★ 釣り日記 (2008年1月〜2月) ★

1月5・6日(土・日) 1月12・13・14日(土〜) 2月10日(日)

◆ 2月10日(日) 大三島・宮浦港→因島・小用港→生口島・名荷港

〜 この時期の取材は厳しい! 〜

 

2月9日(土)は,朝から雨。釣りは天気しだいと思っていたので,諦めていつものように7時半ごろから仕事。昼ごろ自宅へ戻り,娘を連れて福山へ。行き先はなんと,NOVA福山校。先日電話が入って,「教室を再開するので,2月末までに手続きをすると特典がある」と言われた。親子2人でNOVAに未消化のレッスンがだいぶあったので,元は取りたい。昼食をとって福山駅前・キャスパ8階のNOVAへ行くと,以前と同じ受付があった。しかし手続きの説明は完全予約制で飛び込みはダメだと言われたので,数日先に予約をとって出直すことになった。特典の概略は,旧NOVA生には未消化のレッスン代を購入時の金額に換算して返金し,新たに契約する場合は最長1年間レッスン料が正規の額の25%で済むという。仕事の都合上ネイティブチェックはどうしても必要なので,NOVAが再開してくれたことは有難い。この日はそのあと天満屋の地下で夕食用の惣菜を買い,2時半ごろ仕事場へ戻って7時ごろまで仕事の続き。あれこれ買った惣菜の中のカキフライが,1個100円以上するだけあって美味しかった。夜,月刊釣り仲間から電話が入り,明日取材したいと言う。先週の土曜日に瀬戸田・名荷港で3人がかりでコブダイ2匹という貧果に終わり取材が失敗しているし,前夜倉敷の山上さんの取材が成功したと聞いたので,「もうネタはあるでしょう」と断ろうとしたが,「いや,もう1枚写真のネタがほしいので」と言われて,結局引き受けることにした。

● で,2月10日(日)は,取材場所を因島・小用に設定。たぶん満潮(午後1時過ぎ)ごろが時合いになると思うので,記者さんにはゆっくり出てきてもらうことにした。朝の7時に家を出てカキを調達し,昼前ごろゆっくり出かけようかとも思ったが,「広島県南部は波の高さ1.5m」という予報に反してほとんど無風の好天。とにかく魚の顔を拝みたいので,久しぶりに大三島・宮浦へ行くことにした。8時ごろ出発して,1年ぶりくらいに多々羅大橋を渡り,現地には8時45分ごろ到着。先客はなく,最近かぶせ釣りをしたような形跡もない。ここで9時ごろから2時間弱竿を出したが,当たりは1回もなし。諦めて因島へ戻り,12時前ごろから小用港先端で竿を出した。しかしここもコブダイのバラシが1回あっただけで,ふかせの人も入っていたが何も釣れてない様子。記者さんが到着したが魚が釣れそうな雰囲気がないので,1時過ぎに小用を撤収。先週と同じ瀬戸田・名荷港の護岸へ移動した。途中コンビニに寄って日清のシーフードヌードルを食べ,2時前ごろ名荷に到着。ちょうど先客が帰るところで,コブダイが1匹釣れただけ,とのこと。「満潮の2時間後がチャンス」という某常連さんの情報を頼りに,3時ごろの時合いを待つ。すると,まさにその時刻に「コツン」という鋭い当たりで28cmのアイナメがヒット。その後10分間ほどホゴらしい当たりが何度かあったがハリに乗らず。その前後は全く魚の気配がなく,3時半ごろ納竿した。ショボい釣果ではあったが,魚の顔が見られただけでもよしとしよう。しかし一応写真を取ろうとしたら,デジカメが故障して撮影できず。魚を持ち帰ってさばいた後,デジカメを購入したデオデオへ持って行った。修理には1週間から10日くらいかかるという。しかしデオデオは購入後5年間は無料で保証してくれるサービスがあるので,普通の故障なら修理にお金はかからない(海へ落としたなど本人の過失はアウト)。仕事場へ戻ったのは夕方5時近くで,さすがに長時間あちこち移動して疲れたので,仕事はパス。さばいた魚は実家へ持って行き,夕飯は回転寿司で外食することにした。

