★ 釣り日記 (2015年5月〜8月) ★

 

ゴールデンウィーク 5月9日(土) 5月10日(日)
7月20日(祝) 8月2日(日) 8月29日(土)

 


 

◆ 8月29日(土) 生口島・名荷港

 

●きのうの金曜日に8月末締め切りの大きな原稿が1本上がったので,この週末はオフ。

今日は,前から一度やってみたかったライトジギングに挑戦することにした。

干潮が夕方4時ごろの大きい潮なので,瀬戸田・名荷港で夕まずめの満ち上がりを狙う。

タックルは,赤坂のかめや釣具で買った3千円弱の中古のバスロッドに,1.500円ほどの

3000番のスピニングリール,道糸はPE1.5号,リーダーはフロロの1.5〜4号を使い分け。

ジグはタイラバ,根魚用ルアー,1〜3gのジグヘッドにワームなど,いろいろ買い揃えた。

タックル一式で1万円弱くらい。

●あいにく天気予報が微妙で,行く途中で小雨がぱらついたが,現地に着いた夕方4時ごろは

雨は降っていなかった。ちょうど干潮の潮止まりでベタナギだったので,潮が動き出すまで

ダンゴでチヌを狙ってみた。入ったポイントは,港の左手の護岸の常夜灯の下。

この護岸では秋にフカセの人がチヌやグレを釣っていたのを見たことがある。

ダンゴは昔から使っているマルキューの「おからダンゴ」+「チヌパワー」(少量)。これに

レンガのアミエビを混ぜ,チヌパワーの量で粘りを調整する(多いほどダンゴが固くなる)。

タックルは基本的に小物狙いのかぶせ釣りと同じで,サシエは生ミック。

5mくらい沖へダンゴを何個か投げてマキエにし,サシエをダンゴで包んで投入。

数投後にいい当たりが出て,魚がヒット。引きからしてチヌ。ハリスは1号なので無理をせず

やり取りしてタモ入れ。十分刺身が取れる34cmだった。このあと30cmをもう1匹追加。

釣り始めて30分くらいしか経っていない。雨がポツポツ降り出したので,ダンゴ釣りは

ここで終了。魚をさばいてクーラーに入れ,次はジギング。

●5時過ぎに右手の波止へ移動。いい感じで満ち潮が流れ出している。雨が降っているので

荷物をなるべく少なくして先端へ運び,まずタイラバをやってみた。本流に乗せるとどんどん

沖へ流れていくので,遠投は必要ない。慣れてないので巻くスピードがわからず,何投めかに

根掛かりで仕掛けをロスト。予備はあるが,今度はもっと軽い別の形のジグで30mくらい沖から

引いてみた。しかしこれも手前の根に引っ掛かってロスト。今度は3gのジグヘッドにワームを

つけてやってみたが,海面の流れ藻にラインが引っかかることが多く,うまくいかない。

予定では7時半ごろまでやるつもりだったが,雨が強くなってきたモチベーションが下がったので

6時半に撤収した。イカのエギングのときもそうだったが,どうしても「こんなオモチャでほんまに

魚が釣れるんか?」という疑念が先に立つ。1匹でも魚が釣れたらハマるかもしれんが…

まあ次の機会を待とう。

 8/29の釣果

 

  ・チヌ 2尾(30cm・34cm)

 


 

◆ 8月2日(日) 三原・須波港波止

 

