★ 釣り日記 (2017年1月〜3月) ★

 

1月2日(月)・3日(火) 2月26日(日) 3月18日(土)
3月25日(土)    

 


 

◆ 3月25日(土) 生口島・垂水港

●今年のチヌは期待できそうなので,あちこちで竿を出してみようと思っている。

今日は満潮(午前9時半ごろ)前がチャンスと予想して,瀬戸田・垂水港へ行った。

2週間前に試釣したときは全く当たりがなかったが,雰囲気的には釣れそうな気がする。

いつものように実家へ寄ってからしまなみ方面へ向かい,7時45分ごろ名荷港の前を通り過ぎた。

かぶせ釣りらしい人が数人入っていたので後で立ち寄ることにして,そのまま垂水へ。

今日はサイクリング大会のようなイベントがあるらしく,サンセットビーチは車や自転車で混雑していた。

その先の垂水港へ行くと,釣り人の姿はなし。8時ごろ荷物を降ろし,海水浴場に接したL字波止の角へ。

●ここは満ち潮が左へ向けて流れる。その潮に乗せて,サシエを角から左斜め前方10mほどに着底させる。

水深はわりと浅いので,潮が低い時間帯はあまり期待できない。釣り始めた時点ではいい感じで流れていた。

沖はたぶん砂地に近い感じなので,根掛かりはない。

2週間前には全く魚の気配がなかったので,今日は集魚用にオキアミを足元に撒きながら釣った。

水深が浅いので魚が警戒しないように姿勢をなるべく低くして,波返しの手前に腰を降ろす感じで当たりを待つ。

しばらくやってみたが反応がないので,時々休憩しながら投入を繰り返す。

●ちょうど9時ごろ,ゆっくり落としていたサシエが着底する前に小さな当たりがあった。しかし食い込まず。

そのまま着底させて本当たりを待つと,何度かの小さい当たりの後で一気に竿先を持って行くような当たりが。

間違いなくフッキングしているパターンなので,バラシのないようゆっくり寄せて来る。

狙いどおりにチヌ(40cm)が釣れたので嬉しい。

その後また当たりがなく,しばらく場所を休ませて再開した9時半ごろ,2回目の当たり。

さっきのより小ぶりだが,2枚目のチヌが釣れた。

その後満ち潮が止まり,大きなナゴヤフグが1匹釣れただけ。10時に納竿した。

ほぼ2時間の釣りでチヌの当たりは2回しかなかったが,

「釣れるかな?どうかな?」と思いながら入った釣り場できっちり釣れたので,気分がいい。

これから暖かくなってくれば,もっと釣果が期待できるだろう。なお,ここのベストポイントは定員1名です。

帰りに名荷へ寄ったら,やはりチヌは好調に釣れていました。

チヌ(40cm・34cm)


 

◆ 3月18日(土) 生口島・名荷港

●先週のぶちさんの釣果を見て,今日は名荷港へ行った。

結果を言うと,久しぶりに名荷でチヌが釣れたのでうれしい。

朝の7時ごろ実家へ行っておじいちゃんの朝食を用意し,ついで昼食の支度もしておいた。

そのあと海でカキを調達。仕事場へ戻って,やり残した仕事をして宅急便に出してから出発。

連休前には「休みの間にやっといて」という仕事がたいてい入るのが,フリーライターの辛いところだ。

名荷港には10時前ごろ到着した。満潮は午後2時ごろで,満ちの潮が流れ始めている。

波止真ん中あたりにフカセの人が1人。手前の一番釣りやすそうなあたりに入った。

●タックルは1.8mの月光波にチヌジャッカー,道糸2.5号,ハリス2号,ハリはチヌ5号。

マキエをしてサシエを投入すると,早速当たりがあってリリースサイズのカサゴが釣れた。

しばらくして手ごたえのある魚が掛かったが,途中でバラシ。チヌかも?

