★ 釣り日記 (2008年9〜10月) ★

9月15日(祝) 9月28日(日) 10月4日(土)・5日(日)
10月11日(土)・12日(日) 10月19日(日) 10月25日(土)・26日(日)

 


◆ 10月25日(土) 三原市・須波港波止    ◆ 10月26日(日) 横島・坊地新波止

〜 バリに刺されました! 〜

 

25日の土曜日は,朝の4時半に家を出て,須波へ。5時過ぎから6時近くまでタチウオ狙い。3回当たりがあったが全部空振りかハリ外れ。夜が明けてからはかぶせ釣り。満潮が8時半ごろで,8時を回るまで潮が速く釣りにならず。潮が緩んだら小ハゲのエサ取りが上から見えるほど湧いてきて,かろうじて19cmのサンバソウが1匹釣れたのみ。9時前に納竿。帰って魚をさばき,10時ごろ仕事場へ。あとは休憩をはさみながら夕方まで仕事。

● きょう26日の日曜日も,同じく朝の4時半に家を出て,横島・坊地へ。あいにく小雨が降っていたが,波止には先客がいた。付け根付近に2人組,先端に3人組。全員電気ウキでタチウオ狙い。まだ全員ノーヒットとのこと。先端から10mほど手前に入った。今日は満潮が9時過ぎごろで,いい感じに満ち潮が流れている。雨はたいしたことはないが一応カッパを来て仕掛けを作り,タナを6mくらいに取って港内向き15mほど沖へ投入。ウキは潮に乗って右から左へ流れるが,タチウオらしい反応はなし。15分ほどしてウキに当たりが出たが,食い込みが浅くハリに乗らず。タナを2mほど浅くしてやると,今度もウキが沈んだ。今度はじっくり待って手元に魚の引きが伝わってから竿をあおると,ようやくフッキング。やや小ぶりの80cm弱ながら,今シーズン初のタチウオがようやく釣れた。今日は6時前後の20分ほどが時合いで,このあと数回の当たりがあり,結局夜が明けるまでの1時間ほどで3本のタチウオをキャッチ。最長寸はジャスト90cmだった。隣の3人組はタチウオを釣るのが今日初めてだそうだが,3人で3本釣り上げていた。

● 夜が明けてからは,サビキでアジ狙い。第1投で幸先よく1匹釣れたが,その後手の平よりちょっと小さいバリが連発。そのうちの1匹を,ハリを外して海へ戻そうとして長靴で蹴ったら,なんと長靴のゴムを突き破って右足の親指の先にバリの針が刺さった!--- 痛っ!と思ったが後の祭りで,すぐ座り込んで長靴と靴下を脱ぎ,刺さったところを指で押さえてなるべく血を出すようにした。刺されたのが指なら口で吸うことができるが,足の先じゃどうにもならん。バリに刺されたのは初めての経験だが,刺された瞬間からズキズキ痛い。どのくらい痛みが続くか予想もつかず,薬をつけるべきかどうかもわからん。とにかく痛みで釣りどころではないので,6時40分ごろ納竿。まあ予定どおりタチウオは釣れたし,今日はこれで終了!

● 痛む足を引きずって車へ戻り,運転中も痛みは続いた。家へ帰って横になっていたらだんだん収まってきたので,タチウオをさばいて冷蔵庫へ。結局痛みは3時間ほどで楽になった(毒の強さはカナコギと同程度?)が,考えてみたら前にもカナコギを同じように長靴で蹴っ飛ばして足の指を刺されたことがあるのを思い出した。同じ失敗を二度繰り返すとは・・・皆さんも気をつけてください。バリやカナコギを海へ逃がすときは,竿の先かなんかを使って落としましょう。間違っても足で蹴らんように!

