★ 釣り日記 (2012年1月〜3月) ★

1月2日(月) 1月9日(月=祝) 1月28日(土)
3月22日(木)    

 


 

◆ 3月22日(木) 弓削島・上弓削港の離れ波止

 

〜 やっぱり時期が早すぎました! 〜

 

●俊介くんが長期休暇で帰省していて,ボートで連れて行ってくれるというので,潮と天気のいい日を選んで

優雅に平日釣行。釣りじたいは,久々にのんびりした時間を過ごせて気持ちよかった。俊介くん,ありがとね。

弟のショウ君と会ったのは中学生のとき以来で,今は大学生だという。時のたつのはホンマ早いもんです。

●生名島へ渡る始発のフェリー(6時15分)に待ち合わせたが,俊介くんが来る途中でしまなみ海道の入り口を

間違えて尾道市街へ迷い込んで遅れ,2本後のフェリーで7時過ぎに合流した。後から思うと,この時間のロスが

大きかったね俊介くん…。

●生名島・立石港から15分ほど車を走らせ,弓削島・上弓削港へ。この港の目の前に,離れ波止が2本ある。

俊介くんとショウくんがボートの準備をして,2つの波止に分かれて入った。

離れ波止へ向かう俊介くんとショウくん

ショウくんは桟橋から見て左手の波止へ。俊介くんと私は右(桟橋正面)の波止へ。

 

先にショウくんが左の波止へ渡り,残った二人は少し遅れて右の波止へ。

一文字の波止の向かって左に釣り座を構えると,正面沖にショウくんの釣り姿が見える。

支度を始めた8時過ぎごろ,先に釣り始めていたショウくんに何かヒット。遠くから声をかけると

タコが釣れたとのこと。それから間もなく,またショウくんにヒット。今度はチヌ。

これは期待できる…と俊介くんと左右に分かれて釣りを始めたが,結局納竿までノーヒット。

餌取りの当たりも1回もなかった。ショウくんもその後はコブのバラシ1回きり。

結局,満潮の11時を待たずに撤収した。

 

ショウくんの釣果。タコと37cmのチヌ

 

当たりがなかったのは残念だったが,天気は最高で,久しぶりに釣りをした気分だった。

俊介くんはまだしばらく休暇があるので,もう1回どこかの離れ波止でリベンジしようと

約束して,大浜PAで昼食をとって二人と別れて帰宅。ショウくん,魚ありがとね。

 

仕事場に戻って2時ごろから4時間ほど仕事をして,夕方買い物をして帰宅。

さっそく,もらったタコとチヌを調理した。

タコ・キュウリ・ワカメの酢の物          チヌ・トウフ・長ネギの煮付け

 

どっちも美味しかった。ごちそうさまです。

半日仕事を休んだせいで,20日の祝日もこの週末もずっと仕事ですけどね。

 

 

ここで,オフ会の予告です(後日トップページに出します)。

今年のオフ会は俊介くん兄弟が参加してくれるそうなので,俊介くんの都合も考慮して,

4月21日(土)・22日(日)の2日を予定しています。

21日の土曜日は夜の部もあります。しかも,俊介くんがボートを持って来てくれるそう

なので,希望者は離れ波止に渡してもらえます。今のところは,生名島・生名港埠頭用地の

沖の一文字波止を考えています。爆釣も大いに期待できるので,希望される方はいっしょに

行きませんか?詳しいことはまた後日。


◆ 1月28日(土) 生名島・立石港ほか

 

〜 冬の休日を満喫しました 〜

 

