★ 釣り日記 (2013年4月〜5月) ★

月13日(土)・14日(日) ゴールデンウィーク 月11日(土)
月18日(土)    

 


 

◆ 5月18日(土) 生名島・立石港 

 

〜 3魚種狙って1勝2敗 〜

 

●今日の日曜日(19日)は町内会の溝掃除のため釣りには行けず。

天気も悪そうなので,今週も土曜日に釣行した。

連休以降でチヌ・ハゲ・コブダイ・小イワシは食べたので,別の魚を釣りたい。

今回の行き先は生名島の立石港。狙うのは,アジ・コウイカ・キスの3種。

朝の5時過ぎに家を出て,釣具店で砂虫300円とアミエビ・サシアミを購入。

一応カキも少し持参した。始発のフェリーで渡り,現地には6時半ごろ到着。

先客はなし。波止の曲がり角あたりに荷物を運ぶ。

●10時過ぎが干潮の小さい潮で,もう下げに入っている。去年の今ごろには

アジの反応があったので,まずサビキ仕掛けを出してアジ狙い。しかし足元に

仕掛けを降ろすと小メバルの入れ掛かり。今日は天ぷらの予定はないので

全部リリース。フグもエサをつつきに来たが,本命の当たりはなし。

サビキの竿はいったん上げて,今度はかぶせ釣りをやってみた。

ハゲの反応を期待したが,リリースサイズのコブダイと15cmくらいのギザミが

立て続けに3匹釣れただけ。魚の活性は高そうだがまともな魚は釣れそうに

ないので,これも終了。続いて波止先端付近でコウイカを狙ってみた。しかし

数回投げて反応がないのでギブアップ。結局,8時ごろから投げのキス狙いが

メインになった。

●ここは沖は潮が速いポイントで,右から左へかなり流れている。たぶん魚の

通り道になっていると思うので,群れが通る時間帯なら釣れるはず。仕掛けは

安物の投げ竿に安物のスピニングリール,道糸2号,遊動テンビンに12号の

オモリと市販のキス7号の2本針をセット。遠投の技術はないので,40〜50m

沖くらいを攻める。仕掛けが潮に乗って底を転がるほど速いが,根掛かりは

少ない。開始10分ほどでキスの当たりがあり,20cm弱くらいのが釣れた。

このあと20〜40m沖付近で散発的に当たりが出て,晩のおかずになるくらい

釣れた。10時ごろエサがなくなり,干潮で潮も止まったので終了。

 

本日の釣果(立石港): 17〜22cmのキス8匹

 

●釣れたキスは3匹刺身にして,残りは酢で締めて酢の物にした。

キスは当たりが大きいので釣るのも楽しいが,さばくのも楽で食べてもおいしい。

 

これからの時期は近場では小イワシやコノシロくらいしか釣れなくなるが,チヌは

まだ狙えるかもしれないので,来週はどこか近くでかぶせをやってみたい。


◆ 5月11日(土) 弓削島・上弓削港 

 

〜 例年どおりの釣果? 〜

 

