★ 釣り日記 (2007年4月) ★

4月1日(日) 4月14日(土)・15日(日) 4月21日(土)・22日(日)
     

◆ 4月21日(土) 横島・坊地新波止&田島・天神波止 / 4月22日(日) 生名島・立石港波止 

〜 最盛期までもうちょっと?〜

 

21日(土)は,満を持して朝5時ごろ出発。先週立てた目標のとおり,狙いはハゲ3匹以上。5時半ごろ,坊地新波止に到着。波止曲がり角の数m手前になじみの常連さんが入っていたので,曲がり角のすぐ手前に入らせてもらった。潮は干潮が7時半ごろ,満潮が午後1時過ぎごろ。干潮の潮止まりには当たりも止まりそうなので,勝負は最初の1時間!ところがこの日は正面から風が吹いて,当たりが取りづらい。朝一番ということでハゲの当たりはあるが,まだ活性が低く,当たるのは3投に1回くらい。しかも,サシエが着底してしばらくしてから当たりが出ることが多い。結局,7時半ごろまでに隣の常連さんと仲良く2匹ずつハゲが釣れただけ。サイズもこの時期としては小さかった。風はだんだん収まって,8時ごろには曇天無風の好条件になったが,当たりもまったくなくなった。だんだん混雑してきて,釣れそうな気配もなかったため,8時半にいったん撤収。昼から出直すことにした。右の写真のハゲは,25cmと26cm。どちらもメスだった。

● 釣れたハゲは釣り場で皮をはいでエラと内蔵を除き,あとはナベに入れるだけの状態にして持ち帰る。ハゲを実家へ持って行き,仕事場へ。昼まで,週末用にキープしてある単純作業的な仕事をやる。コンビニで買った冷やしウドンとおにぎりで昼食を済ませ,1時ごろ天神波止へ。ちょうど満潮ごろに当たる。先端に投げ竿を3本並べている人がいた。25cmくらいのカレイが1枚釣れた,とのこと。ほかには釣り人はなし。朝と同様曇りで風もなく,釣りやすそう。ところが,フグがめちゃくちゃ多かった。天神波止のいつものパターンでは,昼ごろの満潮前後はフグの当たりがピタッと止むことが多い。しかしこの日はきっちりフグのエリアが決まっていて,だいたい3mくらい以上沖にサシエが着底すると100%フグが当たる。やむなく足元へカキを落とすと,今度は当たりが出ない。しかし,1時半ごろ足元でヒット!当たりはハゲかと思ったが,29cmのチヌだった。その後は当たりが止んだので,2時ごろまた坊地へ移動。さすがに釣り人は減っていた。朝のポイントへまた入って,マキエもせずにサシエを落とすと,鈍い反応ながらハゲっぽい当たりが時々ある。辛抱すること約20分,ようやくヒット。ちょっとサイズアップして,29cmのメスのハゲだった。このときは下げ潮が右へちょっと流れていたが,潮が止まると魚の反応もなくなる。3時を回ったところで終了。出直したので「1回の釣行で」というわけにはいかなかったが,「1日にハゲ3枚」の目標は一応達成。仕事場へ戻り,また7時まで仕事。以下,日記帳へ。

 

22日(日)も,家族が不在のため時間は自由に使える。連休明けまでに片付けねばならない仕事が2〜3本あるので,1日中釣りをするのは無理。天気予報は「昼前から雨」で,朝から雨でない限り坊地や天神は混雑しそう。須波もこの時期の日曜日は人がびっしり入るのでパス。潮加減を考えて,久しぶりに生名島へ行ってみた。朝一番(6時5分)のフェリーで渡り,立石港波止の曲がり角の先へ。きょうも曇天無風で,コンディションは絶好。帰り支度をしていた地元の常連さんの話では,「ここにゃハゲはおらん。埋立地へ行く」とのこと。しかし,第1投から,ハゲに間違いなし!の当たりがある。もっとも,ここもそれほど活性は高くなく,きのうの坊地と同じ感じ。30分もするとハゲっぽい当たりはなくなり,7時半ごろまで魚の反応は多少あったが,釣果的にはパッとせず。当たりがなくなったので波止先端へ移動したが,ここもコブダイに1回ハリスを切られたのみ。倉敷のタクさん・山チャンから電話が入り,これから埠頭用地で竿を出すとのこと。9時を回ったところで雨がポツポツ降る気配になったので,ここで撤収。埠頭用地では山チャンが50cm級のコブダイを釣った,という情報がなぜか倉敷のマサさんから入り,ちょっとのぞいてから10時のフェリーで帰った。埠頭用地先端ではアミエビのマキエにハゲとサヨリが寄って,サヨリはけっこういい型のが上がっていた。ゴールデンウィークはどこも人が多いので,今年も「朝と夕方だけ近場で竿を出す」パターンになりそうだ。

