★ 釣り日記 (2007年6月〜) ★

7月28・29日(土・日) 8月19日(日)  

◆ 8月19日(日) 横島・坊地新波止/向島・干汐波止

〜 夏休み日記

 

● 今年の夏は,全然釣りに行ってない。休みの日は時々横島や向島へ見物に行くが,ダンゴのチヌ釣り以外は大して釣れてない様子。時期的にはダンゴのチヌも面白いが,なにしろ暑いので釣りに行く元気が出ず。お盆は例年どおりヨメの実家の広島へ行ったが,釣りには行かず。義兄はこの時期毎日アユ釣りで,川に入っていると涼しいとのこと。その釣りたてのアユを塩焼きにしてもらってビールを飲む。親戚が大勢集まるので夕飯作りの手伝いをしたり,持って行った校正の仕事をしたり,ヨメのお母さんの墓参りの運転手で県北へ行ったりして休みを過ごした。行った先は芸北町のスキー場の近くで,さすがに涼しい。県南部は日中の気温が35度近くになるが,芸北はそれより5度くらい低かった。田舎の道を散歩すると小川があったが,両側の護岸はともかく川底までコンクリートで固めてあって,ちょっと興ざめだった。

 ● 天気予報では今日(19日)の日曜日ごろから多少過ごしやすくなるということだったので(ウソつき!),仕事も一段落したし,久しぶりに汗をかくことにした。最終目的は夜のビールだが,そのために運動と食材調達を兼ねて,まずは早朝から横島・坊地へ。朝の5時半ごろ現地に着くと,もうチヌ釣りの人が数人並んでいた。波止の先端が空いていたのでサビキの仕掛けを入れてみると,アジの反応はなし。代わりにコノシロが連発。コノシロはサビキ釣りの人にさえ外道扱いされるが,調理のしかたによっては美味しい。なんぼでも釣れそうだったが,計算して4匹で打ち止め。6時半ごろ納竿していったん帰宅した。なお,小型のサヨリはもうウヨウヨおり,マキエをすると小魚に混じって黄色に黒のシマシマ(サンバソウの幼魚)が寄って来るのが上から見えた。サビキのハリにも,数センチくらいのが1匹掛かった。こいつらが秋になって手の平くらいに成長して釣れてくれることに期待。

● コノシロは家へ持ち帰り,さっそく下ごしらえ。4匹とも頭を落としてワタを出し,3匹は骨切りをして冷蔵庫へ。これは塩焼き用。残りの1匹は3枚におろして腹骨をすき取り,1cm弱の幅にぶつ切り(背ごし)にする。これは酢の物用。ここまでやって,ちょっと休憩。コンビニで買ったパンとアイスコーヒーで朝食を取り,次の行き先を考える。

● 今日は干潮が朝の9時ごろなので,今からカキを取りに行こうと思えば行ける。しかし8月にわざわざかぶせ釣りをやる気にもならんので,久しぶりにチヌを狙うことにした。仕事場の押入れから,2年ほど前に買ってそのままになっていたマキエ(オカラだんごとサナギ粉)を引っ張り出し,これも2年ぶりくらいに使う紀州釣り用の5.3mのチヌ竿とスピニングリール,ヘラウキ,その他ウキダンゴ釣りの仕掛けを車に積み込んで,釣具店で生ミックを購入。向かった先は,向島・干汐の左手の波止。かぶせ釣りを始める前,ここへ通いつめていた時期がある。まだ港の埋立地が工事中の頃で,当時はチヌの魚影が抜群に濃く,岡山ナンバーの車がずらっと並んでいた。最近はめっきり釣り人が減ったが,多少は釣れるはず。

