● 最終更新日 2010/01/02

<釣行レポート(2003年2月-抜粋)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2003/2/23 J 横島・タンク波止 ゴトウさん
2003/2/22 I 岡山・宇野港 倉敷のヤマさん
2003/2/15 H 横島・横田漁港大波止 コバさん
2003/2/16 G 向島・歌桟橋 SATさん
2003/2/15 F 上蒲刈島・向フェリー桟橋横の波止 倉敷のマサさん
2003/2/11 E 江田島・切串港の大波止 細原さん
2003/2/2ほか D 因島・シーサイドホテル前の波止 M島のMさん
2003/2/7 C 生名島・深浦/埠頭用地波止 井原の陽二さん
2003/2/2 B 「漁り」の結果(倉橋島・尾曽郷) エスパーさん
2003/2/2ほか A 笠岡市・神島外浦 コウマさん
2003/2/2 @ 倉橋島・尾曽郷波止 タカさん

 


 

J ゴトウさんからのお便り (2003/2/25着)

 

はぁ・・・今年に入ってまともな魚、38センチ(推定)のコブしか釣っとらんな。

いつのまにか「常勝ボウズ軍団」の幹部になっとるし・・・。
とはいえ、「最近は論外」な田島横島でなんか釣りたい。

ので、23日朝7時深い思慮も無くいつものタンク波止へ。
この波止、釣果は兎も角、360度海と空と山しか見えない雰囲気がええなぁ! 

(でも放置してある空き缶やら弁当ガラ、なんとかならんですかねぇ・・・。) 

先客はタンクに通ってウン十年、というKさんひとり。

この方、2月でも潮が引くとウェット着て潜ってナマコ採ってくるというツワモノ。

広島隕石が落下するところもこの波止から観て、「そりゃ、凄かった」とのこと。

「今日はダメ」と言いつつ、20cmオーバーも混じるメバルを5・6匹キープしている。


Kさんとの四方山話もそこそこに、道糸2号ハリス2号で東側足元にカキを落とすと

1投目でいきなり、「コッ、ギュー!」と巨コブの強烈なアタリ。

「うわぁー、今日は幸先いいわー!」と思う間もなく、道糸切れてヒット&リリース也・・・・。 
12月からコブしか釣れてないタンクで先々週、竿先をブワブワ揺らすチヌらしき?

アタリがあったので今回は、と挑んだ仕掛けが完全に裏目。

それでも初志貫徹すりゃええのに、え!今度はPE1・5号直結かい! 

・・・この後約2時間アタリなし。 


気を取り直して道糸3号、ハリス2・5号の「アブハチ仕掛け」

(巨コブに細くチヌには太い虻蜂取らず!)に変更したところ、

粘って巨コブのヒット&リリースが2回。


いやー、最近1回の釣行で完ボーズ上等、コブバラシ1回有るか無いか、

の結果からすればうーん、ま、良しとするか・・・。

と思いかけた矢先、「コフッ!」という針先をかすめるような生体反応! 

アワセて! 空振り! ありゃ?
しばらくしてまた生体反応! また空振り! 

・・・コブも餌取り巧くなったんかいな。
とにかく又カキ落とすしかありませんな。 

ハイッ! 今度は無意識にアワセてました、乗りました。 

・・・うーん、軽々上がる・・・幼コブか・・・ほーら、細長い、幼コブ・・・赤黒く・・・無いじゃん! 

「褐色の恋人」アイナメじゃー! 

コブじゃないと解ると、気のせいか大きく見える。ポン級か? 

ポン級アイナメの数え方は1ポン、2ポンでええんか?
・・・いえ、何回計っても28センチでした。

でもこの場所でカキ撒いて2ヶ月半、やっとコブじゃない魚釣ったでぇ!(巨コブも釣りたい) 

ランキングには及ばずとも、なんかちょっと嬉しかった・・・。

 

 

<コメントbyまるさ>

このタンク波止は,10年くらい前まではポン級アイナメの宝庫で,

メバル狙いのエビエサにもよくデカいのが上がってましたけどねえ。

私もここ数年,30cmを超えるようなのは釣ってません。

ゴトウさんの根性に拍手!


 

I 倉敷のヤマさんからのお便り (2003/2/25着)

 

倉敷のヤマです。
この前の土曜日に始めてかぶせで魚を釣ることが出来ました。
昼にやっても全然反応なし続きで気分転換に夜にやってみたんですが、

目指す獲物とは違いましたが1回釣れたということで気分も変ってくるかと思います。
取りあえず、土曜の内容をまとめてみましたので送ります。


天気予報は土曜の昼から月曜まで雨ということで、土曜の朝からカキを採って

櫃石にでも行こうと思っていたのが朝起きてみると既に雨、

ずっと雨なら玉野方面で晩の干潮で漁り&来週用のカキの採取、

その後でメバルでも行ってみようということにしました。 

出発は夜の8時、ちょうど雨は上がっていて「よし!」と渋川海岸へ向かいます。

ここは先々週の晩にカキが取れるかどうか見に来た時にアワビを見つけたんですが、

水深1m程のところにいて網もなく、イイダコテンヤで採ろうとした挙げ句、

岩の間に落としてしまった場所(その後手長ダコを2ハイ採りました)で、

今度こそと道具を揃えて行きました。

行ってみるとこの前より潮が引いており、先ずカキの採取(ここは桟橋の鎖に

付いている程度で身もいまいち)をした後、懐中電灯とタモ網、ボラ掛けを付けた

チョイ投げ竿を持って漁りを始めます。が、今日はアワビもタコもおらず、

サザエを1つ採ったところで雨が急にきつくなったので漁りは終了。

次はメバル狙いで宇野港へ車で5分移動。

いつもは何人かの釣り人がいる宇野港もさすがに誰もおらず。

雨もしばらく止みそうにないので、直島行フェリー乗り場へ(ここは屋根付きの

桟橋で明かりも点いているんで懐中電灯もいらない)。

磯竿3.8m(硬調)に道糸1号の胴付き仕掛けでエサは砂虫、

しばらくやってもアタリなし(悲)。

そこで「どうせアタリが無いんじゃったらカキでやっちゃろ」とイカダ竿とカキを

持ってきてかぶせ開始。 しばらく反応なしの状態が続いた後、コツンコツンと

アタリがあったので合わせてみたが空振り。

また反応なしの状態が続いた後にコツンコツンとアタリがきたので

今度はちょっと待った後で合わせを入れると今度は「のった!!」。

何か判らないけど首を振って上がってきているような手応え。

「もしかしてアイナメ?」と思いつつ上がってきたのはアナゴ(35cm位)

首を振ってると思ったのは尻尾を振ってたんか〜。

でも、かぶせでようやくの1匹。ちょっと感動しました。 

その後は反応なしの状態で雨も上がってきたので、高松行フェリー乗り場へ移動し、

再びメバル狙いに切り替え。

イカダ竿にはカキのむきみに先おもりをつけて置き竿にして、胴付きで開始。

1投目からアタリがあり、12cm位のカサゴ(即リリース)。

2投目を投げてゆっくり巻いてくるとゴツンとアタリ。

慎重に慎重に寄せて取り込みメバル23cm。

その後もフェリーが出入りする度に入れ食い状態で2時間程の間にメバル12匹、

カサゴ1匹が釣れ、型は小さくなってきたのと来週以降の為にメバル釣りは中断。

置き竿のカキが突つかれたような痕があるので、手持ちに変更してみるとやはりアタリがある。

が、合わせても掛からない。針を1つ追加して2本針にしてもかからない。

終いにワタの部分を切って付けると今度は掛かった。しかし何だか軽い。

全く抵抗のないまま上がってきたのはアナハゼ(12cm)。

この時点で2時になったので納竿としました。


今回の釣果

・漁り       サザエ1つ
・胴付き    メバル12匹(24、24、23、22、21、18〜16cm)

カサゴ1匹(18cm)

・かぶせ(カキのぶっこみ?)