●ゴールデンウィークに十分休めなかった分,休めるときは休日を楽しみたい。

福山方面はそろそろベストの時期かと思うが丸ボウズの可能性もあるので,

この時期確実に釣果が期待できる弓削島の上弓削港へまた行った。前夜の

雨はだいたい上がったが,朝から曇り空で時々小雨がぱらつくコンディション。

始発のフェリーで現地に6時半過ぎに到着。今回はほぼ同時に地元の釣り人が

来たが,フカセ釣りなのでポイントが違うため波止の先端は空いていた。

●まずはこの時期にしか釣れないハゲ狙い。胴突き仕掛けを降ろすとハゲの

当たりはあるが,なかなかハリに乗らないのでギャング仕掛けをセット。それでも

スズメダイやフグに邪魔されてなかなか掛からず,結局2枚キャッチしただけ。

2匹とも腹がパンパンのメスだった。去年の秋にあれだけ小ハゲがいたことから

考えると物足りないが,近年はハゲもなかなか獲れないので2匹でも満足。

●このあとかぶせ釣りをやろうと思ったが,ここは満ち潮は足元へ寄せて来る

流れのことが多く,サシエが遠くに着底しそうにない。目の前には小イワシの群れ。

サビキを入れればすぐに鈴なりになりそうな感じなので,今年始めてのイワシを

食べるために車に戻ってサビキの竿を出し,しばらくイワシを釣った。あまり

たくさん釣ってもさばくのが大変なので数をカウントしながら釣り,40匹ほど

釣ったところで打ち止め。この時点で8時前ごろだった(満潮は11時ごろ)。

●夕飯のおかずは十分確保できたので,ここでかぶせ釣りを開始。すると

第1投でいきなりチヌがヒット。どうもこの頃がどの魚も時合いだったらしい。

しかし後が続かず,まったりした時間が過ぎていく。イワシは相変わらず目の

前に群れているのでいくらでも釣れそうだが,もうサビキの竿は収めてある。

車に戻って休憩しながら時々サシエを投入するパターンを繰り返すうちに,

潮の流れがちょっと変わった満潮前の10時半ごろに2枚目のチヌがヒット。

続いて食べごろサイズのコブダイ。昼近くまで竿を出し,下の写真の釣果だった。

チヌはまだ卵を持っていたが腹があまり膨らんでなく,パートナー探しに失敗して

取り残された感じの魚体だった。ここはそろそろ終期かもしれない。

ともあれこの日の夕食は,ハゲの煮付けにチヌ・小イワシの刺身の豪華版。

コブダイは翌日のムニエル用に冷蔵庫で保存。

毎回こんな感じでいろんな魚が釣れたらなあ。

 5/11の釣果(上弓削港)

  ・ウマヅラハギ 2尾 (29・31cm)  

  ・チヌ 2尾 (32・35cm)

  ・コブダイ 1尾 (50cm)

  ・小イワシ  約40尾


◆ ゴールデンウィーク 

 

〜 2013・連休日記&釣り日記 〜

 

●例年,連休は家族がバラバラで行動する。今年の場合,ヨメは連日仕事,上の娘は

沖縄旅行,下の娘は就職活動とバイト,でオヤジは釣り三昧・・・とはいかず,仕事がある。

1本は他人の書いた原稿のチェックで,これはまあ釣りの手を休めて車の中ででもできる。

しかしもう1本の原稿書きが予想以上に大変で,ゆっくり釣りをする時間は取れそうにない。

4月中の休みはほとんど仕事に充て,5月3〜6日の4連休になるべく釣りに行く計画を立てた。

4月28日(日)は,朝から内海方面(横島・大波止→坊地→天神→大越)を回って正味2時間

ほど竿を出したが,1回も当たりなし。29日(祝)は向島・干汐戸崎で2時間ほど。これも

干汐でコブダイに1回ハリスを切られただけだった。

●平日は普通に仕事をして,いよいよ5月3日。例年この時期はチヌよりハゲが釣りたい。

旬のハゲを食うのが目的なので,釣り方は問わない。ギャング仕掛けも用意して行く。

しかし4月中の状況では内海方面は期待できそうにないので,しまなみ海道方面へ。

行き先は弓削島・上弓削港。ここはハゲもチヌも狙えるが,定員1名なのが難点。

早起きして因島・土生港のフェリー乗り場へ行き,朝一番の船で生名島へ。佐島を経由して

現地に着いたのが6時半前ごろ。先客はなし。波止先端に荷物を運んで,まずはハゲ狙い。

自作の胴突き仕掛けにオキアミとサシアミをつけ,底カゴにアミエビを詰めて足元へ。

盛期にはすぐ当たりが出るが,反応なし。しばらくするとフグが寄ってきて針に掛かってきた。

7時ごろ,ようやくハゲが1匹ヒット。これでボウズは免れたが,その後は当たりがなくなった。

●続いてかぶせ釣りの道具を出す。この日は満潮が朝の5時ごろで,もう下げ潮が流れている。

ここは下げの方が潮が沖へ出るので釣りやすいが,下げ潮ではあまり実績はない。

タックルは,ハゲの当たりも想定して1.6mのブラックチヌにチヌジャッカー,道糸2号,

ハリス2号,針はヤイバチヌの5号。潮はいい感じだったが,開始してしばらくは全く当たりなし。

8時前ごろに初めて,チヌっぽい当たりがきた。早合わせでバラしたくないので十分待って,

最後の引き込みで合わせるとフッキング。かなり重たい。竿が短く潮に逆らって寄せてくるので

重量感たっぷりで,タモ入れして検寸すると46cmの良型だった。その後は時々フグがつつく

だけで当たりがなくなり,9時半ごろ納竿することにした。仕掛けを回収して,チヌとハゲを

さばいてクーラーに入れ,最後にもう1投したら手元に「コツッ」といい当たり。最近なかなか

釣れないアイナメが掛かった。これでもう土産は十分。気分よく竿をたたんだ。

チヌ(46cm),ハゲ(29cm),ナゴヤフグ    アイナメ(31cm)