〜10月26日の釣果〜

  ・タチウオ(78〜90cm) 3尾

  ・マアジ(19cm) 1尾


◆ 10月19日(日) 向島・干汐港波止 / 因島・宇和部港波止 / 大島・志津見港波止

〜 久しぶりのアオリイカ 〜

 

● 今日は潮も大きいので蒲刈へ行く手もあったが,今が旬のいろんな食材を調達すべく,3か所回った。最初の行き先は,向島・干汐。狙うのはタチウオ。常夜灯のある右手の波止は週末は必ず人が入っているので,左手の波止へ5時ごろ行った。ここで夜が明けるまで竿を出したが,またしても空振り。ウキでは反応がないので冷凍キビナゴで引き釣りをしたが,エソが掛かっただけだった。

● 次の行き先は,因島・宇和部消防署前の護岸。狙いはアオリイカ。実はアオリイカ狙いは今日がベストと前々から計算していた。ど素人なので,いくつか条件がそろわないとイカは釣れない。まず,朝の早い時間帯に竿を出すこと。次に,イカが多く,なおかつ他の釣り人が少ない場所であること(下手なエギングを見られるのが恥ずかしいから)。消防署前の護岸と波止は,この条件を満たしている。ただしここは生名島との水道で潮が速いので,ビギナーには潮止まりしかチャンスがない。今日は干潮が7時半ごろで,現地に着いたのが7時前ごろ。予想どおり潮はほとんど動いてなく釣りやすい。暗いうちから釣った方が確率は高いと思うが,道糸が見えんとビギナーには無理。今日は好天の日曜日とあって,護岸には家族連れなどけっこう人が入っていた。

● 波止の方は人が入っていないので,干してあるタコツボの間をぬって先端付近へ。エギは3.5号で,落ちるスピードが速いやつ。下手なので,これでないと底が取れん。アクションもいろんなテクニックは使えんし,竿も980円のバーゲン品。ひたすら投げてはシャクる繰り返し・・・・で,結局8時まで釣って,アオリイカを3匹ゲット!最初の5分ほどで1匹ヒットした後は完全に潮が止まって反応がなくなり,満ちの潮がゆっくり流れ出したところで2匹連続で釣れた。特に3匹目のはエギが引っ張られるのが手に伝わってきて,手ごたえも十分。抜き上げて検寸したら,甲長が22センチあった。このサイズを釣ったのは初めてなので興奮した。夕飯の食材用には3匹も釣れたら十分。竿をたたんで車に戻る途中で,ときどき因島の情報をいただくOさんに声をかけられた。Oさん,今日は初対面でしたが,いろいろ教えていただいた上に,アナゴまでもらってありがとうございました。アナゴはさばいて冷蔵庫に入ってます。帰ってからおいしくいただきます。また情報があったらよろしくお願いします。

● アオリイカともらったアナゴで,夕飯の食材はOK。今日はこのあと,しまなみ海道を渡って大島まで行った。ETCの割引のおかげで,因島経由で往復3,700円くらいだった。最初に友浦港へ行ったが,釣り人が一杯で窮屈そうなので竿は出さず。港内向きにチヌ釣りの人が数人おり,チヌを上げている人もいた。先端あたりにはアジ狙いのサビキ釣りの人が数人。マキエをするとスズメダイの群れが寄って来て,ハリにもスズメダイしか掛かっていなかった。友浦をパスして南下し,志津見港へ。こちらは格段に釣り人が少なくガラガラだったので,先端へ入った。外向きでも竿は出せるが,今日は正面から風を受ける上に日差しがかなり強いので,日陰になって風もよけられる先端にした。かぶせ釣りで狙う魚は,サンバソウかカワハギ。あわよくばチヌ。遠征してきているので,手の平サイズでもシマシマの顔を拝みたい。釣り開始は9時20分ごろ。満潮は午後2時過ぎで,満ち潮がかなり流れている。

● 足元へサシエを落とすと,底近くでコツコツッと当たりがきてエサを取られる。投入のたびに当たりがあって,いろんな魚がポツポツ上がってきた。最初の1時間ほどは,ギザミ・小コブが多かった。そのあとカワハギ・サンバソウの当たる時間帯があって,最後はフグオンリーになった。結局12時半まで釣って,下の写真の釣果。ザコばっかりではあるが,それなりに楽しめた。カワハギ・サンバソウは,まだちょっと型が小さい。満ち潮は釣り座から沖へ向けて流れるので,春のシーズンに機会があればチヌ狙いで来てみたい。今日は汗が流れるほどの陽気で,日焼け止めを塗って麦わら帽をかぶって釣ったが,それでもかなり日焼けした。帰ってからイカをさばいたが,誰か薄皮の上手な取り方を教えてください。なんやかんやでもう夕方になった。これから夕飯の買出しに行く。今日の献立は,魚関係でイカの刺身とゲソの塩焼き,カワハギの煮付け,アナゴのかば焼きまでが決定。あとは買い物に行ってから考えよう。あー,早うビールが飲みたい。

