★ 釣り日記 (2009年5月〜7月) ★

ゴールデンウィーク 5月9日(土) 5月16日(土)・17日(日)
5月23日(土) 6月6日(土) 6月27日(土)
7月18日(土)    

 


◆ 7月18日(土)  生口島・名荷港波止

 

〜 今回も微妙な釣果 〜

 

● このところ横島の坊地か干汐あたりで小魚をちょっと釣って帰るだけだったので,たまには一発大物狙いということで瀬戸田へ行った。狙いはマダイ。前日の夕方買っておいたタイムシ(500円)を冷蔵庫で生かしておいて,けさは3時半ごろ起床。タイムシと,保険で小魚狙いのアミレンガを積んで瀬戸田へ。休日割引で,普通車でも往復1,300円で行けるようになった。それでもエサ代と交通費で2,000円。何とか1枚は釣って帰りたい。

● 現地はけさは霧が濃く,曇りで無風の条件。名荷港右手の長い波止の付け根には車が3台ほど止まっていて,イカやメバル狙いの人たちが入っていた。今日の釣り座は,たぶんこの波止で一番のポイントと思われる先端の東向き。この波止は潮が速いので,潮止まり前後でないと投げ釣りは難しい。今日は満潮が朝の6時過ぎの小さい潮だったが,4時半ごろ釣りを開始してしばらくは満ち潮が止まらず,オモリが底をゴロゴロ転がったり流れモが道糸にからんだりして苦戦した。それでも,多少明るくなってきた5時ごろに,本命が1匹ヒット。大して手ごたえではないが,一応刺身が取れる31cm。明るくなってからはホゴが1匹とチャリコが2匹(リリース)釣れただけ。エサ取りは少なく,心配したウミケムシは掛からなかった。潮が止まったのは6時ごろで,この頃にはもう時合いが過ぎていた。6時半に納竿。満潮の時刻があと1時間早かったら・・・・という感じ。本命が1匹釣れただけでもましではあるが,あと10cm大きかったら納得して帰れたのに。朝まずめが潮止まりになる日を選んで,再度チャレンジしてみたい。

7/18の釣果

   ・マダイ(31cm) 1尾

   ・カサゴ(20cm)  1尾


◆ 6月27日(土)  生名島・生名港左手の長い波止ほか

 

〜 フェリーの時間が・・・ 〜

 

● 最近は昼間は暑いので,朝か夕方に浦崎か干汐でちょこっとキスを釣るくらい。ピンギスならいつでも釣れるが,そろそろ飽きてきたので,再度タイ狙いで生名島へ。ついでにカキも持って行こうと早朝に回収に行ってみると,ほとんど口を開けていて使い物にならず。どうにか使えそうなのを選んで小さいバケツに入れ,釣具店で買ったタイムシ(500円)も持って因島へ。土生・長崎桟橋へは始発のフェリー(6時5分)の直前に着き,乗り込むと倉敷のマサさんの車が。ほかにも釣り人らしい車が数台。

● マサさんの車の後について生名港埋立地の波止へ行くと,夜通し竿を出していた投げ釣りの2人組がいた。クーラーを見せてもらうと,前夜の9時ごろからあちこちで竿を出して,この波止でようやく36cmのアコウを1匹釣ったという。エサはシャコ。この波止は投げ釣りをするなら先端から右前方がベストポイントになるが,先客がいたのでここはパス。港の左手の長い波止へ移動した。波止付け根には車が3台止まっていて,4人グループが道具を降ろしている最中だった。そのグループの後について,長い波止の真ん中あたりへ。付け根寄りにはフカセのチヌ狙いの人が1人。

● この波止は電線があるので遠投が難しい。とりあえず投げ竿を1本出して,タイムシをつけて6時半ごろ第1投。干潮が8時半ごろだが,この港は下げ潮が速く流れるのでチャンスはありそう。2本目の竿を投げ終えて1本目の竿を見ると,竿先にコツコツ当たりが出ている。エサがタイムシなので,魚が掛かっているとしたらマダイの可能性が高い。念のため玉網を出し,高い波返しに飛び乗って竿をあおると,魚の手ごたえあり。途中の引きの感じから,マダイとわかった。ただしサイズは小ぶりで,玉網は使わず抜き上げ。6号のチヌバリを丸のみして上がってきたのは,ジャスト30cmのマダイだった。

