★ 釣り日記 (2016年4月〜5月) ★

 

4月9・10日(オフ会) 4月24日(日) ゴールデンウィーク
5月14日(土)・15日(日) 5月22日(日) 5月29日(日)

 


 

◆ 5月29日(日) 大島・友浦港長波止

●今は日曜の昼すぎで,どうにか起き上がってこの日記を書いている。

今日はホンマに救急車を呼ぼうかと思った…

前回行ったときマルハゲが釣れたので,この時期ならもっと数が狙えるんじゃないかと思い,

はるばる大島までまた出かけた。友浦港に朝の5時20分ごろ着くと,左手の長い波止の

付け根にはもう4〜5台の車が停まっていて,何人かが波止の真ん中あたりで竿を出していた。

サビキ,イカ,ふかせなど,いろんな釣り師さんがいる。波止の先端は空いていた。

●まずはマルハゲを狙ってライトタックルのかぶせ釣り。しかし3投しても当たりがない。

10mくらい沖で魚がパチャパチャやっているのが見えたのでアジのサビキ仕掛けを用意し,

釣り始めるとすぐウルメイワシが入れ掛かりになった。ほとんど1回に1匹しか掛からないが,

投入のたびに当たるのでしばらくサビキに専念。1時間ほどで土産には十分すぎるほど釣れた。

かぶせの方は散発的に小魚がつつくだけで,魚の活性が低そう。干潮が9時ごろの小潮なので,

潮の条件もあまりよろしくない。

●かぶせの当たりが少ないので,サビキで釣った魚を記念撮影してさばき始めた。

ここで毎度のトラブルが発生。腰にピリッときた。毎年1回くらいは釣り場でこうなる。

こうなるともうどうしようもなく,全く身動きが取れない。どうにか波返しにもたれて座り,それでも

痛いので寝そべると多少は楽になるが,今度は起き上がれない。車に戻ってシートを適当な角度に

倒して休みたいが,車までは100メートル以上あって,この状態では歩いて戻るのは絶対に無理。

とにかく痛みが多少引くまで…と安静にしていたが,20分ほどたっても立てない。

今回のはちょっとヤバい…最悪,携帯で救急車を呼ぶしかないか…恥ずかしいけど…

その後どうにか立ち上がって,車まで約100mの距離を5分ほどかけて歩いて戻り,

車内で休憩。このまま帰りたいが荷物は波止の先端に残したままなので,その後さらに20分ほど

休んで釣り座に戻り,道具を片付けて(荷物を軽くするために残ったマキエやカキは捨てて),

10時前に帰路に着いた。

サビキ釣りの釣果。ウルメイワシ・マルアジ・サバ(30cm)を合わせて30尾ほど。

かぶせ釣りの釣果。ギザミ2匹とカワハギ(19cm)1匹。さばくのがキツいのでリリースした。

●帰ってから魚を冷蔵庫に入れ,どうにかフトンを敷いて横になり,今に至る。

イスに座ることはできるが,座っていても腰は痛い。夕方まで寝たり起きたりして,台所に

立てればアジの刺身とシメサバを作って,(イワシは明日塩焼きにして)夜はゆっくり休みたい。

前かがみの姿勢を続けるのは,腰痛持ちには禁物。骨身に染みました…


 

◆ 5月22日(日)  弓削島・上弓削港波止

●今年は今のところ例年ほど忙しくはなく,週末に釣りに行くくらいの時間は取れる。

春のシーズンもぼちぼち終盤ということで,最後のチヌ狙いに上弓削港へ行った。

いつものように始発のフェリーで渡り,現地に6時半ごろ到着。先客がいないので

波止先端に入った。満潮は11時ごろの大潮。タックルは2.1mの月光波にバイキング,

道糸2号,ハリス1.7号,ハリはカワハギの10号をチョイス。

●そろそろ小イワシも釣れる時期なので,サビキの竿もセット。足元にマキエをすると

スズメダイが寄って来る。チヌを寄せるために沖目へもアミエビをまき,かぶせ釣りを開始。

しかし全然当たりがない。まだ潮位が低く,潮が手前に寄せてくるので釣りにくい。

8時ごろようやく初めての当たりがあったが,これはコブダイ。ここは足元の敷石の沖は

砂地なので,ライトタックルでも根ずれのレインブレイクはあまりない。無事に取り込んだのは,

まあまあ食べごろサイズの56cmだった。

  コブダイ(56cm)