 

〜10月19日の釣果〜

  ・アオリイカ(甲長15・17・22cm) 3匹

  ・カワハギ(14〜18cm) 5尾

  ・サンバソウ(17〜18cm) 2尾

  ・ギザミ(18〜19cm) 3尾  ほか


◆ 10月11日(土) 横島・坊地新波止    ◆ 10月12日(日) 三原・須波港波止/田島・天神波止

〜 タチウオ以外はだいたい狙いどおり 〜

 

● 今は3連休最後の13日(祝日)の午前11時過ぎ。今日は映画でも見に行く予定だったが,絶好の好天なのでもったいない。この日記をアップして昼食をとり,午後は3連荘で釣りに行くことにした。この週末は,秋の味覚を満喫した。まず11日の土曜日は,満潮が朝の8時半ごろで満ち上がりを狙えるので,坊地でタチウオとアジの二刀流をやってみた。朝の5時20分ごろ現地に到着。一番乗りだったので先端へ。すぐにキビナゴのウキ仕掛けでタチウオ狙いを開始。満ち潮がいい感じで流れているが,ウキに反応はない。ちょうど夜が明け始めた6時前ごろにウキに反応が出たが,合わせるのが早すぎて空振り。ここでタチウオ狙いは終了。アジは夜明けの20〜30分だけが時合いなので,食べることを考えてアジを優先した。狙いどおり,6時半ごろまでコンスタントにアジがヒット。20cm級の型のいいのは全部ヒラアジ(マアジ)で,何回かバラしたが結局7匹釣れた。そのほかサバ,唐揚げサイズのマルアジ,7時ごろからはコノシロが釣れて,夕飯の食材は十分すぎるほどゲット。この途中で波止から30mほど沖にナブラが沸いたので(魚種は不明。ヤズか?),サビキの竿に小型のメタルジグをつけて投げてみたがノーヒット。8時半ごろ納竿した。

〜10月11日の釣果〜

  ・マアジ(20〜22cm) 7尾

  ・マルアジ(13〜18cm) 6尾

  ・マサバ(23cm) 2尾

  ・コノシロ(30cm級) 8尾

 

● この日の釣りはこれで終了。釣り場で魚のウロコを取り,頭とワタを取り除いて持ち帰る。9時過ぎに帰宅して,魚の下ごしらえ。ヒラアジとサバは刺身に。コノシロ(途中からリリースしてキープしたのは8匹)は,先週塩焼きで食べたので,この日は6匹を南蛮漬け用に一口サイズの切り身に。残りの2匹は酢締め用に塩をまぶしておく。この後仕事場でメールのチェックなどをして,昼飯を食べに帰宅。酢締め用のコノシロを酢で洗って塩気を落とし,みりん・砂糖入りの酢に漬ける。一緒にキュウリのスライスも漬け込んでおく。これで,夕飯の下準備は完了。午後は仕事をして,夕方5時半ごろ食材の買い出し。6時ごろから調理を開始し,1時間ちょっとで完成した。この日のメニューは,アジとサバの刺身(写真左がサバ・右がアジ),コノシロの酢締め,刺身の残りの骨せんべい小アジの唐揚げコノシロの南蛮漬け。ほかにサラダや卵料理など。ビール用の肴と日本酒用の肴を作ったので,晩はだらだら飲み食いして10時過ぎに寝た。

● 12日(日)は,再度タチウオにチャレンジ。坊地は日曜日で人が多そうなので,須波へ行った。前日と同様,朝の5時20分ごろから釣り開始。しかしここも,明け方に1回ウキが沈んだだけ。今度は待ちすぎてエサを取られた。夜が明けてからはかぶせ釣り。予想よりエサ取りが少なく魚の反応は悪くなかったが,この日は正面から強風が吹く厳しい条件で当たりが取れず。やっとこさエサ取りのハゲが1匹ハリに乗った。サイズは21cmで食えないことはないが,1匹だけではオカズにならんので,25cmくらいのコブダイと一緒にハゲ釣りの常連さんにプレゼント。8時過ぎごろ,食べごろサイズの38cmのコブダイが釣れた。スカリに生かしておいたら,この波止でいつも会う常連のオバサンが来た。「前にあんたにもろうたコブダイ,美味かったで」で言うので,「そこのスカリのコブダイ,いる?」と聞くと,「ちょうだい」。で,結局釣れた魚は全部さしあげて,ますます風が強まった9時過ぎに納竿。天気がよければサンバソウとかも釣れそうな雰囲気があったが,次回に期待したい。