●因島からしまなみ海道へ乗ったのは10時半ごろだったが,四国へ向かう車がずっと

渋滞していた。ついでに福山西インターの入り口も大渋滞。皆さんお疲れ様です。

仕事場へ戻って魚をさばき,チヌは半分実家へ持って行って,午後は仕事。

夜は家族が不在のため自分で自分の料理を作る。

ハゲの煮付け。ごらんのとおりメス。             チヌとアイナメの刺身

刺身に添えてあるのは,毎年春に神戸のヤスさんから送っていただく鳴門のワカメ。

4連休の初日に魚も釣れたし,ハゲを食う目的も達成したし,この日は言うことなし。

明日(4日)は内海方面へ行こう…と午後10時にフトンに入った。

●ところが,翌朝4時ごろに,目覚ましが鳴る前に目が覚めた。ノドが猛烈に痛い。

なんか体もだるい気がする。熱はないようだが……どうも風邪をひいたらしい。

ゴールデンウィークに風邪とか,冗談じゃろー!しかし,釣りに行ってこじらせるのも

まずい。結局この日は終日仕事場で寝たり起きたりして過ごした。ずっと寝ておくのが

一番いいが,仕事もあるし。翌日5日も似たような感じで,ようやく昼ごろに仕事が完了。

ノドの方もだいぶ治ってきた。午後は内海方面へ情報収集に行った。坊地で大きなチヌが

上がったと聞いたので,明日(6日)は坊地で釣ることに決定。小イワシも時々釣れていた。

●で,今日は連休最終日の6日。風邪も治ったっぽいので,早起きして朝の5時ごろ坊地へ。

結果を言うと,満潮前の8時ごろまで釣って,チヌの当たりは1回だけ。しかし空振りでアウト。

このあと浜沖,天神と回って9時半ごろまで釣ったがノーヒット。去年もそうだったが,近年は

内海方面でまともな魚を釣るのはよほど運がよくないと難しい。今日は坊地にはハゲ狙いの

人は2人しかおらず,1匹も上がっていなかった。浜沖にもハゲ狙いの常連さんが2人おり,

1匹だけ釣れていた。

●それはそうと,坊地の駐車スペースにはこんな光景が・・・

散乱したゴミ(コンビニ弁当の容器など)       回収したゴミ

今日は大型のゴミ袋を持って行ってなかったので目についたゴミだけの回収にとどめたが,

左の写真のゴミは内容から考えて家族連れが残したものに間違いないだろう。子どもは

親のすることを真似るので,親がこういうことをすると子どももそういう大人に育ちますよ。

大人でも子どもでもゴミを散らかすのはよくないですが,特に子連れの家族にはこういう

ことはやめてほしいですね。

●というわけで,今年の連休はゆっくり休めたとは言えないが,とにかく明日からまた仕事。

今は昼前なので,午後は映画館でアイスコーヒーでも飲みながら映画を見て,明日からの

仕事に向けて気分をリフレッシュします。皆さんからの連休の釣りレポートもお待ちしています。


◆ 4月13日(土)・14日(日)  生口島・名荷港ほか

 

〜 2013・オフ会報告 〜

 

●今年のオフ会も楽しい時を過ごすことができました。参加者の皆さん,ありがとうございます。

今回の参加者は,私が会った順に,末原さん・能登原のyさん・倉敷のAさん・福山のフクさん・

ぶちさん,それに私の6人でした。

●13日(土)は朝の6時前ごろに名荷港へ。実はここへ行く途中で淡路島付近で地震があったと

後で聞きましたが,車を運転していたので全く気づかず。現地に着いてからラジオを聞くと被害は

大きくないようでしたが,実はこの日は釣りの方は絶不調。地震のせいだろうということでみんな

何となく納得してました。夕方ぶちさんが来るまでは…

●当日は満潮が昼ごろの大きい潮。名荷港右手の波止には,末原さん・能登原のyさんと,

かぶせ・ふかせの人が2人。まだ潮が引いているので先端で30分ほど竿を出したものの,小さい

ホゴが1匹針にかかっただけ。7時を待たず場所を移動することに。大三島・盛港,宮浦港,さらに

瀬戸田へ戻って林の護岸と回ったものの全部空振り。名荷へ戻ると倉敷のAさん,福山のフクさんも

おられましたが,フクさん40cm級のコブダイを1匹上げただけ,とのこと。何とか夕飯の食材を

調達すべく,垂水港,因島の宇和部へも行きましたが,垂水でコブダイに1回切られたのみ。

4時半ごろ名荷へ戻り,結局その後誰もまともな魚を釣っていないと聞いて,近くのスーパーへ

買い出しに。こういうケースも予想して,今回は全員の釣果を見てから買い物に行くことに決めて

いました。その場で適当に考えた献立は,こんな感じ。

 

