● 最終更新日 2010/01/03

<釣行レポート(2004年3月-抜粋@)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2004/3/20・21 I 大三島・瀬戸港波止 / 蒲刈・向の波止ほか エスパーさん
2004/3/20・21 H 弓削島・今井の波止/因島・消防署前の波止 岡山のアサさん
2004/3/20 G 倉橋島・尾曽郷波止 ヤギマスクさん
2004/3/20 F 周防大島・小松港桟橋 たけやんさん
2004/3/13 E 倉橋島・尾曽郷波止 東広島のT2さん
2004/3/13 D 東能美島・大君波止 東広島のサイトウさん
2004/3/14 C 大三島・瀬戸港 ゴトウさん
2004/3/14 B 周防大島・小松桟橋 細原さん
2004/3/13 A 東能美島・大君波止 西条のムラカミさん
2004/3/2 @ 屋代島(周防大島)・小松港桟橋 kussinさん

 

※ 今ちょっと忙しいので,原則コメントなしということでよろしく。


 

I エスパーさんからのお便り (2004/3/23着) 

  
〜やっぱり海仙楽サイコー!〜

3月20日(土)ゴトウさんと行って来ました大三島の瀬戸港
今までのゴトウさんの釣果から期待は出来たけど、てんで釣れず
当たりもほとんどなし!
一応、フッキングNO1は私だったが、なんせ『フグ
逃がそうかと思ったけど、まあ一応キープ
そういうススメもあった
ゴトウさんはウマヅラハゲ1匹
タンクのKさんはコブに切られた
当たりが散発というかないというか
散々でした

 

瀬戸港の釣果                                                 大三島の釣果

 

11時から移動して毛利さんのHG『サッパリ港』
ほんとサッパリ
船が作業してるし潮に乗って藻がすごいし
しかしまたもフッキングNO1になれた私
なんと『フグ
ゴトウさんは人事だと思って『さすがエスパーさん!』『フグ狙って下さい!!』みたいに・・・
で、見事に3匹目釣れちゃいました・・・
2匹目が一番大きくて拓寸24cm、実寸23.5cm
背中がイボガエルみたいにブツブツでちょっとひいた
ゴトウさんは人生の総括とも言えるコブファイトを演じて見事リリース
あれは惜しかった
結局、私にはコブの当たりゼロでフグの当たり数回
うち3匹フック、うち2匹ゲット
波止の上から釣ったゴトウさんに当たりは多かった
朝っぱらから昼過ぎても釣り三昧
最後は多々羅温泉でスキンシップ

 

ホルモン兄弟                               多々羅温泉


汗と疲れと涙を洗って海仙楽へ向かいました
Kさんから頂いたメバル数匹、ゴトウさんのウマヅラハゲ、私のアンディ
下品な私達は自ら奥の席に引きこもり海仙楽を堪能
獲物が少なくてお土産がなかったのがとても申し訳なくて
おむすび2つ食べて豚キムチ食べて厚焼き玉子食べて刺身食べて
どれもこれもうまい!
俊一さんの料理は確かなものと改めて実感
そしてハゲの刺身と変わり果てたアンディが鍋で出てきた
・ ・・外道じゃない これはうまかった
ゴトウさんは白子で絶句、俊一さんも太鼓判、私はもみじおろしで痺れ気味
俊一さんも同じ皿で食べたから、2人とも舌が痺れてきてなにがなんだか(笑)

 

