★ 釣り日記 (2018年1月〜3月) ★

 

1月1日(祝) 2月18日(日) 月3日(土)
3月18日(日) 3月31日(土)  

 


 

◆ 3月31日(土) 因島・宇和部港

●明日は釣り場が混み合いそうなので,今日魚を調達に宇和部へ行った。

夜に娘夫婦が孫を連れてくるので,目標はチヌ1匹とコブダイ1匹。

午後は風が強いという予報なので,コブダイを昼ごろ物干しに干しておけば夜には焼いて食べられるだろう。

本当はきのうムコさんが山陰へ船釣りに行って魚を持って来るはずだったが,シケで中止になったそうだ。

●2週間前と同じ大きい潮なので(満潮は11時ごろ),期待して現地に6時ちょっと前に到着。

ちょうど釣りができる明るさになっているので,前回と同じ場所,同じタックルで釣りを開始した。

しかし最初のうちは潮の流れが悪く,サシエの着底位置が一定しない。

7時ごろから30分に1回くらいのペースで当たりが出始めたが,5回ヒットして取り込んだのはコブダイ1匹。

残りの4回のうち1回はコブダイにハリスを切られ,あとの3回はチヌのバラシ。

今度はバレるなよ〜と思いながら慎重にやりとりしても,同じように途中でバレてしまう。

そうこうするうちに,立って釣っていたので腰が痛くなって,しばらく車で休憩。

その間ほとんどずっと,見物人が入れ替わり立ち代り見に来る。

そして全員口をそろえて,「先週,かぶせの人(ぶちさんのこと)が大きいのをえっと釣っとったでー」と言う。

そのぶちさんポイントには今日は途中からフカセの人が入って,帰るまでに30cmちょっとのチヌを1枚上げていた。

●結局その後はどうなったかと言うと,再開した9時ごろにようやく4度目の正直でチヌを取り込んだ。

その後いい感じの潮になったが,もうちょっとで取れそうなコブダイのバラシが1回あっただけ。

2週間前に比べて明らかに活性が低かったので,これ以上粘っても無理と判断して満潮を待たずに10時半前に納竿した。

今日カキもフカセのマキエも入っているので,明日は期待できると思います。皆さん頑張ってください。

ちなみにここで2回釣った印象では,名荷と同じでヒットポイントにうまくサシエが着底するかどうかが問題です。

潮が悪い時間帯は場所を休める方がいいかもしれません。

私は今日は目標を達成したので一応満足です。コブダイは今干物になりつつあります。しかし腰が痛い…

チヌ(40cm),コブダイ(41cm)


 

