★ 釣り日記 (2006年5月) ★

5月3〜6日 5月21日(日) 5月28日(日)

◆ 2006/5/28(日)  向島・干汐西波止/田島・天神波止 

〜 もらった魚で夕飯はOK。 〜

 

● 福山方面のかぶせ釣りは実質的にシーズン終了とみて,きのうの夕方田島でエサ掘り。シャコを15匹ほどと本虫を2匹確保し,けさは早起きして干汐へ行った。4時半過ぎに着くと,左手の波止先端には既に数人の釣り人が入っている。右手は先端に3人ほどいたが,ほかは空いていそうなので,今日は右手の波止へ。先端近くへ荷物を運んで竿を出していたら,先客の2人組が帰り支度を始めた。マツイカをすくいに来たが今日は不調とのこと。もう1人の先客はここの常連さんで,ルアーでヒラメなどを狙っているらしい。こちらも今日は釣果なし。竿を出し終えたところで,この波止へ来るたびに会う常連さんが来て,先端でハゲを狙ったウキ釣りを始めた。ぶっこみの竿には全く当たりがない(エサ取りもおらず)ので,その人と話をしながら釣りを見ていると,足元にうようよハゲの姿が見える。しかし,この時期のハゲにはありがちなことだが,マキエに全く反応せず。ほとんどがオスで,一生懸命メスを探して泳ぎ回っている感じ。この状態ではまずエサを食わすのは無理。上からのぞきこんで引っ掛ける(またはモリで突く)しかなさそう。そうこうするうちに,ウキ釣りの人にアジがヒットし始めた。その人は今日は入れ物を持って来てないというので,釣れたアジを全部もらった。結局7時半までに15cm級を中心に(大きいのは18cmくらい)のヒラアジを15匹くらいもらって,十分晩のオカズができたので撤収。ぶっこみの方には全く反応なし。ラッパ虫を持った地元の人が後から数人来たが,その人たちにも釣れた様子はなし。干汐は近場としてはマダイ狙いの最高の場所だが,確率は高くない。

● アジを実家へ持って行って刺身を作り(上の写真),海に漬けておいたカキの残り(小さいバケツに半分くらい)を持って田島方面へ。9時過ぎに坊地へ見物に行ってみると,小イワシ・コノシロ狙いの人で超満員。しかし,今日はイワシはあまり釣れてなかった。釣り座がないので天神へ移動。9時半過ぎから釣り出したが,時々フグがつつく程度。まもなくぶちさんが来られて,話しながら釣った。ぶちさんは能登原でコブダイのバラシが1回あっただけとのことで,どこも状況は悪そう。しかし今日は曇天無風の好条件で,釣りをするには快適だった。潮は満潮が11時ごろなので,時間帯もベスト。結局カキが切れるまで1時間ちょっと釣って,まともな当たりが2回あった。釣れた魚のサイズは小さいが,魚の引きは味わえたし,晩のおかずも確保してあるし,この時期としてはまあこんなもんか?欲を言うと,シャコで1回だけでも魚の当たりが欲しかった。

※ 今日は現地へデジカメを持って行ってなかったので,下の釣果写真はぶちさんに撮ってもらって送ってもらったものです。ぶちさん,お世話になりました!

※ これもぶちさんからの情報で,鞆の駐禁の取り締まりが民間委託になるそうです。今はけっこう路上駐車が見られますが,今後は厳しくなるかもしれません。下は,ぶちさんからいただいた鞆の駐車料金の写真です。あちら方面へ行かれる方は,参考にしてください。

 

 〜5月28日の釣果〜

  ・チヌ(27cm) 1尾

  ・アイナメ(22cm) 1尾


◆ 2006/5/21(日)  横島・坊地新波止 

〜 今年の春は終わり! 〜

 