アナゴ1匹(35cm)
アナハゼ1匹(12cm)

ちなみに、日曜日のメニューは


メバルとサザエの刺し身
メバルとカサゴのから揚げ
アナゴの蒲焼き
メバルとカサゴの肝と胃の煮付け
メバルのアラの味噌汁

となりました。

<コメントbyまるさ>

何はともあれ,かぶせでの初釣果おめでとうございます,ヤマさん。

アナゴはランキング2ポイント獲得です。魚種に制限はないので。

次はアイナメかコブダイ,期待してます。

岡山方面の地波止からのチヌの便りはまだ来てないと思うので,

チヌの第1号も狙ってください。


 

H コバさんからのお便り (2003/2/17着)

 

釣行日 2月15日(土)

釣行時間 午前6時30分頃から午後11時30分頃

場 所 横田漁港(横島側)

 

本日は、僕の愛読書レジャーフィッシングの取材だそうだ。

行きたいのはやまやまなのだが、お昼の1時には帰宅してないといけないので参加は無理っぽい。

と言うことで、いつもの所へ釣行した。

まずはカキの調達をしなければならず、午前3時30分起床。

今日は大潮なのでゆっくり支度をして出ても、十分カキはとれるはず。

ただ来週も釣行予定なので少し急いだ。

午前4時過ぎからカキの採取を始め、午前5時30分頃終了。

現地到着後、午前6時30分頃まで仮眠を取る。

 

さて、釣りの方ですが、今年に入って釣行回数4回。ボーズは1回のみ。

いい釣果とは言えないが何とか結果が出ている。

ただ、今年に入ってコブダイのあたりがまだない。

そろそろコブダイがあたってくる頃じゃないかと思っていた。

今日のタックルは、1.6mイカダ竿に両軸リール。

道糸ナイロン3号にハリスはフロロカーボン3号。針はチヌ針4号。

いつもと全然変わらない仕様。

 

午前6時30分頃の釣り開始から1時間全くあたりがない。

今日は冷え込んだから喰いが渋いのかもと、思いながら投入を繰り返す。

しばらくして待望のあたり。しかもコブダイ。

ただ、寒い手を暖めるため置き竿にしていので、あわせ遅れコブダイに主導権を握られてしまった。

何とか強引にやりとりしていたが、サルカンの道糸側で切れてしまった。

それから数分後、今度はふわふわしたあたり。

少し引き込んだところであわせを入れると乗った。が、針はずれ。くやしい・・・。

かかってすぐバレたので魚の正体は不明。この時はチヌかもしれないと思っていたが、

まるささんの日記のとおり30〜40p位のコブダイだったかもしれない。

その後まったくあたりがなくなり、時間だけが過ぎていく。

 

そんな時突如コブダイのあたり。今回は最初のあわせでこっちが主導権を取った。

が、底をきり数回リールを巻き上げたところからすさまじい反撃をくらった。

糸を出すまいと抵抗するが止められない。

先端まであわせて走るが、しばらくして根に入られてしまった。

少し待ってみたがびくともしないので、竿をあおっていたら道糸で切れた。

その後またあたりなし。

時間は10時30分。そろそろ満潮の潮止まりだ。

全然だめだったときに試してみようと考えていた場所に行こうか悩むが、少し場所を移動して粘ることにした。

そしてここでだめなら今日はボーズだと思っていたとき、運命の時はやってきた。

小さいあたりをあわせると乗った。

最初はアイナメかと思っていたが、途中からギュンギュン走り出したのでコブダイと判明。

ただ、この時今日2回のコブダイのバラシを考え、慎重に強引にやりとりした。

そして、浮いてきたのは正真正銘コブダイ。

しかも姿を見るまでは想像もつかなかった大きさ。でかいーーー!!

タモ入れを試みるが、何度も底に潜ろうとするのをかわすのに必死でタモどころではない。

何度か失敗したところで、これでバラシたら僕は立ち直れないので、近くにいたお兄さんに頼んですくってもらった。

お兄さんありがとうございました。

コブダイ55p!!

苦節1年。横田港のコブダイをバラシた回数はかずしれず、お気に入りの竿とリールまで取られる始末。

ここのコブダイを釣り上げるため通い詰めて丸1年。ようやく釣り上げることができた。

その後は30分ほど釣りをしたが、あたりなしで納竿とした。

今日を振り返ってコブダイとの勝負1勝2敗。

2回目のバラシは釣り上げたやつより大きかったと思うだけに、まだまだ未熟だと痛感した。

ただ、今日の釣行でコブダイとのやりとりの仕方が少しわかったような気がします。

来週は今回持参しなかった、自作イカダ竿を試してみようと思います。結果はいかに。

今日のコブダイ、捌くのは大変。でも鍋は最高においしかった!!

 

釣 果 コブダイ(55p)1匹

 

 

<コメントbyまるさ>

おめでとうございます,コバさん。わたし,わが事のように嬉しいです。

正直言って,私はこの横田漁港の横島側にはあまりいい思い出はありません。

コバさんが1年前からこの波止へずっと通い続けておられるのを見て,

「別の場所で釣った方がええんじゃないかなあ」と内心思っていたのですよ。

それが,今年に入ってから絶好調。

今のところ,田島・横島方面で一番釣果を上げているのは,間違いなく

コバさんです。コバさんの執念が,釣りの神様を動かしたに違いありません。

岡山県の皆さん,コバさんを見習って,近くの地波止に通いましょう!?


 

G SATさんからのお便り (2003/2/16着)

 

<時間> 6:30〜8:30
<場所> 向島・歌桟橋
<仕掛け> 筏竿1.6m(自作)・ハリス1.2号  リールチヌジャッカSS、チヌ針2号
<状況>
前日の夕方にカキを採取して、本早朝の釣りに備える。
場所は向島・歌桟橋。ここは以前から「冬チヌを狙い」に行こうと思っていた場所。

何故、ここで・・・理由は、
@近くのチヌ筏でも2月に大型チヌが釣ったことがある
A桟橋北側が漁協管理のアサリの養殖場所で餌は豊富
B桟橋が東向きで岸辺に藻が生えている
C沖合いは深く、潮通しが良い

現場到着6時15分。さすがに2月の雨の中、誰もいない。
カキを砕いてマキエを開始し、第一投〜7時過ぎまで当たり「0」・・

先週と同じく「生態反応無し」かなと思っていたら
カキを触わるような当りが3投連続で続く、しかし、食わない。
1/4殻にしても同様で食わない。「細ハリスが欲しい」と考えていると、

竿ケースにヌジャッカSSハリス1.2号を入れていたことを思い出す。

昨年8月以来の使用なので糸強度に不安があるが交換を決断。

そして、針も5号から2号へ交換して、牡蛎も比較的小さなものを使用する。

1/4殻で竿へテンションを感じながらユックリ落とし込む。

すると、着底と同時に竿先が「ピッピッ」と震え、次に竿先が少し「フワッ」と持ち上がる。

ここで我慢して次の当りを待つと竿先が「キュ〜ン」と絞り込まれ、合わせる。

「ゴンゴン」とチヌ特有の引き。何度かの突っ込みをリールのサミングでかわして

水面へ浮かせると、真っ白な魚体のチヌ。嬉しい、険寸すると43cm・・・やりました、

備後地方でカブセで2月にチヌが釣れました。
その後、同様な釣り方でチヌ38cm・31cmを追加して終了時刻の8時半となる。
以上、備後地区の皆さ〜ん、チヌの穴場を見つけましたよ〜。

*現場へデジカメを忘れたので43cmのチヌしか写していません。他の2匹はリリースしました。

 


<コメントbyまるさ>

お見事!この時期としては素晴らしい釣果です,SATさん。

前にSATさんから「向島で冬チヌを狙うなら3か所」というようなお便りがあったとき,

たぶんその中の1つは歌の桟橋かな・・・とは思ってました。

尾道・向島方面の皆さんにはおなじみの釣り場だと思いますが,

釣れるもんですねえ。私はあそこではきちんと竿を出したことはありませんでした。

この釣り場からの今後の情報も楽しみです。


 

