★ 釣り日記 (2010年12月) ★

12月5日(日) 12月11日(土)〈忘年会〉 12月18日(土)
12月28日(火)    

 


 

◆ 12月28日(火) 生名島・立石港波止

 

〜 年末の釣り情報 〜

 

●今年は正月用のイカをまだ調達してなかったので,天気のいい日を選んで絶対釣れる(はずの)

生名島へ行こうと考え,ずっとチャンスを待っていた。この前の週末は強風の予報だったのでパス。

きのうネットで調べたら,今日の天気は「午前中は曇り,風速3m。午後は雨,風速7m」だった。

この時期に風速3mという好条件はめったにないので,雨が降り出す前に帰る予定で生名島へ。

●6時半のフェリーに乗って立石港へ行くと,さすがに平日なので釣り人はいない。今日はかぶせの

用意もしているが,メインの狙いがイカなので,7時前ごろから波止先端でエギングを開始した。

しばらく反応がなかったが,20分ほどしてファーストヒット。中型のコウイカだった。その後,エギを

チェンジしながら8時までに3ばい。以後は一番反応がよかったエギ(下の写真)を使った。

●結局,9時過ぎまでにもう4はい追加して,全部で7はいのコウイカが釣れた。このあと1時間ほど

かぶせをやってみたが,フグの当たりのみ。予定どおり雨が降る前に,10時20分のフェリーで帰った。

コウイカは底をズルズル引きずるだけなので,腕はあんまり関係ない。生名島では例年この時期が

ピークのようなので,初釣りをお考えの皆さんは生名島でイカ狙いならボウズはたぶんないと思います。

佐島へ渡る橋はもう完成しているようで,開通は2月ごろだそうです。

 12/28の釣果 (生名島)

  ・コウイカ(胴長13〜17cm) 7はい


◆ 12月18日(土) 向島・干汐(ひしお)港西波止

 

〜 手長ダコに完敗! 〜

 