● 現地へ着いてみると,日曜日というのに釣り人は3人だけ。波止の真ん中あたりに入っていた常連さんらしい人の竿がちょうど曲がって,25cmくらいのチヌが釣れていた。波止の付け根近くが空いていたのでそこへ入って,久しぶりに使う仕掛けをセットし終えたのがちょうど9時ごろ。これから潮が満ちてくる。オカラだんごとサナギ粉を半々くらいに混ぜて,朝サビキで使ったアミレンガの残りを投入。ウキ下を底へ合わせて第1投。久しぶりのダンゴ釣りだが,一応釣りの形にはなっている。あとは当たりを待つだけ。しかし,チヌらしい当たりは全くなし。ダンゴを投げ入れたあたりの水面下にはボラっぽい魚影が見える。足元には茶色いザブトン。まあそのうち釣れるじゃろ・・・と休憩しながら竿を出すこと3時間,いまだノーヒット。少し離れた常連さんは,その間に数匹のチヌを上げていた。サイズは20cm台の前半から後半といったところ。かなり遠投していて,ポイントは遠いらしい。今日はシャクも持ってないし,あんな遠くまで投げられん。そのせいか,こっちの竿のエサをつつくのはフグかハオコゼばっかり。その常連さんが地元の人と話しているのを聞くと,最近ここで50cmオーバーを釣ったとか。そんなデカいのはいらんので,昼までに刺身用の25cmくらいのが1匹釣れたら帰るつもりが,昼を回ってもボウズ。そろそろ暑さが体にこたえてきたし腹も減ったので,1時に打ち切りのつもりで手返しを早くしたら,ようやく12時半ごろ1匹目が釣れた。24cmの微妙なサイズ。一応スカリにキープ。それから10分ほどして,今度はちょっとサイズアップしたのが掛かった。長竿で釣るのは久しぶりなのでゆっくり引きを楽しんで,念のためタモですくう。サイズは30cmジャスト。これなら十分刺身が取れる。満潮まではまだ2時間ほどあるのでこれからがチャンスの気もしたが,体がきついので予定どおり1時に納竿した。帰ってチヌを刺身にして冷蔵庫へ入れ,シャワーを浴びて,今にも冷蔵庫のビールに手が伸びそうなのを我慢してこの日記を書いている。もう頭の中はビール一色。はよ夜にならんかなー。

   〜8月19日の釣果〜

  ・チヌ(24・30cm)  2尾

  ・コノシロ(25〜30cm級) 4尾


◆ 7月28日(土)・29日(日) 横島・坊地新波止/向島・干汐波止/生名島・埠頭用地

〜 日記帳的釣り日記

 

● いつの間にか釣り日記をもう2か月も更新していないので,内容は日記帳に近いがこっちへ書くことにした。スケジュールは土・日も仕事が入っていたが,クライアントから仕事のネタのデータが届くのが遅れたので,この週末は空き時間ができた。梅雨も明けて暦の上では夏本番だが,今年はずっとクーラーのきいた部屋で仕事をしていたので,あまり汗をかいてない。新陳代謝が悪くなるので,たまには汗をびっしょりかきたい。で,土曜日は,「昼間,汗をかきながら小アジを調達。これを南蛮漬けにして,夜はビールをたらふく飲む」という,夏の理想的な(!)過ごし方の計画を立てた。

● 土曜日の昼まで校正の仕事。昼食をとり,おもむろに2時ごろ仕事場を出る。タイム松永店でアミブロックとサシアミを買い,車の近くで竿が出せる坊地新波止へ。驚いたことに,波止には釣り人はゼロ。潮加減が悪いせいか?干潮が4時ごろなので,もう8分くらい下げている。しかしこの波止は干潮の前にけっこう潮が流れるので,小アジならたぶん釣れるはず。波止付け根近くは海草が邪魔で竿が出せそうにないので,曲がり角の上で釣ることにした。底カゴにアミエビを入れて,アジ用のサビキ仕掛けにサシアミをつけて数投したが反応なし。しかし魚が寄ってくるのが上から見えたので,ウキを外して脈釣りで浅いタナにすると,小サバが釣れた。その後は順調に小アジ・小サバが釣れ続いて,小1時間で50匹くらい調達できた。晩のオカズには適量なので,釣りはこれで終了。十分汗はかいたが,ダメ押しにシャコを掘りに行った。4時ごろから30分ほど掘って,小ぶりのシャコとボケを15匹ほどゲット。これは明日の釣りに使う。帰りに,港へ浸けておいたカキを回収。ついでに入れ物のカゴも回収した。これから水温が上がると海へ浸けておいてもカキが口を空けるので,しばらくはカキのキープはなし。この時点までに当然シャツは汗でぐしょぐしょだが,水気はペットボトルのお茶1本ほどしか飲んでない。もちろん夜のビールのためだ。