F 倉敷のマサさんからのお便り (2003/2/16着)

 

倉敷のマサです。
雑誌の取材釣行で、まるささんと二人。

・・・・ここで、普通ならば『釣れんかったら、どうしょう・・・』と、思い悩むのかも

しれませんが、私、いっこも悩みません。


「行きます!」・・・それは何故か・・・。

実は私、年が明けてから不思議なイメージが時々湧いてくるのです。

私の場合、仕事、趣味関わりなく、『何らかのイメージが湧いてきて、その後、現実の

ものになる』ことが多いのです。去年の春の50センチのチヌも、66.5センチのコブダイも、

年末の68センチのコブダイもそうでした。

で、どんなイメージかというと、「1回の釣行で、チヌ、コブダイ、アイナメの自己記録更新」

なんですね。コブダイについては、詳細なイメージができあがっていました。

「70センチ級のコブダイを掛けて、沖合を左に走るのを、ゆっくりと浮かせて取り込む」

というのです。・・・それがですねえ、何回釣りに行っても、現実のものにならんのですよ。

「・・・待てよ、ひょっとしてMさんの70センチのコブダイのイメージ?」とも思ったりも

したのですが、まず、それはない。

・・・と言うところで、まるささんからのお誘い!私、必ず釣れる、いや、釣り上げてみせる!と、

一気にテンションが上がります。

4時前には倉敷(玉島)を出発。

福山西インターで降り、2号線を走り、三原を抜け、須波の波止にちょっと寄り、

185号線をずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと走り続けます。

途中で私、考えましたよ。「・・・ワシ、何やっとるんじゃろう・・・」と。

「・・・釣り行きょうるんじゃが」・・・納得してしまう自分がこわい。

蒲刈島向港に到着したのが6時20分ころ。2時間半、約150キロか・・・。

南側の船着き場のあたりで散歩をしていて、地元の名人と呼ばれる人から話を聞きましたが、

いったいここ、「どこの星」ですか?

マダイの65センチ!やら、チヌの60センチオーバー!やら、アコウの70センチ!やら。

はったりではないのは、ここの水深と潮の速さで分かります。

普通の岸壁ですが、3メーター沖位が7〜8メーターとのこと。全て、この岸壁での釣果とか。

潮の速さはハンパではない。

あの長崎瀬戸(生名島に行くときの)の本日の最大流速が2.1kn、明石海峡が6.1kn、

そしてこの瀬戸が4.5knです。ちょうど、最大流速のころに到着したことになります。

桟橋からもええとのことで、そちらに向かっていると、向かい側の波止にまるささんの姿。

ありゃ、波止、間違えとった。どこかでお会いした人の姿も。コジマさん、去年の夏、

因島消防車前でお会いした方でした。

準備をしていると、明るくなってきました。

予想していたとはいえ、ここの潮の流れ、すごいです!

