★ 釣り日記 (2004年9月) ★

月4日(土) 月11日(土) 月18日(土)
月25日(土)    

◆ 2004/9/25(土) 生名島・立石港(深浦)波止

〜 生涯初の○○○○○! 〜

 

● おとといSATさんからメールが入って,福山方面はイカ爆釣モードに入ったそうだ。コウイカはスーパーでも普通に売っとるけど,それより格上のアオリイカが食いたかったら,自分で釣るしかない。去年のオフ会で食べたイカは美味かった。シーズン真っ盛りの今なら,ビギナーでも1匹くらい釣れるじゃろ・・・しかし,福山方面で竿を出す気はない。ヘタくそなの見られるの嫌じゃし。で,人も少なくイカの多そうな,しまなみ方面へ行くことにした。ついでに生名島の秋の状況もチェックしたい。始発のフェリー(6時5分)の前にちょっと因島の消防署前で竿を出す予定で,5時ごろ家を出発。5時半ごろに消防署前の波止に着いたが,北側も南側も地元の人がアジ狙いのサビキ釣りをやっていた。近くでエギを投げるといろいろ聞かれそうなので,結局素通り。始発のフェリーで生名島へ。

● まず生名港埠頭用地の小さい波止へ行ったが,地元の釣り人で満杯。全員アジ狙いらしい。ここは後で来ることにして,立石港フェリー乗り場近くの波止へ(今まで「深浦波止」と言っていたところ。波止ガイドの表記にならって今後は「立石港波止」とします)。こちらは先客なし。今日は満潮が午前8時過ぎで,時間帯としてはこれからがチャンス。6時半ごろ,曲がり角あたりに道具を運んで仕掛けをセット。かぶせ釣りの方もやってみたいので,まずイカダ竿を出して足元にカキを落としてみた。まだ満ち潮が横に流れているので,すぐに中断。イカの仕掛けを出した。エギング専用の竿を持ってないので,手持ちの竿の中から一番それに近そうな竿として選んだのが,1.8mのボート用キス釣り竿。これだけで,いかにド素人であるかわかるでしょう。リールは,後で後悔したが,PEさえ巻いてないナイロン糸の安物スピニング。エギは数本持って来てあるが,オレンジの2.5号をチョイス。だいぶ昔に買ったやつで,メーカーも値段も覚えてない。500円くらいじゃなかったかと思う。

● 曲がり角にもイカの墨の跡があるが,先端の方が釣りやすそうなので先端へ。ここも常夜灯があって,スミがついている。ただし,アオリイカのものかコウイカのものかは不明。前にここでコウイカが上がっているのを見たことはあるが,アオリについては全く未知数。先端から払い出す潮に乗せて,15mくらい沖へエギを投入。釣り雑誌で読んだセオリーどおりに,カーブフォールさせながら着底・・・したかどうかようわからん。というか,道糸の角度から考えて,潮の流れの方が速すぎてエギが浮き上がっとる感じ。やっぱりPEでないとダメか?即,エギをチェンジ。見た目一番重たそうな,ピンクの3号に。今度は底取りできた。着底したら竿をあおる,の繰り返し。これ以外のテクニックは知らん。3回繰り返したら,もう飽きてきた。だいたいなー,こんな作りモンで魚が釣れるかい!という,ルアー釣りをやりながらいつも思うことを今日も思いながら,4度目の投入。足元近くで竿をあおったとき,なんか引っ掛かった感じ。一応期待してリールを巻くと・・・なんじゃ〜,ビニール袋か〜・・・・あれ?違う!イカじゃった!

