● 最終更新日 2010/01/03

<釣行レポート(2004年5月-抜粋@)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2004/5/9 J 玉野市・M造船所(釣りギネス大会) 倉敷のヤマさん
2004/5/8 I 因島・家老渡波止 倉敷のマサさん
2004/5/1〜9 H 因島・家老渡波止/消防署前の波止 岡山のアサさん
2004/5/8 G 因島・家老渡波止 M島のMさん
2004/5/5 F 因島・消防署前の波止(南) M島のKさん
2004/5/3 E 糸崎神社付近 あ〜ぶさん
2004/5/4 D 横島・坊地新波止 コウマさん
2004/5/4 C 呉市阿賀・埋立地の波止ほか エスパーさん
2004/5/1〜2 B 横島・横田港一文字波止 YS君
2004/5/2 A 倉橋島・須川港波止ほか エスパーさん
2004/5/1 @ 下津井・大室港旧波止 倉敷のタクさん

 


 

J 倉敷のヤマさんからのお便り (2004/5/10着) 

 

5月9日はM造船所の釣り解放日。

普段は雨が降ると行きませんが、今年に入ってまともにかぶせ釣りに行けて

なかったのと年に2回のことなので、カッパ持参で行ってきました。
今回も前回・前々回と同じく門を入って一番近くの岸壁。前々回入れ食い

だった場所は今回も大型船が停泊中なので、取り敢えず先端に入りました。

今回のタックル
  筏竿  1.8m
  道糸  3号
  ハリス 2.5号

7:30に久々のかぶせの第1投。

ほぼ真下に着底し、少し間を置いたところでコブのアタリ。

浮かせられる!と思ったところで足下に潜られて根ずれ。
仕掛けを作り直して第2投。着底直後にコツンとしただけで餌を取られる。

「今日は活性が高そうだな」と思ったのも束の間で、その後パッタリと

アタリがなくなりました。
正面から風と雨が吹きつけるので「そういえば、まるささんの釣り日記に

雨ニモマケズ・・・というのもあったよな〜」と思いながら続けていましたが、

余りにアタリがないので根負け。


それから2時間程、ちょこまかと移動してみてもアタリがない。

仕方がないので去年の入れ食いのポイント(船が入っているので岸壁

との1m程の隙間)へ移動。竿も1.5mにチェンジしましたが、それでも

船につっかえるので斜めに向いてカキを投入。カキが船の下にゆっくりと

流されていく感じで、結構いいかもと思っているとゴツゴツとしたアタリが

あり、合わせを入れると直ぐにゴンゴンとしたチヌの引き。

「やった、チヌ。チヌ。」と思って巻き上げていると何度も強い突っ込み。

船と岸壁の間が狭いのでドキドキしましたが、何とか水面まで浮かせられました。


タモ入れして早速検寸すると、47cm。自己記録には及びませんでしたが、

岡山県内で釣った中では記録更新です。しかし、1.5mの竿でこのサイズが

くると堪りませんね。短竿にはまりそうです。その後もしばらく粘ってみましたが、

20cmのショウサイフグを1匹追加しただけで、11時に納竿としまし た。

余談ですが、造船所の釣り解放日は「釣りギネス大会」にもなっており、帰りの

検寸で教えてもらって驚き。今までの記録が46cmでわずか1cmですが記録

更新とのことでした。

(私の後の検寸で抜かれなければ後日賞品をもらえそう。ラッキー!)


 

I 倉敷のマサさんからのお便り (2004/5/10着) 

 

倉敷のマサです。

どうも最近、釣れるのがコブダイばっかりで、たまにはチヌも釣りたいと・・・。
出かけたのは、因島家老渡

誰も入っていないと踏んでいたのですが、何と、かぶせ釣り師が二人。
波止に行ってみると、M島のMさんと、Kさん

挨拶をし、しばらく、どうしようかと考えました。
入れてくださるとのこと。
ご厚意に甘えて、Mさんの隣に入らせていただくことになりました。

目の前の日立造船岸壁には、どでかい台船。
これなんですわ、考え込んでしまったの。
前回も、小さい台船が入っていて、地元の人が、「今日は流れん」と、

おっしゃっていました。

「まずいなあ・・・・・内側の潮が流れん可能性がある。」
「今日は、相当性根を入れて釣らんと・・・」
腹をくくって、準備をします。

干潮前後の外側の潮は緩く、刺し餌がそれなりのポイントに入り、

30センチ、37センチのチヌを釣りました。
さて、満ちに入ってからでした。
予想が、ドンピシャ、当たってしまいます。

次第に強くなる外側の潮に比べて、内側の潮、いよいよ流れません。
こうなると、外側の潮が内側に入って来て、刺し餌が、内側のいつも

同じ所に落ち着きます。

ここでも、いつかは当たるだろうと思っていたのですが、

いつまでたっても当たりません。
Mさん、Kさん、当たり連発です。
Mさんとも話していたのですが、どうも、「壁」の様なところで、

止まっていたのではないかと思います。

外側の潮が緩んできた頃、刺し餌が真っ直ぐ前に着底し、

やっと当たりが出始めます。
40センチのチヌを上げます。

その後、コブダイの当たり・・・・・チモト切れ。
こまいコブダイ3匹
相当にでかいと思われるチヌ、底バラし2回。

38センチのチヌ。
ホゴ2匹。


・・・・・転流します。
速い潮が流れ、釣りになりません。
しかし、刺し餌を投入し続けます。

相当時間が経ってから、やっと潮が緩み、久しぶりに刺し餌が前に着底します。
当たり。
44センチのチヌでした。

カキも底をつき、それなりに納得もできたので、片づけを始めます。
結果的に釣果は出ましたが、自分にとっては非常に厳しい釣りでした。
今日ほど、考えに考え抜いた釣りをしたのは、おそらく初めてのことでしょう。

こんなに勉強になった釣りは、久しぶりです!!
Mさん、Kさん、入れていただき、本当に有り難うございました!!