「こりゃあ、でかいのがおるで!」と、ワクワクしてきます。

笠岡諸島と違って、ここの潮、すごく速いのは速いのですが、ネコの目のように変化します。

渦を巻きながら、湧きながら、です!波止の内側までそうなんですから、びっくりです。

まるささんと背中合わせで外向きで釣りますが、左に流れっぱなしで、着底しません。

コジマさんは外側根本で。潮が緩く、釣りになるみたいです。

先端で足下に落とすと、刺し餌が潮に巻かれて波止の中に入り込んでしまいます。

内側真ん中あたりでもやりましたが、潮が速すぎてどうにもなりません。

で、どこで釣ったかというと、内側根本。

すぐ隣が駐車場です。普通、こんなところでは釣りませんよねえ。

しかし、まるささん、「フカセの人が根本の際でチヌを上げようた」とのこと。

期待して刺し餌を投入します。

ここもすごい!潮がコロコロと変わります。すぐに、まるささんにアイナメ。さすがです。

記者のYさんが来られてしばらくたった頃、足下の置き竿に小さな当たり。40センチ級の

コブダイ。で、お約束の写真撮影。このサイズで写真を撮られるの、何かなあ。

しばらくして、遠投の竿に当たり。間違いなくコブダイ、50センチ〜60センチオーバー。

岸壁際を滑りの方へ走ります。追いかけていけるところまで行って、少し糸を出し、

一定の距離が出たところで勝負に出ます。一瞬均衡して、少しこちらに寄せたところで根ずれ。

魚は、滑りの足下でした。

2回ほどコブダイのバラシが続きます。そして、まるささんに当たり。「こりゃあ、でかいわ。」

せえにしても、今日のまるささん、えらい強引!・・・「バキッ!」竿の根本が折れて、

リールが海の中へ転げ落ちていく所までは見ていたのですが、私の方にも当たり。

コブダイ!右のまるささんの方へ走ります。当然、私も走る!・・・
まるささん、お取り込み中、すみませんでした。「絶対上げちゃる!!」私、おらびながら

やり取りしていました。上がってきたのは、予想通りの型。コジマさんにすくって貰いました。

コブダイ、53センチ。まるささんの道糸と絡んで上がってきました。

それにしても、まるささんが竿を折られるとは・・・・・。横で拝見していて確信したのですが、

「コブダイに竿を折られた」と言う人が時々おられますが(私もそう)、ありゃあ、違いますねえ。

「自分で竿を折った」と言うのが、正しいですね。
コブダイのせいにしては上達はあり得ません。さすが、まるささん!勉強になりました。

なるほど。・・・と言うことは、「私はリールを折った」と言うことになり、「かぶせ釣り業界」では、

一番へたくそということになります。メーカーにクレームつけんでよかった。

その後、払い出しの潮が流れ始めます。・・・もう、さすがとしか言いようがありません。

まるささん、すぐに40センチのチヌを釣り上げます。せえにしても、4号ハリスはありませんで・・・。

で、このころ、私の方、着底瞬間か、着低寸前に2〜3回でしたか、餌を取られます。

「怪しいなあ・・・。」と言って遊んどったのですが、後で猛烈に反省します。

実は、払い出しの潮、そんなに長くは流れませんでした。私が餌を取られていたところは、

まるささんがチヌを釣り上げていたあたりだったのです。それから、後から「島の名人」に

聞くと、「ここのチヌは、一発で食ってくるで」とのこと。「怪しい」どころじゃあありません。

その時は、「アイナメかな・・・」位にしか思っていなかったのですが、ありゃあ、チヌです。

一度餌を取られたところで、両軸リールの付いた竿に替えておくべきでした。

実は、これもスピニングリールの欠点なんですねえ。両軸リールじゃったら、いつでも当たりが

とれます。まるささんが両軸リールしか使わないわけを再確認しました。

足下置き竿で当たり。でかい。しかし、コブダイじゃあない。「走られたら」と思い、

尻手ロープをはずしながらのやり取り。底を切れない。・・・・・根ずれ・・・・・。

まるささんとも話をしましたが、おそらくアイナメ。しかも、30センチ後半以上だと思われます。

どなたか、「2号ハリスにガマカツの3号金チヌ針をくわえた70センチのアイナメ」を

釣られた方がおられましたら、それ、私の名前が付いていますんで、至急クール宅急便で

送ってください。

まるささんが、浮き桟橋の方に様子を見に行っている間、私、外側でちょっとやってみました。

29センチのアイナメが上がってきました。

もう一匹おると思ってやってみると、良く分からない当たり。

掛けてみると、「よっしゃ、チヌ!」40センチくらいか。

上がってきた魚、チヌにしては色が変、「最近のチヌは・・・」

はい、やめました・・・グレです。

あんまり大きゅうないようなんで、抜き上げました。

30.5センチ。後で、まるささんやYさんに話を聞くと、瀬戸内海で釣れるグレにしたら、

結構大きい方とのこと。「島の名人」に聞くと、「ここ、2〜3年前から釣れだした」そうで、

以前はおらんかったそうです。

その後、先端内向きで、40センチ級(じゃったかなあ)のコブダイを1匹釣って、終了。

今日の釣行、天気もええし、釣り場の雰囲気もええし、なんぼか釣れたし、幾つか勉強に

なったし、今年一番の気分のええ釣りでした。

蒲刈島の魚影が濃いのは何故かを考えてみたのですが、笠岡諸島で言うたら、真鍋島
岩坪みたいなもんですかねえ。行くのに「不便」なんですよ。山陽道からは遠い。

185号線をずーーーーーと行くしかない。

ということで、今日は岡山ナンバーを見ませんでした。

さすがの私も、毎週行こうとは思いません。

玉島から往復290キロ、5時間ですもんねえ。

帰りは竹原から登って、高速で帰りましたが、やっぱり2時間半かかりました。
「岡山県から離れれば離れるほど釣れる」の法則は、やっぱり正しいのだろうか・・・。

倉敷のマサでした。

PS:写真に写っているアイナメの1匹は、まるささんから頂いたものです。
「あのイメージ」は、いつ・・・。



<コメントbyまるさ>

>さすがの私も、毎週行こうとは思いません。

だそうです,皆さん。

ところで,マサさんが最初に行った南側の波止は,全く情報ゼロです。

どなたか竿を出してみてください。


 

E 細原さんからのお便り (2003/2/12着)

 

2月11日(火) この日、雨天にもかかわらず、釣行を約束していた知人と安芸郡江田島町へ行きました。

午前9時、まず最初に小用(こよう)の通称「スポーツセンター前の波止」で竿を出しました。

先客が一人いて、フカセ釣りをしていました。

私は、日曜の午前中に採ったカキでカブセ、他の二人(釣り初心者)はメバル狙いの探り釣りです。

干潮前で潮位が低く、釣れそうな気がしません。

水深は5mくらいですが、潮が澄んでいて底がよく見えます。

雨が降っていることもあって、最初からあまり気合が入らなかったのですが、

案の定2時間近く粘って、当たりが全くありませんでした。

フカセの人は、結構いい型のチヌをあげていたので、やはり腕が悪いのでしょうか?

連れの二人も小型のメバルがパラパラとあがったのみ。

 

雨脚が強くなってきた中、次に同町切串(きりくし)港の大波止に向かいました。

大きな波止が2本平行に出ていますが、沖側の波止の先端寄りに釣り座を構えて、仕切り直しです。

釣りはじめて15分くらいたった頃、コツコツ当たりがあります。

針に乗りませんでしたが、急にやる気が出てきました。

次の一投は先ほどより鮮明な当たりがあり、穂先をしめ込んだ瞬間合わせると、

結構いい型のアイナメ(34.0cm)

その5分後にも同じくらいの型のアイナメがヒットしたものの、これはタモ入れ寸前で針ハズレ。

まだ釣れそうな気がしたものの、雨が降り続き、同行者には当たりがなく退屈しているよう

でしたので、納竿としました。

以前、江田島では投げ釣りでアイナメをよく釣っていたので、また今度挑戦しようと思っています。

写真のカサゴは同行者がサグリで釣ったものです。

 

 

レポートの内容が薄いので、リールの話を少し。

釣果写真のリール:ダイワ/バイキングST−44(片軸リール)

普段、私は両軸のチヌジャッカーを使っていますが、時々この片軸リール「バイキング」も使っています。

私が購入したのは半年前ですが、30年以上も前から生産されているシーラカンスのようなリールです。

それだけ根強い人気があるようです。

ハンドルには昔懐かしいダイワの「太陽」マークが入っています。

つい最近、マイナーチェンジが施され、垢抜けたデザインに変わりました。

このリール、ドラグが付いておりません(片軸なので当然ですが)。

魚の強烈な引きによって逆回転するスプールのエッジを指で押さえてブレーキをかけます。

また、レベルワインダー(スプールに均等に糸を配分する装置)も付いていません。

とにかくシンプルなリールです。価格も「ちょー安い」です(チヌジャッカーGSよりも安い)。

ところで、まるささんがこのHPの「釣りの道具」の説明のところで、

「落とし込みのタイコリール(片軸リール)は、巻くときのハンドルの回転方向が普通のリールと

逆なので違和感があるが、あれでいいのか」とおっしゃっていましたが、そのとおりです。

でもバイキングは普通のリールと同じ回転方向で巻き取ります。

また、簡単な調整により、リールを上向きにも下向きにも取り付けることができますし、

ハンドルも左右付け替えが可能です。

そのほか、一般的な落とし込みのリールと違う点は、ギヤ比が1:1ではなく、1:3.2ということです。

 

<コメントbyまるさ>

江田島の地波止は,まだかぶせ釣りはほとんど未開拓のはず。

こういう場所なら,チヌで言う「年なし」クラスのアイナメも釣れるかもしれません。

うらやましいっす,細原さん。および広島方面の皆さん。

リールの情報もありがとうございました。

今年は今のところ,広島県中西部の方が釣果が上がっているようです。

福山・岡山方面の皆さん,あと半月ほどの辛抱ですよ〜。


 

D M島のMさんからのお便り (2003/2/10着)

 

いつも皆さんのレポート,楽しみに拝見させて頂いております。 M島のM(28歳)と申します。
幼い頃から釣りが大好きで,様々な釣りをしています。
このホームページを見て『かぶせ釣りって面白そうだなー』と思っていた昨年の秋,

田島の小用地で岡山のアサさん(多分)が,
強烈な引きでコブらしき魚をバラシたのを間近で見て,決心しました。
筏竿はチヌの団子釣りで使っているのがあるし,LB付きのスピニングもフカセ用のがあるし・・・
ということで,伊勢尼針とハリス2。5号〜3。5号を用意して準備万端。

で,かぶせデビューは昨年の暮れ,因島 土生消防署南側の波止
その時の釣果は,25cmのコブと小型マダコ
初めてコブを釣りました。
『んーこれがコブか・・・』

2度目は,1/2。また同場所。

強烈な引きで3号ハリスを切られるという,今までにない体験をした後,シーサイドホテル側の波止へ。
先端付近で25cm〜45cmのコブを計3尾釣るも,ハリス切れ3回。もーびっくりです。
『んー噂通り,かなりデカイのがいるなー。かなり悔しい。・・・』

3度目は1/19シーサイドホテル側の波止。先端周辺で8時から竿を出す。
満潮近くに立て続けに当たりがあり,コブ1尾,アイナメ3尾

大きいアイナメは37cmありました。(自己新記録)
しかし,またもや巨コブと思われるハリス切れが3回。
足元に突っ込んでくる奴がいるかと思えば,今度は先端から波止の外側を,凄まじい勢いで走る走る。
特に外側に走られると,角材?それと黄色灯?あれが邪魔で難しいですねー。
『くっそー!なんとかあの巨コブ(多分)を釣りたい。ぐやじぃ〜。』・・・

そして4度目のかぶせ釣行2/2(日)に,ドラマは起こったのです。
場所は前回と同じ。
いつもは一人だが,この日は職場の先輩H氏を誘っての釣行。
H氏は,かぶせ初挑戦。『コブの強烈な引きを体験してもらいたいなー』と思っていました。

8時すぎに釣り開始。波止の外側の水道を,上げの激しい潮が流れる。
先端と先端近くの内側で竿を出す。

H氏は,虫餌を付けた仕掛けも投入。先端より内側へちょい投げで,カレイ・アイナメを狙う。
私は,前回型の良いアイナメが来たので,またそれを狙っていた。
今日のタックルは

