★ 釣り日記 (2017年4月〜5月) ★

 

4月1日(土) 4月2日(日) 4月9日(日)
4月15日(土)・16日(日)

〈オフ会〉

4月23日(日) ゴールデンウィーク
5月13日(土)・14日(日) 5月21日(日)  

 


 

◆ 5月21日(日) 三原・須波港

●暦的にはそろそろ春のかぶせ釣りの終期が近い。今日は潮も小さいし,先週に続いて近場の須波へ行った。

ここは潮が速いので,沖目を狙うなら潮止まりがチャンスになる。今日は尾道港の満潮が午前6:50の若潮。

この時期なら5時からでも釣りができるが,潮加減を考えて6時ごろ釣り場に着いた。

波止にはかなり人が入っていて,イカ・タコ・小イワシ・ハゲなどを狙っていたが,小イワシがたまに釣れている程度。

先週と同じポイントに入り,外向きにサシエをなるべく遠投する釣り方をした。

●予想どおり最初のうちは潮が速く,サシエが手前に戻って来て釣れそうな感じがしない。

そのうちだんだん潮が緩んできて,6時40分ごろコブダイがヒット。しかしライトタックルのためハリス切れでバラシ。

ハリスを1.7号から2号にチェンジして再開。7時ごろ,今度はチヌの当たり。

コブダイはコツッ!と強い当たりが来ることが多いが,チヌはフワフワの当たりが多い。

無事に取り込み成功。まだ産卵を終えていないメスだった。

●このあと小ぶりのコブダイを1匹取り込み,大型を1匹バラシ。

8時を回ってからは下げの潮が流れ出して釣れそうな感じがなくなったが,サシエを使い切って9時ごろ終了。

ここは今月一杯くらいはかぶせ釣りでチヌが狙えそうな感じがするが,満潮前後以外は釣りにくいのが難点か。

なお,釣れたチヌとコブダイは持ち帰って干物にしてみた。味の報告はまた後日。

チヌ(41cm)・コブダイ(37cm)


 