●今週は大きな仕事が1本片付いたので,今日は久しぶりに「1日オフ」に決めた。1日中仕事を

しない日は年に数日くらいしかないので,今日は「めいっぱい釣り→帰って魚をさばく→買い物→

料理→風呂→夕食→寝る」というスケジュールを立てていて,ほぼ完全にその通りに行動した。

●きのうの夕方,海に浸けておいたカキを回収。釣具店へ寄り,アミブロックとサシアミを購入。

今日は6時過ぎに起きて,コンビニでカップ麺・いなりずし・ペットボトルの水と朝食・新聞を買う。

車にはガスコンロと雑誌を積んである。雑誌は自分が連載しているやつで,毎月送られて来るが

仕事が忙しく読むひまがなかったもの。天気予報は曇り時々晴れで,風は2〜3mくらい。

●因島・土生の長崎桟橋からフェリーに乗り,目の前の生名島へ。港の左手にある立石港

着くと,時期が時期だけに釣り人は誰もいない。ここではイカ狙い。年末には10回投げて10回

ヒットという信じられない爆釣だったが,さすがにその時ほど活性は高くなかった。それでも,

7時20分ごろから8時半ごろまでの間に,コウイカ(胴長14〜17cm)を6ぱいキャッチ。

●地元のイカ狙いの人が来たので場所を譲って,次の行き先は少し先の生名港埋立地

ここは年中人が入っている人気釣り場だが,今日は釣り人の姿がない。波止先端で20分ほど

かぶせをやってみたが,反応がなく撤収。続いて,橋を渡って佐島へ行った。

●釣り場は,佐島港の左手にある赤い灯台の波止。ここもだいたい年中人が入っているが,

今日はメバル狙いの人が1人いるだけだった(その人も何も釣れず帰って行った)。写真の

波止先端に小さく見えるのが赤い灯台。正面は生名島から佐島へつながる橋。

●ここではサビキとかぶせをやってみたが,サビキに小タナゴが釣れただけ。かぶせには

何の反応もないので,車へ帰って新聞や雑誌を読みながらしばらく休憩。ついでに,海へ

降りる階段の下の方に座って,海水を汲みながらイカをさばいた。台所でこれをやると

流しがスミだらけになるので,海で腹を出して帰るのが一番いいと気づいたので。ワタを

とっておいて塩辛とか作るのもよさそうだが,やったことがないので今回はパス。

その代わりに一夜干しを作ってみることにした。

●昼になったので,ガスコンロで湯をわかし,カップ麺を作って,海を見ながら昼食。

冬はこれが楽しみだが,風の強い日は車の中に入って食べるしかない。今日は風が

弱く,昼ごろは暖かくなったのでリラックスできた。

●イカを天ぷらにして食べたいので,ついでに小魚を釣ることにして,また立石港へ。

朝方群れていた小イワシをサビキで狙ってみた。時刻は1時ごろで満潮が近いので

波止付け根あたりにイワシがたくさん群れている。ただしサイズが小さく食い気もあまり

ないので,ママカリ4号のサビキでも1〜2匹ずつしか掛からない。ちょどオカズになる

30尾ほど釣って終了。小イワシも釣り場でウロコを取っておかないと調理がめんどい。

バケツに水を汲んで,1匹ずつ指で表面をなでながらウロコを落とす。このあと波止

先端でかぶせをやってみたが,魚の反応なし。2時半ごろのフェリーで因島へ帰った。

●仕事場のキッチンに魚を持ち帰り,まず小イワシをさばいて冷蔵庫へ。続いて

刺身用に3匹のイカの皮をはぐ。この作業がめんどくさい。1匹は今晩食べる分。

1匹は実家へ持って行く分。もう1匹は冷凍しておく。残りはぶつ切りにして小分けに。

3分の1は今日の天ぷら,3分の1は一夜干しに。残りは冷凍。このあとクーラーを

洗い,刺身を実家へ持って行き,残ったカキを海へ戻し,ハローズで買い物をして,

仕事場でメールをチェックして,家に帰ったのが6時前。塩水に浸けておいたイカを

出して網に入れて物干しに掛け,風呂に入り,上の娘に手伝わせて天ぷらを揚げ,

ビールの栓を開けたのが8時20分ごろ。

揚げ物は,小イワシ・イカ・メンチカツ・タラの芽・サツマイモ・レンコン・ゴボウ・ピーマン。

そのほかイカの刺身ともやし・春菊のナムル。今日はかぶせではノーヒットだったが,

久しぶりに充実した休日だった。


◆ 1月9日(祝) 尾道水道・Gangi屋裏波止

 

〜 まだしばらくはチャンスあり? 〜

 

