★ 釣り日記 (2010年8月〜9月) ★

8月22日(日) 8月28日(土)・29日(日) 9月20日(祝)
9月26日(日)    

 


 

◆ 9月26日(日) 豊島・豊浜港白灯台波止

〜 数だけはいっぱい釣れました 〜

 

●8月までに脱稿した原稿のゲラが連日届いて,今週は祝日も土曜日もびっちり仕事。今日はどうにか時間が

取れたが,ハードな一日だった。今は夕方の6時ごろで,これからまだ夕飯の支度があるのだが・・・

●下の写真は,先週の日曜日の夕飯。

    アジの刺身                               チヌその他の塩焼き                        ボラちり

ボラのちりは本当は春菊を入れるが,1束298円とバカ高い値段だったので長ネギで代用。スダチも売って

なかったので,「寺岡家のすだち醤油」で代用した。普通の水炊きみたいになったが,美味かった。

●今日は好天の予報だったので,秋のシーズンに一度は行ってみたかった豊島へ。しかし仕事の関係で夕方

福山へ行く都合があるため,昼ごろには帰路に着く必要がある。頑張って早起きして,4時前に出発。自宅の

近くのコンビニで買い物をして,ここを出たのがちょうど4時。現地に着いたのが5時40分ごろだった。

●予報に反して風が強く,しかも釣り座の正面から吹いてくる悪コンディション。とりあえずアジ狙いで,サビキの

仕掛けを出してみた。しかし小さいのが1匹釣れただけ。この釣り場は車のすぐ近くで竿が出せるので,車へ

戻ってぶっこみの仕掛けを出し,小アジを鼻掛けにして港内へ投げ込んでおいたが,しばらくして引き上げると

頭だけになっていた。たぶんイカだろう。

●今日の本命は,まともなサイズのイシダイ(確率は低いが)。それがダメなら,手土産にアジやサバでも

釣って帰りたい。満潮が11時ごろの大きい潮で,釣り座の前を横に流れている。サビキ釣りを続けると,

いろんな魚が掛かるようになった。一番多いのは小メバルとスズメダイ。ほか小グレ・チャリコ・小タナゴなど。

久しぶりにメバルの南蛮漬けが食べたくなったので,メバルはキープ。25匹ほど釣れたところで打ち止め。

7時半ごろからかぶせ釣りにチェンジした。しかし予想どおりエサ取りが多く,サシエが着底する前にエサを

取られる。水深3mくらいのところでコツコツつつく当たりに合わせると,立て続けにグレが釣れた。その後,

「合わせ不能10・空振り10・針外れ1・取り込み1」くらいの割合で,小型のコブダイやベラ系の魚・ペラペラの

サンバソウなどがヒット。まずまずのサイズのハゲも釣れた。

●結局状況は変わらず,満潮の11時過ぎに納竿。釣れた魚種は軽く10種類を超える。メバルとベラ類は

南蛮漬け用にキープ。グレは塩焼き。ハゲは煮付け。コブダイとサンバソウはリリース。メバルの下ごしらえに

手間取り,釣り場を出たのは12時過ぎ。2時間弱で仕事場に戻り,キッチンで魚や道具を洗って,帰宅して

魚は冷蔵庫へ。シャワーを浴びて,コンビニで買ったハンバーガーを食べ,車で福山の中心部へ。仕事を

終えて5時半ごろ仕事場へ戻り,今この日記を書いている。朝から一睡もしてないが,忙しくて仮眠を取る

ヒマもない。これから仕事の宅配便を1本出して,買出しをしてから夕飯を作る。今日は揚げ物を作る元気は

ないのでメバルは明日に回して,簡単な料理だけ作ることにする。ビールを飲めるのは夜の8時ごろかな?

