★ 釣り日記 (2006年3月) ★

月4日(土) 月19日(日)  
     

◆ 2006/3/19(日) 上蒲刈島・向港Aほか 

〜 やっぱり今年は当たり年!〜

 

● 今日は早起きしたせいで,夕方からもう眠たい。今日の行動は・・・朝4時半過ぎに家を出て,1時間半ほどで蒲刈・向へ。ちょうど同時に着いたひでさんと合流して,11時まで竿を出した。そのあと近辺を見回りながら2時ごろ帰宅。魚をさばき,子供らを連れて神辺のフジグランへ。ここで映画を見る予定だったが,席があと2人分しか空いてない,と言われて映画は断念。夕飯のおかずの惣菜を買って帰り,日記を書いている今は夕方の5時半。もうちょっと釣りたかったが,強風のために釣りの方は正味4時間くらい竿を出しただけ。行き帰りの車を運転した時間と釣りをした時間がほとんど同じくらいの遠征ではあったが,はるばる蒲刈まで行った甲斐はあった。

● 今日の目的は2つ。1つは,今年アイナメが好調という情報が各地から入っているので,蒲刈なら数も型も期待できるんではあるまいかということで,メインターゲットはアイナメ。第2の目的は,ひでさんの自作竿を見せてもらうこと。その竿のうちの一本を借りて,自己記録級のコブダイを狙う予定になっている。昼ごろが満潮の大きい潮なので,天気がよければかなり期待できそう。

● ところが,きのうの雨は上がったが空は曇りで,朝からだんだん風が強くなる悪条件。満潮の潮止まりまで釣りたかったが,突風が吹いてきたのでやむなく11時ごろ竿をたたんだ。経過はこんな感じ。6時過ぎにひでさんと合流して,満ち潮が動き出すまでがチャンスと読んで,まず向Aの桟橋で竿を出した。2,3投目でコブダイが当たったが,ハリ外れでバラシ。しばらくして,今度は竿先をフワフワさせるチヌのような当たり。さっきバラしているので今度は完全にサシエを食い込んだのを確認して合わせた。コブダイとは違うがかなり重量感のある引きで上がってきたのは,デカいアイナメ。ひでさんにタモ入れしてもらっておおざっぱに検寸すると,40cm!あとで正確に測ると41cmもある,自己記録更新の大物だった。

● このあとすぐに満ち潮が流れ出したので,波止の方へ移動。ひでさんに貸してもらったイシダイ仕様の自作竿(長さは2m半くらい)にチヌジャッカー,ラインは5号,チモトをケプラーノットで補強して伊勢尼11号のハリを直に結んだゴツい仕掛けで,足元を攻める。これなら10kgクラスのコブダイでも取り込めそう。最初はふだん使い慣れない長さと重さの竿だけに扱いが難しかったが,竿先に小さい当たりが出たので,磯でイシダイの当たりを待つような体勢で竿を両手に握ったら,手元にピクピクッと当たりが伝わってきた。いつもの調子で大きく竿をあおると,掛かった魚が一気に底から浮いたような感触。小型のコブダイかと思ったが,30cm級のアイナメだった。当然一気にぶっこ抜き。9対1くらいの先調子の竿で,しかも普段使っているイカダ竿よりかなり穂先が太いが,当たりが手に伝わってきたのには驚いた。波止や岸壁からのコブダイ釣りに十分使えそう。この竿で何とかデカいコブを掛けてみたかったが,今日は風のコンディションが悪すぎて,落ち着いて釣りができる状況ではなかった。途中小1時間ほど大地蔵へ移動してチヌを狙ってみたが,あちらは全く魚の反応なし。向で満潮の潮止まりまで釣ったら,アイナメがもう1〜2尾は追加できそうな感じだった。しかしこの天候の中で狙いどおりの大物が釣れたので,今日は満足。

