★ 釣り日記 (2011年1月〜3月) ★

1月1日(祝) 1月8日(土)・10日(祝) 3月6日(日)
     

 


 

◆ 3月6日(日) 大島・友浦港→早川港→余所国港

 

〜 釣りの神様に感謝 〜

 

●冷静に時間配分を考えると,たぶん7月末ごろまで1日も休めないほど仕事に埋もれている。

しかしそれではあんまりなので,今日は無理をして午前中限定で釣りに行った。生名島から新しい橋を

通って弓削島へ行くルートも考えたが,新しい釣り場の開拓を目指して大島へ。最近釣りどころか海も

見てないので,魚が釣れんでも海沿いをのんびりドライブして帰ろうと思ったが,結局そういうふうには

ならなかった。

●今日の目標は,食える魚を1匹。コブダイの30cmくらいのでもOK。今は水温が一番低いので,

魚が動く時間帯は短いはず。満潮が11時ごろなので,チャンスは満潮前の10時ごろからと予想した。

最初に向かったのは友浦港。メインの狙いはアイナメ。7時前ごろ現地に着くと,日曜日なので先客が

数人入っていた。メバル狙いの人とイカ・カレイ狙いらしいグループが波止の先端から外向きに並んで

いたが,かぶせ釣りの(たぶん)ベストポイントはがら空き。ここは港内へ突き出した短い波止の付け根

近くの内向きに釣り座を構えて,フェリー桟橋方向へサシエを投入するのが一番釣れそうな気がする。

ここで1時間半ほどやってみたが,釣れたのは25cmくらいのコブダイ15cmくらいのカサゴのみ。

食べるには小さすぎるのでリリース。8時半ごろ場所替えした。

●次の行き先は,福山のたかさんから情報をいただいた早川漁港。友浦から海岸線を北上して,

伯方島と結ぶ橋の下(ここも好ポイントらしく釣り人が数人いた)をくぐってしばらく行くと,思ったより

こじんまりした早川漁港が見えてきた。見た感じ左手の波止がよさそう。カレイ狙いの投げの人と

メバル狙いの人がいたが,二人とも「全然だめ」とのこと。先端の赤い灯台の下が空いていたので

そこから正面沖へ流れる潮を釣ってみた。この波止はかなり潮が速く,曲がり角付近もよさそうだが

潮止まりまではサシエが転がって釣りづらそう。先端は大三島の瀬戸港・甘崎港・井口港のように

正面へかなり潮が流れるが,サシエの投入ポイントをちょっとずらすといい感じのところへ着底する。

ただ・・・当たりが全然ない。水温が上がればチャンスはありそうな気がするが・・・それと根掛かりが

けっこう多い。水深は足元で7〜8mくらいか。コブダイやアイナメはいそうな気もするが,結局1時間

以上釣ってノーヒット。西からかなり強い風が吹いて寒いので,ここも撤収した。

●最後に選んだのは,早川港から少し東へ戻った余所国(よそくに)港。ここは一見して右手の波止が

よさそうだが,今日は西風がモロに当たりそうなので,のっぺりした左手の波止(神社の隣)へ入った。

先端へ荷物を運ぶと,潮はほとんど流れてなく,どう見ても魅力的な釣り場には思えない。しかし・・・

10時半ごろ足元に第1投。予想以上に深く,10m近くありそう。10分後,手元に「コツッ」ときた。

合わせると魚の手ごたえがあるが,首を振ったり横へ走ったりする感じではない。アイナメでも,

コブダイでも,ましてチヌでもないし,そのわりに重たい。こりゃ何じゃろうか?と思ったら,見えて

きたのは平べったい茶色の魚体。全く予想外のカレイだった。タモを使うほどでもなさそうなので

抜き上げて検寸すると,惜しくも尺に届かず29cm。しかしけっこう肉厚で,十分に刺身が取れる。

いや〜,最後のチャンスで釣れてえかった。このあと大型のコブダイに1回ハリスを切られ,もうちょっと

粘ろうかと思ったが雨が降り出したので,11時過ぎに納竿。ここは潮の動きが悪いのでチヌはあまり

期待できないかもしれないが,水深がある分アイナメはいけるかも。今日は「魚種は問わずとにかく1匹」

の目標が達成できて,しかもその1匹が最高に嬉しい魚種だったので言うことなし。これで明日から・・・

ではなく今から(日曜日の午後2時)また頑張って仕事ができる。次はいつ釣りに行けるやら・・・

※帰ってさばいたら,腹からカキがゴロゴロ出てきた。今日は久しぶりにカレイの刺身が食えるし。

 3/6の釣果 (大島)