◆ 3月18日(日) 因島・宇和部港ほか

●ゆうべ家族に「日曜の晩はチヌの刺身を食わしてやる」と言ってある。

今日はぶちさんが名荷港で釣りをするはずなので,ぶちさんにチヌを分けてもらえば食材は確保できる…

ということで朝の6時ごろに名荷へ行き,ぶちさんに「釣れたら分けてください」と言っておいた(実際にすぐ釣れた)。

皆さん頑張ってくださいと挨拶して島を半分回り,荻の波止へ行ってみた。

釣り人が誰もいなかったのでここで釣ろうかとも思ったが,直後に能登原のYさんが来られたので場所を譲り,

大三島方面へ向かおうか…と思ったがその前に垂水港で竿を出してみた。

まだ潮が低く,1時間近くやっても当たりがないので撤収。

結局大三島へは行かずに,因島へ戻って宇和部港へ。

●着いたのは8時前ごろ(満潮は昼ごろ)。釣り人はおらず。

南側の波止の付け根の護岸のカドから,満ち潮がガンガン流れている。その本流の際を狙う。

タックルは1.8mの月光波にチヌジャッカー,ハリス2号,チヌバリ5号。

この時期は魚の活性を上げるために,アミエビやオキアミを撒きながら釣る。

潮の流れは釣れそうな雰囲気。開始してまもなく魚がヒット。

チヌっぽい感じもしたが,40cm級のコブダイだった。干物用にキープ。

今年はまだチヌを釣ってないので,1枚釣りたい。

8時半ごろ,チヌっぽい当たりがあったが空振り。次投でフッキング。今度はチヌだった。

サイズは36cmだが,今年の初物なのでうれしい。これで刺身用の魚も確保できた。

●今日はわりと魚の活性が高く,その後も散発的に当たりがあった。

しかしチヌばかりではないようで,フグも釣れてくる。

見物人と話しながら釣っていた9時半ごろに2枚目。その20分くらい後に3枚目。

このまま続ければもっと釣れそうだったが,いったん釣りを中断して名荷へ行った。

向こうが釣れてないようなら「こっちで釣りませんか」と誘うため。

荻のyさんに電話したら,向こうでも釣れたとのこと(詳しくはyさんのレポートで)。

名荷では思ったほどには釣れていなかった。

このあと宇和部へ戻り,名荷から移動して来た福山のフクさん・神辺のてっちゃんと並んで少し釣った。

今日は満ち5分ごろに当たりが多かったが,フクさんにも1枚上がったのでけっこう魚影は濃そう。

名荷に釣り人が多いときはこっちで竿を出せば釣果が期待できる。

新しい釣り場を1つ開拓できて,いい一日だった。

チヌ3尾(36〜41cm),コブダイ1尾(39cm)

●コブダイは,下の写真のように切込みを入れてから3枚におろし,干物にした。

コブダイの干物は,身も皮もたいへんおいしい。

チヌも同じように干物にできればいいんだが,残念ながらチヌの干物はお勧めできません。


 

◆ 3月3日(土) 佐島港・赤灯台の波止ほか

●孫は明日で生後1か月になる。

毎週末に育児のために仕事が終わったあと1時間半かけて北広島から通ってくれているムコさんに,新鮮な魚を食べさせたい。

潮も大きいし何か獲物を確保したいので,魚影の濃い生名島方面へ釣行した。カキは調達してある。

因島から始発のフェリーで生名島へ渡り,まず立石港へ。到着は6時半ごろ。

しかし釣り座まで荷物を運んで海の様子を見ると,もう満ち潮が流れている(干潮が6時前ごろ,満潮は12時過ぎ)。

大潮で潮流が速いので,釣りは断念して撤収。まだ干潮近くで潮位が低いので,波止付け根の海岸へ降りて夕飯用にワカメを採った。

●続いて向かったのは,佐島港の先にある長い波止(写真の波止の先端に赤い灯台がある)。

ここは左手の高い波返しの上からふかせ釣りの人がよく竿を出している。

今日は先端に先客がいたので,付け根寄りの内向きで竿を出してみた。

満ち上がりの潮がいい感じで払い出していて,釣れそうな雰囲気はあったが,1時間やってノーヒット。

水温が上がる時期に再チャレンジすることにして,手土産を狙って弓削島・今井の波止へ向かった。

●今井の波止ではコブダイ狙い。その向こうの阿土の波止の方が魚影が濃いが,足元で大型がヒットするので取り込みが難しい。

今井の波止なら食べごろサイズのコブダイが期待できると思ったが,結局1時間半ほどやって1回も当たりなし。

波止付け根近くのふかせの人にはチヌが1枚上がっていた。

●上弓削港へも行こうかと思ったが,もう一度佐島・赤灯台の波止へ戻った。

朝から釣っていた先客がちょうど帰るところだったので先端に入った。

常置してあるハシゴで波返しに登って,左へ流す潮に乗せて沖目を狙う。

10時40分ごろから釣りを開始して,すぐに当たりがあった。

ライトタックルを使っていたのでしんどかったが,どうにかコブダイをキャッチ。

食べるには最適のサイズだった。

コブダイ(53cm)

このときのタックルは,1.8mの月光波にチヌジャッカー,道糸・ハリス2号,チヌバリ5号。

このあと2回立て続けに切られたので,ひでさんからもらったイシダイ竿にチェンジ。

しかしチヌに色気を出してハリスを2号のままにしたせいで,そのあとも2回切られた。

ハリ外れのバラシもあったのでもしかしたチヌもいたかもしれないが,結局その後は追加できず昼前に納竿した。

●で,今日の夕飯の一部は下の通り。

コブダイの刺身

※ぶちさんに教わったとおり,サク取りしてキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れておくと,身が締まって味もよくなる。

