★ 釣り日記 (2016年1月〜3月) ★

 

正月休み 1月9日(土)・10日(日) 1月16日(土)・17日(日)

 


 

◆ 1月16日(土) 田島・天神波止 / 17日(日)  三原・須波港

 

●1日中釣りをすることは年中ほとんどないが,冬場は特に「1〜2時間竿を出して,釣れたらラッキー」

というスタイルが多い。この週末も土・日に2時間ずつ釣りをして,それなりの釣果があったのでよかった。

まず16日の土曜日は,昼食をとった後で出発。釣具店で砂虫を300円買い,田島・天神波止へ行った。

狙いは越冬ギス。ここは水深があるせいか12月〜1月ごろにキスがけっこう釣れる。

過去の経験から言うと,干潮と満潮の前後に当たりが多い。

この日は満潮が3時ごろで,満潮前の時間帯を狙った。

●午後1時ごろに現地着。釣り人はおらず。タックルは,チヌ用の2.7m軟調竿にスピニングリール,道糸はPE,

中通しオモリ5号,サルカン,1.5号ハリスを30cmほど,さらに袖針の5号(ハリス0.6号)を直結した1本針仕掛け

キスは当たりがあっても掛からないことが多い。昔試行錯誤をした結果,この仕掛けにたどり着いた。

この釣り場のキスは10〜30m沖くらいで当たることが多いので,遠投は必要ない。

それより群れを散らさないようになるべく着水音が少ない小さいオモリを使うのが大切(だと思う)。

●波止の段差の手前(付け根寄り)で,第1投。20m沖くらいで早速当たりがきて,20cm弱のキスが釣れた。

そのあともう2匹立て続けにヒット。ちょうど群れが寄っている時間帯に当たったらしい。

その後は投入ポイントを変えて散発的ながら当たりが続き,針に乗らないことも多いが,

結局2時間で下の写真の釣果。この時期にしては上出来だった。(ピンギスも釣れたがリリース)

ちなみに一番大きいやつは10mくらい沖でヒットした。今年は暖冬なので,もうしばらく期待できそうな感じ。

ただし相手はキスなので,群れがいなくなると全く当たらない。運がよければ爆釣も…皆さんもどうですか?

 1/16の釣果(天神波止)

 

  ・キス  8尾(18〜24cm)

17日(日)は,コブダイの大きいやつを狙って三原・須波港へ。釣り場に着いたのは7時半ごろ。

さすがにこの時期は釣り人が少ないが,付け根よりには地元の人が何人か入っている。

いつもの釣り座へ荷物を運んで,太めの仕掛けをセット。

最初は様子見でケプラーなしの4号ハリス・伊勢尼10号でスタートした。

干潮は10時ごろだが,潮はいい感じで動いている。しかし手前に寄せてくる潮なので根掛かり連発。

まとめにサシエが着底しても,エサ取りの当たりもない。しかし8時半ごろに初めての当たりがきた。

合わせると,わりに楽に取り込めそうな手ごたえ。

30cm台のコブかな?と思ったが,カキを吐き出しながら上がってきたのはアイナメだった。

産卵後でひょろ長いが,産卵が済んでいるなら持ち帰ってもよかろう,ということで土産は確保。

しかしその後は当たりがなく,時間つぶしにエギングもやってみたが根掛かりでエギを2つロスト。

結局9時半に納竿した。

付け根寄りのフカセがコブダイを釣り上げたが,いらんかと言われたので譲ってもらった。

もらいもののコブダイ(50cm弱)

●持ち帰ったコブダイは切り身にして干し網へ(曇り空なので明日も干す)。アイナメは刺身にした。

今度の週末も,天気と相談しながら釣れそうな時間帯に軽く竿を出そうと思う。

 1/17の釣果(須波港波止)

 

  ・アイナメ  1尾(35cm)


 

◆ 1月9日(土)・10日(日)

 