● というわけで,釣り上げました,生涯初めてのアオリイカ。ふだんからイカを釣っておられる方にとっては何のこともないでしょうが,初チャレンジで釣れて,感無量であります。サイズは・・・胴長って,どっからどこまで?一応頭の先から目の下までの長さが16cmでした。平均サイズというとこでしょうか。時刻は7時過ぎごろ。このあと,かぶせとイカを交互にやってみたものの,あとはノーヒット。簡単に記録しておくと,立石港でのかぶせ釣りは,当たりが出たのは満潮の8時ごろまで。釣れたのは,ギザミ・小コブ・小チヌ。全部リリース。下げに入ってからはエサ取りの当たりもなし。9時半ごろ,埠頭用地へ移動。こちらはエサ取りの嵐でサシエが着底せず。イカの方はベテランふうの人が来たものの,その人にもヒットせず。11時ごろ納竿。たかがイカ1匹釣るのに生名島まで行かんでも・・・という気もしますが,今日はこれ1匹で大満足の釣行なのでした。イカは既に刺身になって,夕飯まで冷蔵庫で待機してます。今度はリールにPE巻いて行こ。エギングの竿は・・・まあ買わんでええか。

 9/25の釣果  

  ・アオリイカ(胴長16cm) 1匹


◆ 2004/9/18(土) 三原市・須波港波止

〜 It never rains but it pours.(泣きっ面に蜂) 〜

 

● イシダイのベストシーズンになるまで,遠征はお休み。近場で手軽に竿を出すことにした。朝の4時半ごろ出発して,現地・須波には5時ごろ到着。まだ暗い。用意したエサは,カキ・生きエビ・冷凍キビナゴ。費用は全部で700円ぐらい。かぶせの前に,朝マズメにタチウオを狙ってみた。電気ウキ仕掛けをささっと用意して,明るくなるまでに10流しほど。この間,3〜4回ウキが沈んだ。しかし食い込みが浅くハリ掛かりせず。1回は途中でバラし,今年の初物を獲りそこねた。結局早朝の部は,晩のオカズの調達に失敗。これがケチのつき始め。

● 6時ごろから,いつもの釣り座でかぶせ釣りを開始。タックルは1.8mの竿に道糸3号・ハリス2号・細地チヌ4号。この日は干潮が朝の7時,満潮が午後1時ごろの中潮。そもそもこの釣り場を選んだのは,過去のデータから「干潮の前」が時合いだからだ。ここは干潮の1時間ほど前までわりと速い潮が流れて,それがだんだん緩んでくる。その時間帯がチャンス。開始からしばらくは魚の反応がなかったが,地元の人が見物に来て話をしながら釣っていた6時20分ごろ,中層でのエサ取りっぽい当たりに続いて,着底の直前に「コツン!」と鋭い当たり。合わせる。手ごたえあり。コブダイの引きではなさそう。本命か?--- しかし,見えてきたのは裏本命のチヌ。でも,まあまあのサイズ。落としダモですくい上げると,周りで竿を出していた地元の人が何人も寄って来た。検寸,42cm。狙いどおりの潮で釣れて,これで晩のオカズは確保した。

● あとは手の平級でもええからサンバソウが1枚釣れんかな〜,と粘ったが,反応なし。時々ギザミかフグっぽい当たりが出るだけで,まともな反応がなくなった。満ちに入って,手の平級のチヌとリリースサイズのコブダイが釣れた。一応スカリにキープ。曲がり角の手前では,ハゲ掛けの常連さんがクラゲを吊るして良型のハゲを立て続けに上げているが,こっちにはハゲの当たりはなし。ハゲは晩秋ごろからカキにも反応するようになる。カキの方は一時中断して,生きエビを使って港内側でぶっこみ流のさぐり釣りをやってみた(釣り方の詳細は別の機会に)。まるで反応なし。エサ取りもおらん。9時を回って,もうオカズもできたし,ぼちぼち帰るか・・・と思っていたところへ,生きエビの竿に初めての当たりがきた。本命はメバルだが,これはメバルとすれば相当なサイズ。ギャラリー注目の中,7〜8m沖の海面に見えてきた魚は・・・赤い・・・カサゴ?いや,ありゃ,アコウじゃろ!--- ところが!抜き上げの体勢に入ろうとした水面直下で,ハリが外れてバラシ。うそー!!!まあ,サイズ的には25cmかそこらじゃったけど・・・もったいない!

