★ 釣り日記 (2018年4月〜5月) ★

 

4月14日(土)・15日(日)

〈オフ会〉

4月21日(土) ゴールデンウィーク
5月19日(土)・20日(日) 5月26日(土)  

 


 

◆ 5月26日(土) 弓削島・今井の波止

●春のかぶせ釣りのシーズンも終期で,この時期はチヌは釣れてもあんまり美味くない。

ハゲも盛期を過ぎているし,食べることを考えるとイワシやキスの方が釣りたい。

ただ,今シーズンはミニ反転カゴでマダイを釣るという目標を立てている。

そこで今日は,マダイ狙いのギャンブルで生名島方面へ行った。

満潮が8時半ごろの小さい潮なので,たぶん朝の9時ごろまでが勝負だろう。

●一番入りたかったのは生名島の立石港だったが,岡山方面からのフカセの団体さんがいたので断念。

生名港埋立地の波止も先客がいて,結局あちこと回った末に,弓削島・今井の波止で釣ることにした。

時間をだいぶロスして,釣り場に入って釣りを始めたのは7時20分ごろだった。

波止付け根付近にはヒジキが干してあったので,L字の曲がり角手前で釣ることにした。

●タックルは6mほどのチヌ竿にスピニングリール,道糸2号,ミニ反転カゴ,ハリス1.5号を1ヒロほど,

ハリはチヌの2号でスタートした。

この波止は潮がかなり速く,満潮が近いのに投入した仕掛けが左から右へゆっくり流される。

カゴ釣りの形にはなっていると思うが,タナ取り・流し具合・ハリの選択など,まだ試行錯誤が足りない。

エサ取りの反応もないまま30分以上過ぎた8時ごろ,ウキが一気に消し込んだ。

魚の強い引きが伝わってくるが,この釣り方でまともな魚をほとんど釣ったことがないのでサイズがよくわからない。

しかし上がってきたのはピンク色!全然抜き上げられるサイズだが,興奮しながらタモ入れ。

塩焼きサイズだけども,本命のマダイが釣れた。めっちゃ嬉しい。

●そのあともう1回,ウキがじわっと沈んで魚が掛かったが,途中でハリが外れてバラシ。ハゲかも?

その後はあれこれやってみたが,まともな当たりがなくなった。下げの潮が動き出したので9時半ごろ終了。

砂虫(300円)の投げ釣りにチェンジし,小ぶりのキスをポツポツ釣って11時に納竿。

反転カゴはまだビギナーなので,要領がつかめていない。上手な人ならもっと当たりが出ていただろう。次の目標は30cmオーバー。

マダイ(27cm)とキス(14〜19cm)7尾

●ところで,タイもチヌも30cmに満たないやつは,普通に刺身にしてもあんまり美味くない。

何とかおいしく食べたいので,3枚におろしてキッチンペーパーに包んで冷蔵庫へ。

数時間身を締めたあと,バーナーであぶって焼き切りにした。

これは成功。普通に刺身にするより格段にうまかった。

マダイの焼き切り(焼霜造り)

キスの方は,グリルで焼いて甘酢に漬けた。半日くらいなじませると中骨まで食べられる。

キスの甘酢漬け 


 

