★ 釣り日記 (2020年3月〜4月) ★

 

3月1日(日) 3月8日(日) 3月15日(日)
3月20日(金=祝) 3月28日(土) 4月11日(土) (オフ会)
月19日(日)    

 


 

◆ 4月19日(日) 大島・友浦港

●今日は娘夫婦が孫を連れてくるので,新鮮な魚をいろいろ食べさせてやりたい

メインの狙いはアジで,カゴ釣りとかぶせの用意もしてある。

行き先は大島の友浦。ここは年中回遊魚が狙える。

ただし軽でも尾道から片道千円以上かかるので,ふだんは釣り人は少ない。

ところが今日は,朝の6時ごろ現地に行くと数台の車が止まっていた。

波止の曲がり角の常夜灯の下あたりには家族連れが3組いて,頭にヘッドランプをつけている。

空いている先端へ荷物を運ぶ途中で聞くと,アジやサバがポツポツ釣れている様子。

●満潮は9時過ぎごろ。満ち潮は手前に寄せてくる潮で,かぶせは難しい。

とりあえずサビキの仕掛けを出して,港内に入ってくる潮に乗せて流してみたが反応がない。

常夜灯の下あたりに混ぜてもらえば釣れるだろうが,「密です」と思われるのも悪いので,

サビキは断念してカゴ釣りに切り替えた。これでもアジなら釣れるだろうと。

●しかしそう甘くはなく,満潮の9時ごろまではほとんど何も釣れなかった。

潮が緩んだのでかぶせもやったが,こちらもほとんど反応がない。

時期的にマルハゲを期待したが,コブダイに2回切られただけ。

潮が下げに入ってからポツポツ反応が出始めて,ハゲ・小さいタイ・アジ・サバなどが掛かりだした。

昼ごろ終了の予定だったが,ちょうどそのころ一時的に活性が上がったので延長。

結局1時半ごろまで釣って,下の釣果だった(全部カゴ釣り)。

ヒラアジ1(28cm)・マルアジ5(20〜23cm)・サバ2(28cm)・ウルメイワシ1

ウマヅラハギ3(31cmオス・28cmメス・29cmメス)・マダイ2(20・23cm)

常夜灯の真下で釣っていたファミリーは爆釣で,たぶん50匹くらいは釣っていた。

「35cmくらいのがだいぶおるー」とか「一番大きいのは38cmじゃ」とか子どもの声が

聞こえたので,アジでもサバでも相当大きいのも釣れたらしい。

帰りぎわに撮った写真。ファミリーはもう帰っていたが,曲がり角の内側がベストポイント。

お勧め釣り場ではあるが,なるべく距離を開けて(できればマスクをして)釣るのがいいかと。

夕飯の一部。ヒラアジとイワシは刺身,ハゲは刺身と煮つけ,タイは酢締め,あとは唐揚げ。


 

◆ 4月11日(土) オフ会報告

●例年なら楽しみなオフ会も,今年はコロナの影響で皆さんいろいろ大変なことと思います。

個人的には先日数年ぶりにぎっくり腰になってしまい,どうにか回復したがまだ無理はできない。

波返しの上に乗って釣るのは不安があるので,フラットな釣り場を選んであちこち回った。

天気は晴れ〜曇り,風もあまりなく,釣りのコンディションとしてはよかった。満潮は午後1時前ごろ。

●因島から一番のフェリーに乗って生名島へ渡り,近くの立石港でちょっとジグを投げてみたが無反応。

時期としてはまだちょっと早いが,上弓削港へ。ここは釣り人はわりと少ない。

ここで7時過ぎから2時間ほど釣ったが,やっぱりまだ早かった。

散発的に当たりがあるが,ほとんどはフグ。唯一釣れたのがこれ。

カワハギ(19cm)

●9時過ぎに生名港へ移動。各所に釣り人はちらほら見られる。生名港には10人ほどが竿を出していた。

内向きで30分ほどやったが,ノーヒット。10時の船で因島へ戻った。

●因島・宇和部港で1時間半ほど竿出し。ここは他の釣り人はいなかった。

しかし活性が低く,コブダイの当たりもなし。昼前ごろ,名荷港へ移動した。

波止にはフカセ釣りの人が3人入っていたが,3人ともボウズ。

釣り雑誌の記者さんが取材に来たが,すぐ帰った。

間に入れてもらって30分ほどやったが,当たりなし。

12時半ごろ,いったん帰路についた。

途中,大浜パーキングに寄ったが,客はほとんどいなかった。

食堂にも誰もいなかったのでラーメンを食べ,塩饅頭を買って帰った。

夕方,出直して名荷港へ。相談して,夜の部はなし。みんなマスクで話をした。

釣りは不要不急の外出ではあるが,外で一人で釣りをする分には感染の心配は低い。

ぶちさん,末くん,てっぺいちゃん,お疲れ様でした。

ユノさんからは,自作のキス天秤と,売り物の塩辛の余りなどをいただいた。ありがとうございます。

最後に,引っ越しの荷造りを終えて来てくれた俊介くん,ありがとう。

最初に会ったのはNHKの取材があった生名島で,あのころはまだ小学生だったのが,

その後隠岐の学校を出て船乗りになり,まもなく隠岐の母校で教壇に立つという。

今度いつ会えるかわからないが,お元気で!