  ・マコガレイ(29cm) 1尾 


◆ 1月8日(土) 向島・干汐港波止 / 1月10日(祝) 三原・須波港波止

 

〜 新年の尾道・三原情報 〜

 

●今年は新年早々スケジュールがぎっしりで,釣りに行くヒマもほとんどない。この連休はこんな感じ。

15日締め切りの原稿を抱えて,8日の土曜日は基本的に仕事。しかし天気がよかったので,昼食を

取った後で向島・干汐へ。狙いはサヨリ。ここは右手の波止先端付近で満潮から下げにかけてがよく,

着いたのがちょうど満潮ごろ。足元にマキエを撒くとサヨリの群れが見えた。開始早々から調子よく

釣れたが,サシエのアミエビを針に刺すのに手間取って手返しが悪い。結局,1時間半ほど釣って

32匹。これ以上釣るとさばくのが大変なので,3時ごろ切り上げた。サイズは18〜23cm。能登原に

比べると全然小さいが,大きいのを数匹刺身にして,残りは干物に。

 

さばくのに時間がかかって,5時前頃から仕事に復帰。2時間ほど仕事して帰宅。家族はそれぞれ

予定があって今日は一人で夕食なので,サヨリの刺身とコンビニのつまみで焼酎を飲む。

9日の日曜日も朝から仕事。昼食後,糸崎神社前の埋立地へ行ってみた。しかし強風が吹いてきて

釣りにならんので,30分ほどで撤収。ここは松永からは15分ちょっとの近場だが,かぶせ釣り場と

してはまだ未知数。天気のいい日に狙ってみたい。ちなみにここは早朝は入り口に柵が置いてあって

入ることができず,埋立地先端にあるカキを焼いて食べさせる店が営業している時間帯でないと

車を乗り入れることができない。秋にはサヨリ釣りの人で賑わっていたが,今は付け根あたりに数人

入っている程度。3時ごろ仕事場に戻ってまた仕事をした。

●今日の10日は,三原・須波港で竿を出してみた。しかし,朝の7時〜8時半(ちょうど干潮ごろ)の

間に釣れた魚は下の1匹だけ(20cm級のアイナメ=リリース)。あとは大きそうなコブダイのバラシが

1回あっただけだった。ここは今の時期はハゲ・ホゴ狙いの地元の常連さんが多いが,あまり上がっては

いない様子。北から風が吹くと釣りにくいので,風が弱い日にまた行ってみたい。今日もこれから仕事だ。

●14日(金)が新年会で広島泊,16日(日)から東京へ出張のため,次の週末は釣りに行けない。

1月下旬になると福山・尾道方面はどこも釣果がほとんど期待できなくなるので,天気しだいで

しまなみ方面へ足を伸ばしてみたい。


◆ 1月1日(祝) 豊島・豊浜港白灯台波止

 

〜 明けましておめでとうございます 〜

 

●今は1月2日の夕方5時ごろ。今年はゆっくり正月を送れるはずが,年末に急ぎの仕事が

入って1月のスケジュールが立て込んできたので,明日から仕事を始める。日記もゆっくり書く

ヒマがないので,今年はおせち料理もこちらに出します。

●暮れも押し迫った12月28日に「1月15日締め切りで市販本の原稿を1本」という仕事が

入ったため,29日と30日の午前中はびっちり仕事。30日の午後から買出しに行き,31日に

かけておせち作り。例年正月にはヨメの実家(広島市安佐南区)に親戚が集まることになって

いて,子供が多いのと作る時間が少ないため,今年はパーティー料理にした。

上の写真ではごちゃごちゃでわかりづらいかと思いますが・・・(黄色は自分で釣った魚

 

〈揚げ物〉 鳥の唐揚げ・エビフライ・コウイカのゲソの天ぷら・タコの足の天ぷら・イモの天ぷら

〈焼き物〉 ウインナ・卵焼き(ニンジン・シイタケ・三つ葉入り)・豚バラのアスパラ巻・

     牛肉のアスパラ巻き・鳥つくね・鳥手羽のケチャップ焼き

〈煮物〉 煮豚・シイタケ・うずら卵の煮物

〈サラダ〉 ポトテサラダ

〈手まり寿司〉 アナゴタコ・コウイカマグロコブダイ

 

写真には写ってませんが,このほかカブの千枚漬け・ブロッコリーのサラダ・ハマチの刺身など。

デザートは上の娘(フリーター)に適当に作れと言ったら,下のような力作が。

 

 

左側はチョコレートの家(屋根はマーブルチョコ)。右はシフォンケーキにクリームを塗ってチョコの

ティアラや蝶の細工をあしらい,フルーツをトッピングしたもの。手前はクッキー。まる1日がかりで

作ってました。この情熱をもっと別のところへ向ければ・・・

 