筏竿2.1m,LB付きスピニングリール,道糸4号,ハリス2.5号,針伊勢尼8号でスタート。

釣り開始・・・暫く当たりらしい当たりはない。
で,初めての当たりは9時過ぎ頃。
先端より4m程戻った,ロープの近くで足元へ置き竿にしていた時に来た。
『フワフワとした当たり』が来ていたらしい(後でH氏に教えてもらった)が,私は少し離れた所で牡蠣を割っていた。
『来た!来た!』という声で振り返ると,ゆっくりと竿先が引き込まれていた。
大慌てでダッシュ!!竿を掴んだその勢いで,大きく合わせを入れると,首を激しく振っているようなかなりの手ごたえ。
ロープが近いため,そこから引き離そうと,糸を出さずに強引なやりとり。
中コブ?アイナメ?と思ったが,姿を現したのは,な・な・なんと良型のチヌ。(43cm
H氏に,一発で掬ってもらって『やったー』・・・。
私,こんな寒い時期にチヌを釣ったのは初めて。しかもかぶせ釣りでの初チヌ・・・。
もう嬉しいのなんのって,そりゃあーもー!!(もう帰ってもいいぞー☆)

で,これはいける!と思っていたが,満潮まで当たりは来なかった。
しかし,H氏の投げ仕掛けには,アイナメ・ネズミコチ・超小型カレイ・変なハゼ・危ない毒魚・・・
など,大物は釣れないが,退屈しない程度に,「何か?」が釣れてくる。

『今日は巨コブの当たりが1度もないなー・・・』
『誰かが全部釣り上げたのかな・・・』
『かなりスレているのかな?・・・』
などと思いながら,潮がゆるくなった外側を移動しながら攻めていると,

足元に落とした牡蠣が着底した瞬間,強烈に竿先が引き込まれた。
『来たっ!!』と,合わせをいれて引きに耐えること3秒あまり,

見事にハリス(2。5号)を切られましたです。ハイ。
そして,水道側に投入していた,H氏の投げ仕掛けにも,竿尻を浮かす大きな当たりが来たが,
私が竿を掴み,H氏を呼ぼうとした瞬間に,道糸から切れた。(このとき14時頃)

いまが時合か?と,ハリスを3号にし,外側・内側を探るも当たりはそれっきり・・・。
時刻は15時を過ぎていたと思う。
『そろそろ納竿にしようか・・・』という雰囲気のなか,

置き竿(チヌが釣れた場所)にしていることなど忘れ,
『殻を取った牡蠣を何個か作って,もう終わりにしよう』と,牡蠣を割っていた。
・・・とっ その時,
「わぁーっ!!」という,H氏の叫び声が背後から聞こえ,振り返ると「ガリガリ」と

リールを上にした状態で,竿が引きずり込まれている。
とっさにH氏が竿を押さえ込み,それに私が飛びついた瞬間に,

リールのレバーを引き,糸を出せる態勢に・・・
なんとか竿を持っていかれずに済んだが,それにしても,もの凄いパワーで岸から離れていく。

「奴」は足元から港の真ん中近くまで,海底を這うように糸を引きずり出し,豪快に首を振っている。
「港の真ん中近くには,船のロープを結ぶケーソンが入っている。」
と,さっき見物にきたおじさんが言っていたため,あまり糸は出したくない。
そうこうしていると,こんどは左(波止の付根)の方に向かって,かなりのスピードで走り出した。
その動きに合わせて走る二人。H氏はタモ網を持って先に走る。
竿を限界(多分)まで曲げ,漁具らしき障害物を越え,あっという間に

波止の根元近くまで来た。(何十m走ったんだろう?)

そこで「奴」は止まったが,浮いてくる気配はなく,底近くで8の字を描くような動きをした後,
今度は足元に向かって突っ込んできた。
『やばい!やばい!』と,岸壁に触れないように腕をいっぱいに伸ばし,必死に耐えた。

強烈な引きに耐えに耐えていると,やっと少し浮いてきた。
そして「奴」の姿を見たとき,二人は度肝を抜かれた。

・・・・・・・・・・・・・「で・で・でかい・・・」
その薄ピンク色の巨大な「横顔」・・・
私も「顔」には自信がありますが,これはそれ以上(笑)。
姿を見せた後も,じりじりと糸を引き出され,また底近くに潜ってしまった。

『獲りたい・・・』と思った。姿を見た以上『絶対獲りたい・・・』
そして次に浮かした時に「奴」は,自らの口元を岸壁の牡蠣に擦り付けるような行動にでた。
なんとかそれをかわし,タモ入れの態勢に入る。
しかし,しかしである。
どう考えても入りそうにないのである。タモに・・・。

1回目のタモ入れは,網が歯に引っかかっただけ(魚体はひとつも入っていない)で失敗。
少し潜られて,次に水面に浮いてきて,また潜ろうとしたその瞬間,頭が入った。
あまりの大きさに魚の1/3は,網からでていたが,そのまま引き上げた。
『うわーっ!! でっけっー!! なんじゃこりゃー! バケモンじゃ〜!!』を連発,
長い長い戦いが終わったのでした。(H氏ありがとう!今度はコブ釣りましょう!)

   70cm   7.5s  

口の周りには,見覚えのないチヌ針が3本刺さっていました。
この魚を見て,強烈な引きで太ハリスを切られていたことを,十分納得しました。
広い海には,想像以上の大物がいることを思い知らされました。
今までの釣り人生で,インパクトの強さはNo.1?でしょうね。この魚は・・・。

しかし,かぶせ4回目にして,この魚・・・。
45cmの次が70cmとは・・・。
うーむ    はまったな   これは・・・☆

以上が私の全かぶせ記録です。 

で,皆さんに一言  『置き竿はキケンですよ。 』
って,百も承知ですよね・・・
                       M島のMでした。☆

 

 

 

<コメントbyまるさ>

初投稿にして,一躍大物ランキングのトップに踊り出たM島のMさん。

M島とは,皆さんご存知のあのM島です。

M島じたいは最近さっぱりですが,隣の島でこの釣果!

コブダイ・アイナメ・チヌで合計47ポイント!

しかも,夢の70cm突破!

特別サイズで掲載してみました。(一部の写真は割愛させていただきました)

メンバー紹介にも顔写真を入れておきましたので。

それにしても,2月にして早くも今年のトップは決定か?

果たしてこれを超える釣果を上げる人は,出てくるのでしょうか?

マサさん,早くポイント入れてください。

アサさんの最近の沈黙も不気味ですが。ほんまの病気ですか?


 

C 井原の陽二さんからのお便り (2003/2/8着)

 

井原の陽二です。

2月7日 生名島深浦の波止他に井原のヤスと釣行しました。

午前中から因島を色々回ったのですが、めぼしい釣果がなかったので

午後3時発のフェリーで生名島に渡ることに。

 

長崎桟橋に2時45分到着

タッチの差でフェリーに乗り遅れる!

しかしこれが本日の作戦のきっかけとなるとは・・

 

15分間の待ち時間ができたのでコーヒー飲みながら桟橋の下を眺めていました。

チヌやメバルの幼魚が泳いでいます。

その時、私が岩の間に潜む中型のアイナメ発見!

喉から手がでそうなくらい釣りたい・・・

しかし通行人が多数いるので、こんなとこで竿を出すのは恥ずかしい・・

こんな時に子供でも連れていれば「しょうがねーなぁー」なんて言いながら

竿を出せるのになと思いながら見ていたら

「竿を持ってくる!」と井原のヤス。

アイナメは岩の中に引っ込んだのですが、私が穴を覚えています。

カキを食べやすい様に剥き身にして、その穴に投入します。

その瞬間に食いついてきました!水が澄んでいるのでとてもリアルにみえました。

27センチのアイナメですが丸々と太っています。

通行人達もギャラリーとして集まってきました。

「この魚なに?」「メバルかな?」「これはアブラメよ」

いろんな人達の会話が飛び交ってます。

「そっちの穴はどう?」おばさんも熱中してます。

岩の隙間を探っているとまたもやヒット!

