● 最終更新日 2010/01/02

<釣行レポート(2003年12月-抜粋)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2003/12/29 G 因島・消防署前(南側)の波止 M島のHさん
2003/12/29 F 与島フィッシャーマンズワーフ付近 倉敷のタクさん
2003/12/28 E 生口島・茗荷(瀬戸田高校裏)波止 ゴトウさん
2003/12/28 D 周防大島・橘町日前の旧波止 細原さん
2003/12/23 C 周防大島・小松港桟橋 細原さん
2003/12/15ほか B 斎島ほか おのさん
2003/12/21 A 鍋島北波止 倉敷のマサさん
2003/12/7 @ 下蒲刈島・丸谷港新波止ほか 細原さん

 


 

G M島のHさんからのお便り (2003/12/31着) 

 

お久しぶりです、M島のHです。
12月29日(月)5:30出発、今年の釣りを締めくくるべく、かぶせに挑戦。
夏場以降、タコやタチウオと遊んで、まともにかぶせていませんでした。
同行するのはやっぱり殺し屋M、情報によると27日因島でチヌを釣り、まるささんはコブをばらしたとのこと。
うーん、私はコブポイント無いんだよねー、竿折られただけじゃし・・・。
よっしゃ!、いっちょいってみるか!・・で因島・消防署前(南側)へ到着まだ暗い。
今日は干潮8時半ぐらいの小潮なので先に先端で釣り、潮がはやくなったら南の角へ移動することにした。
風は無い、カップめんを2人で食べた、あーあったまる。


少し明るくなってきた、さっそくかぶせ釣り開始!。
H 筏竿1.8m 道糸3号 ハリス2.5号 Wケン付きオキアミチヌ4号 スピニングリール
M 筏竿1.8m 道糸3号 ハリス2.5号 伊勢尼8号(午前中ハリス2号)スピニングリール
M君は先端から左へ、私は北波止場側へそれぞれ足元や遠投と繰り返すが小さいあたりがとれない、

カキを取りきれないほどの雑魚あたりが多いのでカキの量が不安になり壁のカキを少し現地調達。
9時頃M君にあたり、35cmぐらいのコブ10時頃に私32cmほどのコブ
潮が早くなったので釣り座を移動、南側へ行くとサビキの方達が数人おられました。
小アジやハゲを釣っていました、その隣りへ2人で陣取り再スタート、フグ・フグ・フグ。
「あれー?アンディばっかりじゃん」思わずぼやく、まだ多いんかな?。
「前はまったくおらんかったんですけど・・」M君がすまなさそうに応えてくれた。
いや、べつに責めとらんよほんまに。
しかし、これってあたりが無く、風も強くなり11:30に早めの昼食、

カセットコンロでカモ鍋ミニミニ忘年会、うどんに雑炊、あーあったまる。
さあ再開、・・釣れねーーーー、14:30までにM君が小コブを釣っただけ、

フグのあたりもなくなった・・なにもかもなつかしい・・。(by沖田艦長)


しびれをきらし、1人でまた先端の内側へ様子見に出張、これがまちがいだったとも知らず・・・。
20〜30分で釣れずに出張から帰ると、M君が30cmほどのコブと34cmのチヌをサクっと釣っていた

・・笑顔で「今が時合いかも」。
いそげーいそいで遠投、根がかりーぷち、予備は無くなったー、いそいで仕掛け作成―。
そ・し・てM君へ・・「きたっ」、ガーンやっぱりー、同サイズのチヌを釣った。
ちくしょー、いそげー・・・こねー・・・意識が遠のく。
15:50頃か、M君にまたしてもあたり、む!チヌではありえない筏竿のまがり、

「こりゃでかいで」M君に火がついた、目がヒットマンである。
真下に突っ込む、右に走る、途中で根に潜る、「ありゃー隙間にはいったか?」いや出てきた、

「浮いてきとる、だいじょうぶ。!」M君必死で巻き上げる。
あー、立派なコブがついとる赤っぽい魚が上がってきたでー、やっぱり私がタモ入れ。
はい、コブダイ62cmいやーもうコブポイントは入らんけえ、えかろーに・・神様は意地悪じゃ・・。
気合と根性で遠投を続ける、もう左へ結構流れるので着底が分かりにくい、

