2006/10/8 up 

2006年秋の蒲刈オフ会(10月7〜8日)レポート

 

◆ 参加者 (14人) ◆   ※ 東から順にご紹介しています。※は今回釣りをしなかった方です。

倉敷のマサさん <倉敷から> (7日朝〜8日)

倉敷のタクさん <倉敷から>  (7日朝〜8日)

倉敷の山チャンさん <倉敷から>  (7日朝〜8日)

倉敷のAさん <倉敷から>  (7日朝〜8日)

コウマさん <福山から>  (7日朝〜8日)

俊一さん <福山から>  (7日午後〜夜)

SHIMOMIさん <福山から>  (7日午後〜夜)

まるさ <松永から> (7日朝〜8日)

まさ父さん <三原から> (7日早朝〜8日朝)

東広島のツカポンさん兄弟 <東広島から> (7日朝〜夜) 

ヤギマスクさん <東広島から> (7日夜) ※

ひでさん <蒲刈から> (7日〜8日) ※

ぴかちゅうさん <広島から> (7日)

 

※ 内容に間違いがあれば,修正しますので連絡してください。


 

今は,8日(日曜日)の夕方です。

参加者の皆さんからのご報告が入れば,後で追加します。

私個人としては,今年の中で一番満足度の高い2日間でした。

 

<10月7日(土)>

 

今回のオフ会の個人的な目標の第一は,サンバソウ級でいいので30cmオーバーを1枚。

もう一つの大きな期待は,土曜日の夕食。なにしろ今回は俊一さんが参加されるということで,

本当はいろいろ道具を持って行って食材になる魚を調達したかったのですが,仕事が忙しく

結局用意したのはかぶせ釣りの道具のみ。(これは失敗。来年はいろんな釣りをやります)

前日家の用事があり12時過ぎに寝たので,この日は無理をせず朝5時半ごろ出発。

向Aに着いたのは,7時過ぎ。倉敷のマサさんコウマさんが,並んで竿を出しておられました。

 

 

CとDには誰も入っていなかったので,Cの先端で竿を出すことにしました。

(ちなみに夜の宴会でひでさんから聞いた話では,私が勝手にAとかDとか記号をつけた

波止には,それぞれ名前があるそうです。そりゃそうですね。地元の皆さん,スイマセン)

 

私のタックルは,イカダ竿1.8mにチヌジャッカー・道糸3号・ハリス3号・ハリはこの日の

ためにキープしておいたヒラメの6号。今回のオフ会では,この仕掛けで通すことに決めて

います。本命のイシダイでも,50cmくらいまでなら十分取り込めるという見通しで。

この日は,満潮が10時過ぎごろの大潮。潮位が高いので,満潮時には足場が水没します。

そうなったら波返しの上に乗って釣るつもりで,満潮過ぎまで粘ってみることにしました。

ところがこの日は,正面から強風が吹く悪コンディション。しかも,強さがハンパない。

日が高くなるにつれてだんだん風が強まり,体感では風速は15mをはるかに超える様子。

予想どおり9時ごろから足場が水没して波返しに乗りましたが,正面の海は白波が立つ

シケ状態で,危険を感じてきたので10時過ぎに撤収しました。

ポイントCでの魚の反応はと言えば,エサ取りの嵐でした。開始してしばらくは,水深

2mくらいのところでサシエが取られる繰り返し。エサ取りの正体を確かめるべく,ハリの

下にルアー用3本イカリをつけたギャング仕掛けを落としてみると,まず掛かってきたのは

3cmほどのクサフグ。続いて,15cmほどの小ハゲ。今日のコンディションでは食材の

キープが危うそうなので,ビールのつまみの唐揚げ用に,そのままギャング仕掛けで

ハゲ釣りを続行。風が強くなかなか当たりが取れないものの,5匹ほどをキープ。

しかし,こればっかりでは蒲刈へ来た甲斐がないので,今度はハリの下にナスオモリを

つけた底オモリ方式にチェンジ。2号からスタートしたものの中層のエサ取りが激しく,

3号,さらには4号までアップして,どうにか3投に1投くらいは着底するようになりました。

しばらくして,底で何かまともな魚がヒット。本命か?しかし,浮いてきたのはウマヅラハギ

かなりの良型。ほとんど足元が水面なので,魚を取り込むためにリールを巻き続けたら,

穂先にサルカンが引っ掛かってポッキリ折れてしまうという,ありがちなチョンボ。

刺身サイズのハゲはキープできたものの,竿が1本パー。予備の竿にチェンジして続行

しましたが,その後はまともな当たりはなし。Cはこれで終わり。

 

