● 最終更新日 2010/01/03

<釣行レポート(2004年4月-抜粋@)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2004/4/10・11 I 因島・重井港波止 M島のKさん
2004/4/4 H 向島・歌桟橋 尾道のジュンさん
2004/4/3 F 大崎上島 T2さん
2004/4/3・4 E 因島・大浜桟橋 / 消防署前(南)の波止 M島のMさん
2004/4/5 D 豊島の離れ波止 俊一さん
2004/4/2・3 C 佐木島・鷺港波止 / 三原・須波港波止 たか坊さん
2004/4/4 B 倉橋島・尾曽郷の小波止 ヤギマスクさん
2004/4/4 A 香川県三豊郡仁尾町・仁尾マリーナ裏の波止 やもさん
2004/4/4 @ 呉市・広小坪の波止 エスパーさん

 


 

I M島のKさんからのお便り (2004/4/11着) 

 

4月10日(土)

 先週の釣果が忘れられず、この1週間頭の中が魚一色。やっと休みだ!
M島のM氏、半田氏は用事で行けないとのことで、一人でブラックチヌ号

(ただの黒い原付)にまたがり因島の重井の波止へ。

タックル
 竿:ブラックチヌ1.68m※
 リール:ブレーキつきスピニング
 道糸:ユーテックPE2号磯
 ハリス:ダイワ ディーフロン2号
 ハリ:グレ9号

※ 以前大島の友浦港で折られたブラックチヌ1.8m並継を自分なりに補修したもの。
 リールの取り付け金具のすぐ上から折れていたので、その付け根を糸ノコで切断。

  たてに裂けているのでその部分5〜6cmほど切り取り、中に発泡スチロールを詰める。

  熱で縮むチューブで径を太くして、振出の竿のように引っ張り出して固定した。
  もっといい方法があるのかな?

 撒き餌をうって、さあ一投目。

着底直後『ガツン』、と明確なあたり。コブ32cm

飲み込まれていたので切ってハリを付け直し、2投目。

『コツン』22cmのホゴ

その後20分あたりなし。

ふと右前を見ると、5mほど先に渦発見。すぐにそこへ投げ込む。

『プルプル?』なんか触った?

派手にあわせてみる。40cmのチヌ!!!!あたり3回100%!!

今日はどうしたんじゃろ。何事?朝6:30から1時間、いい感じじゃーー。

 その後、職場の青さんからTEL。

『娘に魚つりょーるところ見せたいから、つれていくけー。』とのこと。

先週、ゆうかちゃん4歳の前で釣ることができず、帰り際『おじちゃん、

だめじゃん。へたくそ。』と一言。今度こそは釣ってやる。

しこたま撒き餌をして、長丁場に備えお食事タイム。

 腹いっぱいになったので、そろそろ始めるとするか。

あれ!何回投げても着底前にカキがなくなるぞ?

いっ、いる! くーー着底前のあたりようーかけん!!!!

こうなったら大きいカキつけて一気に沈めてやるーー。

着底後、すぐ『ふわっ!』

きたーーーー!!!でかい!!!

突っ込みに耐え、糸も何度か出し、あがってきたのがチヌ47cm

おなかパンパン、尻赤。

『お兄さんやったよ!ゆうかちゃん!』あれ、まだきてないの?

その10分後ゆうかちゃん到着。

今日は絶対大丈夫だよ!といってから20分あたりなし。

また同じことをやってしまうのか。

ゆうかちゃんの『ねー、釣ってー!』攻撃にあせるあせる。

左沖に流れる潮にのって、カキが沖へ!これはいいぞ!とおもった直後!

さお先がちっちゃなお辞儀を2回っ!よっしゃっとあわせてみる。

のった!なんと46cm!!ゆうかちゃんも大喜び!

その笑顔と釣果に大満足、早々10:00に納竿。

 『あしたは朝一からいけるでー、』とM島の半田さんから電話があり、明日も釣り決定。

我が家で飼ってる熱帯魚の水換えがおろそかになってたので、水換えをする。

ノーザンバラムンディー(アロワナ、40オーバー)とフラワーホーンを飼っている。

ノーザンは現地で釣りの対象魚に、フラワーホーンはコブが出ていて、コブダイによく似ている。

この2匹を見ていると釣りに行きたくなってしょうがない(笑)。

ホゴとチヌ卵の煮付けとチヌの刺身、おかんが作ってくれたコブの西京焼き風を肴に、

焼酎をがぶ飲みするが、興奮して眠れない。結局睡眠時間2時間で次の日を迎える。

 


4月11日(日)

 M島の半田さんと6時前にM島ローソンで集合。

(Mさんは知り合いの結婚式出席のため不参加)

トリオでなくコンビで出動。重井の波止へ。

 昨日とまったく同じタックルで挑戦。AM6:30開始。

はじめ30分あたりなし。まったりとした時間が流れる。

一回目のバラシを口火にあたりが連発。両者ともなかなかのらない。

もう30分経過したところで、私に30ちょっとのチヌが。

 ここで、また青さんから電話。

今度は『ゆうか兄もみたいよーるけー、またいくわ!』

そうーかい、またみっしゃるけーのーと意気込む。

そこへあたり。40オーバーのチヌ

半田さんの方はというと、ついてない。あたりはあるが、風邪気味で水分補給、

鼻をすするといったところへあたりが集中するもんだからのらない。

しかし、あたしはのぼり調子。

クーラーボックスに自作した竿置きに立て、カキの選別、パンを食べている。

食べ終わった後竿先を見るとラインがたるんでいる。カキとれたかな?あげるか。

根がかり?ラインを持とうかなっと思ったとたん横へ走る。うそ!あわてて巻く。

あがってきたのは40オーバーのチヌ。いやー、半田さんごめんなさい。

その後半田さんに『ふわっ』としたあたり。竿がぎゅーんと曲がる。

でかいどーっという声。何度か振られる。『スルッ!』えっ?ハリはずれ。

あがってきたハリのチモトはかろうじてついてた程度だったみたいです。

ハリはずれしなくても切れていたかなっと言っていた。

ここで半田さん、チヌのあたり終了です。

 9:30ぐらいに青さん一家ご到着。

満ちあがりになり、もっと釣れるかな?と思ったが、あたりはフグばかり。

半田さんはここでしこたま20cm前後のフグを釣る。

ずっと先端から外へ釣っていたが、内の一文字の波止へ向けたり、

湾内へ投げたりとしたがだめ。子供の視線が痛い。

あきてきて、砂浜で貝殻集めをはじめる始末。

いかんのーと思っているところであたりが。40弱のチヌ

なんて間の悪い。これが最後。

雲行きが怪しくなり、風が出てきたので13時ごろ納竿。

 


 今日の釣果はチヌ44cmが2枚、37cm、32cmの計4枚とフグいっぱいでした。

この土日は忘れられない日になりました。かぶせ最高!