そのとき「フワ」道糸が海流でもどされたか?とも思ったが、念のためあわすと・・のった!。
コブほど重くは無いが、ガツガツ反撃してくる、そう・・チヌさんでした。
あーうれしーーー39cmでした、自己新ならずとも今日はこれでオッケー。


その後、M君はアイナメ24cmぐらいを追加し16:30頃先端へ2人で移動。
潮止まりで釣り易いが、また小さいあたりが足元で正体不明、

5mほど外へ投入するとビビっとしたあたり大きくあわすと・・のった!

走る、でも軽い、んー「なんじゃこりゃ?」といいながらあげるとハゲさんでした。
おーやった、カキで初めてハゲ釣った、お腹パンパンでいい肝ありそう。
27cmありました、少しするともう薄暗くなってきたので急いで撤収。
適当にならべて、M君のデジカメで撮影。
今年最後の釣りは以上の結果になりました。
相変わらすコブには見放された状態ですが、来年こそは50cmオーバーといきたいものです。
皆さんも、来年も良い年でありますように。(って更新は2004年?)
M&Hでした。
PS、きっとだれかは竿を持って初日の出、なんでしょうね。

 

<コメントbyまるさ>

これが,2003年最後の釣行レポートだろうと思います。

Hさんのコブダイは2003年度ランキングのポイントに追加しておきましたので。

チヌは,例年これだけ釣れるのかどうか情報不足で未確認ですが。

この波止は潮の大きい日の方がいいような気がします。

数は少ないもののアイナメやハゲも釣れてますし,

2004年1月以降は期待の大きい釣り場ですね。


 

F 倉敷のタクさんからのお便り (2003/12/29着) 

 

倉敷のタクです。

今日は今年の釣り納め。釣行前に釣り納めは何処にしようかと悩んだ末に、やっぱり

地元だなと結論し、行った場所は与島

朝8時前の羽鷲山北バス停のバスに乗り、与島フィッシャーマンズワーフに8時半到着。

かねてからやってみたかった北側の橋脚下のポイント(石運搬船が接岸?出来るよう

出っ張りが出ている)へ行ってみるとふかせ釣りの先客が1名既にやっている。

仕方なく、フィッシャーマンズワーフへ引き返し咸臨丸が係留されている岸壁のV字部

で竿出しした。

ここは、目の前が水道になっていて激流が流れるが、今日は潮が小さいのと、本流に
引かれる潮で潮溜りが出来る好ポイントである。水深も干潮時3ヒロとまあまあである。

例によって最初に両手一杯の撒き餌を打っておいて仕掛けを作る。本日のタックルは
竿1.8m、レバーブレーキ付きスピニングリールに3号道糸、ハリス2号、針は

環付きチヌ3号(白)の標準タックルで1日中これで通した。

(根掛かりを外す時に強度を確認したが、ベストバランスのようだ)

