★ 釣り日記 (2009年8月〜9月) ★

8月22日(土) 8月30日(日) 9月5日(土)
9月13日(日) シルバーウィーク 9月27日(日)

 


◆ 9月27日(日) 横島・坊地新波止 / 常石新港波止

 

〜 新しい釣り場発見!? 〜

 

● 今週は潮が小さいので近場へ。福山のたかさんと現地で合流する約束をして,夜明けごろに坊地へ行った。ちょうど明るくなる頃から7時前までサビキでアジを狙ったが,釣れたのは15cmくらいのアジ1匹だけ。早朝の時間帯に当たりがないと期待できそうにないので,いったん帰って午後から出直すことにした。

● 帰りに,ちょっと気になる釣り場へ寄ってみた。場所は,常石港(百島へ渡るフェリー桟橋のある港)の西側に今年完成した,わりと大きな波止。ここは雰囲気がよさそうなので,前から竿を出してみたかった。港内の駐車場に車を止めて波止へ行ってみると,「釣り禁止」の看板はない。釣り人は,L字の波止の先端にサヨリ狙いの人が1人と,曲がり角と波止付け根の真ん中あたりにチヌ狙いのフカセの人が1人。サヨリはそこらじゅうに群れていて,先端の人は足元で入れ食いだった。フカセの人は手の平よりちょっと大きいサイズのチヌを釣っていた。話をきくと,水深はそこそこあるらしい。見た感じでは,かぶせ釣りでも釣果が期待できそうな気がする。冬場に一度チャレンジしてみたい。今日のところは午後の満ち潮で試し釣りをすることにして仕事場へ戻り,午前中は仕事。午後1時ごろ切り上げて昼食をとり,再度常石へ。

● 波止に着いたのは2時ごろ。曲がり角の手前には,子ども連れの10人近い団体さんが入っていた。サヨリは子どもでも釣れているようなので,かなり付け根に寄ったあたりでまず土産を確保するためにサヨリを釣った。マキエをすると足元に寄ってくるので釣りやすい。1時間ほどで25匹釣ったところで終了。チヌ狙いのダンゴ釣りに切り替えた。潮はほとんど流れていない。水深は7〜8mくらい。ダンゴを打ち返すがウキには全く反応なし。ただし,サシエを生ミックからオキアミに変えるとエサをきれいに取られるので,何かしらのエサ取りはいる感じ。そのまま時間が経過して,夕飯の支度のためにそろそろ帰ろうかとした4時20分ごろに,きれいにウキが入った。合わせるとチヌの手ごたえ。なかなかの引きで上がってきたのは,黒っぽい魚体の40cmのチヌだった。このあと数投やったがまた当たりがなくなり,4時40分ごろに納竿。魚をさばいてクーラーに入れ,帰りにスーパーで夕飯の買い物をして,帰ってからチヌを刺身にして冷蔵庫に入れ(サヨリは釣り場で頭と腹を出してある)。仕事場で釣り日記を書き終えたら6時半になったので,アップは翌日に回して帰宅。サヨリを焼いて南蛮漬けにして,チヌの刺身と一緒にビールと焼酎を美味しくいただくことにする。

9/27の釣果

   ・チヌ(40cm) 1尾

  ・サヨリ(18cm級) 25尾  ほか

 


 

〜 3日連続で釣りしました 〜

◆ 9月19日(土) 大島・志津見港波止

 

● 2週間前のリベンジに志津見へ行った。夜が明ける頃から波止先端へ入り,まず生きエを調達するためサビキをやったが,小アジは全く釣れず。やむなくスズメダイをエサにして投げ竿を放り込んでおいたら,なんとその竿に7時半ごろ当たりがきた。しかし魚に食い込ませるために糸をフリーにして出しすぎ,道糸が根にからまってラインブレイク。当たりは前回と同じような感じだったので,相手はマゴチじゃないかと思うが・・・残念!

● 満潮が11時ごろで,7時過ぎからダンゴで釣りを始めた。この日はカキも持参していて,「ダンゴで寄せてカキで食わせる」というパターンを狙ってみたが,2週間前に比べてチヌの活性が全く低く,ウキ釣りでも当たりがほとんどない。ようやく10時ごろ立て続けにチヌ(32cm・37cm)が2枚釣れたが,それっきり。結局カキを使うチャンスはなかった。そのあと強い引きの魚がかかったが,正体は50cmオーバーのボラ。しかしこういう場所のボラは食べてもおいしいのでキープした(料理は日記帳を参照)。11時ごろ納竿して,帰りぎわにちょっとだけカキを足元に落とすと,エサ取りらしい反応はある。この日もサビキには水槽サイズのサンバソウが入れ食い状態で掛かったので,もうちょっと秋が深まればかぶせはチャンスかも。