●この正月はわりあい天気がよく,週末は釣りまじりでのんびり過ごせる。

9日の土曜日は,瀬戸田・名荷港へ。本命はサヨリ。かぶせ釣りでも何か釣りたい。

実家でおじいちゃんの朝食の支度をしてから,現地には8時過ぎに到着。

珍しく釣り人の姿がなかった。満潮が11時ごろでまだ半分ほどしか満ちていないが,

先端のポイントでサヨリを狙う。釣り開始からまもなくして当たりが出て,25cmくらいのが釣れた。

そのあとも当たりはあるが,腕が悪くバラシが多い。結局9時半ごろまでに15尾をキャッチ。

釣れた最長寸は28cmだったが,30cmオーバーも泳いでいる(一番大きいやつをバラした)。

  サヨリ(21〜28cm)  15尾

●夕飯のおかずくらいはキープできたので,次はライトタックルでかぶせ釣りにチェンジ。

潮はいい感じだったが,全く当たりがない。

11時ごろ,試しに足元にサシエを落とすと,魚の反応がある。フグかな?

しかし次投で手ごたえのある魚がヒット。コブダイではなさそうだが…見えてきたのはハゲだった。

こんなんがおるんなら,最初から足元を狙うんじゃった。このあともう1枚掛けたが,水面でバラシ。

その後当たりが遠のいて,12時前に納竿した。とりあえずかぶせがボウズでなくてほっとした。

ウマヅラハギ(32cm)

10日(日)三原・須波港へ。狙いは満潮前後なので,ゆっくり出て9時半ごろ着いた。

満潮まであと2時間くらい。潮は釣りになる感じ。狙うのはコブダイ。前回ハリス切れでバラしているので,

最初から4号ハリスをケプラーで補強した仕掛けを使った。しかし潮の流れ具合で根掛かりが多く,

ケプラーを外してみた。するとすぐ当たりがあったが,根ずれでラインブレイク。

●この釣り場は足元を潮が通す構造になっていて,尾道水道の波止や生名港埋立地の波止に近い。

魚は竿下でヒットするがすぐ根に入ろうとするので,取り込みが難しい。結局このあとバラシが3回

(2回はハリス切れ,1回はハリ外れ)。ケプラーに換えると当たりがなかった。

取り込んだのは下の2匹だけ。まあ食べる分には適当なサイズなので,大きい方だけキープ。

おじいちゃんの昼食の支度があるので11時半に納竿した。まあ,こんなもんかな。

コブダイ(28cm・45cm)


 

◆ 正月休みの釣行

 