デジカメ故障のため写真なし。

  〜2月10日の釣果〜

  ・アイナメ(28cm) 1尾

● 今日の2月11日(祝)は, 朝の7時に家を出て,車で10分ほどの海岸でワカメ採り。冷たい海水に手を浸して,ワカメの若芽を水切りカゴに1杯分ほどゲット。今日は干潮の潮位が約30cmで,このくらい低い潮位でないと岩についたワカメを採るのは難しい。食べる分には今くらいの時期がベスト。家に持ち帰ってゆでて刻んでタッパーに入れ,仕事場へ。8時過ぎから仕事。11時ごろ休憩と釣り場見物に能登原へ行った。能登原のyさんからは,2日前に良型のサヨリを15匹釣ったという情報をもらっている。行ってみるとフェンス手前にずらっと釣り人が並んでいて,その中にyさんもおられたが,今日は調子が悪いとのこと。いったん田島・横島をぐるっと回ってコンビニの弁当を食べ,12時半ごろから小1時間能登原でサヨリ釣りをやってみたが,残念ながらボウズ。yさんの話では3月まで釣れるそうなので,チャンスがあればまた狙ってみたい。2時ごろ仕事場に戻り,この日記を書いて,これからまた夕方まで仕事。この3連休は,こんな感じだった。


◆ 1月12日(土) 三原・須波港  / 13日(日) 向島・干汐港  / 14日(祝) 生口島・名荷港

〜 毎日ちょっとずつ釣れました 〜

 

● 今は14日の昼。昼食を済ませてコーヒーを飲みながら書いている。年末から正月にかけて,1週間以上仕事を休んだ。フリーの仕事は働いた分しかお金が入らないので,休んだ時間は余分に働いて取り戻すしかない。で,7日の月曜日から仕事スイッチに切り替えて,連日パソコンに向かっている。しかし休日は釣りにも行きたいので,この3連休はちょっとずつ時間を取って毎日釣りをした。

12日(土)は,天気予報のとおり朝から雨。朝から仕事をしていたが,昼近くになって雨が止んできた。しばらくご無沙汰の須波へ行ってみることにした。週末は人が多いが,この天気ならたぶん釣り座は確保できるはず。キープしておいたカキを小さいバケツに1杯分回収して,ウドン屋で昼食をとった後,そのまま須波へ。満潮前の時間帯を狙って,午後1時ごろから1時間ちょっと釣った。まともな当たりが1回だけあって,29cmのアイナメをゲット。2時を回って下げの潮が流れ出したので納竿。魚は持ち帰ってすぐに刺身にして冷蔵庫へ。12時に仕事場を出て,午後3時には仕事に復帰した。そのあと,6時ごろまで仕事の続き。買い物に行って,夕飯を作る。今日の献立は,アイナメの刺身・春雨と野菜の炒め物・肉ジャガなど。

13日(日)は,7時ごろからカキをバケツに1杯取り(翌日の釣り用),釣具店で生きエビを買って向島・干汐へ。右手の波止の先端あたりで,8時ごろから1時間半ほどカサゴ狙い。しかし本命は小さいのが1匹釣れただけで,またもアコウ(19cm)が釣れた。サイズも数も持ち帰るほどではないのでリリース。10時ごろ仕事に復帰。夜は家族がそれぞれ出かけているので,一人で都道府県女子駅伝の録画を見ながら酒を飲んで寝た。 

● で,今日の14日(祝)は,瀬戸田へ行った。釣り場は,名荷港岸壁の左のカド。「月刊釣り仲間」の取材を来月あたり頼まれそうなので,その下見を兼ねて。足場がフラットなので釣りやすいが,西風が吹くとコンディションが厳しい。まだ薄暗い7時前に場所取りのために現地着。本来このポイントは満潮から下げにかけてがよく,満ち潮が流れ出すと釣りにならない。今日は干潮が8時半ごろなので,潮の変わり目の時合いを狙って,あわよくばチヌを釣りたい。釣り開始は7時過ぎで,干潮が近いのであまり潮が流れていない。ただ,この釣り座は下げの潮が時々正面(北方向)や左手(西方向)へ流れるので,そのときがチャンス。15cm級のホゴが1匹釣れた後,ちょっと潮が動き出した8時ごろに,数m沖で魚がヒット。けっこう手ごたえあり。横走りしないのでコブではない。白っぽい魚体が見えてきたのでチヌかと思ったが,正体は大きなハゲ。抜き上げられるサイズではないのでタモですくい,検寸すると36cmのオスだった。これで土産は確保。その後,食べごろサイズをもう1枚ゲット。10時ごろ満ち潮が本格的に流れ出したので,岸壁右手の短い波止の付け根へ移動。ここで20分ほど釣って,ハゲをもう1枚追加。この時期としては,ハゲ3枚なら上出来。食べるには十分なので,10時半に納竿した。3日とも魚の顔は拝んだし,天気にもわりと恵まれて,リフレッシュできた。明日から,というか今日の午後からまた仕事頑張って,来週もどこかで竿を出そう。でも福山方面はボウズを食らいそうなのでパスかも・・・

  〜1月14日の釣果〜

  ・ウマヅラハギ(27・28・36cm) 3尾


◆ 1月5日(土)・6日(日) 向島・干汐港右手波止ほか

〜 初釣り in 備後 〜

 