●7月31日にいろんな仕事が一段落して,この週末は3か月ぶりくらいに仕事から解放された。

しかし,いざ自由に時間が使える1日を過ごすとなると,することがない。春や秋なら半日釣りにでも行くが,

この暑い中で長時間釣るのは無理。とりあえず1日(土)は,午前中仕事場の片付けなどをして,午後は

映画を1本見た(ちなみに「攻殻機動隊」)。そのあと明日の釣り用にちょこっとカキを調達して,夕方帰宅。

上の娘が,ダンナが実家へ帰って友達と飲みに行っているということで,北広島から泊まりに帰ってきた。

そんなら外食でもするかということで,家族で福山駅前のビルの地下にあるチェーン居酒屋「山内農場」で夕食。

この地下の他の居酒屋よりちょっとグレードが高いそうで,料理はおいしかった。ハーフ&ハーフをたらふく飲む。

●今日の日曜日もゆっくり起きて,2時間ほど仕事場の掃除など。満潮が昼ごろなのを見計らって10時ごろ

出発して須波港へ。時期的にはダンゴでチヌも狙えるが,2週間前の感じだとコブダイの方が確実に釣れそう

なので,かぶせ釣りを選んだ。タックルは1.8mの竿にチヌジャッカー,道糸・ハリスは3号と太めにした。

着いたのが10時40分ごろで,波止には釣り人・家族が数組。チヌ狙いのフカセ釣りの人が3〜4人いて,

1人1枚くらい釣り上げていた。いつもの場所あたりへ行ってみると,まだ満ちの潮が止まっていない。

サシエを投げてみたが横へ流されるので,潮止まりまできのう買った根魚用のルアーを投げてみた。

しかし真昼間ということもあって,魚の反応はなし。11時20分ごろに潮が止まったので,かぶせ釣りにチェンジ。

すぐ当たりが来たが,イソベラ系の小魚っぽい。しばらくして小コブがヒット(リリース)。12時ごろ,落下途中の

サシエにヒット。ここは足元の岸壁に突っこまれることが多いが,サイズが小さかったのでどうにか上を向かせて

無事にタモ入れ。食べごろサイズの43cmだった。今日は本命がコブダイなので,これはキープ。

そのあと30cm級を追加(即リリース)。さらに50cmオーバーと思われるやつを掛けたが,根ずれでバラシ。

土産はできたし暑さもこたえるので,満潮すぎの12時半ごろ納竿した。

まあせっかくの夏休みでもあるし(世間は),たまにはこうやって汗をかくのもいいだろう。

今晩は天ぷらを作る予定なので,コブダイの空揚げでまたビールを飲むのだ。

 8/2の釣果(キープ分)

 

  ・コブダイ 1尾(43cm)

 


 

◆ 7月20日(月=祝日) 三原・須波港波止

 

●この週末は19・20日が連休だった。まだ仕事が忙しくてゆっくり釣りをするのは無理だが,

久しぶりに近場でちょっとだけ竿を出してみた。

18日(土)は夜に知人と酒を飲む約束があったので,美味いビールを飲むために昼間に多少

汗をかいておこうと思って,昼過ぎ(満潮から下げに入る時間帯)に戸崎桟橋へ。ダンゴでチヌを

狙ってみたが,まだ時期が早いらしく魚の反応がない。30分ほどで飽きてきたのでもう帰ろうと

思って仕掛けを回収していたら,巻き上げ中のカラバリにセイゴがヒットした。

セイゴ(46cm)

