● 最終更新日 2003/01/02

<釣行レポート(2003年5月-抜粋@)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2003/4〜5月 E 山口・広島方面各地 たけやんさん
2003/5/3 D 周防大島・東和町外入の波止ほか 細原さん
2003/5/4 C 上蒲刈島・向(北側)の波止 エスパーさん
2003/5/5 B 横島・坊地新波止 谷ちゃん君
2003/5/3 A 横島・タンク波止 ゴトウさん
2003/5/1 @ 下津井沖・岩黒島護岸 倉敷のタクさん

 


 

E たけやんさんからのお便り (2003/5/6着) 

 

4月6日、未開の地を求めて遙か徳山沖の大津島に、子どもと二人で行ってみました。
ここは人間魚雷の特攻隊基地跡、回天記念館がある島です。
過去に2度ほど、釣りとは全く関係なく訪れたことがあって、記念館を見学すれば、
100釣行連続坊主になろうとも全くへこまずにいられるという、素敵な場所です。
その時に、1度ここのきれいな海で釣りをしてみたいと思っていたので、

思い切って遠征してみました。フェリー乗り場の沖側で牡蠣を採って、7時半くらいの

始発のフェリーで出動です。釣り客が大変多く、みんな車を港に置いていましたが、

島内を探索したかったので、車ごと渡ってみました。

フェリーは1日3便しかなく(人だけ乗れる便は1時間に1本くらいある)朝一の他は

1時頃と4時頃で、軽自動車で往復5千円でした。大人は500円ちょっとだったと思います。

大津島の港は主に3港で刈尾と馬島と本浦だったと思います。

刈尾で下船し波止を見てみましたが、浅めで水がきれいなので底が見え、パス。

ちなみにここで約5分の2の釣り人が降りたのですが、レンタル自転車らしきもので、

あっという間に何処かへいなくなってしまいました。
車で移動しながらフェリーを追い抜き次の港の馬島まで移動。

途中に小さな漁港がありましたが、かぶせは無理そうでした。

馬島の波止は直線でかなり長く、水深もありそうでここに決定。

先端に荷物を運んでいると、フェリーから降りてきた人が場所取りに走ってきます。

が、先端付近には誰も来ず、フカセのチヌねらいっぽい人とさびきの家族連れと

外向きの投げ釣りの人達が中央付近に散らばりました。

釣り座の選択を誤ったかとも思いましたが、しかたがないので先端付近で開始です。

タックルは筏竿1.6にハリス2号と子供用に1.8ハリス3号、各両軸リールで開始。

しかし、マッタリとした時間が流れ出し、いつもの坊主の雰囲気が漂ってきます。

自分は、遠投、内側、外側、といろいろやってもアタリなし。

そんな時、ふとシュン(子供)の方をみると着低間際の竿先が変な感じ。

「それ来とんじゃないんか?」「合わせてみい」。
シュンが合わせると竿が曲がってかなり大きそう。「巻け!巻け!巻け!」

少し波止下(足の生えてるタイプ)に潜られつつも、上がってきたのは

かなりのサイズのアイナメでした。タモで掬って検寸すると、38センチ

シュンの初アイナメゲットの瞬間でした。

ちなみにコブは40センチ位のを、今年の2月頃に上げています。

しかしその後は、マッタリと時間が過ぎて行き、場所移動に決定。

絞めたアイナメをスカリに入れたまま、波止根本の車まで歩いていきます。

他の人もあまり釣れてないようで、スカリのアイナメに注目されつつ、

「見てごらん。おっきいの釣っとってよ」等の声を聞きつつ、

さっきまで「でかー」「でっけーのー」と喜んでいた父子で

「父ーさんちっちゃかったねー」「はぁー、小さかったのー」と見栄っ張りな事を

小声で周りにつぶやきつつ(アホ父子です)車に戻りクーラーにアイナメを入れ、

来た道を引き返してみました。