●正月は2日に休んだだけで,あとはずーっと仕事。せっかくの好天の連休でもあるし,今日ぐらいは

短時間でも竿を出したい・・・ということで,尾道へ行った。今日は成人式で,新成人になる下の娘を

市内中心部の成人式会場まで車で送り,そのまま国道2号線を西へ戻って尾道へ。福山駅前から

尾道駅前までは,道路が混んでなければバイパス経由で約30分。現地に着いたのが10時前ごろで,

満潮の11時をはさんで2時間ほど釣る予定。

●波止先端には地元の人らしい釣り人がカキでコブダイを狙っていた。きのう40cmくらいのを1匹

上げたが今日はまだ釣れてない,とのこと。満潮が近いので潮が緩むかと思ったが,まだかなり速い。

岸壁に沿って歩くと,足元近くにボラやチヌが何匹か泳いでいるのが見えた。今日は天気もよく潮も

大きい好条件で,当たりもそこそこあった。しかし色気を出してライトタックルを使ったため,コブダイ

には3回切られた。ようやく最後に食べごろサイズを1匹ゲット。そのほか針外れのバラシが3回。

コブダイではなさそうな気もしたが・・・予定どおり2時間弱釣り,潮が止まって当たりもなくなった

昼前に納竿した。魚の活性が高かったのは満潮前で,時間帯を選んで釣行すればまだしばらくは

いけそうな感じ。釣り場の感じからしてアイナメもいそうで,チヌは春ならたぶん釣れると思う。

ただし4月ごろになると地元の人がハゲを狙ってずらっと並ぶので,波止より護岸の方で釣るしか

なさそう。この波止の近くはわりと水深があるが,東側は浅い。ハラミの時期にはチヌを狙ってみたい。

 1/9の釣果 (尾道)

 

  ・コブダイ(43cm) 1尾


◆ 1月2日(月) 豊島・豊浜港

 

〜 正月日記&初釣り日記 〜

 

