尾道〜竹原方面の釣り場

 

※ 情報に間違いや変化があれば随時訂正しますので,ご存知の方はお知らせください。

 

◆ 尾道・新浜岸壁(波止ガイド@-p.64)

かぶせでは過去に尾道のジュンさんや谷ちゃんがこの付近でチヌやハゲを釣っています。

一時立入禁止になったと記憶していますが,現在は釣りができるんでしょうか?

どなたかご存知ないですか?

 

◆ 尾道・吉和港(波止ガイドA-p.74)

地元の人はよく竿を出しておられるようですが,私はここで釣ったことはありません。

車をどこに止めていいのかわからないので。一番西側(三原寄り)の波止の付け根付近なら

駐車できそうな気もしますが・・・。魚影は濃そうです。昔の釣り情報誌を見ると,かぶせ釣りで

アイナメやコブダイが釣れたという記事もあります。一度コバさんがここで釣られてましたね。

チャンスがあれば竿を出してみたいです。

 

◆ 向島・歌フェリー桟橋

尾道大橋を渡って向島の料金所を過ぎ,坂を下ったところの信号を左折して道なりに進むと,

歌フェリー乗り場の看板が見えます。そこを左折して突き当たったところに桟橋があります。

駐車場は桟橋付け根にあります。トイレはありません。福山方面からは,戸崎でフェリーに

乗って渡る手もあります。車ごと積んでも300円くらいですが,車は戸崎に置いて人間だけ

渡ってもかまいません。降りたところが釣り場です。朝の始発は6時ごろ。日中はピストン

運行しているので,戸崎−歌間の行き来の便は非常によいです。

このHPをごらんの皆さんはご承知のとおり,かぶせ釣りでは備後地方随一のポイントかも。

しかし,釣り情報誌には紹介されません。フェリー乗り場のため原則立入禁止なので。

ここで釣りをするときは,船の邪魔にならないように。戸崎との間を運行する定期フェリーは

桟橋の正面沖側に着くので,釣り人がたいてい岸寄りで竿を出しています。

ベストポイントは,右手の手前側。たいてい船が係留してあるところです。

右手前のカドに釣り座を構え,足元から沖へ出ていく潮に乗せてサシエを流すのがベスト。

シーズンになると大勢のかぶせ釣り師が入るので,初めての人は見学してみてください。

2月から5月ごろがチヌのシーズンで,最盛期にはまず「外れ」はないでしょう。

とにかく潮の流れが大切なので,潮の変わり目を逃さないことです。

「はるばる行ってみたが,人が一杯で釣り座が確保できなかった」というような場合,

取るべき道は3つあります。

@ 先客が帰るまで待つ。(常連さんはあまり長居はしません)

A 目の前のフェリーに乗って戸崎へ渡り,田島・横島方面へ向かう。

B しまなみ海道に乗り,因島・瀬戸田方面へ向かう。

私の場合は,Cフェリーで戸崎へ渡り,そのまま帰る,という選択肢もあるわけですが・・・

それから,歌の有料釣りイカダについても説明しておきます。

歌のフェリー乗り場の手前に,歌漁協があります。漁協員の漁師さんたちが日替わりで

当番を決めてあり,自分の船でイカダまで渡してくれます。出船時刻は午前7時。

詳しいことは,歌漁協(084−844−0828)へ。渡船料は2,000円です。

地元の方の話では,2005年は1月から50cmのチヌが釣れていたとのことです。

 

◆ 向島・干汐港(波止ガイド@-p.68)

