2014年オフ会(4月19〜20日)レポート 

 

※ 末原さんのレポートを下に追加しました。(4月22日) 

 

今年のオフ会も無事終了しました。参加者の皆さんのご報告はそれぞれにお任せするにして,

私目線でこの2日のレポートを。ちなみに私は1匹も魚が釣れませんでしたが,他の参加者は

いろんな魚を釣っておられました。

 

19日(土)は,朝の6時ごろに生口島・名荷港に立ち寄りました。先に来て釣りを始めて

おられた能登原のyさんにあいさつしてから,向かった先は島の裏側にある荻の波止

ここが,4月初旬のぶちさんのレポートにあった場所です。ぶちさんによると,潮の変わり目が

チャンスとのこと。この日は尾道港の干潮が7時過ぎ,満潮が13時ごろ。干潮の潮止まりを

狙って,左手の波止の先端近くに入りました。

荻の波止

しかしまだ下げの潮が真横(右から左)へ流れていて,サシエが手前に戻され根掛かり連発。

ようやく7時半ごろ潮が緩んだところで30分ほど時合いがあったものの,風が強かったことも

ありチヌを1回ハリ外れでバラシ。あとはコブダイにハリスを切られたのが2回。そのうち

満ち潮が右へ流れ出したので,朝の時合いは終了。9時前に撤収しました。

 

名荷港へ戻ってみるとyさんは別の場所に移動しておられたので,先端近くで小1時間ほど

やってみましたがノーヒット。そのあと林の護岸へ。風が強く竿を出さずに,垂水港へ移動。

30分ほどやってみたもののこちらもノーヒット。どこかに釣り場はないかと車で走り回り,

11時半ごろコンビニに寄って昼食。昼ごろまた名荷港へ戻ると,福山のフクさんが来て

おられました。私の方は結局,満潮の潮止まりを狙って再び荻の波止へ。

12時半ごろから再開したものの,まだ満ち潮が速いため左の波止先端から潮に乗せて

右の波止方向へサシエを落とすパターンでやってみたものの,ここでも当たりなし。

1時が過ぎて潮が緩んできたところで,ぶちさんが来られました。ぶちさんが仕掛けを

準備している間に,魚がヒット。チヌっぽい?しかし,何と道糸が切れてバラシ。

ぶちさんの方は開始直後にチヌを1枚ゲット。大三島から戻ってきた能登原のyさんが

来られたので,私は右の波止へ移動しました。結局その後,4時半ごろまで3人で釣って

釣果はyさんが釣ったコブダイ1匹のみ。ここは魚がいそうな感じはあるものの,潮が速い

ので時合いが短いです。

 

全員でこの波止を撤収し,私は晩の買い出しをしてから名荷港へ。ぶちさんは去年の

オフ会でも夕方爆釣した「生コン」(瀬戸田生コン横の護岸)へ。

名荷港にはyさん,フクさんと,小佐木島経由で沢港から歩いてきた末原さんが。

末原さんは小佐木島での釣果のほかに名荷港左手の護岸でチヌアイナメをキープ

しておられました。また,久しぶりに顔を合わせる倉敷のタクさんも。大三島・宗方港

行った帰りとのことで,しまなみ方面へ来るのは久しぶりだったそうです。45cm級の

チヌコブダイを釣っておられました。タクさんとしばらく話した後で別れ,各自がさばいた

魚を持って名荷港そばの休憩所へ。ここで料理を作り終え,薄暗くなってきて6時40分

過ぎにぶちさんが生コンから戻ってこられました。

さすがと言うかやはりと言うか,ずっと入れ掛かりとのことで,山ほどのチヌを持って。

ぶちさんの料理教室を見ながら,とりあえず7時前ごろに乾杯。

ちょうど鴨方のユノさんからメールが入り,仕事が終わったのでこれから向かうとのこと。

 

調理中の末原さんとぶちさん。ぶちさんの右に見えているのはご飯のナベ。

末原さん作のアイナメの湯引き(ワカメは現地調達) / ぶちさんのチヌの刺身

ワカメはぶちさんに酢の物にもしていただきました。

コブダイのバター焼きワインソース / チヌの刺身を載せて味付けした卵ご飯 (どちらもぶちさん作)