◆ 5月19日(土) 弓削島・上弓削港 /20日(日) 向島・干汐港

●春のかぶせ釣りシーズンも,備後地方はそろそろ終期が近い。

娘夫婦が孫を連れて来るので(孫はまだ小さいので物は食べられないが),晩のオカズを調達に行った。

行き先は上弓削港。チヌ狙いなら宇和部の方が確実そうだが,できればほかの魚も釣りたい。

ハゲ・チヌ・コブダイ・小イワシ・コノシロなど,食える魚なら何でもOK。

最近生名島〜弓削島方面は比較的釣り人が少ない。この日も先客はいなかった。

朝の6時半ごろ釣り場に着いて,波止先端で釣り開始。

一番調達したいのはハゲなので,足元にアミエビを撒いて様子を見る。

干潮が7時半ごろで潮が下げているせいか,魚は何も見えない。

しかし胴突き仕掛けを底まで落とすと,フグやスズメダイがエサをかじりに来る。

この時期は浮いてくるハゲを引っ掛けるしかないので,ハゲ狙いは断念。かぶせ釣りを始めた。

●タックルは1.8mの飛龍にチヌジャッカー,道糸・ハリス2号,チヌバリ5号のいつもの仕掛け。

干潮の潮止まりまでは,いい感じで払い出す潮が流れていた。

開始まもなく当たりがあり,チヌがヒット。この波止では平均サイズの40cmだった。

その後当たりが止まり,干潮からの満ち上がりにもう1枚釣れた。

しかし8時半ごろからは当て潮になり,コブダイに2回ハリスを切られただけ。

最後に小ぶりのコブダイが釣れたところで,10時ごろ納竿した。

地元の常連さんの話では,前日にコノシロに混じって大きなサバが1匹釣れたという。

この日は小イワシは回遊せず,結局ハゲも全く姿が見えなかった。

コブダイは小さいのでリリース。チヌ2匹をさばいてクーラーに入れ,帰途に着いた。

チヌ(40cmのメス・38cmのオス)

●日曜日はゆっくり起きて,近場で2時間ほど竿を出した。

行き先は向島・干汐港の右手の波止。ターゲットは小イワシとキス。用意したエサは砂虫300円とレンガのアミエビ。

8時ごろ現地に着くと,日曜日だというのに人影はまばらだった。

波止の先端付近に数人の釣り人がいたが,北東方向から強い向かい風が吹いていて,サビキの竿が上げたままになっていた。

聞いてみると小イワシはほとんど釣れてないという。そこでイワシ狙いは諦めて,投げ釣りでキスを狙った。

ここは30〜40m以内の近距離で当たることが多い。もっとも100mも遠投できないので,沖にどのくらい魚がいるかは不明。

潮は干潮前だったが,散発的に当たりはある。しかしフッキング率は半分くらいで,結局10時過ぎまで釣って下の釣果。

両側に投げ釣りのグループが入って来たので竿をたたんだが,粘ればもっと釣れただろう。

塩焼きにできなくもないサイズだが,数が物足りないので酢締めで食べることにした。

キス6匹(15〜20cm)

上のキスで作った酢締め

●下は,孫の百日(ももか)の祝いの写真。

料理は,常石の割烹・かねとが経営する松永茶寮に注文した。

手前が「お食い初め(おくいぞめ)」の儀式の料理。その向こうは大人用のオードブル。

孫はまだ生後3か月なので実際には何も食べられないが,お食い初めの儀式では,1つ1つの料理を

食べさせるまねをする。「生涯食べるのに困らないように」という願いをこめたイベントだそうだ。

釣りに連れて行ってやれるのは,3年後くらい?


 

◆ ゴールデンウィークの日記

●近年,ゴールデンウィークの釣りには個人的なテーマがある。

1つは,落ち着いて釣りをすること。まわりに人が大勢いたり,ギャラリーに話しかけられたりするとどうも落ち着かない。

もう1つは,いろんな場所で竿を出すこと。「釣れるかな?どうかな?」というワクワク感が楽しいので。

で,なるべく人ごみを避けて,あちこち回ってみた。

 