● この日はキープした魚がないが,前日の南蛮漬けが余っとるし,夕飯は肉じゃがでも作るか・・・と予定を立てながら,午後は仕事。しかし天気が回復してきたので,ちょっと浦崎あたりへ様子見に行ってみるつもりで,3時半ごろ仕事場を出てタイム松永店へ寄った。そろそろ大きいサイズの生きエビが入荷する時期なので聞いてみると,そこそこのサイズのエビが入っている。これは,ちょっとエビで釣りをしてみたい。200円買い込んで,横島・天神波止へ。こういうこともあろうかと,ウキ釣り用のタックルは車に積んである。4時ごろ波止に着くと,家族連れでほぼ満杯。真ん中当たりが空いていたので入れさせてもらい,支度をしていると先端の団体が帰り支度を始めて釣り場が広くなった。時間はちょうど干潮から満ちに入ったところで,条件は悪くない。6.3mの竿に負荷0.5号のウキをつけ,底を取ってハリにエビをつけ,第1投。いきなり当たりがあるが,上がってきたのはフグ。その後もフグの嵐で,投入のたびにエビが半分かじられて上がってくる。こりゃあ時期が早すぎたか?しかし,20分ほどして,10mほど沖に投入したウキの頭が「チクッ」と沈んでまた浮き上がった。フグか?竿先をじわーっと持ち上げると,ずしっとした手ごたえがあった。この釣りは,この瞬間が最高に面白い。ゆっくり竿を立ててやると,根魚特有のグングン底へ引き込む感触が伝わってくる。上がってきたのは,本命のアコウ。昼間の釣りなので30cm級はまず期待できないが,それでも24cmあった。十分刺身が取れる。今年はアコウが多そうなので,これから年末まで楽しめるだろう。今月号の釣り画報には仙酔島でブンゾウさんがコウジの投げ釣りで50cmオーバーのアコウを釣った情報が載っていたが,そこまでゼイタクは言わん。25cmあったら上等だ。結局このあとはまたフグがつつき出して,5時に納竿。エサ代200円で1時間釣って刺身用のアコウが1匹釣れたら,言うことなし。秋はタチウオ・イカ・カワハギ・カレイ・・・と,いろいろ狙いたい魚がある。この調子で今シーズンも全魚種を賞味したい。

〜10月12日の釣果〜

  ・コブダイ(38cm) 1尾 ほか <須波>

  ・アコウ(24cm) 1尾 <天神>


◆ 10月4日(土) 蒲刈島方面

〜 取材は失敗,食材は一杯 〜

 

● 2日前に月刊釣り仲間から取材を打診された。ちょうどこの秋初めての蒲刈釣行を予定していたので,取材地はすんなり蒲刈に決定。掲示板で応援を募り,前日の夕方カキを採って10時過ぎに就寝。当日は4時40分ごろ出発して,現地(向A)には6時20分ごろ着いた。能登原のyさんが応援に来ておられたので,2人並んで竿出し。満潮が昼ごろでこれから潮が動き出す時間帯なので,最初は桟橋でやってみたがノーヒット。波止の外向きに釣り座を変えて,満ち始めの1時間ほど足元にカキを落としてみたが,魚の反応がほとんどない。去年の今ごろは小ハゲのエサ取りが激しかったが,今年はだいぶ状況が違う感じ。手土産確保のために用意したアジ狙いのサビキ仕掛けにも魚の反応がなく,サヨリは見えるが小さすぎてパス。yさんはカキの調達のためいったん釣り座を離れ,入れ替わりにひでさんが来られた。しばらく話しながら釣るも,相変わらず釣れそうな気配がない。続いて「釣り仲間」の記者さん登場。今は釣れそうにないと伝えて,島のあちこちをネタ探しに回ってもらった。