◆ 5月13日(土) 横島・坊地港 / 14日(日) 三原・須波港

●田島・天神波止に大勢のかぶせ釣り師が入っていた頃から,内海方面は連休の次の週末ごろが春のピークだった。

しかしこの週末は,土曜日は朝から雨,日曜日は町内会の清掃行事が入っていた。

●それでも釣りには行きたい。カキがないので土曜日の昼間の釣りはあきらめて,夕方を狙った。

13日(土)の夕方にカキを軽く調達して,横島・坊地にちょうど5時ごろ到着。

これから1時間ほど釣って,晩のおかずを調達できたらベスト。

干潮前で,潮はそれなりに流れている。小イワシ狙いの家族連れは好調に釣り上げていた。

小イワシなら釣れそうだったが,せっかくなのでカキで勝負。

釣りを開始して数投目に当たりがあった。しかしコブダイ(ハリス切れ)。

その後当たりがなかったが,5時40分ごろに手ごたえのある魚がヒット。

最初はチヌかと思ったが,底へ突っ込むパワーが強い。

上がってきたのは,十分刺身が取れるカレイだった。

6時まで釣る予定だったが,帰って刺身を作る時間を考えてすぐに納竿。

夜に刺身を食べたが,やっぱり自分で釣って食う魚の刺身としてはカレイが一番美味い。

坊地の小イワシはいつでも釣れそうなので,これからは家族連れが増えるだろう。

マコガレイ(31.5cm)〈坊地港〉

●今日の14日(日)は,町内会の清掃が朝の7時過ぎごろからある。

しかし連休以降早起きのくせがついているので,朝まずめを狙ってまた坊地へ行ってみた。

ちょうど5時ごろ着いたが,もうかなり人が入っている。

波止の曲がり角の手前ではダンゴのチヌ狙いの人が入っていたので,ちょうど曲がり角のあたりで釣った。

結果は,6時半まで釣ってコブダイのバラシ(ハリス切れ)が1回だけ。

ただ,1時間半のうち半分くらいはイカダ竿を握っていなかった。

6時前ごろにお母さんと小学生低学年くらいの男の子の2人連れが,短い竿を持って釣りに来た。

旅行で近所の旅館に泊まっているそうだ。しかし,その竿と仕掛けじゃ釣れんじゃろ…

まわりでは小イワシ狙いの人たちがどんどん魚を釣り上げている。

あの中の誰かが,この子に,ちょっと竿を貸してやりゃええのに…と思ったが,誰もその気配はない。

親子が気の毒になって,車へ戻って小イワシ用の竿と仕掛けを持って来てやった。

仕掛けを作って,「これで釣ってみ」と親子に長い竿を渡す。男の子にすぐ小イワシが釣れた。

旅行で来ているので魚は持ち帰れないとお母さんが言うので,2人が釣った10匹ほどの小イワシをもらった。

6時半ごろにタイムリミットになったので貸した竿を片付けたが,2人はまだ釣りたそうだった。

で,仕掛けとウキは2人にやることにして,持っていた短い竿にセットしてやり,釣り場を後にした。

この時間帯まではまだ満ち潮が動いていなかったが,昼の満潮ごろまで粘れば何かの魚は釣れただろう。

●7時過ぎに自宅へ帰り,家族で溝の掃除。腰にくる。終わった後しばらく休んで,また釣りに出発。

今度の行き先は,尾道水道・Gangi屋裏の波止。現地には9時20ごろ到着。

波止には小イワシ狙いの釣り人が2人いたが,まだ上がっていなかった。

まだ潮位が低い。手前の東向きでカキを2回投げたところで,岸近くに浮かんでいるウミウを発見。

そいつが目の前の海中へ猛スピードで潜っていく。あー,こりゃダメだ。で,即撤収。

駐車料金100円がもったいなかった。

●やむなく釣り場を変えることになり,向かったのは三原・須波港

10時前ごろ着くと,近くで小学校の運動会をやっていて車がびっしり停まっていた。

どうにかスペースを見つけて駐車し,波止へ。釣り人はポツポツだが,背中から吹いてくる風が強い。

今日はいつもとは違うスタイルを試してみた。

いつもの釣り座より波止の付け根に寄った方で,サシエを遠投してチヌを狙う。

しかし満潮が12時半ごろなので,まだ満ち潮が右方向へけっこう速く流れている。

この潮じゃ無理か…案の定しばらく当たりがなく,多少流れが緩んだところでコブダイのバラシが1回。

その後だんだん横に流れる潮が落ち着いてきて,釣り座の正面沖あたりにサシエが着底するようになった。

11時前,いかにもチヌの当たり。けっこう引きが強い。釣れ上がったのは40cmオーバーのメスだった。

ただ,外観は麦わらチヌのような感じ。腹をさばくと,小さくなった卵が出てきた。産卵期を逃したらしい。

狙いどおりにチヌが釣れたので,これで満足してすぐ納竿。1時間で当たりが出て1枚釣れたので,

満潮まで粘ればもっと釣れたかも。またチャンスがあれば,今度はじっくり狙ってみたい。

チヌ(41cm)〈須波港〉

 

 

 


 

◆ ゴールデンウィークの日記

● 例年この時期は連休明けに提出する仕事があちこちから来るので,釣りと仕事を半々くらいの割合でする。

今年の連休は家族はそれぞれ別行動の予定なので,釣りをする時間は十分あった。

問題は釣り場。家族連れに囲まれて釣ったり,早朝から場所取りをしたりするのはできれば避けたい。

なるべくゆっくり竿が出せる場所を求めて,あちこちへ行ってみた。

■4月29日(祝)

●実家に寄ってから朝の8時前ごろに瀬戸田・名荷港へ。ぶちさんとてっちゃんが竿を出していたが,強風が吹いていた。

波止先端近くで,半分くらいは車で休憩しながら満潮の12時半ごろまでやってみたが,キープした魚はゼロ。

ぶちさんにチヌを2匹分けてもらった。ぶちさんありがとうございます。

■5月3日(祝)