以上 M島のKでした。


 

H 尾道のジュンさんからのお便り (2004/4/10着) 

 

こんにちは、尾道のジュンです。

4月3日釣果。
場所、向島 歌桟橋
タックル、ダイワ飛竜1,8m(先折れ)
道糸、2.5号 ハリス、1,7号 針、トーナメントチヌ4号

朝、4時起きのはずが5時半お起き。
寝坊したら行き先は歌、家から車で10分なので6時には現地到着。
すっかり明るくなっており、去年なら釣り場のいいポイントは入れない状態だが
今年は釣り人二人だけ、うち一人のみかぶせ。
いい場所に入れてもらい、かぶせのおばちゃんに聞くと5時から来ているとのこと。
30cmぐらいのチヌを1枚釣っていた。 あたりはあるが合わせられないとの事。
到着後荷物を降ろしているとおばちゃんに当たり、これも30cmぐらいのチヌ。
タモですくってあげて、当たりがあるので時合いと思い急いで準備、
1投目当たり、合わせて乗った。10秒ぐらいやり取り、針はずれ。
すぐに2投目、あたり。 合わせて乗る。 しかしまた針はずれ。
結構よっているみたいで、活性が高くかなりいい状態だった。
その後20分ぐらいあたりの連続。 しかし、6連続針はずれ、、、
不審に思い針を確認。 針先が少し曲がっていて指に当てても痛くない。
針を交換、改めて再開。 すぐに当たり、合わせて乗る。
浮かせておばちゃんがタモ入れ。 32cm
その後も順調に当たりが続き1時間ぐらいで、31・36・23・32と5枚つれた。
7時半ぐらいになり、フェリーが来た。 このフェリーが来るようになると、
当たりが少し遠のく。 この日は10時ぐらいが満潮。
あたりは9時過ぎまで散発的に出たり止まったりした。
それまでに24・37・33と3枚追加してその後は当たりなし。
12時には納竿。 20cm台はリリースして6枚持ち帰り、
4枚は会社の上司に分けてあげた。

今年は歌のチヌはサイズが去年と比べて小さくなっているのか?
予想どうり枚数は上がったが、サイズはもう一つだった。
針を良く見ておけば2桁釣果も夢ではなかったのか、今回も勉強できた。

4月7日 夜
潮がいいと思ったので夜釣りにいった。(歌に)
12時半には満潮だったので満潮前後が狙いと思ったが、上げ潮は流れが速く
刺し餌が着底しないので車の中でいったん仮眠をとる。
目覚めて1時、、、 寝過ごした。 1時間ぐらいやったが、全く当たりなし。
明日は仕事なのでそれ以上はやらず帰った。
釣り場に寝に行ったようなものだった。

4月9日 夜
会社の同僚と歌にイカをすくいに行った。(歌に)
発電機を持ち込みいつものように魚・イカを寄せてみた。
チイイカは寄ってきたが、甲イカは深いところに何度か来たようで、
タモは届かず取れなかった。 光に誘われた魚が暴走族のように
目の前を通り過ぎていくが何か分からず見ていたが、運良く2匹すくった。
その魚は30cmぐらいのコノシロだった。
桟橋の端でかぶせをしてみたが、当たりなし、9時から1時までいたが
チイイカとコノシロのみであとは釣果?なし。
去年のようにカミナリイカは姿を見せることはなかった。
たまに小魚を狙ってスズキも来るのが、潮のせいかこの日は来なかった。

今年もどこか新しい釣り場を探しに行きたいが、原付を盗まれてしまい、
なかなか難しい。 近場でどこかないだろうか?と思う。
オフ会にはいけるかどうか微妙。 蒲刈は年始めに行ったが空ぶったので
もう一度チャレンジしてみたいが、、、

 

 

 

F 東広島のT2さんからのお便り (2004/4/8着) 

 

4月3日大崎上島へ,タカさんと行ってきました.
前日の夕方,安芸津漁港に牡蠣の調達に行ったところ,

私と同じように牡蠣をとっている人に会いました. 
「かぶせ釣りのための牡蠣ですか?」と聞くと
「ええ,そうです.しかし安芸津の牡蠣は大きいなあ.

私はいつもにぎりずしのシャリくらいのものを使うもので.」

と会話を交わしました.さらに話を聞いていると,この方は

2本針でかぶせ釣りをすると言っていました.

「へえ〜」と思い,タカさんにこのこと話すと,どうやらこのHPに

登場している方ではないようだと言っていました.

2本針でどのように牡蠣をつけ,どのような効果があるのか?

知っている方は是非教えてください. 


4月3日は朝7時に出発し,7時24分のフェリーで約30分かけ大崎上島へ.

フェリー乗り場から蒲刈方向(西)に15分くらいにある小さな漁港

向かいました.

8時過ぎに釣り場に着き,午前8時20分頃,波止の角の内側で釣り開始. 

タックル

竿:2.1mの先が折れて、1.9mになった筏竿
リール:投げ釣り用スピニングリール
道糸:4号無色ナイロン
ハリス:トルネードVハード1.5号
針:チヌ針4号 


撒き餌をして第1投目.この日は大潮で満潮が午前9時15分でしたが,

ここは満潮時でも3-4mくらいしかありません.

