびにコブダイが当たってくる。本当は,釣り日記に出すのはもうちょっと先にしたかった。この波止はいずれ必ずかぶせ釣りの好ポイントとして知られるようになるはずなので,釣り人が大勢入る前にちょっと一人で楽しみたかったのだ。今日は取材をボツにしない程度には釣れてほしいが,あんまり爆釣するのもちょっとなあ・・・と複雑な思いで,予定どおり6時45分ごろ到着。マサさんは既に着いていた。倉敷から2時間半かかった,とのこと。これで釣れんかったら,目も当てられん。

● これまでの下見の経験から,桟橋に向かって釣る方(内向き)は満ちの潮がめちゃくちゃ速い。外向きは潮がヨレる感じで,足元なら釣りになるが遠投はできない。今日は9時半ごろが満潮で,その1時間前ぐらいから潮が緩むはず。9時をはさんで2時間くらいがチャンス,と予想した。波止付け根から6〜7mくらい離れた内向きに釣り座を構える。これ以上先端寄りに行くと,サシエが左(付け根方向)へ流されて釣りづらい。マサさんはちょうど背中合わせに外向きに入った。7時過ぎから釣り開始。タックルは,とりあえず1.8mイカダ竿に道糸3号・ハリス2号・細地チヌ3号。Y記者さんは,まだ来てない。こっち方面はあまり詳しくないらしいので,道を間違えたか?朝一番でええ写真が撮れるかもしれんのに・・・しかし,しばらくカキを撒いても当たりがない。外向きは潮が速いらしく,マサさんは先端や付け根を移動している。潮が速いのはこっちも同じで,かなり右手にサシエを投入しても,満ち潮に引かれて釣り座のはるか左手に流される。どこの釣り場でもそうだが,潮が横に流れるときはよくない。

● 7時半ごろちょっと潮の流れが変わって,遠くに投入したサシエが足元近くまで戻されたところで,本日最初の当たり。手元に「コツッ」ときた。合わせると,まずまずの引き。コブダイとはちょっと違う感じ。上がってきたのは,アイナメ!しかも,良型。35cmくらいありそう。タモ入れして検寸したら,35cm(後で正確に測ってもらったら36cm)だった。よっしゃ〜。これでまず1魚種はOK。せっかくの取材なので,アイナメ・チヌ・コブダイを揃えられたら最高。この型なら,アイナメは1尾でも十分だろう。しかし,Yさんどうしたんかな・・・と思ったところへ,ようやくご登場。アイナメが上がった5分後ぐらいだった。「もうちょっと早う来てくれたらえかったのに〜」。

● その後,マサさんは付け根の内側(波止の一番左側)へ。ここならサシエが左へ流される心配はない。ふかせの常連さんは,このあたりでチヌを上げていると聞く。これからが時合い,と思われた8時ごろ,沖で小さい当たり。チヌか?と思ったが,合わせると大型コブダイの引き。ちょっとムリか,と思いながら右へ移動して竿をあおったところで,「バキッ!」。--- えっ?うそー?1.8mイカダ竿が,リールシートのところで真っ二つ。当然ハリス切れで魚はバラシ。はずかし−!Yさん,これNGにして−!・・・その直後,マサさんにもヒット!こちらは・・・詳しくはマサさんのレポートをごらんください。それにしても,長いことかぶせ釣りをやっているが,竿を折られたのはこれで二度目。一度目は須波でグレに折られた。コブダイ相手に竿を折られたことは一度もなかったので,ちょっと油断しとったなあ。まあ,うちには穂先が折れて根元だけになった竿があるし,今回は穂先が残ったんでちょうどええか。

● 時合い到来か(コブダイの)?竿とリールをまとめてチェンジ。2.1mイカダ竿に道糸5号・ハリス4号・伊勢尼10号。もう完全にコブダイモード。チヌ?知らん。竿のカタキを取ってからじゃ!--- ところが。世の中はわからんもので,この竿に・・・。時刻は8時半ごろ。ぼちぼち潮が緩んできて,サシエが釣り座の正面沖に着底したとき,「フワッ」とした当たり。合わせる。乗った。30〜40cm級のコブダイもこういう当たりをすることがあるので,姿を見るまではわからん。でも,ちょっとコブダイではなさそうっぽい。--- 水面下に白っぽい魚体。よっしゃ,チヌ!まあまあの型。タモ入れして検寸,ジャスト40cm。しっかし,4号ハリスに食うてくるか,おまえ。まあ,何でもええわ。これで三役揃い踏み(その後マサさんがもう1魚種追加。その正体は?)。満潮まではまだ時間があるので,もうちょっと釣れるか?