ウマヅラハゲの刺身                                           アンディ鍋


わいわい話していると翌日の話になり、まとまったのが『蒲刈に行きますか』
俊一さんは休みでゴトウさんと一緒に行く話
私は嫁の実家から行く段取り
そう話しして海仙楽を後にする
明日も釣りだー!
駐車場に行くと私の車が幽閉状態になっている
これじゃ帰れない
他の車が動くのをひたすら待つしかなく、2時間ゴトウさんと車中に2人っきり・・・
忘れられません・・・
ゴトウさんを送っていき嫁の実家に着いたのが2時半
眠気はなかったけど寝ないといけない
3時間半寝て蒲刈へ出動する
俊一さん・ゴトウさんはD、私はとりあえずA
昨日と同じで当たりがない
沸き潮でカキが浮いてくることもあって大変だった
そんな中、赤い大物をバラしてしまった私
落としダモも間に合わず、折角の獲物が・・・
藻が掛かって浮いてきたのかと思いきや、大きな赤ナマコがでろーんと浮いてきた
抜き上げようとしたら針掛かりが甘く、ゆーっくり沈降しだした
慌てて落としダモで掬うが、どこに行ったのやら・・・
無念
見切ってへ移動
満ち潮でいい感じ
でも当たりがない
対面の俊一さんは釣りもうまくてコブ2匹とアイナメ1匹
ゴトウさんは丸ボーズらしい
私はというと、中層で当たってフッキング
巻き上げると赤い魚!
藻の色したクジ・・・
検寸する余地もなくグッバイ
次は本当に小さな当たり 竿先に出るかでないかくらい
合わせてみたら、どことな〜く魚の気配
数秒後、波止に抜き上げられたのは30mm足らずのハゼ
論外
風も強くなり11時、お先に蒲刈を後にします
帰り道、ちょっと寄りたい小坪の波止
ここで1時間ないし遊ぶのだ
でも早く帰らないと嫁が・・・
急いで準備して第一投
しーーーーーんっ
チヌはいっぱい浮いているのに、底はなんもおらんか?
せっせとマキエをして打ち返す
しばらく繰り返して魚信アリ
でも掛からず
そっとサシエを落とし当たりを待つと、次は明確な当たりで見事フッキング
ここの常連、アイナメ22cm
う・・うれしい
やっと普通の魚が釣れた
次に当たりがあれば時間的に最後
撒いて待って撒いて待って
底を取り直そうと思ってサシエを浮かすと変な感じがした
合わせろ合わせとけの心
掛かった!
もしやチヌ・・・
期待に胸膨らませ海面を見ると、これもアイナメ
サイズは21cm
ちょっと物足りなくてあと1回当たったら終わりと決める
次の当たりは微妙なもの
チヌか?!
これもちゃんとフッキングした
あまり抵抗しないから、もしや・・・と思うと見事的中
フグ
もうええ
これで終わり
アイナメ2匹を持ち帰り乳児のお腹の中へ消えていった
2日間どっぷり釣り三昧
また釣りにも行きたいけど、海仙楽にもまた行きたい私でありました♪
次はお土産持っていけるようガンバリマス!!!

20日の釣果 フグ3匹(23.5cm最長寸)
21日の釣果 アイナメ2匹(21・22cm) 他フグ・クジメ・ハゼ

 

広小坪の波止釣果


 

H 岡山のアサさんからのお便り (2004/3/22着) 

  
〜気合十分、で、・・・〜

3月20日
8:00家老渡発のフェリーに乗り、弓削島今井の波止へ行って来ました。
今回は時間的に余裕があるので、更なる遠出も考えましたが、大三島はエスパーさん&

ゴトウさんにお任せし、余り竿を出していないと思われるここを選択しました。

気合は十分です。
なんせ、カキはバケツ4杯。
明日用のカキを含めて70リットルはとっているでしょう。
タックルは筏竿1.8m、道糸3号、ハリス2号、チヌ針4号
コブを十分に意識しながらも、チヌを期待したタックルです。
今井の波止へ着くと、幸運にも曲がり角過ぎの箇所が空いていました。
空いていたというよりも、釣り人が全くいなかったのですが。珍しいことです。
波止の曲がり角までには、多くのかぶせ釣りの跡が残っています。
相当しているよう。
『カキのかぶせ釣り』の本の影響でしょうか?
ここではカキの殻が散乱していることは全くありませんでした。
先ずは良かった、良かった。

で、釣りは。
満潮までさっぱりで、それまで釣り座を色々変えましたが、やはりさっぱり。
小型のコブが1匹、スレで上がってきたのみです。
こんなはずでは・・・。
潮の感じは最高なんですがね〜。
満潮から1時間ほどたったころ、已むを得ずタックルを、筏竿1.5m、道糸2号、

ハリス1.5号、チヌ針3号にチェンジしました。これが良かった。
第1投、はい、当たり。23.5cmのアイナメ
更に数投後。また当たり。
一瞬小型のコブかと思いながらやり取りしていましたが、上がってきたのはグレ
31cmでした。かぶせで釣ったのは初めてです(^o^v)。
その後食べごろサイズのコブらしき当たりもありましたが、上げている途中にハリスが

1.5号であることを思い出し、一瞬躊躇。そしてばらしてしまいました。チモト切れです。

釣果はコブ1匹(37.5cm)、グレ1匹(31cm)、アイナメ1匹(23.5cm)

当たりは5回。その内ハリス1.5号が4回で、バラシは恐らくコブ&アイナメ。たぶん。
今回もボウズ逃れのハリス1.5号が功を奏したのでしょうか?
それとも、たまたま潮が良かったのか?
それとも両方の影響か?
どうなんでしょうかね〜。

 