刈尾港(最初に降りた所)を過ぎた所にも小さな漁港があり、そこの浮き桟橋に

フカセの人、向かい側の波止にさびきの人が2組でした。

波止の方はかなり沖まで付きだしていて良さそうだったのですが先端には

人がいたので、浮き桟橋のフカセの人が帰った後で2回戦。

ここでは自分に34センチのアイナメが釣れて、納竿。1時のフェリーで撤収しました。

5月1日、うちの会社は、大型連休ではないので出勤日でした。

が、前日の30日も得意先の方が休みであまり仕事もなく、この日は休みを貰って

掟破りの平日?釣行強行です。

細原さんのレポートにあった、小松桟橋へは以前探りの夜釣りで釣行したことがあり、

大島での自分にとっての初かぶせをさせていただくことにしました。しかし、満潮過ぎ

まで粘ってみたのですが、開始からずっと潮の流れが速く、道糸もほぼ水平近い角度。

刺し餌も着底してるのかどうかよくわからず、自分の腕ではまるでだめでした。

昼前に移動決定。日前の波止に、道に迷って迷ってたどり着き先端に牡蠣跡が

あったのでそこで竿だししてみました。

波止の途中には3組フカセのチヌねらいの人がいましたがあまり釣れてないようでした。

しばらくアタリのない、毎度のマッタリした時間が過ぎ、いやな雰囲気。

あきらめかけた頃アタリのようなそうでないような竿先の動き。

迷っていると明確なアタリ。合わせるとずっしり重み。

波止下に潜られながらも無理矢理巻き上げて、浮いてきたのはチヌ

ドキドキはらはら焦りつつもなんとか一人でタモ入れ成功。

即検寸、42センチありました。

ハリスはガサガサで切れる寸前ラッキーでした。

まさ父さん、チヌ釣れちゃいましてすいません。

細原さんおかげさまで、初チヌゲットできました。有り難うございます。

ちなみに、1.6筏竿、ハリス2号です。

5月4日、嫁様の実家が大崎上島ですので3日の夕方から帰省を兼ねて釣行してきました。

フェリーに乗る前に安芸津で牡蠣を採らせていただき、親子3人で大崎へ上陸。
今までは、夏に木江の海水浴場のテトラ周りで、探りくらいしかしたことが無く、

釣り場についてはほとんど未知の世界でした。暗くなるまで島内を探検してみましたが、
あまりぱっとする場所もなく、タカさんの釣られた大串港に行ってみました。

波止手前の浮き桟橋で、夜探りで、めばる、カサゴなどを釣って、翌日朝から大串港波止

先端付近で、嫁様と子供と3人でかぶせ開始。撒き餌、餌付け等忙しい中、先端では

あまりアタリが無く、5メートル手前内側で釣っていた母子から、「来た」との声。

子供から巻き上げた竿を渡され、覗いてみるとかなりのサイズのチヌ

タモを持ってきたシュンが掬い上げ、検寸すると42センチ

近くで釣っていたさびきの親子が見物に来られ「すごいねー」の連発。

外向きだった竿が2・3本内向きに変わっていました。

測りようでは、42.5ありそうでしたが、父親の面目上42センチです。

その後アタリがあっても合わせきれなかったり、潜られてハリス切れが2・3回あったと
思います。結局そのまま納竿。父子で「ちっちぇー」とつぶやきつつ帰りました。

その時は、竿だけ残してみなさん何処かへ行かれてましたが、あの日以来の大物が

釣れたときの父子の合い言葉となっております。アホです。タカさん有り難うございました。

おかげさまで楽しい帰省となりました。

5月5日、今時期が一番釣れるという事で、またまた親子3人で釣行しました。

本日は、コブしか釣れた事のない瀬戸港へ出動です。

9時頃現地着し、釣り開始と行きたい所でしたが、先端に先客がいたので、非常に

苦しい状況。しかたないので、外側と、ロープの間ですが内側にて竿だしです。

しばらく音無の状況の中、外側波返しの上で釣っていたシュンから「来た!」コール。