● このあとさらに釣り人が増えて窮屈になった。右手の短い波止を見ると投げの先客が帰っていて,釣り人は先端のマサさんだけになっていたので,7時ごろ道具を片付けて右手の波止へ移動した。ハゲ狙いのマサさんの横で投げさせてもらい,内側でかぶせもやってみた。魚の反応はあるが,ハリに乗ったのはスズメダイ・フグ・小ベラだけ。投げの方にはエサ取りもおらず,8時半ごろ立石港へ移動。マサさんの話ではハゲはまだ浮いてくるそうで,実際立石港でも大きなハゲが上から確認できた。かぶせはエサ取りのみ。投げの方は小魚にすぐエサを取られてギブアップ。10時のフェリーで帰った。前回もそうだったが,マダイのチャンスは朝の7時ごろまで。始発のフェリーがあと1時間早かったら大いに期待できるが・・・タイムシを1000円くらい買って前の晩から釣ったら,かなり釣れそうな気もする。しかし,夜通し竿を出す体力も根性もない。誰かチャレンジして報告してください。

 6/27の釣果

  ・マダイ(30cm) 1尾


◆ 6月6日(土)  生名島・生名港埋立地波止ほか

 

〜 マダイ狙いは空振り 〜

 

● 春のかぶせ釣りのシーズンも終わり,最近イワシも釣れてない様子で,近場では釣果が期待できそうにないので,一発大物を狙いに生名島へ行った。用意したエサは,カキ・タイムシ(500円)・砂虫(300円)。タイムシは,東尾道のレジャックスの向かいにあるエサの専門店で買った。1匹丸ごとのタイムシはべらぼうに高いが,ここはちぎれたタイムシを売っていて(それでも死んではいないので十分使える),量から言えば本虫より安い。他のエサと使い分ければ,500円で十分楽しめる。

● 結果を言うと,朝一番のフェリーで渡って6時15分ごろから釣り始め,満潮までの3時間ほどの間に,タイムシにヒットしたのは塩焼きサイズ(24cm)のマダイが1匹と,良型(24cm)のキスが1匹。砂虫にはちょっと小さいキスが1匹とギザミが1匹。あとはほとんどエサ取りもおらず。ちなみに投入ポイントは,埋立地右手の短い波止の先端から右前方。先端にハゲ狙いの地元の釣り人がいたので,その右で投げさせてもらった。朝の早い時間帯以外は,魚の気配がほとんどなかった。満潮から下げに入った時間帯を狙って,島を一周して1時間ほど砂虫で投げてみたが,リリースサイズのギザミしか釣れず。

● 投げ釣りと並行してカキもやってみたが,コブダイに5〜6回ハリスを飛ばされた。波止付け根の内側の水深3mくらいのところの岸壁際に,60cmくらいのコブダイが泳いでいるのが見えた。バラしたやつは,たぶんそれくらいのサイズだろう。コブダイ以外は小ベラがつつく程度で,結局カキで釣れたのは32cmのコブダイ1匹。ふだんならリリースするサイズだが,手土産が少ないのでキープ。キスやタイは塩焼きに。コブダイは,最近釣り雑誌で見た「ササノハベラの洗い」がうまそうだったので,「コブダイの洗い」にしてみた。これは正解。コブダイ特有の臭みが消えて,普通の刺身よりクセのない味になった。こうやって食べる分には,30〜40cm級がベストかも。ササノハベラも,大きいのが釣れたら洗いで食べてみたい。

 6/6の釣果

  ・コブダイ(32cm) 1尾

  ・キス(18・24cm) 2尾

  ・マダイ(24cm) 1尾

  ・ギザミ(19cm) 1尾


◆ 5月23日(土)  常石・大越波止 / 浦崎海岸

 

〜 福山方面でようやく初チヌ 〜

 