 

今年は12月31日に親戚が集まってこれらの料理を食べ,その席で義兄と翌日の釣りの相談。

去年も1月1日に釣りに行く予定を立てていたところ,12月31日の夜から雪が降り出して断念。

しかし翌朝には雪は解けていて天気もまずまずで,「やっぱり行っときゃえかった」と後悔した。

そこで今年は,天気予報は悪かったが元日の初釣りを強行することに決めたものの,ぶっちゃけ

予報は最悪。ネットで呉地方の風速を見ると10m。テレビの天気予報でも,波の高さは2m。

とてもじゃないが釣りができる天気ではなさそう。ただ,冬型の天気のときは北西から風が吹く

ので,島の東岸ならまだ釣りになるんじゃないか?ということで,選んだのは豊島・豊浜港。

結果的にはこれが正解だった。

 

1月1日の朝の6時半ごろ,広島インター近くの毘沙門台から義兄と2人で出発。

広島−呉道路が無料化になったというので,紙屋町交差点から南へ下って宇品から入り,

そのまま呉までノンストップ(実際は完全無料ではなく200円かかった)。さすがに元旦は

車が少なく,途中でコンビニに寄っても安芸灘大橋まで1時間半くらい。現地には8時15分ごろ

着いた。風は吹いているが釣りができないほどではなく,白灯台の下に見える浮き桟橋には

数人の釣り人が入っていた。灯台の波止には誰もいなかったので,駐車した車のすぐ目の前の

波止付け根あたりで釣つことにした。

 

●来る途中には釣具店がなかったので,31日から車のトランクに入れておいたアミレンガを

出し,サビキ仕掛けを足元に落とすとすぐに当たり。唐揚げサイズのメバルが釣れた。

義兄はアユとメバルが専門だが,最近は全然海釣りに行ってないそうなので,とりあえず魚の

引きが楽しめるサビキの竿でしばらくやってもらうことにした。こちらはかぶせ釣りの仕掛けを出し,

さらに波止付け根に近いあたりで足元を攻めてみると,魚の反応がある。ただし小魚っぽい。

苦労して針に掛けたのは,手の平サイズのハゲ。その後30cm級のコブダイが2匹釣れたが,

本命のアイナメは釣れず。義兄の方のサビキは入れ食い状態で,メバルのほかウミタナゴ・

グレ・ハゲ・スズメダイが途切れることなく釣れている。眼下に見える桟橋でも,何やら大きな魚が

上がっていた。

 

●潮は釣り出した頃が満潮過ぎで,午後1時か2時ごろが干潮になる小さい潮。条件も悪いし,

今日は本命はダメか?と思ったが,11時ごろアイナメがヒット。手元にコツッと来るいい当たりで,

引きもそこそこ。後で検寸したら,34.5cmの良型だった。さすが豊島。今年は幸先よし!

 

●12時ごろ,携帯コンロで湯を沸かして,カップラーメンで昼食。冬の釣りではこれが最高に美味い。

桟橋の釣り人のところへ見物に行くと,大きなバケツにメバルが満杯で(ただしサイズは唐揚げ級),

朝方はハゲもたくさん釣れたそうだ。使っている仕掛けは太めのサビキ仕掛けで,底カゴにマキエ,

ハリにはオキアミをつけて釣っていた。27〜28cm級のグレも釣れていたが,現地ではグレは

食べないそうで,「あんたら,いらんか?」と言われたのでありがたく頂戴した。このあとかぶせ釣りを

再開したが,干潮で潮が止まりノーヒット。風は南からかなり強く吹いたが,胸の高さほどの波返しが

風よけになったせいもあって,十分に釣りにはなった。キープした魚は下の写真のとおりで(もらった

グレを含む),アイナメとコブダイは刺身,グレは塩焼き,ハゲとタナゴは煮付け,小メバルは唐揚げ用。

 

●帰りに土産物店で大福やレモン,藻塩を買って帰り,家族とスーパー銭湯へ。戻ってから刺身を

作って,この日(1日)も親戚一同で夕飯を食べた。結果的には今日(2日)の方が天気はよかったが,

今年は無事に初釣りができて,本命のアイナメも釣れた。来年の初釣りも,できたら豊島か大崎下島

あたりで竿を出してみたい。

 1/1の釣果 (豊島)

  ・アイナメ(34.5cm) 1尾

  ・コブダイ(30cm強) 2尾

  ・ハゲ・タナゴ・グレ(どれも手の平級) 数尾

  ・小メバル  たくさん


 

 

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