●年末は大掃除や年賀状作りなどで忙しいので,釣りは満潮の9時過ぎごろで切り上げる予定。

狙う魚はコウイカ。正月用に冷凍分をキープしておきたいので。ちなみに下の写真は,忘年会の

翌日の日曜日(12日)の午後2時〜4時ごろまで竿を出しての釣果(アコウは最長寸が19cm

だったので全部リリース)。今日の行き先・向島の干汐は,この時期にアコウとコウイカが狙える。

●このときのコウイカはエギで釣ったわけではなく(昼間にイカをエギで釣るような腕はない),

ウキさぐり釣りのハリの下10cmほどにルアー用のフックをスナップで結んだオリジナル仕掛けで

引っかけた。おもちゃみたいなエギで釣れるなら,本物のエビの方が食いがいいに決まっている。

釣り方はアコウのときとだいたい同じだが,イカの場合はウキで当たりを取る。アコウ狙いの最中に

エビをつつく当たりが来て,エビの背中に丸い穴が空いていたら,イカがかじった証拠。付け加えると,

エビの頭だけかじっていくのはフグまたは小ダイ。タナを底すれすれに取るので根掛かりもするし,

合わせても空振りすることもよくあるが,イカが岸の近くに寄っているときはたぶんこの仕掛けが

一番釣れる確率が高いと思う。

●結局この日(12日)は,小ぶりのイカ2はいだけだったので,冷凍せずにサトイモと一緒に

煮付けて食べた。ついでに,前日鴨方のユノさんからいただいたタイラギの貝柱をトースターで

焼いて食べた。味付けはもちろん,これも前日ひでさんからいただいた蒲刈の藻塩。ユノさん,

ひでさん,ありがとうございました。めちゃ美味かったです。

●で,1週間後の今日の土曜日(17日)。釣り場に着いたのが6時半ごろで,まだ夜が明けてない。

波止先端に3人のグループがいたので,その手前に入り,とりあえずアコウの仕掛けをセット。

真っ暗いので電気ウキをつけてタナを測り,竿下にエビを落とすと,第1投からウキが沈んだ。

合わせると,アコウっぽい引き。この波止にしては型がよさそう。ここは昼間だとせいぜい23cm

くらいまでのサイズしか釣れないが,上がってきたのはそれよりやや大きいアコウだった。

スカリに入れて時計を見ると,6時50分。幸先いいスタートになったので,あとはイカが寄って

来るのを待つだけだったが,意外な展開になった。やや沖目にエビを投入すると,立て続けに

ウキが沈む当たりが出るが,合わせても乗らない。下にフックをつけた仕掛けに切り替えていたが,

フックには手長ダコの足先がちぎれてくっついている。何べんやってもその繰り返しで,タチウオの

要領でウキが沈んでから1分以上待っても,今度はエビを取られてしまう。8時ごろまでこのパターンで

その後は当たりがなくなったので,予備に持って来ておいたアミエビを撒いてサヨリを狙ってみた。

サヨリはいるにはいるがポイントが遠く,1時間近くかかって10匹ほど釣れただけ。サイズも小さい。

ぼちぼち帰る支度を始めた9時半ごろに,「月刊釣り画報」の記者さんが来て,アコウの写真を

撮って行った。そのとき測ってもらったら,26cmだった。30cmあったら絵になるが・・・

10時ごろに納竿。あの手長ダコをどうしても釣りたいので,次回は何か仕掛けを考えたい。

 12/18の釣果 (向島・干汐)

  ・アコウ(26cm) 1尾

  ・サヨリ(20cm前後) 約10尾

 


◆ 12月11日(土) 横島・浜沖波止

 

●この日は忘年会なので,食材調達に横島へ。目標は刺身にできるサイズのアコウとコウイカ。

鴨方のユノさんと一緒に竿を出す約束をしているのでエビを多めに購入して,6時ごろ現地着。

まだ真っ暗い中を波止を歩いて行くと,釣り人の姿はなし。先端の常夜灯の下に荷物を置いて,

とりあえずウキ釣り用の長竿に胴突き仕掛けをセットし,エビを針に刺して足元へ放り込んでおく。

続いて短い竿にエギをセットしようとしていたら,最初に出した竿に当たり。まずまずの手ごたえで,

28cmのアコウが釣れた。幸先のいいスタートとなったので,もう一方のターゲットのコウイカを

エギで狙ったが,つっつく反応があるだけでなかなか乗ってくれない。空が明るくなった6時50分

ごろにようやく竿を引っ張りこむような当たりがきて,コウイカをキャッチ。ここまでは予定どおり。

●このあと胴突きをウキ仕掛けにチェンジしてアコウを狙ったが,反応はあるものの型が小さい。

7時を回ってユノさんが来られたので,釣り方を説明して竿を渡し,アコウ釣りにチャレンジして

もらった。すると・・・開始間もなくユノさんにいい型のアコウがヒット。タモ入れして検寸すると,

ヘラブナで言う「泣き尺(29cm)」だった。おめでとうございますユノさん。わざわざ鴨方から

来てもらった甲斐がありました!

 

 

●その後二人でアコウとコウイカを狙ったが,イカの方は多少反応はあるものの結局乗らず。

アコウは小型オンリーで,フグのエサ取りにも邪魔される状況。そのうち小雨が降ってきたが,

雨具が必要なほどではなく,その雨も上がって曇天無風のいいコンディションになった。

途中でカキを拾いに行って,11時ごろから曲がり角手前でかぶせ釣りをやってみると,

開始早々に36cmのコブダイがヒット。ユノさんも先端から曲がり角まで移動して,その後は

二人でかぶせ釣り。下の釣果写真はこの時点で撮ったもので,この写真を撮った後で

二人に1匹ずつコブダイが釣れた。能登原のyさんから電話が入って,あまり釣れてないと

いうことだったので,36cmと40cmのコブダイを2匹キープ。それに28cmのアコウと

コウイカ1ぱい。忘年会用の食材調達としては,まあこんなもんか。12時半に納竿。

ユノさんタイラギありがとうございました。今日(日曜日)の夕飯にいただきます。

 12/5の釣果(ユノさんと2人で) (横島・浜沖波止)

  ・アコウ(28・29cm) 2尾

  ・コウイカ(胴長15cm) 1ぱい

  ・コブダイ(30〜40cm級) 3尾

※写真のコブダイは36cm。そのほか,ギザミ1匹・20cmに満たないアコウ7匹とカサゴ5匹。

 

 