3月21日
恒例のレンチャンで、宇和部消防署前の波止(南側先端)へ。
8時過ぎに現地に着きました。
タックルは昨日と同じ筏竿1.5m、道糸2号、ハリス1.5号、チヌ針3号。
そして意外なことに9時までに足下でチヌ1匹(38cm)ハゲ1匹(27cm)をゲット。
まだ滅茶苦茶浅かったんですがね〜。
『今日はとんでもないことになる』と思ったのは、一瞬でした。
それ以後。はい、コブの当たり1回のみです。
既に11:30頃にはヤル気を失いました。
もう帰ろうかと思った12時頃、まるささんが来られ、今回も色々お教え頂きました。
いつもありがとうございます。
気合十分で望んだ2日間でしたが。まあ、こんな日もあるでしょう。

PS グレの刺身がこんなに美味いとは知りませんでした。Good。


 

G ヤギマスクさんからのお便り (2004/3/21着) 

  
今日は午前中 仕事なので釣行を迷ったのですが 5:00にモーニング牡蠣をして
3月20日 倉橋島の尾曽郷の波止に行って参りました。(^O^)

お昼12:00到着 タックルは
ロッド 黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m
リール 太鼓リール 富士工業 FPR−25
グレ9号 道糸とハリスはT2氏と同じものを使わせてもらいました。(◎_◎)

今日の潮は15:50が干潮、波止には誰もいなかったので先端で竿を出し
牡蠣を撒きました そしてアタリをじっと待ちますが一向に アタリなし
そのまま時間がたち15:30 これは夕まずめを待つしかないかと
思っている時ふと弱気な心が出てきました
「これだけやっていつも釣果のない自分はカブセ釣りが向いてないのでわないか」(T_T)
と しかし前日のマサさんのカキコミや皆さんが苦労されて今があることを思いだし
気を持ちなおしました そして喉アメでも食べようかと腰のアメ袋に手をやりました

その時です竿が曲がりだしました、来た!(@_<)v すぐに立ち上がりリールを巻とりました
するといきなり怒ったように強く引き波止の横をゆっくり走りだしました
まるで潜水艦が動いているようです。(゜口゜)
竿は立てず腕を伸ばし海面と水平にして引きに耐えました
しかし巻取るとまた怒り更に強く突っ込みだしました
「コブダイとケンカしたら負け」と思いしかたなくラインを出します
タイコリールなので手で止めているだけです 手をゆるめればすごい勢いで
ラインが出ていきます そんなやり取りを7.8回やりながら思いました
「いったいコブダイの 一のし はいつ終わるのだろうか」と、
すると船のロープ手前でピンクの魚体が見えてきました
ヤッターコブダイじゃぁーと その時エスパーさんの尾曽郷でのカキコミを
思い出し参考にさせてもらいました
「手前に来たら下に突っ込むかもしれない
ここはコブヤンに余裕を与えないように早くリールを巻こう」と
予想通り一回は突っ込みかけたのですがなんとか巻きとり空気を吸わせ
タモ網を伸ばしました魚体が見えた時はちょうど干潮で高さがあったせいか
40ぐらいにしか見えませんでしたがタモに入りません
急いで頭から縦に網を入れしっぽを上に出したまま折れそうな網を
なんとか引き上げました。計るとなんと63センチ、(^^)vギャフも通らんし、
スカリも窮屈でクーラーにも入らん「皆さんはいつもどうやって持って帰るのだろうか」と
思いながら私は清掃用のビニール袋に入れて帰りました。

嫁さんと子供に見せたらびっくりしてました。
重さ4.5Kgありました
刺身は非常に美味しかったです。

 


 

F たけやんさんからのお便り (2004/3/22着) 

  
3月20日、広島西部かぶせ連合艦隊出撃の報告を致します。

細原さん(以下総裁)のお誘いに、乗せていただき、タカさんの3名で西部随一
の好ポイント、周防大島小松港桟橋へ出動してまいりました。

当日は、大潮2日目、満潮 大畠AM9:00 天気くもり という好条件の中これ
で釣れんでどうするで行きました。が・・・

午前4:30総裁に迎えに来ていただき、(有り難うございました)大島へ向けて出発。

車中の会話では、3人で20枚はノルマ、みたいな・・・だれがどれだけ釣ったか
判らなくならないように、記録シートまで用意してありました。
明るくなってすぐの頃に現地着、先客1台?でしたよね。

ここで一番実績の高い場所を私が譲っていただき、タカさんは私の右隣の桟橋に、

総裁は同じ桟橋の私の左側という布陣で釣り開始です。
結果的には、この位置がタカさんにとって不運だったと思われます。
潮は右から左前へかなりの速さで流れていました。そのため撒き餌がほとんど左に