9時過ぎに竿下へ第1投。ゆっくり真下へ沈んで行く。潮がほとんど動かず、近投、
遠投といろいろやるも魚信なく10時半に右へ延びる波止先端へ移動した。

波止先端は以前、良型のアイナメをゲットした場所だ。南向き(ヘリコプターの発着場

が右手に見える) に釣り座を構えて釣りを再開した。

潮は港内に入る潮であまり良くない。ここは港外へ出る潮が良いのだがと思いつつ、
まあ、その内外に払い出すだろうと考えて打ち返していたが昼までやっても流れが

変わらなかった。諦めて昼食にする。昼食はカップラーメン(釣りの時はスーパー

カップ1.5倍のもんです!)を食べた。

昼食後、咸臨丸が係留されている岸壁角から北側の橋脚下のポイントを覗いて

見ると誰もいない。チャ〜ンス!と早速移動してまたまた釣りを再開した。

しかし、このポイントは足場が悪い。出っ張りは大きな丸太を削って少し平らに

した物で、幅30cm程しかなく(先端部に渡り板が渡してあるが、斜めになっていて

ちょっと不安定)、カキを叩くのも一苦労だ。釣り始めると潮は左に、風は右にと

二枚潮状態で魚信も判らない。2時過ぎにはいよいよ風が強くなり納竿した。

フィッシャーマンズワーフのバス停へ歩いて行く途中、咸臨丸が係留されている

岸壁の対岸角からフカセ釣り師がやっている。おみやげがないのでサヨリでも

釣ろうかと撒き餌にサヨリが群れていないかしばらく様子を見ていたが群れて

いなかった。それにしても、いい潮が流れている。朝の干潮時に見た時、藻の

生えたゴロタ石が散在しアイナメには絶好の住処だと思っていた。

一旦はバス停の方へ向かいかけたが、どうにも気に掛かって仕方がない。

時計を見ると2時半前。カキも少し余っているし、バスが来るのは3時40分で

1時間以上ある。よ〜し、最後の悪足掻きだ!(往生際が悪いとも言う)

カキを撒いて帰ろうと4度目の釣りを開始した。

風は強いがここは後ろから吹いて来ており問題ない。満潮前で少しは水深が

あるかと期待したが2ヒロもない。こりゃ遠投だなと遠投を繰り返す。

何度目かの時、カキを砕くため置き竿にしていたら、竿先が「コツッ、コツッ」と

なり慌てて合せたが乗らなかった。「しまった!」と思ったが後の祭り。

思い直して遠投し、手持ち竿の竿先を見ていると、「コツ〜ン」と綺麗に入った。

間髪を入れず合せると乗った!竿先が「ギューン」と入る。更に横へ走ろうとする。

アイナメなら50cm近いサイズだと感じる。それにしても良く引くアイナメだ。

2度、3度と締め込んだのを凌いで浮かせると「ギラッ」と銀色の魚体が見えた

チヌだ!!」しかも結構デカイ。空気を吸わせて玉網で取り込み検寸すると

45cmジャスト。ひさしぶりの大型のチヌで思わずニンマリした。「寒チヌ」の

走りでウマそうだ。時計を見ると2時55分丁度で30分も経たないうちに釣った

ことになる。粘って、粘っての1尾だから嬉しかった。

最後まで諦めなかったおかげで女神が微笑んでくれた釣り納めとなった。


 

<コメントbyまるさ>

こちらも釣り納めでの良型チヌ。おめでとうございます。

たしかかぶせで岡山県初チヌを釣ったのもタクさんだったと

思いますが,まだまだ未開拓のポイントがありそうですね。

来年が楽しみです。来年の初チヌの便りは岩黒島からかな?


 

E ゴトウさんからのお便り (2003/12/29着) 

 

 〜 2003年 釣り納め 「脱いでるだけじゃありません。 タマにはサオも握ります!」 IN 瀬戸田 〜

いきなり下品なタイトルで済みません(大汗)。 貴方のゴトウです。
12月28日。カブセ2年生の釣り納め、気分は当然、「タンク」行くつもりでした。 

男らしく、激しくボーズでサオを置く覚悟でした。

なのに、前夜いきなり東京にいる旧友K(生口島出身)から電話があり、

「帰省したから釣りに行こう」との由。迷いましたが逝くしかありません。 

当日5時半起床、バイクに跨り鞆港で牡蠣採取。 

沼隈をぐるっとまわって松永へでて、向島、因島の下道走って橋を渡り、

(生口まで橋代片道¥110也)9時前に待ち合わせの「瀬戸田高校前波止」に到着。 

寒いし疲れた・・・。

なにしろ急遽決めたので、この波止の事前情報としては「マサさんが3月(?)に

チヌを爆釣していた」・「まるささんが竿(?)を落とした」ぐらいしかない。

右と左の波止どっちがいいの? 

