しまなみオフ会(2009年3月28〜29日)レポート 

 

◆ 参加者 ◆ 

金太郎さん 倉敷のAさん 能登原のyさんぶちさんヤギマスクさんまるさ

◆ 集合場所 ◆ 

生口島(瀬戸田)・名荷港


 

今年の春のオフ会は,例年瀬戸田方面がピークを迎える時期に合わせて3月末に行いましたが,

例年よりチヌのハラミが遅れているようで,釣果的には厳しいものになりました。

 

私は,3月28日(土)の朝5時ごろに出発。カキのほかに,タイムシ1,000円分を用意しました。

しまなみ海道を南へ下り,向かった先は大島・志津見港。6時前に到着すると,既に波止の

付け根付近を中心にふかせ釣りの人が数人。台車にカキを積んで波止先端へ運び,かぶせ

釣りとタイムシの投げ釣りで,夕食の食材調達を狙いましたが・・・・結論を言うと,満潮を迎える

昼ごろまで粘って,釣果はゼロ!投げの方には全く魚の反応がなく,かぶせ釣りはコブダイを

10回近くハリス切れでバラしました。ハリスは2号から2.5号に上げたものの,相手は全部

60〜70cmくらいの大物ばかりで,1.8mのイカダ竿では歯が立たず。潮の流れはいい

感じで,いかにもチヌが釣れそうな雰囲気でしたが・・・帰りにふかせ釣りの人たちに聞いても,

全員合わせて1匹しか釣れておらず,どうも時期が早すぎたようです。朝のうちに波止の石垣に

降りて採っておいたワカメが,この日私が調達した食材のすべてでした。

ついでに,こんな災難も・・・小さな当たりがあって合わせたものの空振り。仕掛けをたぐると

ハリ先にゴミのようなものが。外そうとして左手で握ると・・・

写真の中央下に写っているのが,その赤っぽいゴミ・・・ではなくハオコゼの赤ちゃん!

体長2cmほどのくせに,ちょっとチクッとして痛かったです。成魚ほどではなかったですが・・・

 

ちょうどこの日からしまなみ海道の通行料の上限が1,000円になったため,瀬戸田へ戻る道路は

車が数珠つなぎ。生口島南インターで降り,垂水港で1時間ほど竿出し。ここも魚の反応なし。

林に寄ると金太郎さんがおられ,「まだ何も釣れてない」とのこと。名荷港で午前中に竿を出して

おられた倉敷のAさんにもチヌは釣れず,用事ができたので帰られた,と・・・名荷港へ行くと

能登原のyさんがおられましたが,こちらもボウズ。午後から参加のぶちさんは,フグ1匹。

ヤギマスクさんから「夜に行きます」とメールが入った時点(午後3時ごろ)になっても,いまだ

夕飯の食材はゼロ!という厳しい状況でした。

 

その後私はあちこちウロウロして,4時ごろ名荷港右手の波止へ戻ると,能登原のyさん

スカリにチヌが!だいぶ潮が下げた3時半ごろにヒットしたそうで,サイズは45cmの良型でした。

結局この日のまともな釣果は,全員合わせてこれ1匹。都合で今回不参加となったまさ父さん

来なくて正解だったかも・・・

 

しかし,夕飯はそれなりに豪華でした。天気にも恵まれて,楽しく飲み食いしました。

 

能登原のyさんが釣った45cmのチヌの刺身,私が大島で採ってきたワカメ。

 

金太郎さんから差し入れられた,タコとイカ。左は手長ダコのイタリアン風(金太郎さんの手作り)・中央は

カキカゴに入っていたという生きたマダコを塩茹でしたもの・右はコウイカの塩焼きと真子の煮付け。

去年に続いて,ぶちさんのおでん・ぶちさんが生きエビで釣ったメバルをすぐに塩焼きにしたもの・

ヤギマスクさんから差し入れられたタラバガニ。写真にはありませんが,私はインスタントラーメンに

野菜炒めをのっけた料理を作りました。

例年と同様,この日も我々がテーブルを出していた目の前の常夜灯の下に,イカをすくう人たちが

集まりました。しかし時期が早かったせいか,マツイカはほとんどおらず。ミミイカやイイダコが少し

という程度でした。夕方6時半ごろから,金太郎さん・ぶちさん・能登原のyさん・私の4人で夕食を始め,

8時半ごろ来られたヤギマスクさんも加わって,10時半ごろまで歓談しました。朝が早かったので私は

先に車で寝る体勢に入ったところで,イカをすくっていたヤギマスクさんが,見たことのない生き物を

持ってこられました。写真がピンボケで申し訳ありませんが,この金魚みたいな魚(?)の名前を

ご存知の方,おられますか?体長は数センチほどです。こんな目立つ色で明かりの下の水面近くを

フラフラ泳いでいたら,すぐ他の魚に食われるような気もしますが・・・この魚をご存知の方がおられたら,

掲示板かメールで情報をお寄せください。


 