最近、『流れ』に興味を持ち始め、かぶせ釣りが、更に一段と面白くなってきました。

チヌ2匹、ホゴ1匹を、実家用にキープし、後はリリースしました。
いやあ、今日は、よう釣ったなあ。
こんなに長い時間釣ったの、久しぶりですわ。
Mさん、Kさん、帰りに、ご丁寧に挨拶を頂き、有り難うございました。

倉敷のマサでした。

 


 

H 岡山のアサさんからのお便り (2004/5/10着) 

 

*** 今年のゴールデンウィークも楽しかったな〜 ***

釣行日 2004年5月1日
午前の部
場所  因島・宇和部・消防署前の波止(南側)
釣果  チヌ2匹(42, 33cm)/先端内側
      アイナメ1匹(32cm)/まるささんがいつも釣っているポイント(南向き護岸ポイント)
      ウマズラハゲ1匹(30cm)/先端
所感  M島のMさんの情報で、釣行。
           もっと当たりがあると期待しましたが、この日は当たり5回。
      当たりは全て上げ潮。
      期待した下げ潮では当たり無し。
      おかしいな〜?
      実家で昼食後、場所を移動しました。
      イワシの群れが入っていました。
      多少地元の方とのオマツリはあるかも。
      地元の方と仲良く釣りを楽しみましょう。

 


午後の部
場所  因島・家老渡の波止
釣果  チヌ1匹(47cm)/今年の記録更新
      コブ3匹(46.5, 42cm, リリースサイズ)
備考  川のように流れが速く、根が非常に荒いです。
      岩黒島のようです。
      流れが速いと勉強になるな〜。

 


釣行日 2004年5月3日
午前の部

場所  因島・家老渡の波止
釣果   チヌ4匹(38, 36.5, 35, 33cm)
      ウマズラハゲ1匹(29cm)
          ササノハベラ1匹
備考 先日下げ潮を釣ったので、今回は初めて上げ潮で釣りました。
    上げ潮は釣りやすいです。
    コブの当たりがない時間帯に、チヌの当たりが出ました。
    巨コブは相当いるようです。
        月間釣り情報の取材を受けました。
    また、写真選考で掲載されないような予感がします(笑)。
    5月1日に来てくれたら良かったんですがね〜。

 


午後の部
場所  因島・宇和部・消防署前の波止(南側先端&北側)
釣果  ボウズ
その他 M島のKさんに、色々お教え頂きました。
       参考にします。
       ありがとうございました。

釣行日 2004年5月9日
早朝の部
場所  因島・家老渡の波止
釣果  ボウズ
備考  前日実家に用があり、帰省していたこともあり、雨の中釣行。
      風が強く、波も高い。
      で、チヌの当たりはさっぱり無し。
      コブの当たりは5〜6回。全てバラシ。トホホ。
      地元の方に“ここは風が強いから、移動した方が良いのでは”との

           助言を頂き、消防署前へ移動。
      後でマサさん、M島のM&Kさんの前日の釣果を知って愕然としました。
      まだまだ実力不足です。

正午の部
場所  因島・宇和部・消防署前の波止(南側先端)
釣果  コブ1匹(58cm)
      キス1匹(20 cm)
      ササノハベラ1匹
     ホゴ1匹

その他 正午頃釣れました。満潮頃納竿。
       チヌの当たりなし。
       ここだとコブも上がるのですが。
       まだまだ実力不足です。

 


明日から普通の生活に戻ります。
今年のゴールデンウィークも楽しかったな〜。


 

G M島のMさんからのお便り (2004/5/9着) 

 

5/8(土)因島家老渡波止先端で丸一日カブセちゃいましたM島のMです。
GWは家族旅行で全く釣りにいけず,パワーを蓄積しておりました。なのでヤル気十分。
5時前に現地到着。そしてすぐにマサさん登場。
マサさん『何時に来たん?早いなー』
M&Kは釣行前日は(嬉しくて)ろくに眠れない病気?にかかっているので,

毎回何処へ行くのもこの時間。
でマサさん,暫し考えておられます。
マサさん『ここでやってもえーかな?』
M&K『もちろんです。自分達が避けますんで是非是非!

マサさん・アサさんの実績から一度やってみたいと思ってたんで・・』
こんな感じで始まった今回ですが,自分たちはこの場所の潮の流れ,アタリの

出るポイント等が全く分からず,マサさんにすべて教えていただきました。

開始30分くらいしてアタリ。コブっぽい奴に走られてハリス切れ。

でまたアタリ。最初は餌をとられて直後のアタリでチヌ45cm

いやーこれだけでもかなり満足。だったのですが・・・。
干潮をはさんで上げ潮になると3人ともアタリが散発的にきている。

K氏も横風・横流れのやりにくい沖向きの釣座から良型チヌ・食べごろコブを

好調にあげている。マサさんもチヌを連発している。

『チヌが喰うときは大型のコブはおらん。上げ7〜8分の潮が一番いい。』と,

巨コブ狙いのマサさん。
で予言どおり,釣座から正面に出ていく速すぎず遅すぎずいかにも釣れそうな

潮が出ていた10時すぎころからアタリ連発!
着底後すぐ「コツッ」「ふわっ」こんなの連発。

食べごろのコブが来たり,針ハズレ・根ズレでバラシたり,合わせるもスカだったり・・・。

初めは2.1mでやっていたが,気分転換にチヌ狙いの1.8mのタックルにチェンジ。

そして10時40分ごろ,かなり沖目に着底(水深もかなりあるため色分けPEラインで

40m近く出ていたと思う)した直後の「ふわっ」を合わせると,重量感たっぷりの引きが!