●しかしその後はまた当たりがなく,暑いので車へ戻って休憩したり,さっき釣れたコブダイを

さばいたりして場所を休ませながら釣りを続けた。満潮が近づいた10時半ごろ,2回目の当たり。

しかしこれもコブダイ。さっきのよりちょっと引きが強く,取り込んで検寸したら60cmだった。

コブダイ(60cm)

その後また当たりがなくなり,結局満潮で潮が止まった11時ごろに納竿。サビキの竿も用意したが,

小イワシは全然おらず。朝の早い時間帯にはハゲが時々浮いてきたが,ギャング仕掛けを用意して

なかったのでどうしようもなかった。ここはもともと当たりは少ないが,今日の潮で当たりが2回しか

ないようでは,春のシーズンは終了した感じ。しかしまだ5月なので,来週もどこかでかぶせ釣りを

やりたい。


 

◆ 5月14日(土)・15日(日)  大島・友浦港(長い波止)ほか

<5月14日(土)>

●仕事の付き合いがある岡山の知人が同僚と一緒に釣りをしたいというので,しまなみ方面の

釣り場へ案内した。ゲスト3人の中にコブダイを釣ってみたいという人がいたので,何とか1匹

釣ってもらえるよう場所を選んで,とりあえず伯方島・有津港で待ち合わせることにした。

暗いうちに家を出て,現地には5時過ぎに到着。投げ釣りとアオリイカ狙いの釣り人が入って

いたが,波止の先端が空いていたのでそこへ入った。ここでかぶせとサビキをやってみたが,

結局かぶせではコブダイのバラシが1回だけ。サビキでは小メバルが数匹。

8時半ごろゲストの3人が合流して,ちょっと竿を出してもらったが魚の反応はほとんどなし。

30分ほどで大島・友浦港へ移動した。

●干潮が11時ごろということで潮の条件が悪く,長い波止の先端でかぶせをやってみたが

ほとんど当たりがない。サビキ仕掛けで釣った人には小アジや小メバルがポツポツ。

昼食をとることにして,吉海町の道の駅(いきいき館)へ海鮮バーベキューを食べに行った。

団体客が大勢入っていて,かなり混雑していた。ここは魚を自分で選んで七輪で焼くシステムで,

定食屋と同じように調子に乗って食材をどんどん皿に載せると1人分が軽く2〜3千円になる。

客単価が高いので相当もうかっているだろう。

昼食後友浦港へ戻り,満ち上がりの潮を狙ってゲストにかぶせ釣りをやってもらった。

80号の船竿に5号ハリスという太仕掛けを使ったが,残念ながらゲストにコブダイを釣り上げて

もらうことはできなかった(魚は何回かヒットしたが,ハリス切れでバラシ)。

天気がいい割には釣り人が少なく,全体的には楽しい休日を過ごしたということになりそうだが,

コブダイの姿をお目にかけることができなかったのが残念だった。

夜は銀わさでSATさん,末原さんと会食。SATさん楽しい話をありがとうございました。

末原さん遠くから来てもらってどうもです。また釣り場で会いましょう。

 

