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12月29日(金)
この日のうちに済ませておいたのは,カブの甘酢漬けとアップルパイ用の煮リンゴ。カブは,白・赤・黄の3色にした。白は普通の甘酢,赤は梅酢に食紅を加えたもの。黄色は,ぶちさんからもらった生のクチナシを使ったもの。ぶちさん,ありがとうございました。まだ冷凍して残っているので,また別の料理に使います。

翌日のおせち食材調達釣行に備えて早く寝ようとしたら,居間の水槽が妙な音を立てている。見ると,水が循環していない。外付けのパワーフィルターが故障したたらしい。触るとかなり熱を持っていて,モーターが焼き切れて回復不可能な様子。新しいのを買うにも正月休みに入るし,取り寄せるのに1週間はかかる。その間水のろ過ができないと魚が死んでしまうので,仕方なくしばらく水槽の水を抜いておくことにした。ろ過できない水槽をほっぽらかしにしておくと水が腐るので,翌日の30日は水抜きや砂洗いなどをする必要がある。この余分の仕事が入ったので,おせち作りのスケジュールが一気に厳しくなった。釣りはなるべく早めに切り上げて,正味1日ちょっとでほとんどの料理を作らねばならない。
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12月30日(土)
予定どおり,生名島へ。朝一番のフェリーで渡り,立石港の波止で暗いうちからアナゴを狙って冷凍キビナゴでぶっこみ釣りをしたが,ノーヒット。7時を回ってからかぶせ釣り。ちょうど満潮ごろの時合いを狙って釣ったので予想どおりコブダイが連発して,30〜42cmを5匹キャッチ。そのほか,26cmのウマヅラハギと,珍しいことに17cmのサンバソウ。もうすぐ年が明けようかという時期に釣れるとは,今年は水温が高いらしい。時合いが過ぎるとササノハベラが連発した。おせち用に,一番大きいコブダイ1匹と,ハゲ・サンバソウをキープした。

去年と同じく心配して応援に来てくれた(?)倉敷のマサさんからは,ダシ用のハゼの干物をもらった。右の写真は,正月にさっそくこのハゼで作った雑煮。美味かったです,マサさん!

10時40分のフェリーに乗って,11時半ごろ帰宅。釣りたて魚をさばいて,おせちの下ごしらえ。西京漬けより簡単な一夜干しを作ることにした。コブダイは切り身に,ハゲとサンバソウは梨割りにして内蔵や血合いを取り除き,塩水(水1カップにつき酒をおちょこ1杯と塩を大さじ1強くらいの割合)に漬ける。娘らと近所のカレー屋へ昼食を食べに行き,帰ってから魚を干し網に入れて天日で干す。

ここまでの作業が終わったのが1時半ごろ。即,水槽の水抜きを開始。フィルターを外し,ポンプで水を抜き,砂を洗い,からっぽになった水槽を磨く。しばらく仕事が忙しいので,いつごろ水槽を復活できるかは今のところ未定。作業が全部済んだのが3時半ごろ。休む間もなく,本格的なおせち作りに入る。実際に食べるのは2日後なので,あまり早くから作っておくと味が落ちる。この日作ったのは,豚の角煮・鶏肉ロール・寒天を使ったスイーツのみ。
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12月31日(日)
今年は家族全員でこの日の夕方ヨメの実家へ行くことになっている。おせち作りのタイムリミットは,午後4時ごろ。朝8時から台所を走り回ってあれこれ作り,どうにか午後3時に全部の料理を重箱に詰めて後片付けも終えた。一夜干しは,イメージ通りにできていた。

今回のおせちは,1月1日の晩に親戚10人以上が集まって(ほとんど女),きっちり全部売り切れた。自分が作りたいものと食べる側がほしがるものとが必ずしも同じではないので,最近は先方のリクエストを優先してメニューを考えるようになった結果,3段目は全部お菓子類,というスタイルになった。作る分には,3段目に一番手間がかかる。1回作ってみて評判がよくなかったものは翌年以降は作らないので,最近は「失敗した料理」は少ない。ただし,「できたて」ではなく冷めてから食べることを考えると,料理の選択にまだ改善の余地はある。今回のおせちの中で自分で一番納得したのは,コブダイの一夜干しだった。ハゲやサンバソウも美味かったが,コブダイは干物にすると「まるで違う魚」になった。「これはタイの干物です」と言って食べさせたら,まず疑う人はいないと思う。それくらい,いわゆる「コブダイ臭さ」が消えていた。焼きたてなら,まだ美味かっただろう。味噌漬けより手軽で,コブダイ以外の魚にも応用できる「一夜干し」,釣り師の皆さんにはぜひお勧めします(扇風機の風でも可)。なお,ネコやカラスがつつくおそれがあるので,夜は干し網を屋内に入れておく方が安全です。