● 天気は最高で風も弱く,汗が出るほど暑い。取材がなかったらのんびり気分で釣りができるが,記者さんに高いガソリン代を使わせて来てもらっているし,最近取材は失敗続きなので,何とか絵になる魚を1匹釣り上げたい。ひでさんは船で食材調達に。いつも気を使ってもらってすいません。戻って来たyさんと一緒に,今度は桟橋の方を向いて足元で釣る。こちらは第1投から反応があり,2人にポツポツ魚が掛かった(詳しくはyさんのレポートをごらんください)。ここはyさんに任せて,10時20分ごろ丸谷港へ移動した。

● 丸谷港先端には2人の釣り人がおり,20cm級のサヨリが入れ食いモード。そのほか,ギャング仕掛けで手の平級のハゲが10匹近く,15cmくらいのサンバソウも1匹釣れていた。先端近くの外向きで竿を出してみたが,潮がほとんど流れず,魚の当たりもほとんどない。かろうじて小ぶりのマルハゲが1枚釣れたところで,yさんから「サンバソウが2匹上がった」と電話が入った。丸谷港には30分ほどで見切りをつけ,また向港へ戻る。今度はC(長い波止)の先端へ。11時過ぎから満潮までやってみたが,ここでも釣れたのはマルハゲ1匹またしても取材はボツとなった

〜10月4日の釣果〜

写真を出すほどの獲物はなし!

左の写真は,ひでさんからいただいたお土産です。

 

● しかし去年に比べるとエサ取りが少ないので,あと1か月くらいしたらチャンスがあるかも。11月に入ったらもう1回行ってみようと思う。船で戻って来たひでさんからは,イワガキ・サザエ・セトガイ・ナマコ・アコウ・グレ・ハゲと,大量の食材をいただいた。yさんと山分けして,午後2時前に帰路に着いた。yさん,ひでさん,ありがとうございました。約1時間40分かかって帰宅し,魚と道具の処理をした後,夕飯の買出しに。以前俊一さんに作ってもらったセトガイのパスタがめちゃ美味かったので,セトガイとイワガキはパスタにしてみた。結果は上々で,期待どおりの味になった。夕飯はこれにサザエのつぼ焼き・アコウの刺身・ナマコの酢の物など。昼間たっぷり汗をかいたので,ビールがうまい。7時ごろから飲み始めて8時半ごろ夕飯終了。ソファに寝転がってテレビを見ていたら眠くなったので,9時過ぎに寝た。

 

 

◆ 10月5日(日) 横島・坊地新波止

 

● 前日と同じく,朝の4時半に起床。アミブロック・サシアミ・冷凍キビナゴを仕事場の冷蔵庫から出し,横島・坊地へ。現地にはちょうど5時に着き,波止先端へ行くと,いつも会う常連さんが電気ウキでタチウオを狙っていた。さっき始めたところで,当たりはないという。その手前へ入れてもらって,同じように電気ウキ仕掛けでタチウオをやってみた。しかし,ちょうど干潮の潮止まりが近く潮が全く動かないためか,魚の気配がない。真っ暗いうちからサビキの仕掛けも出し,足元へ落としてみた。手元に何か掛かった感触があったので上げてみると,小型のフグ。夜が明けてきて,タチウオは終了。アジ狙いに絞ってサビキを入れると,先週と同じくほぼ入れ掛かり。ちょうど夜明けごろに20cm級のアジが2匹釣れたが,あとはコノシロの入れ食いになった。今日は近所に配ることにして,釣れる端からクーラーに放り込む。天気予報では「昼前から雨」になっていたが,6時半ごろにはもうポツポツ降り出した。速攻で荷物を片付けて車へ。波止の付け根近くでコウマさんが,まだ小さいながらも煮付けで食えそうなサイズのハゲを2枚上げておられた。このサイズのハゲをカキで釣るのは相当難しいが,さすがですコウマさん。坊地も,1か月後あたりが好機になるだろう。今日はこの日記をアップした後,昼まで仕事をして,午後は下の娘の高校の文化祭へ行くことになっている。マグロの解体ショーがあるらしいので,解体したマグロを買いたい・・・ということで,今晩の献立はアジの刺身・コノシロの塩焼きに加えてマグロのフルコース(?)だ。 

〜10月5日の釣果〜

  ・コノシロ(27〜30cm) 9尾

  ・マアジ(15〜20cm) 3尾


◆ 9月28日(日) 横島・坊地新波止ほか

〜 備後方面のかぶせ釣りは時期尚早? 〜

 