よっぽどまるささんに電話して聞こうと思ったが素人丸出しなのでやめといた。 

セッティングに迷い、右の波止曲がり角でまともに釣りを始めたのが10時すぎ。

同じ頃、友人が奥さんをつれて登場。 そして奥さんの「オメデタ」報告!! 

「こりゃなんとしても奥さんに新鮮な魚を食べて東京に帰ってもらわんと!」

・・・私生活、オメデタクナイ僕は自分にミョーなプレッシャーを懸ける。

投げ釣り(友人夫婦)とカブセ(僕)を平行して行い、

昼頃までにカブセでアイナメ(小)×1、投げでホゴ×2を確保。 

ホゴ1匹は良型だが、これでは味噌汁の具がイイトコ。

なので友人もカブセに挑戦。

ハリの差し方から、なんやかやと教えてる最中、一人でテンション高くなって

「アワせる時は渾身の力で!!」などと何処かで聞いたセリフを連呼する僕。

「マサに」その時、背後にとんでもない威圧感を感じて振りかえると・・・。

・・・・!!!!・・・・  

他でもない、「カブセの鬼神」倉敷のマサさんじゃーないでスカッ!! 

ボ、ボク、ゴトウトモウシマス、ウマレテスミマセン!! 

言葉にならない絶叫だった。

挨拶もソコソコに、恐縮しながら堂々と釣り続行。 

そのうち奥さん寒いのか腹減ったのか、飽きたのか、クルマへ避難・・・。 

無理ないっす。

時折フグが掛かるも、コブの気配すらない。 

「おもろい潮じゃし、なんか釣れそうなんだけど・・・。」 

午前中、生名島で巨コブと渡り合ったというマサさん、

曲がり角奥であの饒舌はどこへやら、寡黙に釣りされています。 

「マサさん後でコブダイくれんかな・・・。」 

同じく真剣ながら、人様の好意にすがろうとする自分。

鞆港で採った牡蠣も、いつもの横島産より身入りが悪く「鼻汁率」が高い。 

背後から風も吹いてきた。

・・・イカンイカン、思考回路の「ボーズ言い訳モード」にスイッチが入っている。

逃げてはイカン、マサさんを見よ。 今年あれだけ釣った方が、

この期に及んで尚真剣に海と向かい合っておられる・・・。 素適です・・・。 

それに比べて自分は何だ、さっきエエアタリが1回あったじゃないカッ! 喝!

満潮前に、友人夫婦はサンセットビーチ近くの実家へ戻っていった。 

それも又、無理ないっす・・・。 でもワシャこのまま帰れんで! 

この際旧友との時間を楽しむとか、対人関係、気にシマセンッ! 

どうせボーズ上等釣り○○じゃー!!

右から左へ激しく流れる潮が一瞬緩み、そして又少しずつ流れ始めた・・・。 

本当に、そろそろ駄目かも・・・。

・・・渋々したアタリに気がついたらアワセていた。 

手応えはあったが、ラインが斜めに流れているせいで、

雑魚なのか、「本命」なのか判然としない。 

もう一度、素手でラインをつかみ気配を確かめる。

オフ会以降、貧果に慣れきった感覚には充分過ぎる重量感。 

「乗った!」 腰を落としてリールを巻くのは久しぶりだ。 

激しく抵抗するサカナが頭を振る間隔はわかるが、

ストロークはそれほどでもないので、コブかもしれん。

「チヌじゃろ」 隣で声が聞こえた。 

水面下で、銀色の魚体がギラッとするのは何度見ても感動する。 

そういえば今使ってるハリス(Vハード1.75)もマサさんから頂いた。

おまけに、タモ入れまで手伝ってもらった。 

ナニからナニまで御世話になりました。

そして検寸。 36cm。 

大きいとはいえないが、「カブセで寒チヌ釣った」と言っても誰にも否定されないサイズ。 

あー、「寒チヌ」釣ってみたかった。 釣れたからではないけれど、密かな目標だった。 

チヌは早速友人の実家に立ち寄ってプレゼントしたので自分で味わう事はなかったけど、

納得して帰路についた。

・・・納得はしたが、日没後のバイクでの帰路は朝よりもっとさぶかった。


<コメントbyまるさ>

ゴトウさんから久々のレポート。おめでとうございます。

タンクでなく瀬戸田へ行って正解じゃったでしょう。

ゴトウさんの入った釣り座はいわゆる「マサさんポイント」で

(マサさんの行く釣り場には必ずマサさんポイントができます),

釣りの神様がゴトウさんとマサさんの姿を間違えて釣らせて

くれたんかも(笑)。来年もタンクからの情報よろしく。


 