PS:体調にもよりますが,今年は蒲刈で秋のオフ会も計画しています。


 

◆ 3月28日(土) 生口島・名荷港

●仕事が一段落したので,今日は釣り。

このところ釣行のたびに強風の悪天候だった,今日の天気予報は曇りで弱風。

かぶせ釣りでチヌが釣れる時期になったので,1枚は釣りたい。

ただし満潮が午後1時ごろなので,潮の低い時間帯は別の釣りもやる予定。

朝6時過ぎごろ名荷港へ行くと,ぶちさんポイントには先客が入っていた。

第2候補の波止先端近くへ行き,最初はジグでヒラメを狙ってみたが反応なし。

少したって神辺のてっちゃんが来たのでしばらく話し,カゴ釣りの仕掛けを出した。

時々エサを取られるがウキが沈むような当たりはなし。

フカセの釣り人も来て,波止真ん中あたりへ入った。

かぶせの先客さんはコブダイ狙いで,本命の73cmを釣ったとのこと。

その先客さんが帰ったので,ぶちさんポイントに移動して釣ることにした。

末くんも来たが,今日は別の場所で釣るとのこと。

●結局8時半ごろからかぶせ釣りを始めたが,今日は最初から魚の活性が高かった。

開始してすぐに最初の魚がフッキング。煮付けサイズのカワハギだった。

そのあとウマヅラもキャッチ。結局この時間帯が一番チャンスだったかも。

だんだん当たりが散発的になり,時々小さいカサゴが当たる。数匹リリース。

9時半ごろにチヌが釣れたが,夏チヌのような塩焼きサイズ。

波止付け根の石垣のすきまで穴釣りをやってみたが,反応なし。

釣り場に戻り,てっちゃんと話しながら釣っていたら,握った竿をひったくるような当たりがあり,

まともなサイズのチヌが釣れた。これが10時半ごろ。

その後,カゴ釣りのてっちゃんもチヌを上げていた。

この後はフグっぽい当たりが増えて,満ち潮の流れもまだ早いので,11時半ごろから30分ほどランチタイム。

フレスタの食堂でラーメンを食べて戻り,12時過ぎごろから再開。

満潮が近づいていい感じの潮になり,12時半ごろチヌがヒット。ほかにバラシも2回。

その後雨模様になったので,1時前に納竿した。

今日は早朝からハゲ狙いで釣っていたら,もっと釣れた可能性が高い。

最初はカサゴがよく当たったが,その後フグっぽい当たりが増えた。

チヌは最盛期にはまだちょっと早い感じ。オフ会の頃がピークかもしれない。

チヌ3匹(23・37・40cm),カワハギ(22cm),ウマヅラハギ(23cm),カサゴなど


 

◆ 3月20日(祝) 因島・宇和部港

●今日も天気予報はあいにくの西風。潮は満潮が9時過ぎの若潮で,かぶせのチヌ狙いにはちょっと早いか。

朝から満潮ごろまで釣ることにして,因島・宇和部へ。出るときから風が強かったが,現地もかなり吹いていた。

小さい潮の割には流れが強い。6時半ごろから釣り始めたが,サシエの着底位置が決まらない。

サシエが手前へ戻ってくると当たりがなく,うまく沖目へ着底すると時々当たる。

コブダイに1回切られた後,7時半を過ぎてから少し釣りやすい潮になった。

8時ごろに時合いが来て,コブダイの当たりが連発。

10回以上当たって,切られたり外れたりして取り込んだのは6匹。

最初はスカリに入れていたが,途中から即リリースに切り替えた。

チヌっぽいバラシも1回あったが,正体は不明。

9時ごろカキがなくなったので終了した。

写真のコブダイは48〜60cm。このほか45〜50cmくらいのが3匹釣れた。

●食べごろのを1匹だけさばいて,2匹はリリースしようと思ったが,帰り際に地元の人たちが4人ほど見物に来て,

そのうちの1人が「逃がすならくれ」と言うので,プレゼントした。刺身で食べるそうだ。

持ち帰ったコブダイは,3分の1ほどを刺身用にして,残りは干物に。風が強いので夕方までに乾いた。

コブダイの刺身と干物。刺身はシソを巻いて食べると美味しい。


 