●クーラーに入れる氷を持参し忘れたので,その場でさばいてすぐ持ち帰った。15分ほどで仕事場に着き,

4分の1は刺身,4分の3は塩焼き用の切り身にして実家へ。ちょうど夕方ヘルパーさんが来てくれるので,

料理はヘルパーさんに任せて冷蔵庫へ入れておいた。自宅に帰ってシャワーを浴び,夕方まで仕事をして

夜は福山駅前の「なべや」でしゃぶしゃぶを食べた。

19日(日)は,前日の酒が残っていたこともあり,午前中は仕事場で雑記帳を書く。

午後は仕事。夕方5時半ごろに出かけて,翌日の釣りのために小さいバケツに半分ほどカキを調達。

そのまま6時ごろにまた戸崎桟橋へ。ここは6時ごろがフェリーの最終便で,この時期はその頃から桟橋に

半夜釣りの人が集まってくる。その中に混じって30分ほどエギでタコを狙ってみたが,反応なし。

自宅に帰って夕飯を作り,夜は溜まっていたDVDを見て過ごす。

●今日の20日(祝)も,基本は仕事。満潮が午後1時ごろなので,その前後を狙って昼ごろに須波港へ。

ここはいつも大勢人が入っているが,今日は暑い時期のせいか釣り人がほとんど入ってなかった。

天気は時々晴れ間がのぞく曇り空で,暑さはそれほどでもない。

●結果を言うと,12時過ぎから1時20分ごろまでかぶせ釣りをやって,7〜8匹の魚が釣れた。

  コブダイ,ギザミ,クジメ

コブダイは最初20cmくらいの小型が連発して,釣れる先からリリース。

写真のは35cmくらい。このあと50cm級を掛けたが,タモ入れ直前にハリスが切れてバラシ。

魚の当たりはけっこうあったので退屈しなかった。今日はヨメの誕生日祝いで外食の予定なので,

釣れた魚は全部リリース。帰りにケーキを買う。あんまり汗はかかなかったが,夜はまたビールだ。

 


 

◆ 5月10日(日) 大島・友浦港波止

 

●きのうは娘夫婦がうちに泊まって,ついでに日曜日をこっちで過ごして帰りたいというので,ムコさんが

前から希望していた釣りに連れて行ってやることにした。朝の8時過ぎに3人で出発して,松永のモスバーガーで

朝食をとり,向かった先は横島・坊地。狙う魚は誰でも釣れる小イワシ。しかし9時ごろ現地に着いてみると,

小イワシ狙いの人は大勢いるが,魚が上がっている様子はない。ちょうどぶちさんが釣りを終えて帰られる

途中で,上からチヌが見えるのにエサを食わないとのこと。たしか去年の今頃も同じような話を聞いた覚えがある。

結局坊地で竿を出すのはやめ,カキでコブダイを釣らせてあげよう,ということに。

●で,しまなみ海道方面へ向かったが,確実にコブダイが釣れそうなところはなかなか思い浮かばない。

フェリーで渡るのも面倒だし,あれこれ考えた末に,何年かぶりに大島の友浦港へ行くことにした。

今日は絶好のドライブ日和で,車を走らせるのは気持ちいい。これで魚の当たりが頻繁にあったら言うことなし。

現地には娘とムコさんと3人で11時ごろ到着。釣り人はまばらだったが,波止の形が変わっていて驚いた。

●以前は写真手前のフラットな部分だけだったが,右斜めに伸びる波返しのある部分が建て増しされていた。

満潮が2時半ごろなので潮は満ちてきているが,フラットな部分は内も外もほとんど流れていない。波返しの

ある方にはチヌ狙いの人が1人,投げ釣りの人が1人。先端が空いていたので,先端の内向きに入った。

ここはもともとコブダイの多い場所なので,かぶせの人が先端であまり竿を出していなければチャンスは大きい。

先端は満ち潮が港内側へけっこう速く流れていて,足元にサシエを落としてもだいぶ横へ流される感じ。

とりあえず魚がいるかどうかを確認するために足元にマキエをして,ライトタックルで第1投。

いきなりコブダイがヒット!2号ハリスを一発で切られたので,予定どおりコブダイ仕様の仕掛けにチェンジ。

30号の磯竿にスピニングリール,4号のフロロを直巻きして伊勢尼10号のハリを直結した仕掛けで,次投。

竿が硬いので竿先では当たりが取れないが,手元にコツコツ来る当たりに合わせると,魚がフッキング。

当然コブダイのつもりで強引に巻き上げる。これは取れそうなサイズ。しかし…見えてきたのはチヌ

しかもかなりの良型。タモ入れして件寸すると,49cmだった。体色が黒っぽいので,居着きだろう。

●このあと1時間近く,ほとんど入れ掛かりというくらいコブダイの当たりがあり,ムコさんも30cm級を

2匹釣り上げた。しかし4号ハリスを切っていくやつもいて,大物は取り込めず。12時を回ったので一旦

休憩することにして,伯方島へ戻り海の駅で昼食。塩ラーメンにタイのフライが載った珍しいメニューがあり,

なかなか美味だった。午後も同じポイントで,何とか大物を1匹釣り上げてもらおうと,4号ハリスのチモトを

ケプラーで補強した仕掛けを使った。当然当たりは少なくなるが,それでもこの仕掛けに3回ヒット。

しかしやはり初心者には力の入れ加減が難しいので,根に突っこまれてラインブレイクの連発。

結局コブダイは最大で40cm弱くらいまでしか釣れなかったが,それ以下のを数尾リリースした。

潮の流れ具合から言って,満ち2〜5分ごろと満潮前後が狙い目じゃないかと思う。

場荒れしてないので,コブダイは大物が狙えるだろう。来年のオフ会はここで釣るかな?

