● 最終更新日 2010/01/03

<釣行レポート(2004年12月-抜粋)>  

釣行日

釣行場所

情報提供者

2004/12/19 G 平生町・丸山海浜パークほか ヤギマスクさん
2004/12/19 F 上関町室津の赤灯台波止 細原さん
2004/12/18 E 鹿島の波止  東広島の白石さん
2004/12/11 D 淡路島・岩屋新一文字波止 エスパーさん
2004/12/5ほか C 愛媛県西条市・河原津漁港の波止ほか 東広島の白石さん
2004/12/12 B 倉橋島・海越波止/能美島・大君波止 西条のムラカミさん
2004/12/12 A 福山市鞆町・平港波止 岡山のアサさん
2004/12/5 @ 横島・横田港波止/坊地新波止 コウマさん

 


 

G ヤギマスクさんからのお便り (2004/12/21着) 


〜年末かぶせ釣り紀行〜 

12月19日まず朝、山口県 上関町 白井田漁港に行きました7:00から釣り開始! 

今日のタックルは 
ロッド   黒鯛工房 ヘチ竿 竹本調攻め 2.15m 
リール  スピニングリール ダイワ ハリアー 
ハリ スーパーグレ7号 道糸PE2号  ハリス フロロ4号です。 

9:00頃 コブダイ54センチヒット!無事タモ入れ成功、ここのコブダイは黒っぽい色をしています、 
次に ホンベラ18センチゲット、ホンベラにしてはわりと大きいサイズです。 
その後ショウサイフグ23センチとカラバリにアジ1匹がかかりました。 

牡蠣をバケツ2杯持ってきましたが、1杯半使って13:30ここでの釣りは終了 
ホンベラ、ショウサイフグは即リリース、 コブダイは ストリンガーにかけていましたが、 
まだコブダイの切り身が家の冷凍庫にあるのでコブダイもリリースしました。 
白井田漁港での釣果は写真に撮りませんでした。 

昼食を車の中でとり平生町 丸山海浜パークに移動しました15:00からカブセ釣り再開 
先客の親子が投げ釣りで カレイ、イソベラ、カサゴなどを釣られていました。 
1投、2投、・・5投とアタリなし満潮といえども水深がないので遠投しないとやはりダメみたいです。 
夏はエサ取りが近くでも多くいますが、冬は近くに殆どいないみたいです。 

12メートル程遠投、しばらくして「ツンツン」とアタリあり、しかしエサを取られます。 
4回ほどつつかれたけど掛かりません 
しばらくして親子が帰られたのでその場所に入ります 
少ししてアタリありアワセルと何か掛かりましたがハリはずれ、何だったかわかりません(?_?) 

16:00過ぎた頃「コツン」とアタリありアワセルと掛かった!わりと重いそのまま慎重に巻き上げる 
浮いてきたのはカレイ33センチ (^^)v タモを入れてゲット!カレイの煮付けは子供が大好物です。 

その後アタリなし、最後に牡蠣を投入したまま帰る準備をします 
ここはコブダイはいないので竿を持っていかれる心配もない 
そしてだいたい片付いた所で竿をシャクルと何かに引っかかったようです 
しかし重いながらもゆっくり巻けることは巻けるゴミでも引っかかったのか、 
でも最後じゃけぇ何でもいいかと思いながら巻き取ると浮上してきたのは 
なんとナマコ!すぐにタモを入れすくいました。 
かなり太い、伸びた所を測ると青ナマコ32センチでした。 
酒のつまみをゲット!最後はいい思いができました。 

PS:ナマコは写真撮影時にいじくっていると半分くらいに丸まってしまいました(笑) 

 

<コメントbyまるさ>

ヤギマスクさんも,この釣果で100ポイント突破です!おめでとうございます。

カレイとナマコのポイントを加算すると,ちょうどエスパーさんと同ポイントとなりました。

今年のトップ賞は2人かな。ナマコはこれからの時期時々ハリに掛かります。

個体によって固さに違いがあるようですが,赤や青ならたいてい食えると思います。

バケツに海水を汲んでしばらく浸けておくと,肛門から泥を吐きますよ。


 