「もう,底についてしまった.」と思いつつ,あたりをとるために道糸を

張っていると,「コツッ!」といきなりヒット!

なかなかの手応えにこれは長期戦かな?と思っているとものの10秒

ほどでチヌの魚影を確認.

タカさんにたも入れしてもらい,見てみるとかるく40オーバー.

このときメジャーがなく,帰って検寸したところ47センチでした.

これが私のかぶせ釣りで釣ったはじめてのチヌとなりました.

その後も30分間,たて続けにヒットし,20センチくらいのコブダイ

30センチのアイナメ,15センチくらいのフグをつり上げました.

その後,当たりは遠のき,10時頃にチヌの当たりがあって,

それをバラしてからはまったくダメでした. 

昨年,この場所で短時間でチヌの爆釣を経験しているタカさんでしたが,

この日はまったくあたりはなく,私が釣れるたびにうらやましそうにして

いたのが思い出されます.いや〜,申し訳ないっす. 


午前10時30分,当たりがでないので場所を移動し,竹原行きの

フェリーが到着する港のすぐ東側の波止へ.

この頃から風が強くなってきて,かぶせ釣りどころではないような

状態になりました.波止の折れ曲がった角の内側に比較的に風の

当たらないところを見つけ,頑張って釣りを開始しました.

潮が引きに入って,次第に底が見えるようになってきたので,深そうな

場所を求め,牡蠣とたもを持って波止を移動しましたが結局ダメでした.

タカさんに数回小さな当たりがありましたがヒットしませんでした.

たもが活躍したのは,タカさんの帽子が風に飛ばされ,それをすくう

時のみでした.午後1時に納竿し,帰ることにしました. 
前回の釣行ではタカさんのコブダイ記録を抜き,今回はタカさんの

チヌ記録に並んでしまいました.どこまでビギナーズラックが続くの

でしょうか?ずっと続いてほしいものです. 


 

E M島のMさんからのお便り (2004/4/6着) 

 

いやー春が来ましたねー。M島のMです。
久しぶりの好釣果に恵まれましたのでご報告いたします。

4月3日(土) 因島大浜桟橋
最近,歌桟橋でボウズをくらい,コウマさんやジュンさんみたいに釣りたいなーと思っていました。
どーしてもチヌを釣りたくて,それとバイキングを使いこなし,皆さんの釣果に少しでも近づきたいと・・・。
で,当日は風も強いし,歌桟橋は相性悪いしと思い,自宅からバイクで15分の大浜に狙いを定めた。

釣りを開始して1時間ほど経過した9時頃から当たりが出始めた。
40cm程のコブを釣ったあと,強烈な突っ込みを止められずハリス切れ。
最初は,桟橋だし,合わせ切れさえしなければ・・・ということで,ハリス1.2号だった。
これはイカンと2号にチェンジ。
潮や障害物の有無を把握するために,いろんな場所を試しながら釣っていく。
そして10時頃,チヌであろう当たりが連発する。
40cmを取り込んだあと,根に持ち込まれ2号をラインブレイク。
そのあと,これは引くなーと思ったら46cm
この場所どうなってるの?
で,ハリス切れ。どーも底ではなく桟橋のすぐ下にロープ?チェーン?らしきものが張っているように思えた。
それくらい変な?ところで引っかかる。サルカンが見えるところまできてまた引っかかる。
もー!と思って,緩めると取り込めた。また40cm
で当たりは続くが,リールの使い方がなっていないため,針ハズレ3回。
どーも,強い突っ込みのあとに,巻き取りが遅く竿のテンションを一定に保てなくなり,ラインが緩んでしまう感じ・・・。

ひとり大興奮でM島のK氏に電話すると,昨日の花見のあと片付けをしているとのこと。
自分も参加したのに,片付けもせずに申し訳ない・・・なので,誘った。
でK氏も『そんなに釣れてるですか?行きます 行きます』とのこと。
なんとしてもK氏に1尾釣ってもらおうと,釣り場を暫し休ませることに。
そしてK氏が到着。準備をし『ここが一番当たるよ。(やけに引っかかるけど)』
『えーそうなんですか』と釣り開始。
その1投目に当たり!合わせのタイミングもよく,強い引きのチヌ42cmをゲット。
カブセでの初チヌがこの良型で,K氏も大喜び。
その後,針ハズレが1度あっただけで納竿。
結局,チヌ46cm・40cm×2・コブ40cm(写真は計3尾)
K氏がチヌ42cmと大満足で帰宅。

 


翌4日(日)
今日もカブセるのだ。頭の中はチヌ一色。
せっかくの休日に家族サービスもあるだろうが,M島の半田氏を誘い,

そしてカブセの虜になったK氏とM島3人衆で出撃。
散々釣り場の選択に迷ったあげく,因島消防署前南波止に決定。
到着すると,もう上げ潮が止まりそうな感じ。
大急ぎで根元付近で3人並んで竿を出す。
10投くらいしたところで,引き潮になり,釣りにならくなったため先端へ移動。
先端正面にM,外側にK氏,内側に半田氏と先端に陣取った。
最初は当たりがなかったが,13時ごろからK氏に当たりが出始める。
コブのリリースサイズを4〜5尾,クジメ,良く太ったイソベラ等なんか楽しそう。

そんな和やかな雰囲気が一変した。
相変わらず当たりはK氏に集中している。
そして大型のコブが連発。
K氏は最近55cmを釣り上げているので,強烈な突っ込みもなんなくかわせる
「筈(はず)」であったが,この日のサイズは半端ではないようだ。
10m〜15mほど走られてのハリス切れを連発。(ハリス3号)
近くで見ていても,相当重量がありそうで,70cmオーバーか?そんな感じ。

でこちらはというと,先端から正面へ10mくらいの遠投を繰り返し,チヌ狙いのつもり。
着底後,牡蠣がコロコロと水道側へ引っ張られることもあるが,緩むときもあり,雰囲気は良い。
小さい牡蠣が残っているので,粗めに砕いてしっかり撒き,手返しも増やして魚が寄るのを待つ。
すると,着底前に刺餌を取られた。やっと来たかと,次投で良型チヌ(44cm)をゲット。
そのあと,31cmのチヌ。食べごろサイズのコブもきた。K氏も32cmのチヌを釣っている。

