★ 釣り日記 (2020年1月〜2月) ★

 

1月3日(金)・5日(日) 1月12日(日) 1月19日(日)
月2日(日) 2月8日(土) 2月15日(土)
2月23日(日) 2月24日(祝)  

 


 

◆ 2月24日(祝) 弓削島・今井の波止ほか

●おとといの土曜日に大きな仕事が1本上がったので,この連休は完全オフ。

例年この時期はあまり釣りに行かないが,カゴ釣りを覚えたので釣り場を開拓したい。

今日は釣り日和で,人気の高い釣り場は人が多そうなのでパス。

因島から生名島へ渡って,あちこち回ってみた。満潮は昼頃の大潮。

●立石港から生名港へ向かうと,左右の波止の先端には既に先客がいた。

佐島経由で弓削島へ行き,まず上弓削港へ行った。先客はなし。

波止先端で7時前ごろからカゴ釣りを30分ほどやったが,魚の反応がない。

カキを少し持参したのでかぶせもちょっとやってみたが,当て潮のせいかこちらも無反応。

断念して,次に行ったのは佐島港左手の灯台のある波止。

ここも先端に釣り人がいた。ハゲ狙いだが釣れてないとのこと。

付け根寄りの港内向きでカゴ釣りをやってみたが,エサ取りもいない。ここも30分ほどで撤収。

●結局,9時前ごろに弓削島の今井の波止へ行き,ここで昼ごろまで粘ることにした。

波止のL字の曲がり角と先端に,連れのフカセの人が2人入っていた。

状況を尋ねると,手のひらくらいのチャリコしか釣れてないとのこと。

付け根と曲がり角の中間あたりに入って,釣りを開始した。

潮は時々左右に流れるが,わりと釣りやすかった。

しばらくするとオキアミのサシエが取られるようになったが,ウキには反応が出ない。

スズメダイが釣れたので,エサ取りはたぶんこいつだろう。

まともな当たりがないまま時間が過ぎたが,10時ごろに左の岸壁に向かって流れる潮でウキが沈んだ。

合わせると,いい手ごたえ。タイなら刺身が取れるサイズ…と思ったが,浮いてきたのはチヌ。

今年の初チヌなので,これはこれでうれしい。サシエはマルキューのネリエ「食い渋りイエロー」だった。

その後は時々ウキに反応が出たが,針に乗ったのはハゲ1枚のみ。12時前に納竿した。

このときまでにフカセの人にはチヌは釣れていなかった。カゴ釣りの威力はすごい。

ウマヅラハギ(31cm),チヌ(36cm)

チヌは片身を刺身,もう片身は市販の粉を使った香草焼きにした。


 

◆ 2月23日(日) 因島・小用港

●ちょっと違う魚を食べたいので,今日は釣具店でシラサエビを買って因島の小用へ行った。

エビで狙う本命上はカサゴ。ここは足元は根が荒いので根魚は多い。

現地にはまだ暗い6時過ぎに着いたが,既に釣り人が4人入っていた。

3人は波止の曲がり角近くでのメバリング,もう1人は先端近くで竿を3〜4本並べてマダイを狙っていた。

釣れたか尋ねると,小さいが多少は釣れた,とのこと。

波止の曲がり角と先端の中間あたりが空いていたので,そこへ入った。

●満潮が11時半ごろの大きい潮で,釣り始めた時間帯は右から左へかなり流れていた。

1〜5号のオモリをつけて足元から沖までさぐってみたが,沖は当たりがなく足元は根掛かりの連発。

潮が横に流れていてほかの釣りは難しいので,しばらくエビで釣り続けたが,結局ノーヒット。

7時半ごろからカゴ釣りにチェンジした。

●カゴ釣りでは数投目に塩焼きサイズのマダイがヒット。

その後は潮が緩んできて釣りやすくなったが,当たりが遠のいた。

しかし潮位が高くなってくると魚の活性が上がり,ウキが沈む当たりが出始めた。

結局12時過ぎごろまで釣って,土産にできるような魚はあまり釣れなかったが,それなりに楽しめた。

一番当たりが多かったのはフグ。ハゲも2〜3回ハリ外れでバラした。

ここは潮が速い時間帯は難しいが,ポイントを選んで朝まずめを狙えばタイは期待できるかも。

ハゲはこれから暖かくなってくればもっと期待できるだろう。

ウマヅラハギ(25cm),メバル(21cm),マダイ(23・24cm)2尾,ナゴヤフグ

このほかチャリコや小カサゴも釣れた。

久しぶりに釣ったメバルを食べた。新鮮なのでやっぱり美味。


 