流れていったようでした。私は底取りに非常に苦労し、アタリどころか着底にも確信が
持てない状態でした。そんな中で左側の総裁は左前方を向いてアタリを待っています。

そしてAM7:05ふと気が付くと竿を曲げて巻き取り中。急いで助ダモしに向かうと、

「大したことないので大丈夫。自分でやるので釣りを続けてください」と。

上がってきたのは、チヌ42センチでした。さすがです総裁。

その後はマッタリとした時間が過ぎつつも、総裁にはバラシがあった様でした。

約1時間後底取りに苦労していたので、以前あった総裁の書き込みを参考に、用意

していたタックルに変更。1メートルちょっとの自作竿に道糸PE1号、ハリス2号

チヌ針3号という仕様です。多少底がつかみやすくなった為か、微妙なアタリが出て、
迷っているうちに餌を盗られました。ヘボいです。再投入後にでた微妙なアタリに

合わせるとヒット。8:15総裁に掬っていただいたのは、34センチのアイナメでした。

その後またもやマッタリとした時間が過ぎ、潮代わりした後もいい感じの潮(総裁談)
にはならない中、10:35総裁の置き竿に43センチのチヌで本日の打ち止めでした。

(置き竿は秘密でしたっけ?2匹目のドジョウ狙いは秘密にしておきましょう)
期待の大きさに比べ釣果は今一でしたが、余った牡蠣とチヌをいただき、運転まで

してもらい、これで文句を言っては罰が当たるというもんです。

車中タカさんとも色々話ができ、自分としては非常に有意義な一日でした。細原さん、
タカさん、有り難うございました。また色々教えてやってください。レポートが寂しいので、

21日、いただいた牡蠣で、一日中色んな所を廻ってみたのですが、まるでさっぱりでした。

レポート役仰せつかりましたが、こんなモンしか書けません。許してやってくださいまし。

PS.今のところバイキングの購入予定はないですが、もし購入しましたら、入党させて

やってください。

たけやん


 

E 東広島のT2さんからのお便り (2004/3/19着) 

  
みなさん,はじめまして。東広島のT2です。
1年程前からタカさんとよく釣りに行っております。

最近,かぶせ釣りを知り,その魅力に取り憑かれるようになっております。

昨年は倉橋や蒲刈へ出かけましたが,釣果ゼロが続いておりました。 
しかし,今年ついに念願のコブダイを初ゲットしてしまいましたので,

記念すべき一日についてレポートを書きます。 


3月13日(土),この日は朝7時40分頃タカさんと出発。

倉橋島釣士田港でカキを調達して大君の波止に到着したのは9時半頃。

天気も良く波止にはたくさんの釣り人が。かぶせの人はみあたらない。

入り口からまっすぐ伸びる波止がL字に折れ曲がるあたりの内海で釣りを開始。

1時間半くらい糸を垂らし,29センチと20センチのアイナメをゲット。

その後,満潮時を見計らい倉橋島・尾曽郷の波止へ。 


前日,私は今日の釣りが楽しみでたまらなかったせいか,釣りをする夢をみておりました。

夢の中でつり上げたコブダイはおよそ5-60センチだったでしょうか(コブがあまり出てなかった)? 

午後1時頃,尾曽郷の波止に到着。波止の手前側外向きで釣り開始。 
ここでのタックルは,7.6ft のエギングロッドに投げ用スピニングリール,道糸ナイロン5号,

ハリスはフロロ3号,チヌ鈎4号。コブダイオンリーの仕様です。 
1時間程当たりはなく,敷石の穴にカキがひっかかるばかり。

しびれをきらし,波止の先端へ移動。

撒き餌をし,待つこと30分。タカさんにヒット!

竿がしなり,竿先が海へ引きずり込まれる!

しかし,あえなくプッツン。ハリスの先端からやられていた。 
その後,同じポイントで私にも数回ヒットしたが,その姿を見ることなくプッツン状態。 
少々飽きてきた私は波止に寝そべり,日光浴をしていたところ,またヒット。そして,またプッツン。