に戻ると,マサさんの姿はなし。ひでさんの船に乗って船から釣りをしていたそうです。

コウマさんも空振りで,二人で桟橋に移動。ちょうど満潮の潮止まりの10時半ごろ。

私の経験では,この時間帯にここでは必ず当たりが出ます。ただし時合いは30分ほど。

予想どおり,開始直後に立て続けに30〜40cm級のコブダイを2匹ゲット。

同じく桟橋で竿を出していた倉敷のAさんにも3回当たりがあったそうですが,ハリ外れで

バラしたとのこと。この後,丸谷港で竿を出していたまさ父さんが到着。釣果は小ぶりの

マルハゲ1匹。途中で電話が入った東広島のツカポンさん兄弟は,大地蔵で15cm級の

マルハゲ数匹とのこと。さらに,前日テントボーイズ(倉敷のタクさん・山ちゃん)からも

大浦でのダンゴ釣りで手の平級のチヌが釣れているが,どうしましょうか?との連絡が。

食材の量が絶対的に足りないので,何でもええから持って来てください,と返答。

船から戻って来たマサさんは,釣果なしとのこと。まあ,この風じゃあねえ。

広島から来られたぴかちゅうさんも,強風でアオリイカが釣れなかったそうです。

今回は都合で夜の部には参加されませんでしたが,来年またご参加ください。

お酒の差し入れ,ありがとうございました。

 

私の釣果です。大きいハゲは30数センチ。マルハゲはまさ父さんから。

 

午後は,あちこちウロウロしながらちょこっと竿を出しましたが,めぼしい釣果はなし。

しかし,満潮ごろに到着した俊一さんとSHIMOMIさんが大地蔵港右手の波止に入り,

SHIMOMIさん35cmのチヌを釣り上げた,とのこと。一応刺身のネタは,チヌ・コブダイ・

ハゲ,それにタクさんが釣ったボラ(シクチ)と揃いました。夕方になっても風が止まないため,

宴会の場所を向から大地蔵へ変更。こちらは風も弱くOK。4時ごろから調理を開始。

ひでさんからはセトガイを差し入れていただきました。

 

SHIMOMIさんのチヌ35cmほか        ツカポンさん兄弟の釣果         タクさん・山ちゃんのダンゴ釣りでの釣果

 

ひでさんによるセトガイのカラむき講習    セトガイをむく倉敷のマサさん               網焼き用のセトガイ

大地蔵港の日没                                豚汁を作るまさ父さん                           唐揚げを作るツカポンさんの弟さん

小チヌをおろす山ちゃんさん。お疲れです。   俊一さんとSHIMOMIさん                俊一さんの包丁さばき

 

 

この日の夕食は,期待どおり最高でした。俊一さんは寿司用のゴハンなどいろんな材料を持参されていて,

アナゴとかタチウオとかの調理も考えておられたようですが,ちょっと魚種が少ないのが残念でした。しかし,

量が足りないかと思ってましたが,10人ちょっとで食べるにはちょうど適量くらいでしたね。みんな食が進んで,

ヤギマスクさんが夜来られたときにはあまり残ってなくてすいませんでした。ヤギマスクさんには,集合写真を

撮っていただきました。動画も撮ってもらったんですが,FrontPageでのアップロードのしかたがよくわからない

ので,時間をみて勉強してみます。では,料理の写真をどうぞ!

