★ 釣り日記 (2006年4月) ★

月1日(土) 月16日(日)  
     

◆ 2006/4/16(日) 横島・坊地新波止 

〜 そろそろ本番間近! 〜

 

● このところちょっといろいろゴタゴタがあって,しばらくはゆっくり釣りにも行けそうにない。実はこの日も朝の6時から仕事をしていたのだが,なんぼにもストレスが溜まるし,きのうの雨もやんで天気が回復してきたし・・・ということで,キープしておいたカキを小さいバケツに半分くらい持って横島へ行った。坊地に着いたのが9時半ごろ。満潮は12時ごろ。時間帯はよし。波止の曲がり角の手前にかぶせの先客が3人と,外向きにもフカセの人が何人かいたが,まだ上がってない様子。曲がり角から先はガラガラだったので,先端との真ん中当たりへ入った。

● 竿は1.5m,ハリス2号,チヌバリ5号を使用。カキをちょっとしか持って来てないので,マキエは一切なし。足元と沖目へ黙々とサシエの投入を繰り返すが,魚の反応なし。時期的にも,まだハゲは早い。チヌならそろそろ釣れるか?開始20分くらいして,足元近くにカラの軽いカキをゆっくり落としていくと,着底の瞬間にフワフワッとした当たり。ひと呼吸置いて合わせると,チヌらしい引き。足元に柱が立っているので潜りこまれないよう素早くリールを巻いて浮かせる。中型サイズをゲット。このあと10分くらいして,3〜4mくらい沖でヘンな当たり。コツコツッと小さい当たりが続く。チヌではなさそう。何度目かの当たりで合わせると,さっきと同じくらいの引き。しかし,こいつは下へ突っ込む力が強い。懸命にリールを巻いて姿が見えてきたのは,どでかいカレイ(マコガレイ)!タモ入れして検寸すると,37.5cm。投げ釣りでも釣ったことのないようなサイズ。去年もここで「かぶせで大きなカレイを釣った人がおる」という話は聞いたことがあるが,まさかこれほどのサイズが湾内の足元におるとは・・・。結局当たりはこれだけで,カキが切れた11時20分ごろ納竿。釣りたいときには釣れず,海だけ見れたら釣れんでもええわという気持ちで行くと短時間でこの釣果。ちょっとすっきりした。もちろん,この晩のカレイの刺身は最高でした。

 4/16の釣果

  ・マコガレイ(37.5cm)  1尾

  ・チヌ(38cm) 1尾


◆ 2006/4/1(土) 生名島・生名港埠頭用地 

〜 もうアイナメいらん・・・〜

 

● 金曜日の昼,コンビニで弁当を買って田島・横島方面へ情報収集に行った。北陸の大学の先生から「チャガラが採れる場所を教えてほしい」という問い合わせが来たので,その様子見も兼ねて。まず,田島・天神波止へ。釣り人はフカセの人が一人。釣果なし。続いて坊地。ここは先端にファミリー風が二人だけ。天神・坊地とも,チャガラおらず。続いて田島の大波止。釣り人は数人いたが,チヌ狙いではない様子。ここはチャガラの本命ポイントだったが,小メバルと小チヌを確認したのみ。最後に,横島側の大波止へ。意外やここには,チヌ狙いの人が6人いた。全員ウキ釣り。うち3人は,波止付け根付近で狙っていた。ちょうど満潮ごろだったが,チヌを上げている人はゼロ。常連さんの話ではチヌは時々釣れるらしいが,まだ散発的らしい。この週末は田島・横島方面で初チヌをまじめに狙う予定もあったが,情報収拾の結果をふまえて中止。ところで,横島の大波止では先端付近にチャガラの群れを発見。一応,見に行った甲斐があった。

● そういうわけで福山方面はパスして,チヌ狙いでしまなみ方面へ。歌や瀬戸田でチヌが釣れても当たり前すぎるので,前からこの時期に狙ってみたかったポイントへ行った。それは,生名島埠頭用地。目的は3つ。チヌ・ポイントの新規開拓を目指して,今日は外向きで勝負。チヌがダメでも,なんか晩のオカズになる魚(できればサヨリ)。ついでに,ゴミ拾い。最近の自分の行動範囲の釣り場のゴミ事情をまとめると,全体的に一時よりゴミは減ったように思う。ボランティアの人やゴミ拾いイベントなどで,定期的に釣り場付近を清掃しているからだろう。釣り客が集まる坊地や瀬戸田も,最近はめっきりゴミが減っている。しかし!ここ生名島埠頭用地は,いつ行ってもゴミだらけ。清掃する人がいないせいだろう。目につくゴミを拾って帰っても,しばらくたってから行くと,またゴミが散乱している。はっきり言って,行きつけの釣り場の中でここが一番きちゃない。昼過ぎの満潮の頃までは当たりが少ないと予想して,釣りの合間にゴミを拾うつもりで大きなポリ袋を持参した。

● 生名港では,埠頭用地内向きで倉敷のマサさんが50cmのチヌを,左手の長い波止(真ん中波止)の先端で岡山のアサさんが50cmに迫るサイズのチヌを何枚か上げた実績がある。しかし,今日の狙いの埠頭用地外向きも,冬場からフカセでチヌがそこそこ釣れている。魚がおりさえしたら,カキでも釣れるはず。ただし,今まで外向きでのチヌの実績はほとんどない(オフ会で1匹釣れただけ)。目標はチヌ1枚。あわよくば走りのハゲ。またはサヨリを期待して,アミエビも持参した。

● で,結論を言うと,始発のフェリーで島へ渡って1時の便で帰るまでに,スカリにキープしたのはアイナメ1匹だけ。型は35cmに迫る良型。外向きの遠投に8時ごろヒットした。波止真ん中のマサさんポイントの裏側を中心に正味5時間くらい釣ったが,当たりはほとんどなし。チヌらしい当たりはゼロ。両側にフカセの人が入ってきたが,魚の気配が全然ないとのこと(小メバルは家族連れのサビキに入れ食いで,かぶせのカラバリにも食いついてきた)。内向きでは,足元で当たるのはナゴヤフグのみ。内向き遠投もやってみたが,コブダイのバラシが2回あっただけで,あとはエサ取りの当たりもなし。早い年ならハゲも釣れ出す時期のはずが,地元の常連さんが一人も来てなかったところを見ると,今年はここも相当に遅れているらしい。最近土産はアイナメばっかりじゃし,そろそろ食い飽きた。チヌを釣りたいが,福山方面でチヌが釣れ出すのはちょうどオフ会の頃からか?

● 釣りの合間を見て,ゴミ拾い。予想どおりゴミが大量に散乱していて,圧倒的に多かったのが空き缶タバコの箱や吸い殻。空き缶を数えながら拾ったら,45リットルのゴミ袋に一杯分,数にしてちょうど140個もあった。弁当ガラはほとんど落ちてなかったので,弁当を食べて空き缶と一緒にそのまま捨てた,ということはなさそう。工事関係者が捨てた可能性もないではないが,明らかに釣り人が捨てたらしいゴミも多数ある。果たして次回ここへ行ったとき,何個の空き缶が落ちているであろうか。

 4/1の釣果

  ・アイナメ(34.5cm)  1尾

 

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