<5月15日(日)>

●上の娘夫婦が釣りに行きたいというので,また大島・友浦港へ行った。

目標はムコさんにコブダイを釣ってもらうこと。きのうの酒が残っているので朝ゆっくり起きて,

北広島から来たムコさんに町内会の溝掃除を手伝ってもらい,8時過ぎに出発。

約1時間で現地に着き,前日と同じく長い波止の先端に入った。

とりあえず魚の反応を見るためにかぶせ釣りをしてみると立て続けに当たりがあり,

マルハゲとタナゴが釣れた。しかしその後当たらなくなり,サビキ釣りにチェンジ。

15〜18cmくらいのマルアジがポツポツ掛かってくる。

潮が下げてきて当たりが遠のいたので,昼食をとるために伯方島の道の駅へ行ったが,

食堂は営業していなかった。スマホで調べた木浦町の料理屋へ行き,寿司定食を食べる。

●午後は友浦港へ戻ってかぶせ釣りをやった。先端の波返し(幅が広い)に乗って外向きの

岸壁すれすれにカキを落とすと頻繁に当たりがあり,フグやコブダイがヒットする。

※デジカメの調子が悪くなりピントがぼけているが,かぶせ釣りの釣果。

マルハゲ・タナゴ・フグ・コブダイ(一番大きいのは55cm)。

あとは何とかムコさんにコブダイを釣ってもらうべく,サポートしながらかぶせ釣りをやってもらった。

時々ヒットするが,やはり初心者にはコブダイとのやりとりは難しく,何回かバラシ。そろそろ帰る

時間なのでラストの一投,ということにした4時ごろ,コブダイがヒット。横でアドバイスしながら

どうにか上げてきて,無事に50cmのコブダイを取り込んだ。

ムコさんが釣った50cmのコブダイ。ピンボケで申し訳ない。

●結局,2日続けての「初心者にコブダイを釣ってもらう」というミッションは,1勝1敗だった。

岡山の皆さん,機会があったらまた一緒に釣りに行きましょう。


 

◆ ゴールデンウィークの釣り日記 (記:5月8日の日曜日)

 

<4月29日(金=祝)>

●朝の5時〜7時ごろに横島・坊地新波止でハゲ・チヌを狙ったが,小さいアイナメ1匹と

コブダイのバラシが1回だけ。

 

<5月1日(日)>

●この時期はどうしてもハゲを釣りたい。満潮が5時半ごろの長潮ということを考えて,向かった先は

因島・宇和部港。ここはどんな魚も満潮の潮止まりごろに当たることが多く,過去の経験ではこの時期

ハゲも狙える。

●ちょうど5時ごろに到着して,南側の波止の先端へ。こちら側は満ちは当て潮になるが,もう満潮で

潮が緩んでいい感じになっている。アミエビを撒いてみるが,ハゲは見えず。胴突き仕掛けにサシアミを

つけて底を狙ってみるが,餌取りもいない。やむなくハゲ用の竿は放置して,かぶせ釣りの竿を準備。

最初はライトタックルで様子を見る。数投後に最初の当たりがあり,コブダイがヒット。これはイカダ竿でも

取り込めるサイズだった。

コブダイ(42cm)

●これで一応土産はキープできたが,相変わらずハゲの反応はない。かぶせの方はコブダイがまた

ヒットしたが,イカダ竿ではまず無理なサイズで2号ハリスが切られた。あわよくばチヌを期待したが,

ひでさんに新しい穂先をもらった「蒲刈石鯛」に竿をチェンジ。スピニングリールに道糸・ハリス4号という

太仕掛けでコブダイと勝負することにした。しかし当たりが出ず。さっき釣れたコブダイをさばいて休憩。

その後しばらくして,ようやく当たりが来た。今度はちょっと大きそう。竿が丈夫なので折れる心配はない。

ひでさんに教わったとおり左の鼠径部に竿尻を当ててやりとりし,どうにか寄せてきた。

タモ入れして取り込み,検寸すると68cm。さほど大きくもないが,久しぶりにこのサイズを釣った。

  コブダイ(68cm)

やっぱりひでさんの竿はすばらしいです。ただ,このあともっと大きいのが掛かったが,腕力で負けて

根に突っこまれてハリス切れ。70台後半くらいか。上手な人なら取り込めとったろうなあ。

●その後下げ潮に変わって当たりが遠のいたので,再度ライトタックルに変え,8時半ごろに

小ぶりのアイナメを1匹キャッチ。これも刺身用にキープ。その後は当たらず,9時過ぎに納竿した。

アイナメ(25cm)

ハゲかチヌが釣れんかなと期待したが,まあコブダイとアイナメでもOK。

蒲刈石鯛があれば80cmもそのうち釣れるかな。腕の力がいるが。

 