なんとか上がってきたのはやはりコブ。ラッキーな事に、40弱クラスでした。

ここから大変な事になってきます。内側と外側で、コブの連発。

とりあえず、嫁様もシュンも当然切られまくり。自分は仕掛け作り役です。

そのうちに2人とも釣り上げるのはあきらめて、アタリが出たらとりあえず呼ばれる事に。

が、内側は左右にロープ。外側は、肩の高さの波返し。

どちらも間に合うはずもなく切られまくりで、仕掛けを作り直すのも私。

かるく10セットは作らせていただきました。

アタリが遠のいた隙に、自分も波返しの上で大物に備えて立ち上がって竿を出して

みましたが、幅は30センチぐらいしかなく、高所が苦手なので結局座って釣りました。

2度ほど切られた後、ラッキーサイズの40センチ弱を一匹。

いよいよ魚信が無くなって、飽きてきたシュンが、ムシ餌で子メバルと遊び始めた頃、

嫁様が内側で「来た!」コール。

急いで駆けつけ、微妙に揺れている竿を持ち、半ばあきらめで合わせを入れ、

巻いてみるとなんか上がりそう。そのまま浮いてきたのはアイナメで、34センチでした。

帰り際に、おまけの24センチのカレイをゲット。

瀬戸港で初めてのコブ以外の釣果でした。

筏竿のタックルでは、自分の腕では50センチぐらいでも無理っぽいので、

瀬戸港用のタックルを考えようと思います。本日も大変楽しい一日でした。

レポートは長いのですが、実際は1釣行1匹のペースですね。
でも自分では大変満足しております。

まるささん、みなさん、どうも有り難うございました。

まるささん、きっと連休中のレポートがたくさん届いていて大変でしょうね。
そんななか大変長くなってすいませんでした。

PS.5月4日に写真を撮りきったので、5日の写真はありません。

<コメントbyまるさ>

たけやんさんからまとめてレポートが届きました。

私は行ったことがないポイントばっかりですが,行くたびに大物が釣れてますね。

大物ランキングのポイントはご家族の代表ということでたけやんさんに入れておきます。

 

※ すいません,たけやんさん。いただいた写真,なぜか開けませんでした。

     お手数ですが,試しに圧縮しないで再送していただけますか?


 

D 細原さんからのお便り (2003/5/6着) 


5月3日に、周防大島の新しいポイントに行ってきました。
東和町外入(とのにゅう)の波止です。
ここへは、秋にアオリイカやコウイカを釣りに行くのですが、

水深があり潮通しもよくて、カブセ釣りにも向いていそうです。

6時に現地に到着し、先端は先客がいたので、大波止の中ほど外向きに釣り座を構えてみました。

満ち五分で水深約10mほどです。
釣りはじめは足元を重点的に攻めましたが、根掛かりが多発します。

遠投に切り替えるとやや解消されたものの、やはり時々根掛かりします。

釣りはじめてから1時間半、全く当たりがなく、仕掛けを取られるばかりでしたが、

8時前に待望の当たりがあり、アイナメ29cmがヒット。

その20分後くらいにアイナメ24cmがヒットして、その後また暫く当たりがありません。

見切りをつけて場所換えを考えようかと思った9時半過ぎ、大型チヌかと思わせる当たりがあり、

一気に緊張が高まったものの、すぐ横に走り始めます。

強引に浮かせて取り込んでみると49cmのコブダイでした。

あまりパッとしないので、10時に思い切って久賀町の弁天埠頭に移動しました。
ここでは、以前の小松桟橋と同じく、地元の人に取り囲まれて、殻の割り方や餌の刺し方など、

あれやこれやとカブセ釣りについて尋ねられました。
中には、「オモリは何号を使っとる?」とか「1日の餌代は5,000円で足りるか?」といった珍問も。
このポイントでは、今シーズンは小型のアイナメを釣ったのみで、あまり実績がないのですが、