うちの実家に伝わる「へか」という郷土料理。醤油・たまり醤油・みりん・酒・水の濃いだしを

沸騰させ,魚の切り身(本来はサバ)とネギをさっと煮て食べます。今回はヤキソバも作りました。

末原さんとぶちさんのこだわりの竿

 

8時過ぎからユノさんも参加され,飲み食いしながらいつものようにあれこれ話をしました。

釣りたての魚はやっぱり美味しいです。しかもぶちさんからチヌとイカダ竿の穂先,フクさんから

干潮のとき捕れたナマコ,タクからにはビール,ユノさんから韓国ノリなど,皆さんにいろんなものを

もらいました。ありがとうございます。10時半ごろお開き。私は腰が悪いので帰らせてもらいました。

 

明けて20日(日)。実は前夜帰ると仕事のネタが大量に届いており,半日は仕事せにゃ,という状況。

とりあえず朝の6時ごろ起きて仕事場へ行き,メールのチェック,きのう使った食器の片付けをすませ,

7時ごろ出発。7時半ごろ生コンで竿を出している末原さんのところに立ち寄り,そのまま荻の波止へ。

能登原のyさんと8時ごろから1時間ほど釣りましたが,左の波止は潮がずっと速く当たりなし。

右の波止へ入ったyさんはチヌを上げておられました。雨が降りだした9時過ぎに納竿し,生コンへ

戻ると末原さんがチヌを3匹上げておられました。満ち潮が流れ出して天気のこともあるので末原さんも

釣りを終了。釣れた3匹のチヌの中に,見るからに大きいのが1匹。何と,53.5cm!だそうです。

末原さんと53.5cmのチヌ

末原さんからチヌを2匹もらい,尾道駅まで送って別れて仕事場へ戻り,チヌをさばいてから昼食。

午後はずっと仕事をして,夕方メールボックスを開けるとぶちさんとyさんから早速報告が。

参加者の皆さん,お疲れ様でした&ありがとうございました。今回改めてわかったのは,生口島で

(あるいはもしかしたらしまなみ海道で)一番チヌの魚影が濃いのは「生コン」だということでした。

このHPに情報を出すと人が殺到するんじゃないか,と心配する向きもあるかもしれませんが,

大丈夫です。去年も書きましたが,ポイントがわかったところでそうそう釣れるもんじゃないです。

でも,やっぱりあれだけ釣れるんなら,私もこの連休中に一度は竿を出してみたいですね。

その前に,スピニングリールの使い方とシャクを使った遠投の練習が必要ですが。

私,かぶせでスピニングを使ったことは一度もなく,シャクも今回がほとんど初めてでした。

しかし生コンで釣るにはこの2つはどうしても避けて通れないので…上達への道は険しいっす!

 

以下,末原さん・ぶちさん・能登原のyさんからのレポートです。


 

◆ 末原さんからのレポート (4月22日着)


タックル
竿 飛竜イカダくわせ210
リール レガリス
道糸 1.75号    ハリス 2号    チヌバリ5号


2日間、上記のタックルで通しました。

 

@〜まずは小佐木島〜

始発で五日市駅を出発し、三原で降りました。

8時35分の便で、3月後半からチヌを上げている小佐木島へ渡りました。

ここは、茗荷の波止をちょうど左右対称にしたような場所で、全く同様の魚が釣れます。

茗荷と異なる点を挙げると、ポイントが茗荷ほど遠くなかったり、流れが蒲刈級に

速かったりします。一番のポイントは、やはり茗荷同様、曲がり角だと思います。

当日は、曲がり角より先端寄りで竿を出しました。

9時過ぎに開始しましたが、まだ潮位が低く、当たりが無いまま黙々と打ち返していました。

潮位が上がってくるにつれて、だんだん流れも強く、複雑になってきます。

同じポイントに餌が溜まっていくように、考えながら打ち返して行きます。

11時過ぎから当たり始め、60弱のコブと37のチヌを上げ、ここは引き上げ、茗荷へ向かいました。

 