● しかしその後当たりが遠のき,潮止まりになったので桟橋の方へ移動したり,また戻ったり。で,コブダイ2尾とアイナメ1尾を追加。下げ2〜3分からは当たりがなくなり,11時半ごろ釣果写真を撮影した。マサさんの釣果も,遠くから来てもらった甲斐があった,といったところ。「このレポート,HPに出してもええんですか?」と聞いたら,「雑誌を見てくれるように書いてもらえたら,かまいませんよ」とのこと。そういうわけで,皆さん。「月刊レジャーフィッシング・4月号」(3月5日発売)よろしく!

 2/15の釣果  (かぶせ釣り)  

  ・チヌ(40cm) 1尾

  ・アイナメ(36・28.5cm) 2尾

  ・コブダイ(36・32cm) 2尾


◆ 2003/2/11(祝) 生名島・深浦波止   

〜 料理するには丁度ええくらい? 〜

● 年が明けてから福山方面は例年になく不調。2回続けて丸ボウズは避けたいので,一番確実そうな生名島を選んだ。しかし,今日の潮はよくない。尾道港の満潮が朝の6時半ごろ,干潮が12時半ごろ。たぶん朝一番から1時間ほどがチャンスで,あとはほとんど期待薄。きのうの天気予報は,曇り。念のため今朝の新聞も見たが,雲のマークしか出てない。しかし,午前中の降水確率は50%。朝起きた時点(5時過ぎ)では,曇り空で風は弱い。このまま天気がもってくれよー。魚が釣れるかどうかはともかく,雨の中で釣るんはイヤじゃー・・・。そういやあ,おととしも確か週末に限って雨降っとったなあ・・・

● 長崎桟橋に6時ごろ着いてみると,先に止まっている車が1台。屋根にボートを積んでいるので,うちのHPの関係者じゃないらしい。6時5分の始発のフェリーに乗って,深浦へ。もちろん先客はなし。曲がり角の先へ荷物を運んで,常夜灯の下で仕掛けを作る。ひととおり仕掛けを作り終えたのが6時半ごろで,まだ空は暗い。潮はまだ止まってなく,右から左へかなり速く流れている。先日の井原の陽二さんのレポートにならって,今日は手持ちの1.5mの竿のほかに,置き竿の1.8mを用意した。こっちはスピニングリールをつけて,中通しの丸オモリ2号にサルカン,ハリス2号15cm,チヌバリ3号のぶっこみ仕掛け。懐かしい。10年以上前,この仕掛けでむき身のカキを使ったぶっこみ釣りで,横島のタンク波止などでアイナメを狙っていた。ハリスが短いのは根掛かりを避けるため。こんな大ざっぱな仕掛けでも,ハラミの時期にはチヌもけっこう釣れた。今日の狙いは,根魚。煮付けサイズのソイかカサゴが釣りたい。

● 最初は潮が速く,道糸が流されて全然ダメ。7時ごろになって夜が明けてくる頃,満潮の潮止まりになった。予想どおり,それから8時ごろまで魚の反応が出た。最初に釣れたのは,23cmのカサゴ。煮付けにするには十分のサイズ。ぶっこみの竿にヒットした。続いて19cmのカサゴ。これもぶっこみの竿。手持ち竿の方には,ササノハベラっぽい当たり。コツコツつつくばっかりで,なかなかサシエがなくならない。しかし,7時半ごろからハゲっぽい当たり,さらに明らかなアイナメの当たり。しかし,投入のたびに当たるわけではなく,数回に1回くらいしか当たらない。着底直後に当たったが,合わせのタイミングが取れず空振りすること2回。アイナメだろう。そのうち,だんだん食いが悪くなってきた。置き竿にしておいたら10分後くらいに当たりが出たのが2〜3回。当然,合わせが間に合わず空振り。サシエが着底してから数分〜10分くらいしないと当たらない状況になってきた。こういう食いの渋いときは,置き竿の向こう合わせではまず掛からない。既にアイナメの当たりは数回あったが,1尾もハリに乗っていない。サシエが着底したら,5分でも10分でも微動だにせずじっと竿を握って当たりを待つ態勢に入る。

