2008/01/02 up

◆ おせち料理(2008) ◆


29日におせち用の魚を調達して,30・31日であれこれ料理を作る計画を立てたが,年末は天気が冬型になりそうなので,28日の昼で仕事納めにして,午後2時ごろの満潮を狙ってまずコブダイの調達に。釣り場は,向島・干汐港の右手の波止の先端。この日は朝から雨で,一時的に雨が止んだ時間帯に合わせて竿を出したら,3投目で狙いどおり47cmのコブダイをキャッチ。これ1匹で十分なのですぐに撤収。現地で下処理をして持ち帰り,3枚におろして片身は干物に,もう片身は味噌漬けにした。干物は忘年会でぶちさんに教わったとおりに,切り身をそのまま(塩で締めたりせず)干し網に入れて一昼夜外に出しておく。味噌漬けは味噌・酒・みりんの漬け床にコブダイの切り身とブロッコリー(軽く塩茹でしたもの)をガーゼにはさんで冷蔵庫へ入れ1〜2日で完成。

29日の午前中は自宅の片付け。午後はもう1種類の食材として「小ダイの南蛮漬け」をおせちに入れるべく,砂虫を300円買って満潮前の2時ごろに横島へ。最初横田港付け根の砂浜で狙ってみたが魚の反応がないので,横山海水浴場へ移動。西風10mの厳しい条件下で満潮をはさんで2時半〜3時半の約1時間竿を出し,本命の小ダイの代わりに12〜17cmのキスを10尾ゲット。水温上昇のせいかこの時期でもキスの活性は高く,ヒットポイントは波打ち際から10m以内のすぐ足元。サイズ的にも南蛮漬けに手ごろなのが釣れた。これも釣り場で下処理をして持ち帰り,冷蔵庫へ。

30日は朝から主にデザート関係を作った。スイートポテト用のサツマイモは,ぶちさんからもらったクチナシの身を入れて茹でたらきれいな黄色になった。もらいものの冷凍むき栗にもクチナシを入れて茹で,栗100%のきんとんも作ったが,冷蔵庫の奥にしまい込んでおせちの重箱に入れるのを忘れてしまった。

 

そのほか寒天系のデザート類を作った。下左の写真は,左上から時計回りに,プチスイートポテト・フルーツの寒天寄せ・リンゴかん(リンゴを煮てつぶし,食紅を入れて寒天で固める)・抹茶ゼリー(抹茶と砂糖をゼラチンで固めたもの。コンデンスミルクをかけていただく)・くずもち(きな粉と黒蜜をかけていただく)。右はプチタルト。「伊藤家の食卓」のレシピで作るとタルト生地もカスタードクリームも超簡単なので助かる。

30日の夜から31日にかけては,肉・魚系の料理作り。肉の方は,アスパラの牛肉巻き・豚の角煮・ローストビーフ・クワイの松かさ揚げ・厚焼き玉子。飾りのブロッコリーはコブダイと一緒に味噌漬けにしておいたもの。

魚の重箱は,まず30日の夜にキスを二度揚げしてマリネ用漬け汁へ。

31日は,コブダイを網で焼く。下左の写真は,味噌漬けのコブダイの切り身を焼き網の上に乗せたところ。右は,干物のコブダイの焼き上がり(焼くときに塩を振る)。

 

重箱の中身は,シラサエビの塩茹で・ブリとアナゴの焼き物(実家からもらう)・キスの南蛮漬け・コブダイの干物と味噌漬け

このほか,カブの千枚漬け・サーモンの奉書巻き・たたきゴボウなども作ったが,重箱に入りきらなかったため別の容器に入れた(写真は省略)。

釣った魚の料理はどれも二重マルの出来で,特にキスの南蛮漬けが,今年作った全料理のうちで一番好評だった。コブダイは焼くときに初めて塩を使うこの作り方の方がよさそうなので,皆さんもぜひ一度お試しを!

 

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