●以下,例年どおり「銀わさ」での忘年会の写真です。今回は都合の悪い人が多く,参加者は

到着順にひでさん・私・能登原のyさん・高橋さん・鴨方のユノさん・ぶちさんの6人と,途中で

倉敷のAさんが顔を見せに来られました。

●私が持参した魚のほかにも,ひでさんからイシダイ(1週間前に釣って冷蔵しておいたもの),

能登原のyさんからサヨリなど,ぶちさんからはメバルなど(料理が余っていたので我々には

出されませんでしたが)などが持ち込まれました。(料理は出て来た順です)

 

 

アサリのぬた                            お造りの盛り合わせ(タイ・タコ・ハマチ・イワシ(?)など)

厚焼き卵・そばサラダ                            アコウとコウイカのお造り

鍋に入れる魚(イシダイ・コブダイ)            ネブト(ネンブツダイ)の唐揚げ

豚バラの塩漬け                                コブダイの煮物(今回私はこれに一番感動しました)

コブダイのあんかけ                                鳥の唐揚げ

サヨリの天ぷら

 

ひでさんミカンと藻塩ありがとうございました。それから,いつも帰りに送ってもらってすいません。

皆さんお疲れ様でした。今は12日(日曜日)の午前9時です。今日は天気もいいようなので,

昼ご飯を食べてからどこか近くで竿を出してみようと思います。来年もよろしくお願いします。

俊介くん・東京のツカポンさんをはじめ,今回参加できなかった皆さん,来年は都合がつけば

ぜひ参加してください。お待ちしています。


◆ 12月5日(日) 横島・浜沖波止ほか

 

〜 これから1か月が楽しみな時期 〜

 

●今日は天気もよく,半日ゆっくり釣りを楽しんだ。この時期に狙える主な魚種は,かぶせを除けば

アコウ・カレイ・コウイカの3種。今日はそれを全部狙ってみたが,1勝2敗だった。

●暗いうちから竿を出すのも億劫なので,7時前ごろ現地(浜沖波止)に到着。用意したエサは,

シラサエビ500円と青虫300円。竿を3本持って波止を歩いて行くと,先端にメバル狙いの人がいた。

波止全体にはほかにも釣り人が数人入っていて,タチウオ・カレイ・ダンゴのチヌ釣りなどの人もいた。

先端近くに荷物を置いて,まずエギでコウイカ狙い。スミの跡はかなりあったが,腕が悪いせいで,

30分ほどやって釣果ゼロ。当たりは2回あったが,空振りとバラシ(足が切れて上がってきた)だった。

その間に,青虫を房掛けにして港内向きに1本竿を放り込んでおいたが,結局魚は掛からず。

先端の人が帰ったので,8時ごろから本格的にアコウ狙いにチェンジ。今日は満潮が11時ごろの

わりと大きい潮で,外向きは流れが出たり止まったりしている。どこの釣り場でもそうだが,アコウは

潮が流れていないと食わない。もうちょっと当たりが連発するかと思ったが,今日は食いが渋く,

小カサゴやフグも多い。それでも,晩のオカズになるくらいは釣れた。今日のアコウの目標は,

「煮付けにできるサイズを最低3匹」だったが,かろうじてその目標は達成した。キープサイズは

盛期には23cmくらいを目安にしているが,今日は20cmを越えたら持ち帰ろうと決めていた。

下の写真のうち,キープしたのはアコウ3匹(21・22・25cm)カサゴ1匹(18cm)

25cmのは刺身用。あとの3匹は煮付けで食べる。ちなみにきのうスーパーにアコウを売っていたが,

25cm級が1匹500円くらいだったので,エサ代の元は取れたことになる。満潮前の10時半に撤収。

●このあと横田港の大波止へ移動して昼までかぶせ釣りをやったが,針外れのバラシが1回だけ。

カレイ狙いで青虫の竿も1本出しておいたが,投げの方はエサ取りだらけだった。かぶせ釣りの

エサ取りはだいぶ減ったので,年内一杯くらいはまだチヌのチャンスもあるかも。ここはコブダイは

いることはいるが,さほど魚影は濃くない。コブダイ専門なら浜沖波止の曲がり角手前の方が

確率は高いだろう。12月は横島・向島をメインに釣りに行こうと思う。

 12/5の釣果 (横島・浜沖波止)

  ・アコウ(16〜25cm) 4尾

  ・カサゴ(18cm以下) 4尾

 

 

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