F 細原さんからのお便り (2004/12/20着) 


12月19日、またサンバソウが釣りたいという息子の希望で、いつもの上関町

室津の赤灯台波止へ。9時過ぎに釣り開始。息子が同行すると、その世話で

付きっ切りになるため、集中してかぶせ釣りなど出来ません。

この日も、胴付き探り釣りスタイルの息子の仕掛けにスズメダイとイソベラが

入れ食いで、魚の鈎ハズシ、餌付け、ライントラブル解決の要望が頻発。

10時過ぎ、満ち潮が右から左へゆっくり流れ出したときのこと。

私は自分の釣りに集中できないにもかかわらず、コツンと来た明瞭な

当たりに反射的に合わせが決まりました。

手ごたえからするとコブダイの30cmちょいかな?と思いながら、

太いライン(ナイロン5号直結)なので強引に魚を浮上させると、予想外の魚。

壁面のスリットに入り込もうとするのをこらえて無事タモ入れ。

かなり痩せてはいましたがまだ婚姻色の出ていない40.5cmのアイナメでした。

このあと、14時までの間にコブダイの当たりが4回あったものの、そのすべて

が足元のスリットへ逃げ込まれて根ズレ・ラインブレイク。

結局、かぶせ釣りの釣果はこのアイナメ1本だけでしたが、冬の訪れを感じ

させる獲物でした。

写真のアイナメ以外の魚は、「弟子」が探り釣りで釣ったものです。

 

<コメントbyまるさ>

こないだエスパーさんのレポートに書いた「年間グランドスラム」,一足先に

細原さんが達成!ということになりました。コブダイ80cm・チヌ50cm・

アイナメ40.5cm・イシダイ49cm。イシダイがあと1センチあればキリが

よかったですが。これで細原さんも100ポイント突破です!

来年の私の第一目標は,上関で竿を出すこと」かな?


 

E 東広島のツカポンさんからのお便り (2004/12/19着) 


お久しぶりです、ツカポンです。12月18日にまたまた鹿島に行ってきました。
 
この日は僕にしては珍しく、明るいうち(8:00)に牡蠣採集・・・しかも川尻で!

なかなか良い牡蠣が結構着いています。

バケツ2杯半(取りすぎ?)ほど集めてちんたら音戸の坪井へ。

毎回、何かは掛かる波止なのですがこの日はアタリも何もない!

こーゆー時は移動するに限る・・・で、ちょっと遠いけど鹿島へやってきました。

2つあるうちの小さいほうの波止の外側に釣り座を構えます。

この波止、あまり先へ行くとアタリが減るのでちょうど真ん中くらいがポイントになりやすい。

そして、3回目くらいに遠投したときにそれはそれは微妙なアタリが。

反射的に合わせると・・・乗った!ん?あんまり引かん!小さい?

・・・あがって来たのは26cmのイシダイ!冬でも釣れるんですね〜。

しかし、ここからが悲劇の始まり始まり〜。

まず、この直後に一番お気に入りの竿が折れる。ぴぎゃああああ!

そして、撒き餌が効きはじめて寄ってきたコブダイ軍団に針を伸ばされまくる!

(カン付きチヌ3号)ぶぎゃあああああ!

何回伸ばされたりハリスを切られたりした事か・・・

結局この日仕留めたコブダイは、29cm一匹。ん〜、極太の針が欲しいですね〜。

にしても、12月にイシダイって釣れるんですねー、かなりビックリですよ。

もう今年は行けそうに無いですが、良い釣りが出来ました!来年も通うぞー!


<コメントbyまるさ>

鹿島は位置的に南にあるので,まだ魚の活性が高いんじゃないでしょうか?