糸がかなりでているため,急いで強引にスピニングリールのハンドルを回す。

頭の中では大きいコブだと思っていた。しかし中層まで上がってくるとなんとなく

上品な引きのような・・・。それにしても重い。
『うー うわー 突っ込むなー』 ヒーヒーいいながらやっと浮いてきた。

そして「チラッ」と見えた姿が白い。『チヌじゃー』 

それから何故か慎重になり「バレるなよー バレるなよー」と唱えながらK氏所有の

60cm枠のタモの中へ。『やったー でっけー』と大はしゃぎ。自己新記録チヌ52cm

50cmオーバーを釣っている方を羨ましく思い,いつかは越えたいと思い続けてきた

夢の(大げさでゴメンなさい)50オーバー。やっちゃりました。釣りあげた直後に測ると

52〜53cmの間だったのに,帰るときに測ると少し縮んだような・・・(生きてるんだけどなー)。

まあ壁越えちゃったからいいんだけど。
で,この後もアタリは続き,3人とも爆釣モード(ちょっといい過ぎだけど)突入!
バラシた魚もかなりあり,腕の未熟さを感じながらも,それを払拭する釣果に驚きながら

「こんな活性の高いこともあるんだ」「いつも同じところばかりではなく,油断すると

根掛かり連発で潮流がコロコロ変わるような難易度の高いところで修行しないとな」

そんなことを感じた一日でした。

K氏のデータ(自身の最強タックルを先日海に落としたため二軍タックルです)
竿:ブラックチヌ2.1m(先折れ)
リール:レバーなしスピニング(すぷりんたー)
道糸:PE2号 ハリス:Vハード2.5号など 針:伊勢尼10号・チヌグレ金9号など
釣果:チヌ25cm〜36cm計7尾 コブ37・38cm各1尾 そんな感じ

 


Mのデータ
月光波2.1m+トライソ+ナイロン3.5号+スーパーLEX3号+がまかつチヌ針6号
月光波1.8m+レバーなしエンブレム+ディープワン2号+Vハード2.5号+ヤイバチヌ5号・伊勢尼10号
釣果:チヌ36cm〜52cm計4尾 コブ20cm〜53cm計7尾 ホゴ・ハゲ各1尾


マサさん一日隣で釣らしていただきありがとうございました。
とても勉強になしました。投入地点,合わせ方,集中力etc・・・。
あと一番は魚を掛けてからですね。
マサさんの大きな体(ゴメンなさい)であれだけ全身(とくに膝)を使った動きをされると,魚も大変だろうなと(笑)。
自分には上がらない巨コブが,マサさんには上がる理由がはっきりと分かりました。
次回から「竿を根元から折る」つもりで行きます!

アサさん家老渡でやらせてもらいました。ありがとうございました。

またお会いしたときはM島3人衆をよろしくお願いします。
カブセ釣り最高!人生が変わりました。(オーバーだけどほんとそれくらい)

ps.今月の釣り時間を使い果たしたみたいで,5月はゼッタイに釣りにはいかせん!!

とは妻の弁です。あーどうしよう。
13時間家老渡で釣りをしたM島のM&Kでした。(全身筋肉痛でーす)


 

F M島のKさんからのお便り (2004/5/6着) 

 

5月5日 因島・消防署前(南)の波止

前々からかぶせ釣りをしてみたいといっていた香川県の友達2人が、

GWを利用してくるというので一緒に釣りをすることに。ぜひとも釣らせて

あげたいと思い、悩んだ挙句に因島・消防署前(南)の波止へ行きました。

このところ好調だったこと、魚種が多いこと、ほかの場所はあまり経験が

なく、この場所が釣りやすかったことなどを理由に選びました。

1日やれば何かは釣れるだろうと。

上げ潮のときは波止の根元の方が釣りやすいが、鰯を釣る人で混雑

するので、朝一から波止の先端ですることに。

『流れが速く、(私たちでは)昼まで釣りにならんじゃろう、あっても朝一

しょっぱなだけかな』と、話をしていると、友達の竿にあたり。

『え、何?』と言った瞬間、あっという間に波止の隙間にもぐられハリス切れ。

初かぶせ、いきなり巨コブは心の準備ができないじゃろうなー。

友達は『次はあげるぞー!』と意気込む。そのあとは予想通り・・・。

波止の内側で手のひらサイズのチヌベラの各1匹のみ。

その日は11時ごろ満潮。12時前にやっと先端からもう一方の波止へ

向いて流れ出した。私の経験上、その流れに乗せたときと、先端から

外へまっすぐ沖へ出る流れに乗せたときが一番あたり多い。

撒き餌をする。投げてみる。あやしくさいあたり。いる!

すぐ友達にそこへ投げるように伝える。私も投げる。

13時ぐらいに、私の竿にふわふわのあたり。よし!のった!

久しぶりの好感触。『チヌだよ!たぶん!』友達の前、絶対ばらしたくない。

慎重にやり取りする。上がってきたのはやはりチヌ

友達にタモ入れしてもらう。メジャーをあてるとジャスト40cm。やりました!

その後友達にもコブがあたる。10秒ほどやり取り、もう反撃くらってハリス切れ。

うーん、残念。その後16時前まで、我慢の釣り。『帰り際にはドラマが起こる

ことがよくあるから、がんばろうやー』と声をかける。

すると、ほんまにドラマが!!!!

反対側の波止へ向かう流れに沿って流し、そこから少し沖の方へ流れて着底。

すぐにコツンと明確なあたり。あまり大きくなさそうだが、いいファイトをみせてくれる。

コブかな?とおもっていると、見えてきた魚影は黒と白の縞模様。

『え!い、い、い、石鯛!!!』急にやり取りが慎重になる。無事タモ入れ成功!