<4月28日(土)>

●初日にまず向かったのは,横島・坊地

朝の5時過ぎから1時間ほど,曲がり角手前の好きなポイントで釣ったが,魚の反応は1回もなかった。

先端付近には例年どおりハゲ狙いの常連さんが何人が入っていて,クラゲには寄って来るという。

粘っても無理そうなので6時過ぎに切り上げ,追加のカキを調達に行った。

このあといったん仕事場へ戻って休憩。満潮からの下げ潮狙いで,ぶちさんのお勧めポイントへ行った。

場所は因島・金山港。ここでは前から竿を出してみたかったが,車を止める場所がなさそうなのでパスしていた。

ところが行ってみると,「2016年から土・日・祝日のフェリーは運休」という看板が出ていた。

それなら遠慮なくフェリー乗り場の駐車場に止められる。

フェリー桟橋左手の波止の先端に行ったのが9時半ごろ。満潮が10時ごろで,まだ微妙に満ち潮が動いている。

流れる潮に乗せて外向きでやってみたが,魚の反応はなし。

10時を回り,潮が止まって下げに変わる時間帯に,フェリー桟橋方向で2回当たりがあった。

1回はチヌ,もう1回はコブダイ(バラシ)。しかし後が続かず,その後当たりは遠のいた。

釣り始めてまもなく,地元の人が見物に来た。これが気持ち悪い人で,ずーっと後ろに立って見ている。

何にも喋らないので「ええ天気ですね」とかこちらから話しかけても,ほとんど返事もしない。

1時間くらいずっと背中ごしに見られていて落ち着かなかった。

その人がようやく帰ってくれた11時過ぎに神辺のてっちゃんが来たので,入れ替わりで竿をたたんだ。

金山港での釣果:チヌ(40cm)                                        てっちゃんからもらった50cm級のハネ

●釣り場でさばいた感触から,てっちゃんからおすそ分けでもらったハネは絶対美味いと思った。

しかしチヌは,卵はまだ抱いていたが小さくなっていて,あまり味がよくなさそう。

実際,塩焼きにしたら歴然とした差があった。この時期のチヌをどうやって食うか,悩ましいところだ。

●昼過ぎに仕事場へ戻り,魚をさばいてから昼食。

例年「ゴールデンウィーク明けが締め切り」という仕事がいくつか来るので,午後は2時間ほど仕事。

夕方,もう1回坊地へ行った。連休中に釣って食べたい魚のトップはハゲだが,もう1つ釣りたい魚がある。

それはカレイ。去年もそうだったが,坊地はこの時期時々カレイが釣れる。

過去の実績から言うと,干潮ごろに釣れることが多い。

ちょうど干潮からの満ち上がりの時間帯に当たる4時半ごろに行ってみた。

波止の曲がり角近くにコウイカ狙いの2人組がいたので,その先のぶちさんポイントへ入った。

確率は低いがここのかぶせのカレイ狙いの釣り方は,まず足元にアミエビを撒いて寄せエにする。

サシエは丸い方のカラを外して,身の露出を大きくしてゆっくり落とす。竿下よりやや沖目でヒットすることが多い。

朝と同様に当たりがなかったが,夕方の音楽が流れるちょうど5時ごろに手元に「ピシッ」ときた。

かぶせ釣りはこの感触がたまらない。ここでは何回かカレイを釣ったことがあるので,これは本命かも?

底へ突っ込む引きで,茶色い魚体が見えたときはめちゃ嬉しかった。

マコガレイ(29cm)

スカリを用意していないので,すぐにナイフでさばく。

その間に放り込んでいた竿にまた当たりがあったが,これはコブダイ。足元へもぐられてアウト。

これを機に納竿した。40分ほどの釣りだったが気持ちがよかった。

帰ってからすぐに刺身を作り,夕飯の支度。ハネとカレイは最高に美味かった。

ハネの塩焼きは高級料亭にも出せる味。てっちゃんありがとうございました。

刺身はハネとカレイ。添えたワカメは,例年神戸のヤスさんから送っていただくもの。

 