私もプッツンしてしまい,「なんじゃ!こりゃ〜!またかよ!」といささか憤慨気味の私に対して,

タカさんが,「ハリスをかえてみようか」と提案。ハリスを高級品の4号へ変更。

冷静さを取り戻した私は,気分をあらため再投入。 


そして,午後4時頃,ついに待ちに待った瞬間が訪れた。
ガツンという強い当たりに,私は大きく合わせてヒット。

「またばらしてしまうかもしれない」という不安と「今度こそあがれ!」という期待が

入り交じる中,私はひたすらリールを巻いた。このとき,私の頭の中では,

釣り番組で大物がヒットしたときに流れる,excitingなBGMがなっていた。

横では「よしっ,今一気にまけ!」「そこは我慢しろ!」とタカさんのアドバイスもなっていた。

やり取りすること5分あまり。ピンク色の巨体が浮いてきた。

「デ,デカイ!」とタカさんと私は口を揃えて叫んだ。

どうにかタモ入れし,波止にあげた。

検寸したところ,なんと79センチ!初めてつり上げたコブダイがこんな大物であった。

これはビギナーズラックとしか言いようがない。

私は興奮のあまり震える体が落ち着くまで,コブダイを眺めていた。 
前日見た夢が正夢となってしまった。念ずれば花開く。
これから釣りに行く前日には努めて魚を釣る夢を見るようにしよう。 
とまあ,こんな感じでした。
これからも大物釣るぞ!

 


<補足:タカさんから>

レポートにある通り二人ともハリス切れの連発。そろそろ納竿という頃,最後の

手段とばかりにシーガエース3号からトルネードVハード4号に変えての釣果です。

自分が大型コブダイを上げたのは全てこのハリスだった事を思い出しました

(ただしこれまでは3号)。79cmを上げてみるとハリスは全く無傷でした。

同じフロロカーボン100%でも格段の差があるようです(値段も倍くらい違う)。

マサさんはトヨフロンLハードを使われているようですが,トルネードVハードを

使われた経験がおありでしたら感想をお聞かせ下さい。

それにしてもエギングロッド(細原さんの講習会の時に使った安物)はネバいです。

ほとんどU字型に曲がっても大丈夫でした。コブダイに的を絞るならお薦めです。

尾曽郷周辺で良く素潜りをするという地元の漁師さんが「最近目立ってコブダイが

増えている」と話して下さいました。理由は良く分からないとのこと。

私がヒットさせた3匹はいずれも60〜70cmくらいの感触でしたが,T君がヒット

させた中にはトライデント級潜水艦がいました。

ヒットして強引にあおってもビクともせず,ゆっくりと移動していくヤツです。

あれはいったいどれくらいのサイズなのか・・・79cmでもヌシと呼ぶにはまだ小さいのでしょうか?
あの日(13日)は,11時頃大君を引き上げましたが,その直後にムラカミさん,

ついでサイトウさんが入られたんですね。東広島4人衆の揃い踏みとなるところでしたが,私の貧果が恥ずかしい。

 

 

D 東広島のサイトウさんからのお便り (2004/3/16着) 

 

東広島のサイトウと申します。
かぶせ釣りで初めてレポートできるような釣りができましたので添付写真と一緒に

送らせていただきます。

3月13日(土)に倉橋・能美島方面に釣りに行きました。
まず、11時頃からスタートし、音戸のあけぼの釣り具前の波止、次に早瀬波止

やってみたのですが、全くアタリがないので、13時半頃大君に移動しました。

かぶせの人が多いかなと思いながら大君に着くと、家族釣れの方が一人、

かぶせ釣りをやっておられました。
状況を訊ねると、44cmのチヌを釣られたことと、アタリの出方などを親切に教えて
いただきました。
その方が、西条のムラカミさんだったことが釣行レポートを見てわかりました。

今後ともよろしくお願いします。

さて、釣果のほうですが、15時頃、30cmのアイナメ、16時頃に36cmのチヌを釣りました。
この魚はかぶせで釣った初めてのチヌだったので、これでかぶせ段位は6級にあがる
ことができました。
このチヌで大満足でしたが、17時頃45cmのアイナメが釣れて楽しい1日となりました。


 

C ゴトウさんからのお便り (2004/3/15着) 

 

〜遂に来ました! しまなみ春一番!?〜

毎度お世話になります。 バイキング党・脱衣取締監査役、貴方のゴトウ課長です。
3月14日(日) 本日の釣行も大三島・瀬戸港。 

このポイントの可能性を信じて疑わない自分ではあったが、

この2週間ほどイマイチだったので今回少し躊躇していた。 

が、前夜このHPを見たタンク波止の大先輩、Kさんより「同行したい」との連絡があり、

当日朝5時半、福山某所で待ち合わせ。 

Kさんの「スーパーカブ」とボクの「バーディー」でのオッサンバイク・ツーリングとなった。

現地には7時半ごろ到着。 

ふかせの先客さんが2名、外向きに竿出ししているが幸い先端部は空いている。 

今回ゲストであるKさんは先端部に座ってもらい、自分は先端部・波返しの上から

8時過ぎに釣り開始。

ちなみに本日のタックル: 

1.85mイカダ竿、道糸2.5号、ハリス2号、そして糸巻きは「バイキング 筏44」!

