● 冬場や春先など,全く当たりがないことがあります。そんなときは,できるだけ小さなカキを使い,カラをほとんど取ってむき身のようにし,波止の際すれすれにゆっくり落とし込んでみてください。カラつきだとカキをあまり食わない魚が,この方法だと食いついてくることがあります。それは,グレ(メジナ),ウミタナゴ,クジメ,ソイ,ギンポなどです。また,カサゴもどちらかといえば身の露出部分が大きい方が食いがいいようです。


● 当たりがないので竿をあおって仕掛けを引き上げようとするとき,時々根掛かりしていることがあります。そのときは手で道糸を引っ張ってハリスを切るわけですが,底の何かがハリに引っ掛かって持ち上がることがあります。これは,底のカキガラが引っ掛かっているか,またはタコが釣れているかのどちらかです。どちらか判断するのは難しいので,とにかくできるだけ手早く糸を引き上げます。タコが掛かっている場合,ゆっくり上げていると岸壁に吸いついてしまうからです。そうなってはもう取り込めません。水面までタコが浮いてきたら,素早く落としダモですくい取ります。抜き上げは絶対にいけません。必ずタモですくってください。タコの当たりはごく小さく,当たりを見逃すこともしばしばあります。何かが掛かっている,と思ったら,タコに限らずとにかく素早く糸を手でたぐって引き上げることが大切です。