小佐木港の釣果

コブダイ58センチ    チヌ 37センチ

 

A〜茗荷への旅〜

13時前に沢港に到着し、14時前に茗荷へ到着しました。

茗荷港では、福山のフクさんが釣っておられました。

他の皆様は荻の波止や大三島へ行っておられるそうで、しばらくお話させていただいたあと、

茗荷左手の護岸角で竿を出してみました。まあまあ流れており、期待が持てます。

5投で当たり。小ぶりながらチヌでした。それから30分して、ポン級のアイナメもヒット。

16時頃に切り上げて、皆さんのお帰りを待つことにしました。

 

茗荷港での釣果

チヌ29センチ    アイナメ33センチ

 

B〜楽しいひととき〜

皆さんが帰って来られてから、準備、調理を開始しました。

包丁とまな板だけは持って来たのでとりあえずチヌとアイナメをさばきます。

アイナメは湯引き(正確には霜皮造り)、チヌは片方刺身にしました。

ぶちさんもこの頃帰って来られました。やはり、大量のチヌをぶら下げてです。

これは、明日生コンでやってみるしかないなと思いました(去年のリベンジも兼ねて)。

ほとんど暗くなってから、宴会が始まりました。

まず、まるささんがアイナメを一切れ口にされて一言。『…かたい…』

…どうやら湯の掛け方にムラがあったようです。私のミスです。すいませんでした…。

アイナメは置いといて、お次はまるささん作の鍋と焼きそばをいただきました。

濃い味付けで、おいしかったです。ぶちさんの、コブのバター焼きとチヌのTKGも、絶品でした。 

しばらくして鴨方のユノさんが来られ、宴会は進んでいきます。やはり、釣りの話で盛り上がります。

私の、お役に立つかどうかわからない、竿作りや巨コブ退治法のうんちくを聞いてくださり、

ありがとうございました。

飛竜の穂先の話ですが、私は、遠投チヌ狙いの場合、今でこそくわせを使っておりますが、

誘いの方はイシダイの小当たりを取ったり、足元でハゲを狙ったりするのに重宝しています。

ポイントの遠近、潮流や風などのコンディション、その日の魚の活性などの様々な条件によって、

使い勝手の良い調子をチョイスしていつも使っています。 そんなこんなでどんどん時間が過ぎて、

22時半頃にお開きとなりました。

 

C〜ホゴ祭り〜

お開きとなったあと、私は右手の波止にてブッコミを始めました。エサは本虫と青虫のミックスです。

角よりやや先端寄りから、外側を向いて投げます。やや本流に引かれ、斜め左沖に着底します。

向かい風が非常に強く、寒かったですが1投目から当たりがありました。残念ながら小さいホゴでした。

本命はアナゴ、あわよくばタイを…と目論んでいたのですが、ヒットしてくるのは全てホゴ(しかも小型のみ)で、

結局3時間程でエサを全て使い切ってしまいました。生コンでこれやっとけば良かった〜と後悔しながら、

眠りにつきました。

 

D〜生コンの神秘(なんだそれ)〜

5時15分のアラームで目が覚めた私は、すぐに荷物をまとめて生コンへ出発しました。

6時前に到着し、下に降りて開始しました。引き潮が右へやや速く流れていました。

シャクは使わず、円盤投げの要領で、サシエを斜め左沖へ16-7メートルほどブチ投げます。

潮流はずっと一定方向に流れるので、同じポイントに溜まっていくように打ち返して行きます。

しばらくしてすぐ小魚の当たりが出始めました。そして6時45分頃に大きな当たり。

しかしすぐにハリ外れ。コブっぽかったです。この後しばらく当たりが遠のき、7時半頃にまるささんが

様子を見に来られました。また様子を見に来られるとのことで、荻に行かれました。 

 