<5月3日(火=祝)>

●今日こそハゲを…ということで,向かった先は例年この時期に行く弓削島の上弓削港。

しかし,始発のフェリーで行ったのに波止先端には既に地元の先客がおり,ここは断念。

来た道を戻って,今井の波止へ行った。アオリイカ狙いの先客が帰るところで,入れ替わりに入った。

L字の曲がり角の先まで波返しの上にヒジキが干してあったので,その先で釣った。

本命はハゲだが,もう7時が近くなっているので時間的には厳しいかも。

アミエビを撒くとスズメダイの群れが寄って来る。しかし1匹だけハゲが浮いてきたので,急いで

ギャング仕掛けを用意して引っかけの態勢に。かなり上を泳いでいたので,無事フッキングに成功。

釣ったわけではないが,とにかくこの春の初ハゲを確保した。

ウマヅラハギ(30cmのメス)

しかしその後は上から下までスズメダイだけになり,ハゲの気配はなくなった。

かぶせ釣りの方は足元と沖目を交互に狙い,ちょうど満潮ごろだったのでコブダイが何度か当たった。

しかしこの日はイカダ竿しか持参しなかったので,全部ハリスを切られてバラシ。8時を過ぎた頃から

当たらなくなり,結局9時過ぎに撤収した。帰りに生名港の埋立地に寄ってみると,カキでコブダイを

専門に狙っている釣り人がおり,何と78cmのコブダイを釣り上げていた。竿はかなり長かった。

ここは魚が足元へ潜るので取り込みはかなり難しいが,地元の人が「この人は上手じゃけえ」と

言っていたので,ここの常連さんだろう。

 