ぶちうれしー!生で見るのも、当然釣るのも初めての夢の石鯛(サンバソウ)

22cmでした。大満足です。その後は何も釣れず、17時ごろ納竿しました。

ちなみにタックルは、1.8mブラックチヌ、PE2号を巻いたスピニング、ハリス2号、

針は伊勢尼の9号です。

今日は、友達に釣ってもらうことができなかったけれども、巨コブの引きを味わって

もらうことができたし、かぶせ釣りの楽しさを少しはわかってもらえたかなと思います。

香川でいっぱい釣った『うはうはレポート』を見ることができたらいいなーと思います。

(香川に住んでいたことがあるので、先日の香川県初レポート読ませてもらって、

懐かしく思いました。)

以上 M島のKでした。


 

E あ〜ぶさんからのお便り (2004/5/6着) 

 

場所:広島県三原市 糸崎神社付近
日時:5月3日(月) 8:00〜15:00
潮 :大潮
満潮:9:52、22:24
干潮:3:46、16:05
タックル:タクさんロッド&スピニングリール

この連休、久しぶりに帰省することができたので、
九州で調達したカキを片手に、数年ぶりのファミリー・フィッシングを楽しんできました。
当初、生名島の深浦を候補地としていましたが、
天候がよろしくないようなので、実家からほど近い糸崎神社周辺での竿出しとなりました。

まずは、尾道方向を正面に見つつ、
道糸:ナイロン3号、ハリス:フロロ1.5号、針:チヌ針3号で、釣り開始。
ほぼ満潮で水深が6〜7mくらい。 まずは、足下へカキを落とします。
10分ほどして初アタリ。 あわせをいれてあがってきたのは、20cmオーバーの磯ベラ
サイズは十分だけど、コイツは・・・ってことで、リリース。
活性が高くないのか、アタリが集中しない中、
モゾモゾしたあたりにあわせを入れると、コブ!
一瞬根掛かり?と感じてしまったため、竿を起こすまもなくハリス切れ。
父の”おまえ、まったく成長しとらんの〜”という励ましを受けつつ、
ハリスを2号に変え再度トライ。
しかし、このあと当たったのはフグのみ。
手前〜ちょい投げまで試すも、反応なし。
潮がゆるみだしたのを機に、佐木島を正面に見る釣り座へ移動。
角から10mほどの場所で竿を出す。

先ほどの釣り座とは比べものにならないくらい、複雑な潮が流れている。
湧いたり、潜ったり、渦を巻いたり・・・
多少はサシエを流されるが、底はとれるので勝負続行。
足下でアタリがないため、10mほど先の潮目にカキを投入。
底がとれた瞬間にアタリ。 手応えでコブらしいと解ったので、
マサさんの屈伸運動をイメージしつつ底を切る!って、あまり重くないなぁ〜
あがってきたのは、30cmのコブ。 地味ながら、自己記録更新ってことでスカリへキープ。
今日は大潮のせいか、一投ごとに流れが変わる感じでなかなか思うように釣りができず、
アタリも遠のいたので、付近の見学へ。

離れたところでサビキをしていたおじさんは10枚程度のハゲをキープ。
また角で竿出しをしていた親子連れには、40cm近いハゲが釣れていた。
一方、ふかせ釣りの弟には20cm級のタイとメバル。
探り&さびきの父には、ホゴと鰯が釣れていたので、酒の肴には困らないことが判明。
ならば自分の釣りに集中するのみってことで釣り再開。
しばらくすると角の釣り座があいたので、残り少ないカキを持ってすぐさま移動。
少量のマキエを打ち足下へ投入するが、右手方向へ流される。
何とか底をとったかな?と思った瞬間、竿先がお辞儀した。
すかさず合わせると、沖へ向かって動き出した。
さっきバラしたコブとは違うが、かなり重い。
2,3度の締め込みをなんとかしのいで、あがってきたのはチヌ! しかも、デカい!!
干潮前で水面まで高さがあったが、弟が身を乗り出してタモ入れ成功。
早速メジャーをあてると、ジャスト50cm
この1尾をあげた瞬間、体の力が抜けてしまったので、本日の釣りはここで終了。
デジカメを九州へ忘れてきたことが悔やまれますが、
夢にまで見た一匹が釣れて、大満足の釣行となりました。


 

D コウマさんからのお便り (2004/5/6着) 

 

〜”みんなで坊地へ行こう!'04バージョン”か?〜


5/ 4  5:30〜12:15 坊地新波止(横島)かぶせ
大潮  満潮 10:58 干潮 5:15(尾道)
今日の釣果  チヌ 37,36,33,33,32cm   5尾
           ウマヅラ 29,27,26,26cm   4尾
           ☆ 2つ

タックル ブラックチヌ 1.5m チヌジャッカHG 道糸2.5号 ハリス1.75号 チヌバリ3号

雨。しかし今日しかない。逆にこの雨を狙ってた。『昼頃帰る』と妻に告げて出発。
道中めちゃくちゃな雨。「流石にこれじゃカキは採れんなー」と思ってると
ひと山超えたあたりから小雨。ラッキー!とばかりにバケツに1杯を採取。

目指すは坊地新波止。狙いは”みんなで坊地へ行こう!'04バージョン”だ!(一人だけど)
「今日は雨なんで釣り人は少ないはず。しめしめ」とひそかに目論む。
途中横目で天神波止を見るも流石に人は少ない。「そうじゃろそうじゃろ」
「坊地はどうだ?誰も居ない!?よっしゃ!」

今日は一応保険のサビキも準備して波止迄歩く。
早速かぶせの準備をしてカキを蒔こうとすると一面に小イワシ。
サビキ仕掛けを持ってきて正解!と急いでサビキの準備をして投入。
小イワシざっくざく!のはず・・・?が既に小イワシはどこかに行ってしまった後。
「まっそのうち周ってくるじゃろ」と思っていたがその後はさっぱり。
帰り準備が整った頃に周ってきたようでアンラッキー。

座は29日と同じ曲り角手前の中央内側に構える。
29日はウマヅラ1枚と労せずまるささんに頂いたウマヅラとカワハギ計6枚と言う縁起のいい?場所だ。
しかも去年まるささんが「夢のような2時間」と言われた同じ場所。(去年のまるささんの5月の日記参照)
「1日ずれはしたが潮位も333と同じ。潮は中潮と大潮の違いはあるが釣れない訳が無い!
でも1日ずれてさっぱりだったレポートも記憶に有る。」
いい方だけを思って開始する事に。

