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私が今までに書いた市販本のリスト(その4)です。

黄色地は学生向けの英語参考書・問題集,ピンク地は一般書です。

(書名が淡いブルーのものは絶版です)

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プロフィール(佐藤誠司)

見本

書 名

コメント

<2014年6月発売>

(100)中学でならった9の動詞でいますぐ英会話!

(宝島社・1000円+税)

<小池直己氏との共著>

AKB48の野澤玲奈さんが例文のナレーションをしているという,業界用語で言う企画モノの本ですね。内容は,come,have,get,go など9つの動詞をうまく使って英会話をしよう,というコンセプトの例文集で,収録された1,000個くらいの文を野澤玲奈さん(日本語・英語・インドネシア語のトリリンガルだそうです)が英語で読み上げています。収録に立ち会えたらサインくらいもらえたんでしょうが,何しろ広島に住んでいるので…

<2014年6月発売>

(99)話すためのやさしい英文法

(三笠書房・650円+税)

<小池直己氏との共著>

営業上タイトルに「やさしい」とついていますが,内容はそれなりにハイレベルの本です。はしがきに書いているとおり,I think you're lucky.(君は運がいいと思うよ)という英文の意味がわかる程度の英語力があれば,読むのに大きな支障はありません。しかし,多くの読者が今まで聞いたこともないような情報も入っているはずです。たとえば,I must go. の代わりに I must be going. という言い方ができるのはなぜでしょう?答えは本書をお読みください。

<2014年6月発売>

(98)中学英語で話せるちょっとしたモノの言い方

(青春出版社・1000円+税)

<小池直己氏との共著>

青春出版社からは「大人のモノの言い方」というベストセラーが出ており,この本はその英語版を目指して作ったものです。定価は1000円ですが,盛り込まれている情報量は相当に多いと思います。クイズ形式で基本単語の使い方をチェックしたり,相手に失礼にならない言い方やあいさつの返答のしかたのバリエーションなど,英会話の基礎がかなり効率的に勉強できるはずです。

<2014年4月発売>

(97)英単語ピーナツ Junior

(南雲堂・950円+税)

<大岩秀樹氏との共著>

(88)と同じピーナツシリーズで,basicよりもさらにレベルを下げて中学1〜2年生くらいの単語を中心として収録しています。たとえば borrow a textbook とか throw a ball のような感じです。南雲堂ではさらにこの下のレベル(つまり小学校の英語)も作ろうという構想があるそうです。

<2014年2月発売>

(96)つながる英単語

語源ネットワークで覚える3000語

(ジャパンタイムズ・1,700円+税)

<小池直己氏との共著>

「語源で英単語を覚えよう」というコンセプトの本です。正直なところ,「こんな感じの本にしたい」という当初の構想と,実際に出来上がった本のイメージは少し違っています。評価は読者の皆さんにお任せします。この本に限らず,私が本作りで一番大切にしているのは「重要性が高い情報とそうでない情報とのめりはりをつける」ということです。1つの基準ですべてを説明しようとするあまり,かえってわかりにくくなっている(あるいは無駄な情報がたくさん入っている)本もよく見かけます。安河内哲也さんが以前,予備校講師の心得として「知っていることを全部語るのではなく,10を知って1を語るくらいがちょうどいい」と言っておられました。本作りにもそれは当てはまると思います。

<2013年12月発売>

(95)SKYWARD CLOUDS course

最新入試英語長文20選 

(桐原書店・680円+税)

(93)の1つ上のレベルの長文問題集で,文章の語数は400〜500語程度。パラグラフリーディング,ディスコースマーカーなど,近年はやりの読解技法をまとめています。

<2013年10月発売>

(94)センター試験で大人の英語力チェック!

(学研・1,200円)

<小池直己氏との共著>

「センター試験の問題は日常的なコミュニケーション能力を測るのに適した良問なので,これを解くことは社会人にとっても役に立つはずだ」というコンセプトで作った本です。センター試験の問題のレベルはおおむね英検2級・TOEIC500〜700点程度に相当します。近年のセンター試験にはビジネスシーンの会話などもよく出題されており,TOEIC対策も視野に入れて社会人向けの問題を実際のセンター試験の中から集めています。見開き左ページに1問1答式の問題,右ページに正解と解説をつけているので,電車の中など短時間でもトライできます。

<2013年9月発売>

(93)SKYWARD OCEAN course

 最新入試英語長文20選

(桐原書店・680円+税)