ギャラリーに取り囲まれて、まるで大君で「月刊釣り情報」誌の記者に説明するまるささんの如く、

カブセ釣りのデモンストレーションをしました。

「こうして殻を割って・・・刺し餌のカキを投げて・・。で、今底に着いたでしょ」
その着底直後にヤラセのようにピクピク・・合わせ<バシッ>乗った〜ぁ。
ギャラリー一同「ウワッ、ほんまに来たでぇ!」
上がったのはチヌの38cmでした。
このあとも立て続けに42cm、43cmと釣れ、付近でダンゴやフカセをしていた人も

竿を置いて野次馬に加わってきます。
11時半ごろ、割と重量感のある手ごたえ。ハリス2号なので強引に寄せ、

上がってきたのは52cmのチヌでした。


今日はちょっと鼻高々で納竿しました。
周防大島はよく釣れるので、カブセ釣りの鍛錬になりません。



添付写真:外入の波止(右の大波止で釣りました)

 

<コメントbyまるさ>

細原さんからの,余裕のコメントでした〜。

これだけかぶせ釣りを実演したら,山口県でも絶対流行すると思いますが。

それにしても,魚のサイズが備後地方よりひと回り上ですね。

山口方面は水もきれいそうで,羨ましい限りです。

チャンスがあれば一度行ってみたいもんですが,

日帰りは無理でしょうねえ。


C エスパーさんからのお便り (2003/5/5着) 

 

「鬼門」から「喜門」へ  〜かぶせ釣りは1日にしてならず〜

今年に入って絶不調
場所の見極めが悪いのかどうなのか? 当たりすらない日もあった
しかし懲りずに「釣りに行く」というのは「ビョーキ」の前兆であろうか
5月4日、この日も数日前から「ビョーキ」が発症していたのだ
3連休の中日での釣行は気分的に楽だ
明日が休みと思うと早起きも苦にならない

目覚ましが鳴る 時刻は午前3時50分
嫁も乳児もぐっすり眠っている
やっぱり「寝れる」ということがうらやましく思えたが、苦労なくして成果はでないのだ
予定通り、4時に家を出る 当然ながらまだ暗闇に覆われた道路を呉方面、安芸津へ向けてひた走る
本当は国道2号線経由で西条から安芸津へ行ったほうが近いのだが、嫁の実家へ一昨日獲った筍を持って行のだ
道中、坂のアングルに寄る
針は環付チヌ針5号、ハリスは・・・
悩んだ末の決断 タカさんが3号で70cm、YUさんが3.5号で72.5cm
75cmとなると計算上4号になる
「よっしゃ!負けちゃおれんわい!!」とハリスは4号を購入した

呉の実家で玄関に筍をぶら下げて急いで安芸津へ向う
信号がほとんどないのが幸い、遅れたと思ったが予定通り5時半に到着できた
前日に毛利さんにカキの採る場所を聞いて、そこへ降りる
「おお、確かにカキが落ちている!」
しかし聞いた通り、大きいカキは毛利さん親子についばまれた後だった
そんな中でも十分なカキを確保できた
安芸津のカキはどっしりして好きだ
30分でバケツをいっぱいにして、ようやく「かぶせ釣り」が出来る状態になった
ポイントは既に確定している
来た道を戻りながらセブンイレブンで買出しをして今日の釣りに備える
単独釣行のなると忘れ物が怖い 「あの〜、ご飯分けて頂けません?」とはさすがに言えないし
20分後に見えてきたのは「安芸灘大橋」
今日はこれを渡って釣りをするのだ

竿を封印したくなるくらい相性の悪い蒲刈 しかしこのまま引き下がるわけにはいかんし
29日にタカさんとお父ちゃんと来た時はボウズだったが「ここはいける!」と確信したから、あえて単独で来た
「吉と出るか凶と出るか?」 それはどちらでもない 今日は「大吉」予定なのだから

蒲刈大橋を渡り向港へ着く
ここは素通り 誰がいようかなんて目もくれない
目指す波止は北側、ポイントC、D
車を停めて様子を見ると両方とも先端は空いてない
満ち潮ならCだが場所の確保ならDと判断し道具を下ろして先端へ向かう
先端の釣り人に挨拶をして、出来るだけ先端よりの場所へ入れてもらった
ふと見ると先端内角にカキの殻が残っている
ここもかぶせ釣りが流行ってきたのか 流して帰れって!