D 細原さんからのお便り (2003/12/24着) 

 

12月28日、周防大島の橘町日前(ひくま)の旧波止に行きました。 
どこか新しいポイントを開発したいと思いながら、つい実績がある手堅い

ところに足が向きます。ただ、この時期に日前旧波止でカブセをしたことは

ないので、何がかかるか楽しみです。
朝ゆっくり出て、現地に9時半頃到着。波止には誰もいませんでした。

ところで、この波止が出来たときは、水深もあって流れも速かったのだろうと

推察できます。なぜなら波止が、大柿町大君や下蒲刈の天神鼻波止と同じ

ような支柱に立つ(特に、内側は柱が斜めに張り出している)構造になって

いるからです。でも今は、向かい側に新波止や一文字が出来たため流れは

緩やかで、底には砂が堆積したのか根掛かりは少なく、満潮時に水深10m

程度しかありません。

満潮は12時過ぎだし、しばらく当たりはないだろうと思って、気楽に考えて

撒き餌をポツポツ撒いておきました。
10時半頃、フグのような当たりが出始め、そのうちはっきりしたコツッという

明確な穂先の絞込みがあったので合わせてみると、まあまあの手応え。
途中、岸壁に向かって突進してきます。アイナメによくあるパターンですが、

カレイも同じような習性があります。
茶色い魚体が見えてきてタモに手を伸ばした時針がハズれて、

魚は裏の白い側を一瞬見せ付けておいて逃げていきました。
その直後、同じ魚が掛かることはあるまいと思ったものの、すぐにコツコツときました。

結構竿を絞り込んできましたが、沖に向かって走ったり激しく頭を振っているような

感触で、カレイではなさそうです。これは結構重量感のあるチヌ(44cm)でした。
このあと、当たりが遠のいたので内側で30分ほど竿を出して、また外側に戻った

第1投めにまたコッーンと当たり。これもチヌ42cmでした。

満潮時刻が近づくと海が荒れてきたため竿をたたんで、前回の大島町小松に

行ってみたものの、ここもひどく時化ていて本日の釣りは断念。来年はイシダイを

狙うつもりでいる大畠町石神港で下見をして帰りました。

 

<コメントbyまるさ>

細原さん,すごいですね。釣行のたびにチヌですか。

この時期にこれだけ釣れるとなると,盛期にはどんなことになるんでしょう?

山口県,死ぬまでにいっぺん行ってみたいけどなあ。

あと,愛媛県本土。それから徳島県あたりも。岡山県は素通りして。(笑)


 

C 細原さんからのお便り (2003/12/24着) 

 

先週、周防大島の小松港でチヌを狙ったのですが、友人と2時間粘って、全く当たりがありませんでした。
この春のノッコミの時は、良型がよく釣れたのですが、今の時期は厳しいのでしょうか。
ただ、季節的なもの以外に、この小松港のチヌの釣れるパターンがあるようなので、

自分なりの読みで昨日(12月23日)再挑戦してみました。
潮の関係で小松に行く前に、まずは午前8時頃、下見を兼ねて東和町沖家室の本浦港へ。
ここは水深もあり潮通しもいいので、カブセ釣りに向いていると思ったのですが、

先端と外側が先客で埋もれており、内側で竿を出しましたが、当たりがなく1時間で撤収。
次に、橘町日前の新波止先端に行きましたが、ここも当たりなし。
大島町出井は30分竿出ししてコブダイのバラシが1回。

