日記帳(09年8月10日〜9月21日)

 

 

今日(21日)はシルバーウィークの中日で,暦の上ではあと2日休日が残っているが,

自営業の身で休んでばかりいるわけにはいかないので,明日からは仕事。きのうも

おとといも午前中は釣り・午後は仕事のパターンだったが,今日は蒲刈へ往復して

くたびれたので仕事はオフ。


 

今さらですが,私の休日の過ごし方は,普通のサラリーマンの人とはたぶん違います。

典型的なパターンは,午前中は釣り→午後は3時間ほど仕事→買い物と夕飯の支度

→釣った魚で酒を飲む・・・という感じ。

 

ついでに言うと,釣りにまつわる金勘定も,私の場合ちょっと特殊です。

普通の人は,奥さんからもらった小遣いをやりくりして(?)毎週の釣りの費用を捻出

しておられると思います。私も東京に住んでいた頃はそうでした。当時は浦安の近くの

行徳という街のマンションを借りていて,近くの海でハゼを釣ろうと思えば釣れたけど,

釣っても食べるのはちょっと抵抗があるのでパス。往復6時間近くかけて,房総半島の

外れの館山まで主にダンゴのチヌ釣りに行っておりました。釣行回数は,月に1〜2回。

小遣いが残っていれば2回目も行ける・・・という状況でした。

 

で,今はどう違うかと言うと,まず「小遣い」をもらってない。家計の半分を私が管理して

おるからです。なぜそうなったかと言えば,ほとんど私が食事の支度をするからです。

うちの夕飯の献立は,基本的に「肉」「魚(or豆腐or卵)」「緑黄野菜」「根菜」の4種類を

使います。魚はほとんど毎日出してます。そうすると,休みの日なんかは,「魚を釣って

帰れば,その分夕飯の費用が安く上がる」という計算が成り立つわけで,釣りの

メインの目的は食材調達です。

 

たとえば,今日は蒲刈へ行って,手土産は小アジとサバだったわけですが,こういう

計算になります。交通費(ガソリン代・橋代)とエサ(アミレンガ)代の合計が約3,000円。

夕飯の買い物は,魚を買わなくて済むので材料費だけなら1,000円くらい。今日の朝食・

昼食が合わせて800円くらい。合計で約5,000円弱が今日の出費となります。

もし釣りに行かずにたとえば映画を1本見たら,映画と映画館までの交通費が2,000円

強くらい,夕飯の食材費が1,500円くらい,街中で店へ入って昼食を取ると割高なので

朝食・昼食代が1,000〜1,200円くらい。結局この場合も合計が5,000円近くになるので,

蒲刈へ釣りに行くとの映画を1本見て休日を過ごすのとは費用的にあまり違いません。

ただしそれは「魚を持ち帰って夕飯のおかずにする」ことが前提になるので,どこで

釣りをする場合でも何とか食材だけは確保したい・・・ということになるわけです。

(今日釣った魚は2日に分けて食べられるくらい分量があるので,お得感があります)

 

ちなみに,夕食に頻繁に使う魚は,サンマ・サバ・イワシ(以上は塩焼きか煮付け用),

またはカツオのたたき(冷凍物)やシメサバです。3〜4人分で300〜400円で済むので。

あと,義兄が夏に釣ったアユを大量にもらって冷凍しているので,これも重宝します。

コブダイ・イカ・サヨリなども,干物や切り身にして冷凍しておきます。主夫の知恵です。


 

そういうわけなので,釣りをせんでも魚が手に入るなら,それが一番簡単です。

お近くの皆さんもたくさん魚が釣れて処分に困ったら,私にご一報ください(笑)。

 

先週,倉敷のAさんにタチウオをたくさんいただきました

2日続けて夕飯のお魚代が浮きました。Aさん,ありがとうございます。

 

 

左の写真は,1日目に作った「タチウオのロール焼き」。身だけにしたタチウオを巻いて,

金串に刺して焼いたものです。右の写真は,2日目に作った「タチウオのかば焼き」。

これも身だけにしたタチウオに塩コショウをして小麦粉をまぶし,フライパンで焼いて

酒・砂糖・醤油のたれをからめたもの。どちらも美味でした。

 

 

上の写真は,2日前に釣ったボラを使った「ボラちり」。自分で言うのもなんですが,

これはもう絶品です。こんな美味い魚をどうして多くの釣り人は捨てて帰るのか,

不思議でなりません。作り方は超簡単で,切り身にしたボラをトウフといっしょに

お湯で茹でるだけ(アクは取ります)。味付けは一切なし。お椀によそって上に春菊

または三つ葉を散らして食卓に出します。食べる直前にスダチを適量絞って入れ,

各自が好きなだけ醤油を入れて味を整えます。スダチが出回る秋の料理です。

チヌでも美味しいですが,この料理は黒目のボラが最高です。赤目(メナダ)は

どちらかと言えば刺身・洗い向きですが,もちろんこの料理でも食べられます。


 

 

全然話は変わって。また歯のトラブルに見舞われた。

右の上の奥歯にヒビが入って欠けたため,神経を取って代わりの歯を入れて

もらう羽目になった。歯医者さんの話では,原因は「歯ぎしり」だそうだ。さらに

その歯ぎしりの原因は「ストレス」だそうだ。ストレスと言われればいろいろと

思い当たることはあるが,自分の歯ぎしりには当然自分では全く気づかない。

「神経が通っている歯が歯ぎしりで欠けるというのは,珍しいです。よほど強い

力が歯にかかっていたのでしょう」と先生に言われた。それはやっぱり,よほど

強いストレスのせいでしょうか・・・?

 

「クレヨンしんちゃん」の作者が崖から転落して遺体で見つかったそうだ。

原作のマンガのしんちゃんは以前からずいぶん暗い展開になっていてファンの

間で話題になったので,自殺の可能性もあるだろう。しかしこれだけの人気を

持つアニメが今回の作者の死のせいで終了したら,多くの業界関係者が影響を

受けるだろうと思う。テレビ局がどういう判断を下すか見守りたい。

 

カープは今年もBクラスが決定的だったが,ヤクルトの大コケでチャンスが出て

きている。それは結構なことだが,最近の中国新聞の「球炎」は,まるで人が

変わったように「ブラウン批判」が激減した(まだ多少は残っているが)。

まさかうちの日記帳を読んで反省したわけでもあるまいが,8月の下旬ごろから

急に「監督の采配に対する寛容度」が増したのには何か理由があるのだろうか?

思い当たる理由は,なくはない。それは,カープにCS進出のチャンスが巡って

きたために,コラムニストたちの機嫌がよくなった(機嫌のいい人はたいてい

他人に対して寛容になる)ということだ。しかし,それも何だかなあ・・・

 

先日,家族で「二十世紀少年(最終章)」を見に行った。家族の連中は「よかった」

と言っていたが,ちょっと釈然としない。原作の終わり方が説明不足だったので

よりわかりやすくしたのだろうが,状況的に無理があることには変わりないと思う。

そう言えば「プルートウ」の終わり方も(単行本の巻数調整のため?)尻切れトンボ

のような印象を受けた。そこらへんの話はまた日を改めて。

 

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