私は小さいサンバソウなら須波で12月に釣り上げたことがありますが,

やっぱり冬場は厳しいかと・・・しかし,5月以降は期待できそうですね。

うちから鹿島へ行くとなると片道3時間じゃ難しいじゃろうなあ・・・

なお,チヌ3号はコブダイに伸ばされることがよくありますね。

5号以上ならほぼ大丈夫ですが,グレか伊勢尼を使うのが無難かと思います。


 

D エスパーさんからのお便り (2004/12/16着) 


〜どーせ行くなら〜

今年の忘年会、むふふ♪の仕事休みです
さて、どこで釣るか?
例えば朝4時起きて釣りに行くのと0時に釣りに行くのではさほど変わらない事に気付くと行く場所は1つ
岩屋しかなし
さすがに家族に不調者が出ると忘年会にさえ行けなくなるが問題なければと嫁もすんなりOK
うまく口車に乗ってくれました
今回は小遣いをせこせこ貯めて高速代捻出に成功し、おまけにETCの深夜割引で負担を減らすことに成功する
0時に家を出て高速を走り余裕ぶっこいていたら5時間かかって明石に到着
下道でも5時間じゃった記憶が・・・
まっ、まあ無事に着いたら何でもよしの心
ヤスさんKusさんと合流して高速艇で淡路に渡る
降りた桟橋から渡船で私は岩屋新一文字に渡り、ヤスさんKusさんは旧一文字に渡った
今回は1人で釣り?んなバカな!
遅れて青空さんが来るからそれまでの話しで、タモ入れを是非お願いしたく到着を待ち望む
準備を済ませ1投目
ポイントは把握済みで今までの経験から5投目以内に当たりはある
予想通り1投目で当たる
軽い引き合いの末、結果は鈎ハズレで幸先悪く気が滅入ってくる
ちょびっとマキエして2投目でまた当たる
大物師が好意で貸してくれたハリス7号とパワーイレグで対決じゃ
引きを止める事は出来たが根が荒く根ズレでさいなら〜♪
今日のタックルは1.5mにチヌジャッカー5号巻きでハリスは選り取り見取りの7号〜12号
大物師セットに入ってましたぁ
その後、ちょっと場所を変えコブ50cmと40cmを上げ、おまけでカワハギ15cmを釣る
これはヒラマサ鈎12号が見事掛かっていて妙にうれしかった記憶がある
そんで、それから昼までほとんど音沙汰なし状態に
1.2回あったけど1.5mで上がるサイズじゃなく50cm釣った時でさえ竿がミシッ・・・と唸ったほど
秋口のコブはパワーがすごい
結局午前の部はコブ2匹で8時前に到着した青空さんの出番はなし
そして波返しには大物師から譲ってもらったタモ60cmが干からびて立てかかっているのであった