●どうしてもハゲが釣りたいので,伯方島・有津港へもう1回行ってみた。しかしやっぱりハゲはおらず。

朝の5時過ぎから1時間ほど粘ったが,小メバルしか釣れなかった。

●あきらめて大島・友浦港へ移動。連休の初日だというのに,釣り人が全くいない。

よほど魚が釣れてないのか?・・・左手の波止先端で7時半ごろから釣り開始。

干潮は10時半ごろ。潮が小さいのであまり動いていない。少し沖へ払い出す感じの潮が時々流れる。

まず足元でハゲを狙ってみたが,スズメダイしか寄ってこないので断念。

かぶせ釣りにチェンジして沖目を攻めたが,まるで当たりがない。

そのまままったり時間が過ぎて,9時半ごろにちょっと潮が動き出したところで初の当たり。

しかし針が外れてバラシ。次投にまた当たって,今度はフッキング。チヌが1枚釣れた。

しかしその後はまた当たりがなくなり,足元でフグなどの小魚が時々つつく程度。10時半に納竿した。

ここは潮が小さい日はあまりよくないようだ。

チヌ(40cm)・ギザミ(24cm)〈友浦港〉

■5月4日(祝)

●それでは福山方面はどうか?ということで,早朝を狙って横島・坊地港へ。

5時ごろ着いたが,波止にはもう大勢の人が入っていた。曲がり角の先で竿を出した。

この連休中ずっと,1.8mの竿に1.7号ハリス・チヌバリ5号の仕掛けを使った。

坊地はこの時期ハゲ狙いの人が多いが,この日はほとんど上がっていなかった(全員で1〜2匹くらい)。

末原さんが来た頃から風も吹いてきて,ハゲ狙いもかぶせも当たりが全くないので7時半に納竿。

●昼間は,こんな天気の下で釣りをしたら真っ赤に日焼けするんじゃないかという快晴の空を眺めながら,

部屋で仕事。ラジオの野球中継が面白くて(結局カープが8対7で勝ち),仕事はあまりはかどらず。

日が陰った夕方,尾道水道・Gangi屋裏で竿を出してみようと現地まで行ったが,観光客が一杯で駐車場も満杯。

仕方なく向島・干汐港へ行った。ここもファミリーで一杯で,どうにか空いていた左手の波止の付け根近くへ。

満潮前後の夕方5時〜6時ごろの1時間ほど竿を出し,1回だけ当たりがあってコブダイをキャッチ。

食べごろサイズだったが,持ち帰ってさばくのは時間的に面倒なので,写真撮影後にリリースした。

コブダイ(57cm)〈干汐港〉

■5月5日(祝)

●神辺のてっちゃんが前日に因島・宇和部港でミニ反転カゴでハゲを4枚上げたという情報が見たが,

この日は島へ渡ると決めていた。始発のフェリーまでの時間,宇和部港で竿出し。

まだ薄暗い朝の5時ごろに南の護岸に到着。アミエビを撒いて反応を見るが,ハゲは浮いてこない。

胴突き仕掛けに変えてもサシエに明確な反応がないので,時間つぶしにかぶせもやってみた。

そうしたら数投目にチヌがヒット。5時半ごろだった。サイズは45cmとまずまず。

フェリーの時間があるので写真撮影後にすぐ魚をさばいてクーラーに入れ,後片付け。

その途中でハゲの竿に反応があり,フッキング。しかし水面でバラシ!30cmくらいのメスだった。残念!