しかしその後当たりがなくなったので,車でローソンまで行ってちょっと早い昼食をとった。

再開したのが11時40分ごろ。12時前に当たりがあり,魚がフッキング。

チヌか?と思ったが,途中から引きがコブダイっぽくなった。45cmのコブダイだった。

今日は夕方実家にヘルパーさんが来るので,いつもお世話になっているお礼に何か土産を…と思って来た。

去年コブダイの干物をあげたらたいそう喜んでくれたので,ヘルパーさんに渡す魚は確保した。

●12時半ごろ,今度はチヌっぽい当たりがあり,バレるなよ〜と願いながらリールを巻く。

無事取り込み完了。サイズは大したことないが,ホンマに久しぶりに名荷でチヌが釣れた。

そのちょっと前に,隣のフカセの人にも同くらいのサイズのチヌが釣れていた。

見物に来た人の話では,左手の護岸でフカセをしていた人にも50cm近いチヌが釣れていたそうだ。

このあたりから見物人が入れ替わり立ち替わり来た。1匹本命が釣れたのでまったり話しながら釣る。

1時ごろ,目の前に小イワシの大群が現われた。

明らかに何かの魚に追われている様子で,水面でバチャバチャはねている。

もしかしてヒラメ?これは狙わん手はない。車へ戻ってエギングの竿を出す。

メタルジグでしばらくやってみたが,魚の反応はなし。イワシの群れもいなくなった。

サビキで生きたイワシを釣って泳がせかぶっこみをやったら,大物が掛かるかも。

●満潮が近づいて潮が緩み,かぶせも釣れそうな雰囲気になった。

再開してすぐの1時半ごろ,竿を引ったくるような当たりでチヌがヒット。

さっきと同サイズくらい。そのあと空振りが1回,カサゴっぽい小さい当たりが数回。

集中して釣ったらもう1〜2枚追加できた感じもするが,ヘルパーさんと実家への土産も

できて,自分で食べる分も確保できたので満足。2時に納竿した。

今年の名荷は期待できそうです。皆さんもぜひ。

あと,先週の垂水でも会った井原のマサさんに十数年ぶりくらいに会いました。

あの頃が懐かしい…皆さん,お元気でしょうか。

チヌ(37cm・38cm),コブダイ(45cm)


 

◆ 2月26日(日) 大三島・宮浦港

●正月以降,公私ともにいろいろあって,ほとんど釣りに行かなかった

冬の寒さも峠を越して今日は天気もまずまずのようなので,きのう久しぶりに海でカキを調達した。

今日の行き先は名荷も考えたが,まだちょっと時期が早いので,アイナメ狙いで宮浦へ行った。

目標は刺身が取れるサイズのを1匹。それ以上は望まないし,望んでも釣れないだろう。

●7時ごろに現地に到着。曇り空で,風はほとんどない。満潮は尾道港が11時過ぎ。

ここはほとんど潮が流れないが,着いた時間帯は護岸の正面沖へゆっくり払い出す潮が流れていた。

今がチャンスということで急いで仕掛けを作る。1.8mの竿に1.7号ハリス,針はチヌ4号のライトタックル。

コブダイはいない釣り場なので,1本を置き竿にして足元に投入し,もう1本竿を出して沖目を狙った。

何投目かに沖目に投入した竿に当たりがきて,アイナメがヒット。ちょっと小さいが刺身は取れる。

サシエを飲み込んでいたので,活性は高いかも…と思ったが,その後は全く当たりなし。

ここは車を横付けして釣りができるので,2本の竿をそのまま置き竿にして,車で休憩しながら釣った。

釣りをしていた時間より,車の中で新聞や本を読んでいる時間の方が長かった。

●8時半ごろに足元の竿に1回だけ当たりがあり,ナゴヤフグが釣れた。

しかしその後は潮が全く動かず,結局10時半ごろに納竿。当たりは2回だけだった。

だいたい予想したとおりだったが,まあ1匹釣れただけよし。

機会があれば4月ごろにもう1回来てみたい。

キープしたアイナメは29cm。針を飲み込んでいたのでスカリの中で死んでいた。


 