港の左右に波止がありますが,狙える魚と釣り方はだいぶ違います。

右手の波止(旧波止)は足元から水深があり,沖も深くなっています。

昼間の釣りではキス・カレイなども釣れますが,何と言ってもメインはマダイ。

5〜8月ごろにタイムシ・ラッパムシ・シャコなどで狙います。

30〜40cm級が中心ですが,60cm級の実績もあります。

波止先端と曲がり角に常夜灯があるので,タチウオ・スズキ・コウイカ・メバルなど

夜釣りの人も年中入っています。以前はアコウもよく釣れていました。

左手の波止(新波止)が完成したのは15年くらい前だと思いますが,その頃はチヌの

魚影が尋常ではなく,岡山方面からも多数の釣り人が押しかける有名釣り場でした。

現在は,はっきり言って当時の面影はありません。あれだけの釣り人が連日ダンゴや

マキエを投入しては,底荒れするのも当然か。今でも左手の波止には,週末になると

ダンゴでチヌを狙う人がずらっと並びます。釣果はせいぜい昔の2〜3割くらいでしょう。

左手の波止は足元が浅いので,かぶせ釣りには不向きです。

右手の波止では,過去にチヌ・アイナメ・ハゲ・コブダイなどの実績があります。

ただ魚の数は少なく,爆釣ということはまずないです。

たまにサンバソウがヒットしますが,宝クジ並みの確率です。

それはそうと,左側の波止の付け根には草ボウボウの空き地があって,その草むらに

空き缶やマキエ袋などのゴミが散乱しています。ちょっとやそっとでは片付かない量です。

釣り人の自覚が望まれます。

 

◆ 三原・須波港(波止ガイド@-p.66)

私の行きつけの場所の一つです。福山西インターからは,約30分くらい。

国道2号線を西へ進んで三原駅前を過ぎ,川を渡って左手に交番が見えたらそこを左折。

まっすぐ進んで沼田川を渡り,左折して呉方面へ向かう国道185号線へ出ます。

数分進むと,左手に「生口島行きフェリー乗り場」の看板が見えます。ここが須波港。

その看板の信号を左折して港内へ入り,逆戻りした突き当たりがこの波止です。

かつてとはだいぶ状況が違うので,現在のかぶせ釣りの状況を説明します。

この波止の一番の魅力は,もともとは「秋にサンバソウが釣れる」ことでした。

しかしここ2,3年は全く釣れておらず,条件が変わったのかもしれません。

チヌ・アイナメは,散発的ですが時に良型が出ています。コブダイの魚影も濃いです。

ハゲも,ムラはありますが秋から冬にかけて良型が釣れます。

ポイントはL字の曲がり角より手前と先端付近です。

内向きでも過去には釣れていましたが,最近はほとんど外向きでしか釣れていません。

曲がり角に近づくほど潮が速く,大潮のときは釣りにならない時間帯もあります。

横に流れていた潮流が緩んだときがチャンス。ポイントは足元で,遠投は不要です。

ここはファミリー釣り場として有名なので,年中釣り人が入っています。

特に小イワシやサヨリが釣れる時期は,数十人の釣り人が訪れます。

ふかせのチヌ狙いの人も,波止付け根のテトラ付近に年中入っています。

顔なじみの地元の常連さんが多く,釣りとヒマつぶしが半々,という感じです。

最近はここでかぶせ釣りをする人も増えてきましたが,私が通い始めたころはほかに

カキで釣る人はおらず,釣りをするよりギャラリーへの応対の方が長かったことも。

車は波止付け根に止められます。トイレはフェリー乗り場の待合所にあります。

手軽に行けてたまに大物が釣れる,という点では,いい釣り場だと思います。

なお,ここのフェリー乗り場からは,生口島・沢港まで30分間隔ほどで船が出ています。

 

◆ 忠海・忠海(ニ窓)港(波止ガイド@-p.104)