<4月29日(日)>

●この時期でないと食べられないハゲを狙って,連日の釣行。

行き先は,例年この時期に行く弓削島・上弓削港

始発のフェリーで生名島へ渡って現地へ着くと,波止には数人の釣り人がいた。

イカ狙いのグループのほか,かぶせでコブダイを狙っていた親子の釣り人がいた。

前日の夜からメバルを釣って,早朝からコブダイを狙ったがハリスを切られたそうだ。

コブダイ狙いなら南へ下った(阿土の)砂揚げ場がいいですよと教えてあげて,波止の先端に入った。

アミエビを撒いてもハゲは浮いてこないが,胴突き仕掛けを底まで落とすと多少反応がある。

そこでギャング針を下につけて竿先に集中しながら釣ると,開始まもなく胴突きの針に1匹かかった。

その後,7時半までにもう2匹追加。今日は家族3人分の獲物があれば十分なので,ここで打ち止め。

ちゃちゃっとさばいてクーラーに入れ,場所を移動した。

ウマヅラハギ(32〜34cm)〈メス2・オス1〉

●まず行ったのは,佐島・赤灯台の波止。しかし思うような潮が流れていなかったので,竿を出さずに移動。

弓削島へ戻り,今井の波止の付け根付近へ。前回は当たりがなかったが,釣れそうな雰囲気はある。

しかし30分やっても何の反応も出ないので,仕方なく8時半ごろにまた上弓削港へ戻った。

●そこからかぶせ釣りでチヌを狙ったわけだが,この日は最近10年くらい経験がないほどの爆釣だった。

ここはだいたい数より型狙いの釣り場で,半日釣っても2〜3回しか当たりが出ないことが多い。

ところが,9時ごろ1枚目のチヌが釣れてからは,2〜3投に1回くらいのペースでコンスタントに当たりが出て,

結局満潮で潮が止まった10時過ぎまでの1時間ほどの間に7枚も釣れた。ほかにコブダイのバラシも2回。

1.8mの竿のライトタックルだったので,コブダイと間違えるような強い引きのチヌもいた。

朝からチヌ1本で釣っていたら,軽く2ケタは釣れただろう。

めったにない機会なので下げまで釣ってもよかったが,スカリのひもがちぎれそうなので納竿した。

チヌ7尾(30〜46cm)

晩のおかずはハゲがキープしてあるので,チヌは全部リリース。

もう今年の連休が終わってもいい,というくらいのいい1日だった。

夕飯でも美味い魚が食えたし,言うことなし。

ウマヅラハギの煮付け

 

<4月30日(月)>

●仕事の合間に,釣れそうな時間帯だけ近場で竿を出してみた。

まず朝の5時ごろに糸崎神社前の埋立地へ。尾道バイパス経由で20分もかからない。

ほぼ干潮で釣りやすかったが,残念ながら当たりなし。

5時半ごろ来られた尾道の吉田さんご夫婦と入れ替わりで撤収した。

左端はトイレ。写真の手すりの左端から先は立ち入り禁止。

フェンス越しにサシエを投入する。

次は10時半ごろから30分ほど,尾道・Gangi屋裏で竿を出した。こちらも15分ほどの近場。

このときも満潮前のいい時間帯だったが,魚の反応はなかった。

 

<5月3日(祝)>

●ぶちさんとバラシスタさんたちが待ち合わせて釣ると聞いていたので,因島へ。

ただしこの日の天気予報は強風で,風裏でないと釣りができそうにない。

5時過ぎに起きて仕事場へ行き,1時間ほどパソコンを打って釣りレポートをアップ。

そのあと出発して因島・宇和部港へ着いたのが7時ごろ。

左から末原さん,神辺のてっちゃん,広島から来たお二人にここの釣り方を説明するぶちさん。

ここも予想以上に風が強かったが,話している間にもチヌのバラシがあったので魚はいる。

皆さんと分かれてフェリーに乗り,生名島へ渡った。

南西からの強風で風裏になりそうなポイントとして選んだのは,佐島港・赤灯台の波止

生名島から佐島へ渡る橋の上は突風が吹いていて,海は一面に白波が立っていた。

しかし下の写真の波返しの左側は大荒れだが,右の港内側は風がさえぎられて釣りができる。

ここで8時過ぎから竿を出し(満潮は12時半ごろ),1時間ちょっとで当たりが5回あった。

全部コブダイで,取り込めたのは1匹だけ。

コブダイ(56cm)