小松の地合が近づいてきたので、11時に大島町小松桟橋に移動。


竿:イカダ竿1.5m
リール:バイキング
道糸:PE0.8号
ハリス:ナイロン2号
針:細地チヌ5号
(PE0.8号を使うのは、この小松桟橋だけです)

釣りの準備ができたころから、向かい風がきつくなってきたのですが、

思惑通りに払い出す潮が流れていて、道糸が斜めになって沖に向かって出て行きます。
30分以上餌盗りの当たりもありませんでしたけど、チヌ狙いなので、じっくり撒き餌を打ち続けます。
風で穂先がぶれるものの、12時前に、コツコツとはっきりした当たりがあり、すかさず合わせるとゴツッとした手応え。
最初、中型コブダイのような走りさえありましたが、間違いなくチヌのようです。
ノッコミの時と違って、結構暴れます。途中2回ほど急な締め込みがあったものの、

道糸を出さずに送り込んで耐え、ゆっくり巻き寄せてみると、良型のチヌ(40cm)でした。

取り込んですぐ撒き餌を撒き、打ち返しをすると、すぐに当たったのですが針ハズレ。
15分後に、同じようなコツコツで合わせを入れて、さっきよりやや小ぶりのチヌ(38cm)が釣れました。
これもサイズの割には結構引きが強く、やり取りの際はギャラリーが湧きました。
その後、波飛沫がかかるくらい海が荒れてきたので、13時前に納竿。
チヌ2枚でしたけど、久々に満足できました。
この小松桟橋は、潮の流れで釣れるパターンがあるようです。
最近、蒲刈で鍛えられているからでしょうか、流れのないポイントは物足りなく感じる今日この頃です(笑)。


 

<コメントbyまるさ>

この時期にチヌを狙って釣るのはなかなか難しいと思いますが,

さすが細原さん。広島県東部にも似たような条件の桟橋は

あるかもしれませんが,この時期にはチヌはまず無理でしょう。

冬チヌ狙いなら,瀬戸田か蒲刈でしょうね。

私も年が明けたら,チャンスがあれば大三島から向こうへ

1回くらいは行ってみたいと思ってます。

でも,あんまり強い刺激に慣れすぎても人間がゼイタクに

なるので,そのへんのコントロールが難しい・・・(笑)


 

B おのさんからのお便り (2003/12/23着) 

 

12月15日、「秘境」と呼ばれる斎島へ。
豊島から小さな連絡船(270円)に揺られ、酔いそうになりながら約20分で到着。
静かな入り江で港を挟みこむように左右に2本の波止があり、
右手の波止は岸から離れているので、釣場は左手の波止しかない。
今日は風も強く、波返しも高いし、先端、港内向きに釣座を構える。
数投目でカレイの23cmが来る。

カレイをカブセで釣ったのは初めてなのでうれしい。
しかしその後ずっと沈黙し、時折、エサ取りのアタリがあるのみ。
帰りの船の時間が迫って来た。
波止の際より更に内側にエサを送り込んでみると、一段深くなっているのを発見。
着低後、今日はじめてのコブダイのアタリ!
コブダイのアタリが連発するが取れたのは49cm一匹。
そして、さあこれからという時にタイムリミット。得てしてこんなもの。

 


豊島へ戻り、前回行った小野浦漁港へ。
地元の人が入れ代わり立ち代りやって来るが、

この前会った人達とは違うみたいで色々聞いてくる。
その中の一人、ここで現認された中で一番大きかったコブダイは10kg半あったそうな。
やはり剛竿にエサはカラス貝のワイヤー仕掛け。地元の知り合いらしい。
結局、豊島ではアタリなしのまま納竿。


※斎島ですが、沖は急潮が走っているものの、離れ波止は不明ですが、港内は

水深があまりなく穏やかで、あまりカブセ釣場としては魅力を感じませんでした。

12月19日、満潮が朝早いので、夜が明けるまで田島・横田港で

メバルの探りをして、昨年の今ごろ、SATさんが開拓された平港

最近話題に上らないがどうなんだろうと思い初めて行ってみることに。
ゴミステーションの場所がよくわからず1周して波止に到着。
ポイントは多分ここだろうとすぐわかりました。
満潮を過ぎ潮は引く一方、浅いと書かれていたがほんとうに浅い。
20cmほどのアイナメが1匹釣れたのみ。
潮も悪く、小雪が混じる悪天候で早々に引き上げる。
帰りに走島行きの乗り場を確かめ、近くの釣具屋で沖波止への