● 暦の上では秋本番に入ったので,これからの時期の釣りの目的は「秋の味覚の調達」。今日のメインの狙いは,アジ。行き先は横島の坊地。朝の5時40分ごろ現地に着くとまだ真っ暗で,波止には外向きで投げ釣りをしている人が2人。何も釣れてない,とのこと。内向きはガラ空きなので,先端へ入った。最初に短竿を1本出して,300円分買った青虫のエサでちょい投げ(結局エサ取りもおらず)。だんだん夜が明けてきたので,サビキの仕掛けをセットした。

● 今日は満潮が10時ごろ。満ち潮が沖から波止へ向けて流れてくる。約1年ぶりのサビキ釣りに,果たして魚の反応はあるか?風が正面からかなり強く吹くので,竿は手持ちでゆっくり底近くまで仕掛けを落としていく。第1投から当たりがあり,15cm級のアジが釣れた。入れ食いの期待を持ったが,それほど魚の反応はよろしくない。明るくなってからはコノシロが寄ってきて,ほかの魚が散ったらしい。ほぼ投入のたびに当たりがあるが,釣れるのはほとんどコノシロ。食べる分だけキープして,あとはリリースした。厳しい状況ではあったが,どうにか20cmのマアジ(ヒラアジ)を3匹キャッチ。23cmのサバも釣れた。アジ・サバは刺身,コノシロは塩焼きで,ちょうど適量くらい。6時半を回ってからはフグしか掛からなくなったため,7時の時報と同時に納竿した。 去年の今ごろは小ハゲが寄って来てサシエがすぐきれいに取られていたが,今日はハゲらしい反応は鈍かった。サンバソウもサビキには掛からず。付け根近くでカキで釣っていたコウマさんに状況を聞くと,サシエがほとんど着底しないそうなので,波止の付け根寄りには小ハゲは多そう。あと1か月くらいして食えるサイズになったらチャンスか。

● まだ時間が早いので,常石・大越へ移動してかぶせ釣りをやってみた。先端にダンゴ釣りの人がいたが,まだ釣れてはいない様子。先端から数m手前の外向きでカキを投入したが,魚の反応はなし。さっき釣れた魚をさばいて時間をつぶし,休み休み8時まで竿を出したがノーヒット。ここも断念して帰路に着いた・・・が,カキが余っていて時間もまだ早いので,自宅を通り過ぎて須波へ。到着したのが9時ごろ。最近あまり釣れてないせいか釣り人はまばらで,タコ狙いの地元の常連さんくらいしか入っていない。ここで満潮過ぎの10時半まで竿を出したが,強風と小ハゲのエサ取りでギブアップ。サシエが着底するとハゲではなさそうな当たりもたまにあるので,何か釣れそうな雰囲気はあるが,ここもあと1か月くらい時期が早いか?というわけで・・・

 

今度の土曜日(10月4日)に,この秋初めての蒲刈へ行く予定です。当日そっち方面へ行かれる人がおられたら,現地で会いましょう!

 

〜9月28日の釣果〜

  ・コノシロ(26〜30cm) 7尾

  ・マアジ(14〜20cm) 5尾

  ・マサバ(23cm)  1尾


◆ 9月15日(祝) 向島・干汐港波止

〜 無念の雨天コールド 〜

 

● この週末は久しぶりに時間が取れたので,毎日ちょっとずつ釣りを楽しんだ。まず,9月13日(土)は,朝の7時半ごろから2時間ほど,須波でかぶせ釣り。釣果は,25cm級のコブダイ1匹と15cm級のウマヅラハギ1匹(スレ掛かり)。今年はこのサイズのハゲが沸いているようで,サシエが底までもたず苦戦した。水温が下がってハゲもひと回り大きくなった頃が狙い目か。午後は仕事。翌日の14日(日)は,余ったカキとダンゴ釣りのタックルを積んで生名島へ行った。6時半のフェリーで渡り,立石港先端内向きへ。最初,エギでアオリイカを狙ってみたがノーヒット。満ち潮でかぶせ釣りは難しいので,ダンゴのウキ釣りでチヌを狙った。しかし・・・満潮の10時半ごろまで粘って,釣れたのは25cmのチヌ1匹だけ(右の写真)。チヌの当たりはこれ1回だけだった。7時ごろ隣に入った本格装備の釣り人(倉敷から来たとのこと)が,長竿を使ったダンゴのぶっこみ釣りで25cm級のチヌを5〜6枚上げていた。10時半から11時まで曲がり角付近の外向きでかぶせ釣りをやったが,魚の反応が鈍く釣果なし。立石港では5月にふかせ釣りの人がチヌを相当上げていたので,今回初めてダンゴ釣りをやってみたが,腕が悪いこともあって期待外れの結果に終わった。この日も午後は仕事。