 

 5/10の釣果

 

   ・チヌ 1尾 (49cm)

  ・コブダイ  数尾(25〜35cm級)


 

◆ 5月9日(土) 尾道水道・Gangi屋裏の波止

 

●夜に娘夫婦が夕飯を食べに来ることになっている。ムコさんの誕生日が近いので,誕生祝いをしたいそうだ。

では新鮮な魚でも食わしてやろうか,ということで,朝からの雨が上がった午後に釣りに出かけた。

坊地で小イワシを狙う手もあったが,連休にアイナメが釣れた尾道水道をチョイス。魚種は問わないので,

刺身にできる魚を1匹釣りたい。

●現地にはちょうど午後2時に到着。ほぼ満潮で,潮が止まりかけている。ほかに釣り人はおらず。

小波止の東向き先端近くに入り,足元にカキを砕いて撒いて第1投。すぐに当たりがきて,何かヒット。

コブダイではなさそう…姿が見えてきたのは,予想外のハゲだった。かぶせでハゲを釣ったのは久しぶり。

このハゲは煮付けにして半分ずつ食わしてやろう。あとは,何か刺身用の魚が釣りたい。

●しかしその後潮が完全に止まって当たりもなくなり,30分ほど経過。下げの潮がゆっくり西へ流れ出した

ところで,コブダイの当たりが連発。最初釣れたのはリリースサイズだったが,一応スカリにキープ。

そのあと36cmをキャッチ。これは刺身にできる。さらに,サイズアップしたやつが掛かった。

今日のタックルは1.8mの月光波にチヌジャッカー,道糸2号,ハリス1.7号という小物仕様なので,

足元の岸壁にハリスがこすれたら一発で切られる。懸命に腕を伸ばしてやりとりしてどうにか水面に浮かせ,

落としダモで無事にキャッチ。岸壁を歩いていた通行人がわらわら寄ってきた。サイズは57cmで,コブダイと

しては中型の部類だが,たいていの人はこのサイズでも見たことがないだろう。

●見物に来た人に写真を撮ってもらい,もう十分釣れたので帰り支度を始めたが,地元の常連さんが来て

話し込んだのでちょっと時間オーバー。魚をさばいてクーラーに入れ,駐車場に戻って清算すると500円だった。

ハゲ1匹でもスーパーで買うと500円くらいするので,十分元は取れた。大きいコブダイは帰ってから切り身に

して1つずつラップに包んで冷凍庫へ。娘夫婦が明日買えるときに土産に持たせてやろうと思う。

 5/9の釣果

 

    ・コブダイ  3尾 (〜57cm)

  ・ウマヅラハギ  1尾(31cm)


 

◆ ゴールデンウィーク日記

 

今年の連休は,いろいろあった。特に,最近釣りに行くとトラブルが多いが,今回のが一番…

 

●4月29日(水=祝日)

