★ 釣り日記 (2018年11月〜12月) ★

 

11月3日(祝)・4日(日) 11月17日(土) 11月24日(土)
12月1日(土)〈忘年会 12月9日(日)  

 


 

◆ 12月9日(日) 生名島・生名港

●天気がだんだん冬型になってきて,12月後半は忙しいし,年内のまともな釣りは今日が最後。

行き先は先週に続いて生名港。一番の目標はミニ反転カゴでハゲを釣ること。

さすがに朝一番のフェリーも,並んでいる車が多少減っていた。

6時半ごろ現地に着いたが,まだ空は暗い。タチウオ狙いの人が2人いたが,釣れてはいなかった。

その人たちが帰って波止には誰もいなくなり,内向き真ん中当たりで仕掛けを準備。

時期的にいろんな魚のチャンスがあるので,いろいろ持参してある。

●まずサビキ仕掛けをセット。続いて投げ竿を出して外向きに投げこんでおく。

だんだん夜が明けてきて,サビキにはサバが1匹ヒットしたが,あとはノーヒット。

サバ(27cm)

●今度は生きエビで根魚を狙ってみた。すぐホゴが1匹釣れたので,一応スカリにキープ。

しかし7時半ごろからはフグやチャリコの当たりになったので,これもチェンジ。

8時ごろからメインのミニ反転カゴ釣りを開始した。(満潮は12時ごろ)

すぐ当たりが出始めたが,釣れるのはチャリコのみ。

最初はリリースしていたが,酢の物にすれば食えるのでキープすることにした。

結局昼ごろまで釣って,本命のハゲは1匹掛かったが,当たりがあってもほとんど空振りだった。

ハゲはウキがじわっと沈む感じだが,勢いよく消しこむのはチャリコかスズメダイ。

実際どのくらいハゲが当たったのかよくわからない。

投げの方にはグチが1匹釣れただけ。

かぶせもちょっとやってみたが,エサ取りの当たりだけだった。

一応全部キープ。グチ(24cm),メスのウマヅラハギ(25cm),カサゴ(17cm),チャリコ

皆さん,また来年釣り場でお会いしましょう。


 

◆ 12月1日(土) 忘年会報告

●まず先週の夕飯から。

土曜日に釣ったイシダイのあら炊き

 

翌日の日曜日は朝の8時ごろ生名島へ渡り,生名港で3時間ほど投げその他の釣り。

投げに写真のカレイ(31cm)が1匹釣れた。

その日に作って食べたカレイの刺身と吸い物(真ん中の白いのは白子)

片身は昆布締めにして,翌日の月曜日に食べた。これもなかなか美味。

※昆布締めの作り方:身の両面に軽く塩を振って10〜15分ほど置き,昆布ではさんでラップに包み冷蔵庫へ。

●で,忘年会当日の土曜日は,もう一度カレイを狙って生名港へ行った。

しかし潮が小さかったためか,6時半ごろから11時ごろまで竿を出したが空振り。

大物が掛かった!と思ったらアカエイ

根魚狙いのウキさぐり釣り,アジ狙いのサビキ釣り,コウイカ狙いのエギング,かぶせ釣り,ミニ反転カゴ…

とあれこれ試したが,忘年会に持参できるような魚は釣れなかった。

かぶせ釣りはまだ20cm級のハゲのエサ取りが多い。ミニ反転カゴには15〜16cmのメバルやチャリコなど。

●夕方から,銀わさで忘年会。今回の出席者は,久しぶりのSATさん,福山のフクさん,神辺のてっちゃん,

鴨方のユノさん,ヤックンとTくん,バラシスタの3人(佐田さん,けんじさん,末くん),私の合計10人でした。

末くん提供のイシダイのアラの料理

参加者の皆さんありがとうございました。下はバラシスタさんのサイトです。

https://www.youtube.com/channel/UCY7gHJn4P2lUfUfoYUzn5Tg

ヤックンは遠くへ引っ越すそうですが,また遠方からのお便りを待っています。

皆さん今後ともよろしくお願いします。


◆ 11月24日(土) 下蒲刈島・三之瀬港波止ほか

●今日は天気予報も好天の予報で潮も大きく(満潮が10時半ごろ),時期的にもイシダイ狙いのベストシーズン。

4時半に起きて,張り切って今年二度目の蒲刈へ出かけた。向かった先は向港の対岸の三之瀬港。

ベストポイントの向港Bはどうせ入れないだろうと思って,三之瀬または丸谷で竿を出そうと思っていた。

ちょうど仕掛けが準備できるくらいの明るさになった頃に着いて,6時半ごろから釣りを始めた。

タックルはひでさんにもらった竿に両軸リール,道糸・ハリス4号,針はヒラメ7号でスタートした。

(日が昇ってから撮った写真)