今日のタックルは二刀流 これ以外は作らない
○ メインタックル

竿:自称イカダ竿50号3m 道糸6号 ハリス4号 環付チヌ針5号

○ サブタックル

竿:イカダ竿1.8m 道糸2.5号 ハリス2号 環付チヌ針4号


前回とも同じだったがメインタックルを作って置き竿にしてもう1つのタックルを作っていると

「ガシャン ジーーーーッ」とコブが掛かった
あわてて竿を取ったが既に根摩れ済み
バラシはしたが今日、ここにコブがいることが分かった
先端の方が「なんだなんだ!?」と見ている
震える手を押さえつけながらとりあえず仕掛けを作り直す
まじめなイカダ竿は立てかけて置いたままだ
十中八九、今日の出番はないだろう
2投目、まだ流の緩い内向きへ
数メートル先で着底
竿を持ち待つが当たりがない ないとは言えどもいつかはあるはず
そして「カツッ」ときた
ちょっと不意を突かれたがすぐに合わせる
「おっし!」船竿50号が弧を描いている
このタックルで無理やり巻けば切れるという前回の教訓を生かして竿でためる
「ぐいーーっ」と締めこむがまだまだ余裕だ
ハンドルに手を掛け巻いては竿をあおる
マサさんの鉄人28号アクションの必要性が分かってきた
先端の方もあっけにとられて見ている
しかし、何度目かの巻上げの時にテンションがなくなった
「バラシ」
これは上がると思ったが甘かった
針ハズレだ
これは悔しい
先端の方がこられて話をしたが「かぶせ釣り」はご存知の様子
「だからあちこちにカキの殻があったのか〜」というニュアンスでお話をされたが
こっちとしては耳を疑う内容だ


次の当たりはうまく刺し餌が潮に乗り7mくらい先で漂っていたときのこと
はっきりとした当たりにすぐさま合わせる
「きましたよ!」と先端の方に伝える
これは確実に上げる自信がある
というのも軽く潜るが重いだけ
コブの強烈な引きとは全く違う
3人で海面を覗き込むと「アイナメ」が上がってきた
ヘビータックルのお陰ですんなりあがってきた
細原さんのビール瓶には到底敵わないが、こいつもまずまずの28cm
今年に入ってようやく、まともな魚が釣れた
何ヶ月ぶりかの錆びついたスカリを降ろしアイナメ捕獲成功!
うれしい!が、そこまでこみ上げてくるものがない
実は私、アイナメはあまり好きじゃないのです。。。
先端の方もかぶせ釣りに興味があるようで色々お話をした
「カキはいっぱいあるんでどうぞ♪」と勧めたが「いや、ええよ」と遠慮気味
そんなこんなで釣り再開
前の当たりからそう時間が経っていなかったときの事
「カツッ」「ビュウンッ!!」
ギシギシと今にも音を立てそうなほど、竿が曲がっている
「これもいける!」と思った
溜めて巻いて溜めては巻いて
このタックルだと不安要素が全くない
調子よくやり取りしているとまた急にテンションがなくなった
ヒラヒラと風になびく道糸が妙に寂しい
今度はハリス切れか・・・ 引きからすると60cm級だろう
サルカンの下からがない
まさか結束ミス?と自分を疑ったがダブルクリンチノットで結んでるから違うとは思うが・・・
悔しい
また先端の方と話をした 
そこにいるいまだ見ぬコブダイが気になるようで、帰るに帰れないと言われる
自分としても、一発仕留めていいとこを見せておきたい