 9/26の釣果

  ・グレ(17〜21cm) 7尾 (サビキ・かぶせ)

  ・サンバソウ(16〜17cn) 3尾 (かぶせ)<リリース>

  ・小メバル 約25尾 (サビキ)

  ・ウマヅラハギ(28cm)  1尾 (かぶせ)

  ・ギザミ(22cm)  1尾 (かぶせ)

  ・ササノハベラ(中型) 2尾 (かぶせ)

  ・コブダイ(30cm弱)  2尾 (かぶせ)<リリース>

 

 


◆ 9月20日(祝) 大島・志津見港波止

〜 去年のこの時期とだいたい一緒 〜

 

●夏場はずっと仕事が忙しく,9月に入って休みが取れたら車が故障したりで,今年はどうも調子が悪い。

季節は秋になったので,これからはいろんな魚を狙おうと思う。秋の魚と言えばとりあえずはアジ。

今日の目標は,@刺身が取れる程度のアジ,Aそのアジで狙うマゴチ,Bダンゴでチヌ,の予定だった。

●頑張って早起きしようとしたが5時前が限界で,家を出たのが5時過ぎ。コンビニに寄って,しまなみ

海道を走って大島・志津見港に着いたのは,ちょうど空が明るくなった6時前だった。波止には釣り人は

誰もおらず。港内で以下を狙っている人が1人いた。いつものように,波止先端に荷物を運ぶ。

●今日は満潮が9時ごろの小さい潮で,あまり動いてない。サビキ仕掛けをセットして,6時過ぎに

第1投。最初からアジの反応があり,バタバタッと10匹ほど釣れた。15〜16cmくらいのヒラアジ。

どうにか刺身が取れなくはない。生きエにするにはちょっと大きすぎるので,一番小さいやつを

1匹だけ生かしておいて,投げ竿を用意。大物狙いの仕掛けにアジを鼻掛けにして10mほど先へ

投入。この波止の先端付近は船の通り道なので,遠投はできない。

●その後もサビキ釣りを続けたが,アジの反応はなくなり,15cmに満たないサンバソウばかりに

なった。6時半ごろ,ぶっこみの竿に当たり!竿先がガクンと揺れて動かなくなったので,竿を手に

持って糸を送り出すと,魚が引っ張っている感触がある。しばらく待ってから大きく竿をあおると,

ずっしり重い。これは,なかなかのサイズ。リールを巻くと,足元へ突っ込んでくる。もうちょっとで

姿が見えそうになったとき,フッと軽くなった。仕掛けを回収してみるとハリスがザラザラで,

歯で切られたらしい。ハリスはトヨフロンLハードの3.5号だった。歯で切られているので,

エソの可能性もなくはないが,あの重量感はたぶんエソ以外の魚だろうと思う。

●エサにする小型のアジがもういないので,ちょい投げに切り替えて砂虫でピンギスを狙う。

うまい具合に2〜3匹釣れたので,これをエサにして再チャレンジしたが,次の当たりはなし。

このポイントは,潮に関係なく朝の7時ごろまでが勝負のようだ。結局,7時半ごろにサビキと

投げは終了。ダンゴのチヌ釣りにチェンジした(サシエは生ミック)。

小アジ・小グレ・ギザミ・キス

●潮の加減はいい感じで,天気も曇りで風も弱く,釣りのコンディションとしてはよかったが,

ウキにチヌっぽい反応はなし。その代わりにボラがヒットしたが,デカすぎてハリス切れ。

ボラでも食材にはなるので,ハリスを1.5号から2号にチェンジすると,またヒット。さんざん

走られたが今度はどうにか取り込んだ。58cmの立派なボラだった。今晩のメインの料理は,

ボラのちり鍋に決定。材料は,ボラの切り身・トウフ・春菊・長ネギだ。

ボラ(58cm)

●その後もチヌが釣れそうな雰囲気はなく,納竿しようと思った満潮の9時ごろに,突然

時合いがきて,3匹立て続けに釣れた。で,そのあとはまた音なし。

チヌ(22〜30cm)