(細原総裁、児島のYUさん、チヌマチックじゃないすっよ!!) 

潮流がコロコロ変わるハナグリ瀬戸にあって、スムーズなサミングで牡蠣の沈降速度や

着底位置の微調整もできるこのリールがやはり一番楽しいのです。

干潮が10時頃の下げ、何とも中途半端な小潮で期待はしていなかった。 

でもイイ感じで沖目へ潮は流れているようだ。 

何投目かに「ツンツン グーン!」と結構なアタリが入る。 

合わせるとエライ手応え。さほど沖目ではなかったので隣のKさんに「コブコブコブ!」と

選手宣誓してやり取りするも、道糸がバイキングのハンドルに絡まった間に主導権を

とられ、あっけなくバラしてしまった。 

「え? 今のコブ??」 「絞り込んでた気もするけど・・・。」

「獲れないコブダイ」と決め込んでリール捌きが雑になったんじゃないのか?? 

判然としない気分で再開。 

先ほどより少し沖目でアタリ。 根は切った。 今度は丁寧にいこう! 

狭い波返しで屈伸運動するのは怖いがなんとかしのいでいる。 

この時から、バイキングのハンドルを相手の絞りにあわせて反転させる

「逆転ドラグ(?)」も自然に出来た。 獲れるかも・・・。 

姿を見せたのは、ひさびさ良型、44センチのチヌだった。 

これ、ひさびさちゅうか、昨年4月18日の「人生初チヌ43センチ」以来の自己記録更新! 

隣のKさんもウン年ぶりのかぶせに苦労しながらも、正体不明の大物をバラした模様。 

もしかしたら時合いなんか?

そしてホントの山場はこの直後だった。 

さっきよりさらに小さなアタリに会心の合わせ。 

すぐに全力で巻き上げたので多少浮いてはいるんだろうが、突っ込みの馬力が凄い! 

竿先を空へ突き上げ、屈伸し、ハンドル反転。 ラインが出て行く。 

かつてここで何度か大物を逃がした記憶が走馬灯のようによみがえる。 

また、バラすんかなぁ・・・。 でも、少し巻けるでぇ! けどまた逆転しとるでぇ!

3歩進んで2歩下がる、2歩進んで3歩後退、そんなやり取りが続く。 

どの位浮かせたか分からなくなってきた。 相手のスタミナが本当に本当に凄い。 

竿尻を支えている左手首が攣りそうだ。 

この時点でバラしたとしても、間違いなくこれまでのかぶせ人生ベスト・ファイト。 

昨今、さらっと(?)大物レポートが寄せられるこのHP、皆さんこんなにもシンドイ、

痛快な思いで渡り合ってこられたんですかねぇ・・・?

ふかせの人達もただ事ではないやり取りに、様子を見に来られた。 

そして祈るような思いで竿とハンドルにしがみついて、ようやく相手を確認。 

魚種を予測する余裕さえなかったが、水面下に見えたのはやはり大チヌ。 

正味5〜6分のやり取りだったのか? 

検寸すると「夢の大台」までもう少しの49センチ。 

170センチのボクは息が上がっている。 

このカラダのどこにあんなスタミナが隠されてたのか・・・? 

勝手な思い過ごしかもしれないが、「孕み始めた子宮の中身をぶちまけるまで、

かあちゃん、死ぬ訳にはイカンばい!!」 という母チヌの悲痛な「生への執着」・・・??

干潮近くなっても時合いは続く。 

Kさんは2度目(かな?)のバラシで竿を折られた。 

今、又あんなのがきたら攣りそうな左腕で対応する自信が全然無い。 

40センチ以下ならなぁ・・。

都合のいい事を考えていたらまたアタリ。 

合わせる。 浮いた。 こりゃアンダー40センチ!! 

屈伸と腰の動きで更に浮かせにかかる。 

よっしゃー! 37センチ! なんか、自分が怖い。 

すでに余裕を通り越して不安になっている。 もう充分だ。 

「おとなの遠足手帳・昼の部」には「釣り場に持ち込むビールは3本まで、

持ちかえるチヌは3枚まで」と書いてある。(←そんなの無い。) 

以上、全ては8時半から10時くらいまでの出来事だった。

全く予想外のやりとりで魂を抜かれたボクは、干潮を迎えてエスパーさんに

ラブコールしたり、コンビニ行ったり、ラーメン食べたりして時間を潰す。 

満ち潮が流れ始めた午後は、牡蠣を割って、ハリに刺して、潮に流していた。(←釣りしとるがー!) 