まるささんが荻に向かわれた直後、デカいカキを遠投したときに当たり。生コン初チヌでした。

しかしここのチヌ、ちょっとパワーありすぎじゃあないですか?時合いが来ているようなので、

集中します。そして8時半頃、アイツが掛かりました。ヒットした直後から、とてつもないパワーで

沖へ走ります。ほとんどコブ並み。もしこれがチヌなら、いったいどんなサイズだろうと考えながら、

ジリジリと寄せて行きます。

やり取りは2分以上にまで及び、海面に横たわったのはビッグ・ママの名に恥じない巨チヌでした。

55ぐらいあるかも〜と考えながらタモ入れしようとしたとき、去年の連休のぶちさんのレポートの

『すぽっ』が、脳裏をよぎりました。チヌバリの5号なので折れたりすることはないのですが、

慎重に慎重を重ねてタモ入れさせていただきました。

即、検寸。53.5センチ、2.8キロの自己新記録でした。 

これを釣ったあと、だんだん潮が緩んできて釣りやすくなり、9時過ぎにもう1枚チヌを追加し、

まるささんも来られたので、転流して強く流れ出したのを機に納竿しました。

 

生コンでの釣果

チヌ37・39・53.5

 

●今年のオフ会も楽しいひとときを過ごさせて頂きました。それとまた、今回も皆さんに

お世話になりっぱなしでした。まるささんにはカキをお分けしていただいたり、駅まで送って

いただいたりしました。能登原のyさん、福山のフクさんには、コブダイやチヌを捌くのを手伝って

いただいてしまいました。鴨方のユノさんは、おいしい韓国海苔を持ってきてくださいました。

ぶちさんにはいろんな料理を作っていただいたり、生コンでの釣り方を教えていただきました。

本当に、ありがとうございました。ら…来年こそは、車を手に入れて参加します…!?

 

●〜小佐木島〜

三原から、片道380円です。8時35分の始発で三原から渡り、13時18分の便で三原に戻ると

いうのが、オーソドックスなパターンです。チヌの魚影は濃く、コブも活発に当たって来ます

(ただし細仕掛けのみ)。しまなみ方面に行くよりもかなり安上がりなので、オススメだと思います。

私もちょくちょく行ってみようと思っています。大潮周りを狙えば、釣果は堅いです!


 

◆ ぶちさんからのレポート (4月20日着)


 今回も参加させて頂きありがとうございました。

まるささんをはじめ参加者の皆さんありがとうございました。

私は13時過ぎからの参加となりました。

島に到着したのが13時、信号を右折して荻の波止に向かいました

10分弱で到着すると先端でまるささんが釣りをされてました。

海を見ると緩んでたので急いで仕度して始めるとなんと2投目でヒット!

上がってくる時にたくさんのカキを吐き出してたので間違いなく

まるささんの撒き餌が効いてたんだと思います。

『ごっつあんでした』

一体何匹釣れるんだろうと思ったら結局はその一匹で終わり・・・・

『2週間前の潮と同じじゃね〜のかよ?』と思うくらいに

流れは強くまともに留まることはなかったですね。

 

 

3時半頃から移動しようと思ってましたがいつか緩むと信じて投げ続けました

しかし当てて左に流れる潮は止まることなく止めることにしました。

晩御飯で変り飯を作る予定だったので先に捌かせて頂くことにしました。

三枚に卸していつでも刺身を引ける状態にして氷を下に敷いて移動しました。

後で来られてたYさんは釣られたコブを捌き終えて片付けるとこだったので

『生コンに行きます』と伝えて先に行きました。

 

生コンに到着して荷物を下ろしてると直ぐにYさんが来られましたが

場所だけ確認して名荷にいかれました。

『疲れてるので』と言われてましたが場所を見て

釣れる気がしなかったのかもしれませんね(笑)