次の当たり
「きましたよ!」
大きく弧を描く竿
最初の2巻きは巻けたが次の走りがすごかった
先週、向波止で味わった感触にそっくりだ
しかし、まさかこの仕掛けで・・・
バラシた ここまで来ると大凶に思えてくる 生き地獄か生殺しって感じ
仕掛けを見てみると、今度はサルカンがない
道糸6号のダブルクリンチノットの結び目から切れたようだ
結び目は残っていた
こうなるとサルカンもハリスも信じられない
「・・・やるか」
道糸6号直結でやってやら!
釣りは終わられていたので先端を譲っていただき釣りを再開した
満ち潮が本格的に流れ出し刺し餌が思い通りに流れない
何度か根掛りもしたがうまく回収できた
そして・・・

先端の方は蒲刈がホームグランドらしく、わざわざ福山から来られていると聞いた
備後地方でもたまに見かけていたといわれるので、おそらくどなたかの「かぶせ釣り」をご覧になっているだろう
ここまでのやり取りを見てるとさすがに釣り魂に火がついたようで、かぶせ釣りをやってみることになった
私なりに「いろは」を説明して内向きで始められる
最初は、私がカキの殻を割って渡していた
実はヘラを1つ、海に寄付してしまって貸すに貸せないし初かぶせだし
3つ目のカキを割っていたとき、置き竿が海に引きずり込まれそうになった
足元においていたのですぐに手に取るとまだ掛かかっている
「コイツは逃さん」とばかりに主導権を与えない
間髪いれず巻き上げる
サイズ的には潜水艦じゃない じゃないが、コブには違いない
これを逃したら今年は終わると思った
底はすぐに切れたから難なく上がってきたコブ
タモ入れをしてもらい波止に引き釣り上げる
うれしさがこみ上げてくる中、今日の為に100円ショップで買ったメジャーを当てる
48cmですね♪」
自己記録には及ばないがこのサイズであれば文句なし!
スカリに入れてキープだ!!
時間は10時前
釣れた余韻に浸りながら休憩を入れる
その間にまるささんのHPや田島・横島のオフ会の話、釣り場についてなど色々話をした
二人とも「かぶせ釣り」に興味がでた様子
週末に行ってみるといわれていた

更なる大物を求めて釣り再開だ
潮が速くなり大量のゴミと藻が流れてきて釣りにくくなってきた
その後、当たりがあったが針掛かりせず
福山から来られた方には残念ながら当たりが一回のみ
時合いは終わってしまったみたいで、私にも当たりが全くない
二人は先に帰られたが、私は昼前まで粘った
しかし当たりはもうなかった
11時半、喜びを噛みしめながら納竿とした


いつも思うのは「一期一会」 バラシた魚は戻ってこない 

全力で立ち向かわなければ悔しい思いをするのは自分自身
今日はそれをモノに出来て本当に良かった!
潜水艦級をバラシたのは悔しいが、これも勉強
「付け焼刃で釣れるほど甘くはない」「そのタックルにはそのタックルの裁き方がある」と感じる充実感ある釣りだった
波止で2匹を捌き、帰りがけに嫁の実家でコブの半身を下ろして最強漬け用において帰って、

アイナメはばあちゃんにあげた
未だ発展途上の私、このれまでの釣れなかった期間がとても大事に思える
心残りは2魚種ともランキング外ということだけか・・・(涙)

本日の釣果  コブダイ:48cm  アイナメ:28cm


 

<コメントbyまるさ>

ドラマチックなレポートですね〜。テレビ取材にしてもええぐらい。

私も先日の向港の取材で,この展開になっとったらなあ。


 

B 谷ちゃん君からのお便り (2003/5/5着) 

 

はじめまして。福山市内在住の谷ちゃんと申します。
HPを昨年の秋頃より拝見させて頂いているものです。
かぶせ釣りで初めてお魚を釣ったので報告させてもらいます。(釣果はショボイですが・・・)


5月5日(月)横島・坊地新波止
タックル

竿 筏竿1.8m
リール チヌジャッカーHG
糸 道糸2.5号 ハリス3号
針 チヌ針3号


今回でかぶせ釣り3回目の挑戦。
9時頃釣り場到着!
ものすごい人が多い!
曲がり角から付け根までに5人か6人くらいいる。しかもみんなかぶせ釣りをしているではないか-!
うお-かぶせ釣りの名人たちがいっぱいいる-!
初心者の僕が名人たちの邪魔をしてはならないので内側の付け根らへんで釣り開始。

カキを3個つぶしてマキエをする。ゆっくりとガイドにラインを通し針を結ぶ。

小さめのカキをなんとな-く選び針にさした。

ポトっと竿下にカキを落とした。

少し経つと竿先がプルプルしている、何かと思った瞬間!ゴンゴン!!

