★ 釣り日記 (2010年1月〜3月) ★

1月3日(日) 2月7日(日) 3月6日(土)
3月20日(土)    

 


◆ 3月20日(土) 豊島・豊浜港白灯台の波止ほか

 

〜 さすがの豊島サイズ 〜

 

● この連休は,あさっての祝日(月曜日)に下の娘の大学入学の引越しで大阪へ行くので,ゆっくり釣りができるのは今日の土曜日だけ。ちょうどきのう大きな仕事が1本片付いて,今日は天気もよさそうなので,「行くならこの時期しかない!」と思っていた豊島まで遠征した。朝の5時半ごろ家を出て,7時ごろにまず蒲刈・向へ。満潮が昼ごろなので,満ち潮が動き出す時合いを狙って,浮き桟橋で竿を出してみた。狙いどおり釣り開始ごろがちょうど潮の動き始めで,20分ほどの間に当たりが2回。1回目は食べごろサイズ(43cm)のコブダイをキャッチ。本日唯一の釣果の可能性もあるので,クーラーにキープした。2回目は60オーバーと思われるコブダイにハリスを切られてバラシ。満ち潮が速くなったので,久しぶりに大地蔵へ行ってみた。

● 今日のメインの狙いはアイナメ。チヌはこれから4〜5月にかけてなんぼでも(?)釣れるが,最近アイナメの刺身を食べてないので,今日はぜひとも30オーバーを1本・・・と大地蔵で1時間ちょっと粘ってみたが,コブダイ(これも大型)のバラシが1回あっただけ。フカセのチヌ狙いの人の話ではチヌはぼつぼつ上がり初めているらしいが,今日はアイナメ狙いなので9時ごろ切り上げた。

● 続いて向かったのは,蒲刈の隣の豊島。釣り場は去年の秋に下見してある。そのとき試し釣りをしたが,ベラだらけでお手上げだった。しかし雰囲気はよさそうなところが何箇所かあるので,一番の狙い目の豊浜港(大崎下島へ渡る豊浜大橋の北側)へ。白い灯台が目印のこの波止は,去年の秋は工事中だったが,今は波止が完成して釣りができるようになっている(「波止ガイド100」(KG情報)の第2集の140ページに地図あり)。駐車スペースは波止の付け根にあり,これからの時期はファミリー釣り場として賑わうだろう。波止には,須波で会ってこの波止を教えてくれたかぶせ釣りのご夫婦がいて,奥さんから「こないだここで48cmのアイナメを釣ったんよ」と聞いた。48cm!大君か!これを聞いてがぜんやる気が出て,とりあえず完成したばかりの波止の先端で竿を出してみた。

 

● 左の写真は波止付け根から先端を写したもの。向こうに見えるのは豊浜大橋。対岸(右手)の波止は,西条のムラカミさんが去年の正月に50cmオーバーのチヌを釣られたポイント。その頃は左手の新しい波止はなかった。右の写真は,波止の先端方向から付け根方向を写したもの。左は港内で,右が外向き。釣りを始めたのが9時40分ごろで,先端は潮が押してくるので多少釣りづらい。因島・消防署前の南側の波止とちょっと似ている。遠投は難しいので足元を狙うと,20分ほどしてアイナメっぽい当たりがあった。1回空振りした後,2度目でフッキング。目標クリアのアイナメ(33cm)をゲット!できたばかりで場荒れしてないだけあって,なかなか期待できそう。満潮の潮止まりごろにはチヌも狙えそうなので,いったん波止付け根(右の写真の灯台の左手)で時間をつぶすことにした。ここは先端も悪くないが,たぶん波止付け根から灯台までの間がベストポイントと思われる。柱の上にブロックを載せた構造で,大君とちょっと似た感じ。付け根あたりの潮はほとんど流れず,灯台の下から外向きは満ち潮が横に流れるので釣りにくい。特徴的なのは,波止の付け根近くの水深は6〜7mほどだが,そこから7〜8m右に寄った灯台の下あたりにかけてだんだん深くなり,灯台の下は12〜13mくらいあることだ。

● 灯台から2〜3mほど左の階段の下のベストポイントと思われる場所で釣っていた奥さんは,5〜6号くらいの太いラインにハリを直結したゴツい仕掛けを使っていた。ここはコブダイも多く,秋はイシダイも狙えるらしい。そこからずっと左の,水深が浅い付け根あたりで10時半ごろからちょっと竿を出すと,数分後に当たり!今度もアイナメで,さっきのよりサイズアップ。タモを遠くに置いていたのでご夫婦の旦那さんに網ですくってもらい,検寸したら38cmもあった。実際,いかにもアイナメが釣れそうな雰囲気のあるところで,ここなら48cmが出てもおかしくない。このご夫婦は三原からしょっちゅうこの波止に通っているらしいが,それ以外にはこの近辺でかぶせ釣りをする人はほとんどいないはずなので,このあたりの未開拓の釣り場で大物を狙うなら今がチャンスだろう。結局このあとはモンスター級のコブダイにハリスを切られたり小カサゴにエサをつつかれたりで,納竿の12時まで追加はできなかったが,狙いどおりにアイナメが釣れて今日は満足のいく釣行だった。ただし帰りは2時間かかったので,そう簡単に行けるところでもない。次回は秋かな?