コブダイとワカメのしゃぶしゃぶ

※ワカメは湯に入れるとすぐにきれいな緑色になる。

※そぎ切りにしたコブダイは,皮つきの場合は1分くらい湯につける(あまり短いと皮が固いので)。

皮なしなら,さっと湯通しするくらいでOK。半生くらいが一番おいしい。

●今回きちんと作ってみましたが,コブダイのしゃぶしゃぶは最高ですね。皆さんもぜひお試しを!


 

◆ 2月18日(日) 大三島・宮浦港

●昨日父の四十九日の法要が終わって一段落したのと,今日は久しぶりに好天の予報だったので,約50日ぶりに釣行した。

孫はまだ生後2週間で,娘のムコさんが毎週末に育児を手伝いに北広島から通ってきている。

新鮮な魚を食べさせたいので,厳冬期で釣果はあまり期待できないが,アイナメ狙いで宮浦へ行った。

ここは西風に弱いが,今日は穏やかな天気で釣りやすかった。

●釣り場へ着いたのは朝の7時20分ごろ。持参したエサは,スーパーで買った千円分ほどのカキ(余ったら夕食に加える)。

それとマキエ用の冷凍アミエビ。アイナメにはマキエは必要ないが,あわよくばチヌも,ということで。

ここはコブダイがいない釣り場なので,短竿を2本出して足元と沖目を狙う。

潮は満ち始めたところだが(満潮は12時半ごろ),ほとんど動いていない。

開始早々に当たりがあってナゴヤフグが釣れたが,その後は反応がなくなった。

●ここは釣り人も少なく,車を横付けしてのんびり竿が出せるロケーションだが,問題はギャラリーだ。

誰かが来るのを見張っているかのように,釣りを始めるとすぐ地元の人が見物に来る。

今日も釣りを始めて5分もたたないうちに自転車で1人来た。しばらく話して,当たりがないのでその人は帰って行った。

その後1時間以上まるで釣れそうな気配がなく,場所換えしようかと考えていた9時前ごろに足元で初めての当たり。

30cmのアイナメが釣れた。これで刺身が取れるのでいつ帰ってもいい。

●その直後にさっきの見物人がまた来て,今度は知り合いらしい別の人も加わった。

ちょうど満ち潮がいい感じに流れ出して釣れそうな雰囲気はあるが,横で二人がじっと見ていると落ち着かない。

9時半ごろ,沖へ投げておいた竿に反応があり,合わせるとフッキング。さっきのより手ごたえのあるのが掛かった。

これは36cmの良型のアイナメだった。

人が見ていると釣れない(その人が帰ると釣れる)ことが多いが,今日は釣れる場面を見せられてよかった。

●その後二人が帰ってしばらく続けたが,また反応がなくなったので10時20分ごろ納竿。

まだ潮が流れているので粘れば追加できたかもしれないが,晩のオカズだけで十分。

写真撮影のあと,大きい方のアイナメ1匹だけキープした。

アイナメ(30cm・36cm)

●宮浦港は,数は少ないが良型のアイナメが狙える。潮は満ち3〜8分ごろがねらい目か。

過去の経験から言うと,満潮が近づいて潮が止まると当たりがなくなる。

魚の動く時間帯は限られているので,それまで待てるかどうか。あと西風が吹くと車に海水がかかります。

今日の夕飯のアイナメの刺身


 

◆ 1月1日(祝) 蒲刈方面

●年中仕事が忙しいが,今はいつも以上に忙しい。

年末は全く休めず,12月31日は朝から昼過ぎまでおせち作り。

そのあと夕方まで仕事をしてメールを送り,年内締め切りの仕事がようやく終了。

正月は元日だけ釣りに行って,2日からは平常運転で仕事という厳しいスケジュール。

下の写真は作ったおせちの一部。

巻き鶏,ゆでたエビ, 豚の角煮                               ブリの照り焼き

野菜の煮しめ,黒豆,卵焼き,牛肉の山椒煮とアスパラ      全部盛りの年越しそば

(そのほかブリの刺身,酢ごぼう,カブの酢漬けなども作った)