● で,祝日の今日(15日)は,余ったエサを持って向島・干汐へ。今年最後のダンゴ釣り,と決めて行った。今日は家族で出かける予定があるので,タイムリミットは10時ごろ。7時20分ごろ現地(左手の波止)に着くと,チヌ狙いの人はおらず。投げ釣り・サビキ釣りの人が3〜4人入っていた。今にも雨が降りそうな曇り空で,北から風も吹いているので,背中から風を受けて釣りやすい先端へ。仕掛けをセットして,第1投が7時35分ごろ。潮は11時ごろが満潮で,これから満ちてくる。このポイントはチヌのサイズはあまり大きくないが,調子のいい日には数釣りができる。きのうほとんど当たりがなかったので魚の引きだけでも味わいたいが,ハズレの日には半日粘って1枚も釣れないこともある。しかし今日は完全に「当たり」の日で,数投目に幸先よく20cm級のチヌが釣れた。エサはオキアミ。ダンゴ釣りには,たいていオキアミと生ミックを持参する。最初はオキアミでやってみて,エサ取りが多いようなら生ミックにチェンジする。今日もオキアミだとエサがなくなることが多いので生ミックに切り替えたら,30分ほどで同型を4枚追加。8時を回ってからだんだん当たりが渋くなったので,またオキアミに戻して,タナも底ベタにした。8時半ごろ,ちょっと違った引きで上がってきたのは22cmのアコウ。前回の瀬戸田でもダンゴ釣りでアコウが釣れたので,今年の晩秋は期待できるかも。この後チヌのサイズがちょっとアップして,25cm・27cmを追加した後,ちょうど9時ごろに30cmが釣れた。これは爆釣モードか?と思ったところで,一気に大雨が降り出した。釣りができるような状況ではないので,やむなく車で待機。30分待っても収まる気配がないため,タイムリミットが迫った9時40分ごろに無念のリタイア。正味1時間半でチヌ8枚にアコウが釣れるという年に一度の「当たり」の日だっただけに,めちゃ悔しい。が,まあきのうの借りは返せたし,これで心おきなくかぶせ釣りに移行できる。

 ● 帰宅して濡れた服を着替え,魚をさばいて冷蔵庫へ。11時ごろ,久しぶりに家族4人で,あいにくの雨の中をドライブに出かけた。行き先は,福山市の北にある神石町・仙養が原の保養施設。ガイドブックで見た「神石牛のバーベキュー」(1人前2,500円)を食べに行った。小1時間かかって現地に着くと,まず広大なゴルフ場が。雨の中を,傘を差してゴルフをしているグループがいた。ただし,ほかには行楽客の姿はなし。建物がいくつかあるので従業員は数人〜10人程度いそうな感じだったが,休日にこの客の入りではまず間違いなく採算は赤字だろう。バーベキュー場の横にあるレストハウスにも,係員の女の人が1人いるだけで,ほかに人影はない。案内されたバーベキュー場は,コンロつきの大きなテーブルがずらっと並んだ吹き抜けの倉庫のような場所で,もちろん他の客はいない。シーズンには賑わうのかもしれないが(または,かつては賑わった時期があったのかもしれないが)何となくさびれた雰囲気。しかし,神石肉は美味かった。食べきれないほど量があって,もったいないので4人で無理やり腹に収めたが,クーラーに氷を入れて持参しておけば余った肉を持って帰れたのに・・・見通しが甘かった。食事は満足できたが,福山市内からはけっこう時間がかかる奥地にあるのが難点。帰りに182号線沿いのみやげ物店で地元の野菜やお菓子を買った。今日はこの日記をアップした後,疲れたので惣菜を買って帰って夕飯をとり,夜は自宅近くのカラオケへ行く予定。釣りと行楽で,久しぶりに丸一日の休日を楽しめた。明日からは,また忙しい毎日が始まる。

〜9月15日の釣果〜

  ・チヌ(19〜30cm) 8尾

  ・アコウ(22cm) 1尾

 

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