12月31日。朝から普通に仕事。夕方,家族が一足先にヨメの実家の広島へ。オヤジは犬の世話があるため

居残り。5時ごろ仕事を終えて家に帰り,軽く正月の料理を作る。紅白のテレビをつけたまま台所に立ち,8時ごろ

風呂に入って一人で夕食。犬と一緒にコタツでテレビを見る。今年は多忙のため,軽く数品だけ作った。

これはエビ団子・鶏団子と野菜の炊き合わせ。エビはブラックタイガーをミキサーでつぶして卵白とまぜ,殻を

ゆでて出汁を取った湯で火を通したもの。ピンクなのは食紅を使ったため。しかし団子にするとエビの味が

薄れてカマボコみたいになるのが今イチ。このほか具入りの卵焼き・煮豚・カブの酢の物などを作った。

●テレビを見るのも久しぶりで,AKBが歌っているのを見るのもたぶんこれが初めて。歌の実力はともかく,

経済効果には素直に感心する。森新一は44回目の出場だそうだが,この人ワシらが小学生の頃から紅白に

出ていた気がする。歌は昔と全然同じだが,年は何歳だろうか。

ちなみに私は55歳ですが,演歌というジャンルに馴染んでいる最後の世代ではないでしょうか。同い年の友だち

同士で集まるとカラオケでは拓郎やGSや小田和正みたいなのしか歌わないが,我々が就職した頃にはちょうど

カラオケが出始めた頃で(当時はばかでかいレーザーディスクを1枚ずつ機械に差し込んでいた),職場の上司に

連れられてスナックのカラオケで演歌を歌って(歌わされて)いたのだ。その後上司が部下を連れて飲みに行くと

いう文化が廃れ,我々より下の世代は演歌を歌う必要がなくなった。しかし紅白では今でも演歌歌手が大勢

出演している。10年後にも紅白が続いているとしたら,その頃には演歌歌手の出場枠はなくなっているだろう。

震災後に結成されたという猪苗代湖ズは,曲調も歌い方もサンボマスターとそっくりだったが,まあいいんでない。

長渕剛は前回紅白に出たときはヒンシュクの嵐だったが,歳月は人を成長させるものだ。レディ・ガガはさすが

だった。しかし定番の歌手が定番の歌を歌いだす頃には飽きてきて,暮の全国高校駅伝の録画を見た。

世羅高校の優勝にはネットでも賛否両論があるようだ。何しろ7人でリレーする走者のうちの1人のケニア人

留学生が,社会人も含めて日本人の誰よりも速いトップランナーでは,勝つのは当たり前だろうというわけだ。

世羅が町おこしのために足の速い留学生を受け入れていること自体は全然悪いとは思わないが,長期的な

宣伝戦略としては一考の余地がある気がする。「駅伝の町」という特徴づけが魅力的であるためには,駅伝と

いう競技自体に人気があることが前提になる。確かに箱根駅伝は冬の最大のスポーツイベントになったが,

高校スポーツはそのときどきで流行り廃りがある。かつては高校ラグビー,サッカー,バレーなどがテレビ中継

されていたが,今はCSなどでしか見られない。高校駅伝も,いつ人気が下火になるかわからない。競技としての

人気を保つためには,「毎年同じ学校が優勝する」というので面白くないと思う。世羅高校の男子陸上部は,

2年に1人のペースで留学生を受け入れている。今回の大会にはエースのディランゴ(3年)に加えてガサイヤ

(1年)もエントリーしていた(留学生は1チーム1人までしか出場できないので,実際に出たのはディランゴだけ)。

来年以降も7人のメンバーに留学生が1人入るので,毎年優勝争いに加わることができる。どころか来年も

優勝候補の筆頭だ。しかしそうやってあまりに強くなりすぎると,昔の巨人と同じで「見ていて面白くない」という

人も出て来るだろう。そこで提案だが。世羅高校は,留学生の受け入れを「4年に1人」に減らしてはどうだろう。

これだと4年に1回は「留学生抜きのチーム」で出場することになる。日本人だけで勝負しても全国で上位の

力はあるだろうが,毎回優勝できるほど強くはないだろう。その年だけは他の高校にいわば「勝ちを譲って」も

いいんじゃないか。留学生が入る年にはまた優勝争いできるのだから,「駅伝の町」という看板が色あせる

わけでもない。なおさら留学生頼りの実態が露になるリスクはあるが,テレビで駅伝を観戦する人たちの興味を

つなぎとめるためには,そのくらいの配慮があってもいいと思う。ちなみに駅伝のテレビ中継は,特に都道府県

対抗などの場合は,下位のチームの状況ももっとテレビに出す方がいいと思う。今はテレビカメラが上位数校

しか追いかけておらず,それ以下のチームを応援している人たちには不満が大きいような気がする。

1月1日。あろうことか,この日も朝から仕事場で仕事。昼に帰宅して余り物のご飯でチャーハンを作って

食べ,犬を散歩に連れて行き,年賀状の追加を出して,またちょっと仕事。夕方風呂に入り,車で広島へ。

親戚がヨメの実家に10数人集まって夕食。12月29日に釣ったイカとタコを持参して刺身にして出したら

好評だった。義兄と翌日の釣りの相談。天気があまりよくないので,去年と同じ豊島へ行くことにした。

●で,きょうの1月2日。朝の6時に起きると,何と雪が降っている。まあ昼には止むだろうということで,

義兄と車2台で蒲刈方面へ向かった。呉の手前あたりから雪はやんだが,風がかなり強そう。コンビニで

弁当とカップラーメンを買い,豊島・豊浜港へ着いたのが8時過ぎごろ。この時には他に釣り人はいなかった。

去年と同じく白灯台の下の護岸に荷物を運んで,まずかぶせ釣りをやってみた。小1時間ほどやったが,

当たりはそこそこあった。しかし釣れるのは30cm以下のコブダイのみ。小さいので釣れる端からリリース。

目の前の桟橋に地元の釣り人がポツポツ入って来て,サビキでハゲやアジが釣れていた。去年も同じ様子を

見ているので,今年はサビキ釣りの道具を持って来てある。かぶせの方は正面から強風が吹いて来て厳しい

状況になったので,桟橋へ移動してサビキをやった。その後かぶせとサビキを交互にやったが,結局カキでは

小型のコブダイ以外の魚は釣れず。12時ごろ昼食。形態コンロで湯をわかしてカップラーメンとおにぎりを

食べ,コーヒーを作って飲んだ。冬場の釣りはこれが楽しみ。今日はたぶんこの正月で一番天気の悪い日を

選んだようで,強風に耐えながら満潮の3時ごろまで釣って,サビキでいろんな魚をキャッチした。ハゲ・

アジ・メバル・ホゴ・グレ・ササノハベラ・ナゴヤフグ,それにかぶせでコブダイ。全部で8目釣りだった。

秋に蒲刈で会った三原のご夫婦に今日も会い,釣りたてのコウイカももらった。魚は全部義兄に持ち帰って

もらい,4時ごろに別れて帰路についた。仕事場に着いたのが6時ごろ。この日記をアップしてから家に帰り,

今日は酒抜きできのうの残りのおせち料理を食べる。1日だけの正月休みも終わり,明日からまた仕事だ。

 1/2の釣果 (豊島)

 

  ・ウマヅラハギ(25〜30cm級) 4尾  ほか

 

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