反面私は久々の夕まずめ生コンだったのでゾクゾクしてました。

もう岩が出てたので当然ながら下に下りました

荷物を下ろすヒモを使わず担いでハシゴを下りたので時間が掛かり疲れました

撒き餌をして釣りを始めたの時は5時過ぎだったと思います。

見た目は右に速く流れてました1投目は確認で正面に投げると

道糸は右に流れました。

でも回収してみるとカキは正面からさほど動いてなかったです。

チャンスと判断して撒き餌を追加して今度は左沖に遠投です

上の右に流れる潮に糸を持っていかれないように着底が分かるように落とすと

アタリが出ました『フグかな?』と思ったのですがドッシリとした重量感で

ココでも2投目でチヌでした。

45弱のチヌを最初に上げました。

そこからは ず―――と時合

アタリが無いことがないくらいに何かが当たってました

ハリ掛かりしなかったのでフグだとは思いますが

サイズもまあまあだったのでフグでも楽しめました。

『アタリが無くなったら、流れが速くなったら止めよう』と思ってましたが

ずっと良い状態だったので皆さんには悪いな〜と思ったのですが

楽しんでしまいました。

6時半前に5枚目(合計6枚)を釣って止めることにしました。

結局は生コン前で1時間半弱でしたが

チヌ5枚、ナゴヤ・ヒガンフグ3匹、30弱の子コブ(即リリース)、チヌバラシ2回でした。

今迄で一番良い最高の時合に出会った気がします。

 

 

名荷に着くと始まる頃でした

申し訳ない気持ちでしたが、とりあえず魚を見せびらかし

そのあとは しっかり料理を頑張らせて頂きました。

刺身・ムニエル・ワカメの酢の物・TKG

いろいろ変わり種も含めて作ったのですがどうだったですかね?

宴会の時の釣りの話もやっぱ楽しい!

末君の竿の話や巨コブとの格闘話もいい勉強になり楽しかったです。

今年はまるささんの杓投げも見れたし((爆))良い一日でした。

 

参加者の皆様 ありがとうございました

一人だけ遅くまで釣りをさせて頂いて

わがまましちゃってすみませんでした。

今後ともよろしくお願いします。


 

◆ 能登原のyさんからのレポート (4月20日着)

 

2014オフ会レポート  −やっとの思いでチヌ釣れました−

 

昨年は釣果なしで悔しい思いをしましたが、今回は何とかチヌを釣ることかできて満足です。

今回は色々回ったので報告してみたいと思います。

 

今回のタックル

月光波1.8m トライソ2500LB 道糸3号 ハリス1.5号 ヤイバ5号です。

2日目は月光波のガイドが飛んだので、がまかつ2.1mを使用しました。

 

1日目はやはり名荷で6時半頃から開始しました。

ベストポジションには既にかぶせ師のかたが入られて、少し奧の方で開始しました。

潮は予想通り緩く流れていました。2投目にカサゴを捕ってさい先いいなと思いました。

しかし潮は当て潮と右に流れる潮でなかなか着底しませんでした。

30分やってあたりがないので休憩。

 

それからまるささんに挨拶して再開しました。手返ししますがあたりがありません。

根掛かりの連発と向かい風が吹き、ラインがなびいて上手いこと釣れません。

横の方は1回コブかチヌをかけてやりとりの最中にばらしてしましました。

これは私にもチャンスがあると思いやりましたが、全然だめで名荷をあきらめました。

まるささんのいる荻の波止に行こうかなと思いましたが、今年は少し趣向を変えて

思い切って大三島に渡りました。そして最初の行った波止が宮浦港です。

ここは流れが殆どなく釣りやすいです。しかしナンもあたりがありません。

撒き餌を打って20分程やりましたが全くあたりなくやめました。

釣りをしながら常連のかたが訪れ、お話しをしていくうちに、この近くに大見という

波止があって、チヌやコブがあたるよという情報を得て、行ってきました。

波止に着くとフカセ師のかたが1名いて、チヌを1枚上げていました。

これはいいかなと思い波止に行くと、この波止、波返しが恐ろしく高く上がるのが

たいへんでした。波止の途中にロープがあって上れました。

波止の先端から開始しました。ここも流れがそれほどなく釣りやすいです。

しかしコブも当たりません。風がまともに正面に吹くようになって釣りにならなく

なりました。ここでも30分程やってあきらめました。

それから盛港の表示があったので道なりに行って波止に着きましたが、

ここも強風であきらめました。

 