● 以下,ご連絡です。ひでさんはオフ会に参加できるかどうかまだわからないので,とりあえずひでさんの自作竿を何本か借りて帰りました。オフ会に持って行きます。写真は左から,今日借りた竿(蒲刈石鯛)の手元(チヌジャーカーを装着)・ 見せてもらった自作竿の元竿の一部(スキーのストックやグルフクラブも再利用)・取替え用の穂先の一部。肘当て・リールシート部分・元竿・穂先などがそれぞれ取り替え可能なように全部サイズを統一してあるそうです。今年は釣りに行く代わりに休みの大半を竿作りに費やしたひでさんの,力作のごく一部を今度のオフ会でご披露します。参加者の皆さん,ご期待ください。なお,「オフ会でマサさんに使ってほしい」という竿も預かっていますのでよろしく,マサさん。

 

 

PS:ひでさん,行くたびにいろいろもらって恐縮です。今回は段ボール箱一杯の八朔をありがとうございました。ちょうど次の週末にヨメの実家へ行くので,持って行ってみんなでいただきます。お家の皆さんにもよろしくお伝えください。

 3/19の釣果

  ・アイナメ(41・30cm)  2尾


◆ 2006/3/4(土) 大三島・宮浦港岸壁 (「月刊釣り仲間・4月号」取材釣行)

〜 これが宮浦攻略法だ!・・・?〜

 

● 雑誌の記事と説明が食い違うとまずいので,詳しいことは月刊釣り仲間を読んでいただくということで,釣果写真だけ出しておきます

 3/4の釣果

  ・チヌ(42cm) 1尾

  ・アイナメ(33cm)  1尾

  ・カサゴ(17cm)  1尾

● 今日は取材釣行には絶好の釣り日和。竿を出した時間は,朝の7時半ごろから満潮前の午後1時ごろまで。ヒットした時間帯は,10時40分ごろからの30分ほど。あとは全くダメ。説明がこれだけでは寂しいので,「宮浦攻略法」をご紹介(2回しか竿を出しとらんのに・・・)。下の図のA〜Eの5つのポイントを挙げておきます。

が,この釣り場のベストポイント。地元の常連さんは,たいていここに入っているようです。足元の水深は干潮時で7mくらい。満ち潮が青い矢印のように手前に押してきますが,この潮がチャンス。湾内で潮が緩いので,はっきり目で確認できるくらいの速さで潮が流れるときが時合いと思われます。ただし今日はほとんど潮が止まっている時間帯にヒットしました。なお,下げは足元からまっすぐ沖へ出る潮が時々流れるので,このときもチャンスがありそうです。

● この岸壁はAの沖に深みがあり,右へ行くほど浅くなっています。の水深はAより2〜3m浅く,干潮時でせいぜい5mくらい。しかし満ち潮は向かいのフェリー桟橋との間を流れるので,A沖よりは速い潮が流れます。ハラミのピーク時にはCでも釣れると思います。

はAとCの中間くらいの水深で,カケアガリになっているので,ここもハラミの時期にはチャンスがありそう。冬場はB・Cとも期待薄。

● そして,。前回と今回私が竿を出したのが,このポイントです。左のカドから手前に数メートル戻ったあたり。2回の釣行でチヌが都合3枚釣れましたが,うち2枚は5mくらい沖,もう1枚は足元。アイナメも足元でヒットしました。

は,Dよりもさらに手前に戻ったあたり。水深はCと同じくらい。AやDで釣れる時間帯には,E,あるいはもっと手前でも釣れるのではないかと思います。釣り人はほとんど入っていないと思うので,場荒れもしてないでしょう。

● 魚の動く時間帯については,今のところ「満ち5分〜8分ごろ」と予想します。ただし時合いは短く,せいぜい30分くらい。その時間帯を外すと全く魚の反応なし。大君,あるいはピーク時期以外の坊地と似てます。

● 釣れそうな魚は,チヌ・アイナメ・カサゴ。コブダイはいなさそう。あと,カレイとか,間違ってマダイという期待もなくはないです。

● 地元の人の話では「最近は釣れてないので常連さんも釣りに来てない」とか。暖かくなって(4月以降)サビキでアジが釣れるようになると,釣り客が増えるそうです。前回釣ったチヌのうち1枚が腹パンパンだったので今日は大いに期待しましたが,今日釣れた1枚はまだスマートでした。瀬戸田と同様,ここもハラミのピークは3月末〜4月初旬ごろかも。なお,オフ会は今のところ4月15・16日を予定しています。オフ会の頃には,もっと魚の活性が上がっていると思います。

 

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