同サイズのアイナメでしたが引き抜く時に惜しくも針はずれ

ギャラリーの歓声もため息に変わったところでフェリー到着。

 

フェリーの中で相談しました。

「これ使えるで」

「これだけ不景気な時には店(釣り座)で客(魚)が来るのを待つより、

直接家まで営業に出向いたほうがええちゅうことじゃな」

「とりあえず深浦で探ってみようで」

 

タックルは二人とも1.8Mイカダ竿、スピニングリール、ハリス3号、チヌ針5号

餌はカキの剥き身をコンパクトにしっかり付けて。

釣り始めが満潮から下げに変わる頃でした。

長崎桟橋の時をイメージしながら探り歩きます。

いきなりアタリ連発!

すべて曲がり角より手前で20センチオーバーのソイ?が次々にヒット!

内側では小型のアイナメ。

意外にも通常のベストポイントの曲がり角より先では18センチのササノハベラ1匹のみ。

ソイの食いが止まったところで、かぶせ釣りを始めるがアタリなし。

 

今度はかぶせ釣りをしに埠頭用地へ移動

・・・まったくアタリがありません。コブダイは居ないのか?

去年の今頃、ここのバケモノと格闘していたのが嘘の様です。

探りにチェンジしてもアタリは乏しい中、私が18センチのカサゴを釣ったところで納竿。

ランキング入りする魚は出ませんでしたが久々に美味い魚が数釣れたので満足のいく釣果でした。

 

本日の釣果(2人分)

アイナメ 27センチ1匹

アイナメ 16〜19センチ5匹

ソイ 21〜23センチ6匹

ササノハベラ 18センチ1匹

カサゴ 20センチ1匹


<コメントbyまるさ>

私も前々から,「長崎桟橋で竿を出してみたい」と思ってました。

生名島へ渡るフェリーが一日欠航してくれたらなあ。

深浦の波止には,根魚はたくさんいそうです。

満潮からの下げ始めなら,潮もよかったんでしょう。

私も一度,きちんと狙ってみようと思います。

貴重な情報,ありがとうございました。


 

B エスパーさんからのお便り (2003/2/3着)

 

 ナマコ・ドリーム  〜メニュー盛り沢山、海鮮ツアーの巻〜 

以前から興味のあった「漁り」にタカさんと行く事になった
前にも話をした事があったから日程はすんなり決まって2月2日早朝、というか深夜・・・

2時にタカさんのモーニングコールで目が覚める
ガバッと起きてワンコールで取ったからなんか頭痛が・・・
いつもの待ち合わせ場所に2時40分ということで準備に取り掛かった
格好はいつもと同じだが今回は「ウェーダー」を履いて海に入るから少し下半身の防寒を考えた
「くつ下に貼るカイロ」 万全の装備である・・・
いい服を持ってないから仕方がない まあ歩けば汗もかくわい
定刻にタカさんが来た
ジェミニから荷物を移し変えて倉橋島のタカさんポイントへ向かった
初めて見たが行く途中ではあちこちで「漁り」をやっている
知ってる人から見ればなんともないが知らない人はブキミかもしれない
ふ〜ん、「カキ」を夜中に採る風景は傍から見るとこんなんなんだ 
ビョーキが深刻な方、気味悪がられてますよ、絶対(笑)
途中のセブンイレブンに寄ってもらって朝食と間食を買い込む
干潮前後の時刻を逃すまいと先を急いだ

ポイントは尾曽郷の磯の鼻周辺とタカさんが決めてくれていた
じゃないと私では見当もつかない
4時前にポイントの尾曽郷に到着した
いつもコブを狙う内海を挟んで反対側の波止だ
どうも先客がいる様子
先を越されたとも思ったが全部獲られる訳じゃない
しかし急いで支度をする
タカさん:ウェーダー・ガン突き・タコ掛け・1mくらいの丸網・蒼白い懐中電気頭用・麻袋
エスパー:ウェーダー・ズーム式丸網(大)・水眼・完全防水ルック懐中電灯・バケツ
手が冷えるので厚手のゴム手袋を2人とも着用していざ!海中へ〜!!
波止の内海側から入って敷石を歩いて外海へ行き磯まで漁る予定
潮はかなり引いていて見慣れない景色だ
敷石の上なんかそうは歩かんしね
まず先発隊のタカさんが入る
しかし藻が多いのなんのって、こんなじゃけえ釣りにならんのじゃ
いきなりタカさんの声が?!
「た〜すけて〜」(うそ)
「いますよ〜!」
私もジャバジャバと入ってみるといました!真っ黒いナマコが(♪)
あまり欲しくないが先のこともあるし念のため確保した
私がアカらしき大きなナマコをすくってタカさんに見せたら
「これはジイナマコ(年寄り)ですからカタイですよ」
「食えんですか?」
「いや〜、食えんです」
確かに動きが悪く見た感じ堅そう
「ポイッ」
でも惜しい・・・
ここでクロばっかり10匹獲ったかな?
初めての体験に狂喜乱舞する2人 
あとで考えると・・・
そんで私は水眼で見るからいろんなものが見えました
ナマコは当然・カナコギ・アイナメ・ギンポ・カサゴ・ヒトデ
ナマコ・カナコギ・カサゴ・ヒトデは終始、到る所にいました
ここから外海へ向けて敷石を歩いて行く
波止を見上げるとコブの気持ちがわかる 訳がない
「あいつら、おいしいカキの着いたワシの6号チヌ針を食わんのじゃけぇ」
「よーわからんで、あいつら」
 
外側に出てまたザブザブと海中へ
ここでもクロゲット(!)
なんでアオやアカがおらんのじゃ??
先に進み藻の覆った所へ移動した
なんか夜の藻は気味が悪いでよ
タカさんは海中電気で目視、私は水眼で直視
しかしタカさんの方が効率よく見つける
「・・・目がええんじゃろか?」
私はというと海中生物観察が楽しくて漁りと同時進行状態
「うわっ、小っちぇ〜 このカナコギ!」
「あっ、ミニカサゴ♪」
「・・・?ハゲかの??」
「あーっ!タカさん!!アイナメ!!!」
「うげ〜、イソギンチャクの触手が全開じゃ〜」
「おお〜、壺みたいな海藻・・・か?なに吸いよんじゃろ・・・」
「ん?トラハゼじゃぁ♪」
「きも〜、このヒトデ 背中に赤いヒトデマークがある 体色が毒々しいで・・・」
とまあ、こんな感じで漁りを続ける
どこへ行っても藻を掻き分け掻き分け
足に藻が絡んで「お盆の海」状態
しかもクロばっか
やはり少し深いところへ行かないと先行者が取ってるんだろう
ジワッと足を伸ばすといきなり深い・・・
それでも腰まで使って水眼で探す
さすがにモモまで入ると冷えてきて身体の各パーツが縮んでいくのが分かる
肝も一緒に縮んだ
だいたい私は泳ぐのがあまり得意ではないから溺れた時の事をシュミレーションすると
もう息はしてない
藻屑と化している
「うおーっ!死んでたまるか!!ナマコ獲りでっ!!!」
細心の注意を払いながら先へ進む
ここでタカさんが岩の隙間にある「ウニ」を発見
旬は夏だが今はどうか?という疑問にハッキリ答えられなかったが
私がうれしそうに獲って帰らなかったのが唯一の答えです
ご自愛ください(笑)
磯に上がっては降りて上がっては降りての繰り返しで2人は突き進む
一番「鼻」のところでちょっとした潮だまりみたいなとこがあった
そこは全体的に深さが一定で岩も適度にある
ザブザブと入って藻を掻き分けてみると「アオ」が結構多い
小さいのが大半だがそれを縫っていいサイズをすくう
しかし私のズーム式網は何を隠そう「タモ棒」の上2本と毎度のタモ網
狭いところに入らないのはいいが、うまくすくえない所もあって何匹か逃がしてしまった
これは惜しい思いをした
いいサイズが4.5匹・・・
私は大量にいらないしあっても食べきれないからアオを重点的に探していた
「タカさ〜ん、どうです〜?」
「ええ、結構獲れましたよ」
さすがだ
途中で懐中電気の電池を換えて、今までクロしか見えなかったのが