あとはハリス切れ2回,ハリ外れ1回と…最後にこんなことが。

根本からバキッと折れた1.8mの月光波

ちなみに折れた原因ははっきりしている。

竿の説明書にたいてい書いてあるとおり,グリップより上に支点を作ると折れやすくなる。

たとえば左手で竿のグリップを握ってコブダイとやりとりしていたら,パワーに負けてつい右手を

左手の上部(穂先に近い方)に添えてしまう。そうするとそこが支点になって折れる,というわけですね。

この月光波は,穂先の修理を繰り返して何年も使っていたものだった…合掌。

このあと風の弱そうなポイントを求めてあちこち移動。

弓削港の護岸の右端のカドでも初めて竿を出してみた。

30分ほどでナゴヤフグ1匹だったが,払い出す潮が流れる時間帯なら何か釣れるかもという気はした。

このあと生名港,立石港と回ったが,どこも強風で竿を出すのがしんどい。

結局正味2時間ほどの釣りで因島へ戻り,ぶちさんらと合流して情報交換した後で帰路に着いた。

因島大橋の上り線で事故があり一時渋滞していたが,昼過ぎには回復していた。

コブダイは,干物の残りを使って夕飯用にガスバーナーで焼き霜造り(焼き切り)を作った。

 

<5月4日(祝)>

●朝の5時半ごろ坊地へ行き,ぶちさんポイントで40分ほど。当たりなし。

末原さんに誘われて村上餌虫店前の波止で釣りを見学した。

様子はだいたいわかったので,条件がいいときにチャレンジしてみたい。

このあと横田港大波止の先端でやってみたが,ここも当たりなし。7時半に撤収した。

強風の予報だったせいもあって,連休のわりに釣り人は少なかった。

村上前の波止。向こうに見えるのが田島と横島を結ぶむつみ橋。

5月4日朝の坊地港。強風が吹いていて釣り人が少なかった。

この日の午後,釣具店へ新しい竿を買いに行った。

赤坂のかめやにはイカダ竿を置いてなかったので,レジャックス福山本店へ。

奮発して(1万円くらい),1.8mの飛龍を買った。

連休中に生活費以外でお金を使ったのはこれだけ。

夕方,下の娘と映画(コナン)を見に行き,仕事から帰ったヨメと合流して外食。

コロナのポイントがかなり溜まっているので,当分タダで映画を見られる。

 

<5月5日(祝)>

●天気予報では朝は風が弱そうだったので,もう一度ハゲを食うべく上弓削港へまた行った。

ところが着いたときから風が強く,しかも正面から吹いてくる。

アミエビを撒きながらハゲを狙ったが,スズメダイとフグの反応しかなかった。

かぶせ釣りの方はサシエをなるべく沖へ着底させれば頻繁に当たるが,

向かい風のうえに当て潮という悪コンディションでうまくポイントに入らず,バラシも連発。

干潮(8時ごろ)から満ちに入れば払い出す潮が流れるかと思ったが,ずっと当て潮だった。

寒いので頻繁に車へ戻って休憩しながら釣ったが,結局9時ごろからはほとんど当たりなし。

11時ごろ,ハゲ狙いだという岡山弁の二人連れが来たので,場所を譲って納竿。

まあ,こんな日もあるか。

チヌ(35cm)と小ぶりのコブダイ2匹

夕飯の一部。2日前に釣ったコブダイの干物と,本日の釣果のチヌの刺身

 

<5月6日(日)>

●連休最終日で道路が混みそうなので,近場でちょっと釣り。

早朝から8時ごろまで(干潮前),向島・干汐港の左右の波止の先端付近でかぶせ釣りをやった。

左の波止で大型のコブダイを2回掛けたがバラシ。

飛龍は月光波より腰があるので取れそうだったが,ハリスの途中を根ずれで切られた。

右手の波止で能登原のyさんに会い,小イワシをおすそ分けしてもらった。yさんありがとうございます。

この小イワシは干物にしてみた

このあと糸崎神社前へ行き,40分ほど釣った。

ちょうど潮が緩んだ時間帯で,コブダイが立て続けに3回掛かったが取り込めず。

サイズは60cm台か。魚がいることはわかったが,当たりの出る時間帯が限られている。

以上で,連休中の釣りは終了。いろんな魚が食べられて,楽しい休みだった。

 


 