そして月刊釣り情報の○本さんが来られて,今日の取材の結果を聞くと,

大三島で良型のアイナメが上がっていたとのこと。
アイナメいいなー。昨年は北波止でいいの釣ったなー。などと思っていた。
で,今日の釣果を掲載してもらうことになったので,もうちょっと釣れるまで待ってもらうことに・・・。

(雨が降ってきたのに○本さんゴメンなさい)
『ここで最後なので,いい絵が取れるまで待ちますよー』と,超プレッシャーを感じながら3人は更に集中して釣った。

14時くらいだったか,先端から正面へ10m程投入を繰り返していると,なんと嬉しいことにアイナメ連発。
26cm,30cmと立て続けにきたあと,今度はかなりの手ごたえ。

今日は「弱気の」スピニング(レバーなし)だから,グリグリ巻く。
しかし,かなりの抵抗をみせ,ハンドル逆転で少し糸を出した。
てっきり中型コブ?と思っていたが,太いアイナメ浮上(36cm)。
いやーもーびっくりで最高!で,このアイナメの口を見てまたビックリ。

なんと半消化のネズミゴチ(10cm)を頬張っている。
なんじゃこいつ!そして帰ってお腹をさばくと,5〜7cmくらいのハゼが3尾,イカの足が3本出てきた。

「こやつ,そうとうな大食漢じゃ」

夢のようなひと時を過ごしていると,本日4回巨コブにやられているK氏がついにやった。
『きたっ!』の声とともに,強烈な引きに耐えているK氏の姿が・・・。
今度は獲ってもらいたいと,サポート体制も万全。
波返しの上の邪魔な道具を下ろし,魚の走る方向をラインの角度の見て指示をする。
外野のふたりは『先回りしろ』とか『波止から離せ(手を伸ばせ)』とか『よし,巻けるだけ巻け』とか大声で叫んでいる。
『そんなこと言ったって・・・うっ うっわー』と,K氏は思っていたに違いない。
そしてついに姿が見えたが,潮位が低いため,波止際に繁っている海草の中へ・・・。
少し焦ったがなんとかタモ入れ成功。
これをバラシたら,眠れない日が続いたかもしれないコブ(65センチ)。本当におめでとう。自分のことのように嬉しい。

と,記者の方が見ている前で釣ったことに,MとKは大満足。
今度からプレッシャーに弱いとは言わせないMK砲だー。(青○さんいつでも見に来てください)

半田氏はというと,納竿間際に先端で大物を掛けたが,ハリス切れ。
その後,リリースサイズのコブを下顎アッパーカット?で仕留めたのみで終了。
『納得いかん!』と思っているに違いない。
でも,またみんなで一緒に行きましょうね。

 

 


写真を撮ってもらって,掲載されるかどうか楽しみなM島3人衆でした。

カブセ最高!

ps まるささん この情報はどこから聞かれたのですか?
   びっくりしました。
   あと,一部魚の寸法が釣り情報と違っているかもしれませんが,こちらは「まるみ」を考慮しない実寸です(笑)

<コメントbyまるさ>

この情報は私にはいち早く届いていました。○A○さんから。

いつもすいませんね,S○○さん。熱くなっている姿が目に浮かびます。(笑)


 

D 俊一さんからのお便り (2004/4/6着) 

 

4月5日 弓削町豊島に行って来ました。

豊島は以前何度か来たり、一度釣りがしたかった場所のひとつでした。

浮桟橋の沖に一文字波止と浮波止が並んである好ポイントな釣り場です。
今日はこのところ一緒に釣りをしている「パテシエ栗原」と柳津港を5:30に

出発し、6:00頃からスタートしました。
今日の本命は30cmオーバーのアイナメと40cmオーバーのチヌ。

初めての釣り場なのでどきどきしながら一投目を投入。

一発目からコブダイの猛攻撃に合い、9:00頃まで当りはコブダイのみでした。

ここまでに中型のコブダイを何匹か釣り上げました。

満潮前にパテシエ栗原が良い型のアイナメをゲット。計測してみると35cm

30cmを越すアイナメを釣るのは栗原も初めてだったので、かなり興奮してました。
そして更に興奮したのが、20cm前後のアイナメを釣り上げ、スカリを上げて

いる時どこからともなくトンビが飛んで来て、まだ針をはずす前のアイナメを

くわえ、飛んで行ったのです。タックルごと引きずりながら...。

それに気が付いた栗原もあわてて堤防を走りぬけるが間に合わず。

トンビは魚を放して飛び去りましたが、釣竿とタックルは海の中...。

トンビを見ながら「ガンダルフゥ〜!」と何故か叫んでました(^_^;)

そのころ僕にも怪しい当り...。合わして上げてみると、良い型のウマズラ

結局僕は最後までウマズラとコブダイの攻撃に合い続け、15:00幕を閉じました。
成果は60cmまでのコブダイ6〜7匹31cmまでのウマズラをなっなんと、

一人で10匹釣り上げたのでした!!もしかして免許皆伝?


パテシエ栗原はというと、アイナメ35cm1匹コブダイ48cmと54cmの2匹。
今日はチヌとアイナメが本命だったのにチヌらしい当たりもなく、アイナメの

当たりも少なかったですが、ウマズラがこんなに釣れるのは初めてだったので、

成果としては◎でしょう。
巨アイナメ、巨チヌを狙って、今月もう一度この釣り場には来てみようと思います。


 

C たか坊さんからのお便り (2004/4/5着) 

 

4月2日(金)
前日佐木島のおばあちゃんの葬式だったので、そのまま佐木島に泊まり

バチ当りにも翌日早朝から釣りに行きました。
葬式には彼女も一緒に来ていたため、釣りも一緒に連れて行きました。

朝6時から鷺港波止で釣り開始。
タックルはブラックチヌ1.8m、両軸リールに道糸2.5号、ハリス2号、チヌバリ3号
まずは内側にて開始。
すぐに20センチちょいのアイナメが釣れた。
それから少しして今度は28センチのアイナメが釣れた。
その後アタリが無くなったので外側に移動するも、20センチほどのアイナメが1匹
釣れたのみ。
再び内側に戻ると、今度は30センチのアイナメが釣れた。