早朝はハゲの活性が高いと踏んで期待を込めて投入。
数投目にアタリ!ハゲっぽいが合わせきれず。
その後2,3度アタリが続いたがすかされその後さっぱりに。
止む無く座を曲り角から先端の中央内側に移動。潮は右から左へ流れてる。
アタリを待つがさっぱり。暫らく置き竿にしてみたがアタリはない。
仕方なく「回収!」と糸を手繰ると抵抗が?「ひょっとしてタコか!」
でも抵抗は一定。手繰りあげてがっくり良型の☆。でも自己新!
大人の掌よりひとまわりでかい。しっかりカキを食ってやがる。
この☆のアタリが解るとはエスパーさんはすごい。
波止の反対側へ即リリース。
「今日はこんなもんか?」と思ってたら立て続けにウマヅラチヌを各1尾。この時が7時過ぎ。
その後パタリとアタリがなくなりあちこち移動してみたものの結局同じ場所で9時頃にチヌ1尾を追加。
「いつもはこの時間帯で撤収じゃし 雨もぎょうさん降っとる事じゃしもう帰ろうか?」
とは思ってはみたものの「せめて満潮までは」と粘る。

いよいよ満潮前。流石にこの時間になると雨にもかかわらず波止には釣り人数人。
潮はいつのまにかゆっくりと左から右へと変わってる。
朝一で竿を出していた曲り角手前中央の座にはかぶせ釣りの方が入られたがさっぱりとの事。
「もうとっくに"夢のような2時間"の時間帯に入ってるはず?だがおかしい。
やはり1日違いがものをいうのか?ベストポイントがさっぱりとは・・・」と頭をひねる。
よって座は今日釣れた曲り角から先端の中央内側。もうあまり期待をせずに改めて刺し餌を投入。
だがその後は何と!アタリ・アタリ・アタリ・・・。
途中少しアタリが遠のくものの再びアタリ・アタリ・アタリ。「ガハハ・・・思ったとおりだ!」
満潮をはさんでの1時間少々合わせそこなったり、バラシたりしたもののチヌ3尾
ウマヅラ3尾をゲット。
手前に突っ込んでくる元気のいい怪しいバラシには悔いが残るが満足のゴールデンタイム。
「満潮まで辛抱してよかった〜」重量感の有るスカリの上げ下げには充実感たっぷり。
終盤はカキが底までもたなくなりこれは案の定フグの仕業。
これで終わりだと片付けの間置き竿にしてると締めくくりには☆。
☆で始まって☆で終わった。

今回は雨のため写真はなし。この夢のような釣果を写真に納められないとは・・・。
しかしどうしてもハゲは29cmどまり。でもチヌは今月も釣れて4ヶ月連続だ。正直嬉しい。

最後に4月のYS君のレポート”「コツコツ・・フワッ」で合わせて30p級のハゲゲット。”
おいさんもこれで合わせてハゲゲット出来るようになったよ。ありがとさん。


 

C エスパーさんからのお便り (2004/5/4着) 

 

かぶせ釣りを始めて、初めて満足した1週間〜

先月の29日から今日5月4日まで3回釣りに行った
嫁も公認で送り出してくれて感謝するばかり
29日は半日で、あとの2日は朝から夕方までのかぶせ釣り三昧
おかげで大きなチヌにもお目にかかることができた
今日は以前から『行きましょうか?』と話をしていた大物投げ釣り師と一緒に行く
行き先は小坪
他の場所でもよかったが、天気の具合が悪く風除けなら小坪しかないだろうという事で
実際、波止に行ってみると普通に釣りはできるものの辺りは白波&強風
小坪でなければ午前中の釣りはできなかったであろう
しかし、低気圧のおかげ?で潮位が異常に高く魚にも影響が出たようだ
当たりゼロ
6時過ぎから10時半頃まで釣って音沙汰なし
大物師に一度コブが当たったが支柱でハリス切れ
しかしある意味、有意義であった
色んな話ができてそれはそれでよかったと思う
こんな日に釣りするか?と言うほどひどい雨が降りだすが2人とも晴れの日と変わらない
土砂降りでも普通に会話をしていた自分がたくましく思えた
大物師も雨だからと弱音など一切吐かず強行する私にはとても頼もしい存在である
風が収まり雨が止みかけたが小坪に見切りをつけ移動をすることにした
次は通称『かぶら

阿賀にある波止だ
11時頃から釣り始めたがここも当たりがない
引き潮になっているが潮位が高かったためまだ楽勝で釣りになる
しばらくして大物師にコブの洗礼
1.5mにチヌジャッカー、ハリス2号の私も洗礼を受けハリスと鈎を替えた
3号にして鈎はヒラマサ鈎
いや、釣具屋で安かったから・・・軸太くて結びやすそうで・・・
1.5m上がったのは27cm40cm
あとはいい所まで粘れるが最後は根ズレでプチっ
大物師には潜水艦がほとんどで全く手が出ない様子だ
私は3m自作竿、最近よく使う仕掛けにして2.3どバラして45cmを1匹上げただけ
最近、対コブの限界を感じ始めた・・・
一時は入れ掛かりになったが時間が経つと当たりがなくなり、次へと移動をする
阿賀にある埋め立ての波止
福山方面から倉橋に行かれた方はその前の敷地を通られたはず
前に2度だけ竿を出したが当たりはなかった
かぶせ釣りをされている方も見たから、何かした釣れるのだろう
大物師曰く、ここはキビレチヌが多いらしい
支柱がある方(北向き)の真ん中先端寄りに陣取り釣りを始めた
海は干潮もいいとこで、しかも濁っている
チヌにはいいだろう
マキエをして遥か下の海面へサシエを落とす
水深があるから魚がいれば何とかなるだろう
しかし生体反応ゼロ
前もそうだったから期待薄
結構、時間が経った頃に微妙な当たりが出た
3mの竿ではとっさに反応できず
ちょっとマキエをして底を取り待つ
するといつの間にかサシエが取られ事2回
フグかハゲか
集中して次の当たりを待っていると明確な当たりを捉えた
支柱に寄られると面倒だからハリス4号にモノを言わせジャンジャン巻き上げる
竿を伝わり魚の挙動が伝わってくる
・・・コブじゃない
巻きすぎて勢いよく海面を割ったのはアイナメ
割に大きい
タモ入れしてもらい計ってみた
38.5cm
0.5mmは微妙だが帰り際にも計って同じだったから自己記録更新!
大物師も奮起して竿を握り当たりを待つ
根元付近でギンポを釣り上げ、根掛かりかな?と思って見ていると