 

 

◆ 9月20日(日) 因島・宇和部港 → 生名島

 

● 早朝の潮止まりに宇和部でアオリイカを狙った後,生名島へ渡ってカキとモエビで秋の試し釣り,というプランを立てた。ちょうど夜が明ける頃に宇和部港へ行って30分ほどエギを投げたが,薄暗いうちに小ぶりのマダコが1匹掛かったきり。あとはイカのバラシが1回。満ち潮が流れ出してエギが着底しなくなったので早々に撤収した。

● 6時半のフェリーで生名島へ渡り,生名港埋立地へ。港内の岸壁にフカセの団体さんが入っていて,手の平サイズを中心にチヌがポツポツ上がっていた。短い波止の先端には徹夜の投げ釣りの二人組がいて,「43cmのアコウが釣れた」とのこと(エサはシャコ)。そのほかギャング仕掛けでハゲを狙う人が数人いて,手の平くらいのハゲがポツポツ上がっていた。ここではまずカキで魚の反応をみたが,思ったより当たりが少ない。時々当たるのはベラで,ホンベラが1匹引っ掛かった。エビに切り替えてみたが,内も外もフグが多くエサをすぐかじられる。モエビはまだサイズが小さく,アコウが狙えるのは時期とエサのエビのサイズを考えると10月以降だろう。10時ごろ立石港へ移動してエギを投げてみたが反応なし。エビに切り替えると,タイ仔の連発。一番大きいエビをつけて足元を探ると,18cmのアコウが釣れた。あと1か月くらい後に期待したい。この日も11時に納竿。結局,キープしたのはタコだけに終わった。

 

◆ 9月21日(祝) 蒲刈方面

 

● 3日連続で4時過ぎに起床。この秋初めての蒲刈釣行へ。6時前ごろ丸谷港へ着き,まず食材確保のため先端でサビキ釣り。開始直後からマルアジ(15cm級)サバ(20〜23cm)が入れ食いだったが,30分ほどで食いが止まった。土産はできたので,向Aへ。7時ごろ着いたが釣り人は一人もおらず。満ち上がりの潮を狙って波止真ん中当たりの外向きと内向きでしばらくかぶせ釣りをやってみたが,内側でコブダイに1回ハリスを切られたのみ。あとは全く当たりなし。エサ取りの気配もないので9時ごろ丸谷港へ戻って先端でかぶせをやってみたが,ここも小1時間で全く魚の気配なし。満潮ごろ向Aへ戻って外向きで再開すると,小魚の反応はあった。しかし結局,11時半ごろまで粘って,釣れたのはササノハベラのフグのみ。例年に比べるとエサ取りが少なく,釣りやすいが本命の活性も低そう。10月にもう1回だけ行ってみたい。今年のシルバーウィークの釣りは,以上!


◆ 9月13日(日) 向島・干汐波止

 

〜 夕飯は刺身と塩焼き 〜

 

● 今週は潮が小さいので遠出はなし。近場で一発大物を狙って,干汐で生きエのぶっこみ釣りをやってみた。釣り座はいつものように左手波止の先端。5時半ごろ現地に着いて,サビキで小アジを調達→即,大物狙いの竿で鼻掛けにして投げ込む・・・というパターン。今日はわりと簡単に小アジが調達できたが,エサにするにはちょっと大きい。1時間ほど当たりを待ったが,結局反応なし。早朝の時合いを逃したので,この釣りは断念した。ところで,今日はマルアジとヒラアジが釣れた(サイズは15cm以下)。写真の上がマルアジ,下がヒラアジ。体型も微妙に違うし,色がヒラアジの方が黄色っぽい。あと半月ほどしたら,内海方面でも20cm級のヒラアジが期待できる。

● 7時ごろから,チヌ狙いのダンゴ釣りにチェンジ。干潮は午前10時半ごろで,下げ潮を釣る。今日は魚の反応が前回よりさらに鈍く,開始30分ほどで釣れた居付きの真っ黒いチヌ(34cm)が唯一のまともな釣果。あとは時々手の平サイズが掛かるだけだった。車へ戻って休憩しながら昼ごろまで粘ったが,暑くなってきたので撤収した。

● 帰ってチヌをさばいて刺身にし,昼食をとってから午後は仕事。2時半ごろ倉敷のAさんから電話が入り,船釣りでタチウオがたくさん釣れたので分けてもらえることになった。福山市内まで出てAさんからタチウオを受け取り,帰ってさばいて冷蔵庫へ。この日記をアップしてから夕方までに仕事を終えて,夕飯はチヌの刺身とタチウオの塩焼きそのほかで冷たいビールを飲む予定。来週は連休なので,1回は蒲刈へ行ってみようと思っている。