 

  〜4月22日の釣果(立石港波止)〜

  ・コブダイ(35cm) 1尾

  ・アイナメ(23cm) 1尾

  ・ギザミ(23cm) 1尾

  ・カサゴ(20cm) 1尾  


◆ 4月14日(土) 田島・天神波止 / 4月15日(日) 横島・坊地新波止 

〜 ハゲのシーズンはこれから 〜

 

14日(土)は,朝5時半に出発。途中で常石港の前を通ると先端にかぶせ釣りっぽい釣り人が入っていたが,そのまま通り過ぎて田島へ。本日の本命はハゲ。この時期,釣っても食べてもハゲの方がチヌより貴重なので。6時過ぎに着くと,庄原のKさんが先に来ておられた。Kさんの右隣,ぶちさんポイントに釣り座を構える。タックルは1.5mの竿に道糸2号・ハリス2号・ハリはアブミ10号。満潮は8時半ごろ。西から風が吹いて,ちょっと釣りにくい。沖目へ投入すると,予想どおりフグだらけ。「ここから先はフグの縄張り」というおよそのラインがあって,そこより手前にはフグは少ない。しかし他の魚も少なく,チヌは期待薄。ハゲなら足元でも当たるはずなので,フグエリアを避けて足元から2〜3m沖を重点的に攻めた。

● 早朝はさすがに魚の活性が高く,近目でもフグが当たるが,フグではなさそうな当たりも混じる。これはハゲか?と思う当たりに2〜3回空振りした後,「よっしゃ,これはハゲ!」という感じでフッキング。福山方面での今年の初物のハゲは,十分煮付けにはなるメス(28.5cm)だった。これが7時前ごろ。このあと,20cm級のアイナメ・クジメ・ギザミがポツポツとヒット。あとはチヌが釣れたら5目釣り,という所まで来たが,残念ながらチヌの当たりはなし。8時ごろからはフグの当たりも減ってきたが,だんだん風が強くなってきて,Kさんが移動された後まもなく,10時過ぎごろ竿をたたんだ。クジメはリリースして,ハゲ・アイナメ・ギザミをキープ。ハゲの腹を開くと,真子はまだ小さかった。本命が1匹しか釣れなかったため,魚は実家へ持って行き,ハゲは煮付け用,アイナメとギザミは刺身にした。このあとハローズで夕飯の材料と昼飯を買い(午前中だとお肉が2割引きとなります−主婦情報−),午後は仕事。明日こそは坊地でハゲを家族分の3匹ゲットすべく,10時に寝た。

● で,今日の15日(日)は朝の5時に出発。坊地新波止に着くと,先端に投げの人,その手前にかぶせの人が入っていた。それ以外は空いていたので,どこでも竿が出せる。ハゲ狙いなら曲がり角あたりがよさそうだが,今日は日曜日でそのへんは混雑しそうなので,曲がり角と先端の中間あたりに入った。結果的には,この選択が失敗だった。5時40分ごろから釣り始めて,1時間ほど黙々とサシエを打ち返したが,沖目は全く反応なし。足元ではごくたまにハゲの当たりが来るが,合わせられず。曲がり角には胴突きのハゲ狙いの人が2人入って,1〜2枚上がっている。7時ごろ,辛抱できず曲がり角よりだいぶ付け根寄りへ移動すると,第1投から魚の反応があった。2投目で釣れたのは,この波止では珍しいコブダイ(28cm)。がっくり。しかしその数分後,いかにもな当たりでハゲが掛かった。サイズはこの時期にしてはちょっと小ぶりの26cm。さらに数分後,もう1枚(28cm)。よし,あと1枚で目標達成・・・しかし時合いはこのときだけだったようで,その後は全く当たりがなくなった。最初からこっちの釣り座で竿を出しとったら,あと1枚くらいはいけとったのに・・・残念!隣でオキアミの胴突きで釣っている2人には当たりが時々あるようで,1人3〜4枚ずつ30cmオーバーの良型のハゲを釣り上げていた。後で常連さんに聞いた話では,ようやくここ数日ハゲが釣れ出したということで,5月の連休ごろは釣り人でびっしりになるだろう。満潮を過ぎた9時半ごろ納竿。仕方ないので今日は2匹のハゲを3人で分けて食べることにする。しかしカキがまだ残っているので,この日記をアップして夕飯の買出しをした後で,夕方3匹目を狙いにもう1回坊地へ行こうと思っている。次の週末こそ,1回の釣行で3匹ハゲを釣りたい!