● このバラシのせいで帰るわけにはいかんようになって,そのあと満潮の1時近くまで粘ってしまった。途中,常連さんが釣った30cm級のハゲを2枚もらって,代わりに小チヌと小コブダイをトレード。スカリには大きいチヌとハゲ2枚が入った。これにさっきバラしたアコウが入ったら,今日の夕飯は超豪華版!になるはずだったが,結局エビには当たりなし。カキで23cmのチヌを1枚追加したのみ。この波止で時々会うかぶせ釣りの人が来たのと入れ替わりに納竿して,帰宅。午後はあれこれやって,夕飯近くの時間になってから気づいた。あれ?今日使うた竿,どこへやったっけ?--- イカダ竿を翌日も続けて使うときは,いつもは仕掛けをつけたまま車の後部座席へ放り込んでおく。しかし,車の中には見当たらん。まさか・・・いや,しかし・・・。でも・・・。どう考えても,釣り場へ忘れたらしい。カキのバケツのほかにエビの竿やブクバケツなんかの荷物がいろいろあったので,釣り座から車へ戻るときにイカダ竿だけ持って帰るのを忘れたか?わずかな可能性に期待して,午後7時ごろ松永〜須波を往復。しかし,釣り場に竿は既になし。残念!自業自得とは言え,竿は製造中止のブラックチヌ・リールはチヌジャッカーの旧モデルという,もう手に入らないアイテムだけに・・・悔しい(まだ予備はあるが)。

<追記> 結局この竿とリールは,23日(祝日)に無事戻ってきました。なくした日にかぶせ釣りに来ていた方が拾って,持って来てくださいまいた。ありがとうございました。

 9/18の釣果  

  ・チヌ(42cm・23cm) 2尾

    ※ 他に手の平級のチヌ1・25cm級のコブダイ1。


◆ 2004/9/11(土) 蒲刈方面のあちこち

〜 今日は貝を使ったお料理です(苦笑) 〜

 

● え〜と。釣りの説明は簡単に。オフ会の下見も兼ねて,イシダイ狙いで蒲刈へ。現地の潮はたぶん朝の7時半ごろが満潮のため,勝負は朝マズメのみ。朝の4時過ぎに家を出て,暗いうちにまず上蒲刈島・丸谷港新波止へ行った。先客なし。強風。風速は10mを越えてそう。しかも正面から吹きつけてくる。相当に厳しい条件の中,明け方から竿を出して,釣れたのは20cmのチヌ1尾。潮の感じはよかったが,まるで当たりがなかった。ここで粘る手もあったが,今日はいろんなポイントの状況を調べたいので,7時きっかりに撤収。下蒲刈島へ。

● 続いて,向港Aポイント(桟橋横の波止)。サヨリ釣りの先客が数名。空いていた先端寄り外向きへ入った。ちょうど満潮の潮止まりで,流れは緩い。足元へサシエを落とすが,反応なし。沖目もダメ。エサ取りもおらん。結局釣れたのは,21cmのチヌ20cmのカサゴが1尾ずつ。足元でベラの当たりが連発し始めた8時過ぎに撤収。今度はCポイント(一番北側)へ。内向きにチヌ釣りの人が2人いた。釣れることは釣れるが,15cmくらいの小さいのばっかりらしい。先端正面で竿出し。下げに入っているはずだが潮が流れず,先端外向きでもやってみたがダメ。しばらくして,ひでさんが来られた。世間話しながら釣りを続けたが全く当たりがなく,10時が近づいたところでここも撤収。