● 今年の春はスタートが遅れたので5月下旬以降も期待できるかと予想したが,今日の感じでは福山方面の春のシーズンはもう終わりらしい。けさは5時ごろ坊地へ行ってみたが,イワシ狙いの先客が多数。波止付け根付近でサビキに小イワシが釣れていたので,その近くでカキを数投してみたが全く反応なし。早朝で,ほぼ満潮くらいの潮にもかかわらずまるで魚の気配がないので,イワシに転向。サビキを出してマキエもせずに竿を入れたとたんに入れ食い。7本バリのうち5〜6本に,型のいい小イワシが鈴なりで,20分ほどで数十匹をゲット。土産が確保できたのでかぶせに復帰したが一度も当たりがなく,6時を待たずに納竿。先に来ていたコウマさんにも釣れてなかった様子。このあと天神へ寄って30分ほどやってみたが,流れモが多く魚の反応もなし。で,今日の釣りは終了!帰って小イワシの半分を刺身に,残りの半分を天ぷら用にさばいて,あとは一日ちんたら過ごした。

● これだけでは日記にならんので,先週の日曜日の夕飯の一部をオマケに。当日は母の日ということで,ヨメのリクエストに応えて,見た目が豪華そうで低カロリーの料理を作った。1枚目は,釣り場でぶちさんからいただいた手作りスイーツ。材料はツクシ。高級菓子ふうなので,お客に出すと喜ばれそう。2枚目は手作りのにぎり寿司。自前のネタは小イワシのみ。チヌがおりゃえかったが。あとはマグロ・ハマチ・イカ・エビ・ウニ・ウナギを切って寿司飯のうえにのせただけ。手で握ると米がベタベタくっつくので,にぎる際にはラップを使用。3枚目は鉢蒸し。茶碗蒸しの具材を大きなドンブリ鉢に入れて蒸したもの。後片付けが楽なので,うちの茶碗蒸しはこれで作ることが多い。これも自前の魚を入れたかった。このほかキュウリとワカメとタコの酢の物・なめことトウフの味噌汁など。ちなみに今日の夕飯の献立は,小イワシの刺身と唐揚げ・オムレツ・ジャガイモの煮付け・もやしとワカメの酢の物・ブロッコリーのおかかあえ,である。そろそろ調理にかかるか。

 

 〜5月21日の釣果〜

  ・カタクチイワシ(大きいもので12cmくらい) 約60尾


◆ 2006/5/3(水)〜6(土)  横島・坊地新波止/田島・天神波止 

〜 ハゲの気配全くなし! 〜

 

● 釣り日記と普通の日記をとりまぜて。今年は連休明けまでにアップする予定の原稿が1本あって,これが済まんと落ち着いて釣りもできん。しかし福山方面は例年今が最盛期でもあるので,釣りには行きたい。今年は家族全員それぞれ自分の都合で忙しいので,行楽はなし。で,こんな感じで今日(5月6日)までを過ごした。

4月29日(祝): 朝から仕事。昼ごろ,戸崎へ状況を見に行った。戸崎新港の桟橋(本来は立入禁止だが特に文句は言われない様子)に,ベテランふうのかぶせ釣り師さんたちが数人入っていた。全員で40cm弱のチヌ1枚。やはり今年はどこも調子が悪い。ところで,この桟橋に,橘高師匠の弟さんがおられた。釣り場では何度か見かけたことがあるが,言葉を交わしたのはこの日が初めて。風貌に橘高師匠の面影があって,懐かしかった。年を取ると足場のええ場所でしか釣りができん,ということで,最近はこのあたりで竿を出すことが多いとか。「昔は重たい荷物を持って兄貴と二人でタンクへ通うとったこともある」そうで,今のタンクの状況はどうかと聞かれたので「橋が落ちる前より人が増えとるみたいですよ」と答えておいた。さらに,そこで釣りをしていたベテランさんから,「けさ(戸崎)フェリー桟橋で小野さんがハゲを4枚釣って帰った」という話を聞いた。「小野さんいうて,あの小野さんですか?」 --- あの小野さんがまだ現役で釣りをしておられることにもびっくりしたが,ハゲを4枚,しかも戸崎フェリー桟橋で釣り上げたという話には,「さすが」と言うしかない(最近あそこで魚を釣った人をほとんど見たことがないのだ)。連休中に竿を出してみようかとも思ったが,邪魔をしては悪いので今年は戸崎はパス。なお,「満越の波止のフェンスはカギが開いとって入れる」という話も聞いた。あそこもなかなか魅力的な釣り場ではあるが,帰りがけに寄ってみると釣り人は誰もいなかった。