ここは,まずアクセスの説明が必要でしょう。

三原方面から185号線で行く場合,忠海駅に近づくと,右手にセブンイレブンが見えます。

そのすぐ先の信号(川を渡る手前)を左折して呉線の線路を横切り,芸南漁協前のカーブ

ミラーを左折。突き当りを右折してまっすぐ進むと,海へ出ます。その先は左手に白壁の

続く道路です。この路上に駐車します。たいてい何台かの車が縦列駐車しているので,

すぐわかります。もしここが一杯なら,少し手前へ戻ったところに車数台が止められる

空き地があります。このあたりの道路には,駐禁の標識はありません。

初めての場合は,まず車を降りてから,波止へ行く道を歩いて確認する方がいいかも。

民家の間を縫って行く道なので,車は通れません。

車を止めたところから波止までは,2〜3分くらいでしょうか。

私がこの波止で自己記録(53cm)のチヌを釣ったのは3月末ですが,ここは冬場から

春にかけてのかぶせ釣りでは,一発大物狙いの魅力があります。ポイントはアイナメ・

コブダイなら足元,チヌなら沖目。ベストの釣り座はL字の曲がり角です。潮はカドから

正面へ流れるときと真横に流れるときとがあり,その都度釣り座を変えながら釣ります。

はっきり言って,魚の数は多くありません。ボウズか大物か,というギャンブル釣り場です。

波返しが高く幅も狭いので,高いところが苦手な人にはお勧めしません。

また,雨が降っていたり風が強かったりする日は,転落のおそれがあるので注意。

 

◆ 佐木島・佐木(鷺)港(波止ガイドA-p.98)

三原駅前のフェリー乗り場から渡ります。ダイヤは次のとおり。始発は6時30分です。

因島発→佐木島発→三原着
三原発→佐木島発→因島着

@05:50→06:02→06:27

A07:10→07:22→07:47

B      08:30→08:55

C09:45→09:57→10:22

D      11:20→11:45

E12:30→12:42→13:07

F      13:42→14:07

G      14:38→15:03

H15:50→16:02→16:27

I17:20→17:32→17:58

J18:40→18:52→19:17

K20:00→20:12→20:37

@06:30→06:55→07:07

A08:00→08:25

B09:05→09:30→09:42

C10:50→11:15

D11:50→12:15→12:27

E13:14→13:39

F14:10→14:35

G15:10→15:35→15:47

H16:40→17:05→17:17

I18:00→18:25→18:37

J19:20→19:45→19:57

K20:40→21:05→21:17

http://www.fune.co.jp/J-index/Z-teiki/JZ-N/JZ-N-040.html

三原−佐木間の運賃(普通車)は,1,790円です。

釣り場の佐木港波止は,フェリーを降りてすぐのところにあります。ただ,釣り場まで歩く

と数分はかかるでしょう。車を積んで渡ると高いので人間だけフェリーに乗る場合は,

三原のフェリー乗り場の横(福山寄り)に有料の市営駐車場があります。

車で行った場合,車は波止付け根の路上に止められます。トイレはフェリー乗り場に。

鷺港波止では,過去にたか坊さんが41cmのアイナメを釣っています。

アイナメ・コブダイの魚影はかなり濃く,チヌや30cmのサンバソウの実績もあります。

満ち潮はかなり速く,特に先端付近の外向きは釣りにならないほど流れます。

かぶせ釣りのポイントは,まず波止中央の折れ曲がり部の内向き。

意外と水深があり,チヌ狙いならここがベストかも。

外向きは足元にかなり海草が生えている感じで,アイナメは足元で狙えます。

やはり波止折れ曲がり部あたりがいいと思います。ふかせのチヌ釣りの人も多いですが。

先端から満ち潮が沖の一文字方向へいい感じで流れますが,私が釣った限りではその

潮では魚の反応はありませんでした。時合いは限られているようです。

アオリイカも釣れているようですが,投げではあまり食わない,という話を聞きました。

 

◆ 竹原・的場海水浴場波止(波止ガイド@-p.106)

私はここでは試し釣り程度しかしたことがありませんが,尾道のジュンさんからは時々

レポートが入っています。コブダイ・アイナメはかなり居着いている感じで,チヌも時期に

よっては期待できるでしょう。コブダイ狙いにはゴツい仕掛けが必要かも。

竹原付近でかぶせ釣りができそうなのは,ここだけだと思います。(明神はダメ)