● 先週の日曜日に作った料理は下のとおり。

チヌ・小イワシ・サヨリの刺身 / キス・アユ・アナゴ・チヌ・コブダイ(干物)の塩焼き / ハゲの煮付け

天ぷら(小イワシ・ハモ・コウイカ・野菜) / コウイカとタケノコの木の芽あえ / ハモとわけぎのぬた / ワカメ・キュウリ・エビ・みょうがの酢の物

使った魚のうち,魚屋で買ったのは,ハモ・アナゴ・サヨリ・小エビ。当日と前日自分で調達したのは,チヌ・小イワシ・キス・ハゲ。釣った魚を冷凍しておいたのは,コブダイ・コウイカ・アユ(義兄からのもらいもの)。5人前作ったのでけっこう時間がかかったが,今回は食材調達が成功したので満足。

 

● 5月23日の土曜日は,そろそろ釣り座が確保できることを期待して,朝の5時過ぎに常石・大越へ行ってみた。狙いはハラミの残りのチヌと,保険で小イワシ。波止先端近くの外向きにダンゴの先客が1人いたので聞いてみると,来るのは1か月ぶりだそうで,1か月前は半日で1〜2枚くらいの釣果だったそうだ。今年はベストシーズンがどこも不調だった。先端から7〜8mくらい戻ったところの外向きで竿出し。満潮は9時半ごろ。釣り始めて30分ほどして初めての当たりがあり,チヌが掛かった。40cmとサイズはまずまずだが,ハラミが終わってひょろ長い感じ。その後は全く当たりがなく,8時過ぎに納竿。隣のダンゴの人も35cmくらいのチヌを1枚上げていた。小イワシの姿は全く見えず。チヌをさばくと,ハラミのシーズンに相手を見つけられなかったメスで,小さくなった卵が入っていた。ちょっと気の毒な感じがした。

● 帰ってチヌをさばき,9時過ぎから仕事。今月末までに片付けたい仕事があるので。昼間は夏のような日差しだった。夕方,ふと思い立って,また釣りに行った。4時過ぎに仕事場を出て釣具店で砂虫を300円買い,車で10分ほどの浦崎海岸へ。狙いはキス。干潮からの満ち上がりの潮を狙って,1時間半ほどで塩焼きサイズを7匹キャッチ。夕飯のおかずにはちょうどいい。6時前に切り上げてスーパーで買い物をして,夕飯はチヌの刺身とキスの塩焼き,ビールが飲みたいので豚キムチなどを作る。チヌの季節はもう終わりなので,これからは小魚釣りと,仕事が一段落したらシマシマを狙ってちょっと遠くへ足を伸ばしてみたい。

 5/23の釣果

<常石・大越波止>

  ・チヌ(40cm) 1尾

 <浦崎海岸>

  ・キス(16〜20cm) 7尾

  ・小ダイ(16・18cm) 2尾


◆ 5月16日(土)  弓削島・上弓削港波止 / 17日(日) 生名島・立石港ほか

 

〜 ほぼ予定どおりの釣果 〜

 

● 今日(日曜日)の夜,東京から魚好きの親戚が来る。ふだんは尾道へ食べに出ているが,目ぼしいところはほとんど回ったので,今回は実家で魚料理を作って振る舞うことにした。しかし,実家を通じて魚屋さんに魚の予約を入れると,今の時期はあまり魚が入らないらしい。予定していたシラサエビやテナガダコ,マゴチなどはおらず,結局アナゴとハモだけを注文。残りの魚は自力で調達することになった。少なくとも刺身・塩焼き・煮つけ・天ぷらは作りたいので,きのうの土曜日と今日の日曜日に,のべ8時間以上かけて魚を調達してきた。

● 16日(土)は,刺身用のチヌを狙って弓削島へ。しかし先週とは違って潮が小さい(満潮が9時半ごろ)ので,予想どおり大苦戦。午後1時近くまで粘って,ようやく12時を回ったところでヒットしたチヌ1枚と,カキで釣れた良形のキス1匹,それに小イワシ(入れ食い)。刺身と天ぷらのネタは確保した。小イワシは半分は刺身にして晩のおかずに。