大きなタコが掛かったがジェット噴射で貼り付かれたらしい
その後はまた生体反応がない時間が延々と続いた
潮が北に向かって底を流れている様子が伺える
支柱と支柱の間に落とし極力、足元に落ちるようにする
すると微妙な当たりがあり、これもフッキングした
相手は魚としか分からないほど、ガンガン巻いてやった
勢い余って海面から飛んで出てきたのはチヌ
そのまま波止にゴボウ抜き
サイズを測ると25cm
上出来だ
少しマキエをしてまた同じところに落とすと、同じように当たりがある
これもフッキング
ガンガン巻いて抵抗する隙を与えない
釣れたのはこれまたチヌ27cm
この1週間で1年分にも相当するチヌ4匹を釣ったことになる
おかしい・・・
大物師には当たりがなく、私もその後は竿を持っているだけとなった
時間は16時前でいい加減に帰らないとヤバイ
写真を撮って片付けをして連休最後の釣りを終えた
大物師は時間があるから、また別の場所へ行くらしい
私も行きたいが、さすがに嫁には言えん
検討を祈りつつ別れの手を振った
あれからどうなったのだろうか、とても気になる
やけに魚濃い1週間になり、とても気分がいい
今まで、こんな事は決してなかった
かぶせ釣りを始めて、初めて満足することができた1週間がまるで夢のようだ
かぶせ釣り、凄すぎる

本日の釣果 コブ 27cm・40cm・45cm
          チヌ 25cm・27cm
          アイナメ 38.5cm


 

B YS君からのお便り (2004/5/3着) 

 

〜やっぱり春〜

5月1日 午前  朝7時から11時頃まで農作業。

午後  12時半頃家を出て、レジャックスとかいろいろ寄って2時頃村上へ寄って、
沈めたカキをとって・・・ん?、見覚えのある車。
もしや?と思って海をみると、やっぱりまるささん。
しばらく話していると、父の車が動きだした。
「置いていくな〜!!」
・・・って言ってもすぐそこの桟橋の駐車場に止まった。
荷物を下ろして一文字に渡り全員横島側で釣り開始。
仕掛は全員ハリス2号道糸4号ハリ チヌバリ3号で開始。
最初から父にアタリ。
しかし外側の僕とショウはアタリなし。
このままでもしょうがないので内側へ移動。
これが大正解。
アタリ連発。
そうしているうちになにやら父に掛かった様子。
アドバイスを言いながら上がって来たのは、コブ。
いや、デカッ!!
タモ入れして険寸もせずにストリンガーへ。
午後の部終了した今現在の釣果は、
父      子コブ2
       コブ52
ショウ  ハゲ4枚
     コブバラシ1
     小イワシ
YS(僕)ハゲ2枚
     コブバラシ2

1日目夜
暗くなり弁当を食べて釣り開始。
ぶっ込みはイワシ餌、虫餌、シャコ餌を使う。
探りはアオムシ。
しかし待てども待てどもアタリなし。
いくら探り歩いてもアタリなし。
イワシ餌の方の竿をお上げてみると、頭だけきれいに残っている。
多分イカのせい。
あまりにも釣れないから寝た。
父はちょっと前に寝ている。
そうしているとショウがテナガダコを釣った。

しばらくして起きた。
探りをやるが相変わらず釣れるのは小メバルとハオコゼだけ。
いやになっているとアタリ。浮いてきたのは、メバル。
この辺では大きい部類に入る。
しかしひでさんがオフ会の時にこんくらいのメバルをかなりたくさん釣っているのを
見ているから、ちょっぴりむなしくなる。
また根掛かりか・・・・と思っていると、浮いてきた。
なんかタコっぽい。波止に上げると、イカダザオ!リール付き!1メートルオーバー
(あたり前か・・)
夜の部の釣果は、
メバル2
カサゴ数匹

ぶっこみ 不発


2日目午前
朝5時前起床。
父がすでに起きている。
朝飯食べて釣り開始。
マキエをするとハゲが水面近くまで浮いてくる。
コツコツするアタリで合わせると、結構強い引き。
浮いてきたのは・・シマシマ!!!
石鯛!27p
ショウがハゲっぽい魚を掛けた。
「ハゲよハゲ。」
って言よーたらいきなり突っ込みだした。
結局ハリス切れ。
その後だんだんアタリが無くなっていった。
満ちの時は結局追加なし。
下げに入って僕は田島側へ。
そこで今度はハゲを1枚追加。
そして、コブ2連発。
1匹目は、かなり大きな魚体が見えた所で一気に底まで突っ込まれてハリス切れ。
もう1匹は52p
アタリが途絶え横島側へ。
するとショウにまたまた大きなアタリ。
今度は最初ゆっくり動いてその後一気に加速。
竿を立てる事もできずにハリス切れ。
次は父にアタリ。
これまたハリス切れ。
そしてショウにアタリ。
ハリス切れ。
中間付近外側で釣る僕にアタリ。
根にもぐられた。