振り返ってみる
明石方面で釣りをするのは4回目で今年3回目・・・
ちょっと恥ずかしいっす
今までは天候に悩まされたが今回は多少、風が強い程度で天気は申し分なし
12月というのに思いのほか暖かくとても気持ちいい
釣りの方は?
午前中は潮がよく動き流れがあったから昼からが勝負かなとふんでちょっと休憩をした12時前
内向きで当たらないから1.5mを持って波返しに上がって釣りをする
流れがあるが、よどむ所にサシエを落として当たりを待ってみる
するとエサ取りっぽい当たりが多発し何投目かにようやく掛かった
これは・・・巨カワハギと期待しおちょくりながら余裕で巻いていく
おお!おお!!
チビコブじゃぁ〜
秋になってからこのパターンがやたら多いのはなぜだろう
その後、同じような当たりに合わせ信じて巻くもまたチビコブ
しかしながら短竿で遊ぶにはちょうどいいうサイズで、これはこれで楽しい
今日一番の楽しい釣りであった
当たりが減り内向きに戻ってサシエを落とすと初めての明確なコブの当たりがでた
しかしハリスを4号に落としていたから耐えたら切れました
腕が、ない
ようやく本時合いになったかと12号にチヌ鈎4号を結んでいたのを括りつけ先端寄りの湧き潮に乗せる
足元でぐるっと円を描いて着底前に当たり
道糸5号にハリス12号じゃバランス悪いが食われたもんは仕方なし
きばってやりとりしたらチモトでぶっつん切れましたね、やっぱり
じゃあ次は12号に細原さんから頂いたケプラー仕掛けに変更して先端で釣ってみる
1投目で掛かってしまった
これで釣れにゃ大恥よ!と大バラシ!!
か〜っ、情けない
次は道糸が切れている
はぁ〜・・・出すか、と久しぶりに大げさなタックルを持ち出した
まさか本当に使うとは夢にも思わなかったコレ
船竿3m50号に船用両軸リールに道糸12号巻き
リールは大物師がくれた
この仕掛けにハリスは必要なくケプラー一直線で釣る
カキもこの時のために大きなヤツは残してある
こんなタックルを持って先端に立ち青空さんに言う
『これで釣れたらバカですよ(笑)』
穂先がやたら太く底と当たりを取りにくいのが難点で、そう思えば利点は折れにくいくらいのモン
力を食われてしまう長さだ
1投目、ゆっくり落として底を取る
穂先を見ると浮いたような気が・・・?
疑わしきは合わせよの心。
見事、掛かっちゃいました
隣で魚にエサをあげている青空さんに『来ましたよぉ!』と叫んでコブ対決の始まり始まり〜
足元から斜め沖に走り、それを必死にこらえる私だがやはり3mあるといつもの倍、力が要る
締めたつもりのドラグだが糸が出る
軽く締めなおした時は時すでに遅し、べったり根に貼り付いてましたぁ
な・さ・け・な・い
道糸12号にモノを言わせて思いっきり引っ張ってみるが動きゃあせん
置き竿にして様子を見るも動きゃあせん
こうなりゃ何でもありで、カキ爆弾と称し道糸の潜る当たりへ集中砲火
でも動かん
ならばとマキエ爆弾と称し割ったカキを投げるつけてみる
すると・・・音沙汰なし
臆病な魚とは聞いているから余計に逆効果だったかもしれん
竿を置きのんびりしようとした矢先、ゆっくり動き出した
竿を手に取り思いっきりリールを巻く
先程の力はなく意外とすんなり浮いてきたが波止の割れ目方向に向かって行ったからちょっと冷や汗でました
海面に浮いた時、うれしかったです
青空さんにタモ入れしてもらい波止にずりあげ件寸してみる
60.68.69.7・・69cm
え?
あの引きはかなりきつくて70cmは確実だと思ってたから・・・
しかし自己記録は更新したんでOKですがな、はっはっはっ
でっ、でも69cmならイカダ竿で上げてますもんね、皆さんっ
大げさなタックルでこれじゃあ納得いかんです
一呼吸おくと一日の疲れがどっと出て喉が渇いて汗が出てあまりにも暑いから上着脱いで半袖になりました
そのまま波返しにもたれながら釣れましたの報告電話を行い休憩
はぁ〜、やはり秋口の魚はどいつも激しいのかなぁ(T-T)
今日はもう止めようと思ったけどせっかく来たんだしお遊びでやりますかっ!って釣り再開
タックルはそのまんま
当たりはさすがにないと思いきや当たる
チビコブ登場
次もすぐに当たってまた大物と一戦交える事が出来て幸せです
鈎先が内側に曲がる鈎ハズレで逃げられちゃいました・・・
するとここで意外な声が聞こえる
『エスパーはん、ちょっとやらせて』
声の主は青空さんでカキを使って釣りをしてみたいようだ
変な竿だから要領を教えながら2人抱き合った様にレクチャーしてます
穂先を見て底に着いたかな?と思った瞬間、なにやら変な感触が・・・
竿を脇に挟んでいた青空さんが反応して何故か巨コブとチーム青空で格闘する事態が発生