◆ 2月15日(土) 生口島・名荷港

●明日の日曜日の天気予報がほぼ確実に雨なので,今日釣りに行った。

午前中は仕事をして,昼食をとってから出発。尾道港の満潮が午後3時ごろなので,その前後の潮を狙う。

名荷港に着くと,波止の曲がり角あたりにフカセの人が1人。釣れてない,とのこと。

そこから先は空いていたので,てっちゃんポイントに初めて入った。

曇り空で風もほとんどなく釣りやすい。潮はまだちょっと速い。

●タックルは5.3mの竿に道糸3号,ウキ1.5号,カゴ,ハリス1.7号を1.5mほど。針はチヌ3号の1本。

カゴに入れるマキエは,この間フクさんにもらったヌカがベースのもの(冷凍しておいた)。サシエはボイルのオキアミ。

釣り開始は1時半ごろ。5投めくらいにウキが消し込んで,小ダイが釣れた。一応スカリにキープ。

後で振り返ると,1時半〜2時ごろが一番活性が高かった。

下げの潮が流れ出した4時ごろまで釣って,当たりは10回くらいあったが,針に乗らないことも多かった。

タナは竿2本より深め。時々サシエを取られたので,ハゲかフグだろう。

欲を言えば刺身サイズが釣りたかったが,2時間半の釣りで十分楽しめた。

フクさんマキエ分けてもらってありがとうございました。おかげで釣れました。

今日の感想は2つ。

@マダイって年中釣れるんですね。

Aしまなみ海道の釣り場でマダイの魚影が一番濃いのは,この名荷港では?

マダイ4匹(22〜26cm),ウマヅラハギ(27cm)


 

◆ 2月8日(土) 生名島・生名港

●遠くから親戚が来ているので,新鮮な魚を食べさせるために生名島へ食材調達に行った。

狙う魚は,とりあえずカゴでタイとハゲ。刺身用の魚が釣れないときはかぶせでコブダイなど。

朝一番のフェリーで渡って生名港へ行くと,常夜灯の下にメバル狙いの人が「釣れてない」とのこと。

満潮は11時ごろの大きい潮だが,まだあまり動いていないようなので,波止先端へ。

●釣り開始は6時40分ごろ。まだ薄暗いので,電気ウキでカゴ釣り。

サシエが取られる時間帯が続いたが,7時15分ほどにウキが沈んで塩焼きサイズのタイが釣れた。

7時半過ぎにもう1枚。しかしその後は潮が速くなり,ハゲらしい気配もあるが針に乗らない。

途中から港内向きに釣り座を変更したが,正面から強風が吹いて釣りづらい。

2回ハゲを掛けたが,針外れでバラシ。

カゴはあきらめてかぶせ釣りにチェンジ。1回切られた後,どうにか刺身にできるコブダイをキャッチ。

ハゲが釣れなかったのは残念だが,食材は確保できたので12時の船で帰った。

マダイ(25cm)2尾,コブダイ(32cm)

お客に出したのは,コブダイの大葉巻きと炙り,マダイの煮つけ


 