● 続いて今日の17日(日)は,煮付け用と塩焼きの魚を求めて生名島・立石港へ。カキは使わず,エサはサシアミ・オキアミと砂虫300円。朝一番のフェリーで渡り,立石港でハゲ→キス→イカの順に狙った。ハゲは1時間ほどでどうにか2枚。抱卵したメスだった。キスはちょうど魚の通り道に当たったようで,立て続けに4匹釣れたが後が続かず。イカは数投やってみたが空振り。埠頭用地へ移動すると小イワシの群れがうじゃうじゃいたので,刺身用に追加。8時半ごろ雨が降り出したので,もうちょっとキスかギザミを狙いたかったが納竿。9時のフェリーで帰った。今晩の献立は,チヌ・小イワシの刺身,キスと冷凍コブダイ(干物)と冷凍アユ(義兄にもらったもの)の塩焼き,子持ちハゲの煮付け,小イワシと冷凍コウイカ(正月に釣ったもの)と野菜の天ぷら,それに魚屋で買ったアナゴの白焼きとハモの湯引き。あと酢の物やらワケギのぬたやら。午後は買出しに行って,3時ごろから夕飯作りに入る(献立の写真は後日アップするかも)。では。

 5/16の釣果(弓削島)

  ・チヌ(44cm) 1尾

  ・キス(24cm) 1尾

  ・小イワシ 約60尾

5/17の釣果(生名島)

  ・ウマヅラハギ(27・29cm) 2尾

  ・キス(19〜20cm) 4尾

  ・小イワシ 約50尾


◆ 5月9日(土)  弓削島・上弓削港波止 ◆

 

●今年のゴールデンウィークは,結局かぶせ釣りではほとんど魚を釣ってない。この時期にチヌを釣らんのも寂しいし,福山方面は絶不調じゃし・・・ということで,最後の望みを託して選んだ釣り場は弓削島。春のシーズンはもう行くつもりはなかったが,ここしかチヌが釣れそうな場所が思い浮かばない。満潮が10時半ごろなので,昼前までの勝負になる。

●朝一番の6:40のフェリーに乗ろうと6:20ごろ因島・家老渡港へ行くと,もう車が6〜7台並んでいた。前にいた車の人が,上弓削港でフェリーを降りた目の前の波止の先端に入ったので,今日は別の釣り座で釣ることにした。一番楽に竿が出せるのは先端だが,釣果をメインに考えるならむしろ,そこから数メートル手前の折れ曲がったカドの方がポイントとしてはよさそう。ただし,波返しがちょっと高く(天神波止や名荷港より20〜30cm上?),反動をつければよじ登れるくらい。幅も名荷くらいで海面までの距離もけっこうあるので,10年後にはここに登るのは無理だろう。

●この波止は,例年ならこの時期はフグのエサ取りが非常に多いが,今日はフグらしい当たりはあまりなかった。足元にサシエを落とすとコブダイの当たりがけっこうあり,30cmちょっとのを1匹キープ。最悪の場合はこいつが手土産になる。沖へ投入するとほとんど当たらず,1回だけ60cm級のコブダイが掛かったが,水面近くまで引き上げたところでラインブレイクでバラシ。天気はいいが風がちょっと強く,釣り始めてから1時間半ほどはあまり期待が持てそうにもなかった。

● しかし,潮がだいぶ満ちてきた9時ごろから風が収まり,沖でエサ取りっぽい当たりが出始めた。この頃には潮が釣り座から左(波止先端)方向にかなり速く流れていて,正面に落としたサシエが5〜6m左に着底する。その潮がちょっと緩んできた9時15分ほど,チヌっぽい当たり。手ごたえはまずまず。柄のついた玉網ですくって検寸すると,38cmだった。後で腹を開くと,カキが山ほど出てきた。底に溜まったサシエのカキで活性が高まったようだ。その後,10時過ぎまでの間にチヌをもう2枚追加し,25cmながらアイナメも1匹。潮で言うと満ち8〜9分ころのこの時間帯が時合いで,満潮で潮が止まると当たりもなくなった。