このままここで釣る選択肢もあったが,6時に移動してフェリーで生名島へ渡った。

チヌ(45cm)〈宇和部港〉

●フェリーを降りて弓削島・上弓削港へ行ったが,残念ながら波止先端には先客がいた。

すぐに引き返し,第2候補の釣り場として考えていた生名島・立石港へ。ここも珍しく釣り人が入っていなかった。

波止の曲がり角の先に荷物を置き,7時ごろから釣り開始。狙いは当然ハゲ。

満潮からの下げ潮が動き出した時間帯で活性が高いかと期待したが,しばらくは魚の反応なし。

7時半ごろに明確な当たりがあり,メスのハゲが釣れた。やれやれ。

その後はフグが活発にエサを取り出して,ハゲらしい当たりはなし。

フグだらけの感じになったのでかぶせ釣りにチェンジすると,すぐコブダイがヒット。

このあとチヌっぽいのも1回掛けたが,針が外れてバラシ。

当たりが遠のいた8時半に,移動することにした。

ウマヅラハギ(29cm),コブダイ(34cm)〈立石港〉

※フグはたぶんコモンフグとショウサイフグ(上から3番目)かと。

●次の行き先は佐島・佐島港。ここは釣り人が大勢入っていて,フカセの人が何枚かチヌを上げていた。

高い波返しの上からならかぶせでもチヌが狙えそうだが,本命はハゲなので港内向きで反応を探った。

サシエはかじられるが,竿先に当たりが出ないのでハゲではなさそう。30分ほどでまた移動。

●今度は生名島・生名港埋立地の小波止。護岸に大勢の人が入っており,スカリが降りているのでチヌも釣れている様子。

懐かしいマサさんポイントで釣ってみた。ここは下げ潮は足元の岸壁に当たってくるが,この潮のときがチャンス。

残ったアミエビを撒いて足元をカキで狙うが,全く魚の反応がない。小魚くらいいてもよさそうだが…

しかし10時ごろに初の当たり。魚との距離が近いので手ごたえは十分。またチヌが釣れた。

土産はもうチヌ・ハゲ・コブダイがクーラーに入っているので,近くにいた家族連れにプレゼント。

すぐに納竿して,10時20分ごろのフェリーで因島へ帰った。

チヌ(36cm)〈生名港〉

■5月7日(日)

●連休最後の日曜日。毎年連休中に一度は行く弓削島・上弓削港へ向かった。

2日前は先客がいたが,今日は誰もいなかったので波止先端へ。

満潮は9時前ごろの中潮で,条件は悪くない。釣り開始は6時40分ごろ。

とにかくハゲを釣りたいので,とりあえず胴突きの仕掛けをセット。

魚の反応があれば下にギャング仕掛けを取り付ける。

●アミエビを撒いてもハゲの姿は見えないので,底付近を狙う。

魚の反応はあるが,スズメダイかクサフグっぽい。

しばらく辛抱の時間帯が続いたが,7時20分ごろに時合いがきた。

仕掛けを上げたとき,サシエがきれいになくなっているのはハゲ,残っているのはフグ。

このときはサシエがなくなったので,竿先で当たりを取ってギャングで引っ掛けるスタイルにチェンジ。

今日使った仕掛け。自作のエダス(3本)の下に小型のギャングをセットしたもの。

市販のショートハリスの胴突きハゲ仕掛け(3本針)の針と針の間を詰めたものでもOK。

結局8時半ごろまでにハゲを4枚引っ掛けた。

満潮で潮が止まるとフグだらけになったので,かぶせ釣りもやってみたが反応なし。

10時ごろに納竿した。

ハゲもチヌも釣って食えたし,満足できる連休だった。

 

ウマヅラハギ(左の2匹はメス=28cm・31cm/右の2匹はオス=32cm・33cm)〈上弓削港〉


 