● 最近だんだん横着になってきて,暑い日や寒い日にはなるべく釣りに行きたくない。今年の初釣りは元日に広島から大君(能美島)へ行く予定だったが,当日は雪のため断念。この週末は天気がよさそうなので,福山・尾道方面を回ってみることにした。5日(土)の最初の行き先は,向島・干汐。メインターゲットは,カサゴとアイナメ。エサは,生きエビ300円とカキを用意した。午前7時前に現地に着くと,珍しいことに波止付け根に車が1台も止まっていない。ラッキー。波止先端へ荷物を運び,明るくなる頃から釣りを開始した。ここで9時半の満潮ごろまで竿を出し,瀬戸田へ移動する予定。早朝はカサゴの活性が高いので,まずウキさぐり釣りで竿下を釣ってみた。エサは大きめの生きエビ。

● まだ満ちの潮が動いてないため,魚の反応がない。かぶせの竿も出し,カキをつけて足元に放り込んでおく。アイナメがつついてエサがなくなるようなら,かぶせ釣りにチェンジする。釣り開始から30分ほどして,エビの竿に最初の魚が掛かった。煮付け用にはちょっと小さいカサゴ(16cm)。一応スカリにキープ。その後しばらくして,また小型の魚がヒット。しかしこれは,アコウ(15cm)だった。正月が明けてからアコウを釣ったのはこれが初めて。今年はまだ水温が下がってないらしい。例年ならこの時期はカサゴの最盛期だが,今年はちょっと遅れている様子。しかしアコウがまだ釣れるなら,アイナメより格が上。腰を据えてエビで先端付近の内側・外側をねちっこく探ると,8時過ぎに煮付けサイズのアコウ(21cm)がヒット。しかしその後は,根魚より先にイカがエビをつつきに来て苦戦。ようやく9時すぎに,同サイズのアコウをもう1匹追加。放置しておいたカキの竿には,コブダイが1回掛かったのみ(ハリス切れでバラシ)。アイナメの気配は全くない。結局予定をオーバーして10時まで釣ったが,キープしたのはアコウ2匹に終わった。

● このあと,瀬戸田へ移動。倉敷の山上さんがカレイの取材を受けている林の護岸へ行ってみた。仲間と二人で竿を出しておられたが,残念ながらカレイは上がってなかった。後で聞いた話では,左手の桟橋から投げていた人が40cmオーバーのカレイを釣ったとのこと。取材で釣果を出すのはなかなか難しい。名荷港の岸壁へ移動して30分ほどかぶせ釣りをやってみたが,潮が悪く小カサゴと小コブが釣れたのみ。昼前に納竿。アコウは結局実家へ持って行き,刺身にして置いてきた。まあ,初釣りで魚の顔を拝んだだけでもよしとしよう。

  〜1月5日の釣果〜

  ・アコウ(21cm) 2尾

    ※アコウ(15cm)とカサゴ(16cm)はリリース。

 

● 今日の6日(日)は,満潮をはさんで午前7時半〜11時半ごろまで,カキを持って田島・横島を回った。目標は,刺身サイズのアイナメ1匹。天神波止→坊地新波止→坊地護岸→小箱波止と回ったが,残念ながら丸ボウズ。小型のアイナメっぽい当たりは坊地の護岸と小箱で1回ずつあったが,乗らず。小箱で,里帰りしていた俊介くんに会った。この正月は時間がなく釣りはしない,とのこと。箱崎港テトラの波止の内向きで弟のショウ君が秋に37cmを頭にカレイを12枚釣ったそうで,帰りに車から見るとフェンスの向こうに数人の釣り人が入っていた。小箱波止のフェンスは扉が外されていて,「立入禁止」の看板もなくなっていた(代わりに「海をきれいに」「ゴミは持ち帰りましょう」などと書かれた看板があった)ので,釣り人はフェンスの向こうへ自由に行ける様子。ただ,かつてのようなアイナメの爆釣は期待できそうにない。箱崎港のフェンスも,遠目で見た感じでは扉が外されているようだった。小箱波止は,付け根からフェンスの向こうまでコノシロ釣りの人がずらっと並んでいて,コノシロはほとんど入れ食い状態。クーラー満杯近く釣っている人もいた。ただ,今日は波止付け根の排水口から汚水が流れ出していて,フェンス手前あたりまでの沖は海面が赤茶色になっていた。あの中を泳いでいた魚を食べるのはちょっと・・・という気がしないでもない。今日は空振りに終わったが,天気は申し分なく,釣りの気分は十分味わえた。明日からまた,地道な仕事の日々が始まるー。

 

釣り日記の目次に戻る