そこそこアイナメが釣れて私はご機嫌なのだが、彼女の方はただ見ているだけで暇そう。
試しに「やってみるか?」と聞いたところ、「うん」との返事。
早速1.5mのいかだ竿を出して、ベストポイントに彼女を座らせて竿を持たせる。
すると・・・
しばらくして、彼女の竿になにやら魚がかかった模様。しかも結構な引きで、なかなか

リールが巻けないみたい。
私はたぶんコブダイだろうと思い「とにかく巻け!とにかく巻け!」とおらぶだけ。
悪戦苦闘しながらもようやく浮いてきた魚をみてビックリ!結構な型のチヌじゃありませんか!
なんとか浮かせることが出来、無事にタモ入れ完了。
検寸すると、なんと44センチ!お見事!
この後も何度か彼女にアタリがあったが、ほとんどハリス切れで、赤ちゃんコブダイを1匹上げただけ。
私の方はその後、34センチのコブダイと20センチ級のコブダイ2匹を追加したのみ。
良型チヌを釣って彼女はとても嬉しそうだったのでなによりです。

11時過ぎに納竿し、釣れたての魚を持っておばあちゃん家に戻り、家族と親戚に刺身を振舞いました。
さすがに大盛況でした。

午後2時頃から再び釣りに出掛けましたが、やはりこの波止は午後はさっぱりで、

リリースサイズのカサゴが1匹釣れただけでした。

 


4月3日(土)
前日のカキが残っているので、午前中のみ須波へ釣行。
朝6時から、まるささんがいつも釣っておられる辺りで開始。
タックルは、ブラックチヌ1.8m、両軸リールに道糸2.5号、ハリス1.5号、
細地チヌ2号。

釣り始めは大潮ということもあり流れが結構速く、なんとか釣りにはなるもののアタリなし。
しばらくして流れが緩むと、コツンと1発でエサを取っていくアタリ。しかし空振り。
数投後にまた同じようなアタリ。今度はドンピシャでフッキング。
まあまあの手応えで、手前の岸壁に何度も突っ込もうとする。
強引に巻き上げて浮かせてみると、良型のアイナメ
慎重にタモ入れして取り込み完了。
検寸すると33センチ。須波にもまだこのサイズのアイナメが居たんですね。
その後少しして19センチのカサゴを追加。
しかし、その後釣りにならないほど流れが速くなる。
しばらくコーヒーを飲んだり、常連さんと話しをしたり、波止の付け根付近で竿を

出したりして適当に時間を潰す。
流れが緩んで釣りを再開するも、その後はアタリ無し。
いかにも釣れそうな雰囲気になったんですけど、エサ取りのアタリさえありませんでした。
11時過ぎに納竿。
ここ須波で最近は、かぶせでぼちぼち魚が釣れてるみたいです。
しかし、今年はハゲが上がっていないみたいですね。



 

B ヤギマスクさんからのお便り (2004/4/5着) 

 

今日は午前中 仕事でしたが、昼から 
倉橋島の尾曽郷に行って参りました。(^O^) 
前回 行った波止場ではなく1つ前の少し短い尾曽郷の小波止で竿をだしました。 

今日のタックルは 
ロッド   黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m 
リール  両軸リール ダイワ ダイナスター300DX 
ヒラマサ10号 道糸8号  ハリス カーボン7号のコブダイ用 
太仕掛けでのぞみました。 

15:00到着 2時間アタリがなく ひたすら牡蠣を撒きます。 
17:00頃コブのアタリあり「コーン」「ググググッッ」波止内側に凄い勢いで 
走り出しました 太仕掛けなので力ずくであげてやろうと思いドラグはきつく締めて 
いました しかし10秒後に「ブツッ」 8号の道糸ごと切られました。 
恐るべしコブダイ(▼▼メ) 
自分のすぐ斜め後ろで釣ってた人が驚いて「今のは何ですか」とか 
いろいろ聞いてこられました。(*_*) 

それからアタリ全くなし 釣人は私一人になり 
時間は18:20分 薄明るいだけでほとんど日は沈んでいました 
外灯の明かりもつき ラスト牡蠣2個 
嫁さんに言う 釣れなかったいいわけ を考えていました(^◇^;) 

しかしその反面かすかにコブが最後来てくれるのではないかと期待もしながら 
牡蠣を投入、強い風が吹いてきて道糸が太いせいか 
穂先が微妙に動き アタリ がわかりにくい 
しかし竿先が「コンコン」と2回動いた気がした 
風だろうかと思っているとまた動いた「コンコン」 
すかさず アワセを入れると のった 凄い勢いで底へ 
突っ込んでいく 今度はドラグをゆるめていたので 
ラインを4.5回魚に送りました しかし根がかりが心配 
なのですぐに巻き取り1分ぐらいのやり取りの後 
魚が口を大きくあけて浮いてきました40ぐらいのコブダイと思ったら違いました
「ありゃカサゴじゃ」急いで新しく買った直径50センチのタモ網ですくい 
波止場にあげて見たら またまた違いました「あやや こりゃー アイナメ じゃー」└(=^O^=)┐ 
計ると35.5センチ 大きいアイナメを釣ったことのない私は 口をあけたアイナメ が カサゴ 
に見えたのでした。 

まさにビール瓶のように まるまる太っていました。 
帰って重さを計ると800グラム、 
全部刺身にして食べました 歯ごたえもあり 脂ものって 
非常に美味しかったです。┌(=^c^=)┘ 

ところで肝がわりと大きかったのですがあれは食べれるのでしょうか(?_?) 
わからなかったので今回は食べませんでした。 

 

<コメントbyまるさ>

アイナメのキモは私は食べたことないですが,こないだ

海仙楽でいただいた胃袋?腸?はコリコリして美味かったです。

大きいのが釣れたら今度のオフ会で作ってみます。


 

A やもさん(香川県坂出市)からのお便り (2004/4/4着) 

 

かぶせ釣り初挑戦でコブダイ釣れました!