●刺身用のアジ・鍋用のボラ・塩焼き用のチヌと,十分な食材が確保できたので,

10時前に魚を全部さばいてクーラーに入れ,帰り支度は完了。潮は下げに入っている。

ダンゴがもうちょっと残っているので少し延長すると,今日一番のサイズのチヌが釣れた。

もっともこれも31cmの塩焼きサイズで,去年に比べると型が小さい。

チヌ(31cm)

●これで満足して,10時半ごろ納竿。帰路に着いた。あのバラしたやつさえ取り込んで

いたら,今日はパーフェクトな釣りだった。次回チャンスがあれば,もっと太いハリスで

今度こそ取り込みたい。


 

 

〜 夏の醍醐味 〜

◆ 8月28日(土) 横島・坊地新波止

 

●この日は,軽く食材調達。狙いは小アジや小サバなどの小魚類。これを揚げるか焼くかして

酢漬けにして,夜ビールを飲む。この時期なので空振りはあるまいと思って,近場の坊地へ。

朝の7時ごろ行くと釣り人はまばらで,波止の先端でコノシロが入れ食いだったのでその手前に

入らせてもらった。30分ほどでコノシロが十分釣れたので終了。ママカリも多いが,コノシロが

入れ食い状態なのであまり釣れなかった。

釣果:コノシロ8匹・ママカリ7匹

●釣り場で魚を下ごしらえしてから,8時半ごろ帰宅。以下,調理のレポート。

・コノシロ2匹を三枚におろし,1cmくらいの幅に切って塩をまぶして冷蔵庫へ。

・コノシロ3尾は塩焼き。骨切りをしてガスコンロで焼く。

・残りのコノシロ(3尾)とママカリは素焼きにして,甘酢(酢・酒・みりん・砂糖・醤油を

煮立ててさましたもの)に漬ける。

・冷蔵庫に入れておいた切り身のコノシロの水気をふいて,三杯酢に漬ける。

●以上の作業が済んだところで,シャワーを浴びて冷たい麦茶を飲む。時計は10時ごろ。

このあと仕事場で金にならない仕事(ゲラのチェック)などをして,夕方帰宅。もう一度シャワーを

浴び,午前中に作っておいた料理を冷蔵庫から出して,いよいよビールだ。

@コノシロの塩焼き(レンジで暖め直して,大根おろしをたっぷり添える)

Aママカリとコノシロの甘酢漬け(冷蔵庫で数日保存できる)

Bコノシロとワカメ・キュウリの三杯酢和え

※Bは,小骨が酢で溶ける。皮が柔らかくなるには半日くらい漬けておく必要あり。

●コノシロもこうやってきちんと調理して食べると非常においしい。「近場で涼しいうちに晩の

食材を調達して,釣った魚でビールを飲む」という,正しい夏の過ごし方ができて満足。

 

◆ 8月29日(日) 向島・干汐港東波止

 

●さしあたり急ぎの仕事もないので,連チャンで朝の釣りに行った。狙いはチヌ。

干汐港左手の波止は例年ならこの時期チヌ釣りの人が並ぶが,今年は調子が悪いせいか

ほとんど釣り人がいない。波止先端で朝の6時ごろから干潮をはさんで3時間ほどダンゴ釣り。

釣果は,中型のマダコ1匹(生ミックで釣れた)と,25〜26cmのチヌ2枚。20cmに満たない

小型のチヌを数匹リリースした。

 

 

●チヌは帰ってからさばいて刺身に。タコは頭を取って冷蔵庫へ。今日は昼食をとった後,

映画を1本見に行こうと思っている。タコはイタリアン風のトマト煮か何かで食べる予定。

釣果は大したことないが,充実した週末だった。


◆ 8月22日(日) 大島・志津見港

 

〜 久しぶりのまともの釣り 〜

 