●この釣り場は目の前が開けて,ロケーションがいい。風もほとんどなく,竿を出すだけで気持ちがいい。

これで本命が1匹釣れてくれたら言うことなし…だったが,しばらく打ち返してもエサ取りの反応もない。

しかし7時半ごろ,着底の瞬間にいかにもな当たりが出て,いったんフッキングしたがすぐにハリ外れ。

あれ?今の…本命じゃね? ― これで一気にやる気が出たが,潮が速すぎて釣りにならなくなった。

8時ごろ,いったん休憩して向港へ様子を見に行った。

向港B。竿を出していたのは神辺のてっちゃん。

●この時点でてっちゃんの方にも本命は上がっていなかった。

向Aの付け根にかぶせの人がいたが,こちらも釣れてないとのこと。C・Dには誰も入っていなかった。

三之瀬へ戻り,再開。潮はいくぶん緩んでいる。ゲンが悪いので針は伊勢尼11号にチェンジ。

ここは潮の流れがコロコロ変わるので,やみくもにマキエをしても拡散してよくない。

チャンスタイムの潮になったら,集中してマキエをして手返しを早くする。

小魚っぽい当たりが出て来て,フグと20cm級のグレが釣れた。

その後9時20分ごろ,さっきとは違うポイントでまたまともな当たり。今度は乗った。

引きがコブダイとは違う感じだったが,姿が見えるまでがまあ長いこと。

水面下に銀色の魚体が見えて,「バレるなよ〜」の一心でタモ入れ。

イシダイ(44cm)

考えてみればオフ会のとき丸谷港で初めて釣ったイシダイが確か43cmで,それ以上のは釣ってなかったので,

1cmとは言え自己記録更新のサイズになる。針は口の皮1枚に掛かっていた。

これでもういつでも帰れると気分が楽になって,その後も釣りつづけたが,あとはコブダイのバラシが1回だけ。

下げ潮が流れ出した11時にここでの釣りは終了。

イシダイと21〜22cmのグレ(リリース)

●情報収集に向Bへもう一度行くと,てっちゃんの方はスカリが降りていなかったが,怪しいバラシはあったらしい。

カキが余っているので,このあと大地蔵で竿を出してみた。仕掛けは小物狙いのライトタックル。

下げ潮に入っているし期待は薄いかと思ったら,午後1時まで1時間ちょっと釣って下の釣果。

カワハギの大きいのは28cmの大物。サンバソウの大きい方は20cm。

朝からここで釣っとったらどんだけ釣れたんじゃろ?というくらい,当たりが多かった。

かぶせで何か釣りたい人は,大地蔵は絶対お勧めです。潮はあんまり関係ないようです。

ちなみにキープしたのは大きいカワハギのみ。

18〜19cmのカワハギと大きい方のサンバソウは,近くにいた70歳くらいの夫婦連れにプレゼントした。

この人たちは12時半ごろ来て,常夜灯の下に1人用のテントを広げていた。

夜にタチウオを狙うので,今から場所取りするためだそうだ。何ともまあ…

●今日はそのあとが大変だった。めったに釣れない魚を上の娘夫婦に食わせてやろうと,広島へ向かった。

広島インターからわりと近いところに引っ越したので,蒲刈から1時間くらいで着けるかと思ったら,

東広島呉道路がやたら長かった。結局1時間半ほどかかって,3時前ごろ到着。

台所を借りて魚をさばいたが,包丁の切れ味が悪くて苦労した。

どうにか作ったイシダイの刺身

●そのあと山陽道を通って仕事場に帰り,この日記を書き終えた今は夕方の6時過ぎ。

これから買い物をして,夕飯を作る。献立はスーパーで考えるが,イシダイの刺身とあらだきは確定。

今日は忙しかったが,天気もよく魚も釣れて,言うことなしの一日だった。

明日以降に蒲刈で竿を出す皆さん,頑張ってください。


 

◆ 11月17日(土) 生名島・生名港ほか

●このところだいぶ気温が下がってきたので,そろそろコッパハゲもおとなしくなることを期待して生名島へ。

用意したエサはカキとエビ300円。今年はアコウが多そうなので,朝一番はアコウを狙ってみた。

生名港埋立地へ着いたのが6時25分ごろ。ちょうど仕掛けを準備できるくらいの明るさになっている。

満潮が5時半ごろの長潮で,条件的にはあまりよくない。

サバの群れが去ったのか,波止にはタコ狙いの地元の人が1人いるだけだった。

●港内向き真ん中当たりへ荷物を置いてウキさぐり釣りの仕掛けをセットし,生きエビをつけて第1投。

早速当たりがあったが,釣れたのはリリースサイズのホゴ。一応スカリにキープ。

その後1時間ほど釣り続けて,ポツポツ当たりが出て煮付けサイズのアコウも2匹釣れた。

7時半ごろフグがエサを取り始めたので,かぶせ釣りにチェンジした。

かぶせではハゲの当たりはほとんどなく,フグとベラ系の当たりが多い。

日が昇るにつれて下の写真のイソベラばかりになったので,9時半ごろにこの場所をあきらめた。

キープしたのはアコウ2尾(23・24cm)と青ギザミ3尾(22〜24cm)