◆ 4月23日(日) 伯方島・有津港 / 大島・友浦港

●今日は瀬戸田か因島へ行くつもりだったが,きのうスーパーの魚売り場にハゲが並んでいるのを見て,

無性にハゲが食いたくなった。で,先週地元の人がギャングで1匹上げていた伯方島・有津へ行った。

朝はなるべく早い方がいいので,5時過ぎに現地に到着。ちょうど夜が明けるいいタイミング。

しかし先週とは潮が逆で(満潮が8時ごろ),矢崎の波止の先端の灯台付近は速い潮が流れていた。

先端近くでは釣りができそうにないので手前でオキアミの胴突きをやってみたが,ハゲの気配はない。

煮付けサイズ(24cm)のタナゴが1匹釣れただけだった。6時ごろにあきらめて撤収。

●次の行き先は,ゴールデンウィークの下見を兼ねて,隣の大島・友浦港

去年はサビキでウルメイワシがよく釣れたが…左右の波止にはメバリングの若者が数人いるだけで,

サビキ釣りの人は入っていない。あれこれ荷物を持って,左手の長い波止の先端へ。

ここでも最初にハゲがいるか探ってみたが,足元には魚はおらず。

続いてサビキ仕掛けをセットして,ウキをつけて15mほど沖へ投入。こちらも反応無し。

軽でも往復2千円以上かかる釣り場まで来て手土産がないのも寂しいので,7時ごろからかぶせ釣りを開始した。

ここは沖目を狙ったことがあまりなかったが,潮は流れているので沖で勝負してみた(足元はコブダイが多い)。

●満ち潮は沖から寄せてくるので,上の写真の左の波返し(幅は広い)の上に乗って,左斜め沖へサシエを流す。

名荷の波止の角くらいの流れがある。釣り始めた頃は満潮の1時間ほど前で,潮が緩みかけていい感じ。

開始から20分ほどして,沖でチヌがヒット。狙い通りに釣れたので嬉しい。

このあと8時ごろに満潮でいったん潮が止まり,8時半ごろから下げ潮が波止先端からまっすぐ沖へ流れ出した。

この潮なら波返しから降りて竿が出せるので釣りやすい。

下げ初めにチヌのバラシが1回あったが,その後はたまにコブダイとフグが当たるだけだった。

しかし,マルハゲが1匹掛かった。今日の本命はウマヅラだったが,食えるサイズなのでこのマルハゲはキープ。

まともな魚が釣れそうな気配がなくなった10時過ぎに納竿した。

今日は結局タナゴ・マルハゲを煮付け用にキープ。

チヌはリリースして,代わりにコブダイを1匹持ち帰った(ぶちさんに教えてもらった刺身を作りたいので)。

ウマヅラは改めて狙いたいが,サビキで魚が釣れないとなるとファミリーフィッシングの行き場所に迷う。

連休ごろには小イワシが釣れてくれるとありがたいが。

チヌ(38cm)・コブダイ(36cm)2匹・カワハギ(19cm)


 

◆ 4月15日(土)〜16日(日) オフ会報告

〜今年のオフ会も無事終わりました。参加者の皆さん,ありがとうございました。

以下は私の報告です〜

●15日(土)は,干潮が午前7時半ごろ,満潮が午後1時ごろ。

干潮前後の潮の緩い時間帯を狙って,まず因島・宇和部港の南側の波止先端へ。

現地に着いたのは6時前ごろで,6時ごろから釣りを開始。

潮はほとんど止まっていて,この時点では風もあまり吹いてなく,釣りやすかった。

ここはコブダイが多いので,ひでさんからもらった竿にバイキング・2号ハリス・チヌバリ5号でスタート。

開始まもなくで40cm級のコブダイがヒットした。一応スカリにキープ。

その後しばらく当たりがなく,7時ごろサイズアップのコブダイがヒット。

竿の強度は全く問題ないが,体力勝負になると息切れする。どうにか干物サイズを取り込んだ。

そろそろ満ち潮が動き出すか…という時間帯になった7時半ごろ,本命のチヌが釣れた。

その直後に潮が横へ流れ出したので撤収。

宇和部港での釣果(コブダイ57cmと39cm,チヌ40cm)