2時半頃納竿したが、午後の部は「特大ファールフライ」で2打席凡退。 

もうなんのバラシだったか想像もつきません。 

結局、ふかせの方々は本命の顔を拝めなかった様子。 

それはKさんも同様だったが側で見ていてキョーレツなバラシが4・5回はあった。 

橘高師匠の現役時代も良くご存知というベテランKさん、体制を立て直して

再挑戦されるようだ。 都合がつけば又ご一緒しましょう。 

ちなみに、なんで今日は釣れたんすかね-? とKさんに尋ねたら、「そりゃ昨日、

アンタのセンセが撒き餌しといてくれたけーよ!」とCOOLにおっしゃっていた。 

ハイ、その通りでございます。
実は他に思い当たる要素もあるのだが、機会があれば又実践してみたいと思う。 

このうえない釣果ではあったがこれがハラミピークに突入したらいったいどうなるんか・・・。 

今回の釣りでこの波止のポテンシャル(?)を引き出したとは到底思えないボクチンです。


 

B 細原さんからのお便り (2004/3/15着) 


3月14日、また山口県大島郡大島町の小松桟橋に行きました。
今日は、8時過ぎが干潮ですが、この釣り場でチヌを狙うのに潮を読む必要はありません。
普通の釣り場のように、よく釣れる時間帯や潮位もパターンがありません。
真昼間のド干潮でも、大型のチヌが食ってきます(桟橋足元の水深は干潮時で6〜7m)。
パターンがあるとしたら、潮の流れが緩んだ直後にヒットする可能性が高いことでしょう。

竿:イカダ竿1.6m
リール:バイキングST44
道糸:PE0.8号
ハリス:カーボン2号
針:チヌ針5号

いつもの釣り座(2連桟橋の付け根寄りの方の外側)で8時前から竿を出して、

11時過ぎまでの間にかなりの数の当たり(すべてチヌかアイナメ)がありました。
第1投目に32cmのアイナメがヒットしたのを皮切りに、その後3時間ほどの間に

ポツポツとチヌ 48、47、44、38、34、27cm がヒット。
ノッコミに入りかけているのかもしれませんが、まだまだ引きは相当強く、

脂も結構のっていました。
実際にはランディングした数と同じくらいの針ハズレがありました。
掛けた後、しばらくやり取りしてからの針ハズレが多く、カンヌキや唇の付け根の

ようなところではなく、顎の硬いところにヒットしていたようです。
結構慌しい釣りとなりましたが、個人的には、なんだか去年よりチヌ釣りがヘタに

なったような気がして悩んでおります(笑)。


この釣り場の特徴は、
潮の流れの方向や強さが、潮の大小・干満によってパターン化しない
ということです。


また、桟橋なので潮の流れる方向は左右の単純な2方向でもなく、

さらに全く流れない時間帯が暫く続くときもあれば、激しく流れて底が取りづらい

時もあります(そのような時は、桟橋内側で釣りが可能)。
釣り座はスペースが充分あって、もし仮にかぶせ釣りの人だけで桟橋外向きを

釣るとしたら、7〜8人は大丈夫そうです。
しかも、桟橋なので初心者にも釣りやすく、桟橋付け根に車を乗り付けられる

のもありがたいです。ここでは、かぶせ釣りでチヌが周年狙えます。
私の行動範囲の中で、この小松桟橋はNo.1のオススメかぶせ釣りチヌポイントです。


 

A 西条のムラカミさんからのお便り (2004/3/13着) 


西条のムラカミです。

今日は女房とチビ二人を連れての釣行です。ジンクスによれば絶対に釣れるはず!!
場所は、トイレが完備されていて、チビを遊ばせる公園があって・・・・・やっぱり大君か。
と、魚が釣れそうな場所とかは関係なく決定!

14時頃が満潮である。昼までに着けば・・・という事で11時半に到着しました。
さすがに暖かくなったので釣人が多い、外向きは竿を出す場所が無いので内側の中間に
陣取る。

撒餌をして
第1投目、竿先が「ツンツン」動く。アワセるがダメ。魚は居るようだ。
第2投目、あれ?着底しない!これはチヌ?!
あわててアワセ・・・「ヨッシャ。ノッター!!」
ヒラヒラしたような感触の引きを楽しんで、上がってきたのは予想通りのチヌ
この前(2/28)より大きいか!大物ランキング更新じゃ!!測定結果は44cm

今日は2投目にして晩御飯のおかずをGETしノルマ達成。ジンクス通り!?
後は気が楽。

第3投目、「コツン」と明快なアタリ!!アイナメか?
底を切るのに成功したものの、ケーソンの間に入られラインブレーク。
今日は投入の度にアタリがある。魚の活性はかなり高いようだ。

その後も、投入の度に竿先を「ツンツン」突付くが合わせきれない。

アイナメ24cmを追加したところで満潮の潮止まりで大きなアタリは無くなってしまった。
3時まで粘って見たが相変わらず竿先を「ツンツン」突付くだけでアワセられない。

そのうち、チビ共が公園で遊ぶのが飽きたのかグズリだしたので今日は納竿。
小さい方のアイナメはリリースして家路に着きました。
今日も刺身だ!!