今年もだめかと思いながら、コンビニで昼食をとりどこへ行こうかと悩み、

こんな時は休憩がいいと思い、たたら温泉に行きました。300円で安く、

お昼なので誰もいませんでした。温泉に入りながら外を眺め、

次は井口港に行ってみようと思いました。

しかしここもまだ風が強く、赤い灯台まで行く途中で断念して、波止の付け根で

やってみました。ここは緩く流れ着底しますが、やはりあたりがありません。

やっぱり今年もぼうずかと思いながら瀬戸田に戻りました。

 

インターを降りて荻の波止の入り口を見つけ到着すると、左の波止にまるささんと

ぶちさんが釣ってました。挨拶して波止を見るとスカリが降りています。

ぶちさんがきて直ぐにチヌを上げたそうです。なんとやはり「瀬戸田の釣り名人」

さすがです。そんなことを話しながら私も頑張ろうと思い、手前で釣ろうと思ったら

なんとまるささんが先端を譲ってくださり、荻で初めて竿を出してみると、なんと

ここ名荷の流れ以上にうねっています。着底しません。

そうこうして手返しをするとフアフアあたりがありました。しかし空振りです。残念!

それから根掛かりが頻発。左に大きく流れ最後に根掛かりするのです。

少しも流れが緩みません。半ばあきらめて足下を狙ってみました。

すると手元にコンとくるあたり、間違いなくコブです。突っ込みを交わして何とか

取り込みました。ああ!これでぼうずは免れました。そして1年ぶりかのコブ(45cm)です。

もうほんとに良かったです。

 

 

それから名荷に戻りました。途中ぶちさんの秘密の場所を教えてもらいましたが、

私はっきり言って怖い場所だなと思います。釣り場までがとても険しい道のりです。

チャンスがあったら満潮の時にやってみようと思いました。

 

そして待望のオフ会。始まる直前にぶちさんの驚異の釣果報告がありました。

驚くばかりです。ほんまにぶちさんは「瀬戸田の釣り名人」ですね!

詳細はまるささんからあると思います。

今回もまるささん、ぶちさん、末原君、鴨方のユノさんそして私、ほんとお話しが

盛り上がって楽しかったです。まるささんの「へか鍋」と焼きそば。

鍋はネギとチヌとコブを煮付けの濃い味でしゃぶするような鍋で、初めて食べました。

末原君のアイナメの湯引き、チヌの刺身。そしてぶちさんの創作料理(チヌの玉子

かけご飯、コブのソテーにぶちさん特性のソースをかけた絶品の料理でした)

ほんま堪能して1日目が終了しました。

 

2日目は是非とも荻の波止でリベンジ使用と思いました。

まるささんは朝1番は右の波止がいいよいう情報を前日もらっていましたが、

ぶちさんの釣っていた場所から7時頃から開始しました。

波止から潮のながらを見ると緩いようにみえますが、やはり左に流れていきます。

2回ほど緩んで斜め左前に流れて着底しました。コンとあたりやったと思ったらコブです。

昨日と違って強引な引きにあい月光波のガイドが一つとびました。

そんなことで2.1mに変えてやりますが今度は根掛かりが頻発して釣りになりません。

緩い潮なんですが、そしてまるささんと会ってから、情報の通り右の波止に行きました。

移動して1投目流れがほんとに緩くなり、この波止は釣りやすいです。

まるささんが潮が変わってチャンスだよいわれ、手返ししました。

遠投を試み湾内に着底しますがあたりはありません。

正面に投げると波止にぶつかり根掛かりするので、岩城島の方に向かって遠投すると

左の波止の前の辺で着底しました。この時に竿先にあたりがあり、チヌの引きです

これは難なく上がりました22cmの小型です。それから同じあたりに遠投すると

またもや竿先にあたり、今度は合わせると鋭い突っ込みです。コブだと思い最初

ゴリ巻すると直ぐに抵抗がなくなり、銀色がみえました。チヌかいなと思い、それから

慎重に取り込みました。44cmのメスで腹は少し赤くなっていました。

 

 

やっとの思いでチヌが釣れました。ここで気が緩み、疲れが出てきて、そして雨が降って

きて終了しました。今年はいろんな場所に回れてほんと楽しかったです。

皆さんお疲れ様でした。

 

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