◆ 4月21日(土) 因島・宇和部港ほか

●干潮が8時半ごろの比較的小さい潮なので,宇和部で下げを狙ってみた。

朝の5時40分ごろに到着して,北側の護岸で数投したが当たりなし。

ベストポイントに先客のかぶせの人がいて,1回バラすのを見た。

6時過ぎに南側の護岸へ行き,波止先端へ。

護岸で釣っていた先客のお二人の釣果については別の記事を参照ということで。

●宇和部港の南側の波止の先端は,下げ潮なら釣りになる。(満ちは手前に寄せてくるので難しい)

7時ごろを中心に釣れそうな感じの潮が流れていたが,8時半までに釣れたのはザコのみ(ほかにチヌのバラシ1)。

コブダイは30cmくらい

これらはリリースして,スカリを乾くまで釣りを継続。満ちの潮が動き出す9時前ごろにちょっとした時合いがあって,

キープサイズの魚が2匹釣れた(ほかに,またもチヌのバラシ1)。

コブダイ(40cm)・アイナメ(28cm)

●9時過ぎに竿をたたんだが,時間がまだ早いので瀬戸田へ渡って名荷でちょっと竿を出してみた。

10時過ぎごろから1時間ちょっとやったが,曲がり角にフカセの先客がいてベストポイントに入れなかったこともありノーヒット。

宇和部は他の場所に比べると魚影が濃いが,連休はいろんなところを回ってみたい。

宇和部港・南側の護岸

↑写真の青い人(神辺のてっちゃん)が立っている手前で,今日もかぶせにチヌが上がっています。


 