● ひでさんから,セトガイを大量にいただいた。潜って採ってきたやつを保管しておいたものだそうだ。大きいやつは贈答用のカキぐらいある。しかも,持ってみるとずっしり重い。これなら中は身が詰まっとるじゃろうし,エサとしても使えそう。セトガイは軽い,という先入観があったのでびっくりした。まだ10時過ぎで帰るにはちょっと早いので,ひでさんと別れて丸谷港左手の「超深い」波止へ初めて行ってみた。港へ車を止めて台車を引きずっていったが,波止付け根には車が3台くらい止まっていて,家族連れが来ていた。ただしUターンは難しそうなので,港へ車を置く方が無難かも。この波止の先端はうわさ通りの深さで,かぶせ釣りができるような環境じゃない。付け根あたりは適度な深さで,アイナメ・コブダイは釣れそう。しかしイシダイは期待薄。向にしても丸谷港右手の波止にしても,イシダイが釣れるためには「潮が当たる」ポイントであることが条件だと思う。左手波止の付け根は潮が緩い。11時を回って帰りの車へ移動中,ひでさんから携帯に連絡が入った。サザエが取れたのでこれから持って行く,とのこと。で,それから10分ほどして,サザエアワビが届いた。さっき別れてからほんの1時間ほどの間に・・・さすがプロです,ひでさん。サザエの大きいやつはソフトボールくらいあって,帰りの車の中では「どうやって食べるか」ばっかり考えてました。

 9/11のいただきもの  

  ・サザエ11個

  ・アワビ1個

  ・セトガイたくさん

● というわけで,ひでさんへの感謝をこめて,いただいた貝をどうやって食べたかのレポートをお送りします。まず,セトガイ。生のままでむき身にしようとすると結構難しかったので,塩茹でに。カラが開くまで数分茹でて,片方のカラを外すと@のような感じで,きれいなオレンジ色の身が出てきます。包丁で貝柱を切って(写真A),つまんでみたらメチャ美味かったので,基本的にこのまま食べることにしました。ひでさんお勧めの「炊き込みご飯」にするときは,これにゴボウ・ニンジン・干しシイタケ・コンニャク・油揚げなどを加えて炊飯器に入れた米の上に並べ,水に貝の煮汁としょうゆ・酒を加えて炊けばできあがり。今回は,ネギを添えてぬた風にして辛子酢味噌で食べました。プリプリした食感で,いくらでも食べられます。なお,Aの貝をバター焼きにしても美味しいでしょう。

@   A   B

● 続いて,サザエ。居酒屋で出てくる「壷焼き」というのは,自分で作ると結構難しいです。「貝を網にのっけて焼いて,上からショウユをかけたらええんじゃろ?」--- ブー。それだと,辛くなりすぎます。いったん素焼きして身を取り出し,食べやすく刻んでからカラに戻して,ダシ醤油をかけて再度焼けば美味しく食べられますが,ちょっと面倒。なので今回はサザエも茹でて,身をスライスし(写真C),キュウリとあえて酢の物にしてみました(写真D)。これも,美味かったです。

C   D

● 最後に,アワビ。これはもう,バター焼きしかありません。刺身だと固すぎて食べづらいですが,焼くとふっくらモチモチの食感になります。今回いただいたアワビは身の大きさが12〜13cmくらいでしたが,これでもレストランとかで食べると3千円は下らないでしょう。今回もらった貝はどれも美味でしたが,家族の一番人気はやはりアワビなのでした。なお,セトガイとサザエは,実家と親戚にも配りました。ひでさん,本当にありがとうございました。行くたびに貰い物ばっかりして恐縮です。今度,なんか持って行きますので。しかし,オフ会の食材調達に一抹の不安が・・・。イカ部隊の健闘を期待します。


◆ 2004/9/4(土) 岩城島・岩城港波止

〜 金はかかるがナイスな釣り場! 〜

 

● この秋の目標は「備後地方でイシダイの釣れる場所を探す」こと。今のところ竹原以東で秋にイシダイ・サンバソウが狙える釣り場は,須波・生名島・横島一文字くらいしかない。しまなみ方面にはまだ未開拓のポイントがあるはず。ということで今日の釣り場は,20年くらい前から憧れていた岩城島。昔の釣り情報誌には,備後地方随一のアコウ・マダイの釣り場としてよく紹介されていた。いっぺんあそこで竿を出してみたい・・・と思いつつ,今まで1回も行ったことがなかった。今日はポイントチェックを主目的に,「波止ガイド100」と空撮写真集を用意してある。