9/13の釣果

   ・チヌ(34cm+手の平級) 数尾  ほか


◆ 9月5日(土) 大島・志津見港波止

 

〜 あのバラシがなければ・・・ 〜

 

● 今日は家族そろって夕飯を食べるので,とりあえず釣った魚を何か食卓に並べたい。行き先は,先日福山のたかさんから小魚が大量に釣れたとレポートをいただいた大島・志津見。あわよくば小アジのぶっこみで大物も。ついでにチヌのダンゴ釣りの仕掛けも持参した。

● 朝の4時過ぎに家を出たが,信号にかからないのでスムーズに進み,5時ごろには現地に着いた。まだ暗い中を波止先端へ荷物を運び,忘れ物をしたので車へ取りに戻ったりしていたら夜が明けてきた。アミブロックを2つ用意しているので,まずは底カゴにウキをつけたサビキ釣りで小アジ・小サバ狙い。寄るのにちょっと時間がかかかったが,散発的に釣れ始めた。生きエに手ごろなサイズの小アジも釣れたので,大物狙いの竿を1本出し,アジを鼻掛けにして放り込んでおく。

● 結論を言うと,今日釣れた魚は9目。釣れた順に,アジ(〜15cm)・サバ(〜20cm)・サンバソウ(幼魚)・ギザミ(16cm)・スズメダイ小ダイ(幼魚)・グレ(18cm)・チヌ(下を参照)・アコウ(26cm)。これが本当なら「10目」になるはずだったが,痛恨のバラシがあったので・・・。小アジ・小サバは早朝だけで,あとはどこへ投げてもサンバソウの入れ食い。続いてスズメダイの入れ食いになり,サビキはギブアップ。チヌの仕掛けを作っていた7時過ぎごろ,小アジをエサにして放り込んでいた竿に当たりがきた。竿先をクンクン引っ張る感じで,まだ食い込んでなさそうだったので,竿を手に持ってラインをフリーにし,待つこと数分・・・・竿先が20cmほど引っ張られたところで合わせを入れると,手ごたえあり!当たりの感じからして,エソやグチではない。身長にリールを巻くと,細長い魚体が浮いてきた。最初はサメかと思ったが,水面近くまで浮かせて確認するとマゴチだった。50cmは優にありそうな良型。玉網を入れてすくおうとしたら・・・あと数センチのところでバラシ!懸命に玉網の柄を伸ばしてすくおうとしたがわずかに届かず,魚は水面からゆっくり潜っていった。エサのアジをくわえてはいたが,飲み込んではいなかったらしい。もうちょっとラインを送り込んで,完全に食わせるべきだった。あー,悔しい!

● 結局そのあとはエサにする小アジが釣れず,やむなくスズメダイをエサにして投げ込んでおいたが,反応はなし。7時半ごろから,ダンゴのチヌ釣りにチェンジした。実はこのポイント(志津見港波止先端)は,前から一度ダンゴでチヌを狙ってみたいと思っていた。水深は10mくらい。潮は,満ち5分くらいまでは横に流れて釣りにならないが,満潮の3時間くらい前からは正面右手前方の潮が緩んで釣りやすくなる。かぶせ釣りではチヌを上げたことはないが,場所や潮の条件から考えて,チヌが釣れそうな雰囲気はある。果たして,満潮(11時過ぎ)の3時間前の8時ごろから予想どおり正面の潮の流れが緩んで,ダンゴが一定のポイントに着底するようになり,しばらくして手の平サイズのチヌが1匹釣れた。その後はポツポツとチヌの当たりが出て,サイズもアップしてきたので,手の平級以下はリリース。25cm級以上だけをスカリにキープしていく。結局,満潮の11時過ぎまで釣って,コンスタントに当たりがあり,25cm以上を7枚キャッチ。うち2枚は30オーバーで,39cm34cmだった。さらに26cmのアコウも釣れた。サシエはすべて生ミック。さすがに大島まで来ると,魚影が濃い。たぶんこのポイントでダンゴ釣りをする人はほとんどいないと思う。狙いどおりに釣れて大満足。ただ,ダンゴで釣れたからといってかぶせで釣れるかと言うと,それはちょっと・・・機会を改めてかぶせでも狙ってみたい。ちなみに,今日一番多くハリにかかった魚はサンバソウ。全部水槽サイズだが,サビキのハリに4匹鈴なりで釣れたこともあった。晩秋ごろに食えるサイズになってくれると嬉しい。親が釣れるとなお嬉しい。今日の釣りは,点数をつけると80点。マゴチのバラシがなければ100点だった。このへんの海なら,小アジの生きエで大物が狙えそうですよ皆さん。ただし,これからの時期はアオリイカのエサ取りが増えるかも。