● シャコを仕事場の冷蔵庫に入れ,自宅近くのスーパーとコンビニで買い物。以下,夕飯作りのレポートです(笑)。家へ帰り,まずアジ・サバの頭とワタを取って冷蔵庫へ。シャワーを浴びてから調理開始。ジャガイモの皮をむき,適当に切ってレンジ1000ワットで約5分間チンする。その間にタマネギ・ニンジン・ピーマンをスライサーで薄切りにする。キュウリもスライスして塩を軽く振っておく。ジャガイモが柔らかくなったらボウルに取り,マッシャーでつぶして塩・コショウをする。フライパンで刻んだベーコンとイチョウ切りにしたニンジンをいため,ジャガイモのボウルへ投入。塩もみしたキュウリと水にさらしたタマネギの薄切りを加え,マヨネーズで和える。これでポテトサラダの完成。続いて天ぷらナベを火にかけ,アジ・サバに片栗粉をまぶして,10匹ぐらいずつじっくり揚げていく。その間に南蛮漬け用の酢を作る。およその目安は,酢をカップ1,水をカップ半分,砂糖を大さじ4〜5杯,しょうゆを大さじ1〜2杯,塩を少々。これにタマネギ・ニンジン・ピーマンの千切りとパック入りのトウガラシの輪切りを加える。揚がった魚は熱いうちにこの漬け汁へ投入していく。この作業の最中も汗だくになっているが,なるべく水気は取らない。もちろんビールのためだ。

● ついでにエビフライと一口カツを揚げ,その間にもずくとキュウリの酢の物を作る。パック入りのキュウリのぬか漬けを切り,娘にテーブルの準備をさせながらキッチンの後片付けをして,もう1回シャワーを浴び,テーブルに着いて冷蔵庫から取り出した缶ビールを空け,ジョッキに注いだのが午後8時前(ヨメは土曜日はたいてい仕事が入るのでまだ帰宅してない)。

 

釣りたての魚を自分で調理してテーブルに並べ,乾いたノドにビールを流し込む。あー,うまい。人生の幸せを感じる。

 

ロング缶を3本一気に飲んでようやく落ち着いたので,今度は焼酎をロックで。つまみは,最近マイブームの,セブンイレブンの「モツのねぎポン酢あえ」。モツというよりどう見ても豚耳っぽいが,焼酎によく合う。「小アジの南蛮漬けでビール」という目標を100%達成して,言うことなしの気分で10時に床についた。

   〜7月28日の釣果〜

  ・小アジ・小サバ 約50尾

 

● 明けて日曜日は,朝4時過ぎに起床。仕事場の冷蔵庫からシャコを出し,一発大物を狙って向島・干汐へ。しかし,5時ごろから1時間ほどやって全く当たりなし。ほかにもマダイ狙いの人が来ていたが,釣れてないようだった。撤収して因島へ回り,6時半のフェリーで生名島へ。埠頭用地はまだ土砂が山積みになっているが,波止で釣りをするのは問題ない。しかし地元の人は誰もおらず,ふかせ釣りの3人組が入っていた。投げ竿を1本出して,残ったシャコをつけて先端から投げ込んでおく。そのあとかぶせ釣りをやってみたが,なんとエイだらけ。10回くらい掛けて,全部ハリを切られた。途中で見物に来た地元の人によると,きのうの土曜日も「倉敷の常連さんがここでエイと格闘しようた」とのこと。結局カキには手の平級のチヌ1匹とギザミが2匹釣れただけ。シャコの方はホゴが4匹釣れたが,食べるにはちょっと小さいのでリリース。冬場には良型が期待できるかも。満潮になったところで納竿し,10時20分のフェリーで帰った。帰ってシャワーを浴びて,選挙に行って,昼食をとって,ちょっと昼寝。今日はこのあと夕方3人で映画(ピアノの森)に行って,近くで夕飯を食べて帰る予定。夜は選挙速報を見ながらウイスキーでも飲むつもり。選挙速報は駅伝と同じくらい好きなので,楽しみにしている。

 

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