★ 釣り日記 (2006年6月) ★

6月11日(日) 6月18日(日)・24日(土)  

◆ 2006/6/18(日) 尾道市・浦崎海岸 / 24(土)  松永・藤井川河口 

〜 今年は全魚種遅れぎみ。 〜

 

● 右の写真は、6月18日の昼過ぎから午後2時ごろまで、例年この時期にキス釣りに行く浦崎海岸で竿を出した結果。潮は半分くらい満ちた時間帯で、当たりは散発的ながら飽きない程度にはあり、掛かったキスは11尾。ただしサイズは小ぶりで、一番大きいのが18cm、小さいのは13cm。フグが多いのでエサの消耗が早く、2時間足らずで砂虫500円を使い切った。キスのサイズはまだ小さめで、本番はもうちょっと先か。真夏になるとフグだらけになるので、7月上旬ごろが例年ならベストではあるが・・・この日釣れたキスは、塩焼きにして食べた。

● 例年6〜7月は、マダイ(シャコのぶっこみ)・キス・ウナギを狙うことが多い。24日の土曜日は、前日掘ったシャコを持って、行きつけの向島・干汐へ行った。しかし、朝の5時ごろから1時間竿を出して全く魚の気配がないため(エサ取りもおらず)、断念して松永へ戻った。途中の釣具店で青虫を買い、藤井川の河口でウナギ狙い。前日雨が降っているので期待したが、7時ごろから満潮の9時ごろまで2時間釣って、ウナギは1匹も釣れず。青虫のエサはすぐフグに食い荒らされて、シャコにも当たりなし。しかし、1回だけ青虫の竿に大きな当たりがあって、手ごたえのある獲物が掛かった。水深が50cmくらいしかないので、竿をあおるとすぐ魚が浮いてくる。いきなりエラ洗い。セイゴか?しかし、色が茶色っぽい。引き上げてみると、なんとブラックバス(サイズは25cm級)。ここ、河口の堰の外側、つまり海なんじゃけど。まあ、ここでは何年か前に青虫でマブナも釣れとるし。バスは基本的に食用にはならんので(昔塩焼きにして食べたことがあるが、泥臭くて食えたもんじゃなかった)、写真撮影後にリリース。足元の堰の淵をのぞくと、デカいバスがすぐ手の届きそうなところをゆっくり泳いでいるのが見える。堰を上ろうとする小魚(魚種は未確認。まさかアユではあるまいが)の群れが流れ込みの近くに群れているので、それを狙っているらしい。40cmくらいありそうな良型のバスが、時々水面にジャンプする。もしかして、ウナギが釣れんのはコイツらのせい?とにかく、今年のウナギ狙いの初チャレンジは空振り。もうちょっと雨が降って川が増水したときに、もう1回狙ってみたい。

 〜6月24日の釣果〜

     本命は釣れず!


◆ 2006/6/11(日)  生名島・埠頭用地 

〜 春のシーズン終了後に初物 〜

 

● 4月からいろいろあって、最近まともに釣りをしてない。今日はようやく1日時間が取れそうなので、満潮の10時ごろまで釣りをして、午後は年に一度の水槽の大掃除をすることにした。シャコのぶっこみの予定を変更して、行き先は久しぶりの生名島。一応、狙いはサンバソウ。保険としてサビキでアジか小イワシ。きのうの夕方カキをバケツに1杯採って、けさは朝一番(6時5分)のフェリーで埠頭用地へ行った。

● 地元の釣り人が来てないので、アジはダメそう。波止真ん中付近内向きのマサさんポイントへ入り、足元へカキを落とすと、第1投から当たり。しかし、どう見てもエサ取りっぽい。空振りを繰り返して、ようやくハリに乗ったのはカナコギ(ハオコゼ)。リリース。続いてササノハベラ。リリース。フグ。リリース。・・・・・・ で、7時ごろ同じような当たりに合わせると、なんかまともな引き。本命か?しかし、見えてきたのは白っぽいオスのハゲ。30cmは楽に越す良型。完全にシーズンが終わった後で、やっとこさ今年の初物。しかも腹に引っ掛かっていた。スレでも何でも、ハゲはハゲ。スカリに入れて釣り続行。7時半ごろ、今度はまともな魚っぽい当たりで、またハゲ。さっきのと同じくらいのサイズで、今度はメス。まだ腹がパンパンで、産卵してない。例年ならシーズン終盤に釣れるハゲはほとんど産卵後のオスで、食味はよくない。しかし、このハゲは十分食えそう。このサイズなら煮付けにすれば1尾で2人分取れるので、ハゲ2匹で家族4人分の夕飯の食材確保はOK。あとは、手の平サイズでもええからサンバソウが釣れたら言うことなし。

● しかしその語は当たりが散発的になり、釣れそうな気配が少ない。地元の人が見物に来て、(たぶん)赤い服を着たかぶせの常連さんが大きなチヌを何枚も釣っていたとかいう話を聞き、さらに9時前ごろ、取材(夜釣り)帰りのブンゾウさんがお連れさんと二人で来られた。本命は空振りしたがいろいろ釣れたとのこと。エサを現地(生名島)で調達するところがすごい。結局予定どおり10時まで釣ったが、クジメやら小ぶりのコブダイやらを追加したのみ。現地でハゲをさばくと、予想どおりメスの方はまだ卵を持っていた(右の写真)。ただしキモは、旬の頃は薄い色だが、この時期は濃い黄色や茶色に変色して、味も落ちる。オスの方は放精後でキモもやせていた。まあしかし、春に全く釣れんかったハゲが2枚上がったので、今日は生名島まで行った甲斐はあった。午後は予定どおり3時間ほどかけて水槽の掃除をして、この日記をアップした後で2〜3時間仕事をして、ビールを飲んで寝るだけである。ワールドカップの日本の試合が今日の夜なら言うことはなかったが。

 〜6月11日の釣果〜

  ・ウマヅラハギ(34cm・33cm) 2尾

  ・コブダイ(32cm) 1尾  ほか

 

 

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