● ようやく9時半ごろ,着底後3分くらいして出た当たりに即合わせ。やっとこさ乗った。まあまあの手ごたえで,上がってきたのはアイナメ。でも30cmには足りない。結局これが最後のチャンスだったらしく,以後は11時半まで釣って,ほとんど当たりはなし。ぶっこみ竿の方も,最初のうちは小魚にエサをつつかれていたが(中層に浮かせておくと小メバルが掛かる),10時ごろからはエサが残るようになった。さらに悪いことに,8時半ごろからポツポツ降り出した雨がだいぶ強くなって,条件的にも最悪。予定どおり12時のフェリーで帰った。波止の上のあちこちにカキを使った後があったので,水を流して帰った。たぶん日曜日に来た釣り人だろう。日曜に来た人,このHP見とったら,後始末はきちんとして帰りましょうねー。

● 今日は雨が降ってなかったらもうちょっと早く切り上げて因島のどこかで竿を出すつもりだったが,カッパを脱いだり着たりしての移動はつらいのでパス。どうにか刺身が取れるサイズのアイナメと煮付け用のカサゴが釣れたことでもあるし,この時期の釣りとしてはこんなもんでしょう。しかし,生名島でこの調子じゃあ,ほかの場所へ行った人も苦戦したじゃろなあ。

 2/11の釣果  (かぶせ釣り)  

  ・アイナメ(28cm) 1尾

  ・カサゴ(23・19cm) 2尾


◆ 2003/2/2(日) 横島・横田港一文字波止   

〜 ボウズ軍団入隊希望者が続々! 〜

 

● いや,今日は書くことがいっぱいあって・・・。結論から申し上げます。1回も当たりなし!--- 釣りをした時間は正味4時間ぐらい。ここまでヒサンな釣行は,ほとんど記憶にありません。強いて言えば,一昨年に岡山県で試し釣りをしたとき以来。しかもですね。今日は総勢5人で釣りをしたのです。5人合わせての釣果は,タイ仔1ぴき。それ以外の当たりは,たったの一度。しかも,渡船料まで払うたのに。いやはや。もう語る言葉もないっすよ。今日は釣った魚で夕食を作る予定じゃったのに,獲物がなんもないので予定を大幅に変更して春巻やコロッケを作ったりしたので,日記のアップが遅くなってしまいました。

● 今日の釣り場は横島一文字波止。きのう寝る前の時点では,同行者はY.S君のみ。村上餌虫店に7時に着いてみると,お父さんの車で送ってもらったというY.S君とそのお友達が。さらに,目の前の潮の引いた干潟から「お〜い」と呼ぶ声。SATさん登場。バケツの中には,タイラギ。聞くとけさは5時半から「漁り」に来たとのこと。いや,恐れ入りました。私,そこまでの根性ないです。

● Y.Sくんのお父さんとちょっと雑談。「小学生の頃から『漁師になりたい』と言うてまして」。ああ,そうかあ。昔の自分を思い出すなあ。漁師はムリでも,一流の釣り師になれるようガンバレよ,Y.S君。ところでその友達は「釣りは2回目」という全くの初心者とのこと。投げ釣りの道具なども持って,3人で7時半ごろ一文字へ渡った。今日は満潮が昼前ごろで,潮の条件はいい。ただ曇り空で冷たい風が吹く冬型の天気で,竿を出す方角によってはちょっと辛そう。