こちらは説明過程で2人で竿を持っていたからそのままの状態で必死に竿を起こす
青空さんが巻くがスプールに親指が当たっていてうまく巻けてない
大声で言うもこっちもうまく言えない状態
大物師風に言えばコブパニック
もうムチャクチャです
二人羽織でやりとりしてるようなもんで動きが悪い事悪い事
コブが外向きに出だしたから追いかけて追いかけて!とダンゴ状態でよろけながら外向きに歩きここでクライマックス
べーったり根に貼り付かれましたぁ(^-^)/
私が持ち替えて引っ張るとちょっと動きましたが根ズレでバラシてしまいました
あれほどきつく締めたドラグが出て行くとは・・・なんじゃここは?!
これを機に数投して15時過ぎに納竿としました
旧一文字で釣っていたヤスさんはチヌ10匹、Kusさんはグレ混じり
忘年会用にとおすそ分けしていただきました
来年からは遠征が無理っぽいので今回はちょっと気合ありました
できれば1.5mで上げたかったですが、これは腕のなさと実感してまた出直しです
今年中にあと1cm伸ばしたいなぁ

PS
新一文字はふかせで釣れないからという情報がありながらも接客と称し一緒に釣りをして頂いた青空さんに心から感謝するばかりです
ヤスさんKusさんにも毎回お世話になり本当に気持ちよく帰路につけるってもんです!
また行く機会を意地でも作りますのでその際は宜しくお願いしますネ♪

本日の釣果  コブダイ 28cm〜69cm 7匹
                  カワハギ 15cm 1匹


<コメントbyまるさ>

忘年会当日はマサさんから電話をもらっただけで,誰がどこで竿を出しとるのか

全くわからん状態でした。もしかしたら食材が足りんのじゃないか?と思いきや,

魚が続々集まって俊一さんも大変だったことと思います。しかしまさかエスパー

さんが,片道5時間かけて淡路島まで行っとったとは・・・(笑)

ともあれ,おめでとうございます,エスパーさん。苦労した甲斐がありましたね。

ついでに倉橋あたりでもう1センチ記録を伸ばしてください。

チヌ50cm・アイナメ40cm・イシダイ40cmにコブダイ70cmをそろえたら,

年間グランドスラムといったとこでしょうか?


 

C 東広島の白石さんからのお便り (2004/12/16着) 


東広島の白石です.
先日高知に出張することがあったので,行きと帰りに愛媛県でかぶせ釣りをしました.
バラシの連続で,参考になるかどうかわかりませんが,とりあえずご報告まで.

高知出張前日の12月5日は,
西条市(旧東予市)河原津(かわらづ)漁港の波止で竿を出しました.
この波止は15年くらい前に私が釣りをやっていた場所で,
祖父と叔父が漁師をやっている漁港ということもあり,
いつかはかぶせ釣りをやってみたいと考えていました.
実家から車で5分程度というのも魅力的です.
餌のカキは,前日に安芸津で採ってきたものを使いました.
波止には14時30分ころ到着.
河原津漁港には2つの波止がありますが,
海に向かって右側の波止は足下で水深が2mくらいしかなかったのでパス.
左側の波止の先端に荷物を運びます.
タックルは

月光波180並継・安物のスピニングリール・道糸3号・ハリス3号・チヌ鈎4号です.

左側の波止先端は海底から約4mが支柱で,まあ,ここに潜られたら終わりだろうな,

と思いつつ,撒き餌をして第1投.5秒くらいで着底.水深3mくらいしかない.
釣れそうにない感じが漂う.当たりもなし.
数投後,餌盗りと思われるかすかな当たりあり.
ボウズ回避と,どんな魚がいるのかを知るために,とりあえずあわせてみる.
しかし鈎に乗らない.しかも浅いので,勢い良くあわせると鈎が顔面を直撃してしまう.
打ち返し続けて20分後,また餌盗りらしき小さな当たり.
しかたない,と思いながらあわせると,予想外の強烈な引き.
これは間違いなく40cm級以上のコブ!
しかし油断していたため,波止下に潜られて根ずれバラシ.