 

@ kussinさんからのお便り (2004/3/3着) 


みなさん、はじめまして。
山口市のkussinといいます。
今回は3月2日、山口の屋代島(周防大島)小松港の桟橋で行ったかぶせの釣行レポートです。
と、言っても僕自身、今回が初かぶせなんです。
そこで、心強い講師を招いての「かぶせ講習」となったのです。
その講師の方は、このサイトでも常連の細原氏です。
その細原氏の教えを乞わんとする、かぶせの事ははちんぷんかんぷんの4人の生徒。
その1人が僕kussinという訳です。

(ちなみに残りのメンバーは豆さん、古賀さん、すまんのくんの3人。何者かはヒミツ。)
さて、当日は気温が低く、風もだんだん強くなる、あまり良い状況ではありませんでした。
僕は事前に細原氏に言われていた通り、長靴とリールだけを持って行き、

竿は専用の竿を持っていなかったので細原氏のを1本借りました。
初めての筏竿。

第一印象は「頼りない。こんなシャーペンみたいな穂先で魚がつれるのか…。」でした。
なにより「カキで食うの?」と…。
半信半疑。後にこんな考えはぶっ飛んでしまうのですが…。

朝7時、かぶせのいろはの「い」も知らぬ僕らに親切丁寧に細原氏のレクチャーが始まりました。
一通りの流れを教わった後、各々実釣開始です。
細原氏の釣り方を見る限り、なんとなくダンゴ釣りににているなぁ、と思いました。
海中の潮は以外に速く、ツケエのカキをどんどん遠くに流してしまい、なかなか底で落ち着きません。
「潮が緩んだらチャンスだから」と細原氏。
すると、お手本のように見事に38cmのチヌをゲット。
そこでちょっと手を休めて細原氏の釣りをじっくり観察。
すると、みんなと違うことに気付く。

それはけっこうツケエのカキを遠くに投入しているということ。
みんなは(僕も)針がカキから外れるのを嫌ってソフトに投げ入れ、

すぐ手前にポイッと捨てる感じで投入していた。
「釣れてる人の真似をする」一番魚を手にする簡単な方法と思っている僕は早速、

ツケエのカキを極力遠くに投げ入れた。
手前に戻る潮の流れなので今まででは足元にカキが戻ってしまっていたが、

今度はいい具合に沖でカキが着水し底にとどまった…はずである。
「いい感じ」と自分で思っていると竿にガツンと大きなアタリが!
不慣れな超先調子の竿でドラグをジリジリ言わせながら(スピニングリール使用)

何とか水面にその姿を浮かび上がらせた。そして細原氏にタモを入れてもらい勝負あり。
51cm、2キロオーバーの立派なチヌ。してやったり!
初めてのかぶせでいきなり釣れてしまい、ちょっと困惑。借り物の道具というのもありますし…。 
でも、釣れた瞬間は叫びながらガッツポーズでした。
なにより細原氏のお陰です。
…ですが、この後はさっぱり!天気も荒れだし昼過ぎに納竿。
初めてでもチャンスは十分。もっと暖かくなると状況も良くなるらしいです。
今度は自分のタックルで大物を釣り上げたいですね。
最後に、細原氏、お世話になりました。また、是非。

 

また、本日はオフ会も兼ねてましたので講習を受講した生徒の各HPも合わせてご覧ください。
当日の模様がおもしろおかしく掲載されています(笑)。

豆さんのHP「豆の館」 http://www.c-able.ne.jp/~mame/

古賀さんのHP 「釣りアホ日記」 http://www.d8.dion.ne.jp/~seiu/

すまんのくんのHP 「サイト すまんのくん」 http://www.c-able.ne.jp/~jam/

kussinのHP「kussinのあれこれ」 http://www12.ocn.ne.jp/~kussin/


皆さんの感想、お待ちしております。

<コメントbyまるさ>

はじめまして,kussinさん。

おめでとうございます。・・・ていうか,反則です。

初かぶせで51cm?名前変えにゃ。全然苦心しとらんじゃないですか(笑)。

それにしても,今年はあと何枚50オーバーが出るんでしょうか・・・