<5月4日(水=祝)>

●北広島に住んでいる上の娘夫婦が泊りがけで遊びに来たので,釣りに連れて行ってやった。

魚を調達しといてやるからおまえらはゆっくり起きてこい,と伝えて,オヤジは早朝に出発。

向かった先は大島・友浦港。前回の状況からして昼飯用のイワシは釣れるだろうと予想したが…

5時過ぎに現地に着くと,かなりの強風が吹いている。既にフカセのグレ狙いの人が1人と

波止付け根の護岸では車を横付けして3人グループがサビキ釣りをしていた。

見るとイワシが時々掛かっているようなので,先日入った波止先端に荷物を運び,

サビキの仕掛けを用意した。風は強いが,釣りができないほどでもない。

しかしサビキには反応がなく,アミエビを撒いてもスズメダイもあまり浮いてこない。

結局満潮過ぎの9時半ごろまで釣ったがサビキには魚は釣れず,かぶせで下の釣果のみ。

●8時を過ぎるころからは正面から突風が吹いてきて,風に向かうと目も開けていられない。

もともとはこの波止の上にテーブルを出して昼食を食べるつもりだったが,体感で風速が

15mくらいありそうな状況なので,ここは撤収して風裏を探すことにした。

続いて向かった先は,伯方島の有津・矢崎の波止。しかしここも右から猛烈な風が吹いている。

ムコさんに何か釣らせてやりたいのでサビキで魚の反応を見ると,ちょうど群れが寄っていたのか

イワシが入れ食いになった。風で飛ばされたりして取り込み率が悪かったが,どうにか食材を確保。

20cmまでのウルメイワシを10匹ほど

●10時半ごろ二人が合流したが,とにかくテーブルを出せる風の弱い場所へ行くのが先決なので,

もうここしかあるまい,という感じで,大島へ戻り余所国港へ。ここは波止が東向きで,付け根の背後は

山なので風が弱いはず。予想したとおり,風は多少あるがテーブルを出すことはできる。

波止には先客が一人いたが,何も釣れていなかった。着いたのが11時ごろなので,まずは昼食の支度。

イワシは塩焼きに。コブダイは塩たたきに,小さいがホゴも刺身にした。フグはノーコメントということで。

ウルメイワシ(=生のメザシ)の塩焼き                    コブダイの塩たたき

エブリィで買った1kgで千円ちょっとのステーキ    娘夫婦

●昼食後,この波止で少し釣り。当たりがないので因島へ戻ってカフェで休憩し,宇和部で竿を出したがノーヒット。

何とかムコさんに1匹でも魚を釣らしてやりたかったが,干潮が3時ごろ,しかもどこへ行っても強風という

悪条件では致し方なし。今度はもっと条件のいい日に連れて行ってやりたい。

夕飯は,仕事を終えた家族二人も合流して,5人で福山で外食した。

いけの飯店へ行きたかったが既に予約が一杯だったので,駅近くのアーケードの中にある創作居酒屋・肴蔵へ。

http://www.sousaisyuzen-sakagura.com/sakagura/shop/shop.htm

ここは肉がメインで値段は平均よりちょっと高いが,福山の皆さんにはお勧めです。

 

<5月5日(木=祝)>

●朝の5時ごろから9時ごろまで横島・坊地で釣ったが,1回も当たりなし。ぶちさん・鉄平さん・コウマさんに会った。

天気はよかったが連日の早起きでさすがに疲れたので,昼寝をしたりしてだらだら過ごした。

 

<5月7日(土)>

●この連休は釣りに行く時間は十分あったが釣果的には不完全燃焼なので,今度こそということで弓削島・上弓削港へ。

始発のフェリーで渡り現地に着いたのが6時半過ぎ。釣り人は誰もいなかったので,定員1名の波止先端に入った。

時期的にも潮(満潮が11時ごろの大潮)的にもベストで,曇天無風の好条件。これで釣れんかったら諦めもつく。

●釣り座に着いてすぐ,足元にアミエビを撒く。魚の姿は見えない。時々マキエをしながら,かぶせ釣りの竿もセット。

1.8mの月光波にチヌジャッカー,道糸2号,ハリス2号,チヌバリ5号。ここは潮の流れが一定でなく,最初は当て潮だった。

第1投でいきなりヒット。魚の引きはチヌっぽい。しかし,巻き上げ途中で痛恨のバラシ。まだチャンスはありそうだったが,

足元を見るとハゲが1匹浮いてきている。どちらを優先するか迷ったが,やっぱりこの時期はハゲが食いたい。

ギャング仕掛けで上から見ながら引っ掛ける。まだ朝が早いので活性が高く,見えていた1匹はすんなり引っ掛かった。

マキエを撒きながら次の魚が浮いてくるのを待ち,7時半ごろに2枚目をキャッチ。しかしその後,ハゲの姿は見えなくなった。

●かぶせの方は時合いが過ぎたのか,全く当たりなし。置き竿にしてマキエを足元に大量に撒くと,コノシロの群れが来た。

すぐ足元に群れているので,ギャング仕掛けでなんぼでも引っ掛けられる。食べる文だけキープしてコノシロ釣りは終了。

ハゲは見えず置き竿にも当たりがないので,時間つぶしにコノシロをさばき,9時ごろからまじめにかぶせ釣りを再開。

そして9時半ごろ,待望の当たりが来た。ここは沖目は砂地なので,コブダイはめったに当たらない。当たりがあれば

たいていはチヌ(またはフグ)。数は期待できないが,型のいいのが釣れる。このとき掛かった魚はかなり手ごたえがあり,

チヌジャッカーから糸がじりじり出ていく。寄せてくると,50cmくらいありそうな良型のチヌだった。

タモ入れして検寸すると,大台にわずか届かず49cm。メインターゲットのハゲとチヌを両方確保できた。

チヌ(49cm) (見物に来た人に撮ってもらった)

●しかしその後は,また当たりが全くない時間帯が続く。この波止の先端は釣り座の正面に払いだす潮で釣れる

ことが多く,満ちの間は時々その潮になる(逆に手前に寄せてくる流れになる時間帯もある)。

下げ始めはたいてい沖へ向けていい潮が流れる。満潮の潮止まりから下げ潮が動き出した11時過ぎ,久々の当たり。

合わせると魚は乗ったが,チヌの引きとは違って足元の岸壁へ突っこんでくる。コブダイともちょっと違うような…

足元から引き上げるような感じでリールを巻いてくると,見えてきたのは大きなカレイだった。

ここではかぶせでキスやサンバソウを釣ったこともあるが,カレイは初めて。しかもサイズは34.5cmの良型だった。

●結局,かぶせ釣りでは3回当たりがあっただけで,3打数2安打(バラシ1回)。その2本がホームラン,という感じ。

この春はなかなか釣果に恵まれなかったが,連休の最後に納得のいく釣果が得られて満足した。

チヌ(49cm),マコガレイ(34.5cm),ウマヅラハゲ(31cmメス・26cmメス) (コノシロは写真なし)