◆ 3月15日(日) 浦崎・石積みの波止/田島・小箱波止

●今日は昼ごろに10メートルを越える西風が吹くという予報が出ていた。

西風を避けられそうな釣り場となると,思い当たるのは田島の小箱しかない。

満潮が2時半ごろなので,ゆっくり出て近場を攻めてみることにした。

釣具店で冷凍キビナゴを購入してから,カキを調達。

今日は,穴釣り・かぶせ釣り・カゴ釣りの仕掛けを用意してある。

●まず向かったのは,浦崎の境ヶ浜の手前にある潮干狩り場の隣の石積みの波止。

ここは昔,夏になるとよく原付でチヌ釣りに通ったが,それ以来ずっと行っていなかった。

浦島漁協の駐車場に車を止め,坂を下って波止へ行くと,付け根のところに鉄柵がある。

入り口は空いているので,入ろうと思えば入れる。

しかし怒られるんじゃないかと心配しながら釣るのも嫌なので,ここはパス。

対岸の,戸崎方面へ向かう道の途中にあるの長い石積みの波止へ向かった。

こちらは波止付け根のところに駐車スペースがあり,釣り禁止という看板もない。

もっとも,この波止で釣りをするには2つの難点があり,釣り人の姿を見たこともほとんどない。

まず,大きな石がゴロゴロ積んであるだけなので,移動が大変。重い荷物をかついで行くのは難しい。

もっと困るのは,波止付け根のところが低くなっていて,潮が半分くらい下げてからでないと波止へ渡れない。

今日は干潮から1時間ほどたった9時半ごろに行ったので,水をかぶってはいなかった。

しかし長居をすると帰れなくなるので,長時間の釣りは無理。

この波止は真ん中あたりで左へ折れ曲がっていて,その手前は砂地に石が積んであるだけなのでまるで浅い。

そこから先はだんだん深くなっていて,穴釣りにはいい感じの隙間がたくさんある。

ここで竿を出すのは初めてなので,釣れるかな?どうかな?という感じでやってみたが,大正解だった。

キビナゴをハサミで半分に切って,ブラクリ仕掛けの針を穴に落としてみると,2回に1回以上の率で当たりがある。

1時間もしない間に食べる分くらいは十分釣れたので,素早く撤収。

10時40分ごろ(干潮の2時間後)に付け根に戻ると早くも砂浜が水をかぶり始めていて,危機一髪だった。

こちら側に渡り終えて数分後にはこんな感じ。

釣れたのはムラソイ(ですよね?)が多かった。タケノコメバル(黄色いやつ)は準希少種だそうなのでリリース。

サイズは17〜20cm。

※ここは釣り荒れしていないので,数釣りをしようと思えばいくらでも釣れるはずです。

ただ資源保護のため,食べる分以上は乱獲しないよう心がけたいです。

●護岸へ戻って魚をさばき,昼食をとりに千年方面へ。

SATさんに教えてもらった蕎麦屋へ行ったが,まだ11時20分ごろなのに大勢の客が入り口で待っている。

ここはあきらめて,近くの台湾料理店へ。

台湾ラーメン+ニラレバの定食。これで680円は安い!

●午後は予定どおり田島東岸の小箱波止へ。ここは西風は写真右手から吹くので,左を向けば釣りができる。

日曜日とあって大勢の人が入っていたが,フェンスのすぐ先が空いていた。

近くの家族釣れはコノシロ狙いで来たそうだが,今日は釣れてないという。フカセのチヌ狙いの人もいた。

まず,足元にカキを落としてみた。タックルはひでさんからもらった竿に両軸リール,道糸4号・ハリス3号・針は伊勢尼12号。

40〜50cmくらいのコブダイか,あわよくばアイナメ狙い。数投目にコブダイが当たったが,手前へ潜られてハリス切れ。

それから少ししてまたヒット。今度は強引にやりとりして,上がってきた。65cm

ギャラリーに撮ってもらった。

このサイズでは大きすぎてナイフでさばけないので,リリース。食べごろサイズを釣るのは難しそうなので,カゴ釣りにチェンジした。

ウキは,市販品を改良したものを使った。

このウキはもともと,本体の上の黄色いテープのところにケミホタルをセットするための短いビニールパイプがついている。

ここに釣具店で売っているウキ素材を削って差し込み,色を塗った。先端は小さい丸ウキを差し込んだ。

カゴ+3号オモリで立つくらいの浮力(ウキ本体は2号)。タナはほぼ底にセット。

案の定しばらく当たりはなかったが,満潮が近い2時ごろ,ウキが微妙に沈んでいる感じ。

合わせると魚の手ごたえがあったが,根魚のように重いだけであまり引かない。

手前まで巻いてきても下へ潜ってなかなか姿が見えなかったが,浮いてきたのは予想外のカレイ。

正直,自分で釣るターゲットの中で一番うれしいのはこいつ。何と言っても刺身がおいしい。満潮の2時半に納竿した。

肉厚のマコガレイ(30cm)