これは高校採用向けの教材のため,書店には売っていません。この長文問題集シリーズは4レベルあり,下から OCEAN → CLOUDS → SKY ... と海から空へ昇っていくイメージのタイトルがついています。この種の教材は「問題冊子+解答解説集+予習・復習用ノート」の3点セットが標準的なスタイルで,素材の選定と付録の充実度が売りになります。このOCEANコースは高1〜2向けで,250〜350語程度の比較的易しい文章を使って「読み方の基本」を学びます。

<2013年8月発売>

(92)3語でOK!スマート英会話

(学研・1,300円)

<小池直己氏との共著>

日常会話で使える3語以下のフレーズを状況別にまとめ,対話例を添えたものです。CDの音声での学習に適していると思います。「使える英語を覚えよう」とは言っても長い文はなかなか暗記できません。3語程度のフレーズをたくさん覚えておけば,ビギナーでもある程度のコミュニケーションができるようになると思います。収録フレーズの例を挙げると,Enjoy!(さあ召し上がれ),Amazing!(すごい!),Surprise!(ほら見て!),May I(いいの?),Tell me.(ねえ教えて)など。

<2013年7月発売>

(91)英語教育村の真実

(南雲堂・860円+税)

5章構成で,それぞれのタイトルは「文部科学省の罪」「英語入試問題の罪」「英語教師の罪」「英語出版物の罪」「英語入試問題の改善案」+「参考資料:入試に出題された悪問の例」です。内容を一言で言えば「暴露本+英語の学習書」です。この本を出せたことで,自分がこの業界で長いことやってきたことにも意味があったかなと思いました。

<2013年5月発売>

(90)1日1分!大人の英語力が

面白いほど身につく

(青春出版社・1,000円+税)

<小池直己氏との共著>

「アイスコーヒー」「上場企業」「腕立て伏せ」「折りたたみ傘」を英語で言えますか?という帯がついています。こういったミニ知識を1問1答式のクイズでまとめた本です。気軽に読めるので,ちょっとした空き時間に軽く英語の勉強でもしようかという方に適していると思います。

<2013年5月発売>

(89)英会話 聞き方と答え方

3秒フレーズ

(PHP・1,000円+税)

<小池直己氏との共著>

タイトルのとおり,会話を切り出しや受け答えをするときによく使うフレーズを集めた本です。たとえば How are you? というあいさつに対して,いつも I'm fine, thank you. と答えるのでは芸がありません。いろんな受け答えの表現を身につけることで表現力を高めることができる,というのがこの本の基本的なコンセプトです。

<2013年4月発売>

(88)英単語ピーナツBASIC1000

(南雲堂・1,000円+税)

<安河内哲也氏との共著>

「教材+コラム」という構成で,教材の原稿は私が書き,コラムは安河内さんが執筆されました。教材部分は「連語で重要英単語を覚えよう」というコンセプトです。たとえば「恐竜の化石=a fossil of a dinosaur」のように。1つのフレーズで2つ以上の語が同時に覚えられることから「ピーナツ」という名がついています。このシリーズは清水かつぞー先生(故人)が3冊出しておられ,よく売れています。今回はセンター試験レベルの受験対策にも使えるよう,比較的基本的な単語を収録しています。見出しは1,000ですが,収録語数はそれよりもずっと多いです。安河内さんのコラムは力作です。コラムを読むだけでも買う価値はあると思います。大学受験生,TOEIC400〜500点程度のレベルの方にお勧めします。

<2013年2月発売>

(88)1日3分!

英語力テスト700

(PHP・648円+税)

<小池直己氏との共著>

同じPHPから出ている「英語力テスト1000」をベースにして再編集した,コンビニ売りの本です。1問1答式の英語に関するさまざまなクイズが入っています。安い値段で気軽に英語の勉強ができる,というタイプの本です。

<2012年12月発売>

(87)総合英語アトラス

(桐原書店・1,450円+税)

<長田哲文氏との共著>

この本を作る苦労話だけで別の本が1冊書けるのではないかと。内容の詳しい説明はこちらへ。

<2012年12月発売>

(86)英単語500

長期記憶メソッド!

(宝島社・税込1,500円)

<小池直己氏との共著>

効率的な記憶術を利用して,CDなどを使って繰り返し学習を行うことで英単語の定着を図る,というコンセプトの本です。収録した500の英単語はTOEIC860レベルで,けっこう難しい語が入っていますが,この本に書かれた方法を忠実に実行すれば完全にマスターできるかも…です。

<2012年11月発売>

(85)知らないと恥ずかしい!