あわせをいれるとなんと魚がかかったではないか!!!

一生懸命リ-ルを巻く、するとピンクの魚影が見えて来る!!!!コブダイだ!!!!!

一応タモですくった。やった-。初めてかぶせ釣りでお魚釣った。(^0^)

第一投目で釣れた。幸先イー!と思ったらその後はあたりも何もなくなりました。

フカセ釣りの人が二枚チヌを釣っていました。あとセイゴ?を釣っている人がいました。
僕の釣果はコブダイ一匹(30cm)です。
ちなみに僕は高校一年生です。
今度誰か僕にかぶせ釣り教えてくださいね。(^−^)v

 


<コメントbyまるさ>

高1なので「君」で呼ばせてもらいます,谷ちゃん君。

高校1年生というと,オフ会の頃はちょうど中間試験かな?

都合がついたらいつでもオフ会に参加してくださいね。

「5人か6人」の中に,指名手配写真の中の人いませんでした?


 

A ゴトウさんからのお便り (2003/5/3着) 

 

 〜これがアタシの「特異日」です!〜

5月3日。連休でワシの弟「ゴトウマークU」が京都から帰ってきたので、

「バカ兄弟」二人していつもの「T波止」へ。

天気もエーので絶対釣り座確保が困難と予想し、2時に府中の実家を出て波止に3時半着。 

こんな時間でもやはりここの住人(?)と化している常連Kさんがぶっこみの竿を5・6本並べている。


4時ごろいつもの西向きで開始。

明け方まではテキトーになんか釣ろうと思い、冷凍シラウオとブラクリ仕掛けも用意していたが、

程なく足元の潮の流れが結構良い事に気づき、まだ真っ暗ではあったがカブセに変更。
4時半頃、懐中電灯に照らされた穂先にアタリ! 

暗くてなにがなんだかわからんがとにかく巻く。 

・・・この感じは・・・チヌ(41センチ)
自分とは思えない幸先の良さ。 

暗闇でもカブセって出来るもんですねー。 

大きな魚はバスしか釣った事の無いゴトウマークUは横で呆気にとられている。

その後明るくなると干潮モードに突入。

こうなると狙えるのはコブぐらい。ま、ボチボチやりますか・・・。
期待しないでやってるとピコピコしたアタリ。

右側をみるとハゲねらいのギャングおじ様たちが肩を寄せ合い、既に4人入っている。 

「このアタリはもしや・・・。」
わかちゃいるけどこれ、あわせるの難儀ですわぁー。 

8時ごろまでにようやく良型のハゲ2枚確保(32センチ・30センチ)。
あれっ! まともな魚、3枚も上げちゃった。 いつもの自分ならとっくにノルマ達成だ。 

しかし満潮までにはまだ相当時間がある。 
そして足元から払い出しの潮が流れ始め、「余り神経質でない」アタリ頻発。 

これならアワセられそう。 ヒット! チヌ!(37センチ
まだまだ釣れそうだ。 

その後「何度も」チヌ(巨チヌもあった)とおぼしきバラシ(カカリが浅いのか全部ハリはずれ)連発。 

常連さんいわく、「アンタ、アタリ取るのはまぁまぁだけど、巻き上げ(取り込み)ヘタクソ」だそーな。 

はい、アタシ何があってもグリグリしか出来ません! 
今度は逃がさんでー! ハイ乗ったー! もう遊んでやらん、とにかく巻いちゃるー! 