◆ 1月2日(月) 蒲刈方面 / 3日(火) 生名島・立石港ほか

●今年の初釣りは1月2日蒲刈へ。

広島の義兄と向港で落ち合うことになっている。1時間半ほどの道のりで7時前ごろ向港に到着。

Bが空いていればイシダイ狙いで入りたかったが,先客が2人入っていた。

Aの桟橋でメバルを狙っている人がいたので様子を聞いてみると,「食わん」とのこと。

満潮は昼ごろだが満ちの潮が流れ出しているので,Aでかぶせ釣りをやってみた。

外向きと内向きを交互に攻めたがほとんど魚の反応がなく,20cm弱のマルハゲが1匹釣れただけ。

8時ごろ義兄が到着したのを機に撤収。丸谷港へ移動した。

先端近くに先客が2人いた。手前の内向きでサビキをやってみたが反応なし。

今日は神辺のてっちゃんに教えてもらったミニ反転カゴ釣りをメインに考えているので,

かぶせはやらずにカゴ釣りの仕掛けをセット。最初は要領がつかめず,タナ取りや投入に苦労した。

ここで1時間ほどやってみたが,潮が流れずオキアミのエサも残ったままなので,見切りをつけて移動。

次の行き先は大崎下島の橋を折りた近くの波止。

最初南側の波止へ行ったが釣り人が多く竿が出せないので,北側の波止へ。

イカやアジを狙っている人が2,3人いた。時刻は10時半ごろで,だいぶ潮が高くなっている。

波止の先端へ行ってみたが,満ちの潮がガンガン流れていて

釣りになりそうにない。

義兄はオキアミをエサにしてのべ竿でメバルを狙い,20cm近いのを含めポツポツ上げている。

波止の付け根寄りの外向きはあまり潮が流れていないので,ここでもミニ反転カゴをやってみた。

結果を言うと,まともな魚が4回掛かったが,1匹も取り込めなかった

1匹目は引きがチヌっぽかったが,もうすぐ姿が見えそうなところでハリが外れてバラシ。

2匹目は大きなメスのウマヅラハギだったが,タモ入れ寸前でハリス(1.2号)切れ。

回収するとハリスがザラザラになっていた。歯で切られたらしい。

3回目は超大物で,磯竿では上がりそうにない感じだった。魚に主導権を握られてラインブレイク。

サシエはネリエ(生ミック)だったが,掛かったのはコブダイかも。

同じやつにまた切られるのはシャクなので,このスタイルの釣りでは普通ありえない2号ハリスにチェンジ。

そうしたらまた掛かった。今度こそ!と強引にリールを巻こうとしたが,魚が横に走って,隣で釣っていた

地元の釣り人と体が交錯してやり取りができず,根に潜られてしまった。これもエサは生ミックだった。

結局昼食もとらずに2時半ごろまで粘ったが,その後は小メバルなど雑魚が掛かったのみ。

途中,大きなトラブルがあった。この日は風が強く,波返しの上に置いていたクーラーが風にあおられて

海へ落ちそうになった。あわてて手で押さえたが,蓋が開いて上のケースに置いていた仕掛けやらが

バラバラ飛んで海へ落ちた。何をロストしたのか見えなかったが,後で確認するとデジカメがない!

クーラーが傾いた拍子に,中に入れておいたデジカメも落ちたらしい。

一番安い機種だが,正月早々えらい目にあった。

1月3日。明日から仕事モードに入るので,まともな釣りはしばらくお預けになる。

きのうの初釣りでは結局持ち帰った魚がゼロだったので,今釣れるものを釣るべく生名島へ。

始発のフェリーは案外空いていた。島へ渡ってすぐの立石港へ。イカ狙いの2人組がいたがすぐ帰り,

波止には誰もいなくなった。空はまだ暗い。今日のメインはコウイカ。

この時期にここで釣ればまずボウズはないと予想したが,しばらくエギを投げても反応がない。

完全に夜が明けてからようやく散発的に当たりが出始めて,結局8時半までに6ぱいキャッチ。

立石港で釣れた胴長14〜15cmのコウイカ。デジカメがないので携帯カメラで撮影。

持ち帰って処理すると台所が真っ黒になるので,釣り場でさばいた。

このあと生名港へ移動。カレイ狙いの2人組がずらっと投げ竿を出していたが,釣れてはいなかった。

港内向きでミニ反転カゴをやってみたが,オキアミのエサもほとんど残るほど魚の活性が低く,

チャリコが1匹釣れただけ。11時のフェリーで帰った。

これからしばらくは,仕事の合間に近場で1〜2時間竿を出すような釣りしかできない。

2〜3月はどこも厳しい時期ですが,皆さんのお便りをお待ちしています。

 

 

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