今日は5人(+孫)の夕食だったので,全部刺身にした。どれも家族に大好評だった。


 

◆ 3月8日(日) 伯方島・有津の波止ほか

●ゆうべから雨で今日も午前中は雨が降りそうな予想だったので,もともと昼頃に出発するつもりだった。

しかし朝起きてみると雨は止みかけていて,ネットの天気予報でも9時には曇り空になっていた。

満潮が10時半ごろなので,満潮前の時間帯に間に合うよう,朝食をとった後で8時半ごろ出発。

今日は,きのうスーパーで買っておいた小イワシをエサとして用意してある。

●最初に行ったのは,瀬戸田の名荷港。カゴの先生(てっちゃん)がいつものポイントで竿を出していた。

マキエを用意して,隣に入らせてもらった。しかし今日は食いが渋く,サシエのオキアミも取られないとのこと。

9時半ごろから釣り開始。予想したより風も弱く釣りやすかったが,確かに魚の反応がない。

てっちゃんに塩焼きサイズのマダイが1匹釣れたあと,こちらにも同サイズがヒット。

しかしその後はまともな当たりがなく,マキエが切れた11時過ぎに終了。

マダイ(24cm)→1匹だけなのでてっちゃんのスカリへ。

●近くのスーパー(フレスタ)の食堂で尾道ラーメンとチャーハンを食べてから,次の釣り場へ。

向かったのは,先週と同じ伯方島の有津港。ちなみに尾道から軽で片道990円。

今日はもともとここで竿を出そうと思っていた。釣り方は,穴釣り。

前回ここへ来た帰りに,ここは穴釣りに絶好のポイントじゃないかと狙いをつけていた。

斜めに入った石垣に,いかにも釣れそうな隙間がたくさんある。

もっとも,似たようなポイントはあちこちにある。対岸の白灯台の波止の付け根とか。

エギングロッドにブラクリ仕掛けのシンプルな仕掛け。

小イワシをぶつ切りにして針に刺し,竿下の穴へ第1投。

このときの時刻は12時20分ごろで,満潮から2時間ほど経過している。

そうしたらすぐ当たりがあって,小ぶりのカサゴが釣れた。

そのあと1時半ごろまで釣って,下の写真の釣果。

釣り開始直後が一番活性が高かったので,たぶん満潮前後がチャンスだろう。

時間帯と場所を選べば,この釣り方なら年中釣果が期待できそう。

どうしても魚が釣りたいときは,今後はこれをやることにしよう。

1匹目はタケノコメバル(ベッコウゾイ),2匹目はクロソイ。

3・4匹目はカサゴ。サイズは19〜23cm。


 

◆ 3月1日(日) 伯方島・有津の波止

●今日は満潮が午後2時ごろなので昼前ごろから竿を出そうと思っていたが,天気がよかったので早めに出発した。

9時20分ごろ瀬戸田・名荷港へ。ぶちさんとてっちゃんが竿を出していたのでちょっと挨拶してから別の場所へ。

島を半周して垂水港へ行ってみたが,先客あり。近くの生口島南インターから四国方面へ向かった。

大三島を通り過ぎて,伯方島で降りた。インターから5分ほどの有津港・矢崎の白灯台の波止へ。

釣り人がいなかったのでここで竿を出してもよかったが,潮の方向を考えてその対岸の波止へ入った。

●この波止の先端は,かぶせ釣りならコブダイの大物が狙える。

今日は反転カゴ仕掛けで,マキエに寄ってくる魚を狙う。

タナを底近くにセットして,10時半ごろから釣りを開始。

仕掛けが本流に乗るとどんどん沖へ流されるので,近くへ投入して5〜10mくらいの範囲を狙う。

さすがにこの時期は魚の活性が低く,オキアミがほとんどそのまま上がってくる。

時々エサをかじられているので辛抱して釣り続けると,11時過ぎごろに魚がヒット。

ウキの沈み具合から予想したとおり,ハゲだった。30分ほど後にもう1枚追加。

さらに1回針外れでバラした後は反応が鈍くなり,結局2時間ちょっとで納竿した。

●インター近くの土産物店で昼食を取り,来た道を戻って名荷港へ。

てっちゃんは相変わらず好釣果で,釣り画報の取材を受けたとのこと。

隣でちょっと竿を出したが潮が横へ流れて釣りづらいので撤収。

因島・小用へ移動して下げ潮を30分ほどやったが,魚の反応はなし。

コロナのせいで映画館とか人の多い所へは行けないので,休日は外で釣りをするしかない。

だんだん暖かくなってくるので,あと2〜3週間したらかぶせ釣りもやりたい。

オスのウマヅラハギ(34・36cm)

 

釣り日記の目次に戻る