2日目
父     ハゲ2
       コブバラシ1 
ショウ ハゲ1
     コブバラシ3
YS    ハゲ1
     石鯛27
     コブ54
    コブバラシ3

やっぱり中層止で釣っていたショウが一番よくハゲを釣っていた。
父の名前は「安原」でお願いします。 


 

A エスパーさんからのお便り (2004/5/3着) 

 

〜17時30分、須川にて〜

5月2日(日)、連休初日は釣りとなった
ゴトウさんと一緒に行く話になるが釣る場所は別々
昼に落ち合って七輪でゴトウさんの買ってきたホルモンでも食べましょうという予定
天気も崩れる気配はなく、逆に暑い1日となった

2時半に起きてカキを採りに行く
ゴトウさんは4時に倉橋入り、私は遅れて5時前に倉橋に入る
ゴトウさんは鹿島方面、私は去年やりのこした仕事を片付けに大向
夜明け前は雨が降っていたが空が白み始めてやんだ
肌寒く、上着がないと鳥肌がたつ
さて、今日は何が釣れるやら
タックルは自作竿3m・ドラグ付き両軸リール・PEにハリス4号・チヌ鈎8号
で、結果的に6時半頃の一投目でコブ33cmが釣れ、あとはブッチギリでバラシ5.6回
ずっと悩んできた結び方、結び目で切れることはなかったが根ズレと鈎ハズレ1回
どうも竿の立て方を間違ったようだ
次の課題です
タカさんから電話があり大君から尾曽郷へ移動すると言われる
当たりがないらしい
私も当たりがなくなり結局チビコブ1匹だけ
まあ、エサ取りの正体を見るために1.5mで釣ったらギザミの6cmが釣れたから2匹か
ポイントに日が差し込みだし、ようやく移動を決意した11時前



次はどこへ行こうか
干潮間近ならめて深い場所・・・
であれば須川しかない
尾曽郷の隣にある長い波止
ファミリーフィッシングのメッカでもあり、いって見ると竿・竿・竿
むちゃくちゃ人が多い
内側には大きな船が数隻係留してありポイントが限られる
先端に向かうが先客あり
どこもかしこも竿・竿・竿
先端よりの内向きに船がない場所があり、とりあえずそこで釣ってみた
1.5mにチヌジャッカー、ハリス1.5号にチヌ鈎3号で一応ハゲ狙い
一投目、当たり
自己記録更新のフグ22.5cm・・・


 

何投かした後、取られっ放しだったエサ取りに鈎をかける
ギザミ22cm
いや〜な季節にもなってきた
そしてコブが釣れたが、やはりチビコブ27cm・・・
この3匹はリリースして本命を待ちあんがら頭にあったもの
ゴトウさんが海仙楽へ行くというので、それならとお土産を考えている
リクエストはアイナメ
釣れるか釣れないか
しかし、そんな事はいつの間にか忘れて純粋に魚の当たりを楽しんでいた私
しかーし当たりはない
潮も引いてきて、いかにも魚が居ない雰囲気
アミエビに釣られて浮いてきていたチヌとハゲの姿も見えない
そんな時、ゴトウさんと電話で話をした
するとブルッと魚信があり『あ、来た!ちょ、ちょっとすみません』と携帯を置いて魚を浮かせる
待ってました!アイナメが釣れた!!
携帯を取りゴトウさんに報告
サイズは27cm、まあまあじゃろ

 

 

その後は待ったく当たりがない
12時を回り13時を回り、須川にゴトウさんが来て釣りを一旦やめる
ランチターイムッ!はホルモンの炭火焼
強い日差しに焼かれながら干潮の海岸へ降りて七輪に炭をおこす
炭火で神石牛ホルモンを焼きながらビールで乾杯
キャベツをかじりながらそこら辺の岩についているジンガサと亀の手を入手→焼く
亀の手は座っている下にいっぱいあった
楽しくおいしい一時は貧果を忘れさせてくれた・・・はず

ビールを飲んだからには車に乗れない=帰れない
ゴトウさんと須川の波止にまたも繰り出しゴトウさんは昼寝、私はコブ狙いで内側に陣取る
満ち潮になっているが当たりはない
どちらかと言うと外側の方が雰囲気がいい
波返しに上がり足元に落とす
当たる
底を左に走り鈎ハズレ
鈎はグレ鈎9号、小さかったかな?
続、当たり
これも鈎ハズレ
おかしい
しばらく当たりが遠のいたが待てば当たりは出る
これはフッキングしてコブ27cmが釣れた
とりあえずスカリに入れる

 


しかし次がない
もう少しで夕マズメだが大丈夫なんだろうかと心配になる
寝ているゴトウさんを起こしたのが17時
いい加減、帰らないといけない時間ではあるが夕マズメは魅力的で続投
足元を釣る私に魚が掛かった
相手はもう分かる
コブだ
1.5号だから無茶はでいないけど、それなりに浮いてきた
しかしあえなくチモト切れ
次はチヌ鈎4号にしてみた
しばらく経って当たる
こいつはいい所までやり取りできたが、またもチモト切れ
くっそ〜・・・
このまま1.5号で当たりを楽しむか、号数を上げて当たりは減るが一発に賭けるか
2倍の3号、チヌ鈎8号で挑んでみた
当たりが、ない
仕方ないか
今朝の大向、4号から3号に変えた途端に当たりがあった
ハリスを変えたことがどういう結果をもたらすかは誰も知らない
私も予期せぬ事態が迫っていた
大きいカキを付け底を取る
しっくりこないから何度も底を取り直していた
『ここ』という場所で当たりを待つこと数分
モゾッという感触、これは何だ?
合わせてみると1.5mが曲がる
『おっしゃ、コブじゃ!』
3度目の正直になるかどうか
しかし有利なのは私であった
3号に食いついてきたからには無茶をさせてもらおう
巻いて溜めてヤバけりゃ少しラインを出して
どちらかと言うと労せず浮いてきた
海面下に反転する姿が私にもゴトウさんにも見えた
チヌじゃ!?』
大きなチヌがスローモーションのような動きで反転している
コブとやっているからか?さほど危機感はなく海面まですんなり浮かす
しかし私の落としダモはロープが絡まり使い物になってない
ゴトウさんがタモ入れを試みるが縦になったタモにチヌは入らない
ハリス3号のおかげで、こちらは余裕がある
空気を吸わせゴトウさんにロープを解いてもらい再度挑戦
しかし入らない・・・
私の50cm枠じゃ入らない
ゴトウさんが自分のタモを用意している間に自分でやってみると一発で入ってくれた
セーフ
ゴトウさんにズリ上げてもらい、検寸までしてくれた