◆ 2月2日(日) 大三島・盛港

●先週は満潮の前ごろから名荷でカゴ釣りをやったが,釣果なし。てっちゃんはそこそこ釣っておられた。

今週は午前中が下げの潮になるので,ハゲを狙ってまた大三島・盛港へ行った。

現地に着いたのはまだ薄暗い6時20分ごろ。波止の先端に荷物を運んでカゴ釣りの仕掛けをセット。

正面は下げ潮が速いので,波返しに上がって左手の潮の緩いあたりを狙う。

結局9時半ごろまで釣って,本命のハゲは取り込めなかった。

カゴ釣りでは7時ごろから30分ほど頻繁に当たりがあり,ハゲらしいのを3回掛けたが全部針外れでバラシ。

その後は,サシエは取られるがウキに反応が出ず。チャリコやカサゴも釣れたがリリースした。

潮が緩んだのでかぶせ釣りもやったが,ハゲの反応はなし。持ち帰り用のコブダイを1匹釣ったところで納竿した。

コブダイ(38cm)はかぶせ釣り,小ダイ(21cm)とタナゴ(22cm)はカゴ釣りでの釣果。

コブダイのネギ味噌焼き。レシピはこちら

上の娘が第二子の妊娠中のため,タナゴを食べさせた。

昔からタナゴは(卵胎生なので縁起物として)妊婦に食べさせる習慣がある。

娘が体がしんどいので料理ができないというので,いろいろ作って持ち帰らせた。


 

◆ 1月19日(日) 大三島・盛港ほか

●今日はカゴ仕掛けとかぶせの道具を持って,大三島をあちこち回った。

満潮が6時ごろ,干潮が昼ごろの長潮なので条件はよくないが,風は弱かった。

大三島へは6時半ごろ着いて,まず向かったのは瀬戸港。

しかし先客があり,引き返して宮浦港へ。

ここで7時過ぎから1時間ほどかぶせをやったが,潮が全く動かず魚の気配がない。

あきらめて撤収し,再び瀬戸港へ。今度は釣り人は誰もいなかった。

先端に入ってカゴ釣りをやってみたが,潮が速すぎて釣りにならず30分ほどで断念。

海岸線を北上して盛港へ。港の右手の波止にフカセの人がいたが,何も釣れていなかった。

ここでカゴ釣りをやろうと思ったが,タナを取ると水深があまりにも浅く,釣れそうな感じがしない。

結局,9時半ごろから盛港左手の波止で釣りを開始した。

●今までの経験で言うと,だいたい満ち7分〜下げ3分くらいは(満潮の潮止まり以外)激流が流れて釣りにくい。

かぶせでもカゴでも,下げ5分〜満ち5分くらいが釣りやすいと思う。

カゴ釣りを始めた時点では半分以上下げていて,潮はだいぶ緩んでいた。

最初はチャリコが釣れてきたが,しばらくするとサシエがきれいに取られるようになった。

タナを上げても同じ。おそらくハゲが寄っているはず。

この感じだとカキでもハゲの反応が出るかもしれないので,かぶせ釣りにチェンジした。

●結果的にはこれが正解で,当たりはかなり頻繁にあった。当たる魚は,コブダイ・フグ・ハゲ。

コブダイは今日は大きいのはヒットせず,食べるにはちょっと小さいサイズが連発。

こんなサイズが数匹釣れた(即リリース)。

ハゲは時々活性が高くなり,水深3〜4mくらいのタナでカキを取っていく。

しかもサイズはよさそうで,30cmオーバーを中層で掛けたが水面でバラシ。

どうにか底でウマズラとマルハゲを1匹ずつフッキングさせたが,魚影はかなり濃そうだった。

この時期にマルハゲが釣れるのも珍しいが,大きなサイズのハゲがカキに反応したのは久しぶり。

水温が高いせいだろう。ほかの場所でもハゲが多ければかぶせで狙えると思う。ただし掛けるのは難しい。

今年はこのまま春までこの感じが続いてほしい。

写真のコブダイは28〜32cm。ちょっと小さいので全部リリース。

ウマヅラハギ(33cm)とカワハギ(20cm)だけキープした。


 