アオも見え出したというタカさん  そういう問題でしょうか?
電池交換もでしょうがかなり目、もしくは鼻がいいんでは・・・

私は相変わらず水眼で海中散歩
ところが前夜に急遽作ったバケツ水眼が浸水しだした
シリコンがまだ乾いてなかったのだ
これで作業効率がかなり低下
目が悪いから目視はちょっとキツイ
それでもナマコ見つけては獲って、サカナ見つけては追いかけて、

変なもの見つけてはつついてみて
その時、アヤシイ軟体生物が岩にへばりついてるのを発見!
すかさず離れたタカさんを呼ぶ
「い〜りま〜すか〜? ウミウシ??」
「え〜、いらんです〜・・・」
「?!」 おかしい、私の予定では「いる」のはずだった
タカさんは養殖鱒以外の魚は全て大好物と思ってたし、味比べチャレンジャーだし、

ウミウシ食べれるって聞いた事あるし
う〜ん、確かに気持ち悪いですネ 魚じゃないし 失礼しました♪
そして「エスパ〜さ〜ん」とタカさんの声に振り向く
ホゴが獲れました♪」
「へぇ〜、大きいです?」(悔)
「(笑いながら)5,6cmです〜」
「はっはっはっ(笑) 網です?」
「いいえ」
まさか手づかみ・・・ ありえる
「突きました〜」
さすが・・・
「そっちはどうです?います??」
「ええ、結構獲れますよぉ」
おかしい こっちにはアオはなかなか居ないのに
しかも場所的に辛い・・・ まあ、ええか
ホンダワラを網でどかして水眼で覗く
今度は私、同じ場所で今度はウニを発見!!
種は「ムラサキウニ
岩と岩の間に触手?を突っ張って動きゃ〜せん
網を取って棒でグリグリやってみるがてんでダメ
「あ〜、仕方ない ウニハンター・タカさん呼ぶか」
遥か離れたところからタカさんを呼んだ
ザバザバと海の中を渡ってくるタカさん
「う〜ん、さっきのウニはなかなか取れんかったですからこれもどうですかね?」とタカさん
ホンダワラを除けて見てもらう
そして作業をしてもらったがどうにもこうにも張り付いて×
諦めたそのムラサキウニはちょっと大きかったのが悔しい

その後、必死になりすぎて手袋に水が入ったり懐中電灯が海に浮いたりコケそうになったり
最後は腰にきてギブアップ!
あー、疲れた!!
タカさんも腰が痛いらしい 
ナマコが入った麻袋を腰にかけてるからだ 
と言う事は・・・ タカさん大漁〜☆

5時半過ぎに上陸 壁を登るときのこと
タカさんが先に上り私が荷物を手渡していた
最後に麻袋を渡そうと持ち上げようとするとホントに重い
「タッ、タカさん、重いっすよコレ」
手渡して私も這い上がり麻袋の中を見せてもらった
大漁!間違いなし!!
「おお〜!・・・ 真っ黒けですねぇ・・・」
ビックリした クロナマコがすんごい入っている
しかも途中からガン突きで獲っていたから内臓が出ているのもいる
戻してやろうにもどれのか分からない
それでも生きている
ナマコは再生するらしく半分になっても大丈夫らしい
しかもビックリすると内臓を出すらしいが問題ないようだ
全く変なヤツらだ
タカさん曰く「よそのHPでいつもバケツにいっぱい獲ってたから、

このくらい獲らないといけないのかな〜って」
私もそのHPは見ているから知っているが確かに毎回「アオナマコ」をバケツにいっぱい獲っている
でもタカさん、クロはこんなにいらんですよ(笑)
私のバケツに入っていナマコはアオのみ 数は5
「エスパーさん、おすそ分けがあるでしょう♪」と言われるが
「えっ?へっ?!こんなに?!?!」
見ればなお気持ち悪いほどクロがいる
「いやっ、いやっ、こんなにはいらんですよ〜 人気ないしぃ」
「おすそ分けがあるんじゃ〜・・・」
と言う事で協議の結果、クロの何匹(ほとんど)かを逃がすことになりました
「ホッ・・・」
間引いていくとまたビックリ
タカさん、クロにも劣らずアオ・アカも結構獲っている!
私は1箇所でしょぼしょぼ獲っていたが、タカさんは移動しながら最後には見えなくなったのだ
離れたら危ないから近くにいましょうネって言ったのに!もー!!
いやはや、狂喜乱舞、タカさん炸裂してました(笑)
まさかあれほど獲っているとは!!!
そんでウニが3つ
こいつらはナマコの隙間に潜っていてナマコがキズだらけになっていた
さぞや痛かろーの
タカさんは味比べでクロとアオを持ち帰り、私には結構な漁のアオと

2匹しかない貴重なアカをくれた
「おすそ分けがあるでしょう」
いい言葉です♪
そして気が付いた クロナマコが何故多いか
それは「誰も獲らないから」
見ればクロは絶対といっていいほどいますもんね

ウェーダーを脱いだりなんやかんやして釣りの身支度が出来たのが6時過ぎ
それからカキを採りに行って6時半から8時まで2人仲良く仮眠を取った
8時に起きてからの続きはタカさんのレポートに続きます
しいて書けば魚の気配がない中、アイナメ2匹とコブ1匹には恐れ入りました
昼に湯を沸かしてもらいカップラーメンをご馳走になりました
天気も良くてなんとも楽しい海鮮ツアーでした ボウズでも満足です(大うそ)
次は渓流釣りの約束をして14時ごろ帰宅
夜にポン酢で頂いた 味?あえて書きません 「うまい」なんて言ったら人が増えますもん☆

私は海から上がってナマコでもめてる時のタカさんの無邪気な笑顔が印象的でした
タカさんはホントに楽しかったんですネ 私もですが♪
今回はボーナス生物のアワビ・サザエが居なかったですが懲りずにまた行きましょう!!!

続、短編:史上最強ボウズ軍団
嫁の実家でゴロゴロしてたら携帯が鳴る
嫁が「毛利さんって出とるよー」
「!?団長からだ」
「一体何が?まさか脱退志願者が・・・」
「お疲れ様です」
「エスパーさん?いやいや、今日はどうでした?どこへ行かれたんですっけ??」
「タカさんと倉橋ですよ」
「あ〜、そうでしたね 釣れました?」
「ええ、タカさんが30cm前後のアイナメ2匹とコブ1匹です」
「・・・ エッ、エスパーさんは・・・?」
「ははっ、当然ボウズですよ 団規は守らないと 規則ですから」
「・・・ でっ、で?毛利さんは・・・?」
「えっ?私??寺で修行してきました」
「寺?!」
「へへっ、坊主(ボウズ)です」
「あー、ボウズですか♪」
なんとも情けない会話、嫁の家族に筒抜けでしたわ・・・                          

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆エスパーのホンマか?ウソか?クッキング☆(歓声・どよめき・罵声)
嫁のばあちゃんが音戸の早瀬にお住まい
そこで正月にちらっと小耳にはさんだ事
タカさんにはお話したんですがどうだったんでしょう?
〜ナマコの調理法〜
[嫁の母ちゃんの友達談]
・ ほうじ茶を沸かして小口切りにしたナマコをさっと入れて軽く湯通しする
堅いナマコはこうすると柔らかくなるらしい あとはポン酢にでも漬ければOK
[早瀬のばあちゃん談]
ボールに水を入れそこに柚子やだいだいなんかの皮を入れて、そこに小口切りにしたナマコを入れる
暫くすると「アク」が出るとのこと 酢でもOK 分量は知りませーん

上記記述に関して、一切ノークレームでお願いします 死んでも責任取れませーん(笑)

 

<コメントbyまるさ>

思わず熱中して読んでしまいました。

SATさんといいタカさんといい,九州では漁りが常識なんですか?