少しやる気が出てくる.また30分くらい打ち返す.
潮はわずかに動いている.
当たり,15cmくらいの子コブ
とりあえず,この波止でのかぶせ初釣果.でも明らかにさっきバラしたのとは違う.
また当たり,15cmくらいの子コブ
しばらくして小さな当たりにあわせると,これまた強烈な引き.
足下で釣っていたので,また波止下に潜られる.
ドラグも緩く,どんどん糸が出ていくが締める暇はない.
波止下を覗き込むようにしながら,出ていくスピード以上で巻取る.
30秒くらい格闘してようやくひっぱり出すことに成功.
43cmのコブダイでした.
暗くなってきたし,満足もしたので,16時30分納竿.
43cmをキープし,両親にコブ料理をふるまいました.
あまりかぶせ向きの波止ではないかもしれませんが,
カキは現地調達可です.

 


出張帰りの12月12日,再度,河原津漁港の波止でかぶせ釣りをしました.
6時半ころカキを採り,前回と同じ場所に入りました.
結果は比較的大きいコブバラシ2回.
昼ごろ,雨+風+リール破損+釣れない=納竿しました.

12月13日は広島に向かって北上しながら,
しまなみ方面でかぶせ釣りをしました.
朝,河原津漁港でカキを採り,
9時頃,伯方島有津の白灯台がある波止に到着.
ここも,近くに祖父母が住んでいたので,なじみの深い場所です.
波止の先端には先客がいたので,先端から10mほどのところに座を構えました.
潮は容赦なく流れています.
それでも時々,流れの向きが変わるときに潮が緩み,
当りがあるのが分かりますが,あわせきれません.
なんとか10時頃,中層の当りをとり,30cmのウマヅラハギをゲット.
11時頃には,巨コブがヒットしました.
10秒ほど格闘したところで,リールのハンドルが折れ,バラシ.
前日800円で購入したものだったのですが...
11時半ころには潮が緩まなくなってきたので移動.

 


12時頃,大三島盛港に到着.
フェリー乗り場右手の波止の先端から10mのところに入りました.
波止から海面までは5mほどと,結構な高さがあります.
潮はほとんど流れていませんでした.
ハンドルの折れたリールの代わりに,調子の悪いリールを使います.
第1投,小さな当りがあるも鈎に乗らず.
数投後,はっきりとした当り.しばらくやり取りするも,
リールの調子が最悪で,根ズレでバラシ.
この後も,まともな当りは4,5回ありましたが,
どれも足元のスリットに潜りこまれて根ズレしました.
16時まで釣って,コブダイ20cm前後3匹(リリース)に終わりました.
次来るときは万全の状態で望みたいものです.

年末年始は愛媛の波方−河原津間や,しまなみ方面で竿を出したいと思います.
以上,東広島の白石@釣りバカ街道まっしぐらでした.


<コメントbyまるさ>

白石さんはまだかぶせ歴が浅いと思いますが,こうやって「何が釣れるじゃろ?」

と期待しながら新しい釣り場を回っている頃が私も一番楽しかったです。これからも

いろんな場所を回ってみてください。コブダイはけっこう浅いところでも釣れます。

アイナメも,福山方面でも水深3〜4mくらいのポイントで良型が出ることもあります。

伯方島の有津は,ハラミの時期にマサさんがチヌを5枚上げた写真が「波止ガイド2」

に出ているので,春がチャンスだと思いますよ。


 

B 西条のムラカミさんからのお便り (2004/12/14着) 


12月12日(日)は満潮まで海越港(たまには違う所いけよ〜)で西京漬用のコブダイ狙い、
引きに入ったら大君港へ移動して晩酌の刺身になる魚狙いの予定で釣行しました。

6:30に到着し、いつものポジションの先端部内向きに釣り座を構える。仕掛けはコブダイ

仕様で筏竿1.8m、バイキング44に道糸ナイロン直結5号、ヒラメ針6号にケブラー補強
満潮の9時頃までチビコブ(35cm)とフグ(25cm)のみで餌取りのアタリも無く魚の活性は

かなり低い状態である。

引き潮での実績が無い海越に見切りをつけ10時には大君へ移動しました。

大君港は外向きはカレイ狙いの投釣りが4組と内向きはチヌ狙いのフカセ釣りの人が2組

いましたが、ここも活性が低いせいか、皆暇そうにしていました。
仕掛けは大君仕様で筏竿1.5m、両軸リールに道糸ナイロン3号、ハリスはカーボン2号に
チヌ針4号
曲がり角の手前、内向き中央部に釣り座を構え、まだ少し早いと思いながら足元でアイナメ