 

セトガイの網焼き。醤油をたらして。       味付けは味噌だけの豚汁                   カワハギ・チヌ・ボラ・イモの天ぷら

今回の主役,俊一シェフ                      ウマヅラハギのお造り                       チヌのお造り

 

 コブダイのお造り                            ボラのお造り                                   コブダイの握り

 

 チヌの握り                                    セトガイの軍艦巻き。絶品!       ギザミの塩焼き

タクさんのうどん。マサさん持参のモチ入り     ひでさんの竿作り講座             集合写真の準備をするヤギマスクさん

 

ヤギマスクさんからいただいた集合写真です。

 

早起きした人が多いせいか,この日は10時半ごろにはお開きとなりました。

翌日は風が止んでくれることを祈りつつ。

 

 

<10月8日(日)>

 

明けて日曜日。6時ごろ目を覚ましてみると,既に車はほとんどなし。

向Aではコウマさんが竿を出しておられました。マサさんは?と尋ねると,

「あの船です」ということで,既にひでさんと出船されてました。

C先端には倉敷のお二人。Dも開いていましたが,私は丸谷港へ行きました。

 

 

 

丸谷港は私が蒲刈で一番好きな釣り場で,目の前に海が開けているので気分爽快

です。この日は風は多少ありましたが,前日に比べると全然楽なコンディション。

前日と同じタックルで,先端近くで7時半ごろ釣り開始。意外なことに,魚の反応が

ほとんどありません。小ハゲうじゃうじゃの状況を予想して底オモリをつけるつもり

でしたが,なにしろ小魚の反応もなし。しかし,8時前ごろに小さな当たりが連発。

ハゲかな?と思って露出面積をうんと小さくしたカキを落とすと,何かがフッキング。

ハゲより手ごたえあり。上がってきたのは,サンバソウでした。25〜6cmくらい

あるかと思いましたが,検寸すると23cm。久しぶりに釣ったのでサイズの感覚が

狂ってました。しかし,1匹釣れたことでがぜんやる気が出て,慎重に次投。

また当たり。しかし今度はキープサイズぎりぎりの16cm。このほんの10分間

ほどが時合いで,後はずっと当たりなし。たまにサシエをつつくのは,おそらくは

フグだと思いますが,吸い込む力が弱くサシエを取っていかない当たりのみ。

しかし,今日は「当たり」の日である可能性が高い,と思いました。まだ潮の低い

この時間帯に小型でも2枚釣れたということは,満潮ごろには必ずチャンスが

あるはず。経験上,この波止は満潮の頃に短い時合いがたいていあります。

それまではじっと我慢。短い時合いに備えてサシエのカキを選んでキープして

おきます。反応が出るのはせいぜい30分くらい。手返しの効率が大切です。

そして,足元が完全に水没した10時半ごろ,待望の時合いが来ました。

サンバソウに間違いないと思われる当たりが連発。しかし,ハリがヒラメ6号

(サイズ的にはチヌ6号くらい)なので,なかなかハリに乗りません。手の平級が

つついているものと思われます。チヌ3号くらいに落とそうかとも考えましたが,

万一デカいのが来たときのことを考えると勇気が出ず。空振りを繰り返して,

「あー」とか「くそー」とか,思わず声が出ます。やっとハリに乗ったのは,さっき

よりもさらに小さい14cmの水槽サイズ。だめかー・・・このサイズしかおらんか。

しかし!10時50分ごろ,下げの潮が先端方向へ向けて流れ出したところで,

着底の瞬間に「ピシッ」という当たりが!合わせると,手ごたえあり!

当たりの感じはコブダイっぽい気もしましたが,引きは微妙。波返しの上を

魚に引きずられて先端まで移動し,足元へ突っ込むのをかわして,見えて

きたのはシマシマ!タモ入れするまではもっと大きいかと思ってましたが,

引き上げて検寸すると,ジャスト30cm。大したサイズではありませんでした。

しかし,このサイズでも久々に釣ったので,大満足。その後も10分ほどは

当たりが続きましたが,追加はできず。手の平級なら,まだまだいそうです。

納竿は11時過ぎ。もう下げに入っていました。キープしたのは30cmのみで,

あとはリリースしました。

 

 

 サンバソウ4(30・23・16・14cm)・カサゴ1(19cm)

 

今回は釣りの目標も達成し,俊一さんのプロの料理もタダで食べられて,言うことなしでした。

参加いただいた皆さん,お疲れ様でした。蒲刈のイシダイ,今年はこれから期待できそうです。

なお,忘年会は12月9日(土)ですので,よろしく!