40センチ以下なら取り込めるようです。 

チヌ37センチ。 ・・・3枚もチヌ上げてバチ当らんやろか・・・。
その後満潮までコブ数匹を追加し、ゴトウマークUも初カブセでめでたくコブゲット(43センチ)。 

後半ちょっと集中力が無くなり釣果はこんなもんでしたが、

ボーズの時ぐらい鬼気迫る感じでやってたらもっと釣れてたかも。(たぶんあと2・3枚)

ま、そんなだからワシがワシたる所以也・・・。 

もっと手返し素早く、取り込み確実な人だったら大爆釣も出来たはず! 

って、同じ日の「釣り日記」見たらいるじゃん! そんな人! やっぱ凄いです・・・。 

とはいえ今日は「人生最高の釣果」に感謝! エスパーさんに○射!
(追伸・コブは波止に来られたブラジル人ファミリーに進呈したので写真には写ってません)


<コメントbyまるさ>

この波止へ行くときは私も早出しますが,暗いうちから竿を出したことはありません

懐中電灯で竿先を照らしながら釣る・・・すごいです。私,そこまで根性ありません。

もっとも,これぐらいやらないとこの時期は場所取りできないのも事実。

結局今年は1回も行けなんだなあ・・・

何はともあれ,「人生最高の釣果」おめでとうございます,ゴトウさん。


 

@ 倉敷のタクさんからのお便り (2003/5/2着) 

 

倉敷のタクです。
下津井沖のチヌの乗っ込みもこのゴールデンウィーク当たりが最盛期、

自己記録を更新するなら今しかないと、それに、あわよくば真鯛も狙おうと釣友を誘って、

行って来ました岩黒島西護岸へ。
朝5時半に起床し、釣友の車で鷲羽山北バス停へ。

今日は前回よりも更に多い釣り客でほぼ満員状態。
7時過ぎに釣り場へ到着。ベストポイントには既にフカセ釣り師が二人入っており、

かろうじて1人分のスペースがある。

釣友に譲って、私は護岸の北よりにある逆への字の場所へ。

この場所は初めてこの護岸に釣行した時(3月)に1度竿出ししたが、生体反応がまるでなかった場所。

7時半頃釣り開始。タックルは1.8m筏竿、2500番のレバーブレーキ付きスピニングリールに

3号の道糸、ハリス2号、針はチヌグレ3号(白)の何時ものタックル。

潮は護岸に沿って左(四国方向)へ流れている。潮溜まりが出来ると予想していたがまるでない。


第1投。牡蠣が潮に流されてなかなか着底せず、結構流されてから着底した。

手も足も出ない状況ではないなと判断して、第2投。「ガツッ」いきなりコブダイの魚信。

ものの数秒で針のチモト切れ、遊んでも貰えなかった。
これはいけると続行していると、またしても「ガツッ」。

今度こそと体制を整えてファイトし中層まで上がって来たところで、ゴッ、ゴッと下へ潜ろうとする。

コブダイだとばかり思っていたが、こいつはチヌだ。それも良型の引きだ。

3度突っ込まれて、ようやく取り込んだのは46cmのかぶせでの自己記録更新のチヌだ!


時計を見ればまだ8時前。

この調子だと今日はかなりの釣果が期待出来ると思っていたが、世の中そんなに甘くは無い。

その後、満潮(11時)まで、コブダイの魚信が5、6回あったが、何れも取り込めなかった。

また、1回はコブダイとは違う引きに遭い、中層で何度かラインを出したりしながらやり取りしたが、

ハリスの高切れで取り逃がし残念であった。
結局、今日も15時までしたが、釣友の42cmのチヌを入れても2匹のみの釣果であった。
これまでの釣行で、満潮までが魚信が多く、取り込みもし易い事が判り、今後の釣行の参考としたい。
疲れた1日であったが、自己記録の更新も出来、まあ良かった釣行であった。


<コメントbyまるさ>

46cmは,福山方面ではめったに上がらない型です。

最近ここへ釣行して確実に釣果を上げておられるタクさん。

釣り場の写真なんかも見てみたいですね。

岡山県内のほかの皆さんも,どうですか?

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