●このあと土生港を通り過ぎて鹿老渡のフェリー乗り場へ行ってみた。

しかし潮の流れが悪いので竿を出さずに移動。

次の行き先は小用港。8時半ごろからL字の波止の角で釣り始めたが,右から強風が吹いてくる。

潮は左向きに流れているので背中から風を受ける感じになるが,過去の経験ではこの潮はよくない。

予想どおり全く当たりがなく,風も強いので9時半ごろ撤収した。

●生口島へ渡り,垂水港へ。風裏になるかと思ったが全く逆で,正面から風が吹いてくる。

結局ここでも1時間ほどやって,フグが2匹釣れたのみ。

コンビニで弁当を買って食べ,名荷へ行ってみた。かぶせ釣りの人は誰もいない。

波止先端近くでちょっと竿を出してみたが,ここも風が強く釣りにならないのですぐ撤収。

また因島へ戻って朝と同じ場所で30分ほどやったが,やはり当たりがないので2時ごろ納竿。

●いったんしまなみ海道経由で仕事場へ戻り,魚をさばく作業を開始した頃に大雨が降り出した。

魚はたぶん誰かが調達して来るだろうから,今回はチヌは実家へ持って行った。

コブダイは切り身にして自宅の物干しに網を吊るして干す。その後ハローズで買い出し。

現地で作るより腰の負担が少ないので自宅の台所で食材を下ごしらえして,また名荷へ。

●現地では6時過ぎごろから食事の準備。

食事の支度をするぶちさんと鉄平さん。手前のフライパンはやきそば,右手はチヌの鍋(てっちゃん提供)。

ぶちさんの釣ったコブダイとチヌの刺身。右下は現地調達したワカメ。

※ぶちさん流のコブダイの刺身は大変美味でした。ポイントは,エンガワに当たる部分をばっさり切り落として

サク取りし,キッチンペーパーで包んでおくこと。こうするとキッチンペーパーがコブダイの身の水気を吸って,

臭みも取れるそうです。

夕食の風景。左から鴨方のユノさん・神辺のてっちゃん・ぶちさん・能登原のyさん・末原さん・鉄平さん。

●新鮮な刺身を食べながら,釣りの情報交換。参加者の皆さんの当日の行動と釣果については,レポートを待ってます。

●翌日の16日(日)は天気が最高で,朝の6時半ごろから伯方島・有津(矢崎の波止)→大三島・瀬戸港と回って

11時ごろまで釣ったものの,釣果はコブダイのみ。潮はいかにも釣れそうな感じがしたが…残念。

有津で釣った42cmのコブダイ

●改めて,参加者の皆さんお疲れ様でした。また忘年会でお会いしましょう!


 

◆ 4月9日(日)横島・坊地波止

●きのうの土曜日は,朝の8時過ぎから満潮をはさんで10時半ごろまで名荷港の左の護岸の角で竿を出してみた。

こちら側は右手の波止ほど魚影が濃くないが,今年はチヌが多そうなのでいけるんじゃないかと期待した。

しかし空振り。コブダイに2回切られただけだった。

途中で雨も降ってきてあまりカキを使わなかったので,半分くらい余った。

●その残ったカキを持って,今日の日曜日は坊地へ。

まだちょっと時期が早いが,潮が大きいのでチヌが1枚くらいは釣れるかもということで。

朝の6時ごろに現地到着。もう半分明るくなっている。もうちょっと早く来るべきだったか。

護岸寄りに浮き桟橋が係留してあった。どこかへ運ぶために一時的に置いてあるらしい。

その下にチヌが隠れている可能性があるので,曲がり角手前の釣り座から桟橋方向へ投げてみることにした。

●活性が低いことが予想されるので,まずオキアミを足元に少し撒く。

満潮が10時ごろで,満ち上がりの潮が左方向へいい感じに流れている。

カキを砕いて竿下〜沖へ撒き,第1投。

タックルは1.8mの竿にチヌジャッカー,道糸3号,ハリス1.7号,チヌバリ5号。

開始から10分ほどして,3mほど沖で当たり。真下以外の当たりはほぼチヌ。

足元に潜られるかもしれないので多少強引にやりとりして,無事タモ入れ。

狙いどおり1枚釣れた。しかしその後は足元も沖目も当たりなし。

潮はわりと流れていていい感じだったが,朝一番の時合いだけがワンチャンスだった。

途中で雨が降ってきて車で休憩したりしながら9時までやったが,気配がないので終了。

これから水温が上がってくると,今年こそは坊地のチヌも期待できるかもしれない。

チヌ(39cm)


 

◆ 4月2日(日) 因島・宇和部港

●きのうのカキが余っているので,今日もちょっと釣りに行ってみた。

オフ会の下見も兼ねて,行き先は因島の宇和部(南側の波止の先端)。

今年はチヌが多そうなので,ここでも狙えるかと期待した。

現地には6時過ぎに到着。干潮(8時半ごろ)前の潮を狙う。

●ここは満ち潮は対岸の波止から寄せてくるように流れる。下げの潮は逆方向に流れることが多いが,

今日はもうほとんど止まっていて,上の写真の左手方向へ多少流れている程度。

釣り座の正面へ向けて流れる潮なら釣りやすいが,この潮だと左手の沖へサシエを投げることになる。

そうすると波返しの手前に立ち上がって釣る感じになり,立ちっぱなしだと腰がしんどい。

●開始早々に当たりがあって30cmくらいのコブダイが釣れたがリリース。

その後,コブダイに4回切られた。

タックルはきのうと同じチヌ仕様だったが,ひでさんの竿を使っていたら全部取り込めたくらいのサイズだった。

潮が完全に止まりかけた8時20分ごろ,沖目で魚がヒット。またコブかと思ったら,今度はチヌだった。

結局満ちの潮が流れ出す9時過ぎまで釣ってチヌ1尾の釣果だったが,狙い通り釣れたので満足。

オフ会の土曜日の朝はここで釣るのもいいかも。

チヌ(40cm)