◆ 1月12日(日) 弓削島・上弓削港/生名島・生名港

●大潮で風の弱い好条件なので,カゴ釣りとかぶせ釣りの両方の用意をして因島からフェリーに乗った。

カゴ釣りができる場所を開拓すべく,向かった先は上弓削港。

タイを狙うとなると水深があって潮が流れる場所がいいはずなので,いくつか候補を選んである。

現地に着いたのは6時半ごろで,まだ空は暗い。

ヘッドライトをつけて波止先端でカゴ仕掛けをセットし,タナを7mくらいにセット。

ウキは電気ウキ。数投めに当たりがあり,塩焼きサイズのタイが釣れた。

その後7時半ごろまで,散発的にサバの当たりがあった。

しかしバラシもあって,取り込んだのは2匹のみ。

明るくなってからは当たりが遠のき,エギもちょっと投げてみたが無反応。

かぶせにチェンジしたが,釣れたのは大きなフグとリリースサイズのコブダイのみ。

9時前に見切りをつけて,場所移動した。

上弓削港でキープしたのは,マダイ(23cm)1尾とマサバ(27cm)2尾。

●次の目的地は今井の波止だったが,先客がいたので断念。

佐島・赤灯台の波止の先端でも竿を出してみたかったが,ここも先客あり。

結局生名港右手の短い波止まで戻った。見覚えのある車が止まっていて,ぶちさんに会った。

港内向きに道具を置いたころ,ぶちさんに魚がヒット(動画がアップされると思います)。

 https://www.youtube.com/channel/UCONCuvadKHosorojDcsPmTA 

●結局ここでは満潮近くの11時40分ごろまで釣って,塩焼きサイズのタイ3匹。

足元のかぶせ釣りにはエサ取りの当たりしかなかった。

生名港での釣果。21〜24cmのマダイ3尾。

●12時のフェリーで因島へ戻り,隣の生口島・名荷港へ行くと,てっちゃんが竿を出していた。

こちらはさすがの釣果。てっちゃんレポート待ってます。

帰ってからサバをシメサバにした。1日置いた方がおいしいが,1匹の片身分だけ今日炙って食べた。

本当は刺身にしたかったが,万一アニサキスに当たると怖いので。しかし炙りシメサバも美味。

まだカゴ釣りで開拓したい場所がいろいろあるので,チャンスがあれば狙ってみたい。

翌日に食べたタイの煮付けとシメサバの酢の物


 

◆ 1月3日(金) 大三島・盛港 / 5日(日)須波港

●この正月は,3日と5日に釣りに行った。

3日は,カゴ釣りでマダイの釣れる場所を開拓すべく大三島へ。

寒い時期なので,ある程度水深があって潮が流れるポイントを狙いたい。

最初の候補の井口港には先客がいたので,盛港の一番左の波止へ。

ここは冬場にカキでチヌが狙えるが,この日の本命はマダイ。

潮が大きい日は激流が流れるので,小潮の方が釣りやすい。

この日は尾道港の干潮が9時38分の小さい潮。

●現地には8時ごろ到着。干潮が近いので潮は多少緩んでいる。

波止先端から沖の一文字波止方面へ流れる潮に乗せて,カゴ釣りで狙う。

タナは8〜10mくらい。最初は1本針でスタートした。

しかし数投するとエサがきれいに取られるようになり,2本針にチェンジ。

ハゲがいるようなので,サシエは上を生ミック,下をオキアミにした。

魚の活性は高いが,なかなハリに掛からない。

干潮をはさんで満ちの潮が流れ出す10時40分ごろまで釣って,下の釣果。

ウマヅラハギ(26・27cm),カワハギ(21cm),ギザミ5匹をキープ

ウマヅラとカワハギは煮付けに,ギザミは干物にした。

この時期にカワハギやギザミが釣れるということは,まだ水温が高いらしい。

●今日の5日(日)は,しまなみ海道は渋滞が怖いのでパス。

カゴ釣り仕掛けとカキを持って,三原・須波港へ。

着いたときは7時前でまだ薄暗かったので,ちょっとエギを投げてみたが無反応。

7時過ぎから波止付け根近くでカゴ釣りを開始。しかし魚の反応がない。

8時前ごろ場所を移動してかぶせ釣りにチェンジしたら,すぐ食べごろサイズのコブダイが釣れた。

その後数投したが当たりがなく,手土産はキープしたのでまたカゴ釣りを再開。

時々エサが取られるようになり,ハゲはいるらしいがウキには反応が出ない。

地元のハゲ狙いの常連さんが数人入っていて,ギャング仕掛けや胴突きで1人1〜2匹ハゲを釣っていた。

結局10時過ぎに納竿。今日は天気がよく,魚の反応は鈍かったが気持ちよく釣りができた。

コブダイは半分を干物にして網に干してある。残りの半分は今晩刺身とユッケで食べる予定。

正月休みも終わり。明日から仕事頑張ろう。

コブダイ(42cm)

コブダイのユッケと炙り 

 

コブダイチャーハン。材料は干物にしたコブダイ,シソ,ごま。美味。

 

 

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