4月30日(日): 仕事の合間を縫って,昼前ごろ坊地天神で1時間半ほど竿出し。ボウズ。朝から釣っていたぶちさんが昼ごろから午後にかけてチヌを3枚釣ったというレポートが入った。午後からずっと原稿に向かったが,まだ先が見えない。5月1・2日もずっと仕事。

5月3日(祝): 朝の5時20分から1時間半ほど,坊地の曲がり角手前で釣る。干潮が8時半ごろで,潮加減はよくない。第1投,足元で30cmのチヌがヒット。しかしその後は全く当たりなし。8時ごろから午前中ずっと仕事。昼ごろ,天神へ。庄原のKさん,里帰りしたのりさん,朝から坊地で竿を出していた西条のムラカミさん,初対面の地元・天神さんと会う。昼過ぎから2時ごろまで釣ったが魚の反応なし。仕事場へ戻り,夕方NOVA福山校で原稿のネイティブチェックを受ける。どうにか先が見えてきた。

5月4日(祝): 前日と同じく,坊地で早朝勝負。朝の5時過ぎから1時間ほどの間に,当たりは1回だけ。釣れたのはチヌ35cm。7時過ぎから仕事。子供らと昼飯を食べて,3人で広島へ。広島東インターで降りて市内へ入り,八丁堀交差点あたりで二人を降ろす。子供らはおばあちゃんの家へ泊まりに行く(ヨメは仕事があるので里帰りはなし)。そのまま比治山方面へ向かい,現代美術館へ。岡本太郎の「明日の神話」(レプリカ)を,そらで絵の構図を再現できるくらいじっくり見た。期待どおりであった。また高速に乗って夕方帰宅。ヨメと二人で近所の中華料理店で夕食。最近朝が早いので,10時には床に着く。

5月5日(祝): 3連荘で早朝から坊地。俊介くん・ショウくん兄弟がいた。1時間やってノーヒット。俊介くんたちはそのあと横田港一文字へ行ったとのこと。この日も7時過ぎから仕事をして,夕方ついに原稿完成!これで,心おきなく釣りができる。

5月6日(土): 今日は子供らも広島から帰って来て,うちの実家のおばあちゃんの家で夕飯を食べることになっている。献立はスキヤキがメインだが,せっかくなので魚を調達したい。今年まだまともに竿を出してない天神波止で,半日くらい粘ってみることにした。満潮が朝の5時半ごろなので,早朝が最大のチャンス。5時ごろ現地へ行くと,既に庄原のKさんがおられた。今日は家族連れで,このあと「みろくの里」へ行くとのこと。天神で夜が明ける5時ごろから釣り開始。20分ほどして,刺身にするにはちょっと小さいチヌ(28cm)がヒット。その少し後,今度は大きそうなのが掛かったが,合わせた瞬間に「これはバラしそう」と予感したとおり,中層でバラシ。その後は当たりが遠のき,坊地でもちょっとだけ竿を出したがノーヒット。結局7時半にいったん切り上げて仕事場へ戻り,「月刊釣り仲間」の6月号の原稿を書いたあと,この日記を書いている。何とか連休中にハゲを1枚でも釣りたいので,夕方また坊地か天神へ行ってみようと思う。ゴールデンウィークは明日で終わり。また次の原稿が待っている。

 〜上から順に〜

  ・チヌ(30cm) <5月3日・坊地>

  ・チヌ(35cm) <5月4日・坊地>

  ・チヌ(28cm) <5月6日・天神>

 

● で,5月6日の午後3時ごろからの天神での釣果がこちら。チヌ31cmと26cm。結局連休の間,チヌしか釣れんかったなあ。

 

 

 

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