例年この時期には,どうしてもハゲを食べたい。しかしマキエに寄ってきたやつを上から見ながら

引っ掛けるのが下手なので,1〜2匹なら確実に獲物を確保できそうなところを選んで釣行した。

この日は父の朝食の支度をヘルパーさんに頼み,例年この時期に通う弓削島・上弓削港へ。

6時15分発の始発のフェリーで因島から生名島へ渡り,車を15分ほど走らせて現地に到着。

いつもは岡山方面から来るフカセのチヌ釣りの人が入っているが,この日は誰もいなかった。

波止先端に荷物を運んで,7時前ごろから釣り開始。アミエビを撒いてもハゲの姿は見えず。

柔らかめの万能竿にハゲ用の胴突き仕掛けをセットして底まで落とすが,魚の反応がない。

ハゲの竿はそのままにしてかぶせ釣りの支度をして,とりあえずサシエを投入しておく。

そうこうするうちにハゲっぽい当たりが出始めて,7時20分ごろに1匹目がハリに掛かった。

しかし巻き上げ途中でバラしたので,ギャング仕掛けにチェンジ。置き竿にした竿先に当たりが

出たら,大きく竿をあおって引っ掛ける。集中力が必要なので,かぶせ釣りの竿は放置したまま。

活性は低いがポツポツと当たりが出て,まず1枚キャッチ。30cmオーバーのメスだった。

その後2枚目,3枚目と追加していくが,毎度のことながら腰に響く…

そして,9時前ごろに竿を大きくあおった瞬間,腰に「ピリッ」ときた。

・・・やばい!と思うのと同時に体が反応して,竿を投げ出して波止の上にうつぶせに…

……いたたた………

で,そのまま10分ほど経過。

 

腰痛持ちの人ならわかると思いますが,中腰で前かがみになる(田植えのような)姿勢は,

腰に一番悪いのです。引っ掛けのハゲ釣りはその姿勢をずっと続けるわけで,腰に響くこと

この上ない。今回のはとてもじゃないが釣りができる痛みではない。どうにか起き上がり,

直立姿勢を保ったままでゆっくり歩いて車へ戻り,シートを半分ほど倒して座る。

しばらく休んでから釣り座へ戻ったが,今日はもう釣りはできそうにない。

普段は釣り場で魚をさばくが,この作業の姿勢がまた腰に悪い。獲物の写真を撮ったあと,

簡単にエラだけ外してクーラーに入れ,腰に負担がかからないよう荷物を片付ける。

連休の初日にこんなアクシデントに会うとは…それより,5月5日の結婚式には出れるのか?

4月29日・上弓削港での釣果 : ウマヅラハギ 5匹(27〜32cm)

 

●4月30日(木)

前日は家に帰ってからしばらく休み,ハゲを煮付けにして食べた。美味かったが,腰はまだ痛い。

午前中に近所の整形外科へ行き,マッサージ機などを当ててもらったら,だいぶ楽になった。

午後は仕事と父の食事の支度など。

 

●5月1日(金)

腰は8割方回復して,普通に歩けるようにはなった。

短時間なら釣りもできそうなくらいになったので,父の朝食の準備をした後,そのまま尾道水道

(Gangi屋裏の短い波止)へ行ってみた。この時期狙ってみたいポイントの1つだが,2日・3日は

みなと祭りがあるので駐車は無理。今のうちにということで,満潮前の8時半ごろ到着。

駐車料金が20分100円なので,1時間以内(300円)を目安に竿を出す。

波止には誰もいなかった。真ん中東向きに釣り座を構えて,少しマキエをした後で第1投。

反応なし。3投目にいい当たりがきた。やり取りの途中では魚種はよくわからなかったが,

見えてきたのはアイナメ。今までにここで釣った中では最大くらいのサイズ。

目標は1匹だったので,もうこれで満足。予定通り1時間弱で納竿したが,当たりもこれ1回だった。

見物に来た地元の人の話では,2年ほど前にウミウが現れるようになり魚が減ったらしい。

以前はこの時期はハゲ狙いの人がずらっと並んでいたが。まあ釣り場が空いているのは嬉しい。

帰ってから刺身を作って半分実家へ持って行き,父の昼食に出した。1回の食事量が少ないので

残りは夕飯時に小さな缶ビールを飲みながら食べるという。

5月1日・尾道水道の波止での釣果 : アイナメ 1尾(33cm)

 

●5月2日(土)

ゴールデンウィーク中のノルマがまだ消化できてないので,早朝から職場で仕事。

7時半ごろ朝食の支度に実家へ行くと,父は目まいがして起き上がれないという。

時々こういう症状が起きる。とりあえず果物を少し食べて薬を飲ませ,近所の病院へ

連れて行った。ここで点滴を受けると,たいていその日のうちに体調が回復する。

2時間ほどして病院から仕事場へ電話があり,家へ連れ帰ったらちょうど昼だった。

この日はそのあと仕事場と実家を何度か往復。夕食の支度を済ませた後,6時ごろ

戸崎桟橋へ行って20分ほどかぶせ釣りをやってみたが,魚の反応はなかった。

 