狙いでしばらく打ち返すが全く反応なし。
11時頃に隣のフカセ釣師が45cm前後のチヌを上げたの見て、遠投でのチヌ狙いに切り替える。
しばらく打ち返すと竿先に「カツン」と判りやすいアタリ、竿を持つ手に魚が付いている感覚はある
が、ほとんど抵抗無く上がってきたのはカレイの31cmでした。(お刺身ゲット成功!!)
その後27cmの大きなフグを追加しただけで他の魚の反応が無いため、カレイのみ持ち帰りで
他はリリースして2時前に納竿しました。

 

 

<コメントbyまるさ>

倉橋島はまだアイナメのポイントが未開拓なので,あちら方面へ行かれる皆さんから

はアイナメのお便りをお待ちしてます。ムラカミさんのカレイ31cm,ナイスな型です。

大君は,カレイがけっこう多いですね。ハゲはもう終わりでしょうか?

冬場に一度は行ってみたいポイントです。能美島のこの周辺の波止なら似たような

釣果が期待できるのでは?皆さん,新規開拓もよろしく!

※ ムラカミさんにはカレイとフグのポイント入れておきますので。


 

A 岡山のアサさんからのお便り (2004/12/12着) 


2004年12月12日

忘年会は3回全て参加していますが、いつも無茶苦茶楽しいです。
当然今回も言うこと無し。
さて、忘年会の翌日。
釣行班は2つに分かれました。
1班はコブの釣堀である走島へ。
2班は3年前コブの釣堀であった鞆・平港へ。
走島は平均台さえなければ魅力的なのですが。
二日酔いの状態ではちょっと危険と考え、無難な鞆平港へ行きました。
というよりも、実は単なる寝坊好き班だったりして。
小用地も候補の1つでしたが、コウマさん情報で×。
教えてもらって助かりました。ありがとうございました。

で、結果は。
遠投では全く当たり無し。
台風の影響で海底の状況が変ってしまったのでしょうか?
不思議な程当たりが無く、エサ取りも無し。
真下では辛うじて当たりがあり、釣果はコブ3匹
水深が殆んどない状態でもコブって釣れますね。
竿を出したのは9時過ぎから12時半くらい。

忘年会で食べたコブダイの酢締め、美味かったです。
ってことで、早速今晩コブダイの酢締めを作りました。妻が。
まるささんのレシピの出力は、私が担当しました。ハハハ。

まるささん、俊一さん、みなさん、ありがとうございました。

 

<コメントbyまるさ>

アサさんからの久々のレポートです。

実は私,平港ではまだ竿を出したことがありません。

今年は谷ちゃんの50cmのチヌも上がってますし,福山近辺の

かぶせ釣りの好ポイントだと思います。

ただ根が荒いので,取り込みが難しいですね。

コブの酢締めは作り方も簡単ですし,皆さんもぜひお試しを。

アサさんからは,正月明けに因島の消防署前ほかでの釣果の

レポートが届くことでしょう。


 

@ コウマさんからのお便り (2004/12/6着) 


12/05  6:30〜 7:10 横田港(田島)かぶせ
      7:30〜 8:30 新坊地波止(横島)かぶせ
小潮  満潮  3:50(233) 干潮 10:02(93)(尾道)
今日の釣果 ウマヅラ(29,34cm) 2尾
タックル ブラックチヌ 1.5m チヌジャッカHG 道糸2.5号 ハリス2号 チヌバリ3号