●正月の天気は冬型で条件的には悪そうだったが,仕事の都合もあって1日に釣行した。

結果的には思ったほど悪いコンディションではなく,釣果はともかく1日の休日を楽しめた。

広島の義兄と7時ごろに蒲刈で待ち合わせ。車で向かう途中の6時ごろ義兄から電話があり,

「広のかめや釣具へ来たが,店が開いてない」という。例年は確か正月でも開いているはず。

結局9時にならないと開かないことがわかって,義兄は冷凍のエサだけ持ってきた。

結局2人で用意したのは,冷凍のアミエビ・オキアミとカキのみ。

●少し早く蒲刈・向港Aに着いたので,サビキ釣りをしてみた。満潮はたぶん9時ごろで,満ち潮が流れている。

内側付け根あたりで仕掛けを降ろすとすぐ当たりがあり,小メバルが釣れてくる。

10匹ほど釣ったところで義兄が到着。ここで釣っても小物釣りになりそうなので,去年行った場所へ移動した。

●行き先は,大崎下島を降りて北側の海岸線を少し進んだところにある波止。8時ごろに着いた。

夫婦の先客に聞くと,昨晩からマダイを狙っているが釣れてないという(その後20cmくらいのを1匹釣った)。

釣り方は遠投カゴ釣り。マダイが狙えるならミニ反転カゴでも釣れるかも。

しかし結果は,ここで昼ごろまで粘ったが,アジしか釣れなかった。

15〜20cm級のマルアジ

当たりはけっこう頻繁にあるが,全部アジ。

ハゲが当たることを予想してグレ4号・チヌ1号という小さいハリを使ったこともあって,

途中でのバラシの方がずっと多かった。サビキを使っていたら30匹以上は釣れていただろう。

義兄はオキアミをエサにしたのべ竿の釣りでメバルやフグを釣っていた。

波止付け根のテトラでは,若者グループが(たぶんワームで)ホゴらしい根魚をポツポツ上げていた。

●このあと道の途中の空き地に車を止めて,カップ麺と弁当で昼食。

大崎下島の海岸線を東へ向かい,御手洗近くの即売店でミカンを購入。

年中無休で正月からやっているそうだ。

 

●午後は風が強くなってきたので,どこで釣ろうかと相談した結果,蒲刈の大地蔵港へ。

干潮が近い午後2時ごろ到着。潮も悪いし,小さいのでいいからアイナメを1匹釣るのが目標。

外向きは風が強くて釣りにくいが,内向きなら釣りになる。

曲がり角の常夜灯の下あたりにかぶせ釣りの先客がいたが,コブダイに切られただけとのこと。

広島方面から来られたようで,坂で採ってきたというカキの余りをもらった。

ここは大きなコブダイがいるが取り込みは難しいので,秋のマルハゲの残りを期待してライトタックルを使った。

すると最初から頻繁に当たりがあり,午後4時までにいろいろ釣れた。

ウマヅラハギ(35cmのオス)                                       20cmくらいのアイナメ

そのほか,30cmまでのコブダイが2匹,名刺くらいのミニサイズのカワハギが3匹釣れた。コブダイのバラシも2回。

ここで最初から釣っていればそこそこの釣果になったかもしれない。来年の正月の釣り場候補かな。

帰るとき釣り座から撮った写真。コブダイは柱の間に潜るので取り込みが難しい。

釣った魚のほとんどは義兄に持ち帰ってもらい,アジを4匹だけキープ。

夜はおせち料理に加えて,アジをたたき風(アジの身を小さく切って,刻みネギ・ショウガと和える)で食べた。

ブリもアジも美味かった。

1月中旬までに終えねばならない仕事があるので,今日(1月2日)から仕事を開始。

これからは,行けたとしても短時間だけの釣りになる。皆さんからのお便りをお待ちしています!

 

 

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