 〜4月14日の釣果(天神)〜

  ・ウマヅラハギ(28.5cm) 1尾

  ・アイナメ(22cm) 1尾

  ・クジメ(20cm級) 2尾

  ・ギザミ(22cm)  1尾

 

  〜4月15日の釣果(坊地)〜

  ・ウマヅラハギ(28・26cm) 2尾

  ・コブダイ(28cm) 1尾  


◆ 4月1日(日) 生口島・名荷港波止&護岸 

〜 最盛期の割には今イチ 〜

 

● 上の娘が大学に通うためアパートに引っ越すので,金曜日から家族で広島へ。娘が入居するアパートの片付け,電気店や家具店での買い物などを済ませて,ゆうべ(土曜日)いったん家族みんなで自宅へ戻った。上の娘はあさってから広島暮らしになるので,家族4人での夕食は一応今晩が最後。というわけで,今日の夕食は豪勢な料理を作ってやることになっている。実は今日は魚島ツアーのお誘いもあって,無理をすれば参加できなくもなかったが,きのうの疲れと夕飯の支度のことを考えて今回はパス。一番手近で確実な釣り場で,とりあえずお祝いのチヌを1匹調達することにした。

● 行き先は,もちろん瀬戸田。例年この時期がベストシーズンなので,満ちの潮を満潮まで釣れば,まずボウズはない。魚の活性が高ければ,2ケタも期待できる。朝はゆっくり家を出て,7時前ごろ現地に着くと,幸い曲がり角付近に釣り人はおらず。今日は満潮が10時半ごろ。風もほとんどない好条件なので,最低でも5〜6枚くらいはチヌが釣れると期待した。が・・・,釣り開始から1時間で,当たりはたった2回だけ。釣れたのはリリースサイズのホゴ2匹。早朝の時間帯にこれだけ反応が鈍いということは,残念ながら今日はハズレの日らしい。

8時を回って,足元のちょっと先に落としたサシエにようやくチヌがヒット。しかしサイズは30cmに満たない小型。このあと1時間ほどはポツポツ魚の反応があって,フグ・ハゲ・アイナメ・ホゴ交じりで,チヌを2枚追加。しかしサイズはこの時期にしてはぜんぜん小さく,当たりもいわゆるチヌっぽい当たりは全くなし。チヌか?と思う当たりは実はホゴで,チヌの当たりはサシエをチョコチョコつつくような渋い当たりオンリー。その中で,1回だけ悔しいバラシがあった。微妙な当たりに合わせると,手ごたえ十分の引きで,感触では45cmオーバー級のが掛かった。ところが,ハリ外れを恐れて慎重にやり取りしすぎたせいか,数m沖の根へ入られた。魚の引きは十分手に伝わってくるが,引っ張ってもビクともせず。この「根」らしきところでは,朝からやたら根がかりがあった。ハリスを引っ張って切った感触から考えて,単なる岩やカキではなくて,根に引っ掛かったハリスや道糸がぐちゃぐちゃになっている感じ。このときの根掛かりは,その根回りのラインにハリスがからまった感じだった。結局,無念のラインブレイク。

● 10時ごろからはチヌらしい当たりは全くなくなり,潮が止まった11時ごろ雨がポツポツ降り出したので,竿をたたんだ。結局,満潮までに釣れたチヌは3匹。でもまあ,最低限のノルマは果たした。1匹は刺身にして,2匹は塩焼きにしよう。アイナメも26cmのが1匹釣れたので,これも刺身用にキープ。荷物を車に積んで,3分ほど車で行ったところのローソンで弁当を買い,金太郎さんに教えてもらった林の岸壁あたりに車を止めて昼食。雨はパラパラしただけですぐ上がったので,金太郎さんが竿を出したと思われるポイントあたりでちょっと釣ってみた。水深はあまりないが,雰囲気はよさそう。けっこう大人数でも入れそうなので,新しいポイントになりそうな感じ。20分ほど釣ってみたが,エサ取りが多い。しかしハリに乗らず魚種は確認できず。昼ごろ名荷港へ戻り,今度は左手の岸壁の方で竿を出してみた。小1時間釣って,30cmのチヌが1枚。ここでもハゲが1枚釣れた。今年は去年と違ってハゲがポツポツ釣れているが,まだまともなサイズは釣ってない。1時ごろ納竿。夕飯の食材は一応確保できたが,例年今がベストの時期だけに,満足度は今イチ。この日記をアップしてから,夕飯の買出しに行く。今日,魚島へ行った皆さん,報告待ってます!

 〜4月1日の釣果〜

  ・チヌ(33・30・27・26cm) 4尾

  ・アイナメ(26・20cm) 2尾

  ・ウマヅラハギ(20cm級) 2尾

  ・カサゴ(20cm級)  1尾

  ・コブダイ(20cm級) 1尾  

 

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