仕事の関係で久々の釣行。
朝外へ出ると暖かだたが風は強い。
こんな風の日にかぶせせんでもエエのにっと思いながら田島へ向う。
目標は”刺身が食いたい!”。

橋の表示は強風注意の10m。風の方向によってはまー大丈夫か!?と安易に横田港波止へ。

先客は1人。太刀魚狙い。既に数匹ゲットの模様。
先端に座を構えたかったが風で止む無く少し戻った外向き。風は背中から相当吹いてくる。

僅かの風が止んだ時に集中!っと思ってたが根がかり連発。こっちにギブアップで移動。

新坊地の曲り角手前は防波堤で風がさえぎられているはずっと思って行ってみたがショック!
風は波止と並行に吹いてやがる。何てこった!これじゃ何処で釣っても同じじゃん。
こんな状況でかぶせをしてもアタリなんかとれやしない。と既に半分あきらめの境地。

先客は2人。曲り角手前と先端より。サビキとちょい投げの模様。
ってなわけで糸が邪魔にならないように間の曲り角少し過ぎたところに座を構える。

数分後手前の人に動きあり。リールを巻いて上がってきたのはモンゴウイカ(と見えた)。
結構良型(胴長20はありそう)。
(イイダコを釣るピンポン玉に引掛けが付いてるやつで掛けてた。)
羨ましい!ワシじゃったらこれでもう帰るのにっと思いながら刺し餌を落とす。
風の強い中しどろもどろになりながらも刺し餌を投入。風が弱くなるのを待つ。
新坊地だけに辛抱!う〜ん寒い。

僅かに風のゆるんだ時に反応有り。エサ取りの様なアタリ。
おいおいこんな風の強い時にこんなアタリじゃ無理よ。
と思いながら糸を手繰って再度刺し餌投入。まだ若干風は弱い。
アワセなければ掛からないの精神で着底後のアタリに備える。
アタリ!アワセるっとのった。手ごたえは・・・ある。
結構エエで。巻き上げるとハゲだ!。
抜きあげようかと思ったが良型のため安全にタモで上げることに。
しかしまー風の強い時の落としダモの操作。しにくい事ったらありゃしない。
やっとこさタモ入れ完了。思わずヨッシャ!風の強い時にこんなのが釣れて超嬉しい。
30弱のウマズラ。
目標の刺身はいけるで。にやけながらスカリを出す。

まだ行けるかも。って次投。底をとろうと思いながら糸を出す。
刺し餌を落としていくが何か途中でとられたみたい。クッソ−。
折角風が弱まってる時に!と思ってしゃくって巻き上げようとすると抵抗が。
アレッ。ひょっとして本命?っと思って巻き上げる。
結構抵抗はあるが底へ底へとは突っ込まない。
上がってきたのは先ほどよりひと回り大きいハゲ。再び落としダモであげる。
ヨッシャ!こりゃ−大きいで。自己新確実。早速計測しようとしたがスケールが無い。
まーエエ。スカリに入れ。再び開始。今度は欲が出てくる。どうせならもう1枚ほしい。
煮付け2皿に刺身1盛り。晩飯が思い浮かぶ。っがそんなに美味しい思いは出来ず。

風がまた強くなる。エサが取られる感覚はわかるがアワセどころが解からん。
そうこうしてると隣に釣り人が入ってくる。時間も時間だし糸が邪魔になるんでおしまいに。

いやーこんな日に短時間で釣果があってしかも美味しいと来れば言う事なし。
帰りの橋の掲示板は風速12m。『ワシって上手くなったんかも?』と錯覚しそう。



<コメントbyまるさ>

きのうの強風ではまずレポートは届くまいと思っていたら,コウマさんから

意外な報告が。あの風の中で,しかもあの坊地新波止でハゲとは,すごい。

あそこはあれだけ水深があるのに冬場はほとんど実績がありませんでした

けど,今年はいけるか?しかし当たり外れも大きいしなー。

ところで,あの波止はけっこう中層にハゲが浮いてくることがあるので,

そういう条件(しかも強風)のときはやはりバイキングの方がいいと思います。

私は来年から,坊地で釣るときはバイキングを使おうと思ってます。

もっとも,バイキングで着底直後の当たりを取るのはまだ慣れてませんが。

今度の忘年会翌日の日曜日は,ゆっくり出かけて田島横島あたりで竿を

出そうかと思っているので,坊地へも行くかな?情報,ありがとうございます。

 

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