●きのうの土曜日の夕食は,こんな感じ。

ハゲの煮付け・チヌの刺身・コノシロの塩焼きと酢締め・肉じゃが・モヤシの巣ごもり卵。

刺身の付け合せは,毎年春に神戸のヤスさんから送っていただく鳴門産塩蔵ワカメ。

●カレイは今日刺身にするが,結構量が多そうなので半分は昆布締めにしようと思う。

チヌは残った身を今日塩焼きにする予定だったが,福山のたかさんから釣りたてのイワナを

いただいたのでそちらを塩焼きにし,チヌの残りは冷凍庫へ。たかさんありがとうございます。

今年はゴールデンウィーク前に仕事があらかた片付いていたので,ゆっくり過ごせた。

今日は午後映画館へ「ロクヨン」を見に行って,夕飯はカレイとイワナをいただいて,

明日から始まる仕事に備えてゆっくり休みたい。皆さんの連休はいかがでしたか?


 

◆ 4月24日(日) 大島・友浦港右手波止

 

●今日はしんどかった。釣りをした正味の時間が6時間半ほど。最後の最後にようやく1匹釣れた。

今日はもともと仕事で付き合いのある人と一緒に釣りに行く予定だったが,先方の都合で延期になった。

かぶせ釣りがやってみたいというので,釣り座がフラットでコブダイが多そうな大島・友浦へ連れて

行くつもりだった。その下見も兼ねて,そろそろハゲが狙えるんじゃないかと早起きして友浦へ。

●現地には5時過ぎごろ到着。左手の長い波止にはもう数人の釣り人が入っていた。

先日のオフ会の2日目に行った右手の波止は空いていたので,波止の先端へ入った。

本命はハゲとチヌ。この時期にここで本格的に釣りをしたことがないので,今日は昼ごろの満潮まで

粘ることに決めていた。ちょうど釣りができるくらいの明るさになるころ,まずサビキの仕掛けをセット。

サシアミを付けて,底カゴのウキ仕掛けで5mほど沖へ投入してみた。

ハゲが活動していればサシエがなくなるはず。続いてもう1本竿を出し,胴突き仕掛けにオキアミを

つけて足元へ落としておく。

●サビキの方にはすぐ当たりがあり,小メバルがヒット。その後タナゴやらフグやらが掛かるが,

ハゲの気配はない。しばらくして,塩焼きサイズのイワシがヒット。斑点がないのでウルメイワシだろう。

サビキにサシエをつけるとスズメダイが寄って来るので,素バリでタナを浅くして遠投すると,時々

群れが回ってきて2連,3連で掛かってくる。マキエが切れるまでやって,十分な数を確保した。

ウルメイワシ(16〜20cm) 16尾

●これで土産はできたが,ハゲの気配は全くなし。ライトタックルのかぶせ釣りにチェンジした。

コブダイが連発するようなら,ひでさんの「蒲刈石鯛」を使う。しかし今日は潮がほとんど流れず,

風も弱いのでほとんどベタなぎ状態。雰囲気的に魚が動いていそうな感じではなく,実際当たりもない。

足元ではたまにフグがつつくのとリリースサイズのコブダイが1匹釣れただけ。

沖目はさらに魚がおらず,結局1回も当たらなかった。

●車へ戻って休憩しながら,10時ごろイワシをさばき,小魚は記念撮影してほぼリリース。

 

その後はかぶせ釣りに専念したが当たりがなく,そろそろ帰り支度をしようかという11時40分ごろ,

足元で初めてまともな当たりがきた。引きからしてチヌっぽい。今日はずっとハリス1.7号に

カワハギ9号の針を結んでいたので,無理をせず慎重にやりとりしてタモ入れ。

これが今年の初チヌだった。全然釣れそうな気配がなかっただけに,1匹でもめっちゃ嬉しい。

状況から考えて出会い頭っぽく,その後10分ほど続けたが当たりがなかったので納竿。

チヌ(40cmのメス)