おとなの常識力テスト1400

(宝島社・税込980円)

<小池直己氏との共著>

この本は英語とは全く関係なく,「社会人として知っておきたい一般常識」をあらゆるジャンルから集めたクイズ本です。「広く浅く」が基本的なコンセプトで,たとえば「松下電器産業の現在の社名(カタカナ)は?」「『ゲルニカ』の作者は?」「日本の新聞で最も発行部数が多いのは?」「智に働けば角が立つ,というフレーズを含む文学作品は?」みたいな問いが入っています。

<2012年9月発売>

(84)英会話!毎日使う3000

フレーズ大辞典<CD4枚付>

(宝島社・税込1,490円)

<小池直己氏との共著>

最近「やり直し英語」が一つのブームになっていて,いろんな出版社から似たようなタイトルの本が出ています。この本はPHP文庫の「中学英語を5日間でやり直す本」およびその続編を合体して再編集したもので,コンビ二でも買えるそうです。この本も自分ではほとんど仕事をせず,編集部に作ってもらったようなものです。もともとよく売れた本がベースになっているので,中身は悪くないと思います。

<2012年6月発売>

(83)高校3年間の英語を

14時間でやり直す本

(PHP・税込1,050円)

<小池直己氏との共著>

1年半ほど前に出した「中学英語を10時間でやり直す本」がもう10万部以上売れているので,その続編として高校英語のやり直し本を書きました。大学受験とは関係なく,一般向けに高校レベルの英語の総復習を行うものです。実用的な価値の低いいわゆる「受験英語」は入っていないので,一般の学習者が短時間で学習するには向いていると思います。

<2012年5月発売>

(82)5日間でやり直す!

中学3年間の英語

(宝島社・税込680円)

<小池直己氏との共著>

2011年にムックで出した本を文庫化したもの。いわゆる「編集に丸投げ」という形です。著者は何もしなくていいので楽です。文庫化するということは,(あくまで)一般には「よく売れているから」ということを意味します。

<2012年5月発売>

(81)英会話

瞬速トレーニングGold

(ジャパンタイムズ社・税込1,575円)

<小池直己氏との共著>

2011年に初級編が出たのに続いて,こちらは中級編です。基本フレーズを使って似た形の短い例文をたくさん頭にインプットしよう,というタイプの学習本です。これが売れたらさらに上級編も,という話もあったんですが,3冊目はちょっと無理っぽいです。この本の出来が悪いわけではなく,似たような本が既にたくさん出版されていますのでね。

<2012年3月発売>

(80)高校生のための

英語学習ガイドブック

(岩波ジュニア新書・税込882円)

 

タイトルのとおり,高校生に英語学習のアドバイスをすることを目的とした本です。全体は「英語学習の目的」「英語学習の分野とツール」「英単語の学習法」「英語の基本ルール」「大学入試の英語」の5章から成ります。英辞郎やExcelを使った学習法など,具体的なメソッドの話が中心です。およそ高校生が知っておくべき英語学習のあらゆる情報を網羅したつもりです。自分的にはいい出来の本だと思ってます。

<2012年3月発売>

(77〜79)最高水準問題集

中学1・2・3年

(文英堂・各税込997円)

著作にカウントしていいのかどうかわかりません(Amazonでは「文英堂編集部編」となってます)が,著者名も入っているし印税ももらっているので,まあいいかと。難関高校入試の対策問題集です。この問題集は歴史が古く,私も中学生の頃に使っていました。当時の中身は今とは比べ物にならないくらい難しかったです。

<2012年3月発売>

(76)3時間できる

やり直し中学英語

(祥伝社・税込630円)

<小池直己氏との共著>

1ページにつき1つの学習項目と数個の例文を載せた,オーソドックスな作りの本です。とりたてて特徴があるわけではありませんが,630円で中学の英語がほぼマスターできるというのが売りの本ですね。

<2012年3月発売>

(75)身のまわりで使う

英語が7時間でわかる本

(PFP・税込1,050円)

<小池直己氏との共著>

日常的な語彙やフレーズを集めた本です。ところどころにイラスト(漫画)が入っていて,これがなかなかの力作。日常的な英語の表現力をつけるには結局単語の知識が大切です。分量的にも値段的にも初級〜中級者には手ごろかと思います。