●5月3日(日)

ハゲとアイナメは釣ったので,あとはチヌかな?ということで,横島・坊地へ。

5時過ぎに現地に着くと,ちょうと福山のフクさんも到着したところだった。

波止には既にぶちさん親子がおられたが,この日はハゲは見えないとのこと。

曲がり角の手前で6時40分ごろまでやってみたが,1回も当たりなし。

これでこの日の釣りは終了。このあとは前日と同じく,実家と仕事場を往復した。

父の体調は回復して,2日後の結婚式にはどうにか出られそうだ。

 

●5月4日(月)

実は,連休中のノルマがまだ終わっていない。結婚式にはすっきりした気分で出たい。

仕事は午後になってようやく完了。これで,連休中はもう仕事はやらない。

早速車を飛ばして坊地へ行き,午後3時ごろから竿を出してみたが,まったく魚の気配が

ないので30分ほどで終了。実家へ戻り,食事の介助のヘルパーさんと今後の予定を相談。

家族は全員もう広島へ行っているので一人で夕飯を食べ,溜まっているDVDの一部を見た。

 

●5月5日(火)

朝の7時過ぎに実家へ行き,父の支度。体調は問題ないので,結婚式には行けるという。

迎えに来たタクシーに東京から来た叔父と3人で乗り,8時に出発。下りということもあって

山陽道はわりあい空いていて,1時間20分ほどで西広島の結婚式場に着いた。

式場は五日市の高台にあって,庭へ出ると広島湾が一望できる。

着替えや打ち合わせをして,12時から挙式。新婦の父親は,式場で花嫁を新郎のところまで

エスコートしたり,親族一同を紹介したり,披露宴でビールを注ぎに回ったり,あれこれ忙しい。

教会の中での式が終わると,前の庭でフラワーシャワーを行う(花びらを新郎新婦の両側からかける)。

屋外なので雨が降ると最悪だが,この日は快晴だった。

そのあと1時過ぎごろから披露宴。昔は刺身や天ぷらなど宴会料理が出た記憶があるが,最近は

フレンチのコースが多いらしい(下の写真はその一部)。娘の話では,広島の人は結婚式の料理に

うるさいらしく,フォアグラとステーキのどちらかは出さないと納得しないという。ホンマか?

ウェディングケーキも昔は上だけ本物の大きなハリボテだったが,最近のは後で全部食べられるように

作ってある。ここの披露宴会場は屋外の庭と通じていて,最後の方では庭に置いてあるテーブルに小さく

切り分けたウェディングケーキやスイーツが盛ってあってビュッフェ形式で食べられるようになっている。

新婦側の来賓あいさつは,中学・高校で6年間お世話になった先生にやってもらったが,

先生も「どこまで言うてもええんですかね」と悩んでいた。いろいろご苦労おかけしました。

式と披露宴はまあ予想していた感じのオーソドックスなもので,3時半ごろ無事に終了。

4時半ごろタクシーで式場を出て,6時ごろに帰宅した。帰りもわりあいスムーズだった。

これからは二人は新郎の勤め先の北広島(千代田インター)近くでの生活を始める。

松永からは尾道道−中国自動車道経由で1時間半くらい。余るほど魚が釣れたら,時々

持って行ってやろうと思う。

 

●5月6日(水)

これを書いている今は,6日の午前9時ごろ。今日はこのあと叔父を車で墓参りに連れて行き,

実家で昼食の支度をして,時間があったらちょっとだけ釣りをして,映画を1本見る予定。

この連休はあんまり釣りができなかったが,あと2週間くらいはかぶせ釣りのシーズンなので

週末はどこかで竿を出したい。明日からまた仕事に埋もれるので,今日はゆっくり過ごそうと思う。

 

 

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