●今日はほかにもチヌ狙いのフカセの人が数人入っていたが,誰も上げている様子はなかった。

チヌの数が少ない場所なのかまだ最盛期になっていないのかはわからないが,潮の感じからすると

爆釣というのは難しいかも。機会があれば5月にもう一度狙ってみたい。


 

◆ 4月9日(土)〜10日(日) オフ会報告

 

●参加者の皆さん,お疲れ様でした。今年のオフ会も無事終了し,楽しい時を過ごさせていただきました。

皆さんのそれぞれの行動や釣果は各自のご報告にお任せするとして,私目線でオフ会報告を。

4月9日(土)は,あれこれ迷った末に生名島方面へ行くことにした。満潮は12時ごろの大きい潮。

フェリーに乗る前に,因島・宇和部港で,空が明るくなる5時半ごろから30分ほど竿を出した。

1回だけ当たりがあって22cmのアイナメをキャッチしたが,小さいのでリリース。

●6時15分(始発)のフェリーで生名島へ渡り,まず立石港で竿出し。

30分ほどやったが当たりがなく,生名港の左手の長い波止へ移動した。

7時半ごろから釣りを始めたが,最初は潮の流れが悪く当たりなし。

休憩しながら満ち潮の流れがよくなるのを待ち,10時ごろから当たりが出始めた。

最初は2.1mのイカダ竿のライトタックルでやったが,コブダイに1回切られたので太仕掛けにチェンジ。

ひでさんから送ってもらった新しい穂先をセットした「蒲刈石鯛」(ひでさんの手作り竿)にスピニング,

道糸・ハリス3号,軸の長い小鯛14号の仕掛けを使った。しかしその後当たりが減って,しばらくして

当たったのは40cmのコブダイ

このサイズならイカダ竿で十分じゃん,ということでそっちに変えると,今度は大型がヒットしてバラシ。

満潮が近づいてチヌに色気を出してそのままの竿を使ったが,その後3回ほど切られてギブアップ。

ハラミのチヌは狙える釣り場だがまだちょっと時期が早そうなので,11時20分ごろ撤収した。

コブダイは誰かが持ってくるだろうと予想してリリース。刺身サイズのアイナメが釣りたかったが残念。

●フェリーで因島へ戻り,集合場所の瀬戸田・名荷港へ12時過ぎに到着。朝から釣っておられた

能登原のyさんによると,この日は潮は悪くなかったが当たりがないとのこと。ちょうど満潮ごろなので

先端近くで30分ほど竿を出してみたが,当たりがないのでここも移動。

再度因島・宇和部港へ行って30分竿出し。潮はよかったが当たりがなく,1時半に納竿した。

このあと,しまなみ海道を戻っていったん家へ帰った。

先日91歳の誕生日を迎えた一人暮らしの父の様子を見に行く日課のため。

最近は気候がいいので体調もよく,庭仕事をしていた。

この時点では,最悪の場合晩の宴会の肴が何もないという可能性もあったため,

ハローズでヤキソバの材料とウインナ,箸休め用の野菜を購入。

野菜は自宅で下ごしらえをして,居間でカープの試合を見ながらちょっと休憩。

4時過ぎに瀬戸田へ再び出発した。

●30分ほどで名荷に到着すると,みんなで食べるのに十分な魚が集まっていた。

ハイライトは何と言っても,これ。

★ショウ君がこの日蒲刈・向Bで釣った48cmのイシダイ

さらに,コブダイ・アイナメ・チヌも。

30cmのアイナメ。神辺のてっちゃんが伯方島・有津でキャッチ。ほかにコブダイも。

夕方5時ごろから参加のぶちさんが釣ったこの日唯一のチヌ(30cm弱くらい)

夕暮れが近づく名荷港

●5時半ごろから食事の準備を開始して,暗くなった7時過ぎごろ会食を開始。

今回夜の部への参加者は,能登原のyさん・福山のフクさん・ぶちさん・

神辺のてっちゃん・末原さん・ショウ君・私の7人でした。

2年前のオフ会で俊介くんが作った「チヌの塩たたき」のコブダイバージョン。

コブダイの切り身に塩を振って網で焼いて(ホルモンみたいに脂が出る)切ったもの。これはイケますね。

 

イシダイとチヌの刺身。カサゴも入ってましたか?