●ここ3か月ほど異常に忙しく,釣りに行く時間もほとんどなく,何より精神的余裕がなかった。

しかしようやく峠を越えて,8月末までに終える仕事はあと1本になった。今の心境をたとえると,

収穫を前にした農家のような感じ。そういうわけでようやく気分的にゆとりができたので,今日の

日曜日は久しぶりに時間を気にせず,まともな釣りをやってみた。ただし今年は猛暑なので

真昼間は避けて,予定時間は早朝から満潮になる9時半ごろまで。場所は,まだ往復2千円で

行ける大島の志津見。狙う魚は,小アジ・小サバ→釣れたのを生き餌にしてマゴチ・ヒラメ→

ダンゴでチヌ・・・だったが,実際に釣れた魚は予定とはまるで違うものになった。

●ちょうど明るくなる5時半ごろに現地着。波止の付け根あたりで投げ釣りをしている人がいたが,

釣れるのはヒトデとウミケムシばっかり,とのこと。他には釣り人はいない。波止先端まで台車で

荷物を運び,まずサビキの仕掛けを出した。早朝なら確実に小アジや小サバが釣れるだろうと

予想したが,アミカゴをつけてサビキ仕掛けを流しても,足元に見えるのは外道オンリー。

割合で言うと,スズメダイ6・コッパグレ3・生まれたてのサンバソウ1くらい。サシエをつけると

スズメダイに混じって小さいグレが掛かってくるので,一応スカリにキープ。これを1時間近く

繰り返したが,結局生きエとして使えそうな小アジ・小サバは全く釣れず。仕方なくスズメダイを

背掛けにして10mほど沖へ投げ込んでおいたが,案の定何の反応もない。グレのサイズも

小さいのでサビキは終了してちょい投げの仕掛けに結び替え,5号オモリでサシアミを餌にして

投げてみたら,ちょうどいいサイズのピンギスが1匹釣れた。早速スズメダイをキスにチェンジ。

●7時ごろから潮の流れが変わったので,ウキをつけてダンゴのチヌ釣りを開始した。

去年の感じから言って多少は釣れるだろうと期待したが,チヌの反応が全くない。サシエを

生ミックからオキアミに変えるとすぐ餌を取られるので,何か魚はいるようだがチヌではない。

しばらくして,生ミックの餌に何かがヒット。手の平サイズのチヌかと思ったら,マルハゲだった。

十分煮付けにできるサイズ(21cm)なので当然キープ。そのあと,同サイズをもう1匹追加。

満潮が近づいた8時半ごろにようやく26cmのチヌが1匹釣れたが,あとはまた反応なし。

放置しておいたぶっこみ竿をあおると,ずっしり重たいが,魚が引っ張る感じはない。

上がってきたのは,予想通りタコ。これも食材になるのでOK。

●満潮で潮が止まった9時過ぎに,スカリから魚を引き上げて下ごしらえをした。グレは

かろうじて食えそうな20cm弱のを3匹だけキープ。こいつらとチヌは塩焼きにする。

カワハギ2匹は煮付け。タコは今日は冷凍しておいて,後日調理する予定。さばいた魚を

クーラーに入れた後,ダンゴがもうちょっと残っているので続行すると,何か大物がヒット。

しかし横走りするので,すぐボラとわかった。しばらくは走らせてからタモ入れ。丸々太った

かなりの大物で,これも当然キープ。松永湾のボラはちょっと食えないが,きれいな海の

ボラは美味しい。秋なら吸い物にするところだが今は暑いので,片身を洗いにして

ショウガ醤油で食べ,もう半分は切り身で冷凍しておいて吸い物かフライの種に使う。

下げの潮が流れ出した10時前に納竿。期待したほどの釣果ではなかったが,いろいろ

食材になる魚が釣れて,久しぶりにゆっくり釣りができた。汗もダラダラ流したし,あとは

今晩ビールを飲むだけだ。

 8/22の釣果

 

  ・カワハギ(21cm) 2尾 (ダンゴ)

  ・チヌ(26cm) 1尾 (ダンゴ)

  ・グレ(15〜20cm) 7尾 (サビキ)

  ・マダコ  1匹 (キスの生き餌)

  ・ボラ(57cm) 1尾 (ダンゴ)

 

 

 

釣り日記の目次に戻る