●このあと10時ごろ立石港に立ち寄り,神辺のてっちゃんに会う。

ここもイソベラの当たりしかなく,11時の船で因島へ帰った。

帰りに三原まで足を伸ばして須波で30分ほど竿を出してみたが,こちらはフグの当たりのみ。

小ハゲがエサをつつきに来なくなったのはいいが,この秋はマルハゲが少ないのが残念。

今度の週末は天気のいい日を選んで蒲刈へ行ってみたい。

ギザミの塩焼きとアコウの煮付け


 

◆ 11月3日(祝)  横島・坊地波止/浜沖波止   ◆ 11月4日(日) 生名島・生名港/立石港

●下の写真は,先週釣ったサバとギザミで作った干物。おいしかった。

サバの干物の工程は次のとおり。こうやって作ると,丸ごと食べられる。

3枚におろす→腹骨をすき取る→両面に塩を振る→15分ほどたったら洗い流してキッチンペーパーで拭く→網に入れて干す。

●3日の土曜日は,この秋初めての横島・坊地へ行ってみた。

夜が明けかけた6時過ぎごろ着いたが,波止の曲がり角から先はもう釣り人で満杯だった。

付け根と曲がり角の真ん中あたりに入り,仕掛けをセット。カキはちょっとだけ用意してある。

満潮は7時ごろで,ほぼ満潮の潮止まり。朝方は風が強かった。

かぶせで3投したが当たりがないので,コウイカのエギを使った手長ダコ狙いを開始。

どうせ当たりは少ないだろうから,二刀流で2時間ほど釣る予定を立てていた。

結果は,かぶせではボウズ。ハゲっぽい当たりが2回あったが,合わせられなかった。

エギの方は小型の手長ダコを2匹キャッチ。

リリースした方がよさそうなサイズだが,手長ダコは好物なのでキープした。

●祝日ということで釣り人がさらに増えて,身動きできないような状態になったので8時ごろ撤収。

来る途中で買っておいた300円分のシラサエビを持って,隣の浜沖波止へ行った。

こちらもフカセ釣りの人や夫婦,親子の釣り人が入っていた。

使えるサイズのエビがなくなるまで1時間ちょっと釣って,下の釣果。キープサイズはゼロ。

一番大きいカサゴは17cm。ほかに小アコウ,小メバル,チャリコ。

坊地で釣った手長ダコ2匹だけをキープした。

●昼食後,カキを調達できる場所を探しに行った。

かぶせ釣りを始めた頃は,エサのカキが用意できないような事態は想定してなかったが…

Googleの航空写真で当たりをつけて,どうにか調達場所を発見。

忘年会参加者にはお教えします。ただちょっと遠いですが。

夕飯に作った手長ダコとネギのぬた

●今日の日曜日は,その調達場所で採ったカキを持って生名島・生名港へ。

朝一番のフェリーで行ったのに,短い波止に釣り人が10人くらい入っていた。

サバ狙いの地元の人が多い。実際サバは入れ食い状態で,マキエをすると足元の水面まで寄って来る。

サバは先週十分釣ったので,今日はかぶせ一本で勝負。

どうにか空いていたところに入り,6時半ごろ釣りを開始。満潮は8時ごろ。

最初の3投ほど当たりがなかったが,初当たりで幸先よくサンバソウがヒット。

これは期待できるか…と思ったが,7時を回ると小ハゲが寄って来た。

ただし上から見えるほどの活性ではなく,底付近で当たる。

重たいカキを使うとサシエは底までもつが,すぐ当たりがあってエサを取られる状況。

状況が変わらないので,途中から3本イカリのフックを下につけた引っ掛けバージョンに変更。

小型のハゲと格闘しながら9時半ごろまで釣って,下の写真の釣果だった。

サンバソウ(20cm),ウマヅラハギ(17〜22cm)

●まだ帰るにはちょっと早いので,立石港へ寄った。

もうカキがほとんど残ってないので,ダンゴ釣りで釣れる魚を狙う。

岡山ナンバーの車が2台止まっていて,港内向きに3人の釣り人がいた。

1人が35〜40cmくらいのチヌを上げていた。

波止曲がり角の先の外向きでダンゴ釣りを始めると,第1投でタコが掛かった。

中型のマダコ

●その後は地元のタコ狙いの釣り人(立石港の近くに住んでいる人で,フェリーの乗組員だが今日は非番とのこと)と

ずっと話しながら11時ごろまで釣ったが,コブダイのバラシとフグが2匹釣れただけ。ここも小ハゲが多かった

状況的にはだんだんよくなってきそうなので,また生名港で釣ってみたい。

今年はサバが異常発生しているので,場所取りが大変そうだが。

 

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