● 今日は干潮が午前8時,満潮が午後2時ごろの中潮。狙いは満潮ごろなので,朝はゆっくり起床。7時ごろカキを調達に行って,そのまましまなみ海道へ。途中で小雨がパラついたりもしたが,今日は降水確率0%。まず心配あるまい。風も弱そう。岩城島へ渡るフェリーは,因島・土生生口島(瀬戸田)・洲江から出ている。地図で見た感じでは瀬戸田から渡る方が近そうなので,生口島北インターで降りた(普通車1,300円)。料金所を出てすぐの信号を右折して5分ほど海沿いに走ったところの乗り場から8時20分発のフェリーに乗って,数分で対岸の岩城島・小漕港へ。普通車片道1,240円。つまり,岩城島まで往復すると,約5,000円かかる。弓削島とだいたい同じくらい。安くはない。しかし今日は,なにしろ憧れの島へ足を踏み入れるわけであるから,金のことは度外視している。

小漕港フェリー桟橋のすぐ右手に,赤い灯台の小さい波止がある。まずはここをチェック。全手動水深測定器を出す(タコ糸の先にオモリをつけたもの)。先端足元の水深,約6m。可もなく不可もなし。潮は速い。竿は出さず,周回道路を左周りで長江港へ。因島からのフェリーはここへ着く。待合所で料金を見ると,片道1,550円。結局,因島から来ても生口島から来ても,ほとんど料金は一緒であることが判明。なら,時間的に短いのは生口島経由の方。フェリーの出る時間を見計らって来れば,福山西インターを降りてから40〜45分くらいで島へ着けるだろう。長江港は,左右に長い波止が延びている。左の波止の先端へ歩いて行って水深を測ると,約5m。浅い。潮も緩そう。右の波止はパスして,周回道路を進む。

鞆の町並みに似た中心街を過ぎて,岩城港へ。今日のメインの釣り場は,ここに決めてある。港を囲む長大なL字の波止が右手から伸びている。予想していたより,はるかに長い。倉橋の釣士田の波止くらいあるんじゃないか?こういう長い波止には,今まであんまりいい思い出がない。とりあえずここは通り過ぎて,すぐ先の西部港のこじんまりした波止へ。地波止のすぐ沖に一文字波止があって,潮流の雰囲気はいい。しかし,水深が浅く(4〜5m),パス。見た感じの印象で言うと,小漕港と西部港の波止は,チヌのシーズンなら期待できると思う。長江港の左右の波止は,あんまり竿を出したい気分にならなら。一番釣れそうなのは,やっぱり岩城港の大波止だろう。

● 岩城港大波止付け根の空き地に車を停めたのが,9時15分ごろ。驚いたことに,今まで見てきたどの波止にも,釣り人が一人もいない。周回道路は広く,15〜20分くらいで島を一周できそう。ここは蒲刈か?と思うほど,島全体の景色や町並みの雰囲気もいい。いかにも,海の真ん中に来ました,ちゅう感じ。これで魚が釣れたら言うことなし。L字の波止の曲がり角あたりへ荷物を運んで,まず水深をチェック。足元で6〜7mくらいか。L字のカドから十数メートルほど先に,一文字波止がある。満ち潮が一文字との水道から払い出すように,L字の長い方の正面に向けてかなり速く流れている。まずは,曲がり角のすぐ先に釣り座を構える。波返しの幅が広く,座りやすい。高さは場所によってまちまちで,曲がり角までは低い。今日のタックルは,1.8mイカダ竿に道糸4号・ハリス3号・チヌバリ4号の,やや太めの仕掛け。今日は浮気をせずかぶせ一本で勝負するつもりなので,カキしか持って来てない。ただし今の時期は身の入りが非常に悪く,サシエとしてかろうじて使えるのは数個に1個くらいしかない。

足元にマキエをして,緊張の第1投・・・。当たりなし。数回投入しても,魚の反応がない。沖目に投げるとカドから払い出す潮に乗ってサシエが横に流されるので,数mほど左へずれてみた。足元へサシエを落とすこと数回目に,初めての当たり。足元は潮が緩いので軽いカラのサシエをゆっくり落としていたら,着底前に「コツッ!」と鋭い当たりがきた。合わせると,かなり引く。魚種は不明。コブじゃないような気がするが・・・本命か?・・・見えてきたのは,チヌ!まずまずの型。水面まで距離があるので,落としダモですくう。黒っぽい魚体の居着きのチヌだった。サイズは40cm。時刻は9時50分で,潮は満ち2〜3分ごろか。