フクさんが釣ったコブダイの刺身          食べるにぼし,ウインナとキャベツ炒め   

やきそば                                    鳥むね肉,トウフ,卵,ネギのスキヤキ風

これらを夕方の5時前ごろから作り始めたところへ,ぶちさん登場!

下がぶちさんの釣果です。

37〜50cmのチヌ4匹                              50cmのチヌとぶちさん

これで夕飯が一気に豪華になったのでした。

チヌの刺身(ワカメは名荷港で現地調達)     チヌの塩焼きを作っているところ

去年のオフ会から名荷港の前にある自由に使える休憩所を利用しているので,

調理や宴会はだいぶ楽になりました。

ぶちさんが上の釣果を挙げたのは,生口島北の料金所を降りて名荷港へ行く

途中にある,瀬戸田生コンの工場横の護岸です。ここは潮が引くと足元の敷石が

露出するため(下の写真),沖でチヌを掛けたら竿を握ったままハシゴを降りて

取り込むという離れ業が必要で,釣果もすごいですがここで竿を出そうとした

こと自体が,さすがぶちさんと言うしかありません。フカセの人はよく入っている

ポイントらしいですが,かぶせ釣りでこんな穴場があったとは…

しかもぶちさんはこの日の午後3時半に来てここで釣り始め,夕食前までに

チヌを4匹釣っておられます。この日名荷港ではフカセの人が1枚上げただけ

だそうなので,このポイントのすごさが余計に目立ちます。

夕食はいつものように歓談して過ごしましたが,皆さん早起きして来られているので

(特に末原さんは前日の夜から泊まりで)早めにお開き。私は車で寝ると腰に悪いので

ノンアルコールビールを飲んで,自宅へ帰って寝ました。ほかの皆さんは現地泊。

自宅へ帰ると仕事が届いていたので,翌日釣りをしながら片付ける

●翌日の14日(日曜日)も,朝からいい天気。7時過ぎごろ名荷港へ。

この日もぶちさんが,良型のハゲを釣っておられました。ただし5時前から始めたとの

ことで,これからの時期も早朝ならハゲが釣れるかも。私は先端へ入ってみました。

しかし前日に続いて魚の活性が低く,下のコブダイ(50cm)が釣れたのみ。

これが今回のオフ会での私の唯一の釣果でした。

●ぶちさんは前日のポイントへ移動。名荷港で釣っておられた皆さんも帰路に着き,

私は車へ戻って仕事をしながらの釣り。結局11時ごろ末原さんと一緒に移動する

ことにして,末原さんは前日下見した因島と生口島を結ぶ橋の下へ。私はぶちさんの

ところへ行き,護岸の東の角で釣ってみました。この時点でぶちさんは既にチヌを2枚

上げていて,結局その後チヌをもう1枚と大きなコブダイを追加。私の方は当たりなし。

昼ごろ末原さんを迎えに行き,末原さんは納竿したぶちさんが釣っておられたポイントで

2回チヌの当たりがあったものの掛からなかったそうです。私はぶちさんから下の写真の

チヌ(42cm)を土産にもらいました。ぶちさんありがとうございます。

●1時ごろが満潮で潮が止まり,私はコンビニで買った弁当を食べた後道具を片付け,

車の中で仕事。ほぼ終わりかけたところで末原さんも納竿。午後3時半ごろでした。

このあと末原さんを尾道駅まで送り,自宅へコブダイとチヌを持ち帰って娘に魚をさばく

練習をさせ,仕事場へ戻って調理道具などを片付け,この日記を書いてこれからアップ。

今は午後7時ごろです。今日はコブダイとチヌの寿司を作ることになっています。

参加者の皆さん,大変お疲れ様でした。今回チヌを釣り上げたのはぶちさんだけでしたが

(しかも2日で7枚),天気に恵まれて楽しい時を過ごすことができました。

例年ピークの時期を選ぶのが難しいですが,来年また名荷でお会いしましょう。

 

 

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