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釣行日時:2004年4月4日 10時半〜14時
釣行場所:香川県三豊郡仁尾町 仁尾マリーナ裏の波止
潮汐:大潮 満潮:10:42 22:43 干潮:04:20 16:56
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2004年4月4日。なぜ、私がかぶせ釣りでコブダイを狙ったのか?
それは、昨年の5月の連休明けに遡ります。


(以下回想シーン)

時は2003年5月。その日は朝からいい天気で、「そうか、昼間はもうすっかり

夏なんだなあ」と、波止の先端よりでのんびり竿を出しました。
狙いは釣り雑誌の釣果欄で見た、ベラ、ハギ、チヌなどの五目釣りです。
当時の私は1シーズンに1、2回程度釣行する万年ビギナーでしたので、

「五目で狙えるんだったら自分にも何か釣れるかな?」ぐらいの期待で、

胴付き仕掛 け+青虫の小物狙いの仕掛けで挑みました。
しかし、その日も釣れるのはハオコゼとフグばかりで、「ああやっぱり

いつものパターンか」と思いつつ、左手前に置き竿にしていた竿を見ると
「???、竿が無いぞ..」
すると、波止先端に居たご老人が、僕の竿が海に落ちたとのことで、

自分の仕掛けで引っ掛けて、拾って下さっていました。

当時の私はコブダイなど知りませんでしたので、「巨チヌか?はたまた

マダイか?」などと胸を踊らせたのを憶えています。
置き竿から手持ちに切り替え、「もう一度来い」と祈りながら待つこと数十分、

それは一瞬の出来事でした。
突然竿先が真下へ引きずり込まれ、次の瞬間左へ走り、1、2秒でラインブレイク!!
私は驚愕しました!なんだ今のは!?本当に魚なのか!?なんちゅう力じゃ!?

化けもんじゃ!?(今思えば当たり前です。ハリス1.5号ぐらいでしたので..)

その日はそれでおしまいでしたが、帰りに波止の真ん中あたりで見たことも無い

魚を釣っている人をみました。40cmほどの大きさ。赤褐色ですごい額のコブ。
「それ、なんていう魚ですか?」「これはコブダイや」
私は確信しました。こいつがあの正体に違いないと!!
「そうか、コブダイか。よし、絶対にあれを釣ってやる!!!!!」

早速翌週、同じ仕掛けで(←全然解ってない ^_^;)挑戦し、2度のラインブレイクの

後、なんとか30cm弱のコブダイを釣り上げました。しかしその日は干潮時に下を

覗き込むと、どう見ても巨大なコブダイがゆらゆら泳ぐのを5回程確認できましたので、

「うーん、もっと化け物が居るのんなあ」と納得いかぬまま、コブダイとの勝負も一時

おあずけとしました。

(回想シーン終)


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時は2004年4月。去年の借りを返すぜ!!と、コブダイ捕獲作戦を練ることに。

Googleで「コブダイ」「仕掛け」で検索をかけてと........
おおこれは分り易いなあ、そうか、カキを使うのか、ふむふむ...
まるささんのホームページとの出会い、そしてかぶせ釣りとの出会いでした!
私はかぶせ釣り師を見たことがありませんので、香川では広島に比べて極端に

マイナーなのかもしれません。頼みの綱はこのホームページだけですので、隅々 
目を通しました。そういえば、と2003年7月号のレジャーフィッシングを取り出すと、

なんとまるささんの釣行レポートがあるではありませんか!こちらも合わせてチェックです。

4月3日、金づちと釘抜きとバケツを買って、夕方の干潮時にカキ拾いに出かけます。

香川では誰も野生のカキなど食べませんので、10分たらずでバケツ いっぱい集まりました。
次に仕掛けです。

道糸はナイロン12号、ハリスはフロロ7号、針は伊勢尼13号、太鼓リール、落とし玉網、

ビニールバケツを買いました。竿は先のかなりの部分が折れたシーバスロッドです。

これならこれ以上折れないだろうし、折れても惜しくないし、と思ってのチョイスです。

4月4日、いよいよ出発です。自宅から車で50分ほどで、目的の波止に。
午前10時半。あいにくの雨模様ですが、おかげで波止は先客の1名のみ。
さあ、かぶせ釣り初挑戦です。
カキを割ります。おお、結構汁が飛び散るな。これは天気が良くても雨具がいるなあ。

さっそくカキの腸に針をさしてと...
ん?難しいぞ。カキってこんなに柔らかいのか...でも貝柱厳禁だったから...
試行錯誤を繰り返して、あることに気が付きました。
「刺し餌だけど、ハリスをつまんだら外れるのは当たり前!貝殻を握って投げるんだな!」
殻を持って仕掛けを投入し、砕いたカキを撒いて、アタリを待ちます。

潮がやや速く、右へ右へと流れます。

開始から30分ほどでしょうか。
根掛りが外れた時に近いカクンという感触が、手もとに伝わりました。
次の瞬間、竿が目一杯絞り込まれました!!
「来たっ!!やつだ!絶対逃がさん!!」
無我夢中で竿をあおりました。
しかし、10秒ほどでテンションが抜けて、仕掛けを揚げるとハリス切れです。

「7号のフロロがこんなにわずかな時間で切れるとは......」
一年ぶりの無茶苦茶なパワーと、7号ラインのブレイクを目の当たりにして、

武者震いがしてくると同時に笑いが込み上ました。

興奮状態で12号の道糸に針を直結にして再挑戦です。

やはり待つこと30分ほど。

雨も上がり、潮の流れも止まったころでした。
ゴツゴツした前アタリの後、再び竿が絞り込まれました。

12号なら切れないだろうと、先ほどより幾分余裕を持って綱引き開始!

安物の太鼓リールでドラグ無しフルロックですが、ギリギリギギギギーと

苦しそうな音がしています!
が、またもやテンションが抜けました!

仕掛けを揚げると、針の結び目がほどけていました。

完全に自分のミスです。落ち着きが足りなかった...