●魚をさばいて家に帰り,昼は家族で山陽道の福山SA(下道から入れる)にあるドッグランへ飼い犬を連れて行った。

うちの犬はドッグランは初めてのせいか,飼い主の近くを離れようとしない。

ほかの犬が怖いようなので,30分ほどで切り上げて連れ帰った。

●そのあと,ほか弁を買って5人で尾道の千光寺公園へ花見に行った。

来週は満開で人出が多そうなので,まだほとんど咲いていない今日を選んだが,

それでも駐車場はほぼ満杯で大勢の観光客が来ていた。

●帰ってから一夜干しにしておいたコブダイを取り込むと,ちょうどいい按配になっていた。

半分は娘夫婦に渡して,残りは冷蔵庫へ。明日焼いて食べる。

うちの近所の桜はまだ全然咲いていないが,来週は見ごろだろう。


 

◆ 4月1日(土) 生口島・名荷港

●3月30日(木)に,上の娘のムコさんが山陰へジギングに行った獲物を持ってきてくれた。

うちへ届いたのは50〜60cm級のハマチ3尾と,右の写真の魚。マハタかな?

これらを主に刺身と竜田揚げで食べた(残ったのは切り身にして冷凍)。

ハマチはあっさりした感じで,新鮮な分だけスーパーで買う刺身とは歯ごたえが全然違う。

ハタは刺身を作ろうとしたら身がぐにゃっとした感じで(コブダイに似ている),どうかな?と思ったが,

食べてみたら美味。それと,アラの煮付けが最高だった。

●3月31日(金)は月末の金曜日ということで,仕事が忙しかった。

世間ではプレミアムフライデーとか言っているが,この日に早退したサラリーマンはどのくらいいたろうか。

まあ自営業者には関係ないが。

仕事を済ませて帰宅してテレビをつけると,雨で中止かと思っていたカープの開幕戦をやっていた。

しかし1−7のボロ負けだったので,そのまま消して明日の釣りの準備。

で,4月1日(土)は,時期的に他の場所は早そうなので名荷港へ。

実家へ寄ってから海へカキを調達に行き,名荷港に着いたのが8時40分ごろ。

釣り人は意外と少なく1人だけ。その1人が末原さんで,早朝から竿を出しているが風が強かったとのこと。

この頃には風は収まっていた。今日は波止先端の手前7〜8mほどのところで竿を出した。

●満潮は午後1時過ぎごろで,満ちの潮がかなり速く流れている。

この釣り座はサシエの着底ポイントを一定させるのが難しい。

左から払い出す本流に乗るとはるか沖まで流されるし,その流れから外れすぎるとサシエが手前に戻って来る。

潮の流れ方も一定ではないので,サシエの重さや投入ポイントを変えながら,なるべく釣り座の正面沖へ着底するようコントロールする。

チヌ狙いのライトタックル(1.8mの竿にハリス2号・チヌバリ5号)をセットして,とりあえず足元に少しオキアミを撒く。

活性が低ければオキアミを撒きながら釣ろうと思ったが,潮が速くマキエが拡散しそうなのでやめた。

第2投で当たりがあり,コブダイがヒット。大したサイズではないが竿が柔らかいのでなかなか寄ってこない。

どうにか寄せて取り込み成功。

コブダイ(56cm)

●それからしばらくしてチヌがヒット。その30分後くらいにもう1枚。この時点でまだ10時前だったので,

今日はかなり釣れるか?と期待したが,その後は掛けても立て続けにバラしてしまい追加できず。

40cmくらいのコブダイが釣れたので,チヌ1匹を添えて,隣に入って来た親子連れにプレゼントした。

12時過ぎごろから潮がいい感じになったが,当たりが遠のいて1時ごろ終了。

キープした魚はコブダイ1・チヌ2だったが,ほかにコブダイとチヌのバラシがそれぞれ3〜4回ずつあった。

今年のチヌの活性を考えると,先端近くのこのポイントでも十分釣れるだろう。

オフ会では誰かここで釣ってみては?

チヌ(36cm・38cm)

※下の写真は,帰りがけに撮影した末原さんの釣果。30cm級のマダイが釣れていた。ほかにウマヅラも1尾。

●帰ってから早速チヌは刺身に。コブダイは切り身にして網に入れて今干している。

今日は晴れて風も強いので,明日の昼まで干しておけばいい感じの干物ができるだろう。

 

 

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