渡船があるか聞いたら、「ない」との返事。

どなたかご存知でしたら教えてください。

※沼隈のニチエーで、店頭販売のコウイカ1杯100円に目が行き

不本意ながら2杯買う。美味しかったです。

12月21日、雪の残る道を下り、蒲刈・丸谷港へ。
夜が明けてすぐ、ウマズラ34cmを釣る。
しかし、今日は渋く、巨コブダイのアタリ&バラシも1回のみ。
コブダイも小さいのが一匹で、他のアタリもあまりなかったです。

 


※私、年末・年始は仕事が忙しいため、今日が竿納め。
皆さん休みはどこに行かれるのでしょうか?
レポートを楽しみにしております。

<コメントbyまるさ>

おのさんのレポートには今まで聞いたこともない場所が出てくるので,

楽しみです。釣り人が少ない場所では,さぞかし巨コブがうようよ

泳いどるんでしょうね。片道2時間以内くらいなら考えるけどなあ。

来年も「秘境」レポート待ってます。


 

A 倉敷のマサさんからのお便り (2003/12/21着) 

 

倉敷のマサです。

急激な水温の低下が気になるところですが、行かないわけにはいきません。
行って来ました、「与島穴部波止」。

雰囲気は、すごくええです!ただ、水深が浅いです。満潮で、5メーターないと思います。
満潮前、30分ほど釣ってみましたが、「生体反応無し」で、場所移動。

今日は、様子見(散歩とも言う)なので、与島南部を歩く予定。
鍋島北波止に到着。
先端で、サヨリ釣りの二人。まだ釣れていないとのこと。

角外側に入りましたが、どこも石が斜めに入っており、落としダモは無理でしょう。
水深は・・・・・浅い・・・・・。

刺し餌を投入。はい、入れ食いです!!・・・フグの・・・。
フグばかりを相手にしていても仕方がないので、内側(与島港内)に移動。

水深は・・・・・浅い・・・・・。
ここも石が斜めに入っていて、もちろん、落としダモは使えません。
その先はヤマさんの言われるように、砂地か泥地と思われます。

ここでも、やっぱりフグ。
ナゴヤフグの20センチ級で、隣に入ったおいさんが欲しいと言われるので、

3匹くらいあげました。

しばらくして、隣のおいさんに、コッパグレが釣れ始めます。
「こっちへも来んかなあ」と思いながら、撒き餌をします。

数投後、「コツッ」という当たりで、一発で刺し餌を取られます。
「・・・アイナメか・・・おっても不思議じゃあねえ!」

次投・・・・・着底。
当たり!
良型。底を切っても、突っ込もうとします。
アイナメではない。
いったい、何なんだ!!
暴れながら上がってきます。
魚が見えます!!

「・・・ふーーむ、最近の魚は、『バタフライ』をするようになったんか・・・」
最後に、バタフライで、石に突っ込まれます!!!
やっとかわし、さて、落としダモ・・・。
「なにい!!落としダモが使えん!!」
「ええい!!抜き上げたれ!!」

・・・・・で、波止に下ろした魚、カレイ、33センチです。
上げるまでは、ヒラメかと思っていたのですが、「指を口の中に入れて・・・・・・
入らん・・・・・」。
カレイの口って、結構こまいんですねえ。
私、かぶせ釣りで、カレイ釣ったの、初めてです。
このサイズ、今までで一番大きいです。
いやあ、嬉しいなあ!!!