● 先端のハゲ狙いの人は,胴突き仕掛けにウキをつけて黙々と投入していたが,ほとんどエサを取られていなかった。それでも満潮ごろにハゲを2枚釣っていた。今日の状況で言うと,この波止は先端方向に潮が流れる時間帯とその前後がよく,逆向き(釣り座から右向き)に流れるときは当たりがなかった。下げ潮が流れるまで粘ればまだ追加するチャンスもあったと思うが,3枚釣れれば十分なので11時過ぎに納竿。先日近所の奥さんにタケノコをもらったお返しにチヌを持って行きたいので,今日は3匹ともキープした。腹をさばくとどれもまだ産卵前で,この波止に関してはまだハラミは終わっていない。ただし,潮の小さい日はほとんど潮が動かないので,釣行するなら今日のような潮の大きい日がチャンスだろう。久しぶりにかぶせでチヌを釣ってひと安心したが,考えてみると今年は,宮島のイカダ以外ではこの波止でしかチヌを釣ってないのだった。

 5/9の釣果

  ・チヌ(31・38・41cm) 3尾

  ・コブダイ(33cm) 1尾

  ・アイナメ(25cm) 1尾

 


◆ ゴールデンウィークの日記&釣り日記  ◆

 

<5月2日(土)> (正味の釣り時間=3時間)

連休初日は福山方面で竿を出す予定だったが,4月中の状況があまりにも不調のため,とりあえずこの時期にしか食べられないハゲを狙いに生名島へ。朝一番のフェリーで渡って,ちょうど満潮の6時15分ごろから立石港で竿を出したが,ハゲの当たりは最初の20〜30分ほどしかなかった。釣り方は,自作のハゲ用胴突き3本針仕掛けの底にルアー針とアミカゴをセットしたもの。エサはオキアミ。ハゲは2匹(31.5cmメス・32.5cmオス)とも枝針(ハゲ7号)に口掛かりしていた。そのあとはフグしか当たらなくなり,かぶせの方にもコブダイ(45cm)が1匹釣れただけ。潮も完全に止まったので8時20分のフェリーで因島へ戻り,宇和部消防署前の波止で1時間ほど。ここも潮が動かず,コブダイのバラシが1回と,24cmのアイナメ1匹(来年の再会を期待してリリース)。9時半ごろ撤収した。仕事場でN社から届いたゲラのチェックを3時間ほどやり,夕方戸崎の桟橋・波止で合計30分ほど。全く当たりなし。まあ夕飯にハゲが食べられたのでよし。夕食後,ツタヤで借りた「うさぎドロップ」(宇仁田ゆみ)を5冊一気読み。評判どおり面白かった。10時過ぎに就寝。連休中はだいたい「10時に寝て4時半に起きる」という生活パターン。

 

<5月3日(日)>  (正味の釣り時間=3時間)

朝の5時ごろ,横島・坊地へ。ハゲ狙いとかぶせ。全く当たりがなく,6時前に場所移動。横田港(横島側)の大波止先端外向きの高い波返しの上でかぶせ釣り。ここも全く潮が動かず,2時間近く頑張ったがボウズ。先端でギャングの人がハゲを数枚上げていたが,他の釣り人には魚が釣れている様子はなかった。天神波止に立ち寄ったが,ここでもチヌは釣れてないようで,坊地へ戻って数投した後,8時半ごろ撤収。昼まで仕事をして,午後は高3の娘と映画へ。見たのは「名探偵コナン」。ちなみにコナンの劇場版は,今まで全部映画館で見ている。今回のはテレビで進んでいるストーリーの続きで,テレビを見ていないとわかりづらいと思った。でもテレビは毎週録画して見ているので。映画のあとイトーヨーカドーへ寄り,仕事関係の洋書数冊,マンガ本数冊,夕飯のおかずなどを買って帰る。夕食後,撮りためておいた「電脳コイル」(NHK教育。宝島社の昨年度人気投票第2位のアニメ。ちなみに1位はグレンラガン)を3本見る。

 

<5月4日(月)>  (正味の釣り時間=4時間)