早朝に釣り場へ向かう車の中からよく見かけますが,

まあ私は腰も弱いし,昼間の海草採り中心にしときます。

ところで,赤ナマコと青ナマコは周囲の環境の違いによるもので,

実際には同一の種だと聞いたことがありますが,どうなんでしょ?

備後地方では普通赤を珍重しますが,スーパーに売ってるのは

ほとんど青で,それでも美味いですからね。


 

A コウマさんからのお便り (2003/2/3着)

 情報報公開は義務!

市内コウマです。

神島外浦へ2週続けて行きました。
まずは先週の釣行報告せずごめんなさい。

1/25 11.5〜16時
既に来週の事を考えて今日用と来週分のキープ用カキを沼隈方面で採取。
一路神島へ(1時間弱で到着)
去年の日記とレポートそれから釣り雑誌の情報からここに決定。
それまでは、能登原近辺を予定していたが先日のSATさん情報でパス!
釣り雑誌では『サヨリねらいの人が多く難しい』様に書かれていたが実際は

井原の陽二さんが書かれていたように”なまこの引っ掛け釣り”の人ばかり。

まっそんな事はお構い無しに自称”まるささんポイント”より少し向こう側へ。
昨年まるささんが釣られた場所 のはず(日記とレポートから判断、後は釣り雑誌)

今日は筏竿1.5mの初登場。

『これでアイナメはワシのもの!』と妻に豪語しただけに気合十分。
1.8mをすて竿として外向けに開始。全くアタリなし。時間だけが経過。
なまこ引っ掛けの人は通りすがりに
『ほーカキね〜これが一番じゃね〜釣れんでも食べられるし・・・』
『こりゃ〜どこで採ったんね〜』などなど。
そのたびに
『これは食べられんのよ。汚い場所で採っとるけ〜』『田島の方で採ってきたんよ』
と対応に大変。
そんな事をしている12:20頃明解なアタリ。手持ちの1.5mに”コツッ”反応しました。
当初はコブの小まいのかともぐられない様慎重に浮かして見ると”アイナメ

一目で自己新!
タモを準備し損ね神頼みでヌキ上げる。これで外れたらしゃれにならん・・・。
ゲット。やった〜!本当に嬉しい。

30cmはあるで!と見たが実際スケールを合わすと28cm
でも満足。よっしゃ〜この調子で行くで〜。っと気合を入れなおして再開!
アタリがないなら場所を移動、外がダメなら内側 と竿を出しました。
その内側にかすかにかぶせの跡。
ほほ〜誰かしょうるな!(これが陽二さんの跡?)って事は何かおるかな?
数投目に”モゾモゾ”どこでアワしょうか〜っでエイッ!空振り。
コブか?1.5mじゃ無理かもしれんけ〜1.8mにチェンジ。そんなことをして再投入。
”モゾモゾ”その後変化なし。おかしいで。タコか?上げてみよ!
なんとも抵抗を感じる!?白っぽい大きいのが見えてくる!?
よっしゃータコゲット・・☆□∞△※ っと思いきや上がってきたのは白っぽい傘だった!
こんな所に傘なんか捨てるなよ〜。

(すみませ−ん!リリースはしませんでしたが置いて帰しました。)
結局それでおしまい。アタリは3回くらい。何はともあれ自己新アイナメです。

まっ今日は来週土曜日の下調べ程度だからこんなもんでしょう。
今日のレポートは来週の為に温存。まっ28cmじゃポイントにもならんし。
ってな事考え陽気に帰宅してカレンダー見ると ガーン!
がっかり。来週土曜日は仕事の日でした。

土曜日休もーかどーしょーか。
土曜に行かれんけーカキコだけでもしようか?
苦渋の一週間。結局仕事!に未公開!

っで2/2(日) 7〜10時
こんな時間でも相変わらずなまこを引っ掛けている人数人。
今日は自称”まるささんポイント”へ直行。朝まずめに釣る!
今日も1.5mをもち竿。1.8mすて竿。
悶々とした一週間のうっぷんを振り払う気合十分の釣行。
空回り!釣れません!と言うよりアタリ皆無。内側もダメ。
今日も先週に引き続き
『ほーカキで釣りょうーてんじゃなー。美味し−けーな−』
『カキで何を狙よ−てん?』
と通りすがりの声
『これは食べられんのよ。汚い場所で採っとるけ〜』
『アイナメ』と対応。
こっちはそれ所じゃない。せっかくのアタリに神経を集中しておるところなのに・・・
既に8時を回り 朝まずめ作戦失敗か?
ダメ元で先週の釣れた場所へ。
『アイナメは一匹釣れたらもう一匹そばにおる。』
『少々日が出てから動き出す。』などなど都合の良いことばかり考えて
マサさん曰く『脳みそを洗いに行く』のボーズ覚悟の精神で待ってたその時
”コツコツ”いや”ゴツゴツ”かな?そんな感じの手元までしっかり伝わるアタリ。
思わず合わせる 掛かった!よっしゃ!中々抵抗します。右に走る。
コブか?そんな感じでしたが上がってきたのはアイナメ!
先週より一回りデカイ!。
今日は慎重にタモ入れ。ゲット!超うれしー。今回はまぎれもなく30cmオーバー。
31cmでした。
良く見るとあれっ目の上に寄生虫が付いとる。外しちゃろ。っとつまんでも外れない。
よくよく見ると眉毛。アイナメには眉毛があるんだ。感心!
結局まともなのは そのアタリ1回だけでした。

『これでレポート書こっ!』と言うわけでこんな感じでした。
なまこは先週より減っているそうです。
『そうよな、あんなに捕って帰ってどーするん?』言うくらい捕ってますもん。
来週の土曜日はどこ行こう?(来週は休みでした。一安心!)
しかし”アイナメ”に”なまこ”来週もここに決まり!でしょうか?

最後にアイナメのアタリはもっと繊細なのかと思っていただけに少々びっくり。
この2回とも稀少なアイナメだったのか?それとも1.5mのおかげか?
これで今年のひとつの目標(アイナメ30cm)はクリアです。
後はチヌ30cmにコブ70cm!

<コメントbyまるさ>

これです,これ。

これが冬の釣りというもんですよ。

これ見て神島外浦行く人,増えるかな?

私は・・・どうしましょうかねえ。ちょっと遠いんで。


 

@ タカさんからのお便り (2003/2/2着)

 

 〜尾曽郷で初アイナメ〜 

 

本日(2月2日)エスパーさんと一緒に倉橋島へ漁りに行ったついでに、午前中だけ
竿を出してきました。

倉橋島の尾曽郷以外の場所を開拓するつもりで、手始めに本浦西波止から始めました。

牡蛎もここで調達しました。
ここは水深があって、昨年は巨コブにハリスを切られた経験もありますが、今日はダメ。

まったく当たりがありません。北風が強くなったので風裏となる場所を思案しましたが、

尾曽郷以外に良い場所を思いつかず、結局尾曽郷へ。
しかし、今日の尾曽郷はどうも勝手が違う。いつもは必ずと言って良いほど巨コブの
挨拶があるのですが、今日はハリス切れは一度もありませんでした。

結局釣果は、釣れた順に29.5cmアイナメ、33cmコブダイ、30.5cmアイナメの3匹。

いずれも波止の内側で、タックルは2.1m筏竿、タイコリールに2.5号道糸、

2号フロロハリス、4号チヌ鈎です。

まあ、尾曽郷でアイナメが釣れる事が確認できただけでも良かった。

ここでコブダイとササノハベラ以外を釣ったのは初めてです。
アイナメ、1ポイントですよね。これ以上のサイズは釣れないかもしれないので登録を

お願いします(こころざしが低いというか・・・)。

 

 

<コメントbyまるさ>

おめでとうございます。

倉橋島からのアイナメレポートは,もしかしたら初めてかも。

一応登録はしときますが,たぶんすぐ自分で塗り替えられると思いますよ。

 

「釣行レポート」のホームへ