で、もう1匹・・・・・・・・・・はい、ここまででした。
何せ、水深が浅いもんで、満潮からちょっと引いたら、底が見えかけるほど。
どうにもならず、もう一度、穴部波止へ。

本流へ向けての引かれ潮が、先端からかなりの勢いで沖西向きに流れています。
その潮に乗せて沖に刺し餌を流しましたが、当たりなしでした。

穴部波止、雰囲気としては、イシダイがおっても不思議じゃあありません。
それどころか、マダイ、アコウ、アイナメも、おっても不思議じゃあありません。

鍋島北波止ですが、先端に入れば、また違うかもしれません。
まだまだ、分かりませんね。

地元の方とお話ししたのですが、与島港内、2〜3年前、児島の人が、20数匹

カレイを釣ったそうです。
それを見た地元の方々が、一斉に本虫をエサに、釣ったとのこと。
釣れたかどうかは、聞いていません。

波止近辺は、かなり浅いのですが、昔は深かったそうです。
なんでも、採石したときに、土をかなり海に捨てたそうです。
それが流れてきて浅くなった、とのことでした。
「昔は、よう釣れた」と、言われていました。

年末までに狙うとしたら、アイナメかカレイだろうとは思っていました。
で、イメージトレーニングは当然やっていました。
カレイは、ほぼ、想像通りの型でした。

さあて、次は、41センチのアイナメなのだ!!
・・・・・で、どこにおるん!!??

倉敷のマサでした。

 

<コメントbyまるさ>

いや〜,参りました!大物ランキングの今年のトップはもう決まりかと

思ってましたが。意外な結末。このカレイでマサさんは9ポイント追加となり,

トータル100ポイントを超えました。年末にどっかでカレイ狙うかな・・・


 

@ 細原さんからのお便り (2003/12/09着) 

 

「イシダイはもうだめじゃろう」と思いつつも、つい足が蒲刈に向きます。
12月7日、まず8時に丸谷新波止先端に向かいました。
強風波浪注意報が出ているので、竿や糸を捌くのも大変です。
当たりが上手く取れないものの、はっきりした当たりが3発。
最初のは、大型コブダイであっという間に根ズレ。
つぎに、着底と同時に穂先がかすかに絞り込まれたような気がして合わせると、ウマヅラがヒット。
連発してその後に、コブダイ30cm級
9時の満潮直後のCを釣ってみたいので、30分ほどでとりあえず撤収。
9時にへ行ってみると、エスパーさんが先端で頑張っておられました。
しばらくは満ち潮が流れていたので、C内側で竿を出してみると、

結構コブダイやウマヅラの当たりがありました。
ココでは、コブダイのバラシを連発。
良型のウマヅラを1枚上げたあと、引きにかかって潮が緩んだ外側に移動しました。
これから1時間弱の間しか、イシダイは可能性がないので集中してみましたが、

当たりはすべてコブダイのものでした。
10時前、引き潮で反流が出始めたので、エスパーさんと別れて再び丸谷へ。
竿出し直後に軽快なコツッーンという当たりでウマヅラがヒット。
頻繁に当たりがあって、ここで4枚掛けたうち、2枚は
刺し餌の落下途中でのヒットでした。
12時半過ぎ、コブダイの40cm級が2本立て続けに上がった後、

当たりがピタリとなくなりました。
やはりこの一帯は、引き5分以降は分が悪いみたいです。

写真は、丸谷・前半戦とCでの釣果
もう1枚は、丸谷・後半戦のウマヅラのみ


11月29日午後のCでの釣果。この日、13時57分が満潮で、サンバソウ27cmは14時半頃ヒットしました。
11月15日午後、タカさんと倉橋でコウイカのエギングをしました。

コウイカ7杯中、タカさんが4杯。タカさんはエギング初めてだったそうです。


 


<コメントbyまるさ>

細原さん,12月7日はどえらい強風で大変だったでしょう。

たぶん前週私が釣行したときよりさらに悪条件だっと思いますが,

それでもハゲがこれだけ上がるのはすごいです。

天気がよければ12月に入ってもイシダイのチャンスがあったかも

しれんけど,さすがにもう無理でしょうね。

忘年会でまたイカ釣りの話を聞かせてください。

 

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