●今年の元日(1日)は天気がよかったので,2年ぶりに義兄と蒲刈方面へ釣りに行った。

安佐南区・毘沙門台を朝の5時ごろ出て広島インターから山陽道に乗り,西条IC東の

高屋JCTで東広島呉道路(無料)へ。軽なら高速料金は往復1,200円。

国道に合流したところにある阿賀のかめや釣具に寄り,さらにコンビニで買出し。

それでも最初の目的地・蒲刈の向港Aに着いたのは6時半ごろだった。

桟橋と波止で竿を出してみたが,かぶせ釣りには30cm級コブダイ1尾のみ。

波止外向きでの底カゴのサビキ釣りには小メバルと小タナゴがほぼ入れ食い。

空揚げの用意をしておくよう頼んであるので,食材として全部キープ。

しかし小物ばっかりでも面白くないので,1時間半ほどで場所を移動した。

満潮が午後1時半ごろの小潮で,午前中は満ち潮を釣ることになる。

次の行き先は,例年正月に行く豊島・豊浜港の白灯台の波止。

ここでも1時間半ほど竿を出したが,かぶせにはやはり30cm級のコブダイ1尾だけ。

サビキの方もスズメダイが多く,狙っていたアジ・ハゲ・グレなどは釣れなかった。

ここを10時ごろ出て大崎下島へ渡り,橋を降りて南へ少し行ったところにある波止へ。

ここにはグレ狙いのふかせの人と,前夜から泊まりで竿を出していたウキ釣りの

ハゲ狙いのグループが3人いた。ハゲは多少上がっている様子だったが,入る

スペースがないので次の場所へ(ここは春のチヌは期待できるかも)。

さらに橋を渡って東へ向かい,岡村島・岡村港の先のフラットな波止へ。

ここは下見をしたことがあるが,竿を出したことはない。

  岡村港東の波止

先端は写真の左から右へ速い潮が流れていて,右向きの竿下はいい感じだった。

先端から少し手前の右向きに釣り座を構えて,足元へカキを落としてみると,エサ取りが多い。

立て続けにササノハベラが釣れた。当然キープ。内向きでサビキ釣りをしていた義兄には,

スズメダイに混じってメバルやハゲが掛かっている。大きなハゲも掛かるがバラシが多い。

水深はかなり浅かったが,釣り人があまり入っていないので魚影は濃い感じだった。

釣果の一部。右の写真は義兄がサビキで釣った35cmのウマヅラハギ。

あちこち釣り場を移動したが,どこへ行っても鳥やネコが魚のおこぼれを狙って寄って来る。

この釣り場でも,波止の付け根に戻って釣れた魚をさばいていると,黒い野良ネコが1匹,

10mくらい向こうからこっちをずっと見ている。

小魚はいっぱい釣れたので,1匹放り投げてやると,素早くくわえて遠くへ運んで行った。

さらに魚の処理を続けていると,ネコが2匹に増えていた。

夫婦かな?と思って,小魚を2匹投げてやる。2匹のネコは魚を1匹ずつくわえて立ち去る。

しばらくすると,ネコは5匹に増えていた。しかもこいつらはだんだん近づいてきて,

しまいには魚をさばく手元まで寄ってきてニャーニャー鳴き出した。

結局空揚げ用の小魚のうち20匹ほどを鳥やネコに食わせてやった。

1時過ぎにこの釣り場を出発して,最後に向かった先は下蒲刈島・大地蔵港

1月1日ということで釣り人は誰もいなかった。カップめんと弁当の昼食を取ったあと,

投げでカレイを狙ってみた。しかしナゴヤフグしか釣れず。

かぶせの方は大きなコブダイに1回ハリスを切られたほかは,小さいアイナメが1匹だけ。

イカもやってみたが反応がなく,3時半に納竿した。

この日釣れたのは小魚ばっかりだったが種類は多く,全部で10目釣りだった。

コブダイ・メバル・タナゴ・ササノハベラ・アイナメ・カサゴ・ハゲ・アジ・フグ・スズメダイ

20cmくらいのアイナメ

4時ごろ現地を出て5時半ごろ広島へ帰り,早速調理を開始。

例年1月1日の夜に,ヨメの実家に親戚一同が集まることになっている。

今回は全部で14人が集まり,7時過ぎから夕食。

左は小魚の空揚げ・タコとイカ(釣って冷凍しておいたもの)。右の写真はハゲの刺身。

今年はおせち料理は定番のもの(黒豆・ブリの照り焼き・カズノコなど)だけ作った。

上の娘が作って持ってきたスイーツ。この作業がなかったので今年はずいぶん楽だった。

今年の初釣りは釣果的には空振りだったが,天気がよかったので1日ゆっくり過ごせた。

 

1月2日は午前中に広島から帰ってきて,昼食をはさんでテレビで箱根駅伝を見た。

3が日は仕事をするつもりはないので,夕方の5時ごろに近場の戸崎桟橋へちょこっと釣りに行った。

330円のエギでコウイカを狙うと,1投目でヒット。

胴長17cmのコウイカ

1匹釣れたら満足なので,即さばいて持ち帰った。

夜はおせちの残りを食べて,録画しておいた前日のニューイヤー(実業団)駅伝を見る。

 

1月3日は,朝実家に寄ってから,天気がいいのでまた釣りに行った。

しまなみ方面は帰省の渋滞に引っかかりそうなので,三原・須波港へ。

10時半ごろの干潮をはさんで2時間ほど竿を出した。

結果は,コブダイが3回ヒットしたが取り込めなかった。

最初は小魚の反応があったのでハゲ針を使っていたら,コブダイがヒットして折られた。

2回目はチヌ5号の針を曲げられた。3回目は伊勢尼にしたがハリス(3号)切れ。

今度こそということで4号ハリスをケプラーで補強した仕掛けを使ったら,当たりがなくなった。

場所を休めるために時々港内向きでエギングをやったら,ここでもコウイカが2はい釣れた。

(いつも会う常連さんにプレゼントしたので写真はなし)

バラしたやつが悔しいので,また行ってみようと思う。

1月下旬ごろからは魚があまり釣れないので,それまでにどこかでまともな魚を釣りたい。

 

 

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