日記帳(2012年11月3日)

 

 

長い長い戦いが,10月末にようやく終わった。

 

詳しいことは本が出た後で書くが,思えば2010年の年末に原稿の執筆を始めて,

この10月31日に無事最後の原稿を書き上げた。ほぼ2年近くかかったことになる。

この仕事に要した時間は,今ふうの言葉で言えばパネエもので,もう死ぬまでこんな

手間のかかる仕事をすることはないだろう。しかし報酬はまだ1銭ももらっていない。

農業にたとえれば,種まきから始めて2年がかりで育てた野菜を出荷したところだ。

これが売れてくれれば元は取れるが,果たしてどれだけ売れるかは全然わからない。

先に本のタイトルだけ宣伝しておくと,「アトラス総合英語」(桐原書店)という本です。

学校採用向けの文法参考書で,同じ桐原から出ている「フォレスト」の次世代版です。

来年早々には店頭にも並ぶと思います。これを読んでいる高校生の皆さん,または

高校生のお子さんをお持ちの皆さんには,ぜひ。うちの家計にご協力を。

 

つまりだ。この仕事のせいでこの2年近く(特に今年)は全然休めなかったわけだ。

本が出てからでないと印税は入らない(発売は来年)。したがって,この仕事と平行して

ほかの仕事もこなさないと無収入になってしまう。去年会社の売り上げが好調だったので

調子に乗って今年は役員報酬をアップしたら(黒字になると法外な法人税を取られる),

年金や保険料や住民税の支払い額が倍増して,稼いだ金が全部そっちに徴収される

羽目になってしまった。その代わりほとんど仕事場と家の往復なので普段の生活費は

少なくて済んだが。

 

しかし,とりあえずこれで,仕事に追われる生活からはちょっと解放されることになった。

今後も仕事の予定は詰まっているが,週末に釣りに行く時間くらいは取れそうだ。

ただし明日の日曜日(11月4日)は,朝一番の電車に乗って大阪へ行き講演の予定。

今度の土曜日(10日)は広島,日曜日(11日)は博多へ出張のため釣りはお休み。

今日は明日の準備もあるので近場で短時間竿を出した。

 

今日の行動はこんな感じ。朝の6時前ごろに横島・坊地へ。

明け方の時間帯限定で,タチウオとアジを狙ってみた。

波止の外向きに擬似餌のタチウオ狙いの人が2〜3人いて,何本か上がっていた。

内側で20分ほど,冷凍キビナゴをつけたウキ釣りをやってみたがノーヒット。

アジも反応がなく,6時半過ぎに切り上げた。

このあとカキを調達して横田港でかぶせ釣りをやってみた。魚の反応は多少あるが,

風が強く合わせるのが無理なため8時ごろ撤収。

 

仕事場へ戻り,明日の出張の準備と予習。

11時ごろ,もう1回釣りに出た。午後1時過ぎごろの満潮を狙って,今度は須波へ。

昼をはさんで1時間ちょっとやってみたが,30cmに満たないコブダイ2匹のみ。

 

 

2時ごろ仕事場へ戻り,またちょっと仕事。夕方この日記を書き,今日はこれから買い物。

予定ではコブダイ料理を夕飯の食卓に乗せるつもりだったが,小さすぎてリリースしたため

サンマでも焼こう。ついでに,こないだ瀬戸田で釣って食べたマルハゲの写真も出して

おきます。今年食った魚のうちで一番美味かったかも。

 

 

というわけで,11月の中旬からは,週末はなるべく釣りに行こうと思ってます。

皆さん釣り場でお会いしましょう。

あと,まだ予約はしてませんが,今年も銀わさで忘年会を予定していますので,

参加できる方はよろしく!

 

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