メジャーをあてると・・・『5・・52cmですね』


『おおおおおーーーーーーーー!』
釣っちゃた
自分もビックリしたがゴトウさんもビックリ
遠投しても釣れず、何故足元で?!とちょっと腑に落ちないゴトウさん
コブ狙ってチヌが釣れたのは今年2回目
ふかせ釣りで45cm、かぶせ釣りで38cmが自己記録だったが

両方塗り替えることができてうれしいら、悲しいやら
もう2度と釣れんて、こんなサイズ。。。
家の事情もあり、このチヌも即座に海仙楽行きが決定される
これを見たゴトウさん、目がギラギラしてきて奮起したみたい
チヌを狙って遠投、当たりを待つ
今朝はチビコブ3匹と秒殺1回だけで物足りない様子
しかも狙いのチヌの当たりはなかったようだし
そして待ちに待った待望の当たりはすでに18時を過ぎてから
真剣にやりとりするゴトウさんがいる
横には走らず潜り専門
となれば、やはりチヌか?!
期待に胸膨らませ見事、コブ45cmをゲット!
あまり、というか全然うれしそうな雰囲気じゃない
その後も狙ってみるが当たりはなく、須川の波止をあとにした
アイナメとチヌをお土産にできて、とてもうれしい
オフ会では食材(魚)を一度も提供したことのない私であるが、

今回はそれに似た大役を果たすことができた
海仙楽でSATさんの喜ぶ顔と悔しそうな顔が目に浮かびます(笑)
帰り際、携帯が鳴り、出るとタカさん
『いまどちらですか?』とお互い聞きたかった感じがする
タカさんは尾曽郷、ゴトウさんと私は須川、隣り合わせた釣り場で

同じ時間まで釣っていたようだ
時間は19時半、3人ともなーにやってんだか(笑)

本日の釣果  ・大向 コブダイ:33cm  ギザミ:6cm
                  ・須川 フグ:22.5cm コブダイ27cm2匹
                         ギザミ:22cm アイナメ27cm
                チヌ:52cm
      


 

@ 倉敷のタクさんからのお便り (2004/5/2着) 

 

〜プレッシャーもなんのその〜

 

5月1日(土)はかねてから釣行しようと計画をしていましたが、4月30日の夜に、

この4月から東京の高校に行っている長男から突然帰郷すると電話がありました。
長男が帰郷してくるのなら、是非とも美味しい魚を、しかも私が釣った魚を食べさせ
てやりたいと思い、なんとしても魚を釣らねばならないと自分にプレッシャーを掛け
ました。

で、何処へ釣行しようかと悩みました。
チヌを狙うのなら岩黒島ですが、なにせ今年の岩黒島はマダイとチヌのフィーバー
(古!)に沸いており、とても釣座を確保出来ないと早々に断念しました。
笠岡諸島ならコブダイは間違いないが他の魚もと欲張り、これまた断念しました。
そこで狙いを付けたのが下津井の地波止である大室港旧波止
ここは先週、倉敷のこばさんが45cmのチヌを上げているし、それ以外にもコブダイ

らしき魚にちもと切れをされている。

ということで1日の午前4時30分に起床し、現地に5時前に到着しました。
旧波止には既に二人釣り人がいる。根元付近と先端である。二人ともイカ狙いのようだ。
ポイントである曲がり角には幸いなことに釣り人はいない。急いで、波止の上に荷物を

運びました。
波返しの上から釣ることになるが、波返しの幅が60cm程しかなく足が竦むが、満潮に

近いせいで、海面からの高さはあまりなく、恐怖心はそんなに大きくなく釣りが出来る。
早速、仕掛けをセットしました。
今日のタックルはニッシン月光波2.1m、両軸リールにPE2号、ハリス2.5号、

チヌ針4号の対コブダイ仕様。

5時半過ぎに第1投。潮を右から左へゆっくり流れている。頃合の潮である。
が、7時半を過ぎても魚信がない。
もうすぐ満潮になるのにと焦る。
と、その時、竿先がコン!とお辞儀をした合わせるが空振りを喰らってしまった。
これじゃいかん!とタックルをブラックチヌ1.8m、スピニングリールに道糸3号

チェンジ。
これが功を奏したのか、8時過ぎに竿先がククッと入るのに合わせると乗った!
重量感のある引きである。どうやらチヌのようだ。
沖へ出ようとするのを溜めてこらえて引き寄せる。
最後は途中で来られた家族連れのお父さんが玉網をしてくれた。ありがとうございました。
早速、検寸すると今年の最長寸の45cmでした。
家族連れから祝福され、思わず照れてしまいました。

8時半頃引きに転流すると、真横に流れはじめ全く釣りにならず、すぐに先端へ移動しました。
移動して3投目に竿先がコンと入り、間髪を入れず合わせると見事に乗りました。
最初の引きを耐えると後はスイスイ上がってきました。
上がってきたのは丸々と太ったアイナメ
検寸すると34cmありました。

その後10時の納竿まで打ち返しましたが、魚信はありませんでした。

自分自信にプレッシャーを掛けた釣行でしたが、見事にそれを跳ね返して(?)釣果を

上げられ、満足した釣行でした。