福山方面は人が多く,釣果も期待できそうにないので,しまなみ方面へ行くことにした。しかし交通渋滞も考慮して遠征はパス。2日前には空振りに終わった因島・宇和部消防署前(南側)の波止先端が空いていたら,腰を据えて釣ることにした(先客がいたら小用港へ行く予定)。5時すぎに現地着。帰省した岡山のアサさんがおられるかと思ったが,小雨が降っているせいもあってか釣り人の姿はなし。用意したのは,ハゲ・イワシ・小メバルねらいのサビキ仕掛けと,かぶせ釣りのタックル。満潮が7時過ぎごろで,最初は正面から速い潮が寄せてきて釣りにならず。小イワシの群れが波止のまわりをウロウロしているが,サビキ仕掛けには全く反応せず。ようやく6時半ごろから潮が緩んできて,足元にハゲが浮いてくるようになった。ギャング仕掛けも持参していたがサビキで勝負して,7時半ごろまでに良型のハゲを3枚キャッチ。実はこの時間帯がかぶせの時合いでもあり,カキにも何度か魚の反応があった。しかしハゲに夢中になっているうちに潮が止まって,8時を過ぎた頃からはかぶせの方にも当たりがなくなった。9時過ぎに撤収。釣果は,ハゲ3枚(29cmメス・32.5cmメス・35.5cmオス),タナゴ(22cm〜)と小メバル合わせて約10尾。ハゲと大きいタナゴをキープ。ほかに釣果がなければ小魚を持ち帰って空揚げにする予定だったが,夕飯のおかずは確保したので小魚はリリース。帰りは因島大橋の上でバスとトラックが事故をしていたようで,橋を通過するのに30分近くかかった。帰ったあとは,書きかけの原稿があるので夕方までずっと仕事。連休中だというのに,メールボックスには仕事のメールが数件届いている。皆さん「会社が休みなので自宅から送信しています」というメッセージつき。お互い大変ですね。

 

<5月5日(火)>  (正味の釣り時間=3時間)

ヨメが前日に一人で広島へ行っていて,この日は娘と二人で広島へ行って合流する予定だったが,前夜にヨメから「来ん方がええ」という連絡が入った。5月4日の夕方に福山から広島へ向かう高速バスに乗ったら,下り線が渋滞していて,バスは三原インターでいったん一般道へ降りて河内インターから山陽道へ乗り直したそうだ。結局ふだんなら1時間弱で着くところが,2時間半くらいかかったらしい。この調子では,5日の下りはともかく,上りは山陽道が渋滞しそう。うちは犬を飼っているので日帰りする必要があるが,広島に滞在する時間が取れそうにない。結局ヨメの忠告に従い,娘を連れて広島へ行くのはあきらめた。娘は連休明けに学校のテストがあるので勉強。オヤジは予定が空いたので,この日も朝から釣り。行き先は横島・坊地。5時過ぎに着いたが,魚が釣れてないせいか釣り客は減っている。前日同様サビキとかぶせの二刀流。釣れた魚は,サビキでコノシロ(27〜30cm)を5尾とハゲ(31cmオス)1枚。かぶせの方にも1回だけチヌの当たりがあったが,半分ほど引き上げたところでハリが外れてバラシ。8時過ぎに納竿した。この日もそのあとはずっと原稿書き。

 

<5月6日(水)> (正味の釣り時間=2時間)

コーヒーを飲みながらこれを書いている今は,6日の午前9時過ぎ。きのうのバラシが悔しいので朝から坊地で2時間ほど竿を出したが,ハゲやコノシロの活性も低く,全く当たりなし。今日はこれからちょっと仕事をして,午後は一人で何か映画でも見に行く予定。明日から学校が始まって弁当作りも再開するので,今日は体を日常生活に戻すためにゆっくり過ごす。ETC割引のせいで高速が混みそうなので,今年はどこへも行かなかった。釣りの方も,結局福山方面ではチヌは釣れず。春のかぶせ釣りのシーズンは5月中旬ごろまでなので,その間に何とか近場でカキで1枚釣りたい。以上,連休日記おわり。

 

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