 3/20の釣果

  ・アイナメ(38・33cm) 2尾

  ・コブダイ(43cm) 1尾


◆ 3月6日(土) 生口島・名荷港波止

 

〜 最新・瀬戸田情報 〜

 

 ● 2月はいろいろ忙しく,体調不良などもあって1回しか釣りに行けず。月末に大きな仕事が一段落したので,今日の土曜日は絶対釣りに行くつもりでカキを調達し,目覚ましを5時半にセットしてゆうべは寝た。ところが朝方,目覚ましより先に雨の音で目が覚めた。最盛期ならともかく,釣れるかどうかわからん時期に雨の中で竿を出すのは辛い。結局6時半ごろ起きて,仕事をしながら雨が止むのを待つことにした。今日は満潮が午後2時半ごろなので,ゆっくり出ても問題ない。

● しかし雨は一向に止まず,結局昼まで仕事をしてしまった。もう今日行くのはやめて明日に延期することも考えたが,ネットの天気予報では明日の方が天気が悪い。もう,今日行くしかない。で,昼ごろようやく空が明るくなってきたので,昼食をとってから釣りに出発。もともと今日は大三島あたりを考えていたが,この天気なら人手も少なそうなので,先週ぶちさんがチヌを6枚上げた瀬戸田・名荷港へ寄ってみた。着いたのは1時前ごろ。右手の波止にも左手の岸壁にも釣り人はおらず。雨もやんで風もない好条件なので,ここで釣ることにした。ベストポイントに荷物を運んで,竿を出したのが1時ごろ。

●潮が小さいので潮流があまり速くなく,釣りやすい。サシエもだいたいイメージ通りのポイントに着底するが,魚の気配がほとんどない。結局満潮の潮止まりまでに釣れたのは,リリースサイズのコブダイとホゴが1匹ずつ。チヌらしい当たりは1回もなかった。が,下げ潮がゆっくり流れ出した午後3時近くになって,初めてまともな当たり!小ぶりながら,今年初のチヌが釣れた。考えてみると,この波止でチヌを釣るのは久しぶり。この次投にも,竿先を引き込む当たりが来たが,巻き上げ途中でバラシ。そのすぐ後に下げ潮がビュンビュン流れ出して,3時過ぎにギブアップ。釣れたチヌはまだスマートな体型で,ハラミのピークは来週あたりからだろう。今日は潮のせいかチヌの当たりは2回しかなかったが,今年は去年のようなことはなさそう。参加者の皆さん,オフ会よろしくお願いします。

 3/6の釣果

  ・チヌ(33cm) 1尾


◆ 2月7日(日) 生名島・立石港波止

 

〜 久しぶりに釣りした気分 〜

 

 ● 仕事や体調不良や悪天候で,最近なかなか釣りに行くチャンスがなかったが,今日は福山地方の風速2〜3mという予報だったので,仕事の合い間を縫って久々に釣りに行けた。せっかくの好天の日曜日に丸ボウズでは悔しいので,この時期一番魚の当たりが期待できそうな生名島を選んだ。きのうの土曜日にカキを採るヒマがなかったので,今日は夜が明けてからキープしておいたカキを回収し,7時半ごろのフェリーで生名島へ。他のエサは持参せず,かぶせ釣り一本で勝負する。

● 生名島を選んだもう1つの理由は,今日の潮加減だった。干潮が午前11時ごろの小さい潮なので,瀬戸田や大島はパス。生名島のフェリー乗り場横の立石港の波止は,満ちは潮が手前に入り込んでほとんど釣りにならず,基本的に下げ潮を釣るポイントなので。とりあえず最初に生名島埋立地へ行ってみたが,釣り人が誰もいないので竿は出さず。その先の生名島と佐島を結ぶ橋の工事は着々と進んでいるようで,今年中には開通しそうな感じになっている。立石港へ戻ったがここにも釣り人はおらず,最初は曲がり角の先,そのあと先端へ移動して3時間ちょっと釣った。