● 中学生の二人は船が着いた近くへ。北から風が吹きそうなので,横島寄り先端の赤灯台の下で正面(西)へ向いて竿を出してみた。今日持って来たのは,いつものとおりイカダ竿3本(1.5〜2.1m)。それに,メバル用の長竿。最初は1.8mの竿にハリス2号で足元を狙ってみたが,魚の反応はなし。ちょっと場所を移動して次の仕掛けを出していたら,Y.Sくんが青虫のエサでタイ仔をゲット。それを見て生きエビを使ってメバルを狙ってみたが,全然当たりなし。その後,船に乗ってコジマさんが到着。聞けば前日メバルを狙ったが全然ダメだったとのこと。最近,魚を釣った話をほとんど聞かない。コジマさんは赤灯台の裏側(南向き)で釣り開始。さらに遅れて,ゴトウさん到着。掲示板を見てなかったらしく,タンク波止へでも行こうかと思って立ち寄ったらたまたまこの波止に人が上がっていたので合流したという。ゴトウさんは田島側先端で,Y.S君たちと一緒に釣り座を取った。

● そして,時間は無為に過ぎる。北から強風が吹きつけて,いろんな意味で寒い。みんな,あっちへ行ったりこっちへ戻ったり。交わす言葉は全部一緒。「当たり,ありますか〜?」。--- 満潮が近づいた11時過ぎごろ,コジマさんが魚と格闘しているのに気づいた。既に根に潜られた後で,相手はもちろんコブダイ。根にはりついてはいるが,竿先に魚の動きが伝わっている。しばらく待ってからいったん根から離れたが,結局ラインブレイク。横で見ていても,アイナメ狙いの2号ハリスではちょっと無理っぽかった。釣り上げていれば60cmオーバーは確実だったろう。結局これがかぶせ釣りに来た唯一の当たりで,あとは全員ノーヒット。コバさんが対岸の横田港大波止で,数は少ないながらもアイナメを釣り上げ,当たりも何度か出しておるというのに。何しに来たんじゃワシら!--- というわけで,トホホの釣行日記,おしまい。

P.S.コジマさん,Y.S君を福山駅まで送ってもらうのを代わってもらってありがとうございました。Y.Sくん,次は4月じゃなあ。メンバー紹介に写真入れといたよ。ゴトウさんも,4月になったらタンクへ一緒に行きましょう。

 2/2の釣果  (かぶせ釣り/ウキ釣り)  

  生体反応なし!


◆ 2003/2/1(土) 下蒲刈島・大地蔵波止ほか   

〜 月が変わってツキも変わるか? 〜

● この週末は今日まる一日と明日の午後2時ごろまでフリー。天気予報は今日の方がよさそう。今年は1月にはまともな魚が釣れてないので,気分転換に遠征することにした。去年の釣り日記を見ると,ちょうど1年前に蒲刈で34cmを頭にアイナメが4尾上がっている。このときは投げでカレイも1枚釣れた。今日のメインターゲットはアイナメ。今年は福山方面はアイナメが不調の様子なので,30cmを超えるサイズを1尾は釣りたい。念のためきのうの夕方,投げ釣り用の本虫も1,000円購入。カキも採っておいた。現地の潮は,たぶん10時半ごろが満潮だろう。ちょうど満ち上がりが狙える。

● けさは5時過ぎに起床。着替えて新聞受けから朝刊を取り出し,天気欄を見る。「冬型の気圧配置は緩み,日中は穏やかに晴れるでしょう」。よしよし(実はこれが大ウソ)。コンビニを経由して,車を西へ走らせること1時間40分。現地到着は7時過ぎ。さすがにこれだけ運転すると,ちょっとしんどい。先客は・・・あり。投げ釣りふうの2人組が,波止の曲がり角から手前にかけて竿を6本ぐらいずらっと並べていた。ちょっとマズい。この波止のベストポイントは曲がり角の手前で,ここなら潮が緩く釣りやすい。曲がり角から向こうは満ち潮が横に流れるので悪条件。先客に挨拶して,「すいません,ここに入らしてもろうてええですか」と,端っこの投げ竿のすぐ隣(曲がり角の真上)に入らせてもらった。ふかせ釣りとかの人にあんまり接近するのは悪いが,投げ釣りの場合は竿を置く位置をちょっとずらしてもらえばOKなので,無理を言って入らせてもらった。先客のお二人はちょうど竿を支度し終えたところで,カレイ狙いとのこと。冬のカレイシーズンは終わっている時期ではあるが,ここなら多少は釣れるかも。