入念に針を結び直し、強度を確かめてから再投入です。
15分程後に三度目のアタリ!

今回も強烈なパワーですが、泳がせないよう踏んばって、力尽きるのを待ちます。

3度、4度の突進をこらえた後、時間にして2〜3分でしょうか、

ようやく大人しくなったので、巻き上げ開始!
かぶせ釣りって、コブダイを釣るための最高の釣法だなあ、と実感しつつ、

ついに水面に姿が見えました。

デカイ。やっぱりデカイよコブダイは!こんなデカ イ魚がこんな足下にいるなんて...
震える手で玉網を落として、なんとか寄せようとしますが上手く入りません。

網の直径は50cmですが、吊り紐のが邪魔でなかなか入りません。

見兼ねた他の釣り師の方が手伝って下さって、なんとかタモイン。
釣り師の方にお礼を言いつつも、あまりの喜びで自分で何を言っているのか

よく分からない状態です。ドキドキがしつつ、深呼吸。

玉網から出すと、ずっしり重い。間違いなく自己新記録です。

(それまではシーバスの56cmが自己最高。)
その後ももう一度フッキングしましたが、根ずれでしょうか、12号のナイロンラインが

あっさり切れました。

14時頃、日の光が射してきたため納竿としました。

帰り道、増えていた釣り人の方に笑顔で話しかけられました。

やはりこの出鱈目なボリュームは、理屈抜きのエンターテイメントです。
帰りに行き着けの釣具屋で記念撮影して検寸。
63cm、4.8kg。被せ釣りならではの釣果と言えるでしょう。
ついでにケプラー糸と「波止・岸壁をせめる カキのかぶせ釣り」を買いました。

ケプラーを買ったのは、掛けた魚の針を外せなかったことに悔いが残ったからです。
それと、次回はコブダイの居ないところで、普通の魚も狙ってみたいですね。

最後に、コブダイとの出会い、そしてかぶせ釣りとの出会いで、サンデーフィッシングの

常識が覆されました。ホームページ上で丁寧に解説いただいたまるささんに、

あらためてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

<コメントbyまるさ>

香川県からの初レポートです。やもさん,ありがとうございました。

かぶせ釣りの本まで買っていただいて,感謝です。

これから香川県でかぶせ釣りをどんどん広めてください。

そして,かぶせ釣りの本がもっと売れるといいな〜。(笑)


 

@ エスパーさんからのお便り (2004/4/4着) 

 

大・暴・走 〜雨でも晴れる心〜

先週は大人しく竿を握らずにパパに徹した
だから明日は是非とも釣りへ!行きたいのだが家庭の諸事情がありちょっと気が引ける
でも行くのだ
夕方、江波に沈めておいたカキを取りに行く
引き上げてみるとなんかヤバイ感じがする
ほのかに臭う腐敗の香り
『こっ、これはいかん・・・』
前に行った垂水で使ったカキも臭ってて、そのせいかどうか分からないが当たりがほとんどなかった
それを思うとこんなカキで釣りをしたくない
念の為に持っては行くが新たなカキが採れなかった以外、使うことはないだろう
夜にタカさんに電話して安芸津のカキ状況を聞いてみた
まだ採れるという事で安芸津経由で釣りの予定にする
『朝は雨ですよ』と言われたが、ちょっとやそっとの雨じゃ強行するのだ
今回はいつもと違って前夜の興奮はなく、逆に気持ちが落ち着いている
内心、明日は釣れるという確信があったのだ どことなく
行き先は未だボウズ知らずの広小坪の波止
昼には帰らないといけないから、近場でここを選んだ
4月4日、3時に起きると外は雨
雨、雨、雨
やはり出鼻を挫かれると気が滅入ってくる
ちょっとだけ悩んだけど今日行っておかないと頭がおかしくなりそうだから強行
嫁が雨降れと呪いをかけたらしい
ワシを呪って何するんかいな
しかし予定通りに行く気はせず毎度お馴染みの宇品でカキを採ることにした
強風で横雨が降る中、ヘッドランプをつけて片手に傘、片手にバケツとこれぞ正統派ビョーキスタイル
普通の人ならここまでやらんじゃろうと思いながらバケツを一杯にしていった