● 結論を言うと,当たりは20回くらいあった。最初はリリースするか迷う30cm前後のコブダイしか釣れなかったが,10時半を過ぎて満ち潮が動き出してからコブダイの活性が高まり,干物サイズが2匹釣れた。そのほかハリス切れのバラシが数回。ハリスは1.7号〜3号を切り替えながら使った。ほかにコブダイではなさそうな当たりも5〜6回あったが,全部空振りで魚種は確認できず。47cm54cmの2尾をキープし,11時40分のフェリーで帰った。8時半ごろ地元のイカ狙いの人が隣に来て,冷凍エビのテンヤ仕掛けでコウイカを3ばい上げていた。帰りに波止の付け根近くをのぞくと,水深3mくらいの藻がびっしり生えた中に,大きなチヌが2〜3匹泳いでいた。そろそろ産卵が近い感じだった。今日は天気もよく,潮の割には当たりがかなりあって,久しぶりにかぶせ釣りを楽しめた。次回行くときは,何度も空振りした魚の正体を確かめたい。まあチヌではないと思うが・・・

 2/7の釣果

  ・コブダイ(28〜54cm) 5尾


◆ 1月3日(日) 横島・浜沖波止

 

〜 どうにか土産をキープ 〜

 

 ● 今年の初釣りは,広島から義兄と豊島・大崎方面へ行くつもりだったが,予定日の1月1日の天気予報があまりにも悪かったので中止。しかし実際には1日の天気は最悪と言うほどでもなかった。きのうの2日はさらに穏やかな天気だったが,広島から福山へ帰る日だったので釣りはできず。で,今日3日に初釣りに行ったが,天気はこの3日間で一番悪かった。行き先は予定どおり横島の浜沖波止。朝の6時ごろ家の玄関を開けると,風がビュービュー吹いている。うちの自宅でこの風では,海はもっと吹いているはず。ネットの天気予報では5〜7mくらいの風速だったので,釣りができんほどじゃなかろう・・・と思って出かけた。しかし,釣具店でエビを500円仕入れて内海大橋まで行くと,風速表示が12m!風が10mを超えるとまず釣りができるようなコンディションではない(しかも浜沖波止は北西風に弱い)ので,気分が萎えてUターン。満潮が午後1時過ぎなので,満潮前後を狙って出直すことにした。

● 仕事場で過去の釣りレポートの整理などをして時間をつぶし,10時40分ごろ再び出発。多少風は弱まった感じだったが,それでも内海大橋の風速表示は7m。条件はかなり厳しい。浜沖波止に着いたのが11時過ぎ。先端近くの内向きに,かぶせ釣りの先客が一人いた。状況を聞いてみると,エサ取りっぽい当たりが多少あるだけ,とのこと。先端付近にはイカのスミが散乱していたが,その人の話では「12月20日ごろ以降は釣れんようになった」と地元の常連さんが言っていたそうだ。今日はアコウがメインなので,年末にポツポツ釣れた曲がり角先のポイントへ荷物を運んで,波返しの上に乗って外向きで狙ってみたが,西からの風が強くラインがさばきづらい。潮も手前に寄せて来るので根掛かりしやすく,魚の反応もまるでなし。先端まで探り歩いたが釣れそうな雰囲気がなかったので,先客が帰ったのと入れ違いに先端でかぶせ釣りをやってみることにした。カキを取りに車へ戻る途中,波止の内向きでさぐり釣りをしていた人がいた。うちのHPの常連でもある,じいちゃんさんだった。今日は風裏になる箱崎で竿を出したが,魚の反応がないという。どうやら今日は魚はお休みの日か?

● このあと先端でかぶせ釣りをやってみたが,全く当たりなし。ほぼ満潮の1時ごろにじいちゃんさんが帰られて,それから少しして風が多少弱くなった。アコウ狙いに切り換えると,今日初めての当たりがあって,19cmのアコウが釣れた。今日はボウズを覚悟していたので,これ1匹でもうれしい。一応スカリにキープ。その後,魚の活性が多少出て来て,キープできそうなサイズのアコウがもう2匹釣れた。エビが切れたので2時20分ごろに納竿。この間,カキの方は置き竿にしていたが,全く魚の反応なし。結局,23cmのアコウを2匹お持ち帰り。年末の状況から考えて「ここならボウズはあるまい」と選んだ釣り場だったが,あやうく正月早々縁起の悪いスタートになるところだった。当たりの頻度から見てアコウのピークは過ぎた感じだが,今月半ばごろまでは天気がよければ多少の釣果は期待できるだろう。

 1/3の釣果

  ・アコウ(19・23・23cm) 3尾

 

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