● 天気は時々晴れ間がのぞく曇り空で,風も弱い。まず,先客とは別の方向へ投げ竿を2本投入。30分おきくらいに上げてみて,魚が釣れとったらもうけもん,という手抜きスタイル。イカダ竿は3種類持って来てあるが,とりあえず一番短い1.5mで足元狙い。真下にマキエをして,しばらくサシエを落としてみたが当たりなし。15分くらいしてアイナメの当たりが1回だけあったが,空振り。さらにそのあとコブダイのバラシ。それほどのサイズではなさそうだったが,2号ハリスを切られた。その後ずーっと当たりが全くなく,ようやく8時半ごろ最初の魚がヒット。20cmちょいのアイナメ。さっき空振りしたのは,こいつらしい。ということは,これを釣り上げたらあとは魚がおらんのと違うか?--- 恐れたとおり,その後も足元ではまるで当たりなし。このままでは,1月と同じ結果になってしまう。ここまで遠出してきてこのサイズじゃ困る。お〜い,みんな〜,どこ行ったんじゃ〜。去年の今ごろは,半日釣って10数回ぐらい当たったのにー。

● ところで,実はもう1つ淡い期待を持って狙った魚がある。第2のターゲットは,チヌ。この波止は,満ちは曲がり角から払い出す潮が流れて,なんかチヌが釣れそうな雰囲気がある。去年もそう思って狙ってみたが空振りだった。この波止へ来るのは3,4回目ぐらいだが,未だ自分でチヌを釣ったことも,他の人がチヌを釣り上げるのを見たこともない。でも,どうも気になる。うまい具合に横へ流れていた潮が沖向きにちょっと流れを変えたので,軽いカキを潮に乗せてゆっくり遠くへ落とす作戦にチェンジ。その数投目。着底直後に「フワッ」と竿先を持ち上げる当たり!合わせる。乗った。引きが強い。当たりからして,アイナメではない。コブダイか?いや,しかしこの引きは・・・。

● この波止はけっこう水深がある(10m近い)ので,なかなか上がってこない。途中で,どうもチヌらしいとわかった。投げ釣りの先客の視線を浴びて,上がってきたのは予想どおりチヌ。しかも良型。久々のチヌなので慎重にタモ入れ。体長がタモの直径ぐらいある。引き上げて検寸すると,ジャスト45cm。この時期にしては十分すぎるほどのサイズ。もちろんまだハラミではなく,居着きの黒っぽいチヌだった。思わず「よっしゃ〜!」--- ここまで来た甲斐があった。もういつでも帰れるわー。

● で,その後遠投と足元を交互にやってみたが,結局ノーヒット。全く当たりがなかった。しかも途中から北風がビュービュー吹いて来て,寒いのなんの。天気予報のウソつき!満潮の潮止まりになった11時に納竿。投げの方は,10時ごろほったらかしの竿にちっこいカレイが1尾。先客のお二人も,同じくらいのサイズを1尾上げただけだった。この波止は下げの実績はないので,場所替え。橋を渡って上蒲刈島へ行き,向の波止で昼食をはさんで1時間ほど竿を出してみた。下げに入っているせいか当たりが少なく,コブダイのバラシが2回とリリースサイズのアイナメ1尾のみ。最初からコブダイ狙いで,2.1mイカダ竿にハリス4号というゴツい仕掛けで勝負したが,1尾目はハリス切れ,2尾目はハリ外れ。どっちも60cmがらみの感触だった。帰り支度をしようかと思ったところへ,アイナメ(?)っぽい当たり。合わせるとと,けっこう重量感のある引き。アイナメなら30cmオーバー間違いなし。・・・あれ?なんか,えらい太っとるなー。よく見ると,ナゴヤフグ。模様がアイナメっぽいので,最初は間違えた。今まで釣ったことがないサイズで,検寸すると26cm。大物ランキングの「その他の魚の部」には魚種の制限はなく,とにかく24cmを超えたら1ポイントなので,これも立派にポイント対象魚。1時過ぎに帰路に着いた。今日は,当たりは少なかったがまともは魚がようやく釣れたので満足。それにしても,今年は徹底的にアイナメに嫌われとるなあ・・・

 2/1の釣果  (かぶせ釣り/投げ釣り)  

  ・チヌ(45cm) 1尾

  ・アイナメ(22cm) 1尾

  ・カレイ(21cm) 1尾

 

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