<以下,能登原のyさんからのレポートです>

 

春のオフ会 釣果報告


  今回で3回目のオフ会を経験しました。しかし、しまなみ方面・名荷のちぬのベストシーズンでありながら

未だちぬの顔を拝んでいません。いつもに少し悔しい思いがして、何時か釣ってやろうと思っていました。

 今回は福山地方では釣果が殆ど得られないことと、3度目のオフ会に備え、ぶちさんとこの名荷へ3度

足を運びましたが、しかし釣果は得られません。やっぱり、私は名荷と相性が悪いと思い、オフ会当日は

以前から一度行ってみたい、大三島から開始しました。


  タックルは月光波1.6m リール インパルト2500LB 道糸3号 フロロ1.7号 ヤイバちぬ4号で行いました。


  場所は瀬戸港から初めました。9時から外側より開始しました。ここも名荷と同じくらい速い潮で、

根がかりが頻発しあえなく撤収。次に甘崎港で竿を出しましたがここも川の様に流れています。

あー今日もだめかいなと思い、11時40分がすぎました。お腹がすいたので瀬戸田に戻り、林で昼食を

摂りました。そこで金太郎さんと挨拶し、お互いの状況報告し、獲物がないと確認しました。

これはいけないと思い、林で40分程やりましたが、やっぱり駄目でした。


  最後はやはり名荷の波止かと思い移動しました。名荷につきましたが、誰もいません、最初に左側の船が

から開始しました。潮は下げに入り、釣りやすくせっせと撒き餌をしますが、あたりはありません。

最後の場所は右側の波止の曲がり角、いつものベストポジションで開始しました。潮はゆるやかでした。

風はありますがあまり影響はありません。潮が左側へ流れる時は根がかりしますが、比較的釣りやすいです。

3時を過ぎたあたりで潮が前方へ払い出す感じで、着底した後「コツン」と手元にあたりがありました。

今日初めてのまともなあたりでした。合わせ入れると、ツッコンで行きました。少し堪えるとツッコミを緩んだ

ので「こりゃチヌだ」と思いました。優しく、ばれないように取り込みました。

念願の名荷でのチヌ1匹目(45cm)でした。本当に感激しました。それと食材ができたので安心しました。

ぶちさん名荷のアドバイスありがとうございました。

 

 

  2日目はヤギマスクさんと一緒に右側の波止で、金太郎さんは左側の波止で開始しました。

釣果ホゴメバル1匹でした。釣りの途中で、ヤギマスクさんに、コブの釣り方やカキのむき身を使った釣りを

教えてもらいました。大変参考になりました。ありがとうございました。


 

<以下,私のレポートです>

オフ会2日目の29日(日)は,朝の7時過ぎに目が覚めました。

右手の波止に行くと,能登原のyさんとヤギマスクさんの姿が。

お二人とはここで別れ,私はまたしまなみ海道を下って,伯方島へ。有津港へ行くと,かなり

釣り人が入っていました。遠くから波止先端の白い灯台の下を見ると・・・赤い釣り人発見!

遠くからでもよくわかる赤いジャケットは,久しぶりに会う倉敷のマサさん。昨日は都合が悪く

不参加で,かぶせ釣りをするのは今シーズン初めてとのこと。ちょうど話をしている最中に

マサさんが40cmくらいのコブダイを釣り上げたので,分けてもらいました。私はこの対岸の

波止で竿を出すつもりでしたが,先客がいたので伯方島を出て,ひとつ手前の大三島へ。

一度釣ってみたかった井口港の長い波止も,先客あり。宗方の波止へ向かいましたが,

ここにも先客が。ドライブがてらに桜の花を見ながらのんびりあちこち走るつもりでしたが,

桜は全然咲いてない!長期予報では今年の桜前線は北上が早く,たしか東京でもこの

週末が満開とか言っていたと思いますが,今日の感じではまだせいぜい2〜3分咲き。

最近冷え込んだせいか,桜も魚も時期が遅れているようです。

 

結局,9時ごろに宮浦港へ行き,2時間ほどここで釣りました。

釣果は,33cmのチヌ20cmのアイナメが1匹ずつ。

当たりはほとんどなく,車の中で寝て腰も痛いので,11時ごろ納竿して帰りました。

私個人としては,「最低1枚チヌを釣る」のが目標だったので,まあ満足です。

名荷港の今年のピークは,2週間後くらいかもしれません。瀬戸田でこの状況では,

福山方面でチヌが釣れ出すのは4月20日過ぎくらいからになるかもしれません。

今回参加していただいた皆さん,お疲れ様でした。

来年の春は,直前まで情報を集めてからオフ会の日取りを決めましょう!

 

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