途中、鈎を買いにシーラカンスへ寄る
入り口にある『いつかはコレ欲しい』と思う『スカリ60cm3段
しばらく眺めて当分いらんじゃろうとスルー
ちょっと時間があるから店内を物色し暇つぶしをした
レジで店員さんに『いかだ竿売れてますか?』と聞くと
『いいえ、特には』の回答
品揃えはニッシンが目に付いたからちょっと気になっただけ
雨が降り続くR31、小坪へと車を走らせた
途中で食料を買い現地着が5時40分
こんな近場で3時起きとはちょっときつい気もするが、カキがヤバかったのは仕方ない
朝ごはんを食べてしばし睡眠を取る
静寂の中、時折、突風吹き荒れる音がする
雨は横殴り
『強行は正しかったのじゃろうか・・・』
日が出れば天気も変わるはずと祈って仮眠状態へ
何度か目を覚ますうちに次第に明るくなる波止
釣り人はゼロ
予想通り
時合いを考えるとまだゆっくりできるが11時までの釣りとなれば早く竿を出したい
そんな想いで6時半、準備に取り掛かった
雨は小降りになり風は収まったが天気が悪いことには変わりない
春の匂いが『初コブは雨だったなぁ』と思い出させる
適当に釣り座を構えて釣り開始
タックルは1.5mにチヌジャッカー、ハリスは1.5号
最近のお気に入り
しかしコブが出てくれば変更の予定はある
マキエをしてサシエ投入
しばらくして当たりがあったが乗らない
続けて当たったがこれもスカ
『・・・あいつじゃ』
3投目、また当たるが2テンポ遅らせて合わせた
鈎に何か掛かった
もうカキ殻じゃないと分かるし何かも分かる
結構いい型のフグだが論外
前に来た時も最初はフグだった
エサ取りの出てくる時期になったな〜
その後しばらくは当たりがなかったが7時半前後からちょこちょこ突付きだした
20cm前後のコブを釣る
やけにパワーがあってもうちょっと大きいかと思った
次はさっきより大きい感じがするが引き合いになり見事ハリス切れ
マキエをして鈎を結ぶ
サシエを落とす度に当たりがある状態
小さなカキをゆーっくり落としていくと下の方でひったくる当たり
秒殺のチモト切れ
次はデカかった
何もできずプチッ
このままやるかやらないか、迷わずやらない
車に戻り竿を長くしてPEラインにハリス3〜4号
サシエを落とすとすぐに当たり
鈎に乗ったがPEが穂先に絡まりのべ竿状態に陥る
こちらはお手上げだが魚は活発に動いている
でもそんなことはどうでもええ
『自作の穂先・・・でよかった〜』と胸を撫で下ろした
魚はというとラインを手繰ればなんとかなった気もするが放っておいたら最後は鈎ハズレ
コブじゃなかったからチヌかアイナメか
短くなった穂先で続投
サシエを落とすとまた当たり
しかしこいつもデカイ
なす術なくプチッ
このままやるかやらないか・・・迷わずやらない
車に戻り竿を長くして仕留めの準備
船竿3mにPE、ハリスは3〜4号、鈎6号
竿を変えただけ
頭の中は『VS巨コブ』モード
他に何も見えてない
大きいカキをつけて投入
こいつで引き抜いてやるんじゃ
カキの重みがあり底まですぐ
着底すぐの妙な感じがある
穂先径は2.5mmくらいあるから小さな当たりは見えないが手に伝わる微妙な感触
一応合わせてみるとうまく乗ってくれた
グングンと引き込むトルク
『おーっしゃ!』
コブじゃ〜コブじゃ〜
タックルにモノを言わせつつも慎重やや強引気味にやり取りをする
前にテレビでみたGTのタックルを思い出しちょっと似せてみたり
途中で息絶えたのかスーッと浮いてきた
『ふっふっふっ、観念したか』とラストスパート
足元に見えるはずの赤い魚体はなく、銀色の魚体
『え?GT・・・??じゃないけどハゲか???』
水面まで浮かして驚愕
『・・・チヌじゃが』
このタックルはコブ用なのに、コブ狙ってチヌが釣れた
目がマジになり落としダモで慎重にすくう
すくいたいが竿が長くてうまいこといかない
オーバータックルでハリス切れの心配がなかったのが幸い
ちょっともたついたが無事タモ入れ完了
喜びと検寸は後にしてとりあえずスカリへ
時合いは今しかない
次も少ししてきた
長竿だと魚のサイズが分からず妙に大きく感じる
大物かなと思いきや20cm前後のコブ
間で潜水艦をバラして同サイズのコブを追加
当たりはかなり減ってきた
底をかき回してしまったようだ
時間は満潮前
こんな重たいタックルをずっと持っていると疲れるから置き竿にして1.5mを復活させる
サシエを落として底を取り待っていた
当たりか?藻か??
ワンテンポ以上遅れて合わせてみると、うまく掛かってくれた
バイブレーションな引きをする
結構なサイズであると確信し、慎重に浮かせていく
海面下にウミケムシのようなものが見える
『なんじゃありゃ?』とよく見たら薄い縞模様で尾びれが大きくストレートカット
『おわっ、アイナメ!』
これは自己記録モンだと見ても分かるくらい大きい
水面まで浮かせて尻から空気を吸わせて大人しくする
しかし大人しくならない
尻を水面から出すが頭は水中
潜りだす・・・
タモっタモっ
何とかすくい上げて一安心
見事に尾びれ手前にスレ掛かりしている
複雑な気分
これも検寸はあとでスカリへ
久しぶり・・・というか初めてスカリに魚が一杯入った
うれしくてたまらない
その後は潮止まりで当たりがなくなった
コブ用の置き竿と1.5mイカダ竿で次の当たりをずっと待ってみた
引きに入るとやや魚の気配が出てきた
置き竿のコブ竿に当たりがあり竿をあおる
『よお〜っしゃ♪』
浮いてくるサイズだが元気がよくちょっとてこずった
小さいけどコブ、でも今日一番
検寸はあとでこいつもスカリへ
1.5mに当たりはなく少し移動してみると当たりあり
乗るには乗ったが相手が悪い
ハリス切れ
ここは中途半端なサイズがおらんのかな?
元に戻りしばらくすると置き竿がシシ脅しならぬコブ脅しのようにお辞儀をしはじめた
慌てて竿を取り持ち堪えるが、ここのコブはホンマ・・・
ブチッ
手に負えん
またコブ魂に火がついて1.5mを置き竿にして手持ちは3m
次に掛かったのが本日のNO1
ビクともせずドラグが逆転しラインが出て行くだけ
秒殺どころの話じゃない
『ドンッ!』
『・・・ジャーーーーーーーーッ』
『ブツッ』
『ガクッ・・・』
『ほわっほわっほわっ、ほわわわ〜ん・・・』
そのままPEに鈎直結で置いていたが当たりはなかった
しかし次の作戦が閃いているから次回が楽しみである
10時半頃に最後の当たりがあり犯人はアイナメ
これを最後に当たりはなくなった
片づけをしているとお孫さんを連れた夫婦が来られたので

小さい方のアイナメと要望がありコブの25cmを1匹ずつ献上
私の持ち帰りはチヌ・アイナメ・コブ
検寸はその夫婦と一緒にやった
『書くものありませんか?』
毎回2.3匹だから覚えれたが今回は覚えきれない
仕方なく携帯の発信履歴として残すことになる
釣りが終わる頃には晴れ間ものぞきいい天気になってきた
天気は雨だったが私の心はずっと晴れていた釣りでした
次はスカリ60cm3段買おうかな・・・
今日はキャラに似合わず大暴走してしまいました

本日の釣果
チヌ 38.5cm 1匹
アイナメ 22cm・38cm 2匹
コブダイ 24cm〜38cm 4匹
フグ 未検寸 1匹

※小さいほうから2匹のコブはリリース