9/5の釣果

   ・チヌ(25〜39cm)  7尾 (小さいのはリリース)

  ・アコウ(26cm) 1尾

  ・小アジ(〜15cm)・小サバ(〜20cm)  10数尾


◆ 8月30日(日) 向島・干汐港左手波止

 

〜 ダンゴのチヌ釣り 〜

 

● 8月下旬〜9月上旬ごろはかぶせ釣りにも時期が早く,サビキ釣りもほとんど空揚げサイズの小魚しか釣れない。一方でこの時期はダンゴのチヌ釣りの好機なので,例年この時期は2〜3回くらいダンゴ釣りに行く。エサ代が1回の釣行で千円くらいかかるので,なるべく近場で済ませたい。で,干汐へ行った。

● 料金所が無人の午前5時前に尾道大橋を渡り,現地へ。左手の波止の先端に入って,最初にサビキで小アジを狙ってみたが,まるで反応なし。30分ほどであきらめて,ダンゴのチヌ釣りの仕掛けをセットした。潮は干潮が昼過ぎの若潮で,条件はよくない。下げ1分くらいの時間帯から釣り出したが,全く当たりがない。ようやく1時間ほどして,手の平サイズのチヌが1枚釣れた。天気は曇りで釣りやすかったが,ほとんど当たりがないままに時間が過ぎて,8時ごろに2枚目。これは30cmで,このポイントとしてはまずまずの型だった。釣り人はだんだん増えてきて,外向きで5〜6人がチヌを狙っていたが,どの人もあまり当たりがない様子。結局,エサがなくなる10時半まで釣って,19・22・30・31cmのチヌ4枚と,青ギザミ1匹の釣果だった。エサは生ミック。潮の条件を考えると,まずまずの釣果といったところ。9月になったらもうちょっと条件のいい日にもう1回竿を出してみたい。

8/30の釣果

   ・チヌ(19〜31cm)  4尾


◆ 8月22日(土)  生名島・生名港左手波止

 

〜 いろいろ計算違い 〜

 

● お盆休みはほとんど外に出なかったので,今日は生名島まで遠征した。「レジャーフィッシング」の来月号にブンゾウさんの好釣果のレポートが載ることになっていて,いち早く情報をもらったので,釣り人が増える前にマダイを狙ってみた。メインのエサのタイムシは,東尾道の「カジキ」という釣具店で購入。この店はちぎれたタイムシ(もちろんまだ生きている)を格安で売っている。頭より胴の方が安いので,いつも胴を買っている。右の写真の量(5勺の升に1杯)で500円。アミレンガとチヌ用のマキエ・オキアミも買い,因島から生名島へ。久しぶりにフェリーに乗ったら値上がりしていた(普通車片道550円→600円)。

● 朝一番のフェリーで渡ったのに,立石港には先端と曲がり角に先客が2人。生名港埋立地の短い波止も,先端には投げ釣りの先客が。ほかにも釣り人が2人入っていた。竿を出せなくもないが狭苦しそうなので,生名港左手の長い波止へ行った。ここは釣り人はおらず,先端へ。釣りを開始した6時半ごろは,干潮からの満ち上がり。タイムシをつけて竿を2本投げておき,小魚狙いのサビキ釣りの道具をセット。小アジが釣れたら活き餌にして大物を狙う。 

● マキエがきいて小アジ・小サバが寄ってきたので,しばらくサビキに専念した。スズメダイも多かったが,アジ・サバはほぼ入れ食い状態(ただしアジは早朝の時間帯だけ)。サイズは,アジは15〜17cmくらい,サバは15〜19cmくらい。生きエにするには大きすぎるので,晩のおかず分をキープしたところでサビキは終了。この間,タイムシの投げ竿には良型(26cm)のキスが1匹掛かったが,本命の当たりはなし。8時ごろからダンゴでチヌを狙ってみたが,2時間ほどで釣れたのは手の平サイズのチヌ1匹とギザミ1匹のみ。オキアミのエサもほとんど残ってくるくらい,魚の活性が低かった。風が強くなったので,10時半ごろ納竿。今日は天気の方は曇り空で暑さはそれほどでもなかったが,右手の波止へ入れなかったのが残念。それに,生きエ用の小魚が釣れず大物狙いのぶっこみ釣りもできなかった。見物に来た地元の人の話では,右手の波止ではフカセに30cm級のチヌが1枚上がっていたとのこと。次回チャンスがあったら,もう1回マダイを狙ってみたい。

8/22の釣果

   ・小アジ(〜17cm)・小サバ(〜19cm) 計25尾

   ・キス(26cm)  1尾

  ・ギザミ(23cm)1尾

  ・チヌ(21cm) 1尾

 

 

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