● このあと当たりがなくなったので,道具を持って先端へ移動。先端は水深は同じくらいだが,正面へ払い出すナイスな潮が流れている。チヌ狙いには絶好のポイントという感じ。沖に潮目ができていて,投げ釣りでもいかにも大物がヒットしそう。雰囲気としては,伯方島・有津の先端に近い。しかし今日はイシダイ狙いなので沖目は捨てて,足元で勝負。ここで30分ほどやってみたが,30cm弱のコブダイが1尾釣れたのみ(即リリース)で,あとは当たりなし。また元の釣り座へ戻ってみると,潮の流れが変わっている。場所替わり前はカドから波止の長い方の正面に向けて流れていた潮が,今度は短い方の正面,つまり一文字波止方向へ流れている(中国新聞社の空撮写真集を持っている人は,p.161を参照してください。「波止ガイド100・part2」のp.94にもあります)。さっきの釣り座は横に潮が流れて釣りにならないので,今度は曲がり角の手前,一文字波止を正面に見る側に釣り座を移動して再開。

その数投目。また足元で当たり。今度はコブか?引きが強い。立ち上がってやり取りし,浮いてきたのはまたチヌ。さっきと同じ黒っぽい色で,型はちょっとアップ。42cmあった。時刻は11時20分ごろ。最初のチヌを小さいスカリに入れていたので,2枚目が釣れたところで車へ戻って直径50cmのスカリにチェンジ。水位が上がってきたので,落としダモより取り込みやすい柄つきのタモも用意した。それやこれやで15分ほど時間を費やして,再開。その2投目。今までとは違うモヤモヤした小さな当たりに合わせると,確かな手ごたえ!魚が左へ走る。引きずられるように竿を握って移動し,ちょうど曲がり角のあたりでやり取り。今度こそコブか?しかし,当たりの感じからして,本命かも・・・。ハリスが3号なので強引に巻き上げる。見えてきたのは・・・またしてもチヌ!しかし,デカい!落としダモをはみ出しそうなサイズなので,柄つきの60cmのタモですくい上げる。これは,ホンマにナイスな型。すぐに検寸。50cmを超えている。51cmにはちょっと満たない。50.5cm。今年の自己記録を更新するサイズだ。この時期に50cmが出るとは・・・さすが「憧れの島」!もう,言うことなし!秋チヌらしく,引きも強烈だった。

● この直後に地元のオジサンが見物に来て,しばらくその人と話しながら釣ったが,また当たりが遠のいた。12時過ぎに余裕の昼食を取って,満潮前の時合いを狙ってみたが,その後は30cm弱のコブダイ2尾とギザミ1尾を追加したのみ。2時過ぎに納竿した。この波止の印象を言うと,先端は有津のようだが,曲がり角は忠海の雰囲気に近い。水深といい,潮の流れが変わることといい,当たりが少ないことといい・・・。イシダイについては未知数だが,年内にもう1回は来てみたい。ぶっこみ釣りもよさそうなので,今度はシャコも持参したい。それより,チヌが3枚とも足元で釣れたことから考えて,この波止で落とし込み釣りをやったら絶対いけると思う。ただし,L字の長い方は満ち潮は横に速く流れるのでちょっと難しいが。今日は沖目も狙ったが,沖では全く反応がなかった。足元はエサ取りの当たりがたまにあるが,総じて魚の数は少ない。根は荒そうなので,夜釣りなら根魚もいけると思う。人が少ないせいもあって,釣り場としての環境はバツグン。今日は,5千円かけた甲斐がありました!

 9/4の釣果 (かぶせ釣り)  

  ・チヌ(50.5・42・40cm) 3尾

 

釣り日記の目次に戻る