◆ 4月14日(土)・15日(日) 生名島・生名港ほか 〈オフ会〉

※今年のオフ会(土曜日夜の部)の参加者は,ぶちさん・神辺のてっちゃん・福山のフクさん・末原さん・

倉敷のAさん・鉄平さん・能登原のyさん・私の8名でした。皆さんお疲れ様でした。

参加者の釣果は各自のレポートなどをお読みください。

今回釣れたのはほとんどチヌで,聞いた限りでは宇和部でぶちさんが6枚,てっちゃんが2枚,

名荷でフクさんが3枚,岩城島で鉄平さんが2枚などでした。

〈14日(土)〉

●今年のオフ会は天気が微妙だったが,結果的には雨の中で釣りをせずに済んだ。

土曜日は午後から雨の予報が出ていた。

生名島へ渡ることに決めていたので,始発のフェリーに乗る前に宇和部に立ち寄った。

ぶちさんが竿を出していて,ちょうどチヌが掛かったので車へカメラを取りに戻ったら,残念ながらバラシ。

その前にも当たりがあったらしいので,夜の食材調達はぶちさんに任せておけば大丈夫そう。

●土生港長崎桟橋から始発のフェリーで生名島へ渡り,今日のメインポイントへ向かった。

場所は弓削島・今井の波止。今までL字のカド当たりで釣ったことはあるが,本日の狙いは波止の付け根寄り。

フカセの人がよく入っていてチヌが釣れているので,かぶせでも釣れるはずと予想した。

天気予報では午前中の風速は弱いはずだったが,背中から強風が吹いていた。

ここは写真の手前左側に造船所(たいてい稼動していない)の岸壁があり,満ち潮は釣り座の右手から岸壁に向けて流れる。

潮が大きいので流れが速いかと思ったが,ほとんど流れていなかった。コンディション的にはあまりよくない。

6時半ごろから支度を始めて,8時ごろまでここでやってみたが,1回も当たりなし。

今日は晩の料理用にコブダイを1匹釣りたいので,断念して移動した。

●続いて行ったのは,ここから少し先にある阿土の砂揚げ場の波止

ここは大型のコブダイが多いポイントで,足元でヒットするとまず取り込めない。

波止先端から左手に向けて釣ってみたが,当たりがなく風も強いので15分ほどで撤収。

橋を渡って佐島へ戻り,佐島港左手の赤灯台の波止まで行ったが,ここも風が強そうなので竿を出さずに移動。

結局生名島まで戻って,生名港埋立地の小波止で釣ることにした。

●釣り座に荷物を下ろしたのが8時40分ごろで,満潮までは1時間ほど。ここで何とか1匹釣りたい。

港内向きはモロに逆風になるので,先端から生名島と佐島を結ぶ橋の方向へ向けてサシエを投入する。

しばらくやってみたが,コブダイに1回切られただけ。

チヌに色気を出したのが失敗だった。本命のコブダイを狙うべく,ライトタックルからひでさん竿にチェンジした。

ハリス3号・チヌバリ5号の仕掛けなので,60cmくらいまでのコブダイなら取れるだろう。

それ以上大きいとさばくのがしんどいので,できたら50cm級を1匹釣りたい。

当たりが遠のいたので車へ戻ったら,福山のフクさんからメールが来た。

集合場所の名荷港でチヌが2枚上がったとのこと。

返信に「こちらはまだボウズです」と書こうかと思ったが,これから釣れるかもしれんのでやめておいた。

そして再開した9時半ごろ,即当たり。コブダイしか頭にないので,竿のパワーに頼ってゴリ巻きした。

で,上がってきたのはチヌ。なかなかのサイズだった。

46cmのチヌ(メス)

ライトタックルではコブダイが当たり,ゴツい竿ではチヌが当たる。いわゆるマーフィーの法則だ。

このあと10時20分ごろまでやったが,コブダイのバラシ(チヌバリ5号を折られた)1回だけ。

どんどん風が強くなってきたので,あきらめて因島へ11時ごろ戻った。

宇和部港(南側の護岸)へ行くと,ぶちさん・神辺のてっちゃん・末原さんが並んで釣っていた。

今日は東風だったが,ここはわりと風が弱い。誰かに1匹コブダイを分けてもらいたかったが,チヌしか釣れてない。

自力でコブダイを調達すべく,この護岸から伸びる南側の波止の先端で12時20分ごろまで釣ってみた。

結果はチヌのバラシが1回だけ。コブダイを狙えばチヌが当たる。マーフィーの法則…

ちなみに北側の護岸のフカセにもチヌが釣れていた。宇和部港一帯でチヌの魚影が濃い感じがした。

このあと,一度自宅へ戻って夜の料理の下ごしらえ。4時過ぎごろ名荷へ行き,夕方から夕食の準備。

いつものように,10時半ごろまで楽しく過ごした。夜はかなり雨が降った。

料理はチヌの刺身(ぶちさん),チヌの鍋(神辺のてっちゃん),ホゴと野菜の天ぷら(倉敷のAさん),ヤキソバなど。

コブダイの湯引きを作りたかったが,チヌで代用した。チヌもキッチンペーパーで包んでおくと身が締まるのでお勧めです。

〈15日(日)〉

前夜の雨も上がった2日目。7時前に名荷へ行くと,福山のフクさんがおられた。

西風が強そうなのでここで竿を出すのはやめて,裏側の垂水港へ行った。

15日朝の名荷港                                                          垂水港の釣り場

垂水は海水浴場横の波止の曲がり角から,左方向へ向けて投げる。背中から風を受けるので比較的釣りやすい。

ここは砂地で水深もないので,この時期のチヌ以外はあまり期待できない。

釣り始めて20分ほどで初めての当たりがあって,釣れたのは食べごろサイズの…コブ。

これがきのう釣れていれば…マーフィー…

コブダイ(50cm)

結局このあとは1回コブに切られただけでチヌの当たりはなく,9時ごろ納竿。

名荷へ戻り,倉敷から船で来られていたAさんの船に乗せてもらって,付近の海を一回りした。

前方に見えるのは因島から瀬戸田へ渡る橋     海から見た宇和部港。長い竿を持っている人が一人見えるだけだった。

このあと弓削島〜生名島〜岩城島とあちこち回り,名荷へ戻ってAさんとラーメンを食べて帰路に着いた。

Aさんお世話になりました。天気がよければまた乗せてください。

干物用に切り身にした本日のコブダイ

改めて参加者の皆さんありがとうございます。これから1か月ほどが春の最盛期です。また釣り場でお会いしましょう。

 

 

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