右はアイナメの刺身。腸もゆでて食べられる。ワカメは能登原のyさんが現地調達したもの。

真ん中はダイコン・キュウリ・セロリを塩こんぶであえたもの。

●皆さんの釣りの話は,それぞれにこだわりがあって大変面白かったです。

神辺のてっちゃんからはタケノコ,末原さんからはイシダイ用仕掛け(ヒラメ針にケプラーを結んだもの),

能登原のyさんからはワカメ,ショウ君からは蒲刈で釣ったコブダイをいただきました。皆さんどうもです。

ところで,休憩所横の自販機の前にはアキカンとペットボトルのゴミ箱があるが,その周りに

生ゴミや食べ物の包装紙が散乱していた。花見帰りに弁当のゴミを捨てていった,という感じ。

たいへん見苦しいので片付けて持ち帰りましたが,この休憩所はサイクリストなど大勢の人が

立ち寄る場所なので,こういうマナーの悪いことはやめてほしいですね。

宴会は10時ごろお開きとなり,食器などを片付けて車で帰宅。

仕事場でもらったコブダイをさばき,洗い物をして,家へ帰って風呂に入って寝たのが11時半ごろ。

●明けて10日(日曜日)は,6時半ごろ家を出て,7時過ぎに名荷に到着。

竿を出していたぶちさんと末原さんにあいさつ。

写真が小さいですが,右が末原さん。真ん中からやや先端寄りがぶちさん。

先端近くに入ってしばらくやってみたものの当たりがなく,8時前ごろに場所を変えることに。

この時間までにぶちさんが釣ってないということは,この日も状況は厳しいと予想したため。

しかし名荷が釣れてないとなると,どこへ行ってもダメな気も…

●結局伯方島をぐるっと一周してから大島へ行き,友浦港へ。

長い波止の先端には先客がいたので,右手の短い波止へ9時ごろ入った。

向こうに見えるのが長い波止の先端(先客は帰った後)

ここで竿を出すのは初めてだったが,釣り場の形が記憶と違っていた。

波返しがもっと狭いかと思ったら,波止先端にはフラットな広いスペースがあり,

家族連れがテーブルを出すのにちょうどよさそうな感じ。

潮は予想より緩く,ほとんど流れていない。

とりあえずライトタックルで足元にサシエを落とすと,フグが釣れた。

次に遠投したが,当たりがない。そこでまた足元を狙うと,リリースサイズのコブダイがヒット。

小魚でも当たりがあった方が楽しいので足元メインで攻めたが,ヒットするコブダイのサイズが

だんだん大きくなってラインブレイクの連発。そこでゴツイ仕掛けに変えると,時合いが過ぎたのか

当たりがパタッと止まった。潮の流れは悪いものの,もうちょっと暖かくなればチヌも狙えるんじゃ

ないかという雰囲気はある。しばらく当たりがないのでいったん竿を置き,隣の志津見港へ様子見に

行って見た。しかしここは波止入り口にロープが張ってあり「釣り禁止」と書いてある。

いつから釣り禁止になったのか知らないが,貴重な釣り場が1つ減ったのは残念。

友浦港へ戻り,さっきの釣り座で再開。

11時半ごろ,足元でアイナメが釣れた。

30cmのアイナメ

結局キープしたのはこれ1匹で,沖目は全く当たりがなかったが,今月中にもう1回行ってみたい。

潮が流れる時間帯ならチヌも期待できるんじゃないかと思う。

このあと1時ごろ名荷へ帰って末原さんに聞いたところ,ぶちさんが大きなチヌを釣って帰ったとのこと。

詳しくは皆さんのレポートをお待ちしています。

 

 

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