フリーライターとして現在請け負っている仕事は基本的に全部１回限りのもので，
たとえば雑誌の連載のような，定期的な収入が見込める仕事はやっていない
（雑誌の連載はしとるけど）。仕事のサイズは，次の３つくらいに分けられる。
・ 小さい仕事（１本３〜５万円程度）
・ 中くらいの仕事（１本２０万円程度）
・ 大きい仕事（１本４０〜５０万円程度）
市販本の原稿書きはだいたい「大きい仕事」になるが，本が売れないと割が悪い。
２週間くらいかけて原稿を書いて，入った印税は１５万円，とかいう場合もある。
最近終えた仕事と今抱えている仕事は，これだけある。
・先週の土曜日（１月１９日）にセンター試験（英語）があり，その日にさっそくＬ社から
中くらいの仕事が１本来た。締切は１月末で，まだ終わっていない。
・正月明けから，９月に発売予定の市販本（ソフトバンク新書）の原稿を書き始め，
ようやくおとといの金曜日（２５日）に脱稿してデータを編集者に送った。
・これで大きな仕事が１本片付いて一段落したかと思ったら，入れ替わりに金曜日に
Ｇ社から中くらいの下請け仕事が１本入った。
・同じく金曜日に，３月発売予定（ＰＨＰ新書）の市販本のゲラが届いた。これも早急に
チェックして返送する必要がある。この本のタイトルは「ウルトラ英語力テスト１０００」。
２年前に出した「英語力テスト１０００」が好調に売れたので，その続編を出すことが
できた。２冊まとめて売れてくれると嬉しいが。
・それらと並行して最近は，前回の日記に書いた「マグロ」と格闘している。
そういう状況のため，ゆっくり釣りをしているヒマはない。とりあえず金曜日は大きな
仕事が１本片付いたので，久しぶりに夜の仕事はなし。いつもは夕飯を食べて休憩
した後，９時ごろからテレビを見ながら自宅のパソコンで仕事をして，だいたい１１時
ごろ寝る。
きのうの土曜日は７時ごろ家を出て，カキを調達。８時ごろから仕事。月刊釣り仲間
から取材を頼まれているので，取材日は来週の土曜日を予定。その前に状況を
確認するためにちょっと下見に行った。場所は瀬戸田・名荷港の岸壁。この日は
どうしても魚を釣りたいわけではないので，満潮前後の時合いに合わせて短時間
竿を出すことにした。満潮は１時半ごろ。１１時半ごろいったん仕事を中断して出発。
コンビニへ寄ってカップうどんで腹ごしらえをして，１２時１５分ごろ現地に着いた。
ちょうど別の釣り場から移動してきた倉敷のマサさんとはち合わせし，左手の岸壁へ。
埋立地右手の短い波止のＬ字のカドから沖目を狙って竿を出してみた。しかし，
満潮をはさんで２時過ぎまで竿を出して，チヌらしい当たりはなく，竿下で２６ｃｍの
アイナメが１匹上がったのみ。マサさんは胴突き仕掛けのハゲ狙いで，魚はいるよう
だがハリには乗っていなかった。２月２日の取材当日は，マサさんが竿を出した左の
カドへ入るつもりにしている。今度の土曜日，瀬戸田方面へ行く予定のある方は，
立ち寄ってみてください。（満潮が８時半ごろなので，取材は長くて１１時ごろまで）
アイナメは実家へ持って行って刺身にし，スーパーで夕飯の買出しをして，３時半ごろ
仕事場へ。Ｌ社の仕事の続きをして６時過ぎに帰宅，夕飯を作る。コブダイが釣れたら
ガーリックソテーでも作る予定だったが，夕飯の調達に失敗したので，スーパーで１匹
２５０円で丸のまま売っていた寒サバをさばいて煮付けにし，上の娘が修学旅行の
土産に買ってきていたタイの香辛料を使って鶏肉をソテーにしてみたが，エスニックな
味にはならなかった。夜はＰＨＰ文庫のゲラのチェックを１時間ほどして寝る。
今日の日曜日（２７日）も，朝の７時ごろ家を出た。潮見表を見ると今度の週末はカキの
調達が難しそうな潮位なので，来週の取材用のカキを採っておいた。８時半ごろから
仕事場できのうの続きの校正の仕事を始めたが，外は晴れていい天気になったので，
「昼飯は海を見ながら」と決めて，がんばって校正を続行。１１時半ごろ完成したので，
封筒に入れてクロネコの営業所へ持って行った。これで，この週末のノルマは終了。
あとは海で弁当を食べて，せっかくなのでちょっと竿も出したい。右へ行くか左へ行くか
迷った末，内海方面はパスして向島へ。橋代３００円がかかるが距離的には近いので，
ガソリン代を計算に入れると田島・横島へ行くのとあまり変わらない。島のコンビニで
お好み焼きとお茶を買い，干汐港へ行った。時期が時期だけに釣り人は少ない。
車の中で海を見ながら弁当を食べ，１時前ごろから満潮までの１時間ほど，右手の
波止の先端でかぶせ釣りをやってみた。しかし，当たりは１回もなし。
２時過ぎに納竿して松永へ戻り，買出しをしてから仕事場でコーヒーを飲みながらこの
日記を書いている。今は４時前ごろ。これをアップして，また夕方までマグロと格闘する。
３月下旬のハイシーズンになるまで，こんな感じの週末が続くだろう。
